JP2003159985A - 車両用灯具の配光制御システム - Google Patents

車両用灯具の配光制御システム

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JP2003159985A JP2001361410A JP2001361410A JP2003159985A JP 2003159985 A JP2003159985 A JP 2003159985A JP 2001361410 A JP2001361410 A JP 2001361410A JP 2001361410 A JP2001361410 A JP 2001361410A JP 2003159985 A JP2003159985 A JP 2003159985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用灯具の配光制御システムにおいて、車両
用灯具を点灯した車両の走行中に、運転者に対して必要
以上の精神的負担を与えることのないように車両用灯具
の配光パターンを変更する。 【解決手段】ランプ群を点灯した車両が走行する際にラ
ンプ群の配光パターンを変更する場合には、この車両用
灯具の配光制御システムのメイン制御回路は、ステップ
112にて決定した配光パターンにて照明する(ステッ
プ118)前に、配光パターンを変更する旨を報知する
ようになっている(ステップ116)。したがって、運
転者はランプ群10の配光パターンがいつ、どのように
変更されるかを事前に把握できるので、ランプ群10の
配光パターンの変更を常に意識する必要がなくなるた
め、運転者に対して必要以上の精神的負担を与えること
を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばヘッドライトな
どの車両用灯具の配光を制御する配光制御システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムとして、例えば
特公平7−71908号公報に示されているように、車
両の走行中、車両の進行方向もしくは走行環境に応じて
灯具の照射領域を制御することにより、運転者の視野を
常に良好に確保しようとしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来シス
テムにおいては、運転者は車両用灯具の配光パターンが
いつ、どのように変更されるかを事前に把握できないの
で、車両用灯具の配光パターンの変更をも意識しなけれ
ばならず、このために運転者に対して必要以上の精神的
負担を与えるという問題があった。
【0004】
【発明の概要】本発明の目的は、車両用灯具を点灯した
車両の走行中に、運転者に対して必要以上の精神的負担
を与えることのないように配光パターンを変更する車両
用灯具の配光制御システムを提供することにある。
【0005】本発明の構成上の特徴は、車両の走行中に
同車両に付設される灯具の配光パターンを決定する配光
パターン決定手段と、この配光パターン決定手段により
決定された配光パターンにて灯具を制御する配光制御手
段とを備えた車両用灯具の配光制御システムにおいて、
配光パターン決定手段により決定された配光パターンが
それまでの配光パターンと異なっていた場合に、配光パ
ターンを変更する旨を報知する配光パターン変更報知手
段を備えたことにある。
【0006】これによれば、車両用灯具を点灯した車両
が走行する際に車両用灯具の配光を変更する場合には、
配光パターン変更報知手段が配光パターンを変更する旨
を報知することとなる。したがって、運転者は車両用灯
具の配光パターンの変更を事前に把握できるので、車両
用灯具の配光パターンの変更を常に意識する必要がなく
なるため、運転者に対して必要以上の精神的負担を与え
ることを回避することができる。
【0007】また、上述した発明においては、配光制御
手段は、配光パターン決定手段が配光パターンを決定し
た時点から所定時間経過後に、決定された配光パターン
にて灯具を制御し、配光パターン変更報知手段は、配光
制御手段により灯具の配光パターンを変更する前に、配
光パターンを変更する旨を報知することが好ましい。
【0008】これによれば、車両用灯具を点灯した車両
が走行する際に車両用灯具の配光を変更する場合には、
配光制御手段が、配光パターン決定手段により先に決定
された配光パターンにて車両用灯具を制御する前に、配
光パターン変更報知手段が配光パターンを変更する旨を
報知することとなる。したがって、運転者は車両用灯具
の配光パターンがいつ、どのように変更されるかを事前
に把握できるので、車両用灯具の配光パターンの変更を
常に意識する必要がなくなるため、運転者に対して必要
以上の精神的負担を与えることを回避することができ
る。
【0009】本発明の構成上の他の特徴は、道路地図を
記憶した地図データベースに記憶されている道路上にて
車両の現在位置を特定する現在位置特定手段と、車両に
付設される灯具の配光パターンを、現在位置特定手段に
より特定された車両の現在位置に基づいて、地図データ
ベースに記憶されている道路上の車両の通行が予測され
