JP2003331400A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JP2003331400A
JP2003331400A JP2002138366A JP2002138366A JP2003331400A JP 2003331400 A JP2003331400 A JP 2003331400A JP 2002138366 A JP2002138366 A JP 2002138366A JP 2002138366 A JP2002138366 A JP 2002138366A JP 2003331400 A JP2003331400 A JP 2003331400A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自車両が交差点を右折又は交差点に侵入しよう
としている状況において自車両に近い車線が渋滞してい
る場合に、運転者が煩わしさを感じず、本来必要とされ
る自車両から遠い車線に存在する他車両の情報を強調し
て提示することにより視覚性や利便性を向上できる車両
の制御装置を提供すること。 【解決手段】ステップS2で対向車線の自車両に近い側
の車線が渋滞していないならば、ステップS3で通常の
表示制御を実行する。この通常の表示制御では、自車両
の対向車線に存在する他車両のうち交差点に最短で到達
する車両や交差点に最も近接した車両を表示する。ステ
ップS4では、自車両が交差点内に入り、右折待ち状態
か否かを判定する。ステップS4で自車両が交差点内に
入っていないならば、ステップS5で上記通常の表示制
御とは異なる強調的な表示制御を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交差点内で右折待
ち状態にある車両などに対して外部から提供された対向
車線を走行する他車両の情報や、交差点を直進或いは右
左折しようと交差点手前で侵入待ち状態にある車両など
に対して外部から提供された交差車線を走行する他車両
の情報などを提供情報を運転者に提示することにより交
差点走行時における他車両の目視確認を支援する車両の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交差点内での右折待ち状態や右折
時に対向車両の確認のために、交差点内及び交差点手前
の所定の情報伝達区間に自車両が入ったときに外部から
対向車線に存在する他車両の情報を提供することによっ
て運転者の前方確認支援を行う右折支援システムや、交
差点を右折又は左折する自車両に対して右左折後に通過
する横断歩道上の歩行者の情報を提供することによって
運転者の歩行者確認支援を行う横断歩行者情報提供シス
テム、更には、優先道路と非優先道路とが交差する信号
機の無い交差点において直進又は右左折するために非優
先道路から交差点に侵入(頭出し)する自車両に対して
優先道路を走行する他車両や横断歩道上に存在する歩行
者の情報を提供することによって交差点への頭出し支援
を行う頭出し支援システムなどが実用化に向けて開発が
進んでいる。
【0003】これら各システムは、被情報提供車両(自
車両)が交差点手前に予め設定された基点を通過して情
報伝達区間に入ったときに、この区間に設置された情報
アンテナなどの通信装置などにより対向車線や交差車線
に存在する他車両や横断歩道上の歩行者の情報を与え、
自車両においてこれらの提供情報を運転者に提示するこ
とにより交差点の右左折時或いは交差点への侵入時にお
ける頭出しや横断歩行者の確認などを容易化するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記右
折支援システムでは、対向車線が少なくとも2車線の道
路であって、自車両に近い車線(中央寄りの車線)が渋
滞し、自車両から遠い車線(路側寄りの車線)が渋滞し
ていなかった場合、渋滞した中央寄りの車列の隙間に割
り入って路側寄りの車線に自車両の先端を頭出しするこ
とにより路側寄りの車線に存在する対向車両を確認する
必要があり、このような状況では中央寄りの車線に存在
する他車両の情報が不要なばかりでなく、提供された情
報が自車両において表示されることで運転者の注意が表
示情報に向いてしまうなどの不都合がある。
【0005】同様に、上記頭出し支援システムでは、優
先道路が少なくとも2車線の道路において、自車両に近
い車線(路側寄りの車線)が渋滞し、自車両から遠い車
線(中央寄りの車線)が渋滞していなかった場合、渋滞
した路側寄りの車列の隙間に割り入って中央寄りの車線
に自車両の先端を頭出しすることにより中央寄りの車線
に存在する交差車両を確認する必要があり、このような
状況では路側寄りの車線に存在する他車両の情報が不要
なばかりでなく、提供された情報が自車両において表示
されることで運転者の注意が表示情報に向いてしまうな
どの不都合がある。
【0006】また、両システムともに、不要な情報提示
により運転者が煩わしいと感じる可能性もある。
【0007】また、両システムから情報提供を受ける場
合、自車両が渋滞していない対向車線や交差車線に頭出
しする状態まで情報提供が継続されると、渋滞していな
い対向車線や交差車線に存在する車両などに注意しなが
ら交差点を直進又は右左折することができ、便利なもの
となる。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、自車両の走行車線と対向又は交差する道路が少
なくとも片側2車線の道路であり、自車両が交差点を右
折又は交差点に侵入しようとしている状況において自車
両に近い車線が渋滞している場合に、運転者が煩わしさ
を感じず、本来必要とされる自車両から遠い車線に存在
する他車両の情報を強調して提示することにより視覚性
や利便性を向上できる車両の制御装置を提供することで
ある。
【0009】また、他の目的は、自車両が渋滞していな
い対向車線や交差車線にまで頭出しする状態まで情報提
供が継続され、渋滞していない対向車線や交差車線に存
在する車両などに注意しながら交差点を直進又は右左折
することができ、利便性を向上できる車両の制御装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両の制御装置は、自車両の走行路に
対して対向又は交差する少なくとも片側2車線の道路に
存在する他車両の情報を外部から受信する受信手段と、
前記自車両が少なくとも交差点内での右折待ち状態及び
交差点への侵入待ち状態において前記他車両の情報を提
示する提示手段と、前記自車両の走行路に対して対向又
