JP2003158749A - カラービデオ表示信号プロセッサ - Google Patents

カラービデオ表示信号プロセッサ

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JP2003158749A
JP2003158749A JP2002252100A JP2002252100A JP2003158749A JP 2003158749 A JP2003158749 A JP 2003158749A JP 2002252100 A JP2002252100 A JP 2002252100A JP 2002252100 A JP2002252100 A JP 2002252100A JP 2003158749 A JP2003158749 A JP 2003158749A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブランキング間隔をアナログ/デジタル変換
器範囲の中心に正確に設定し、特にカスケード式クラン
プを有するシステムにおいてオフセットの誤りの導入を
回避する色差クランプ構成を提供すること。 【解決手段】 カラービデオ表示信号プロセッサが、色
差信号(Pr、Pb)のソース(U2〜13、15)
と、色差信号をデジタル信号(D)に変換するためのア
ナログ/デジタル変換器(U3)とを含む。クランプ電
圧(Vpr、Vpb)を生成するため、ポテンシャル分
割器(401)がアナログ/デジタル変換器(U3)の
基準電圧(Vrt、Vrb)に結合される。クランプ構
成(U43、U44)が、色差信号およびアナログ/デ
ジタル変換器(U3)に結合され、クランプ基準電圧を
受け取る。クランプパルス(Hs)に応答して、クラン
プ構成が、前記クランプ電圧を前記色差信号に結合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラービデオ表
示信号プロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機モニタは、15.7
34KHz(1H)の水平走査周波数を有する標準解像
度のビデオ入力信号、または公称で2.14H、つまり
およそ33.6KHzのより高い走査周波数を有するよ
り高い解像度の信号を受け入れることができる。標準解
像度、SD、つまり1Hの入力信号が処理されて、2H
という2倍の走査周波数で表示が可能になる。2Hより
わずかに高い水平走査周波数を有するより高い解像度の
入力信号がアナログ回路によって処理されて、表示され
る。この受信機モニタでは、ディスプレイが標準の解像
レートの2倍程度の走査周波数で動作するため、これら
のSD信号をアップコンバートして、表示に先立って2
倍の周波数の走査速度の信号を形成する必要がある。通
常、SD信号には、NTSC標準に従って色情報が符号
化され、したがって、アップコンバートを行うのに先立
ってNTSC信号を輝度成分および色成分に復号化する
必要があり、その後、輝度成分および色成分をデジタル
化してデジタルシグナルビットストリームを形成する。
この1Hのデジタルビットストリームが、インターレー
ス解除器によって処理され、インターレース解除器(d
e−interlacer)は、ビットストリームをイ
ンターレース解除し、アップコンバートして、2Hの走
査周波数で表示するための信号を形成する。結果の2倍
の周波数の信号をデジタル/アナログ変換して、後のア
ナログ処理およびアナログ表示のためのアナログ2H信
号を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】標準の解像レートの2
倍程度の走査周波数で動作するディスプレイでは、標準
解像度の信号がアップコンバートされ、表示が可能にな
る。そのようなアップコンバートまたはインターレース
解除は、一般に、デジタル化され、次にインターレース
解除されてアップコンバートされるアナログ成分信号で
行われる。デジタル化を行うのに先立って、アナログ成
分信号をクランプして、例えば、アナログ/デジタル変
換器の変換範囲の中に色差信号を集める基準ポテンシャ
ルを確立する。さらに、自動利得制御、AGCを輝度信
号から導出して、実質的に一定の信号振幅がデジタル変
換のために結合されることを確実にする。クランプを行
うプロセスには、水平(または垂直)ブランキング間隔
中の短い時間間隔中にクランプを充電すること、または
放電させること、つまりキャパシタを結合することが関