る車両通過地点について決定する配光パターン決定手段
と、現在位置特定手段により特定された道路上の車両の
現在位置に基づいて、第1の所定時間後に到達する車両
の予測位置を第1予測位置として道路上にて特定する第
1予測位置特定手段と、この第1予測位置特定手段によ
り特定された車両の第1予測位置が車両通過地点に到達
した際に、この車両通過地点に対して決定されている配
光パターンにて灯具を制御する配光制御手段とを備えた
車両用灯具の配光制御システムにおいて、車両通過地点
に対して決定されている配光パターンが、それまでの配
光パターンと異なる場合には、配光パターンを変更する
旨を報知する配光パターン変更報知手段とを備えたこと
にある。
【0010】これによれば、車両用灯具を点灯した車両
が走行する際、車両の第1予測位置が車両通過地点に到
達する毎に、この車両通過地点に対して決定されている
配光パターンにて灯具を制御する。このとき、車両通過
地点に対して決定されている配光パターンが、それまで
の配光パターンと異なる場合には、配光パターン変更報
知手段が配光パターンを変更する旨を報知することとな
る。したがって、運転者は車両用灯具の配光パターンの
変更を事前に把握できるので、車両用灯具の配光パター
ンの変更を常に意識する必要がなくなるため、運転者に
対して必要以上の精神的負担を与えることを回避するこ
とができる。
【0011】また、前述した発明においては、現在位置
特定手段により特定された道路上の車両の現在位置に基
づいて、第1の所定時間より大きい第2の所定時間後に
到達する車両の予測位置を第2予測位置として道路上に
て特定する第2予測位置特定手段を有し、配光パターン
変更報知手段は、第2予測位置が車両通過地点に到達し
た際に、この車両通過地点に対して決定されている配光
パターンが、それまでの配光パターンと異なる場合に
は、配光パターンを変更する旨を報知することが好まし
い。
【0012】これによれば、車両用灯具を点灯した車両
が走行する際、車両の現在位置に対して第1予測位置よ
り遠くに位置する車両の第2予測位置が車両通過地点に
到達する毎に、この車両通過地点に対する配光パターン
とそれまでの配光パターンとを比較して、この比較結果
が異なる場合には、配光パターン変更報知手段が配光パ
ターンを変更する旨を報知することとなる。すなわち、
配光を切り換える際には、配光制御手段が配光パターン
決定手段により先に決定された配光パターンにて車両用
灯具を制御する前に、配光パターン変更報知手段が配光
パターンを変更する旨を報知することとなる。したがっ
て、運転者は車両用灯具の配光パターンがいつ、どのよ
うに変更されるかを事前に把握できるので、車両用灯具
の配光パターンの変更を常に意識する必要がなくなるた
め、運転者に対して必要以上の精神的負担を与えること
を回避することができる。
【0013】本発明においては、車両用灯具の配光制御
システムに発生した異常を検出するフェール検出手段
と、このフェール検出手段によりフェールが検出される
と、少なくとも配光制御手段の制御を中止し、配光制御
手段の制御が中止されている旨を報知するフェール報知
手段を備えるようにしてもよい。これによれば、車両用
灯具を点灯した車両が走行する際にフェールが発生した
場合には、実際に報知しようとしている配光パターンと
は異なる配光パターンを誤って報知することを防止する
こととなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1に示した車両用灯具
の配光制御システムは、ランプ群10の配光を配光制御
回路20により制御するものであり、車両に搭載された
ナビゲーション(経路誘導)システム30を一部兼用し
て構成されている。
【0015】ランプ群10は、車両の前部に付設された
ヘッドランプ、フォグランプ、コーナーランプなどの複
数のランプにより構成されて車両の前方から側方を照射
する(少なくとも車両の進行方向を照明する)ものであ
り、各ランプの光軸方向、照射範囲、又は光量などの変
化や点灯するランプの数の増減によって全体の配光を変
化させられるようになっている。なお、前述したランプ
は車両の前部に付設されたものに限られるものでなく、
車両の前部以外の部分に付設されたものでもよい。配光
制御回路20とナビゲーションシステム30のメイン制
御回路31とは、配光に関する情報を示す信号に基づき
相互通信を行い、ランプ群10の配光を制御する。配光
制御回路20には、ランプ群10の点灯を指示するため
の点灯スイッチ41が接続されている。
【0016】ナビゲーションシステム30は、それぞれ
メイン制御回路31に接続された操作部32、表示部3
8、スピーカ39、地図データベース33、GPS(Gl
obalPositioning System)受信器34、方位センサ3
5、車速センサ36、及びVICS(Vehicle Informat
ion & Communication System)受信器37を備えてい
る。操作部32は、目的地の指示時などに運転者により
操作されるものである。表示部38は運転者に対し必要
