JP2003158873A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

Info

Publication number
JP2003158873A
JP2003158873A JP2001354031A JP2001354031A JP2003158873A JP 2003158873 A JP2003158873 A JP 2003158873A JP 2001354031 A JP2001354031 A JP 2001354031A JP 2001354031 A JP2001354031 A JP 2001354031A JP 2003158873 A JP2003158873 A JP 2003158873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
power supply
converter
switching power
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001354031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3755815B2 (ja
Inventor
Masakazu Takagi
雅和 高木
Junichi Yamamoto
純一 山本
Toshiyuki Zaitsu
俊行 財津
Katsuhiko Shimizu
克彦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2001354031A priority Critical patent/JP3755815B2/ja
Priority to US10/152,788 priority patent/US6650552B2/en
Priority to EP02011479A priority patent/EP1261122A3/en
Priority to CNB021201994A priority patent/CN1249904C/zh
Publication of JP2003158873A publication Critical patent/JP2003158873A/ja
Priority to US10/662,529 priority patent/US6888728B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3755815B2 publication Critical patent/JP3755815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02B70/1475

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己ドライブ方式の2次整流回路の信頼性を
大幅に高めるとともに、低コストで、かつ高効率なスイ
ッチング電源を生成する。 【解決手段】 スイッチング電源装置1に設けられた駆
動回路5は、ハーフブリッジコンバータ3のスイッチン
グ素子9,10の駆動制御する制御信号OUT1,OU
T2を生成する。制御信号OUT1,OUT2はデュー
ティー比が固定であり、かつスイッチング素子9,10
のデッドタイムを有する。デッドタイムは、該デットタ
イムと転流期間との和が、同期整流スイッチ素子14,
15の動作遅れ時間とほぼ同じ程度に設定されている。
これにより、同期整流スイッチ素子14,15の破損を
確実に防止するとともに、トランス13の転流期間を最
適化することができ、安価で信頼性が高く、かつ効率が
高いスイッチング電源装置1を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハーフブリッジ回
路を有したスイッチング電源装置の電源生成技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの電子システムには、
効率よく、かつ安定した電圧を供給するスイッチング電
源装置の1つとして、前段に降圧コンバータ、後段にハ
ーフブリッジコンバータを組み合わせた、いわゆる2ス
テージコンバータが提案されている。
【0003】降圧コンバータは、入力電圧をある電圧レ
ベルまで降圧し、ハーフブリッジコンバータは、ハーフ
ブリッジ回路によって交流電圧に変換、絶縁し、その
後、整流平滑して直流電圧を生成する。
【0004】整流平滑回路は、トランスの2次巻き線側
に接続された同期整流スイッチ素子によって構成された
自己ドライブ方式の同期整流回路、およびコンデンサや
インダクタなどから構成されている。
【0005】この2ステージコンバータの技術として、
たとえば、IEEE Applied Power E
lectronics Conference (AP
EC2001),2001におけるP.Alou,J.
Oliver,J.A Cobos,O.Garcia
およびJ.Ucedaによる「Buck+Halfbr
ige(d=50%)Topology Applie
d to veryLow Voltage Powe
r Converts」と題する文献に示されるよう
に、後段のハーフブリッジコンバータに設けられたメイ
ンスイッチ素子のデューティー比を50%に固定し、前
段の降圧コンバータに設けられたスイッチング素子のデ
ューティー比を出力電圧に応じて可変するように制御し
たものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した2ステージコ
ンバータにおいては、通常、ハーフブリッジ回路に設け
られているトランスのリーケージインダクタンスによっ
て、該トランスの2次巻き線側の同期整流用スイッチ素
子に流れる電流に転流期間が生じ、その後、該同期整流
用スイッチ素子の両端に電圧が発生することになる。