は交差する車線のうち自車両に近い車線が渋滞している
場合、自車両から遠い車線に存在する他車両の情報が自
車両に近い車線に存在する他車両の情報に比べて強調し
て提示されるように前記提示手段を制御する制御手段と
を具備する。
【0011】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
自車両に近い車線が渋滞している場合、その車線に存在
する他車両の情報の提示を規制する。
【0012】また、好ましくは、前記受信手段は前記自
車両の走行路に対して交差する車線を横断する歩行者の
情報を外部から受信し、前記制御手段は前記自車両に近
い車線が渋滞している場合、自車両から遠い車線と交差
する車線を横断する歩行者の情報を強調して提示するよ
うに前記提示手段を制御する。
【0013】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
自車両に近い車線の渋滞が解消した場合、渋滞解消を報
知するために警報を行う。
【0014】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
自車両が交差点に侵入した初期及び侵入する以前の状態
においては、前記渋滞中の車線に存在する他車両の情報
を提示するように前記提示手段を制御する。
【0015】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
自車両に近い車線が渋滞している場合、その車線に存在
する他車両の情報を複数の他車両を簡易化した画像で提
示する。
【0016】本発明の車両の制御装置は、自車両の走行
路に対して対向又は交差する少なくとも片側2車線の車
線に存在する他車両の位置情報を外部から受信する受信
手段と、前記自車両が少なくとも交差点内での右折待ち
状態及び交差点への侵入待ち状態において前記他車両の
情報を提示する提示手段と、前記自車両が交差点から所
定範囲内に存在するときには前記自車両の走行路に対し
て対向又は交差する車線に存在する他車両の情報を提示
するように前記提示手段を制御すると共に、当該対向又
は交差する車線のうち自車両に近い車線が渋滞している
場合には、前記所定範囲を延長する制御手段とを具備す
る。
【0017】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
交差点内の前記自車両から遠い車線まで前記所定範囲を
延長する。
【0018】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
受信手段により受信した他車両の位置情報の履歴又は車
速情報に基づいて前記自車両に近い車線が渋滞している
か否か判断する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、自車両の走行路に対して対向又は交差する少な
くとも片側2車線の道路に存在する他車両の情報を外部
から受信し、自車両が少なくとも交差点内での右折待ち
状態及び交差点への侵入待ち状態において他車両の情報
を提示する際に、自車両の走行路に対して対向又は交差
する車線のうち自車両に近い車線が渋滞している場合、
自車両から遠い車線に存在する他車両の情報が自車両に
近い車線に存在する他車両の情報に比べて強調して提示
されるように前記提示手段を制御することにより、自車
両が交差点を右折又は交差点に侵入しようとしている状
況において自車両に近い車線が渋滞している場合に、運
転者が煩わしさを感じず、本来必要とされる自車両から
遠い車線に存在する他車両の情報を強調して提示するこ
とにより視覚性や利便性を向上できる。
【0020】請求項2の発明によれば、制御手段は、自
車両に近い車線が渋滞している場合、その車線に存在す
る他車両の情報の提示を規制することにより、自車両に
近い車線に存在する他車両が目視により確認できる状況
では、自車両から遠い側の車線に存在する他車両の情報
が自車両において強調して表示されるので自車両に近い
側の車線の渋滞により目視確認がし難くなる自車両から
遠い側の車線に存在する他車両の情報を運転者に的確に
提示することができる。
【0021】請求項3の発明によれば、受信手段は自車
両の走行路に対して交差する車線を横断する歩行者の情
報を外部から受信し、制御手段は自車両に近い車線が渋
滞している場合、自車両から遠い車線と交差する車線を
横断する歩行者の情報を強調して提示するように提示手
段を制御することにより、自車両から遠い側の車線に存
在する他車両の情報だけでなく、自車両から遠い車線と
交差する車線を横断する歩行者の情報を運転者に的確に
提示することができる。
【0022】請求項4の発明によれば、制御手段は、自
車両に近い車線の渋滞が解消した場合、渋滞解消を報知
するために警報を行うことにより、自車両に近い車線の
渋滞解消を運転者に的確に提示することができる。
【0023】請求項5の発明によれば、制御手段は、自
車両が交差点に侵入した初期及び侵入する以前の状態に
おいては、渋滞中の車線に存在する他車両の情報を提示
するように提示手段を制御することにより、渋滞中の車
線を運転者に確実に知らしめ、交差点侵入時の視覚性や
利便性を向上できる。
【0024】請求項6の発明によれば、制御手段は、自
車両に近い車線が渋滞している場合、その車線に存在す
る他車両の情報を複数の他車両を簡易化した画像で提示
することにより、自車両に近い車線が渋滞していること
を容易に認識することができる。
【0025】請求項7の発明によれば、自車両の走行路
に対して対向又は交差する少なくとも片側2車線の車線
に存在する他車両の位置情報を外部から受信し、自車両
が少なくとも交差点内での右折待ち状態及び交差点への
侵入待ち状態において前記他車両の情報を提示する際
に、自車両が交差点から所定範囲内に存在するときには
自車両の走行路に対して対向又は交差する車線に存在す
る他車両の情報を提示するように提示手段を制御すると
共に、当該対向又は交差する車線のうち自車両に近い車
線が渋滞している場合には、所定範囲を延長することに
より、自車両が渋滞していない対向車線や交差車線にま
で頭出しする状態まで情報提供が継続され、渋滞してい
ない対向車線や交差車線に存在する車両などに注意しな
がら交差点を直進又は右左折することができ、利便性を
向上できる。
【0026】請求項8の発明によれば、制御手段は、交
差点内の自車両から遠い車線まで所定範囲を延長するこ
とにより、自車両に近い車線が渋滞している場合に、渋
滞していない対向車線や交差車線に存在する車両などに