な案内情報を画面表示するものであり、スピーカ39は
同案内情報を音声により出力するものである。
【0017】地図データベース33は道路地図データを
記憶しているものであり、主には道路の位置及び形状を
複数のノード(節点)及び該各ノードを結ぶ複数のリン
ク(線分)により記憶したものである。GPS受信器3
4は、GPS衛星から発信された車両の現在位置を表す
GPS信号を受信するものである。方位センサ35は、
車両の向いている方向を検出するものである。車速セン
サ36は、車両の速度を検出するものである。VICS
受信器37は、FM多重、電波ビーコン、光ビーコンな
どによる路車間通信によって、車両の走行路の交通量な
どの道路交通情報を表すVICS信号を受信するもので
ある。
【0018】メイン制御回路31は、操作部32におけ
る運転者による指示操作、地図データベース33に記憶
されている道路地図データ、GPS及びVICS受信器
34,37により受信されたGPS及びVICS信号、
並びに各センサ35,36による検出に基づき図2に示
したフローチャートに対応したプログラムを実行し、ナ
ビゲーションシステムとしての処理を行うとともに、ラ
ンプ群10の配光を決定して配光制御回路20に対し指
示信号を出力するものである。
【0019】次に、上記のように構成した配光制御シス
テムの動作を図2のフローチャートに沿って説明する。
最初、図示しない車両のイグニッションスイッチがオン
操作されると、メイン制御回路31は、ステップ100
にてプログラムの実行を開始し、以後、ステップ102
〜118からなる循環処理を繰返し実行し続ける。
【0020】メイン制御回路31は、まず、ステップ1
02にて、上記運転者の指示操作を表す信号、道路地図
データ、GPS及びVICS信号、並びに各検出信号を
それぞれ入力する。そして、ステップ104にて、マッ
プマッチング処理を実行する。マップマッチング処理と
は、上記入力したGPS信号及び各検出信号に基づいて
車両の現在位置を算出し、同算出した現在位置を道路地
図データと整合させることにより、道路地図データによ
り表されるいずれかの道路上に車両の現在位置を特定す
る処理である。なお、同処理は、プログラムの進行を止
めることなく上記循環処理中に繰返し実行されるもので
あり、算出した車両の現在位置が道路地図データと整合
せず道路地図データにより表される道路上に車両の現在
位置を特定できなかった場合にも、同処理を未完のまま
プログラムは次のステップ106以降へ進められるよう
になっている。
【0021】ステップ106においては、マップマッチ
ング処理により特定された車両の現在位置、並びに上記
入力された運転者の指示操作を表す信号、道路地図デー
タ、及びVICS信号に基づいて、車両の目的地までの
経路を算出して運転者に対し案内するなど、ナビゲーシ
ョンシステムとしての処理(ナビゲーション処理)を実
行する。
【0022】ステップ108においては、マップマッチ
ング処理が完了しているか否かを判定する。このとき、
マップマッチング処理が未完であった場合、すなわち算
出した車両の現在位置が道路地図データと整合せず道路
地図データにより表される道路上に車両の現在位置を特
定できていなかった場合、メイン制御回路31は、「N
O」との判定のもとにプログラムをステップ102へ戻
す。一方、このときマップマッチング処理が完了してい
れば、メイン制御回路31は「YES」との判定のもと
にプログラムをステップ110以降へ進める。
【0023】ステップ110においては、点灯スイッチ
41がオン状態であるか否かを判定する。このとき、運
転者によってランプ群10の点灯が指示されておらず点
灯スイッチ41がオフ状態であれば、メイン制御回路3
1は「NO」と判定してプログラムをステップ102へ
戻す。一方、このとき運転者によってランプ群10の点
灯が指示されていて点灯スイッチ41がオン状態であれ
ば、メイン制御回路31は、「YES」と判定してプロ
グラムをステップ112以降へ進め、配光制御のための
処理の実行を開始する。
【0024】ステップ112においては、道路地図デー
タベース33に記憶されている道路地図データ及び前記
ステップ104のマップマッチング処理により特定され
た車両の現在位置に基づいて、道路地図データベース3
3に記憶されている道路上の所定地点に対するランプ群
10の配光パターンを決定する。この所定地点とは、走
行中の車両が所定時間経過後に到達する地点、すなわち
道路地図データベース33に記憶されている道路上の車
両の現在地点から車両の進行方向へ所定距離だけ離れた
地点のことである。ランプ群の配光パターンとは、ラン
プ群10の照射方向および照射範囲を表すもののことで
ある。
【0025】ステップ114においては、前述したステ
ップ112の配光パターン決定処理により決定された配
光パターンがそれまでに決定されていた配光パターンと
異なっているか否か、すなわちランプ群10の配光を切
り換えるか否かを判定する。
【0026】このとき、配光パターンが異なっていない
場合には、メイン制御回路31は、プログラムをステッ
プ118に進め、ステップ118にて、前述した配光パ