【0007】この同期整流用スイッチ素子の動作遅れ
(ターンオン/オフ期間)が、転流期間よりも長い場
合、同期整流用スイッチ素子が同時オンすることによっ
て貫通電流が流れてしまい、最悪の場合には、該同期整
流スイッチ素子の破損に至ってしまう恐れがある。
【0008】特に、低オン抵抗の同期整流スイッチ素子
の場合、動作遅れ時間が長くなる傾向にあるので、この
現象が顕著となっている。
【0009】この問題は、トランスを粗結合にすること
によって、リーケージインダクタンスを増やし、転流期
間を長くすることで対策できるが、同期整流スイッチ素
子がオン出来ない期間が増えて損失が増加するばかり
か、リーケージインダクタンスによる損失やスパイクノ
イズの増加などの悪影響が発生してしまう恐れがある。
【0010】さらに、ハーフブリッジ回路に、同期整流
スイッチ素子の動作タイミングを制御するドライブタイ
ミング回路などを追加して、同期整流用スイッチ素子の
同時オンを防止することもできるが、この場合、部品点
数が増えることにより、スイッチング電源装置が大型化
し、コストも高くなってしまうという問題がある。
【0011】そこで、本発明は、自己ドライブ方式の2
次整流回路の信頼性を大幅に高めるとともに、低コスト
で、かつ高効率な電源を生成することのできるスイッチ
ング電源装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るスイッチング電源装置は、トランスの
1次巻き線側に設けられて電源間に直列接続された第1
および第2のスイッチング素子、ならびに該トランスの
2次巻き線側に直列接続された第1および第2の同期整
流スイッチ素子を有するコンバータと、第1および第2
のスイッチング素子を動作制御し、第1および第2のス
イッチング素子がいずれも導通していないデッドタイム
期間を有した第1および第2の制御信号を生成する駆動
回路とを備えたことを特徴とする。
【0013】このような発明によれば、第1および第2
の同期整流スイッチング素子の同時ONを確実に防止で
きるとともに、トランスのリーケージインダクタンスに
よる転流期間を最適に制御できるので、低損失で、信頼
性が高く、かつ低コストのスイッチング電源装置を実現
することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付
図面において同一の部材には同一の符号を付しており、
また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実
施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態として
のものであり、本発明がその実施の形態に限定されるも
のではない。
【0015】図1は、スイッチング電源装置の回路図、
図2は、図1のスイッチング電源装置における各部の電
圧/電流波形を示し、デッドタイム期間とトランスリー
ケージの転流期間との和が同期整流素子のスイッチ遅れ
時間と等しい場合のタイミングチャート、図3は、本発
明者が検討したスイッチング電源装置におけるトランス
リーケージの転流期間が同期整流素子のスイッチ遅れ時
間がよりも短い場合の各部の電圧/電流波形を示したタ
イミングチャート、図4は、本発明者が検討したスイッ
チング電源装置におけるトランスリーケージの転流期間
が同期整流素子のスイッチ遅れ時間よりも長い場合の各
部の電圧/電流波形を示したタイミングチャートであ
る。
【0016】本実施の形態において、スイッチング電源
装置1は、降圧コンバータ(バックコンバータ)2、ハ
ーフブリッジコンバータ(コンバータ)3、制御回路
4、および駆動回路5から構成されている。
【0017】降圧コンバータ2は、入力電圧Vinをあ
る電圧レベルに降圧して出力する。この降圧コンバータ
2は、スイッチング回路6、ダイオード7、およびイン
ダクタ8から構成されている。
【0018】ハーフブリッジコンバータ3は、降圧コン
バータ2が生成した電圧を一旦交流にし、絶縁、電圧変
換した後、整流してある電圧レベルの直流の出力電圧V
outを出力し、負荷Lに供給する。
【0019】また、ハーフブリッジコンバータ3は、ス
イッチング素子9,10、コンデンサ11,12,1
7、トランス13、同期整流スイッチ素子14,15、
インダクタ16から構成されている。
【0020】スイッチング素子6,9,10、および同
期整流スイッチ素子14,15は、たとえば、MOS−
FETなどのトランジスタからなり、スイッチング素子
6は、制御回路4によってON/OFF動作が制御され
ており、スイッチング素子9,10は、駆動回路5によ
ってON/OFF動作が制御されている。
【0021】スイッチング素子6の一方の接続部には、
入力電圧Vinが入力されるように接続されており、該
スイッチング素子6の他方の接続部には、ダイオード7
のカソード、およびインダクタンス8の一方の接続部が
それぞれ接続されている。
【0022】インダクタンス8の他方の接続部には、コ
ンデンサ11の一方の接続部、およびスイッチング素子
(第1のスイッチング素子)9の一方の接続部がそれぞ
れ接続されている。
【0023】このスイッチング素子9の他方の接続部に
は、トランス13の1次巻き線側の一方の入力部、なら
びにスイッチング素子(第2のスイッチング素子)10
の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0024】コンデンサ(第1のコンデンサ)11の他
方の接続部には、トランス13の1次巻き線側の他方の
入力部、およびコンデンサ(第2のコンデンサ)12の
一方の接続部がそれぞれ接続されている。また、ダイオ
ード7のアノード、スイッチング素子10の他方の接続
部、ならびにコンデンサ12の他方の接続部には、基準
電位(GND)が接続されている。