注意しながら交差点を直進又は右左折することができ、
利便性を向上できる。
【0027】請求項9の発明によれば、制御手段は、受
信手段により受信した他車両の位置情報の履歴又は車速
情報に基づいて自車両に近い車線が渋滞しているか否か
判断することにより、外部から受信した他車両の情報を
有効に活用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施の形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0029】尚、以下に説明する実施の形態は、本発明
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。 [右折支援システム及び横断歩行者情報提供システム]
はじめに、本実施形態の前提となる右折支援システム及
び横断歩行者情報提供システムの全体構成について説明
する。
【0030】本実施形態に適用される右折支援システム
及び横断歩行者情報提供システムは、図1に示すよう
に、信号機の設置された少なくとも片側2車線の道路R
1と、この道路R1と交差する少なくとも片側1車線の
道路R2との交差点及びこの交差点付近において、交差
点手前(例えば、30m)の道路R1における自車両V
1の走行車線側の路側に設置された基点11と、道路R
1における自車両V1の走行車線に対向する他車両V2
の走行車線側の路側に設置された車両検出センサ12
と、交差点付近の道路R1における自車両V1の走行車
線側と対向車線側の両路側に対角線上に設置された2つ
の情報アンテナ13と、道路R2の交差点手前の路側で
あって横断歩道付近に設置された2つの歩行者検出セン
サ14とを備える。
【0031】基点11は、例えば、路面に埋め込まれた
磁気ネイルであり、図3(b)に示すように、固有の識
別情報(以下、基点IDという)とこの基点IDに対応
付けられた提供情報を識別するための提供ID(後述す
る)とが自車両V1に搭載された基点検出器71(図3
(a)参照)により検出可能に保持され、自車両V1が
この基点11を通過したことを基点検出器71により検
出すると共に、この基点通過時に基点IDと提供IDと
を基点11から取得する。また、基点11は、当該基点
11から交差点への自車両V1の走行距離を計測するた
めの基準位置となる。この基点11から交差点への走行
距離は情報アンテナ13による情報提供区間A1を特定
するための基準となる。尚、本実施形態では、後述する
ように、この情報提供区間A1が対向車線の渋滞状況に
応じて可変となっている。
【0032】車両検出センサ12は、交差点内の中間地
点付近から交差点手前の所定検出範囲B1の自車両V1
の対向車線に存在する他車両V2を検出し、当該所定検
出範囲B1における他車両V2の位置情報、車速情報、
或いは車種情報などを検出して上記システム基地局41
に送信する。
【0033】情報アンテナ13は、図3(b)に示すよ
うに、上記基点11と同様に固有の識別情報(以下、提
供IDという)とこの提供IDに対応付けられた基点I
Dを持ち、この提供IDと共に、基点ID、他車両V2
の位置情報、車速情報、車種情報、道路形状(交差点ま
での距離、車線幅など)に関する情報、歩行者情報を上
記情報提供区間A1において自車両V1に送信(提供)
する。
【0034】歩行者検出センサ14は横断歩道上の歩行
者を検出して上記システム基地局41に送信する。
【0035】また、自車両V1は情報提供区間A1にお
いて情報アンテナ13を介して基点ID、提供ID、他
車両V2の位置情報、車速情報、車種情報、道路形状に
関する情報、歩行者情報(以下、これらの情報を総称し
て提供情報という)を受信し、これら提供情報を自車両
V1内でディスプレイなどに提示するための提示制御を
行う。
【0036】この提示には、ディスプレイによる画像や
文字表示の他に、スピーカからの音声メッセージや警告
音の出力などが含まれる。
【0037】尚、上記システムは、図1とは反対に他車
両V2も自車両V1と同様な被情報提供車両となり、他
車両V2は対向車線を走行する自車両V1の提供情報を
情報アンテナ13から受信することになる。 [頭出し支援システム]次に、本実施形態の前提となる
頭出し支援システムの構成について説明する。
【0038】本実施形態に適用される頭出し支援システ
ムは、図2に示すように、少なくとも片側2車線の優先
道路S1と非優先道路S2とが交差する信号機の無い交
差点及びこの交差点付近において、交差点手前(例え
ば、30m)付近の道路S2における自車両V1の走行
車線側の路側に設置された基点21と、優先道路S1に
おける交差点付近の自車両V1が頭出ししようとする車
線の路側に設置された車両検出センサ24と、基点21
から所定距離前方の非優先道路S2の路側に設置された
第1情報アンテナ23Aと、非優先道路S2の交差点手
前の一時停止線付近に設置された第2情報アンテナ23
Bとを備える。
【0039】基点21は、上記基点11と同様に、例え
ば、路面に埋め込まれた磁気ネイルであり、図3(b)
に示すように、固有の基点IDとこの基点IDに対応付
けられた提供IDとが自車両V1に搭載された基点検出
器71(図3(a)参照)により検出可能に保持され、
自車両V1がこの基点21を通過したことを基点検出器
71により検出すると共に、この基点通過時に基点ID
と提供IDとを基点11から取得する。また、基点21
は、当該基点21からの自車両V1の走行距離を計測す
るための基準位置となる。この基点21から交差点への
走行距離は第1及び第2情報アンテナ23A,23Bに
よる情報提供区間A2,A3を特定するための基準とな
る。尚、本実施形態では、後述するように、この情報提
供区間A3が可変となっている。
【0040】車両検出センサ24は、優先道路S1にお
ける交差点手前所定検出範囲B2(例えば、30m)に
存在する交差車両V2を検出し、当該所定検出範囲B2
における交差車両V2の位置情報、車速情報、車種情報
などを検出する。
【0041】第1情報アンテナ23Aは、上記基点21
と同様に固有の提供IDが割り当てられ、この基点ID
及び提供IDと共に、道路形状(交差点までの距離、一
時停止線の位置など)に関する情報を情報提供区間A2
において自車両V1に送信する。第2情報アンテナ23
Bにも、上記基点21と同様に固有の提供IDが割り当
てられ、交差車両V2の位置情報、車速情報、車種情
報、道路形状(交差点までの距離、車線幅など)に関す
る情報を情報提供区間A3(例えば、一時停止線手前5
m、交差点接続地点から前方3mの範囲)において自車