ターンを決定した時点から所定時間経過後に、この決定
された配光パターンにて照明する処理を実行する。具体
的には、メイン制御回路31は、前述した配光パターン
を決定した時点から所定時間経過後に、同決定した配光
パターンを表す信号を配光制御回路20に出力する。こ
れに応じて、配光制御回路20はランプ群10を制御す
るようになっている。そして、この処理後、メイン制御
回路31はプログラムをステップ102へ戻す。
【0027】一方、配光パターンが異なっている場合に
は、メイン制御回路31は、プログラムをステップ11
6に進め、ステップ116にて、配光パターンを変更す
る旨を報知する処理を実行する。そして、メイン制御回
路31はプログラムをステップ118に進め、ステップ
118にて上述した処理を実行し、その後プログラムを
ステップ102へ戻す。これにより、メイン制御回路3
1は、配光パターンを決定した時点から所定時間経過後
にランプ群10を同配光パターンにて照明させるが、そ
の前に配光パターンを変更する旨を報知することとな
る。
【0028】なお、ステップ116にて実行される報知
の方法としては、例えば表示部38に表示する方法、ス
ピーカ39から音声を出力する方法が挙げられる。前者
の場合には、図3に示すように、表示部38の画面の一
部(例えば画面の右上隅)に上述のように決定された配
光パターンに応じて決定される表示パターンを表示する
ようになっている。この表示パターンは、配光パターン
を表すものであり、例えば図4(a)〜(g)に示すよ
うなものがある。また、後者の場合には、上述のように
決定された配光パターンに応じた音声メッセージをスピ
ーカ39から出力するようになっている。この音声メッ
セージは、道路形状、走行区域に応じた配光パターンを
表すものであり、例えば車両の前方に左コーナがある場
合には、「この先カーブです。ライトを左にふりま
す。」というアナウンスが出力され、車両の前方に左折
しようとしている交差点がある場合には、「この先交差
点です。ライトを広げます。」というアナウンスが出力
されるようになっている。また、ステップ116にて実
行される報知の方法としては、上述した方法のうちのい
ずれか一つを採用して行ってもよいし、両方を採用して
行ってもよい。
【0029】さらに上述した配光制御システムを使用し
て車両が走行する場合を具体的な例を挙げて説明する。
【0030】1.車両が直進路から右曲路に進入する場
合 図5に示すように、前方を照明する配光パターンPsに
て照明しながら直進路を走行中の車両CがW地点に到達
すると、この到達した時点から所定時間経過後に到達す
るZ地点(右曲路となる地点)におけるランプ群10の
配光パターン(右前方を照明する配光パターンPr)を
決定する。その後、Z地点より手前のX地点に到達した
車両Cは配光パターンを変更する旨を上述のように報知
する。例えば、車両が右曲路に差し掛かる状態を示す表
示パターン(図4(d)参照)を表示部38に表示す
る。そして、よりZ地点に近いY地点に到達した車両C
(右曲路に差し掛かる手前の車両C)は、配光パターン
Prに変更して照明する。その後、車両Cは右曲路に進
入する。
【0031】2.車両が左曲路から直進路に進入する場
合 図6に示すように、左前方を照明する配光パターンPl
にて照明しながら左曲路を走行中の車両CがW地点に到
達すると、この到達した時点から所定時間経過後に到達
するZ地点(直進路となる地点)におけるランプ群10
の配光パターン(前方を照明する配光パターンPs)を
決定する。その後、Z地点より手前のX地点に到達した
車両Cは配光パターンを変更する旨を上述のように報知
する。例えば、車両が郊外を走行している状態を示す表
示パターン(図4(a)参照)を表示部38に表示す
る。そして、よりZ地点に近いY地点に到達した車両C
(直進路に差し掛かる手前の車両C)は、配光パターン
Psに変更して照明する。その後、車両Cは直進路に進
入する。
【0032】3.車両が非市街化区域(郊外)から市街
化区域に進入する場合 図7に示すように、前方を照明する配光パターンPsに
て照明しながら郊外(直進路)を走行中の車両CがW地
点に到達すると、この到達した時点から所定時間経過後
に到達するZ地点(市街化区域となる地点)におけるラ
ンプ群10の配光パターン(前方を広く照明する配光パ
ターンPw)を決定する。その後、Z地点より手前のX
地点に到達した車両Cは配光パターンを変更する旨を上
述のように報知する。例えば、車両が市街化区域(市街
地)を走行している状態を示す表示パターン(図4
(b)参照)を表示部38に表示する。そして、よりZ
地点に近いY地点に到達した車両C(市街化区域に差し
掛かる手前の車両C)は、配光パターンPwに変更して
照明する。その後、車両Cは市街化区域に進入する。
【0033】4.車両が交差点に進入する場合 図8に示すように、前方を照明する配光パターンPsに
て照明しながら直進路を走行中の車両CがW地点に到達
すると、この到達した時点から所定時間経過後に到達す
るZ地点(交差点となる地点)におけるランプ群10の
配光パターン(前方および側方を広く照明する配光パタ
