JP2003159977A - 収納装置 - Google Patents

収納装置

Info

Publication number
JP2003159977A
JP2003159977A JP2002122870A JP2002122870A JP2003159977A JP 2003159977 A JP2003159977 A JP 2003159977A JP 2002122870 A JP2002122870 A JP 2002122870A JP 2002122870 A JP2002122870 A JP 2002122870A JP 2003159977 A JP2003159977 A JP 2003159977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
state
storage device
storage
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002122870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4003525B2 (ja
Inventor
Koichi Kitano
宏一 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2002122870A priority Critical patent/JP4003525B2/ja
Publication of JP2003159977A publication Critical patent/JP2003159977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4003525B2 publication Critical patent/JP4003525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】格納状態から使用状態に切替える際の操作性を
向上するとともに、格納状態での切替え方向の長さを短
くすることが可能な収納装置を提供する。 【解決手段】収納装置は、格納部に対してスライド移動
し、格納状態と第1使用状態と第2使用状態とが切替え
配置される上側トレイ20と下側トレイ21と保持部と
を備える。両トレイ20,21間に、格納状態から第1
使用状態に移行する間は嵌合状態を維持し、第1使用状
態から第2使用状態に移行する際には、嵌合状態が解除
されて、下側トレイ21のみの移動を許容する凸部88
と凹部89とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用状態と格納状
態とを切替え配置可能なトレイを備える収納装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の収納装置としては、例え
ば、実開昭64−40739号公報や実開平3−912
44号公報により開示されるものが知られている。
【0003】図14に示すように、前者の公報に開示さ
れる収納装置100(第1従来構成)は、トレイ部10
1と、ホルダ部102と、これらトレイ部101とホル
ダ部102とを格納するコンソールボックス103とを
備えている。トレイ部101及びホルダ部102は、コ
ンソールボックス103に対して、図14中の矢印A方
向及びその逆方向にそれぞれ出没可能となっている。
【0004】トレイ部101は、その下面の左右方向の
両側部101aに沿って形成されたガイド溝104を有
している。このガイド溝104に、ホルダ部102の左
右方向の側部102aが係入され、ホルダ部102がト
レイ部101に対して摺動可能となっている。
【0005】ホルダ部102は、カップや缶等を挿入す
るための挿通孔105を有している。同ホルダ部102
は、その前記矢印A方向の長さがトレイ部101よりも
大きく形成されている。そして、トレイ部101及びホ
ルダ部102の使用時には、ホルダ部102の挿通孔1
05が、トレイ部101から表出するようになってい
る。
【0006】また、図15に示すように、後者の公報に
開示される収納装置110(第2従来構成)は、ホルダ
部111と、同ホルダ部111の下方に配置される受け
部112と、これらホルダ部111と受け部112とを
格納する格納部113とを備えている。ホルダ部111
及び受け部112は、格納部113に対して、図15中
の矢印B方向及びその逆方向にそれぞれ出没可能となっ
ている。
【0007】ホルダ部111は、カップや缶等を挿入す
るための挿通孔114を有している。また、ホルダ部1
11は、その前記矢印B方向の側面における内面側に、
下方に向かって突出する係合部115を有している。受
け部112は、その上面に開口を有する箱状に形成され
ている。また、受け部112は、その底面116から上
方に向かって突出するとともに、受け部112の内部を
前記矢印B方向において2分する中間壁117を有して
いる。前記係合部115は、この中間壁117及び受け
部112の前壁118と係合するようになっている。
【0008】この収納装置110では、ホルダ部111
を引き出すと、その係合部115と前記受け部112の
前壁118とが係合して、ホルダ部111と受け部11
2とが重合された状態で移動する。この状態で、ホルダ
部111をその挿通孔114が表出するまで移動させる
ことで、カップや缶等を載置することができるようにな
る。この場合、受け部112の前壁118側の空間11
9が、カップや缶等の保持部となる。
【0009】また、ホルダ部111をその挿通孔114
が表出するまで移動させた後に、さらに受け部112の
みを引き出すと、前記係合部115と前記中間壁117
とが係合する。これにより、受け部112の前壁118
側の空間119の上方が開放され、その空間119を小
物等の収容部として使用することもできる。この場合、
受け部112の格納部113側の空間120がカップや
缶等の保持部となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
収納装置においては、それぞれ以下のような問題が生じ
ていた。
【0011】すなわち、第1従来構成の収納装置100
では、トレイ部101とホルダ部102とは、図14中
の矢印A方向の動きが連動していなかった。このため、
格納状態にあるトレイ部101及びホルダ部102を使
用状態に切替え操作する際、それらトレイ部101とホ
ルダ部102とをそれぞれ別に操作しなければならず、
操作性の低下を招いていた。また、この第1従来構成の
収納装置100では、ホルダ部102の挿通孔105に
挿入されるカップや缶等の受け部として別途、例えば、
コンソールボックス103に形成された水平面等を必要
とするため、取付けの自由度が小さいという問題もあっ
た。
【0012】また、第2従来構成の収納装置110で
は、その受け部112に両空間119,120が受け部
112の移動方向に沿って配列されている。このため、
受け部112が前記矢印B方向に長くなり、格納部11
3、ひいては収納装置110の全体が同矢印B方向に長
くなるという問題があった。
【0013】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、格納状態から使用状態に切替える際の操作性を向
上するとともに、格納状態での切替え方向の長さを短く
することが可能な収納装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、収納装置に係る本願請求項1に記載の発明は、スラ
イド移動によって格納部内の格納状態と、その格納部の
外部に位置する使用状態とに配置される複数のトレイを
重合した収納装置において、前記トレイの間には、隣り
合う一方のトレイが所定量移動するまでは係合状態を維
持するとともに、前記一方のトレイが所定量移動した後
は、その係合が解除されて、隣り合う他方のトレイのみ
の移動を許容する係脱手段を設けたことを要旨とするも
のである。
【0015】この本願請求項1に記載の発明では、格納
状態から使用状態に切替え配置する際、隣り合うトレイ