【0025】スイッチング素子6の制御端子(ゲート)
には、制御回路4から出力される制御信号が入力される
ように接続されており、スイッチング素子9,10の制
御端子(ゲート)には、駆動回路5から出力される制御
信号(第1の制御信号)OUT1、および制御信号(第
2の制御信号)OUT2が入力されるようにそれぞれ接
続されている。
【0026】トランス13の2次巻き線側の一方の出力
部には、同期整流スイッチ素子(第1の同期整流スイッ
チ素子)14の一方の接続部、および同期整流スイッチ
素子(第2の同期整流スイッチ素子)15の制御端子
(ゲート)が接続されている。
【0027】トランス13の2次巻き線側のさらに一方
の出力部(センタタップ)には、インダクタ16の一方
の接続部が接続されており、該トランス13の2次巻き
線側の他方の出力部には、同期整流スイッチ素子15の
一方の接続部、ならびに同期整流スイッチ素子14の制
御端子(ゲート)が接続されている。同期整流スイッチ
素子14の他方の接続部には、同期整流スイッチ素子1
5の他方の接続部が接続されている。
【0028】このハーフブリッジコンバータ3におい
て、スイッチング素子9,10、およびコンデンサ1
1,12によってハーフブリッジ回路が構成されてお
り、同期整流スイッチ素子14,15、インダクタンス
16、コンデンサ17によってセンタタップ方式の出力
整流回路が構成されている。
【0029】また、同期整流スイッチ素子14,15
は、トランス13の2次巻き線側に発生する電圧を用い
て同期整流を行う自己ドライブ方式の同期整流型整流回
路となっている。
【0030】インダクタ16の他方の接続部には、コン
デンサ17の一方の接続部が接続されており、該コンデ
ンサ17の他方の接続部には、同期整流スイッチ素子1
5の他方の接続部が接続されている。これらインダクタ
16、およびコンデンサ17は、平滑用として用いられ
ている。
【0031】そして、インダクタ16の他方の接続部、
およびコンデンサ17の他方の接続部がスイッチング電
源装置1の出力部となり、負荷Lに供給する出力電圧V
outが出力される。
【0032】制御回路4は、ハーフブリッジコンバータ
3から出力される出力電圧Voutを検出し、その検出
結果に基づいて降圧コンバータ2のスイッチング素子6
に出力する制御信号のデューティー比を可変させて出力
電圧Voutが最適となるように制御する。
【0033】駆動回路5は、ハーフブリッジコンバータ
3に設けられたスイッチング素子9,10の制御端子に
制御信号OUT1,OUT2をそれぞれ出力し、スイッ
チング素子9,10のON/OFF動作の制御を司る。
この駆動回路5から出力される制御信号OUT1,OU
T2のデューティーは固定となっており、スイッチング
素子9,10にそれぞれデッドタイムを有するように駆
動する。
【0034】次に、本実施の形態によるスイッチング電
源装置1に設けられた駆動回路5の動作について、図
1、および図2の信号タイミングチャートを用いて説明
する。
【0035】ここで、図2においては、上方から下方に
かけて、駆動回路5から出力される制御信号OUT1、
駆動回路5から出力される制御信号OUT2、同期整流
スイッチ素子14の両接続部間の電圧V1、同期整流ス
イッチ素子15の両接続部間の電圧V2、同期整流スイ
ッチ素子14に流れる電流I1、ならびに同期整流スイ
ッチ素子15に流れる電流I2の波形タイミングをそれ
ぞれ示している。
【0036】駆動回路5から制御信号OUT1が出力さ
れた際には、スイッチング素子9がONとなるので、ト
ランス13の2次巻き線側の電圧V1がHiレベルとな
り、同期整流スイッチ素子15がONとなって電流I2
が流れる。
【0037】ここで、駆動回路5は、図2に示す時間t
1のデッドタイムを含んだ制御信号OUT1,OUT2
がそれぞれ出力されるように予め設定されている。この
デッドタイムを含んだ制御信号OUT1,OUT2は、
ハードウェアによって生成するようにしてもよいし、あ
るいは、ソフトウェアによってソフト的に生成するよう
にしてもよい。
【0038】また、図2において、時間t2は同期整流
スイッチ素子14,15の動作遅れ時間であり、時間t
3はトランス13のトランスリーケージによる転流期間
を示したものである。図2は、同期整流スイッチ素子の
動作遅れ時間t2と、デッドタイムt1と転流期間t3
の和が等しい場合の例である。
【0039】駆動回路5が生成する制御信号OUT1,
OUT2のデットタイムは、該デットタイムと転流期間
との和(時間t1+時間t3)が、同期整流スイッチ素
子の動作遅れ時間(時間t2)とほぼ同じか、あるいは
同期整流スイッチ素子の動作遅れ時間t2よりもやや長
くなる程度に設定されている。
【0040】デッドタイムは、デットタイムと転流期間
との和(時間t1+時間t3)が、同期整流スイッチ素
子の動作遅れ時間(時間t2)と同じとなる場合がスイ
ッチング電源の生成に最も効率のよい値であり、このと
きがデッドタイムの下限値となる。
【0041】また、デットタイムの上限値、下限値につ
いては、次式によって規定される。
【0042】 条件1(下限値) t2=<t1+t3 条件2(上限値) t1×2<T−t3×2 よって、条件1、および条件2より、デッドタイムの上
限値、下限値は、t2−t3<=t1<T/2−t3と
なる。
【0043】ここで、T(=1/f)は、スイッチング
周期(制御信号OUT1の周期)とする。
【0044】さらに、本発明者が検討した駆動回路の制
御信号OUT10,OUT11にデッドタイムを有して
いない場合について、図3、図4を用いて説明する。
【0045】図3、図4においては、上方から下方にか
けて、スイッチング電源装置に設けられた駆動回路から
出力される制御信号OUT10、駆動回路5から出力さ
れる制御信号OUT20、同期整流スイッチ素子の両接
続部間の電圧V10、同期整流スイッチ素子の両接続部