ーンPc)を決定する。その後、Z地点より手前のX地
点に到達した車両Cは配光パターンを変更する旨を上述
のように報知する。例えば、車両が交差点に差し掛かる
状態を示す表示パターン(図4(e)参照)を表示部3
8に表示する。そして、よりZ地点に近いY地点に到達
した車両C(交差点に差し掛かる手前の車両C)は、配
光パターンPcに変更して照明する。その後、車両Cは
交差点に進入する。
【0034】上述した説明から理解できるように、この
実施の形態においては、ランプ群10を点灯した車両が
走行する際にランプ群10の配光パターンを変更する場
合には、メイン制御回路31は、ステップ112にて決
定した配光パターンにて照明する(ステップ118)前
に、配光パターンを変更する旨を報知するようになって
いる(ステップ116)。したがって、運転者はランプ
群10の配光パターンがいつ、どのように変更されるか
を事前に把握できるので、ランプ群10の配光パターン
の変更を常に意識する必要がなくなるため、運転者に対
して必要以上の精神的負担を与えることを回避すること
ができる。
【0035】次に、本発明の変形例について図面を参照
して説明する。この場合、上述した実施の形態において
は、ランプ群10の配光に変更がある場合に、同配光に
て照明する前に配光を変更する旨を事前報知するため
に、メイン制御回路31が図2に示すフローチャートの
ステップ112〜ステップ118の処理を実施していた
が、これに代えて、メイン制御回路31が図9に示すフ
ローチャートのステップ200〜ステップ212の処理
を実施するようにしている。なお、上述した実施の形態
と同一な構成および処理には同一符号を付してその説明
を省略する。
【0036】上述した実施の形態と同様に構成した配光
制御システムの動作を図9のフローチャートに沿って説
明する。最初、図示しない車両のイグニッションスイッ
チがオン操作されると、メイン制御回路31は、ステッ
プ100にてプログラムの実行を開始し、以後、ステッ
プ102〜110,200〜212からなる循環処理を
繰返し実行し続ける。
【0037】メイン制御回路31は、上述した実施の形
態と同様にステップ102〜110の処理を実行する。
その後、運転者によってランプ群10の点灯が指示され
ていて点灯スイッチ41がオン状態であれば、メイン制
御回路31は、「YES」と判定してプログラムをステ
ップ200以降へ進め、配光制御のための処理の実行を
開始する。
【0038】ステップ200においては、車両に付設さ
れて進行方向を照明するランプ群10の配光パターン
を、前記ステップ104のマップマッチング処理により
特定された車両の現在位置に基づいて、地図データベー
ス33に記憶されている道路上の車両の通行が予測され
る複数の車両通過地点についてそれぞれ決定する。
【0039】ステップ202においては、まず前記ステ
ップ104のマップマッチング処理により特定された地
図データベース33に記憶されている道路上の車両の現
在位置に基づいて、後述する第1の所定時間(例えば
2.5秒)より大きい第2の所定時間(例えば10秒)
後の予測位置を車両の第2予測位置として道路上にて特
定する。そして、車両の進行に伴いその第2予測位置を
随時更新しながら、その第2予測位置が新たな車両通過
地点に到達したか否かを繰り返し判定し続ける。ただ
し、この処理は、プログラムの進行を止めることなく、
上記ステップ102〜110,200〜212からなる
循環処理中に繰り返し実行されるものである。車両の第
2予測位置が新たな車両通過地点に到達していなけれ
ば、メイン制御回路31は、「NO」との判定のもとに
プログラムをステップ208以降へ進め、次回の同ステ
ップ202の実行時に第2予測位置を更新した上で再び
同様の判定を行うようにする。この繰り返しにより、メ
イン制御回路31は車両の第2予測位置が新たな車両通
過地点に到達するのを待つ。
【0040】上記循環処理中、第2予測位置が新たな車
両通過地点に到達した場合、メイン制御回路31は、
「YES」との判定のもとにプログラムをステップ20
4以降へ進める。ステップ204においては、車両の第
2予測位置が到達した新たな車両通過地点に対して決定
されている配光パターンが、前回の車両通過地点に対し
て決定されている配光パターンと異なっているか否か、
すなわちランプ群10の配光を切り換えるか否かを判定
する。このとき、配光パターンが異なっていない場合に
は、メイン制御回路31は、「NO」との判定のもとに
プログラムをステップ208以降へ進める。
【0041】一方、このとき配光パターンが異なってい
る場合には、メイン制御回路31は、「YES」との判
定のもとにプログラムをステップ206以降へ進め、ス
テップ206にて、上述した実施の形態におけるステッ
プ116と同様に配光パターンを変更する旨を報知する
処理を実行する。その後、メイン制御回路31はプログ
ラムをステップ208に進める。
【0042】ステップ208においては、まず前記ステ
ップ104のマップマッチング処理により特定された地
図データベース33に記憶されている道路上の車両の現
在位置に基づいて、第1の所定時間(例えば2.5秒)