の一方が所定量移動するまでは、その隣り合うトレイは
重合状態で移動する。そして、前記隣り合うトレイの一
方が所定量移動した後は、隣り合うトレイの他方のみが
さらに移動可能となっている。このように、格納状態か
ら使用状態に切替え配置する際、隣り合うトレイが連動
して移動するため、操作性が向上される。また、格納時
には、各トレイが重合した状態で格納されるため、収納
装置におけるトレイの移動方向における長さを短くする
ことが可能となる。また、トレイの使用時には、必要に
応じて、複数のトレイのいくつかのみを移動させること
が可能となり、利便性が向上される。
【0016】また、本願請求項2に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、最上部トレイの上方
に、飲み物用容器の周囲を保持する保持部を設けたこと
を要旨とするものである。
【0017】この本願請求項2に記載の発明では、前記
請求項1に記載の発明の作用に加えて、収納装置に、飲
み物用容器を保持するカップホルダ機能を付加すること
ができる。また、トレイを格納状態から使用状態に切替
え配置する際、最上部トレイが最初に使用状態になるよ
うにすれば、利用頻度の高いカップホルダ機能を容易に
使用することができ、利便性が向上される。
【0018】また、本願請求項3に記載の発明は、前記
請求項2に記載の発明において、前記保持部における開
口部の間隔を、同開口部に挿入された飲み物用容器の外
径に応じて調節する間隔調節機構を設けたことを要旨と
するものである。
【0019】この本願請求項3に記載の発明では、前記
請求項2に記載の発明の作用に加えて、外径または幅の
異なる種々の飲み物用容器を、保持部により保持するこ
とが可能になる。このため、飲み物用容器の外径または
幅の大小に関わらず、安定した状態でその飲み物用容器
をより確実に保持することが可能となり、利便性がさら
に向上される。
【0020】また、本願請求項4に記載の発明は、前記
請求項2または請求項3に記載の発明において、前記保
持部は、最上部トレイの格納状態では前記最上部トレイ
上に重合され、最上部トレイが格納状態から前記使用状
態に切替え配置される際には、前記最上部トレイの移動
に連動して、同最上部トレイの底面から所定距離だけ離
間するように移動することを要旨とするものである。
【0021】この本願請求項4に記載の発明では、前記
請求項2または請求項3に記載の発明の作用に加えて、
保持部の格納時には、同保持部が最上部トレイに重合さ
れた状態でコンパクトに収納される。また、保持部の使
用時には、同保持部が最上部トレイの移動に連動して使
用状態に切り替えられる。そして、飲み物用容器が、所
定の間隔を有するトレイ部と保持部とにより安定した状
態で保持される。
【0022】請求項5に記載の発明においては、請求項
1〜4のうちのいずれか一項に記載の発明において、前
記最上部トレイを格納位置において解除可能にロックす
るための第1ロック手段と、最上部トレイのロック状態
においてその下方に位置するトレイをロックするための
第2ロック手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0023】従って、この請求項5に記載の発明におい
ては、第1のロック手段により最上部トレイがロックさ
れた状態では、第2ロック手段によりその下方のトレイ
もロックされる。結果として、最上部トレイ及びその下
方のトレイの双方がロックされるため、トレイの意図し
ない突出を抑制できる。
【0024】請求項6に記載の発明においては、請求項
5に記載の発明において、前記第1ロック手段が最上部
トレイと格納部との間に設けられ、第2ロック手段が前
記保持部と最上部トレイの下方のトレイとの間に設けら
れ、保持部が上方に移動することにより、第2ロック手
段によるロックが解除されることを特徴としたものであ
る。
【0025】従って、保持部の上方移動により、下方の
トレイに対するロックが解除されるため、解除操作が不
要であり、ロック解除における煩わしさを避けることが
できる。
【0026】請求項7に記載の発明においては、請求項
6に記載の発明において、第2ロック手段は、前記保持
部に形成された係合突起を備え、その係合突起が最上部
トレイの透孔を介して最上部トレイの下方のトレイの一
部に係合することによりそのトレイがロックされること
を特徴としたものである。
【0027】従って、保持部に係合突起を一体形成し
て、最上部トレイに透孔を、その下方のトレイに係合突
起が係合される部分を形成すればよい。このため、部品
点数が増えることがなく、構成は極めて簡単である。
【0028】また、本願請求項8に記載の発明は、前記
請求項3〜請求項7のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記間隔調節機構と対向するように設けられ、
格納状態から使用状態に切替え配置される際には、前記
最上部トレイの移動に連動して引き起こされるととも
に、前記保持部と前記最上部トレイの底面との間に配置
され、前記保持部により保持された飲み物用容器の外面
に当接する補助支持部を備えることを要旨とするもので
ある。
【0029】この本願請求項8に記載の発明では、前記
請求項3〜請求項7のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、飲み物用容器の外周面が保持部と補助支
持部とにより保持され、飲み物用容器がさらに安定した
状態で支持される。
【0030】また、本願請求項9に記載の発明は、前記
請求項3〜請求項8のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記トレイのうち、最下部に配設される最下部
トレイは、格納状態で外部に表出する側面に、前記格納
状態から前記使用状態に切替え配置される際に操作者の
指または棒状体が引掛けられる引掛部を有し、前記保持
部には、前記引掛部の少なくとも一部と対応する位置に
凹部を有することを要旨とするものである。
【0031】この本願請求項9に記載の発明では、前記
請求項3〜請求項8のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、操作者の指や棒状体を引掛部に対して容
易に挿入することが可能になる。このため、各トレイを
格納状態から使用状態に切替え配置する際の操作をより
確実に行うことが可能となる。
【0032】また、本願請求項10に記載の発明は、前
記請求項9に記載の発明において、前記最下部トレイと
異なるトレイには、前記引掛部と対応する位置に切欠部
を有することを要旨とするものである。
【0033】この本願請求項10に記載の発明では、前
記請求項9に記載の発明の作用に加えて、トレイを格納
状態から使用状態に切替え配置する際、引掛部に挿入さ
れた操作者の指や棒状体が最下部トレイ以外のトレイに
引っ掛かることが抑制される。このため、各トレイの格
納状態から使用状態への移動を、所定の移動量でもって
より確実かつ容易に行うことが可能となる。
【0034】また、本願請求項11に記載の発明は、前
記請求項1〜請求項10のうちいずれか一項に記載の発
明において、前記格納状態では、前記トレイのうち、最
上部に配設される最上部トレイまたは最下部に配設され
る最下部トレイの前壁面のみが外部に表出することを要
旨とするものである。
【0035】この本願請求項11に記載の発明では、前
記請求項1〜請求項10のうちいずれか一項に記載の発
明の作用に加えて、格納部に格納されたトレイが、最上
部トレイまたは最下部トレイの前側壁面により外部から
視認されなくなる。このため、収納装置の意匠性が向上
される。
【0036】また、本願請求項12に記載の発明は、前
記請求項1〜請求項11のうちいずれか一項に記載の発
明において、前記トレイの表出する部分を一旦格納部側
へ押し込むことにより、そのトレイの格納状態を解除す
るプッシュオープン機構を備えることを要旨とするもの
である。
【0037】この本願請求項12に記載の発明では、前
記請求項1〜請求項11のうちいずれか一項に記載の発
明の作用に加えて、トレイを格納状態から使用状態に切