わる。信号ソースのインピーダンス、クランプ装置、お
よび信号振幅がすべて、充電/放電プロセスに影響を与
え、小さい電圧オフセットが、つまり誤りが、クランプ
される間隔に導入されることになる可能性がある。明ら
かに、システムが、同一の時間間隔中にそれぞれがアク
ティブである連続クランプを使用する場合、クランプの
誤りが累積する傾向がある。色差信号R−Y、B−Yが
輝度信号Yに追加されて、赤、緑、青の表示駆動信号が
形成されるので、これらの信号におけるあらゆるオフセ
ットの誤りは、色表現、彩度における誤りをもたらし、
色温度に影響を与え、あるいは表示イメージの白色点を
もたらす。例えば、赤と青の両方の色差信号上の小さい
正のオフセットの誤りは、赤の駆動信号および青の駆動
信号に関してわずかに高めのレベルをもたらすが、緑の
駆動信号に関してわずかに低めのレベルをもたらす。こ
の理由は、緑が、輝度信号Yを反転された色差信号(−
Prおよび−Pb)と加算することによって形成される
からである。したがって、ブランキング間隔をアナログ
/デジタル変換器範囲の中心に正確に設定し、特にカス
ケード式クランプを有するシステムにおいてオフセット
の誤りの導入を回避する色差クランプ構成が必要とされ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、色差信号のソ
ースと、前記色差信号をデジタル信号に変換するための
アナログ/デジタル変換器と、前記アナログ/デジタル
変換器の基準電圧に結合してクランプ電圧を生成するポ
テンシャル分割器と、クランプパルスの源と、前記色差
信号および前記アナログ/デジタル変換器に結合され、
前記クランプ基準電圧を受け取るクランプ構成であっ
て、前記クランプパルスに応答して、前記クランプ電圧
を前記色差信号に結合するクランプ構成とを具えたこと
を特徴とする。
【0005】また、本発明は、色差信号の源と、デジタ
ル変換のために前記色差信号を受け取るアナログ/デジ
タル変換器と、前記色差信号および前記アナログ/デジ
タル変換器に結合され、クランプ基準電圧を受け取るク
ランプ構成と、水平同期信号の幅の中で生じるようにタ
イミングが合わされたクランプパルスであって、前記ク
ランプパルスに応答して前記クランプ構成が、前記色差
信号を前記クランプ基準電圧に設定するクランプパルス
とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、走査周波数アップコンバ
ートを使用する受信機モニタディスプレイのブロック概
略図を示す。ディスプレイは、標準の解像度、つまり1
Hの入力信号が処理されて、2倍の周波数速度で表示が
可能になる、1Hの公称走査周波数を有する標準解像
度、または公称で2.14Hの走査周波数を有する高解
像度の様々なビデオ入力信号を受け入れることができ
る。標準解像度の信号が、セレクタマトリックスSMを
介してビデオプロセッサ集積回路U1、例えば、Tos
hiba型TA1276に入力される。セレクタSM
は、様々なソースからの、例えば、復調されたRF信号
またはIF信号、輝度および符号化された副搬送波を含
む外部YC成分信号、またはNTSC符号化された信号
からのユーザ選択を可能にする。外部合成NTSC信号
は、最初、櫛形フィルタにかけられ、セレクタマトリッ
クスSMに先立って分離された輝度および符号化された
副搬送波がもたらされる。したがって、ビデオプロセッ
サU1に対するSD入力は、YCビデオまたはSビデオ
として知られる輝度成分および符号化された副搬送波成
分の形態である。ビデオプロセッサU1は、同期セパレ
ータSS、ならびに復号化を行い、色差信号、例えば、
R−YおよびB−Y、またはPrおよびPbを形成する
NTSC復号器およびマトリックスの構成を含む。輝
度、つまりY信号入力は、ICU1のピン18において
分離された(1H)の同期パルスを提供する同期セパレ
ータSSを介して結合される。同期パルスを有する輝度
信号が、ピン4において出力され、有利なゲート付き同
期パルス引伸し回路を介してオーバーレイスイッチまた
はマトリックススイッチの集積回路U2に、例えば、T
oshiba型TA1287Fに結合される。
【0007】ビデオガイド情報が、Gemstar(商
標)回路モジュールによって生成され、アップコンバー
トに先立って、オーバーレイスイッチIC U2によっ
てオンスクリーン表示(OSD)として処理するため、
高速スイッチ信号(FSW)とともに赤の信号、緑の信
号、および青の信号として結合される。Gemstar