間の電圧V20、同期整流スイッチ素子に流れる電流I
10、ならびに同期整流スイッチ素子に流れる電流I2
0の波形タイミングをそれぞれ示している。
【0046】駆動回路から出力される制御信号OUT1
0,OUT20にデッドタイムがない場合、図3に示す
ように、整流同期スイッチ素子の動作遅れ時間が、トラ
ンスリーケージによる転流期間よりも長い場合には、整
流同期スイッチ素子が同時ONしてしまい、貫通電流
(電流I10,I20のハッチング部分)が流れてしま
い、損失が大きくなるだけでなく、最悪の場合、該整流
同期スイッチ素子の破壊に至ってしまう恐れが生じる。
【0047】また、この場合、同期整流スイッチ素子の
貫通電流を防ぐ為に、図4に示すように、トランスを粗
結合にし、リーケージによる転流期間を増やすことで対
策できるが、この転流期間が長くなれば、同期整流スイ
ッチ素子のボディダイオードに電流が流れる期間増えて
損失が増加し、また、該リーケージインダクタンスによ
る損失が大きくなってしまう。
【0048】一方、本実施の形態で示したデッドタイム
を有する制御信号OUT1,OUT2を生成する駆動回
路5では、同期整流スイッチ素子14,15の破損を確
実に防止するとともに、トランス13の転流期間を少な
くする、すなわち、リーケージインダクタンスを低減、
或いは最適化することができるので、スイッチング電源
装置1に自己ドライブ方式の整流回路を用いて高効率に
電源を供給することができる。
【0049】それにより、本実施の形態によれば、スイ
ッチング素子9,10にデッドタイム期間を設けたこと
により、低損失で信頼性が高く、かつ低コストのスイッ
チング電源装置1を提供することができる。
【0050】また、本実施の形態では、スイッチング素
子9,10をハードスイッチングするスイッチング電源
装置1について記載したが、たとえば、図5に示すよう
に、スイッチング素子9の他方の接続部とトランス13
の一方の入力部との間にインダクタ18を接続し、デッ
ドタイム期間を利用して、該スイッチング素子9,10
をソフトスイッチングさせる構成としてもよい。
【0051】それにより、より低損失で、かつ信頼性の
高いスイッチング電源装置を実現することができる。
【0052】さらに、本実施の形態では、前段に降圧コ
ンバータを設けた構成としたが、前段に設けるコンバー
タは、降圧コンバータ以外でもよく、たとえば、昇圧コ
ンバータやその他のコンバータなどであってもよい。
【0053】また、後段のコンバータにおいても、ハー
フブリッジコンバータ以外であってもよく、たとえばプ
ッシュプル方式やフルブリッジ方式などのコンバータな
ど、種々のコンバータを適用することができる。
【0054】さらに、出力整流回路においても、センタ
タップ方式に限らず、カレントダブラー方式などの回路
方式であってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下の効果を奏することができる。 (1).第1および第2の同期整流スイッチング素子の同時
ONを確実に防止できるとともに、トランスのリーケー
ジインダクタンスを少なく、或いはそれによる転流期間
を最適に制御できるので、信頼性が高く、かつ低コスト
なスイッチング電源装置を提供することができる。 (2).これにより、低損失にスイッチング電源を生成する
ことがきるので、スイッチング電源装置を小型化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスイッチング電源
装置の回路図である。
【図2】図1のスイッチング電源装置における各部の電
圧/電流波形を示したタイミングチャートであり、デッ
ドタイム期間とトランスリーケージによる転流期間が同
期整流素子のスイッチ遅れ時間と等しい場合である。
【図3】本発明者が検討したスイッチング電源装置にお
けるトランスリーケージによる転流期間が同期整流素子
のスイッチ遅れ時間よりも短い場合の各部の電圧/電流
波形を示したタイミングチャートである。
【図4】本発明者が検討したスイッチング電源装置にお
けるトランスリーケージによる転流期間を同期整流素子
のスイッチ遅れ時間よりも長くした場合の各部の電圧/
電流波形を示したタイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施の形態によるスイッチング電
源装置の回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチング電源装置 2 降圧コンバータ(バックコンバータ) 3 ハーフブリッジコンバータ 4 制御回路 5 駆動回路 6 スイッチング素子 7 ダイオード 8 インダクタ 9 スイッチング素子(第1のスイッチング素子) 10 スイッチング素子(第2のスイッチング素子) 11 コンデンサ(第1のコンデンサ) 12 コンデンサ(第2のコンデンサ) 13 トランス 14 同期整流スイッチ素子(第1の同期整流スイッチ
素子) 15 同期整流スイッチ素子(第2の同期整流スイッチ
素子) 16 インダクタ 17 コンデンサ OUT1 制御信号(第1の制御信号) OUT2 制御信号(第2の制御信号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 財津 俊行 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 清水 克彦 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA14 AA20 AS19 BB26 BB57 CC25 CC28 DD26 EE08 EE13 EE59 FD01 FG01 XX05 XX41

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの1次巻き線側に設けられて電