両V1に送信する。 [機能ブロック]図3(a)は上記各システムから情報
提供を受けるために車両に搭載される機能を示すブロッ
ク図であり、システムコントローラ31には車速センサ
32により検出された車速信号、アクセルポジションセ
ンサ33により検出されたアクセル位置信号を入力す
る。
【0042】また、システムコントローラ31には、基
点11、12を通過した時に基点検出器71から基点I
D及び提供IDが入力され、システム基地局41から情
報アンテナ13、第1及び第2情報アンテナ23A,2
3Bを介して送信される基点ID、提供ID、他車両の
位置情報、車速情報、車種情報、道路形状に関する情
報、歩行者情報が車載アンテナ35を介して路車間通信
機36から入力される。基点検出器71は、例えば、磁
気ネイルを検出する磁気ネイルセンサである。
【0043】システムコントローラ31では、先ず、情
報アンテナから受信した基点ID及び提供IDが基点通
過時に取得した基点ID及び提供IDと一致するか否か
を判定し、当該基点IDと対応した提供IDを持つ情報
アンテナからの提供情報をカーナビゲーションディスプ
レイなどの表示装置37に表示する。
【0044】また、システムコントローラ31は、基点
ID受信後の自車両V1の走行距離を検出し、この検出
した走行距離から自車両V1が交差点内に入ったか否か
を判定する。
【0045】更に、システムコントローラ31は、上記
提供情報を受信してブレーキアクチュエータ34に制動
制御信号を出力し、表示装置37に表示制御信号を出力
し、スピーカ38に音声出力信号を夫々出力する。
【0046】ブレーキアクチュエータ34は、対向車両
や交差車両との距離が所定範囲内に詰まったときなどの
制動が必要なときに制動制御信号を受けて自動制動を実
行するために設けられている。
【0047】表示装置37及びスピーカ38は、後述す
るように、提供情報をカーナビゲーションディスプレイ
などに表示したり、警報音を発することにより運転者に
注意を促すために設けられている。
【0048】以下では、上記各システムから取得した提
供情報の自車両V1での提示制御について説明する。 [第1実施形態]図4は、第1実施形態として右折支援
システム及び横断歩行者情報提供システムから受信した
提供情報の提示制御について説明するフローチャートで
ある。
【0049】図4において、ステップS1で、自車両が
基点を通過して情報提供区間に入ることにより情報アン
テナから提供情報を受信する(ステップS1でYE
S)。
【0050】ステップS2では、自車両の走行路に対向
する車線における自車両に近い側の車線(手前側又は中
央寄り車線)が渋滞しているか否かを判定する。この判
定は、他車両V2の車速情報が所定値以下の場合を渋滞
していると判定する。
【0051】ステップS2で対向車線の自車両に近い側
の車線が渋滞していないならば(ステップS2でN
O)、ステップS3で通常の表示制御を実行する。この
通常の表示制御では、自車両の対向車線に存在する他車
両のうち交差点に最短で到達する車両や交差点に最も近
接した車両を表示する。
【0052】図5(a)、図6(a)、図7(a)は、
自車両に近い側の対向車線が渋滞していない場合の通常
の表示制御において、自車両に近い側の対向車線に存在
する他車両情報のみを表示した画面例を示し、自車両を
表す画像G1と、対向車線のうち交差点に最も近接した
他車両を表す画像G2がいずれも同じ交差点に向かって
いることがわかるように表示される。また、図8(a)
では、自車両に近い側の車線が渋滞していない場合の通
常の表示制御において、自車両に近い側と遠い側(路側
寄り車線)の両対向車線に存在する他車両情報を表示し
た画面例を示し、自車両を表す画像G1と、対向車線の
うち交差点に最も近接した各対向車線の他車両を表す画
像G2、G3が表示される。
【0053】尚、図示の場合では、他車両を表す画像G
2、G3として矢印の長さや向きで速度を表し、矢印の
位置で交差点までの位置を表している。更に、図9に示
すように、他車両情報を矢印やバーで表示し、その際に
他車両の交差点への到達時間や交差点までの距離に応じ
て矢印やバーの長さを変えたり、矢印やバーを複数のセ
グメントに分割することにより他車両の交差点への到達
時間や交差点までの距離に応じて段階的にセグメントが
延びていくように表示することもできる。
【0054】次に、ステップS4では、自車両が交差点
内に入り、右折待ち状態か否かを判定する。これらの判
定は、自車両の基点からの走行距離が所定値以上の場合
に交差点内に入ったと判定し、自車両の車速が略ゼロ
(ブレーキペダルが踏み込まれてブレーキスイッチがオ
ン、或いはアクセルペダルの踏み込みが解除されてアク
セルスイッチがオフされた状態)で右折ウィンカースイ
ッチがオンされた場合又はステアリングが右に操舵され
た場合に右折待ちであると判定する。
【0055】ステップS4で自車両が交差点内に入って
いないならば(ステップS4でNO)、ステップS5で
上記通常の表示制御とは異なる強調的な表示制御を実行
する。
【0056】この強調的な表示制御は、自車両から遠い
側の渋滞していない対向車線に存在する他車両を自車両
から近い側の車線の情報に比べて画像や色や音声などに
より相対的に強調させて表示する。
【0057】図5(b)、図6(b)、図7(b)は、
自車両から遠い側の渋滞していない対向車線を強調して
表示する表示制御による画面例を示し、自車両を表す画
像G1は図5(a)、図6(a)、図7(a)と同様で
あり、図5(b)では自車両から遠い側の渋滞していな
い対向車線に存在する他車両のみを画像G3で表示し、
「渋滞中。すりぬけ車両に注意!」などの文字を表示す
ることにより自車両から遠い側の渋滞していない対向車
線に存在する他車両に運転者の注意が向くように情報を
提示する。
【0058】また、図6(b)では、自車両に近い側の
対向車線が渋滞していることがわかるようにこの対向車
線に存在する他車両を複数の車両が重畳した画像G4な
どで表示すると共に、この画像G4に隣接して自車両か
ら遠い側の渋滞していない対向車線に存在する他車両を
矢印などの画像G3で表示することにより自車両から遠
い側の渋滞していない対向車線に存在する他車両に運転
者の注意が向くように情報を提示する。
【0059】また、図7(b)では、自車両に近い側の
対向車線が渋滞していることがわかるようにこの対向車
線Lを色を変えて表示すると共に、この色を変えた車線
に隣接して自車両から遠い側の渋滞していない対向車線
に存在する他車両を矢印などの画像G3で表示すること