(商標)OSD信号のスイッチングまたは混合された重
畳は、IC U2によって行われ、IC U2は、さら
に、Gemstar(商標)からの赤、緑、および青
(RGB)のOSD信号を輝度成分および色差成分に、
例えば、Y R−Y B−Y、Y Pr Pb、YUV
またはYIQに変換するマトリックスも提供する。
【0008】オーバーレイスイッチIC U2からの出
力は、後述するさらなる有利な回路を介して、デジタル
復号器、IC U3に、例えばSamsung型KS0
127Bに結合される。集積回路U3は、オーバーレイ
スイッチU2から受け取った輝度信号および色信号をデ
ジタル化し、CCIR標準656に準拠するデータスト
リームを形成する。この受信機モニタディスプレイシス
テムでは、水平同期信号および垂直同期信号のマスタソ
ースには、デジタル復号器U3に入力される輝度信号か
ら抽出された同期信号が選択される。
【0009】デジタル化された成分信号ビットストリー
ム(Bs)は、インターレース解除を行う集積回路U
4、例えば、Genesis Micro型gmVLX
1A−X、およびフィルムモードコントローラIC U
6、例えば、GenesisMicro型gmAFMC
を含むインターレース解除システムに結合される。集積
回路U6は、ICバスを介してシャシ(chassi
s)コントローラU8によって制御され、シャシコント
ローラU8と通信するが、IC U4とICU6の間の
通信は、別のデータバスを介する。インターレース解除
は、IC U4によって開始され、IC U4は、入っ
てくる成分ビデオデータストリームを検査して、各フィ
ールドを32ビットのSGRAMメモリIC U5の中
に、例えば、AMIC型A45L9332の中に記憶す
るのに先立って、補間された線を構成するための最良の
方法を判定する。動きが検出されない場合、システム
は、前のフィールドからの情報を繰り返して動かないビ
デオの完全なフレームを提供する。ただし、動きが検出
される場合、補間される線のまわりの線およびフィール
ドを使用して垂直/時間的フィルタリングを適用して、
基本的に動きのアーチファクトのない補間された信号を
提供する。フィルムモードコントローラIC、U6は、
5フィールドの率で生じる周期的変動の存在に関して動
きのアーチファクトを監視することにより、24Hzの
フィルムに由来するビデオ信号の存在を検出する。この
5フィールドの反復率は、毎秒24フレームのフィルム
のオリジナルからの個々のフィールドの周期的複製によ
って60Hzの公称表示速度を形成するのに使用され
る、いわゆる3:2プルダウンテレシネプロセスからも
たらされる。したがって、フィルムを元にする資料を検
出すると、時間的に正しい線で前のフィールドから補間
された信号を組み立てることができる。3つの8ビット
データストリーム(Y、Cr、およびCb)の形態で結
果の2Hの走査速度のデジタルビデオが、インターレー
ス解除IC U4から出力され、後の表示に先立ってデ
ジタル/アナログ変換およびアナログ信号処理のために
結合される。
【0010】オーバーレイスイッチU2の中で、図2の
(A)で描くとおり、輝度信号Ys+が、ピン14にお
いて出力されるのに先立って、バックポーチ間隔中にお
よそ4.7ボルトの電圧にクランプされる。同期パルス
クリッピングが、トランジスタQ2のエミッタ電極で提
供され、この電極は、IC U2の接合部および結合キ
ャパシタC1に結合され、公称の標準値を超える同期振
幅を取り除く。したがって、出力輝度信号Ys+のバッ
クポーチ間隔が4.7ボルトでクランプされて、標準の
振幅同期の先端が、およそ4.4ボルト(4.7ボルト
−0.286ボルト)の電圧で生じるはずである。した
がって、トランジスタQ2のエミッタにおける同期パル
スが、トランジスタQ2のベースにおけるクリッピング
電圧より1Vbe(ベースエミッタ電圧)低いポテンシ
ャルを有するとき、同期クリッピングが生じる。したが
って、公称同期振幅のため、トランジスタQ2のベース
において5.06ボルトのクリッピング電圧が必要とさ
れ、この電圧は、同期の先端の電圧にトランジスタQ2
のVbeを足したものを表す。
【0011】図2の(C)、図2の(D)にそれぞれ描
く色差信号PrおよびPbが、それぞれ、オーバーレイ
スイッチU2のピン13および15から出力され、図3
に示す本発明のクランプ回路400のキャパシタC41
およびC42に結合される。キャパシタC41およびC
42から色差信号PrおよびPbが、集積回路U41お
