JP2003160055A - パワーステアリングモーターの支持構造 - Google Patents
パワーステアリングモーターの支持構造Info
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Abstract
きくすること。 【解決手段】 ステアリング装置13は、電動式のパワ
ーステアリングモーター14の回転軸がステアリングシ
ャフト15に対して直角に配置されている。ステアリン
グ装置13は、車体側に固定されているクロスメンバ1
6により支持される。クロスメンバ16には、ステアリ
ング装置13を支持するためのコラム支持ブラケット1
7とモーター支持ブラケット18を固定している。モー
ター支持ブラケット18は、パワーステアリングモータ
ー14を介在して、ステアリング装置13の減速ギヤケ
ース23を支持する。
Description
フトに対して、パワーステアリングモーターの回転軸を
直交して配置するタイプのパワーステアリングモーター
の支持構造に関する。
グ装置1を示す。このステアリング装置1は、主として
ステアリングシャフト2、ステアリングコラム3及びス
テアリングホイール4の操舵力を軽減するための電動式
のパワーステアリングモーター5を設けている。ステア
リング装置1は、ステアリングコラム3にアッパーブラ
ケット7を固定し、モーター5を取付けている減速ギヤ
ケース8にロアブラケット9を固定している。ステアリ
ング装置1は、クロスメンバ11に固定した支持ブラケ
ット12に、ブラケット7,9をボルトで締結すること
により、車体側に固定されている。
は、減速ギヤケース8の側部に固定され、モーター5の
回転軸がステアリングシャフト2に対して直角方向に配
置されている。
テアリング装置1は、モーター5の回転軸がステアリン
グシャフト2に直交するという条件を満たせば、ステア
リングシャフト2の回りに任意に配置が可能である。し
かし、実際には上方にステアリング装置1を車体側に固
定するための支持ブラケット12があるため、モーター
5をステアリングシャフト2よりも上側に配置できな
い。また、これを下側に配置すると、運転者からモータ
ー5が見えてしまうという見苦しさや、ペダルの操作時
の障害になるということが考えられ、ステアリングシャ
フト2の側方や側上方に限定される。
装置1の全体の総重量が重くなり、ステアリングシャフ
ト2の回りに大きなモーメントが発生する。また、モー
ター5の固定が減速ギヤケース8のみであるため、振動
が発生するようなこともあり、よりモーター5の支持剛
性を強化することが望まれていた。
で、電動式のパワーステアリングモーターの支持剛性を
大きくするパワーステアリングモーターの支持構造を提
供することを目的とする。
ングシャフトに対して、パワーステアリングモーターの
回転軸を、直角方向に配置したパワーステアリングモー
ターの支持構造において、上記パワーステアリングモー
ターをステアリングシャフトの上側に設けると共に、車
体側にクロスメンバを固定し、該クロスメンバにはモー
ター支持ブラケットを固定し、該モーター支持ブラケッ
トはステアリング装置のギヤケースを支持することを特
徴とするパワーステアリングモーターの支持構造によっ
て達成される。また、上記目的は、ステアリングシャフ
トに対して、パワーステアリングモーターの回転軸を、
直角方向に配置したパワーステアリングモーターの支持
構造において、上記パワーステアリングモーターをステ
アリングシャフトの上側に設けると共に、車体側にクロ
スメンバを固定し、上記パワーステアリングモーターは
上記クロスメンバの前方に位置し、上記クロスメンバに
はモーター支持ブラケットを固定し、該モーター支持ブ
ラケットはステアリング装置のギヤケースを支持するこ
とを特徴とするパワーステアリングモーターの支持構造
によって達成される。
パワーステアリングモーターの支持構造について、図面
を参照しながら説明する。
モーターの支持構造を採用しているステアリング装置1
3を示す。ステアリング装置13は、電動式のパワース
テアリングモーター14の回転軸が、ステアリング装置
の側面から見て、ステアリングシャフト15に対して直
角方向にかつ上下方向に配置されている。ステアリング
装置13は、車体側に固定されているクロスメンバ16
により支持される。この支持構造を説明すると、クロス
メンバ16には、ステアリング装置13を支持するため
のコラム支持ブラケット17とモーター支持ブラケット
18を固定している。
アリングコラム19を支持する。すなわち、ステアリン
グ装置13はステアリングコラム19にL形のアッパー
ブラケット20を取付け、このアッパーブラケット20
をボルト21でコラム支持ブラケット17に取付けるこ
とにより、クロスメンバ16に支持される。他方のステ
アリング装置を支持するモーター支持ブラケット18
は、ステアリング装置13の減速ギヤケース23を支持
する。
に示すように、クロスメンバ16よりも車体の前方側に
位置し、詳しくは、ステアリングシャフト15の延在方
向に対して、パワーステアリングモーター14は、クロ
スメンバ16よりもステアリングホイールの反対側の位
置に配置されている。図2は、モーター14を支持して
いる各構成部品の分解斜視図である。図に示すように、
支持ブラケット18にはゴムシート24の取付用の小孔
18aを3個穿設している。この各小孔18aには、図
3に示すようにゴムシート24の背後に設けている突起
24aが嵌合する。
ング14aの周部には、ゴムシート24の厚さよりもや
や薄いリング14bを固着している。リング14bには
下向きにフック14cを形成し、モーター14を支持ブ
ラケット18に固定する際、このフック14cが図2に
示す支持ブラケット18に形成した切欠き18bに係止
される。
25がモーター14のケーシング14aの周部に装着さ
れ、モーター14は金属製の支持ブラケット18とモー
ター固定ブラケット27とに嵌合されるようにして挟持
される。支持ブラケット18、ゴムシート24及びゴム
パッキン25には、それぞれボルトを通すための孔が穿
設されている。ステアリング装置13は、それらの孔に
ボルト28が挿通され、固定ブラケット27に設けた溶
接ナット27aにボルト28が締結されて、クロスメン
バ16に支持される。
ット18に取付けた状態を示す。図に示すように、モー
ター14を支持ブラケット18に取付けたときには、モ
ーター14と支持ブラケット18との間にゴムシート2
4が介在して取付けられ、モーター14と固定ブラケッ
ト27との間にパッキン25が介在して取付けられる。
ゴムシート24及びゴムパッキン25の肉厚は、モータ
ー14のケーシング14aに、支持ブラケット18と固
定ブラケット27を取付けたときに生じる隙間よりも厚
くし、ボルト28を締結するときに締めしろを作るよう
にする。
テアリングモーターの支持構造の構成について説明した
が、次にその作用、効果について説明する。
ーター14は、ケーシング14aの一端がステアリング
