JP2003160844A - アルコール系燃料改質器用フェライト系ステンレス鋼 - Google Patents
アルコール系燃料改質器用フェライト系ステンレス鋼Info
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Abstract
ール性を改善し、熱疲労特性にも優れたアルコール系燃
料改質器用フェライト系ステンレス鋼を提供する。 【構成】 このフェライト系ステンレス鋼は、Cr:8
〜25質量%,C:0.03質量%以下,N:0.03質
量%以下,Si:0.10〜2.5質量%,Mn:1.5
質量%以下,S:0.008質量%以下,Al:4.0質
量%以下,必要に応じY,REM(希土類元素),Ca
の1種又は2種以上を合計で0.001〜0.1質量%を
含み、A=Cr+5(Si+Al)と定義されるA値が
13〜60の範囲に調整されている。更にNb:0.0
5〜0.80質量%,Ti:0.03〜0.50質量%,
Mo:0.1〜4.0質量%,Cu:0.1〜4.0質量%
の1種又は2種以上を添加しても良い。
Description
水素を製造する改質器に適したフェライト系ステンレス
鋼に関する。
過を経て電力を発生する装置であり、環境に有害な排ガ
スを発生しないことから自動車等の動力源として有望視
されている。また、小規模なオンサイト発電装置として
も一部ですでに実用化されている。燃料電池の代表的な
燃料として水素が使用されている。水素は、都市ガス
(LNG),石油液化ガス(LPG),ナフサ,メタノ
ール等の炭化水素系燃料を触媒の存在下で改質反応させ
ることにより製造される。なかでも、メタノール,ジメ
チルエーテル等のアルコール系燃料の改質は、反応温度
が低いため起動に要する時間が比較的短い点が長所であ
る。生成した水素は、Sが含まれていないことからも燃
料電池用燃料に適している。
は、水蒸気酸化改質方式,部分酸化改質方式及び両者を
組み合わせた併用改質方式(オートサーマル方式)があ
る。水蒸気改質方式では改質器の温度が300℃程度で
あるため、改質器の構造材として通常のステンレス鋼を
使用しても損傷は軽微であるが、改質に必要な熱量を外
部から供給する必要がある。そのため、起動時は部分酸
化改質やオートサーマル方式で改質し、改質器が昇温し
た段階で水蒸気酸化改質に切り替えるシステムが検討さ
れている。
改質器が600℃程度の高温に上昇することもある。し
かも、多量の水蒸気の他にCO,CO2等を含む酸化性
雰囲気で改質器が稼動されるため、水蒸気酸化や赤スケ
ールが発生しやすい。したがって、改質器用材料には、
当該温度域で加熱・冷却されても初期の機能を損なうこ
とがない優れた耐高温酸化性,耐赤スケール性が要求さ
れる。更には、改質器を搭載した自動車を想定すると、
自動車の走行に応じて改質器の起動停止が繰り返され、
常温〜高温の幅広い温度域で改質器の構造材が加熱・冷
却される。加熱・冷却によって熱歪が蓄積されると、材
料破断に至る虞もある。この点,熱疲労特性に優れてい
ることも、改質器に要求される特性の一つである。
題を解消すべく案出されたものであり、高温水蒸気雰囲
気下で起動・停止を繰り返しても水蒸気酸化や赤スケー
ルが発生せず、長期間にわたって安定条件下の改質反応
が継続されるアルコール系燃料改質器用フェライト系ス
テンレス鋼を提供することを目的とする。
イト系ステンレス鋼は、その目的を達成するため、C
r:8〜25質量%,C:0.03質量%以下,N:0.