よびU42の、例えば、高速ビデオ周波数の演算増幅器
であるST Microelectronics型TS
H94のそれぞれの非反転入力に印加される。演算増幅
器U41およびU42は、単位利得電圧フォロワとして
接続され、ICU3の内部におけるアナログ/デジタル
変換のため、直列抵抗器R51、R52を介してそれぞ
れの信号Pr、Pbを出力する。また、入力キャパシタ
C41、C42の接合部、および集積回路U41、U4
2の非反転入力も、さらに2つの演算増幅器U43、U
44の、例えば、ST型TSH94の出力端子に接続さ
れ、これらの演算増幅器は、ビデオ周波数パフォーマン
スに加えて、ディセーブル機能またはスタンドバイ機能
も含む。ディセーブル機能は、クランプパルスHsの期
間t1〜t2中だけ、演算増幅器U43、U44をオン
にするために使用され、これにより、キャパシタC4
1、C42の接合部、および集積回路U41、U42の
非反転入力が、IC U43、U44の出力においてそ
れぞれの電圧を有するようされる。クランプパルスが存
在しないとき、演算増幅器U43、U44の出力は、そ
れぞれの結合キャパシタC41、C42を介して印加さ
れ、色差演算増幅器U41、U42の入力に存在する電
圧を放電させない高いインピーダンスを有する。
【0012】ゲート付き演算増幅器U43、U44が、
電圧フォロワとして構成され、各増幅器の非反転入力
が、やはり電圧フォロワとして構成されるさらなる演算
増幅器U45およびU46の、例えば、Nationa
l Semiconductor型LM324の出力端
末に接続される。電圧フォロワIC U45およびU4
6の非反転入力は、ポテンショメータのワイパ、R4
4、Prクランプリファレンス、およびR48、Pbク
ランプリファレンスに結合される。ポテンショメータ
は、電圧VtとVbの間で並列に接続され、各ワイパ
は、それぞれ、キャパシタC45、C46によって接地
に減結合される。
【0013】電圧VtおよびVbは、抵抗器R49、R
50を介して、電圧フォロワとして構成された演算増幅
器U47およびU48の、例えば、National
Semiconductor型LM324の出力端子を
ソースにしている。IC U47およびU48の非反転
入力は、それぞれ、キャパシタC47、C48によって
接地に減結合され、復号器IC U3の一部を形成する
アナログ/デジタル変換器(ADC)からの基準電圧V
rtおよびVrbが供給されている。電圧Vrtおよび
Vrbは、アナログ信号入力、Ys+、Pr、Pbを量
子化する際に使用するための復号器IC U3の内部で
生成される安定した基準電圧である。電圧Vrtは、ア
ナログ/デジタル変換器に印加される最高電圧または最
大電圧を表し、また同様に、電圧Vrbは、アナログ/
デジタル変換器の内部における量子化のための基準とし
て印加される最低電圧または最小電圧を表す。例えば、
色信号Pr、Pbは、ゼロ色軸のまわりに対称的に配置
されるため、量子化電圧VrtおよびVrbは、等しい
が、反対の値であることが可能である。図2の(A)、
図2の(C)、および図2の(D)が、アナログ成分信
号を描き、前述したとおり、デジタル変換に先立って、
これらの信号がクランプされて基準ポテンシャルが確立
される。例えば、従来、輝度信号成分Ys+が基準値に
クランプされて、どのセットアップ信号も、つまりどの
ペデスタル成分も無視して、基本的にゼロの輝度信号
を、つまり黒レベルの信号を表すものとしてアナログ/
デジタル変換器(ADC)によって必要とされる、また
は判定される電圧値に、その信号のブランキング間隔が
導かれる。通常、輝度信号のクランプは、図2の(A)
に示す水平ブランキング間隔(t0〜t5)のバックポ
ーチ期間(t2〜t5)中に行われ、図2の(B)のク
ランプパルスBpcによって描かれるとおりタイミング
が合わされたクランプパルスを使用することが可能であ
る。100:40IREのピクチャ対同期比を有する例
としての輝度信号では、ブランキング電圧、つまり黒レ
ベルクランプ電圧は、ACD量子化器を介して印可され
るADC基準電圧VrtとVrbの間の差の比40/1
40によって表される。このスケーリングされた基準値
は、容易に利用でき、復号器IC U3の中の輝度クラ
ンプに提供される。
【0014】同様に図2の(C)および図2の(D)の
色差信号PrおよびPbは、色差信号アナログ/デジタ
ル変換器(ADC)によって必要とされる特定の電圧値
に対して、それぞれの自らのブランキング間隔(t0〜