替え配置する際における収納装置の操作性が向上され
る。
【0038】また、本願請求項13に記載の発明は、前
記請求項1〜請求項12のうちいずれか一項に記載の発
明において、前記係脱手段は、隣り合う各トレイの対向
面上に対をなすように設けられ、凹凸嵌合により、前記
隣り合うトレイを連動させる凹部と凸部とからなること
を要旨とするものである。
【0039】この本願請求項13に記載の発明では、前
記請求項1〜請求項12のうちいずれか一項に記載の発
明の作用に加えて、簡単な構成で、トレイを格納状態か
ら使用状態に切替え配置する際に、隣り合うトレイを連
動させることが可能となる。また、隣り合うトレイの一
方を所定量移動させた後に、僅かな力を加えることで、
隣り合う他方のトレイを容易に移動させることが可能と
なる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、車両の後部座
席用のアームレスト部に装着される収納装置に適用した
一実施形態について、図1〜図13を参照して説明す
る。
【0041】図1〜図6に示すように、この収納装置
は、最上部トレイとしての上側トレイ20と、その上側
トレイ20の下方に重合された最下部トレイとしての下
側トレイ21と、これら両トレイ20,21が格納され
る格納部22とを備えている。そして、格納部22が前
記アームレスト部(図示略)内に取着されている。ま
た、各トレイ20,21は、車両の後部座席に着座する
操作者としての乗員等によって、図1中に示す矢印C及
びその逆方向にスライド移動され、格納状態と使用状態
とに切替え配置されるようになっている。
【0042】前記格納状態は、両トレイ20,21がと
もに格納部22内に格納された状態(図2参照)であ
る。また、前記使用状態は、以下の2つの状態がある。
すなわち、1つは、両トレイ20,21が格納部22の
開口22aを介して車室内に移動され、上側トレイ20
の底面としてのプレート部23が車室内から視認される
状態(図3参照)である。この際、下側トレイ21のプ
レート部24は、上側トレイ20に覆われている。そし
て、もう1つは、図3にて示した使用状態から下側トレ
イ21のみがさらに車室内に移動され、両トレイ20,
21の底面としてのプレート部23,24がともに車室
内から視認される状態(図4参照)である。なお、ここ
では、上側トレイ20のプレート部23のみが車室内か
ら視認可能な状態を第1使用状態とし、両トレイ20,
21のプレート部23,24がともに車室内から視認可
能な状態を第2使用状態とする。
【0043】本実施形態では、図4に示すように、下側
トレイ21は、その先端側の端辺にプレート部24から
上方に向かって突出する下側前方側壁25を有してい
る。図2に示すように、同下側前方側壁25は、前記格
納状態で格納部22の開口22aをほぼ塞ぐように形成
されている。そして、格納状態では、下側前方側壁25
の前壁面25aのみが、外部としての車室内に表出し、
格納部22内の格納物が車室内からは視認されないよう
になっている。また、この下側トレイ21の下側前方側
壁25は、前記格納状態から第1及び第2使用状態に切
替え配置される際に、前記乗員の指が引掛けられる引掛
部となっている。
【0044】また、下側トレイ21は、その図1中の矢
印Cの移動方向と平行をなす両端辺に側方側壁26が形
成されている。図6に示すように、側方側壁26は、下
側トレイ21のプレート部24から上方に向かって突出
している。また、図1及び図4に示すように、側方側壁
26は、その前記矢印C方向側の端部が下側前方側壁2
5に連続するように形成されている。
【0045】上側トレイ20は、図6に示すように、そ
の下側トレイ21の側方側壁26と対応する位置に、断
面略逆U字形のガイド溝27を有している。同ガイド溝
27には、その内面から側方に突出する突条28が形成
されている。一方、前記下側トレイ21の側方側壁26
には、その突条28と係合するように凹溝29が形成さ
れている。そして、それら突条28と凹溝29とが係合
するように下側トレイ21の側方側壁26が、上側トレ
イ20のガイド溝27内に摺動可能に係入されている。
【0046】また、図2〜図4及び図6に示すように、
上側トレイ20は、その先端側の端辺にプレート部23
から上方に向かって突出する上側前方側壁30を有して
いる。同上側前方側壁30には、前記下側トレイ21の
引掛部である下側前方側壁25と対応するように切欠部
31が形成されている。
【0047】また、図2〜図4及び図6に示すように、
上側トレイ20の上方には、カップや缶などの飲み物用
容器の周囲を保持する保持部40が配置されている。図
1に示すように、保持部40は、前記飲み物用容器が挿
入される2つの開口部41と、下側トレイ21の下側前
方側壁25の中央部と対応する位置に形成された凹部4
0aとを有している。凹部40aは、保持部40の先端
側、すなわち図1中の矢印Cの移動方向側の端部におけ
る開口部41の間に形成されている。
【0048】この保持部40は、前記格納状態では、上
側トレイ20のプレート部23に接近して重合するよう
になっている(図2参照)。また、前記第1及び第2使
用状態では、上側トレイ20の移動に連動して、上側ト
レイ20のプレート部23から所定距離だけ離間すべく
引き起こされるようになっている(図3、図4参照)。
【0049】図1〜図5に示すように、保持部40は、
2つの支持部により、上側トレイ20に対して上下動可
能に支持されている。この支持部の1つは、保持部40
の前記先端側の端部の近傍に接続される第1支持部42
である。第1支持部42は、その一端42a側が、係止
ピン43を介して保持部40に対して回動可能に接続さ
れている。また、第1支持部42は、その他端42b側
が二又状になっている。そして、第1支持部42の他端
42bは、それぞれが上側トレイ20における基端側の
端辺、すなわち図1中の矢印C方向とは逆方向側の端辺
近傍で係止ピン44を介して上側トレイ20に対して回
動可能に接続されている。
【0050】もう1つの支持部は、保持部40の基端
側、すなわち図1中の矢印C方向とは逆方向側の端部の
近傍に接続される第2支持部45である。第2支持部4
5は、その一端45a側が二又状になっており、この二
又部46には、その前記上側トレイ20のガイド溝27
(図6参照)と平行をなす側面に長穴状の開口を有する
ガイド穴47が形成されている。ガイド穴47には、係
止ピン48が挿通されており、その係止ピン48は、ガ
イド穴47の一端47aと他端47bとの間を往復動す
る。前記保持部40の基端側の端部は、係止ピン48を
介して第2支持部45に接続されている。
【0051】また、第2支持部45は、その他端45b
側も二又状になっている。そして、第2支持部45の他
端45bは、第1支持部42の分岐部42c近傍で係止
ピン49を介して上側トレイ20に対して回動可能に接
続されている。なお、係止ピン49には、弦巻ばね(図
示略)が巻回されており、この弦巻ばねの付勢力によっ
て、第2支持部45が上側トレイ20に対して常に起立
する方向に付勢されている。
【0052】また、図2〜図5に示すように、第2支持
部45には、その他端45b近傍に、外方に向かって突
出する突出部50が形成されている。同突出部50は、
前記第1及び第2使用状態では、第1支持部42の分岐
部42cに当接して、第1支持部42の一端42aを所
定距離だけ上側トレイ20から離間させるべく、同第1
支持部42を持ち上げる役割を担っている(図3、図4
参照)。一方、突出部50は、前記格納状態では、第1
支持部42の分岐部42cには当接しないようになって
おり、第1支持部42は持ち上げられることなく、その
一端42aが上側トレイ20に接近した状態となる(図
2参照)。つまり、この格納状態では、保持部40が上
側トレイ20にほぼ重合した状態となる。
【0053】図1に示すように、保持部40には、前記
開口部41内に挿入された飲み物用容器の外径に応じて
開口部41の内周面の間隔を調節する間隔調節機構60
が設けられている。本実施形態では、間隔調節機構60
は、開口部41の内周面からの突出量が異なる2つの保
持片、すなわち、突出量の小さい外周側保持片61と、