後の予測位置を車両の第1予測位置として道路上にて特
定する。そして、車両の進行に伴いその第1予測位置を
随時更新しながら、その第1予測位置が新たな車両通過
地点に到達したか否かを繰り返し判定し続ける。ただ
し、この処理は、プログラムの進行を止めることなく、
上記ステップ102〜110,200〜212からなる
循環処理中に繰り返し実行されるものである。車両の第
1予測位置が新たな車両通過地点に到達していなけれ
ば、メイン制御回路31は、配光の変更制御を実行する
ことなくそのまま一旦プログラムをステップ102に戻
し、次回の同ステップ208の実行時に第1予測位置を
更新した上で再び同様の判定を行うようにする。この繰
り返しにより、メイン制御回路31は車両の第1予測位
置が新たな車両通過地点に到達するのを待つ。
【0043】上記循環処理中、第1予測位置が新たな車
両通過地点に到達すると、メイン制御回路31は、「Y
ES」との判定のもとにプログラムをステップ210以
降へ進める。ステップ210においては、上記ステップ
200にて処理された新たな車両通過地点に対して決定
されている配光パターンにて照明する。
【0044】これにより、車両の進行に伴い車両の第1
予測位置が到達した新たな車両通過地点に対して決定さ
れている配光パターンが、前回到達した車両通過地点に
対して決定されている配光パターンと異なっていない場
合には、ランプ群10の配光を切り換える必要がないの
で、メイン制御回路31は、前回の車両通過地点と同じ
配光パターンにて照明するようにランプ群10を制御す
るとともに、それまでと同じ表示パターンを表示部38
の画面に表示する。一方、前回到達した車両通過地点に
対して決定されている配光パターンと異なっている場合
には、ランプ群10の配光を切り換える必要があるの
で、メイン制御回路31は、前回の車両通過地点での配
光パターンと異なる新たな配光パターンにて照明するよ
うにランプ群10を制御するとともに、それまで表示さ
れていた表示パターンに代えて新たに決定された表示パ
ターンを表示部38の画面に表示する。
【0045】さらに前述した配光制御システムを使用し
て車両が走行する場合を具体的な例を挙げて説明する。
【0046】1.車両が直進路から右曲路に進入する場
合 図5に示すように、前方を照明する配光パターンPsに
て照明しながら直進路を走行中の車両CがX地点に到達
すると、すなわち車両Cの第2予測位置がZ地点(右曲
路となる地点)に到達すると、Z地点に対して決定され
ている配光パターン(右前方を照明する配光パターンP
r)がそれまでのものと異なるので、配光パターンを変
更する旨を報知する。その後、車両CがよりZ地点に近
いY地点に到達すると、すなわち車両Cの第1予測位置
がZ地点に到達すると、配光パターンPrに変更して照
明する。その後、車両Cは右曲路に進入する。
【0047】2.車両が左曲路から直進路に進入する場
合 図6に示すように、左前方を照明する配光パターンPl
にて照明しながら左曲路を走行中の車両CがX地点に到
達すると、すなわち車両Cの第2予測位置がZ地点(直
進路となる地点)に到達すると、Z地点に対して決定さ
れている配光パターン(前方を照明する配光パターンP
s)がそれまでのものと異なるので、配光パターンを変
更する旨を報知する。その後、車両CがよりZ地点に近
いY地点に到達すると、すなわち車両Cの第1予測位置
がZ地点に到達すると、配光パターンPsに変更して照
明する。その後、車両Cは直進路に進入する。
【0048】3.車両が非市街化区域(郊外)から市街
化区域に進入する場合 図7に示すように、前方を照明する配光パターンPsに
て照明しながら郊外(直進路)を走行中の車両CがX地
点に到達すると、すなわち車両Cの第2予測位置がZ地
点(市街化区域となる地点)に到達すると、Z地点に対
して決定されている配光パターン(前方を広く照明する
配光パターンPw)がそれまでのものと異なるので、配
光パターンを変更する旨を報知する。その後、車両Cが
よりZ地点に近いY地点に到達すると、すなわち車両C
の第1予測位置がZ地点に到達すると、配光パターンP
wに変更して照明する。その後、車両Cは市街化区域に
進入する。
【0049】4.車両が交差点に進入する場合 図8に示すように、前方を照明する配光パターンPsに
て照明しながら直進路を走行中の車両CがW地点に到達
すると、すなわち車両Cの第2予測位置がZ地点(交差
点となる地点)に到達すると、Z地点に対して決定され
ている配光パターン(前方および側方を広く照明する配
光パターンPc)がそれまでのものと異なるので、配光
パターンを変更する旨を報知する。その後、車両Cがよ
りZ地点に近いY地点に到達すると、すなわち車両Cの
第1予測位置がZ地点に到達すると、配光パターンPc
に変更して照明する。その後、車両Cは交差点に進入す
る。
【0050】上述した説明から理解できるように、この
変形例においては、ランプ群10を点灯した車両が走行
する際、車両の第1予測位置が新たな車両通過地点に到
達する毎に、この新たな車両通過地点に対して決定され
ている配光パターンにて照明することとなる(ステップ