t5)をクランプすることを必要とする。色差信号Pr
およびPbは、ブランキング値、つまりゼロ色差のまわ
りで対称的にずれた両極性のアナログ値を有する。した
がって、信号PrおよびPb、t0〜t5のブランキン
グ周期は、ゼロ色差値に対応するADC基準電圧に設定
する必要がある。このゼロ色差値は、ADCデジタル値
Dの範囲の中心を表し、したがって、U3のADC量子
化器を介して印加されるADC基準電圧VrtおよびV
rbの中心を表す。ただし、復号器IC U3の中でク
ランプされる輝度信号とは異なり、信号PrおよびPb
は、集積回路の外部でクランプされるため、必要とされ
る中心ADC基準電圧クランプポテンシャルは、ICの
外部では利用できない。結果として、電圧フォロワU4
7、U48、ならびに抵抗器R49およびR50、およ
び可変抵抗器R48およびR44によって形成される有
利な有効ポテンシャル分割器(active pote
ntial divider)構成401が、安定した
変換器基準電圧から、例えば、(Vrt−Vrb)/2
の必要とされる中心基準電圧を生成する。アナログ色差
信号Pr、Pbは、ADC基準電圧供給の中心のまわり
を範囲とする両極性の値を有するが、ポテンショメータ
R48およびR44が、電圧フォロワU41、U42か
らのあらゆる出力オフセット電圧を補償するため、公称
の数パーセントの電圧調整を提供した。
【0015】通常、輝度信号クランプは、図2の
(A)、図2の(B)に描くとおり、水平ブランキング
間隔のバックポーチ期間中に行われる。しばしば、色差
信号Pr、Pbをクランプするため、同一の輝度のタイ
ミングが合わされたバックポーチクランプパルスBps
を使用することが好都合である。ただし、色差信号を複
数の連続処理段階でクランプすることができる表示シス
テムでは、前のクランプ処理からもたらされるあらゆる
残余のクランプ誤り電圧が累積する傾向があり、望まし
くない、誤った表示イメージの色合いをもたらす。した
がって、将来の有利な構成では、色差信号Pr、Pb
は、期間t1〜t2中に生じるようにタイミングが合わ
されたクランプパルスHsによってADCから導出した
中心基準電圧(Vrt−Vrb)/2にクランプされ
る。クランプパルスHsは、輝度信号Ys+から導出し
た水平同期信号と実質的に同時に生じる。この有利なク
ランプパルスHsは、水平同期と実質的に同時に生じる
ため、色差信号の水平ブランキング間隔のこの部分は、
前のバックポーチクランプ回路の誤りまたはオフセット
の影響を受けている可能性が低い。したがって、クリー
ンで、クランプされていない信号間隔が、クランプを行
うために選択され、前の誤ったクランプポテンシャルの
導入または伝播が色差信号の平衡をくずし、不正確な色
表現をもたらすことが防止される。
【0016】図3で、分離された水平同期(S+)から
導出された正のクランプパルスHsが、パルス増幅器4
02に適用される。クランプパルスHsは、クランプパ
ルス信号Hsの振幅を分割する可能性がある抵抗器R
1、R2の接合部からトランジスタQ1のベースに結合
される。トランジスタQ1のエミッタは、接地に接続さ
れ、コレクタが抵抗器R3を介して正の電圧供給に接続
される。トランジスタQ1のコレクタは、演算増幅器U
43のディセーブル端末またはスタンドバイ端末に結合
されて、正のコレクタ電圧が、増幅器を高い出力インピ
ーダンスのスタンドバイ条件に維持するようになる。た
だし、パルスHsが存在する場合、トランジスタQ1が
オンになり、正の供給電圧から入力パルスHsを反転さ
せたものを再現する公称で接地のポテンシャルまでコレ
クタ電圧を低下させる。したがって、パルスHs中、公
称で接地のポテンシャルが増幅器U43のスタンドバイ
端末に印加され、増幅器U43がオンになり、キャパシ
タC41の接合部、および赤の色差増幅器U41の入力
が、電圧フォロワU45から結合された電圧VPrを有
するように強制する。
【0017】また、トランジスタQ1のコレクタは、反
転されたクランプパルス信号を分割する可能性がある抵
抗器R4、R5の接合部を介してトランジスタQ2のベ
ース電極にも結合される。トランジスタQ2のエミッタ
が正の電圧供給に接続され、コレクタが、抵抗器R6を
介して接地に接続され、また演算増幅器U44のディセ
ーブル端末またはスタンドバイ制御端末に接続される。
クランプパルスHsが存在しない間、トランジスタQ1
のコレクタは、トランジスタQ2をオフにする供給電圧