装置13の減速ギヤケース23に取付けられている。ま
た、ケーシング14aの中央では、モーター支持ブラケ
ット18とモーター固定ブラケット27により挟持され
て、クロスメンバ16に支持されている。すなわち、モ
ーター14は2箇所で強固に取付けられているので、支
持剛性が大きくなっている。
グ装置1の減速ギヤケース8側はロアブラケット9によ
り支持されていた。しかし、本実施の形態ではそのロア
ブラケット9の代わりにモーター14を介在してステア
リング装置13を支持するようにしたので、ステアリン
グ装置13の全体がクロスメンバ16に支持される強度
も大きくなった。これにより、ロアブラケット等の変形
により生じるステアリングコラム19の立ち上がり現象
などを抑制することができる。
14bを取付け、さらにリング14bにフック14cを
設け、モーター支持ブラケット18には切欠き18bを
形成している。これらを相互に嵌め合うことにより、ボ
ルト28の緩むようなことがあっても、リング14bと
ともにステアリングコラム19の抜けを防止することが
できる。なお、本実施の形態では、ゴムシート24及び
ゴムパッキン25を介在して、モーター14を支持して
いるので、ボルト28の緩みを防止することができる。
さらに、フック14cはモーター14を組み付けるとき
に、モーター14の位置決め及び支持ブラケット18の
仮止めとなり、作業者の取付作業の負担軽減になる。
異なりステアリングシャフトの側方から上方に配置した
ので、運転席からモーター14が見えることはない。特
に、モーター14がペダル操作時に障害となるようなこ
とは皆無である。
ーター14の支持剛性を大きくするために、モーター1
4を2箇所で取付けている。これにより、モーター14
の振動を軽減することができ、ゴムシート24及びゴム
パッキン25を介在していることから、なお一層、振動
を軽減することができる。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
ーターを取付部材により車体側の固定部に取付けたの
で、モーターの支持剛性が大きくなるとともに、ステア
リング装置の支持剛性も大きくなる。これにより、パワ
ーステアリングモーターの振動を軽減するとともに、ス
テアリング装置の振動も軽減する。また、パワーステア
リングモーターをステアリングシャフトの上部に取付け
たので、運転席から該モーターが見えなくなり、見栄え
の向上になる。
モーターの支持構造におけるステアリング装置に、モー
ターを取付けている状態を示す側面図である。
る。
(モーター内部構造を省略している)を示す縦断面図で
ある。
の、ボルトによる締結部分の断面図である。
を、モーター上方から見た平面図である。
持構造におけるステアリング装置に、モーターを取付け
ている状態を示す側面図である。
けるモーターの配置されている位置を示す正面図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングシャフトに対して、パワー
ステアリングモーターの回転軸を、直角方向に配置した
パワーステアリングモーターの支持構造において、上記
パワーステアリングモーターをステアリングシャフトの
上側に設けると共に、車体側にクロスメンバを固定し、
該クロスメンバにはモーター支持ブラケットを固定し、
該モーター支持ブラケットはステアリング装置のギヤケ
ースを支持することを特徴とするパワーステアリングモ
ーターの支持構造。 - 【請求項2】 上記クロスメンバには上記モーター支持
ブラケットとコラム支持ブラケットとを固定し、該コラ
ム支持ブラケットはステアリングコラムを支持すること
を特徴とする請求項1に記載のパワーステアリングモー
ターの支持構造。 - 【請求項3】 ステアリングシャフトに対して、パワー
ステアリングモーターの回転軸を、直角方向に配置した
パワーステアリングモーターの支持構造において、上記
パワーステアリングモーターをステアリングシャフトの
上側に設けると共に、車体側にクロスメンバを固定し、
上記パワーステアリングモーターは上記クロスメンバの
前方に位置し、上記クロスメンバにはモーター支持ブラ
ケットを固定し、該モーター支持ブラケットはステアリ
ング装置のギヤケースを支持することを特徴とするパワ
ーステアリングモーターの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357651A JP3678230B2 (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | パワーステアリングモーターの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP7322624A Division JPH09156517A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | パワーステアリングモーターの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003160055A true JP2003160055A (ja) | 2003-06-03 |
JP3678230B2 JP3678230B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2002357651A Expired - Fee Related JP3678230B2 (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | パワーステアリングモーターの支持構造 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007196878A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Kioritz Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2013060201A (ja) * | 2012-11-30 | 2013-04-04 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
KR101570884B1 (ko) * | 2009-12-23 | 2015-11-20 | 현대모비스 주식회사 | 전자식 파워스티어링 장치의 댐핑구조 |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002357651A patent/JP3678230B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3678230B2 (ja) | 2005-08-03 |
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