    源間に直列接続された第1および第2のスイッチング素
    子、ならびに前記トランスの2次巻き線側に直列接続さ
    れた第1および第2の同期整流スイッチ素子を有するコ
    ンバータと、 前記第1および第2のスイッチング素子を動作制御し、
    前記第1および第2のスイッチング素子がいずれも導通
    していないデッドタイム期間を有した第1および第2の
    制御信号を生成する駆動回路とを備えたことを特徴とす
    るスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動回路が生成する第1および第2
    の制御信号のデッドタイムは、前記同期整流スイッチ素
    子の動作遅れ時間から、前記トランスのトランスリーケ
    ージによる転流期間を引いた期間以上であり、かつ前記
    第1の制御信号の1/2周期から前記転流期間を引いた
    時間よりも少ない期間であることを特徴とする請求項1
    記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記トランスにおける1次巻き線側の一
    方の入力部に、前記デッドタイム期間に前記第1および
    第2のスイッチング素子をソフトスイッチングさせるイ
    ンダクタを設けたことを特徴とする請求項1または2記
    載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記コンバータの前段に少なくとも1つ
    のスイッチング素子を含む前段コンバータを備えたこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスイッ
    チング電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の構成で、コンバータを
    固定デューティーとし、前記前段コンバータでパルス幅
    制御を行うことを特徴とするスイッチング電源装置。
  6. 【請求項6】 前記コンバータがハーフブリッジコンバ
    ータであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項
    に記載のスイッチング電源装置。
  7. 【請求項7】 前記ハーフブリッジコンバータは、 前記トランスの1次巻き線側に設けられ、電源間に直列
    接続された第1および第2のコンデンサ、ならびに前記
    電源間に直列接続された第1および第2のスイッチング
    素子を有するハーフブリッジ回路と、 前記トランスの2次巻き線側に直列接続された第1およ
    び第2の同期整流スイッチ素子からなる自己ドライブ方
    式の同期整流型整流回路とを備えたことを特徴とする請
    求項6記載のスイッチング電源装置。
JP2001354031A 2001-05-25 2001-11-20 スイッチング電源装置 Expired - Lifetime JP3755815B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001354031A JP3755815B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 スイッチング電源装置
US10/152,788 US6650552B2 (en) 2001-05-25 2002-05-23 Switching power supply unit with series connected converter circuits
EP02011479A EP1261122A3 (en) 2001-05-25 2002-05-24 Switching power supply unit
CNB021201994A CN1249904C (zh) 2001-05-25 2002-05-24 开关电源
US10/662,529 US6888728B2 (en) 2001-05-25 2003-09-16 Switching power supply unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001354031A JP3755815B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 スイッチング電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003158873A true JP2003158873A (ja) 2003-05-30
JP3755815B2 JP3755815B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=19165941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001354031A Expired - Lifetime JP3755815B2 (ja) 2001-05-25 2001-11-20 スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3755815B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295731A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Oita Technology Licensing Organization Ltd 電源装置
CN100407544C (zh) * 2004-10-20 2008-07-30 台达电子工业股份有限公司 充电电路及使用该充电电路的不断电电源供应系统
JP2011167033A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 共振型コンバータ