により自車両から遠い側の渋滞していない対向車線に存
在する他車両に運転者の注意が向くように情報を提示す
る。
【0060】尚、上記図5(b)、図6(b)、図7
(b)のように、文字メッセージや画像に加えて「渋滞
中です。すりぬけ車両に注意してください。」などの音
声メッセージを出力したり、渋滞していない車線の矢印
を点滅して強調表示してもよい。
【0061】このように、自車両に近い車線が渋滞して
いる場合、その車線に存在する他車両の情報を複数の他
車両を簡易化した画像や車線の色を変えて提示すること
により、自車両に近い車線が渋滞していることを容易に
認識することができる。
【0062】ステップS6では、自車両に近い側の対向
車線の渋滞が解消されたか判定する。この判定は、自車
両に近い側の対向車線に存在する他車両の速度が所定値
以上となった場合に渋滞解消と判定する。
【0063】ステップS6で自車両に近い側の対向車線
の渋滞が解消されたならば(ステップS6でYES)、
ステップS7で渋滞解消を画像や音声により報知する。
【0064】上記ステップS6で自車両に近い側の対向
車線の渋滞が解消された場合には、それまで強調表示し
ていた自車両V1から遠い側の対向車線に存在する他車
両の画像G3の表示を停止し、渋滞が解消されて流れ出
した自車両に近い側の対向車線に存在する他車両のみの
画像G2を矢印やバーなどで表示したり、この矢印やバ
ーの長さや幅を大きくしたり(図8(a))、自車両か
ら遠い側の車線の画像G3である矢印やバーの明度を近
い側の車線に比べて低くする(図8(b))。
【0065】尚、自車両に近い側の対向車線が渋滞して
いる場合には、図8(b)の矢印の明度を反転させて表
示してもよい。また、自車両が交差点に入る手前(例え
ば、交差点手前10m)から、渋滞している対向車線の
他車両を強調表示してもよい。
【0066】ステップS7で渋滞が解消しておらず(ス
テップS7でNO)、ステップS8で自車両から遠い側
の対向車線に他車両が存在する場合には(ステップS8
でYES)、ステップS9で自車両から遠い側の対向車
線に存在する他車両情報のみを画像G2として矢印やバ
ーなどで表示したり、この矢印やバーの長さや幅を大き
くしたり(図8(a)の反転)、自車両から近い側の車
線の矢印やバーの明度を遠い側の車線に比べて低くする
(図8(b)の反転)。
【0067】更に、ステップS10で自車両が右折後に
通過する横断歩道上に歩行者が存在する場合には(ステ
ップS10でYES)、ステップS11で横断歩行者を
強調して表示する。
【0068】図10(b)、図11(b)、図12
(b)は、自車両に近い側の対向車線が渋滞していると
きに横断歩行者を強調して表示する表示制御による画面
例を示し、自車両を表す画像G1は図5(a)、図6
(a)、図7(a)と同様であり、図10(b)では自
車両から遠い側の対向車線と交差する交差道路の横断歩
道上に存在する歩行者のみを人型の画像H1などで表示
し、「渋滞中。歩行者に注意!」などの文字を表示する
ことにより自車両に近い側の対向車線が渋滞しているこ
と及び横断歩行者に運転者の注意が向くように情報を提
示する。
【0069】また、図11(b)では、自車両に近い側
の対向車線が渋滞していることがわかるようにこの対向
車線に存在する他車両を複数の車両が重畳した画像G4
などで表示すると共に、自車両から遠い側の対向車線と
交差する交差道路の横断歩道上に存在する歩行者を画像
H1などで表示することにより自車両に近い側の対向車
線が渋滞していること及び横断歩行者に運転者の注意が
向くように情報を提示する。
【0070】また、図12(b)では、自車両に近い側
の対向車線が渋滞していることがわかるようにこの対向
車線Lを色を変えて表示すると共に、自車両から遠い側
の対向車線と交差する交差道路の横断歩道上に存在する
歩行者を画像H1などで表示することにより自車両に近
い側の対向車線が渋滞していること及び横断歩行者に運
転者の注意が向くように情報を提示する。
【0071】尚、上記図10(b)、図11(b)、図
12(b)のように、文字メッセージや画像に加えて
「渋滞中です。横断歩行者に注意してください。」など
の音声メッセージを出力したり、横断歩行者の画像を点
滅して強調表示してもよい。
【0072】また、自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていることだけを強調表示したい場合には、図13
(a)〜(c)に示すように、交差点内に入る手前では
「対向車線渋滞中!」などの文字を表示したり(図13
(a))、交差点内での右折待ちでは自車両に近い側の
対向車線に存在する他車両を複数の車両が重畳した画像
G4などで表示したり(図13(b))、自車両に近い
側の対向車線Lを色を変えて表示する(図13(c))
ことにより自車両に近い側の対向車線が渋滞しているこ
とを確実に運転者に認識させることができる。
【0073】上記図4のステップS7では、自車両が交
差点を右折又は交差点に侵入しようとしている状況にお
いて、自車両に近い車線が渋滞している場合に、その車
線に存在する他車両の情報を強調して提示することによ
り、運転者が煩わしさを感じず、本来必要とされる自車
両から遠い車線に存在する他車両の情報を強調して提示
することにより視覚性や利便性を向上できる。
【0074】また、上記図4のステップS9では、自車
両に近い車線が渋滞している場合、その車線に存在する
他車両の情報の提示を規制することにより、自車両に近
い車線に存在する他車両が目視により確認できる状況で
は、自車両から遠い側の車線に存在する他車両の情報が
自車両において強調して表示されるので自車両に近い側
の車線の渋滞により目視確認がし難くなる自車両から遠
い側の車線に存在する他車両の情報を運転者に的確に提
示することができる。
【0075】また、上記図4のステップS11では、自
車両に近い車線が渋滞している場合、自車両から遠い車
線と交差する車線を横断する歩行者の情報を強調して提
示することにより、自車両から遠い側の車線に存在する
他車両の情報だけでなく、自車両から遠い車線と交差す
る車線を横断する歩行者の情報を運転者に的確に提示す
ることができる。
【0076】また、上記図4のステップS7では、自車
両に近い車線の渋滞が解消した場合、渋滞解消を報知す
るために警報を行うことにより、自車両に近い車線の渋
滞解消を運転者に的確に提示することができる。
【0077】また、上記図4のステップS5では、自車
両が交差点に侵入した初期及び侵入する以前の状態にお
いては、渋滞中の車線に存在する他車両の情報を提示す