208,210)。一方、車両の現在位置に対して第1
予測位置より遠くに位置する車両の第2予測位置が新た
な車両通過地点に到達する毎に、この新たな車両通過地
点に対する配光パターンと前回到達した車両通過地点に
対する配光パターンとを比較して異なる場合には(ステ
ップ202,204)、ステップ206の処理により配
光パターンを変更する旨を報知することとなる。すなわ
ち、ランプ群10を点灯した車両が走行する際にランプ
群10の配光パターンを変更する場合には、メイン制御
回路31は、ステップ200にて決定されている配光パ
ターンにて照明する(ステップ210)前に、配光パタ
ーンを変更する旨を報知するようになっている(ステッ
プ206)。したがって、運転者はランプ群10の配光
パターンがいつ、どのように変更されるかを事前に把握
できるので、ランプ群10の配光パターンの変更を常に
意識する必要がなくなるため、運転者に対して必要以上
の精神的負担を与えることを回避することができる。
【0051】なお、上述した実施の形態および変形例に
おいて、ランプ群10を点灯した車両が走行しながら上
述した各処理を実施している間に、フェールが発生した
場合には、例えばメイン制御回路31と配光制御回路2
0との通信に不具合が発生し、または配光制御回路20
に不具合が発生した場合には、その旨を報知するように
してもよい。具体的には、ランプ群10を点灯した車両
が走行しながら上述した各処理を実施している間に、メ
イン制御回路31は、通信可能判定手段により配光制御
回路20との通信が可能か否かを判定するとともに、配
光制御回路不具合検出手段により配光制御回路20の不
具合の発生を検出を繰り返し実行している。この間にメ
イン制御回路31と配光制御回路20との通信に不具合
が発生し、または配光制御回路20に不具合が発生する
と、メイン制御回路31は、通信可能判定手段により配
光制御回路20との通信が不能であるとを判定し、また
は配光制御回路不具合検出手段により配光制御回路20
の不具合の発生を検出し、上述した配光制御が中止され
ている旨を報知する。
【0052】なお、この報知の方法としては、上述した
ステップ116の処理と同様に例えば表示部38に表示
する方法、スピーカ39から音声を出力する方法が挙げ
られる。前者の場合には、図3に示すように、表示部3
8の画面の一部(例えば画面の右上隅)に図4(g)に
示す表示パターンを表示するようになっている。この表
示パターンは、配光パターンを表すものではなく、配光
制御が中止されていることを表すものである。また、後
者の場合には、配光制御が中止されている旨をスピーカ
39から出力するようになっている。報知する場合、上
述した方法のうちのいずれか一つを採用して行ってもよ
いし、両方を採用して行ってもよい。
【0053】これによれば、ランプ群10を点灯した車
両が走行しながら上述した各処理を実施している間に、
フェールが発生した場合に、これによる実際に報知しよ
うとしている配光パターンとは異なる配光パターンを誤
って報知することを防止することとなる。
【0054】また、上述した実施の形態および変形例に
おいては、配光パターンを変更する際、その旨を表示す
ることにより報知する場合に、ナビゲーションシステム
の表示部38の画面に配光パターンに応じた表示パター
ンを表示するようにしたが、ナビゲーションシステムの
表示部38以外の部分(例えばインストルメントパネル
の一部分、コンビネーションメータの一部分)に表示パ
ターンを表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る車両用灯具の配
光制御システムの全体概略図である。
【図2】 図1のメイン制御回路にて実行されるプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図3】 図1の表示部の画面に表示パターンを表示し
た表示部の正面図である。
【図4】 (a)は車両が郊外を走行している状態を表
す表示パターンを示す図であり、(b)は車両が市街地
を走行している状態を表す表示パターンを示す図であ
り、(c)は車両が左カーブに差し掛かる状態を表す表
示パターンを示す図であり、(d)は車両が右カーブに
差し掛かる状態を表す表示パターンを示す図であり、
(e)は車両が交差点に差し掛かる状態を表す表示パタ
ーンを示す図であり、(f)は車両がトンネルに差し掛
かる状態を表す表示パターンを示す図であり、(g)は
報知制御の実施が中止されていることを表す表示パター
ンを示す図である。
【図5】 車両が直進路から右曲路に進入する場合を示
す図である。
【図6】 車両が左曲路から直進路に進入する場合を示
す図である。
【図7】 車両が非市街化区域(郊外)から市街化区域
に進入する場合を示す図である。
【図8】 車両が交差点に進入する場合を示す図であ
る。
【図9】 図1のメイン制御回路にて実行されるプログ
ラムの変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ランプ群、20…配光制御回路、30…ナビゲー