03質量%以下,Si:0.10〜2.5質量%,Mn:
1.5質量%以下,S:0.008質量%以下,Al:
4.0質量%以下を含み,残部が実質的にFeの組成を
もち、A=Cr+5(Si+Al)と定義されるA値が
13〜60の範囲に調整されていることを特徴とする。
Y,REM(希土類元素),Caの1種又は2種以上を
合計で0.001〜0.1質量%含むことができる。熱疲
労特性を改善するため、更にNb:0.05〜0.80質
量%,Ti:0.03〜0.50質量%,Mo:0.1〜
4.0質量%,Cu:0.1〜4.0質量%の1種又は2
種以上を添加しても良い。
S430は、通常雰囲気では優れた耐熱・耐食性を呈す
るが、多量の水蒸気及びCO2を含む改質器の高温雰囲
気に曝されると水蒸気酸化,赤スケール化が容易に進行
し、構造材としての機能が損なわれる。SUS430
は、加熱・冷却の繰返しに起因する熱疲労に対しても十
分な耐性を備えていない。そこで、本発明者等は、水蒸
気酸化,赤スケール及び熱疲労の発生メカニズムを材質
面から検討し、SUS430をベースとして種々の合金
成分を添加することによって添加合金成分が水蒸気酸化
及び熱疲労に及ぼす影響を調査した。
よりも損傷が大きい。水蒸気酸化機構は必ずしも明らか
でないが、水蒸気が酸素及び水素に解離して酸化反応を
促進させ、水蒸気が鋼素地に直接到達して酸化を促進さ
せること等によって生じる現象である。また、赤スケー
ルは、Cr系酸化物よりもFe系酸化物の方が優先的に
生成することにより生じる。水蒸気酸化や赤スケールの
発生によって酸化スケールが剥離すると、改質器構造材
としての機能が損なわれ、改質反応が不安定になる。6
00℃程度の高温雰囲気における耐酸化性はCr:8質
量%以上のCr添加で確保されるが、多量の水蒸気,C
O2を含む改質器の雰囲気では水蒸気酸化が進行し、赤
スケールが発生する。本発明においては、所定量のSi
を添加することによって水蒸気酸化や赤スケールを防止
している。
される理由は定かではないが、Si添加によって鋼中の
Cr拡散が促進され、Cr系酸化物が生成しやすく、結
果として酸化皮膜が強化され、H2O,CO2等の酸化性
成分が酸化皮膜を透過して下地鋼に達することが抑止さ
れるものと推察される。酸化皮膜の強化は、下地鋼から
のFe拡散を抑え、赤スケールの発生防止にも有効であ
る。
酸化性,耐赤スケール性の改善に有効である。Y,RE
M,Ca,Alは、酸化皮膜のCr系酸化物に固溶し、
酸化皮膜を強化することによって酸化性成分の透過を抑
制するものと推察される。Nb,Ti,Mo,Cuは、
ステンレス鋼の高温強度、ひいては熱疲労特性を改善す
る。そのため、改質器の稼動・停止に伴って常温〜60
0℃の広範囲で加熱・冷却が繰り返される環境下でも、
熱応力に十分耐え、材料破断を抑制する効果が大きい。
ライト系ステンレス鋼の成分・組成を次のように定め
た。 Cr:8〜25質量% ステンレス鋼に必要な耐食性,耐酸化性を付与する上で
必要な合金成分である。600℃前後における高温耐酸
化性を確保するためには、8質量%以上のCrが必要で
ある。しかし、25質量%を超える過剰量のCrが含ま
れると、フェライト系ステンレス鋼の加工性,低温靭性
を低下させることにもなる。
酸化性,耐赤スケール性に有効なCr量を消費し、高温
特性に有害なCr欠乏層を生成する。このような欠陥発
生は、C,N含有量をそれぞれ0.03質量%以下に規
制することによって防止できる。C,N低減に起因する
鋼材の軟質化は、Si,Nb,Ti,Mo等の添加によ
って抑制できる。なかでも、Nb,Tiは、炭窒化物の
形成により固溶C,N量を減少させるため、C,N含有
量の上限に関する制約も緩和する。
質量%以下 Cr系酸化物の内層に酸化物層を生成することにより酸
化皮膜を強化する作用を呈し、酸化皮膜の環境遮断機能
を改善する上で有効な合金成分である。0.8質量%以
上のSi又はAl添加によって耐水蒸気酸化性の改善効
果が顕著になる。また、A=Cr+5(Si+Al)と
定義されるA値を13以上に調整するとき、酸化皮膜中
のCr系酸化物,Si系酸化物,Al系酸化物が多くな
り、赤スケールの発生原因であるFe系酸化物の濃度が
低下する。しかし、2.5質量%を超えるSi添加,4.
0質量%を超えるAl添加や60を超えるA値では、加
工性,低温靭性が劣化しやすくなる。A値は、溶接性を
考慮するとき上限を30以下(好ましくは、20以下)
に設定する。
合金成分であるが、1.5質量%を超える過剰量のMn
添加は熱間加工性を低下させ,鋼材を硬質化して加工性
にも悪影響を及ぼす。 S:0.008質量%以下 鋼材の熱間加工性を低下させ、溶接高温割れ感受性を高
める有害成分である。そのため、S含有量は低いほど好
ましく、本成分系ではS含有量の上限を0.008質量
%に設定した。
計で0.001〜0.1質量% 何れも必要に応じて添加される合金成分であり、酸化皮
膜中のCr系酸化物に固溶し、酸化皮膜を強化する作用
を呈する。このような効果は、Y,REM(希土類元