ることにより、渋滞中の車線を運転者に確実に知らし
め、交差点侵入時の視覚性や利便性を向上できる。 [第2実施形態]第2実施形態は、自車両V1に近い側
の対向車線RL1が渋滞している場合の情報提供区間A
1を(図14(a))、渋滞していない場合(図14
(b))に比べて自車両V1から遠い側の対向車線RL
2までの区間A1’に拡大(延長)して情報提供を継続
し、自車両V1が渋滞の間を割り入って右折するときに
自車両V1から遠い側の対向車線RL2を直進するすり
ぬけ車両などに注意しながら進めるように構成したもの
である。
【0078】図15は、第2実施形態として自車両が交
差点を右折する場合の情報提供区間の変更制御について
説明するフローチャートである。
【0079】図14及び図15において、ステップS2
1で、自車両が基点を通過して情報提供区間に入ること
により情報アンテナから提供される情報を受信する(ス
テップS21でYES)。
【0080】ステップS22では、情報アンテナから受
信した情報から対向車線に存在する他車両情報を獲得す
る。
【0081】ステップS23では、基点を通過した後の
自車両の位置情報を獲得する。この自車両の位置情報
は、GPSアンテナから受信した位置情報と自車両が持
っている地図データベースを用いて検出する方法と、基
点を通過してからの車速センサの検出信号の積算値と道
路形状データを用いて検出する方法のいずれかにより求
められる。
【0082】ステップS24では、情報提供区間を初期
値A1に設定する。
【0083】ステップS25では、自車両の走行路に対
向する車線における自車両に近い側の車線RL1(手前
側又は中央寄り車線)が渋滞しているか否かを判定す
る。この判定は、他車両の車速情報が所定値以下の場合
を渋滞していると判定する。
【0084】ステップS25で対向車線の手前側又は中
央寄り車線RL1が渋滞しているならば(ステップS2
5でYES)、ステップS26で情報提供区間A1を拡
大するように変更する。この情報提供区間は、例えば、
対向車線が片側n(nは自然数)車線の場合には基点か
ら交差点中心までの距離L、車線幅W、自車両V1の位
置の推定誤差の調整代aとして、 渋滞していないときは、L+W/2+a 渋滞しているときは、L+W/2+nW+a で求められる。
【0085】続いて、ステップS27で上記設定された
情報提供区間A1若しくはA1’に自車両があるときに
は(ステップS27でYES)、ステップS28で上記
第1実施形態と同様な通常の表示制御や強調的な表示制
御を実行する。
【0086】また、ステップS27で上記設定された情
報提供区間A1若しくはA1’から自車両が出たときに
は(ステップS27でNO)、ステップS29で上記第
1実施形態と同様な通常の表示制御や強調的な表示制御
を中止する。
【0087】また、自車両が情報提供区間A1若しくは
A1’にあるか否かは、基点からの自車両の走行距離を
xとすると、 渋滞していないときは、L+W/2+a<x 渋滞しているときは、L+W/2+nW+a<x が成立したときに情報提供区間から脱したと判定され
る。で求められる。
【0088】尚、上記ステップS25で自車両の対向車
線における自車両に近い側の車線RL1が渋滞しておら
ず、自車両から遠い側の車線RL2(路側寄り車線)が
渋滞している場合にも、すり抜け車両などの存在を知ら
せる必要があるので情報提供区間を拡大するように変更
する。
【0089】上記実施形態によれば、自車両の対向車線
における自車両に近い側の車線RL1(手前側又は中央
寄り車線)が渋滞している場合に情報提供区間を拡大す
るように変更することで、自車両から遠い側の車線RL
2に頭出しする状態まで情報提供が継続されるので、車
線RL2に存在するすり抜け車両などに注意しながら交
差点を右折することができる。 [第3実施形態]第3実施形態は、図2の頭出し支援シ
ステムから受信した提供情報を提示する際の制御であっ
て、自車両が交差点において直進又は右左折するために
非優先道路から交差点に侵入(頭出し)する状況におい
て、自車両が侵入しようとしている交差車線が渋滞して
いる場合の情報提供区間を、渋滞していない場合に比べ
て拡大する内容である。
【0090】図16は、第3実施形態として自車両が非
優先道路から交差点に侵入する場合の情報提供区間の変
更制御について説明するフローチャートである。
【0091】図16において、ステップS31で、自車
両が基点を通過して情報提供区間A3に入ることにより
第1及び第2情報アンテナから提供される情報を受信す
る(ステップS31でYES)。
【0092】ステップS32では、第1及び第2情報ア
ンテナから受信した情報から交差車線に存在する他車両
情報を獲得する。
【0093】ステップS33では、基点を通過した後の
自車両の位置情報を獲得する。この自車両の位置情報
は、GPSアンテナから受信した位置情報と自車両が持
っている地図データベースを用いて検出する方法と、基
点を通過してからの車速センサの検出信号の積算値と道
路形状データを用いて検出する方法のいずれかにより求
められる。
【0094】ステップS34では、情報提供区間を初期
値に設定する。この情報提供区間の初期値は、情報提供
区間の始点X0から図17に示す自車両V1に最も近い
交差車線SL1の中央付近までの範囲X1(例えば、基
点21から10〜20m)に設定される。
【0095】ステップS35では、自車両が直進する状
態なのか、右折する状態なのか、左折する状態なのかを
判定する。この判定は、ウィンカースイッチが右折方向
にオンされた場合に右折待ちであると判定し、ウィンカ
ースイッチが左折方向にオンされた場合に左折待ちであ
ると判定し、ウィンカースイッチがオフの場合に直進待
ちであると判定する。
【0096】ステップS35で右折待ちの場合、ステッ
プS36では、自車両に最も近い交差車線SL1が渋滞
しているか否かを判定する。この判定は、交差車線SL
1に存在する他車両の車速情報が所定値以下の場合を渋
滞していると判定する。
【0097】ステップS36で交差車線SL1が渋滞し
ているならば(ステップS36でYES)、ステップS
37で情報提供区間を図17に示す自車両に2番目に近
い車線SL2の中央付近までの範囲X2まで(例えば、
基点21から10〜25m)に拡大する。
【0098】次に、ステップS36で交差車線SL1が
渋滞していないならば(ステップS36でNO)、ステ
ップS38で自車両に2番目に近い交差車線SL2が渋
滞しているか否かを判定する。この判定は、交差車線S
L2に存在する他車両の車速情報が所定値以下の場合を