の公称電圧を有する。トランジスタQ2が遮断される
と、コレクタは、演算増幅器U44においてスタンドバ
イ端末に結合され、スタンドバイ条件をもたらす公称で
接地のポテンシャルを有する。トランジスタQ1のコレ
クタにおける負のパルスの存在により、トランジスタQ
2がオンになり、正の電圧を演算増幅器U44のスタン
ドバイ端末に印加するようになる。したがって、クラン
プパルスHsは、増幅器U44をオンにし、キャパシタ
C42の接合部、および青の色差増幅器U42の入力
が、電圧フォロワU46から結合された電圧VPbを有
するように強制する。
【0018】したがって、水平ブランキング間隔t0〜
t5の水平同期間隔t1〜t2中、色差信号をクランプ
することにより、誤った前のクランプ電圧またはクラン
プオフセットの存在が回避され、アナログ/デジタル変
換器に供給される色差信号が、アナログ/デジタル変換
器から導出された中心デジタル範囲の基準電圧を表すポ
テンシャルにクランプされるのを確実にすることによ
り、適切な色表現が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信機モニタディスプレイにおける様々な本発
明の構成を示す単純化したブロック概略図である。
【図2】(A)は輝度差信号および色差信号、ならびに
様々なクランプパルスに対するこれらの差信号の時間関
係を表した図であり、(B)は輝度差信号および色差信
号、ならびに様々なクランプパルスに対するこれらの差
信号の時間関係を表した図であり、(C)は輝度差信号
および色差信号、ならびに様々なクランプパルスに対す
るこれらの差信号の時間関係を表した図であり、(D)
は輝度差信号および色差信号、ならびに様々なクランプ
パルスに対するこれらの差信号の時間関係を表した図で
あり、(E)は輝度差信号および色差信号、ならびに様
々なクランプパルスに対するこれらの差信号の時間関係
を表した図である。
【図3】図1のブロック400の様々な本発明の構成を
詳細に示す概略図である。
【符号の説明】 400 クランプ構成 401 ポテンシャル分割器 ADC アナログ/デジタル変換器 C41、C42、C43、C44、C45、C46、C
47、C48 キャパシタ D デジタル信号 Hs クランプパルス Pb、Pr 色差信号 Q1、Q2 トランジスタ R1、R2、R3、R4、R5、R6、R44、R4
9、R50、R51、R52 抵抗器 S+ 水平同期信号 U3 復号器 U43、U44、U45、U46、U47、U48 増
幅器 Vb、Vt 電圧 Vrb、Vrt 基準電圧 VPb、VPr クランプ基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド トーマス キーン アメリカ合衆国 46280 インディアナ州 インディアナポリス サラトガ サーク ル 1004 Fターム(参考) 5C021 PA28 PA85 SA02 SA11 XA56 XA59 5C066 AA03 CA03 CA19 EA19 GA02 GA11 GA13 GA18 KA09 KB05 KE19 KL08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色差信号のソースと、 前記色差信号をデジタル信号に変換するためのアナログ
    /デジタル変換器と、 前記アナログ/デジタル変換器の基準電圧に結合してク
    ランプ電圧を生成するポテンシャル分割器と、 クランプパルスの源と、 前記色差信号および前記アナログ/デジタル変換器に結
    合され、前記クランプ基準電圧を受け取るクランプ構成
    であって、前記クランプパルスに応答して、前記クラン
    プ電圧を前記色差信号に結合するクランプ構成とを具え
    たことを特徴とするカラービデオ表示信号プロセッサ。
  2. 【請求項2】 色差信号の源と、 デジタル変換のために前記色差信号を受け取るアナログ
    /デジタル変換器と、 前記色差信号および前記アナログ/デジタル変換器に結
    合され、クランプ基準電圧を受け取るクランプ構成と、 水平同期信号の幅の中で生じるようにタイミングが合わ
    されたクランプパルスであって、前記クランプパルスに
    応答して前記クランプ構成が、前記色差信号を前記クラ
    ンプ基準電圧に設定するクランプパルスとを具えたこと
    を特徴とするカラービデオ表示プロセッサ。
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