JP2011167034A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 共振型コンバータ
JP2016178800A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 コーセル株式会社 スイッチング電源装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010041796A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Fujitsu Telecom Networks Ltd スイッチング電源装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295731A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Oita Technology Licensing Organization Ltd 電源装置
JP4533654B2 (ja) * 2004-04-02 2010-09-01 有限会社大分Tlo 電源装置
CN100407544C (zh) * 2004-10-20 2008-07-30 台达电子工业股份有限公司 充电电路及使用该充电电路的不断电电源供应系统
JP2011167033A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 共振型コンバータ
JP2011167034A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 共振型コンバータ
JP2016178800A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 コーセル株式会社 スイッチング電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3755815B2 (ja) 2006-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6888728B2 (en) Switching power supply unit
JP4262886B2 (ja) ダブルエンデッド絶縁d.c.−d.c.コンバータ
US7518895B2 (en) High-efficiency power converter system
US9118259B2 (en) Phase-shifted dual-bridge DC/DC converter with wide-range ZVS and zero circulating current
Lee et al. High-efficiency active-clamp forward converter with transient current build-up (TCB) ZVS technique
US10193437B1 (en) Bridgeless AC-DC converter with power factor correction and method therefor
US8625311B2 (en) Switching power supply apparatus including a plurality of switching elements
US7345896B2 (en) Secondary side power supply controller and method therefor
JP3400443B2 (ja) スイッチング電源装置
US20080037293A1 (en) Forward power converter controllers
US20100182806A1 (en) Controller for a Power Converter
US20060028186A1 (en) Two stage boost converter topology
US6344768B1 (en) Full-bridge DC-to-DC converter having an unipolar gate drive
JP2004524788A (ja) 同期整流変換器回路内の逆電流を減少させる方法と回路
US7362598B2 (en) Synchronous rectifier gate drive shutdown circuit
TWI807472B (zh) 適用於寬範圍輸出電壓的變換器及其控制方法
KR20120029973A (ko) 인버터 및 그 구동 방법
JP2002238257A (ja) 共振型dc−dcコンバータの制御方法
US20040246748A1 (en) Bridge-buck converter with self-driven synchronous rectifiers
WO2023226896A1 (zh) 电源模组的控制电路、电源模组及电子设备
JP2003158873A (ja) スイッチング電源装置
JP3742576B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2001309646A (ja) スイッチング電源装置
JP2002112555A (ja) インバータ装置
JP2002151978A (ja) 絶縁型pwm電力増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3755815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140106

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term