渋滞していると判定する。
【0099】ステップS38で交差車線SL2が渋滞し
ているならば(ステップS38でYES)、ステップS
39で情報提供区間を図17に示す自車両V1に3番目
に近い車線SL3の中央付近までの範囲X3まで(例え
ば、基点21から10〜30m)に拡大する。
【0100】同様に、ステップS38で交差車線SL2
が渋滞していないならば(ステップS38でNO)、ス
テップS40で自車両に3番目に近い交差車線SL3が
渋滞しているか否かを判定する。この判定は、交差車線
SL3に存在する他車両の車速情報が所定値以下の場合
を渋滞していると判定する。
【0101】ステップS40で交差車線SL3が渋滞し
ているならば(ステップS40でYES)、ステップS
41で情報提供区間A3を図17に示す自車両に4番目
に近い車線SL4の中央付近までの範囲X4まで(例え
ば、基点21から10〜35m)に拡大する。
【0102】また、ステップS41の後、或いはステッ
プS40で交差車線SL3が渋滞していないならば(ス
テップS40でNO)、ステップS46において、上記
設定された情報提供区間に自車両があるときには(ステ
ップS46でYES)、ステップS47で交差車線に存
在する他車両情報を表示する。また、ステップS46に
おいて、上記設定された情報提供区間から自車両V1が
抜けたときには(ステップS46でNO)、ステップS
48で交差車線に存在する他車両情報の表示を中止す
る。
【0103】図18は、自車両が情報提供区間にある場
合の交差車線に存在する他車両を表示する画面例を示
し、自車両V1を表す画像G1が非優先道路の停止線付
近に表示されると共に、優先道路の交差車線に存在する
他車両V2の画像G5が表示される。
【0104】一方、ステップS35で直進待ちの場合、
ステップS42では、自車両に最も近い交差車線SL1
が渋滞しているか否かを判定する。この判定方法は、ス
テップS36と同様である。
【0105】ステップS42で交差車線SL1が渋滞し
ているならば(ステップS42でYES)、ステップS
43で情報提供区間を図17に示す自車両V1に2番目
に近い車線SL2の中央付近までの範囲X2まで(例え
ば、基点21から10〜25m)に拡大する。
【0106】次に、ステップS42で交差車線SL1が
渋滞していないならば(ステップS42でNO)、ステ
ップS44で自車両に2番目に近い交差車線SL2が渋
滞しているか否かを判定する。この判定方法はステップ
S38と同様である。
【0107】ステップS44で交差車線SL2が渋滞し
ているならば(ステップS44でYES)、ステップS
45で情報提供区間を図17に示す自車両V1に3番目
に近い車線SL3の中央付近までの範囲X3まで(例え
ば、基点21から10〜30m)に拡大する。
【0108】また、ステップS45の後、或いはステッ
プS44で交差車線SL3が渋滞していないならば(ス
テップS44でNO)、ステップS46において、上記
設定された情報提供区間に自車両があるときには(ステ
ップS46でYES)、ステップS47と同様の表示制
御を実行し、上記設定された情報提供区間から自車両が
抜けたときには(ステップS46でNO)、ステップS
48で交差車線に存在する他車両情報の表示を中止す
る。
【0109】尚、ステップS35で左折待ちの場合に
は、上記ステップS46に進み、その後のステップS4
7,S48と同様の表示制御を実行する。
【0110】上記実施形態によれば、自車両が交差点に
おいて直進又は右左折するために非優先道路から交差点
に侵入(頭出し)する状況において、自車両が侵入しよ
うとしている交差車線が渋滞している場合の情報提供区
間を渋滞していない場合に比べて拡大することで、自車
両が渋滞していない交差車線に頭出しするまで情報提供
が継続されるので、交差車線に存在する車両などに注意
しながら交差点を直進又は右左折することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の右折支援システム及び横断歩行者
情報提供システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態の頭出し支援システムの全体構成を
示す図である。
【図3】(a)は右折支援システム、横断歩行者情報提
供システム及び頭出し支援システムから情報提供を受け
るために車両に搭載される機能を示すブロック図であ
り、(b)は基点及び情報アンテナから送信される情報
のデータ構成を示す図である。
【図4】第1実施形態として右折支援システム及び横断
歩行者情報提供システムから受信した提供情報の提示制
御について説明するフローチャートである。
【図5】(a)は、自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていない場合の通常の表示制御において、自車両に近い
側の対向車線に存在する他車両情報のみを表示した画面
例を示す図であり、(b)は自車両に近い側の対向車線
が渋滞している場合の強調的な表示制御において、自車
両から遠い側の渋滞していない対向車線を強調して表示
する表示制御による画面例を示す図である。
【図6】(a)は、自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていない場合の通常の表示制御において、自車両に近い
側の対向車線に存在する他車両情報のみを表示した画面
例を示す図であり、(b)は自車両に近い側の対向車線
が渋滞している場合の強調的な表示制御において、自車
両から遠い側の渋滞していない対向車線を強調して表示
する表示制御による画面例を示す図である。
【図7】(a)は、自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていない場合の通常の表示制御において、自車両に近い
側の対向車線に存在する他車両情報のみを表示した画面
例を示す図であり、(b)は自車両に近い側の対向車線
が渋滞している場合の強調的な表示制御において、自車
両から遠い側の渋滞していない対向車線を強調して表示
する表示制御による画面例を示す図である。
【図8】他車両情報の表示制御における変形例を示す図
である。
【図9】他車両情報の表示制御における変形例を示す図
である。
【図10】(a)は自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていない場合の通常の表示制御において、自車両に近い
側の対向車線に存在する他車両情報のみを表示した画面
例を示す図であり、(b)は、自車両に近い側の対向車