素),Caの1種又は2種以上を合計で0.001質量
%以上添加するとき顕著になる。しかし、Y,REM
(希土類元素),Caの合計添加量が0.1質量%を超
えると、鋼材が過度に硬質化すると共に、製造時に表面
疵が生じやすくすなり製造コストの上昇を招く。
Cuは固溶強化、Nb,Tiは析出硬化によってフェラ
イト系ステンレス鋼の高温強度を更に向上させ、熱疲労
特性を改善する。それぞれMo:0.1質量%以上,C
u:0.1質量%以上,Nb:0.05質量%以上,T
i:0.03質量%以上で添加効果が顕著になる。しか
し、過剰量のCuが含まれると熱間加工性が低下し、過
剰量のMo,Nb,Tiが含まれると鋼材が過度に硬質
化するので、それぞれの上限をMo:4.0質量%,C
u:4.0質量%,Nb:0.80質量%,Ti:0.5
0質量%に設定した。
するものではないが、一般的な不純物元素でありP,O
等は可能な限り低減することが好ましい。通常はP:
0.04質量%以下,O:0.02質量%以下に規制さ
れるが、高レベルの加工性や溶接性を確保するために
P,Oを更に厳格に規制する場合もある。また、耐熱性
の改善に有効なW,Ta,V,Zrや熱間加工性の改善
に有効なB,Mg,Co,Ni等の元素も必要に応じて
添加できる。
テンレス鋼を30kg真空溶解炉で溶製し、インゴット
に鋳造した。インゴットを粗圧延した後、熱延,焼鈍酸
洗,冷延,仕上げ焼鈍を経て板厚2.0mmの冷延焼鈍
材を製造した。また、別のインゴットを熱間鍛造,焼鈍
し、外径30mmの丸棒を製造した。
試験片を切り出し、冷延焼鈍板を高温水蒸気酸化試験
に、焼鈍丸棒を熱疲労試験に供した。高温水蒸気酸化試
験では、アルコール系燃料改質器が曝される雰囲気を想
定し、50体積%H2O+20体積%CO2雰囲気を使用
した。当該雰囲気中で試験片を600℃に昇温して25
分保持する加熱と室温まで降温して5分保持する冷却を
1サイクルとし、加熱・冷却を500回繰り返した後で
試験片の重量を測定した。
化が2.0mg/cm2以下を○,2.0mg/cm2を超
える重量変化があったものを×として耐水蒸気酸化性を
評価した。酸化が生じていないものほど、酸化皮膜の環
境遮断機能が強く、耐水蒸気酸化性に優れているといえ
る。また、加熱・冷却後の試験片表面を観察し、赤スケ
ール発生の有無を調査した。熱疲労試験では、自由熱膨
張に相当する歪量を付与(拘束率100%)しながら2
00〜900℃の温度域で試験片を繰返し加熱・冷却し
た。初期の最大引張り応力が3/4まで低下したときの
繰返し数を破損繰返し数と定義し、加熱・冷却を100
0サイクル以上繰り返しても破損しなかった試験片を
○,1000サイクル未満の加熱・冷却で破損繰返し数
に達した試験片を×として熱疲労特性を評価した。
に従った鋼種番号1〜5のフェライト系ステンレス鋼
は、何れも耐水蒸気酸化性,熱疲労特性に優れており、
アルコール系燃料改質器材料としての要求特性を十分に
満足していた。また、試験片の表面に赤スケールが観察
されなかった。他方、鋼種番号6,7のフェライト系ス
テンレス鋼は、高温保持した後での重量変化が多く、水
蒸気酸化,赤スケール発生が進行していた。水蒸気酸
化,赤スケール発生は、Si、Al含有量が不足するた
めに酸化皮膜のCr系酸化物が不安定で、高温保持中に
酸化皮膜を透過したH2O,CO2,SO2等が下地鋼を
アタックしたことによるものと推察される。更には、熱
疲労特性も不足していた。
イト系ステンレス鋼は、Si,Al添加でCr系酸化物
を安定化させた酸化皮膜が表面に形成され、高温雰囲気
に長時間曝された状態でも酸化皮膜が劣化せずに高い環
境遮断機能を発現するため、水蒸気酸化や赤スケール発
生が抑えられる。Si添加は、鋼材の高温強度、ひいて
は熱疲労特性の改善にも有効である。そのため、多量の
H2O,CO2,COを含む高温雰囲気に曝され、しかも
高温〜常温の広い温度域にわたって加熱・冷却が繰り返
されるアルコール系燃料改質器に好適な材料として使用
される。
Claims (3)
- 【請求項1】 Cr:8〜25質量%,C:0.03質
量%以下,N:0.03質量%以下,Si:0.10〜
2.5質量%,Mn:1.5質量%以下,S:0.008
質量%以下,Al:4.0質量%以下を含み,残部が実
質的にFeの組成をもち、A=Cr+5(Si+Al)
と定義されるA値が13〜60の範囲に調整されている
ことを特徴とするアルコール系燃料改質器用フェライト
系ステンレス鋼。 - 【請求項2】 更にY,REM(希土類元素),Caの
1種又は2種以上を合計で0.001〜0.1質量%含む
請求項1記載のアルコール系燃料改質器用フェライト系
ステンレス鋼。 - 【請求項3】 更にNb:0.05〜0.80質量%,T
i:0.03〜0.50質量%,Mo:0.1〜4.0質量
%,Cu:0.1〜4.0質量%の1種又は2種以上を含
む請求項1又は2記載のアルコール系燃料改質器用フェ
ライト系ステンレス鋼。
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