突出量の大きい中心側保持片62とを備えている。
【0054】図10に示すように、外周側保持片61と
中心側保持片62とは、保持部40の前記先端側で固定
された係止ピン63を介して、それぞれ独立して回動可
能にかつ重合するように支持されている。そして、各保
持片61,62は、保持部40とほぼ平行な状態をなす
基準位置と、保持部40とほぼ直角な状態をなす折曲位
置との間で回動されるようになっている。なお、各保持
片61,62は、係止ピン63に巻回された弦巻ばね
(図示略)の付勢力によって、それぞれ前記基準位置に
配置される方向に常に付勢されている。
【0055】また、前記第1支持部42の分岐部42c
には、保持部40の開口部41内に挿入された飲み物用
容器の外面に当接して、その飲み物用容器を補助的に支
持する補助支持部51が一体的に形成されている。図1
に示すように、補助支持部51は、分岐部42cの一部
が間隔調節機構60と対向するよう上側トレイ20の両
ガイド溝27に向かう方向に延設されることで形成され
ている。そして、補助支持部51は、前記格納状態から
第1及び第2使用状態に切替え配置される際に上側トレ
イ20の移動に連動して引き起こされ、保持部40と上
側トレイ20のプレート部23との間に位置するように
なっている。
【0056】また、図2〜図5に示すように、上側トレ
イ20と格納部22とには、前記格納状態で下側トレイ
21の下側前方側壁25の前壁面25aを一旦格納部2
2側、すなわち図2中の矢印Dへ押し込むことにより、
前記格納状態を解除するプッシュオープン機構70が配
設されている。このプッシュオープン機構70は第1ロ
ック手段を構成している。そして、プッシュオープン機
構70は、上側トレイ20の基端部20aから突出形成
された突出片20bにねじ71を介して揺動可能に取着
された係止部72と、格納部22内にハート形のカム面
を有するように形成されて、格納状態で係止部72と係
合する係止部通路73とを備えている。
【0057】また、プッシュオープン機構70は、前記
格納状態で上側トレイ20を前記第1使用状態に切替え
配置させる方向に付勢するばね74を備えている。すな
わち、このばね74は、格納状態で上側トレイ20の突
出片20bに折曲形成された折曲片20cに圧縮状態で
当接して、上側トレイ20を図2中の矢印D方向とは逆
方向に付勢している。また、ばね74は、前記第1及び
第2使用状態では、前記上側トレイ20の折曲片20c
には当接せず、格納部22の基端部22bの内面から開
口22aに向かって突出するばね保持部75により、格
納部22から離脱しないように保持されている。
【0058】図1及び図7に示すように、格納部22の
側壁22cには、ガイド孔80が形成されている。同ガ
イド孔80は、格納部22の開口22aから基端部22
bに向かう方向(図7中の矢印Eの方向)に延びる長穴
となっている。なお、図7では、格納部22の開口22
a近傍のみを示している。また、ガイド孔80には、挿
通部材81が挿通されており、同挿通部材81は、上側
トレイ20のガイド溝27を構成する側壁27aにねじ
82を介して固定されている。ここで、ガイド孔80
は、前記矢印E方向の長さが、上側トレイ20における
前記格納状態から第1使用状態に、及び、第1使用状態
から格納状態に切替え配置される際の移動量にほぼ対応
している。また、上側トレイ20は、前記格納状態から
第1使用状態に切替え配置される際、挿通部材81がガ
イド孔80の先端側端部80aと当接することで、その
移動が規制される。
【0059】また、図1及び図7に示すように、格納部
22の側壁22cと上側トレイ20の側壁27aとの間
には、上側トレイ20を移動させる際に所定の摺動抵抗
を付与する摺動抵抗付与部83が設けられている。同摺
動抵抗付与部83は、格納部22の側壁22cから上側
トレイ20の側壁27aに向かって膨出するように湾曲
された板ばね84と、同板ばね84を格納部22の側壁
22cに固定するためのクリップ85とを備えている。
【0060】また、クリップ85は、板ばね84の外面
の一部を覆う覆い部85aを有しており、この覆い部8
5aが上側トレイ20の側壁27aに所定の押圧力をも
って摺接している。また、上側トレイ20の側壁27a
の外面には、前記第1使用状態におけるクリップ85の
覆い部85aの摺接位置に対応するように窪み部86が
形成されている。この上側トレイ20の窪み部86と格
納部22に固定されたクリップ85との係合により、上
側トレイ20が第1使用状態に保持されるようになって
いる。その一方で、上側トレイ20を第1使用状態から
格納状態に切替え配置すべく、格納部22側に移動され
ると、前記板ばね84が弾性変形され、窪み部86とク
リップ85との係合が解除される。
【0061】また、図1及び図8に示すように、上側ト
レイ20のプレート部23と下側トレイ21のプレート
部24との間には、係脱手段としての凹凸嵌合部87が
形成されている。凹凸嵌合部87は、下側トレイ21の
プレート部24の上面に設けられる凸部88と、前記格
納状態及び第1使用状態で、前記凸部88と対応するよ
うに上側トレイ20のプレート部23の下面に形成され
る凹部89とから構成されている。
【0062】凸部88は、下側トレイ21のプレート部
24から上側トレイ20に向かって膨出するように湾曲
された板ばね88aと、同板ばね88aを下側トレイ2
1のプレート部24に固定するためのクリップ88bと
を備えている。また、クリップ88bは、板ばね88a
の外面の一部を覆う覆い部88cを有しており、この覆
い部88cが上側トレイ20のプレート部23の下面及
び凹部89に所定の押圧力をもって摺接している。ここ
で、凸部88と凹部89とは、前記格納状態から第1使
用状態に切替え配置される間、または第1使用状態から
格納状態に切替え配置される間は、それらの嵌合した状
態、すなわち係合状態が維持される。また、前記挿通部
材81と格納部22のガイド孔80の先端側端部80a
とが当接した第1使用状態から凸部88と凹部89との
嵌合力に抗して下側トレイ21がさらに図8の矢印Fの
方向移動され、第2使用状態に切替え配置される。この
際に、前記板ばね88aが弾性変形され、それら凸部8
8と凹部89との嵌合が解除される。なお、嵌合力と
は、凸部88と凹部89との引っ掛かりによる抵抗と、
クリップ88bの覆い部88cと凹部89の表面との摩
擦抵抗によって決まる。
【0063】また、図1及び図9に示すように、上側ト
レイ20の前記先端側端部におけるガイド溝27の近傍
には、プレート部23のねじ穴90に螺入されて、その
頭部がプレート部23の下面から下方に突出するストッ
パねじ91が設けられている。また、下側トレイ21の
プレート部24には、前記第2使用状態でストッパねじ
91の前記頭部と当接する当接部92が設けられてい
る。下側トレイ21は、前記第1使用状態から第2使用
状態に切替え配置される際、下側トレイ21の当接部9
2が上側トレイ20のストッパねじ91と当接すること
で、格納部22から離間する方向への移動が規制され
る。
【0064】前記第1支持部42に下面には、下方へ向
かって突出する係合突起131が一体形成されている。
その係合突起131と対応するように、上側トレイ20
のプレート部23には、係合孔としての透孔132が形
成され、さらに、その透孔132と対応するように、下
側トレイ21のプレート部24には、同じく係合孔とし
ての透孔133が形成されている。そして、図2に示す
ように、第1支持部42が下方の倒伏状態に配置された
ときには、係合突起131が透孔132を介して透孔1
33内に進入して、透孔133の内縁と係合し、この係
合によって下側トレイ21がロックされる。また、この
ロック状態から第1支持部42が起立したときには、係
合突起131が透孔132,133から抜け出て、下側
トレイ21のロックが解除される。この実施形態におい
ては、前記係合突起131及び透孔133により第2ロ
ック手段が構成されている。
【0065】さて、図2は、上側トレイ20及び下側ト
レイ21の格納状態を示している。この状態では、プッ
シュオープン機構70により上側トレイ20がロックさ