ションシステム、31…メイン制御回路、33…地図デ
ータベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎窓 利博 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 田中 悟 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 小林 正自 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 3K039 AA08 CC01 DC01 GA00 JA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の走行中に同車両に付設される灯具の
    配光パターンを決定する配光パターン決定手段と、 該配光パターン決定手段により決定された配光パターン
    にて前記灯具を制御する配光制御手段とを備えた車両用
    灯具の配光制御システムにおいて、 前記配光パターン決定手段により決定された配光パター
    ンがそれまでの配光パターンと異なっていた場合に、配
    光パターンを変更する旨を報知する配光パターン変更報
    知手段を備えたことを特徴とする車両用灯具の配光制御
    システム。
  2. 【請求項2】前記配光制御手段は、前記配光パターン決
    定手段が配光パターンを決定した時点から所定時間経過
    後に、前記決定された配光パターンにて前記灯具を制御
    し、 前記配光パターン変更報知手段は、前記配光制御手段に
    より前記灯具の配光パターンを変更する前に、配光パタ
    ーンを変更する旨を報知することを特徴とする請求項1
    に記載の車両用灯具の配光制御システム。
  3. 【請求項3】道路地図を記憶した地図データベースに記
    憶されている道路上にて車両の現在位置を特定する現在
    位置特定手段と、 前記車両に付設される灯具の配光パターンを、前記現在
    位置特定手段により特定された前記車両の現在位置に基
    づいて、前記地図データベースに記憶されている道路上
    の前記車両の通行が予測される車両通過地点について決
    定する配光パターン決定手段と、 前記現在位置特定手段により特定された前記道路上の前
    記車両の現在位置に基づいて、第1の所定時間後に到達
    する前記車両の予測位置を第1予測位置として前記道路
    上にて特定する第1予測位置特定手段と、 該第1予測位置特定手段により特定された前記車両の第
    1予測位置が前記車両通過地点に到達した際に、該車両
    通過地点に対して決定されている配光パターンにて前記
    灯具を制御する配光制御手段とを備えた車両用灯具の配
    光制御システムにおいて、 前記車両通過地点に対して決定されている配光パターン
    が、それまでの配光パターンと異なる場合には、配光パ
    ターンを変更する旨を報知する配光パターン変更報知手
    段とを備えたことを特徴とする車両用灯具の配光制御シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記現在位置特定手段により特定された前
    記道路上の前記車両の現在位置に基づいて、前記第1の
    所定時間より大きい第2の所定時間後に到達する前記車
    両の予測位置を第2予測位置として前記道路上にて特定
    する第2予測位置特定手段を有し、 前記配光パターン変更報知手段は、前記第2予測位置が
    前記車両通過地点に到達した際に、配光パターンを変更
    する旨を報知することを特徴とする請求項3に記載の車
    両用灯具の配光制御システム。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のうちいずれか一項
    に記載の車両用灯具の配光制御システムにおいて、 該車両用灯具の配光制御システムに発生した異常を検出
    するフェール検出手段と、 該フェール検出手段によりフェールが検出されると、少
    なくとも前記配光制御手段の制御を中止し、前記配光制
    御手段の制御が中止されている旨を報知するフェール報
    知手段を備えたことを特徴とする車両用灯具の配光制御
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7703955B2 (en) 2006-12-01 2010-04-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular illumination system
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JP2012224292A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Koito Mfg Co Ltd 交差点照明システム
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