線が渋滞しているときに横断歩行者を強調して表示する
表示制御による画面例を示す図である。
【図11】(a)は自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていない場合の通常の表示制御において、自車両に近い
側の対向車線に存在する他車両情報のみを表示した画面
例を示す図であり、(b)は、自車両に近い側の対向車
線が渋滞しているときに横断歩行者を強調して表示する
表示制御による画面例を示す図である。
【図12】(a)は自車両に近い側の対向車線が渋滞し
ていない場合の通常の表示制御において、自車両に近い
側の対向車線に存在する他車両情報のみを表示した画面
例を示す図であり、(b)は、自車両に近い側の対向車
線が渋滞しているときに横断歩行者を強調して表示する
表示制御による画面例を示す図である。
【図13】(a)〜(c)は自車両の対向車線が渋滞し
ている場合にその渋滞している対向車線の他車両情報の
みを表示した画面例を示す図である。
【図14】第2実施形態として自車両が交差点を右折す
る場合の情報提供区間の変更制御について説明する図で
ある。
【図15】第2実施形態として自車両が交差点を右折す
る場合の情報提供区間の変更制御について説明するフロ
ーチャートである。
【図16】第3実施形態として自車両が非優先道路から
交差点に侵入する場合の情報提供区間の変更制御につい
て説明するフローチャートである。
【図17】第3実施形態として自車両が非優先道路から
交差点に侵入する場合の情報提供区間の変更制御につい
て説明する図である。
【図18】自車両が情報提供区間にある場合の交差車線
に存在する他車両を表示する画面例を示す図である。
【符号の説明】
11 基点 12 車両検出センサ 13、23、A23B 情報アンテナ 14、24 歩行者検出センサ 31 システムコントローラ 32 車速センサ 35 車載アンテナ 36 路車間通信機 37 表示装置 38 スピーカ 41 システム基地局
フロントページの続き (72)発明者 千葉 正基 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 為貝 仁志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC19 DD04 FF05 FF13 FF23 FF25 FF27 FF35 LL07 LL08 LL15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両の走行路に対して対向又は交差す
    る少なくとも片側2車線の道路に存在する他車両の情報
    を外部から受信する受信手段と、 前記自車両が少なくとも交差点内での右折待ち状態及び
    交差点への侵入待ち状態において前記他車両の情報を提
    示する提示手段と、 前記自車両の走行路に対して対向又は交差する車線のう
    ち自車両に近い車線が渋滞している場合、自車両から遠
    い車線に存在する他車両の情報が自車両に近い車線に存
    在する他車両の情報に比べて強調して提示されるように
    前記提示手段を制御する制御手段とを具備することを特
    徴とする車両の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記自車両に近い車線
    が渋滞している場合、その車線に存在する他車両の情報
    の提示を規制することを特徴とする請求項1に記載の車
    両の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は前記自車両の走行路に対
    して交差する車線を横断する歩行者の情報を外部から受
    信し、前記制御手段は前記自車両に近い車線が渋滞して
    いる場合、自車両から遠い車線と交差する車線を横断す
    る歩行者の情報を強調して提示するように前記提示手段
    を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車
    両の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記自車両に近い車線
    の渋滞が解消した場合、渋滞解消を報知するために警報
    を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記自車両が交差点に
    侵入した初期及び侵入する以前の状態においては、前記
    渋滞中の車線に存在する他車両の情報を提示するように
    前記提示手段を制御することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記自車両に近い車線
    が渋滞している場合、その車線に存在する他車両の情報
    を複数の他車両を簡易化した画像で提示することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
  7. 【請求項7】 自車両の走行路に対して対向又は交差す
    る少なくとも片側2車線の車線に存在する他車両の位置
    情報を外部から受信する受信手段と、 前記自車両が少なくとも交差点内での右折待ち状態及び
    交差点への侵入待ち状態において前記他車両の情報を提
    示する提示手段と、 前記自車両が交差点から所定範囲内に存在するときには
    前記自車両の走行路に対して対向又は交差する車線に存
    在する他車両の情報を提示するように前記提示手段を制
    御すると共に、当該対向又は交差する車線のうち自車両
    に近い車線が渋滞している場合には、前記所定範囲を延
    長する制御手段とを具備することを特徴とする車両の制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記交差点内の前記自
    車両から遠い車線まで前記所定範囲を延長することを特
    徴とする請求項7に記載の車両の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記受信手段により受
    信した他車両の位置情報の履歴又は車速情報に基づいて
    前記自車両に近い車線が渋滞しているか否か判断するこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    車両の制御装置。
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