れている。また、この状態では、第1支持部42が倒伏
位置にあって、係合突起131が透孔132を介して下
側トレイ21のプレート部24の透孔133に進入して
いる。このため、この下側プレート部24も移動不能に
ロックされている。
【0066】図2に示した格納状態から第1使用状態に
切替え配置する際には、下側トレイ21の下側前方側壁
25の前壁面25aを、図2中の矢印D方向に押圧す
る。すると、両トレイ20,21が同方向に移動し、プ
ッシュオープン機構70の係止部72と係止部通路73
との係合が解除される。その後、前壁面25aに対する
押圧を解除すると、両トレイ20,21は、図5に示す
ように、ばね74の付勢力によって矢印D方向とは逆方
向に所定量移動する。これにより、両トレイ20,21
及び保持部40は、それらの先端側端部及びその近傍が
格納部22の開口22aを介して車室内に表出する。
【0067】次に、この状態から第1使用状態に切替え
配置する際には、車室内に表出した保持部40の凹部4
0a内に操作者の指を挿入するとともに、挿入した指を
下側トレイ21の下側前方側壁25に引掛けて、下側ト
レイ21を図5中の矢印G方向に移動させる。
【0068】すると、両トレイ20,21及び保持部4
0は、それらの先端側端部から徐々に車室内に表出し、
上側トレイ20の移動に連動して、第2支持部45が上
側トレイ20のプレート部23に対して徐々に起立す
る。そして、第2支持部45の起立により、前記係止ピ
ン48が第2支持部45のガイド穴47内を他端47b
から一端47aに向かって変位する。同時に、第2支持
部45の起立により、第2支持部45の突出部50と第
1支持部42の分岐部42cとが当接し、第1支持部4
2の一端42aが上側トレイ20のプレート部23から
徐々に離間する。こうして、保持部40が上側トレイ2
0のプレート部23から徐々に離間する。そして、上側
トレイ20に固定された挿通部材81が格納部22のガ
イド孔80の先端側端部80aと当接する(図7参照)
と、図3に示した第1使用状態に切替え配置される。
【0069】ここで、前記凹凸嵌合部87における上側
トレイ20の凹部89と下側トレイ21の凸部88との
嵌合力は、摺動抵抗付与部83により付与される上側ト
レイ20の格納部22に対する摺動抵抗により生じる上
側トレイ20が静止しようとする力に十分に打ち克つよ
うに設定されている。これにより、格納状態から第1使
用状態になる間は、前記凹凸嵌合部87の嵌合状態が維
持されているため、上側トレイ20と下側トレイ21と
は重合された状態で共に移動する。
【0070】一方、第1支持部42の起立により、その
係合突起131が前記透孔132,133から抜け出
て、下側トレイ21に対するロックが解除される。次
に、第1使用状態から第2使用状態に切替え配置する際
には、操作者の指を下側トレイ21の下側前方側壁25
に引掛けて、下側トレイ21を図3中の矢印H方向に移
動させる。すると、上側トレイ20は、挿通部材81と
格納部22のガイド孔80の先端側端部80aとの当接
により、それ以上の移動が規制されているため、前記凹
凸嵌合部87の嵌合が解除されて、下側トレイ21のみ
がさらに移動される。そして、下側トレイ21のプレー
ト部24が徐々に車室内に表出する。そして、下側トレ
イ21の当接部92が上側トレイ20に固定されたスト
ッパねじ91に当接する(図9参照)と、図4に示した
第2使用状態に切替え配置される。
【0071】次に、第2使用状態から格納状態に切替え
配置する際には、下側トレイ21の下側前方側壁25
を、格納部22に向かう方向、すなわち図4中の矢印I
方向に移動させる。これにより、下側トレイ21の下側
前方側壁25と上側トレイ20の上側前方側壁30とが
接近して第1使用状態となる。この際、凹凸嵌合部87
は、下側トレイ21の凸部88が上側トレイ20の凹部
89に嵌合して嵌合状態となる。そして、下側トレイ2
1の下側前方側壁25をさらに矢印I方向に移動させる
と、第2支持部45が格納部22の開口22aによって
上側トレイ20のプレート部23側に傾倒される。この
第2支持部45の傾倒にともなって、その第2支持部4
5の突出部50と第1支持部42との当接が解除され、
第1支持部42も、その一端42aがプレート部23に
接近するように回動される。これにより、保持部40が
上側トレイ20とほぼ重合した状態となる。そして、両
トレイ20,21が重合された状態で格納部22内に格
納される。最後に、ばね74の付勢力に抗して、下側ト
レイ21の下側前方側壁25を、格納部22の開口22
a内に若干入り込むように押圧して、プッシュオープン
機構70の係止部72と係止部通路73とを係合させ、
各トレイ20,21を格納状態に切替え配置する。
【0072】次に、保持部40の間隔調節機構60及び
補助支持部51の動作について説明する。図10に示す
ように、第1または第2使用状態にある保持部40の開
口部41に飲み物用容器として、例えば250ml缶9
5が挿入されると、各保持片61,62は共に前記基準
位置のままで、折曲位置に向かって回動はしない。そし
て、開口部41に挿入された缶95は、開口部41の内
周面と、基準位置にある中心側保持片62の先端部と、
補助支持部51とにより保持された状態となる。
【0073】また、図11に示すように、保持部40の
開口部41に飲み物用容器として、例えば350ml缶
96が挿入されると、中心側保持片62が基準位置から
折曲位置に向かって所定角度だけ回動し、その先端部が
缶96の外面に当接する。一方、外周側保持片61は、
基準位置のままで、折曲位置に向かって回動はしない。
そして、開口部41に挿入された缶96は、開口部41
の内周面と、所定角度だけ回動した中心側保持片62の
先端部と、補助支持部51とにより保持された状態とな
る。
【0074】また、図12に示すように、保持部40の
開口部41に、飲み物用容器として例えば、米国McDona
ld's Corporationで用いられるLサイズカップ97が挿
入されると、両保持片61,62は、それぞれ基準位置
から折曲位置に向かって所定角度だけ回動する。そし
て、開口部41に挿入されたカップ97は、開口部41
の周縁と、それぞれ所定角度だけ回動した両保持片6
1,62の先端部とにより保持された状態となる。
【0075】また、図13に示すように、保持部40の
開口部41に飲み物用容器として、例えばコカ・コーラ
社製の「Diet Coca-Cola」や「コカ・コーラ」の500
mlペットボトルのような全周にわたりくびれ部を有す
るようなペットボトル98が挿入されると、外周側保持
片61は基準位置のままである。そして、中心側保持片
62が基準位置から折曲位置に向かって所定角度だけ回
動し、その先端部がペットボトル98の膨らみ部98a
の頂部よりも下方の外面に当接する。そして、開口部4
1に挿入されたペットボトル98は、開口部41の内周
面と、所定角度だけ回動した中心側保持片62の先端部
と、補助支持部51とにより保持された状態となる。
【0076】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、上側トレイ20と下側トレイ2
1との間に、凸部88(板ばね88a、クリップ88
b)と凹部89とからなる凹凸嵌合部87を設けた。こ
れにより、格納状態から第1使用状態に切替え配置する
際、両トレイ20,21が連動して移動する。このた
め、格納状態から第1使用状態に切替え配置する際の操
作性を向上することができる。また、格納時には、各ト
レイ20,21が重合した状態で格納されるため、収納
装置におけるトレイ20,21の移動方向における長さ
を短くすることができる。また、必要に応じて、第1使
用状態と第2使用状態とを使い分けることができ、収納
装置の利便性を向上することができる。
【0077】また、凹凸嵌合部87を凸部88と凹部8
9とから構成したため、簡単な構成でトレイ20,21
を連動させることができる。また、凸部88と凹部89
との嵌合には、板ばね88aの弾性力を利用している。
このため、第1使用状態から第2使用状態に切替え配置
する際、上側トレイ20のそれ以上の移動が規制された
状態では、僅かな力を加えることで、下側トレイ21の
みを容易に移動させることができる。
【0078】(2)本実施形態では、保持部40を、上
側トレイ20の上方に設けた。このため、飲み物用容器
を保持するカップホルダ機能を収納装置に付加すること
ができる。また、両トレイ20,21を引き出したと
き、上側トレイ20は、最初に使用状態となるため、利
用頻度の高いカップホルダ機能を容易に使用することが
でき、収納装置の利便性を向上することができる。
【0079】(3)本実施形態では、保持部40に、開
口部41の内周面の間隔を調整する間隔調節機構60を
設けた。これにより、外径または幅の異なる種々の飲み
物用容器を保持部40により保持することができる。こ
のため、飲み物用容器の外径または幅の大小に関わら
ず、安定した状態でその飲み物用容器をより確実に保持
することができ、収納装置の利便性をさらに向上するこ
とができる。
【0080】(4)本実施形態では、保持部40を、第
1支持部42と第2支持部45とを用い、格納状態では
上側トレイ20のプレート部23と重合するように配置
した。そして、第1及び第2使用状態では、保持部40
を、上側トレイ20のプレート部23から所定距離だけ
離間するように配置した。このため、保持部40の格納
時には、同保持部40を格納部22内にコンパクトに収
納することができる。また、保持部40の使用時には、
同保持部40によって、飲み物用容器を安定した状態で
保持することができる。
【0081】(5)本実施形態では、保持部40の開口
部41内に挿入された飲み物用容器を補助的に保持する
補助支持部51を設けた。このため、飲み物用容器の外
周面が保持部40と補助支持部51とにより保持され、
飲み物用容器をさらに安定した状態で支持することがで
きる。
【0082】(6)本実施形態では、下側トレイ21に
下側前方側壁25を設け、保持部40に凹部40aを設
けた。これにより、操作者の指を下側トレイ21の下側
前方側壁25に対して容易に挿入することができる。こ
のため、各トレイ20,21を格納状態から第1使用状
態に切替え配置する際の操作をより確実に行うことがで
きる。
【0083】(7)本実施形態では、上側トレイ20の
上側前方側壁30に切欠部31を設けた。これにより、
トレイ20,21を格納状態から第1使用状態に切替え
配置する際、下側トレイ21の下側前方側壁25に挿入
された操作者の指が上側トレイ20に引っ掛かることを
抑制することができる。このため、各トレイ20,21
の格納状態から第1使用状態への移動を、所定の移動量
でもってより確実かつ容易に行うことができる。
【0084】(8)本実施形態では、下側トレイ21の
下側前方側壁25を、格納状態で、格納部22の開口2
2aのほぼ全体を覆うように形成して、下側前方側壁2
5の前壁面25aのみを車室内から視認されるようにし
た。これにより、格納状態では、格納部22の内部が、
下側トレイ21の下側前方側壁25の前壁面25aによ
り車室内から視認されなくなる。このため、収納装置の
意匠性を向上することができる。
【0085】(9)本実施形態では、プッシュオープン
機構70を設けた。このため、トレイ20,21を格納
状態から第1使用状態に切替え配置する際における収納
装置の操作性を向上することができる。
【0086】(10)本実施形態では、下側トレイ21
の周縁に、プレート部24から上方に向かって突出する
下側前方側壁25と側方側壁26とを設けた。このた
め、車両走行時の振動、回転等により、下側トレイ21
のプレート部24上に載置される載置物が不用意に落下
することが抑制される。
【0087】(11)本実施形態では、補助支持部51
を第1支持部42の分岐部42cに対して一体的に設け
た。このため、収納装置を構成する部品の点数が増大す
ることを抑制することができる。
【0088】(12)本実施形態では、凹凸嵌合部87
における上側トレイ20の凹部89と下側トレイ21の
凸部88との嵌合力を、摺動抵抗付与部83により付与
される上側トレイ20の格納部22に対する摺動抵抗に
より生じる上側トレイ20が静止しようとする力に十分
に打ち克つよう設定した。このため、トレイ20,21
を格納状態から第1使用状態に切替え配置する際、下側
トレイ21の移動に連動して、上側トレイ20を確実に
移動させることができる。
【0089】(13)本実施形態では、上側トレイ20
が格納状態でロックされているときには、下側トレイ2
1もロックされる。従って、両トレイ20,21の双方
が格納状態でロックされるため、両トレイ20,21の
意図しない突出を抑制でき、両トレイ20,21を確実
に使用,不使用状態に維持することができ、メリハリの
ある使い方が可能になる。しかも、第1支持部42の上
方移動により、下側トレイ21に対するロックが解除さ
れるため、解除操作が不要であり、ロック解除における
煩わしさを避けることができる。加えて、以上の機能を
達成するための構成として、係合突起131を第1支持
部42に一体形成し、透孔132,133をそれぞれ上
側トレイ20及び下側トレイ21にそれぞれ形成しただ
けである。このため、部品点数が多くなることがなく、
構成が簡単である。
【0090】(変形例)なお、本発明の実施形態は、以
下のように変形してもよい。 ・前記実施形態では、凸部88を下側トレイ21のプレ
ート部24の上面に設け、凹部89を上側トレイ20の
プレート部23の下面に設ける構成とした。しかし、凸
部88を上側トレイ20のプレート部23の下面に設
け、凹部89を下側トレイ21のプレート部24の上面
に設ける構成としてもよい。
【0091】・また、前記実施形態において、例えば上
側トレイ20のプレート部23の周縁に下がり壁を設け
るとともに、下側トレイ21の周縁のみにプレート部2
4の前記下がり壁に係合するような側壁を形成する構成
としてもよい。
【0092】・また、前記実施形態では、凹凸嵌合部8
7の凸部88を、板ばね88aとクリップ88bと覆い
部88cとから構成した。しかし、凸部88を、下側ト
レイ21のプレート部24を上方に膨出させることによ
り形成する構成としてもよい。
【0093】・また、前記実施形態では、トレイ20,
21を切替え配置する際、操作者の指を下側トレイ21
の下側前方側壁25に引掛けるようにしたが、棒状体を
下側前方側壁25に引掛けるようにしてもよい。
【0094】・また、前記実施形態において、プッシュ
オープン機構70を省略した構成としてもよい。なお、
このようにした場合には、格納状態で、トレイ20,2
1における外部に表出する部分に、両トレイ20,21
を使用状態に切替え配置するための引掛部やつまみ等が
配設される。
【0095】・また、前記実施形態では、下側トレイ2
1に前壁面25aを設ける構成とした。しかし、例え
ば、第1使用状態から第2使用状態に切替え配置する
際、上側トレイ20のみが移動する場合等には、前壁面
を上側トレイ20に設ける構成としてもよい。
【0096】・また、前記実施形態では、格納状態にお
いて、下側トレイ21の下側前方側壁25の前壁面25
aのみが格納部22の開口22aを介して車室内に表出
する構成とした。しかし、格納状態において、下側トレ
イ21の下側前方側壁25の前壁面25a以外にも、上
側トレイ20等の格納物が車室内に表出する構成として
もよい。
【0097】・また、前記実施形態では、上側トレイ2
0の上側前方側壁30に切欠部31を設ける構成とし
た。しかし、例えば、上側トレイ20の上側前方側壁3
0の高さが下側トレイ21の下側前方側壁25よりも低
い場合等には、切欠部31を省略した構成としてもよ
い。
【0098】・また、前記実施形態において、保持部4
0の凹部40aを省略した構成としてもよい。 ・また、前記実施形態において、補助支持部51を第1
支持部42とは別に設ける構成としてもよい。また、同
補助支持部51を省略した構成としてもよい。
【0099】・また、前記実施形態において、間隔調節
機構60の保持片の数や開口部41に対する突出量等の
配設態様は任意に設定可能である。また、間隔調節機構
60を省略した構成としてもよい。
【0100】・また、前記実施形態では、図1に示すよ
うに、保持部40は、その左右方向の一部が切除された
構成とした。しかし、保持部40は、各開口部41の全
周縁が連続する構成としてもよい。また、保持部40
は、例えば、その左右方向の一部が開口部41の中心側
に回動可能に設けられる構成としてもよい。
【0101】・また、前記実施形態では、保持部40
を、格納状態では上側トレイ20と重合するように、ま
た、第1及び第2使用状態では、上側トレイ20のプレ
ート部23から所定距離だけ離間するように設けた。し
かし、保持部40を上側トレイ20のプレート部23か
ら常に一定距離だけ離間するように設ける構成としても
よい。また、保持部40を省略した構成としてもよい。
【0102】・また、前記実施形態では、2つのトレイ
20,21を備える収納装置の例を示したが、トレイの
数は2つには限定されない。このトレイを、例えば3
つ、4つ等、複数備える収納装置であってもよい。
【0103】・また、前記実施形態では、収納装置を、
車両の後部座席用のアームレスト部に装着する例を示し
たが、収納装置が装着される部位は、後部座席用のアー
ムレスト部には限定されない。同収納装置を、例えば、
車両のセンターコンソールボックスやインストルメント
パネル等に装着する構成としてもよい。
【0104】また、収納装置を車両に装着する構成とし
たが、収納装置は、車両に装着されることには限定され
ない。同収納装置を、例えば、航空機、船舶、家具等に
装着する構成としてもよい。
【0105】その他、前記実施形態、並びに以上の記載
から把握できる技術的思想について、それらの効果とと
もに以下に記載する。 (イ)前記トレイは、前記使用状態で、その周縁に上方
に向かって突出する側壁を有することを特徴とする請求
項1〜請求項10のうちいずれか一項に記載の収納装
置。
【0106】従って、この(イ)に記載の発明によれ
ば、車両走行時の振動、回転等により、そのトレイ上に
載置される載置物が不用意に落下することが抑制される
という効果が得られる。
【0107】(ロ)前記補助支持部は、前記最上部トレ
イの移動に連動して前記保持部を前記最上部トレイの底
面から所定距離だけ離間させる支持部に一体的に設けら
れることを特徴とする請求項5に記載の収納装置。
【0108】従って、この(ロ)に記載の発明によれ
ば、収納装置を構成する部品の点数が増大することを抑
制することができるという効果が得られる。 (ハ)前記凹凸嵌合の嵌合力は、前記隣り合うトレイの
一方に作用して、前記格納部または隣り合う一対のトレ
イとは異なる他のトレイに対して静止しようとする力に
打ち克つように設定されていることを特徴とする請求項
10に記載の収納装置。
【0109】従って、この(ハ)に記載の発明によれ
ば、隣り合う一対のトレイを格納状態から使用状態に切
替え配置する際、隣り合う他方のトレイの移動に連動し
て、隣り合う一方のトレイを確実に移動させることがで
きるという効果が得られる。
【0110】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
格納状態から使用状態に切替える際の操作性を向上する
とともに、格納状態での切替え方向の長さを短くするこ
とが可能になり、しかも、トレイの意図しない突出移動
を抑制できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の収納装置の第2使用状態を示す平
面図。
【図2】図1の4―4線での断面に相当する収納装置の
格納状態を示す断面図。
【図3】図1の4―4線での断面に相当する収納装置の
第1使用状態を示す断面図。
【図4】収納装置の第2使用状態を示す図1の4―4線
断面図。
【図5】収納装置のプッシュオープン機構を解除した状
態を示す断面図。
【図6】図1の6―6線断面図。
【図7】挿通部材、摺動抵抗付与部及びそれらの近傍を
示す断面図。
【図8】凹凸嵌合部及びその近傍を示す断面図。
【図9】ストッパねじ及びその近傍を示す断面図。
【図10】中心側保持片と外周側保持片との回動状態に
関する説明図。
【図11】中心側保持片と外周側保持片との回動状態に
関する説明図。
【図12】中心側保持片と外周側保持片との回動状態に
関する説明図。
【図13】中心側保持片と外周側保持片との回動状態に
関する説明図。
【図14】第1従来構成の収納装置の平面図。
【図15】第2従来構成の収納装置の断面図。
【符号の説明】
20…最上部トレイとしての上側トレイ、21…最下部
トレイとしての下側トレイ、22…格納部、23…底面
としてのプレート部、25…引掛部としての下側前方側
壁、25a…前壁面、31…切欠部、40…保持部、4
1…開口部、51…補助支持部、60…間隔調節機構、
70…プッシュオープン機構、87…係脱手段としての
凹凸嵌合部、88…凸部、89…凹部、95…飲み物用
容器としての250ml缶、96…飲み物用容器として
の350ml缶、97…飲み物用容器としてのLサイズ
カップ、98…飲み物用容器としての500mlペット
ボトル、131…係合突起、132…透孔、133…透
孔。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド移動によって格納部内の格納状
    態と、その格納部の外部に位置する使用状態とに配置さ
    れる複数のトレイを重合した収納装置において、 前記トレイの間には、隣り合う一方のトレイが所定量移
    動するまでは係合状態を維持するとともに、前記一方の
    トレイが所定量移動した後は、その係合が解除されて、
    隣り合う他方のトレイのみの移動を許容する係脱手段を
    設けたことを特徴とする収納装置。
  2. 【請求項2】 最上部トレイの上方に、飲み物用容器の
    周囲を保持する保持部を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の収納装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部における開口部の間隔を、同
    開口部に挿入された飲み物用容器の外径に応じて調節す
    る間隔調節機構を設けたことを特徴とする請求項2に記
    載の収納装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部は、最上部トレイの格納状態
    では最上部トレイ上に重合され、最上部トレイが格納状
    態から前記使用状態に切替え配置される際には、前記最
    上部トレイの移動に連動して、同最上部トレイの底面か
    ら所定距離だけ上方に離間するように移動することを特
    徴とする請求項2または請求項3に記載の収納装置。
  5. 【請求項5】 前記最上部トレイを格納位置において解
    除可能にロックするための第1ロック手段と、最上部ト
    レイのロック状態においてその下方に位置するトレイを
    ロックするための第2ロック手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の収納
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1ロック手段が最上部トレイと格
    納部との間に設けられ、第2ロック手段が前記保持部と
    最上部トレイの下方のトレイとの間に設けられ、保持部
    が上方に移動することにより、第2ロック手段によるロ
    ックが解除されることを特徴とした請求項5に記載の収
    納装置。
  7. 【請求項7】 第2ロック手段は、前記保持部に形成さ
    れた係合突起を備え、その係合突起が最上部トレイの透
    孔を介して最上部トレイの下方のトレイの一部に係合す
    ることによりそのトレイがロックされることを特徴とし
    た請求項6に記載の収納装置。
  8. 【請求項8】 前記間隔調節機構と対向するように設け
    られ、格納状態から使用状態に切替え配置される際に
    は、前記最上部トレイの移動に連動して引き起こされる
    とともに、前記保持部と前記最上部トレイの底面との間
    に配置され、前記保持部により保持された飲み物用容器
    の外面に当接する補助支持部を備えることを特徴とする
    請求項3〜請求項7のうちいずれか一項に記載の収納装
    置。
  9. 【請求項9】 前記トレイのうち、最下部に配設される
    最下部トレイは、格納状態で外部に表出する側面に、前
    記格納状態から前記使用状態に切替え配置される際に操
    作者の指または棒状体が引掛けられる引掛部を有し、前
    記保持部には、前記引掛部の少なくとも一部と対応する
    位置に凹部を有することを特徴とする請求項3〜請求項
    8のうちいずれか一項に記載の収納装置。
  10. 【請求項10】 前記最下部トレイと異なるトレイに
    は、前記引掛部と対応する位置に切欠部を有することを
    特徴とする請求項9に記載の収納装置。
  11. 【請求項11】 前記格納状態では、前記トレイのう
    ち、最上部に配設される最上部トレイまたは最下部に配
    設される最下部トレイの前壁面のみが外部に表出するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項10のうちいずれか一
    項に記載の収納装置。
  12. 【請求項12】 前記トレイの表出する部分を一旦格納
    部側へ押し込むことにより、そのトレイの格納状態を解
    除するプッシュオープン機構を備えることを特徴とする
    請求項1〜請求項11のうちいずれか一項に記載の収納
    装置。
  13. 【請求項13】 前記係脱手段は、隣り合う各トレイの
    対向面上に対をなすように設けられ、凹凸嵌合により、
    前記隣り合うトレイを連動させる凹部と凸部とからなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項12のうちいずれか
    一項に記載の収納装置。
JP2002122870A 2001-09-11 2002-04-24 収納装置 Expired - Fee Related JP4003525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002122870A JP4003525B2 (ja) 2001-09-11 2002-04-24 収納装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001274696 2001-09-11
JP2001-274696 2001-09-11
JP2002122870A JP4003525B2 (ja) 2001-09-11 2002-04-24 収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003159977A true JP2003159977A (ja) 2003-06-03
JP4003525B2 JP4003525B2 (ja) 2007-11-07

Family

ID=26621981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002122870A Expired - Fee Related JP4003525B2 (ja) 2001-09-11 2002-04-24 収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4003525B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003325255A (ja) * 2002-05-16 2003-11-18 Nissan Shatai Co Ltd 抽斗装置
JP2014125042A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Honda Motor Co Ltd 自動車用トレー構造
CN111251964A (zh) * 2018-11-30 2020-06-09 株式会社利富高韩国 汽车用杯架
CN111559297A (zh) * 2019-02-13 2020-08-21 森六汽车配件株式会社 饮料容器保持装置
JP2023012585A (ja) * 2021-07-14 2023-01-26 本田技研工業株式会社 容器保持構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003325255A (ja) * 2002-05-16 2003-11-18 Nissan Shatai Co Ltd 抽斗装置
JP2014125042A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Honda Motor Co Ltd 自動車用トレー構造
CN111251964A (zh) * 2018-11-30 2020-06-09 株式会社利富高韩国 汽车用杯架
KR20200065845A (ko) * 2018-11-30 2020-06-09 주식회사 니프코코리아 자동차용 컵홀더
KR102177003B1 (ko) * 2018-11-30 2020-11-10 주식회사 니프코코리아 자동차용 컵홀더
CN111251964B (zh) * 2018-11-30 2022-06-03 株式会社利富高韩国 汽车用杯架
CN111559297A (zh) * 2019-02-13 2020-08-21 森六汽车配件株式会社 饮料容器保持装置
JP2020131749A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 森六テクノロジー株式会社 飲料容器保持装置
JP2023012585A (ja) * 2021-07-14 2023-01-26 本田技研工業株式会社 容器保持構造
JP7470664B2 (ja) 2021-07-14 2024-04-18 本田技研工業株式会社 容器保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4003525B2 (ja) 2007-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5921519A (en) Pivotal arm container holder
US7172232B2 (en) Console for vehicle
US9302628B2 (en) Dual access vehicle storage assembly
WO2011132754A1 (ja) カップホルダ
US20080116201A1 (en) Container
KR20040014149A (ko) 컵 홀더 장치
JP2003159977A (ja) 収納装置
JP3737691B2 (ja) 小物収納装置
JP2002337595A (ja) カップホルダー装置
JP2686979B2 (ja) カップホルダー装置
JP2003048473A (ja) カップホルダ装置
EP1588893B1 (en) Cup holder device
WO2000050714A1 (en) Double pawl console latch
JP2000016139A (ja) 車両用カップホルダ
JP3409457B2 (ja) カップホルダ装置
KR20150058912A (ko) 차량용 컵홀더
JP3646542B2 (ja) 乗物用カップホルダ装置
JP3381439B2 (ja) コインケース
KR101014805B1 (ko) 수납용기
KR20020040169A (ko) 자동차의 컵 홀더
JP5711053B2 (ja) 箱型容器
JP5816021B2 (ja) 車両用カップホルダ装置
KR100293546B1 (ko) 컵홀더
JP2514893Y2 (ja) 車輌用コンソールボックスのカップホルダー
JPH0930310A (ja) コンソールボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070813

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees