JP2003158721A - デジタルコンテンツの再生管理方法、コンテンツ再生装置、広告コンテンツ管理システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

デジタルコンテンツの再生管理方法、コンテンツ再生装置、広告コンテンツ管理システム及びコンピュータプログラム

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JP2003158721A JP2001353853A JP2001353853A JP2003158721A JP 2003158721 A JP2003158721 A JP 2003158721A JP 2001353853 A JP2001353853 A JP 2001353853A JP 2001353853 A JP2001353853 A JP 2001353853A JP 2003158721 A JP2003158721 A JP 2003158721A
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Hirohiko Hasegawa
浩彦 長谷川
Nobuyasu Sato
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Ikutaro Miura
郁太郎 三浦
Keitaro Kurokawa
慶太郎 黒川
Takashi Yasuda
敬 安田
Toshiomi Kojima
俊臣 小嶋
Kyoichi Igarashi
恭一 五十嵐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告を視聴した視聴者に利益を付与するとと
もに、番組提供側にも利点が生じるコンテンツ再生装置
を提供する。 【解決手段】 放送局1及び広告管理システム3から配
信された広告を番組と共にコンテンツ再生装置2に蓄積
する。コンテンツ再生装置2では、広告を後でまとめて
見る、あるいは番組の前に広告を見る等の広告への接触
行動を検出する。この接触行動の履歴を、広告管理シス
テム3に送出することで、接触行動の態様に応じた視聴
者行動ポイントを当該視聴者用に出力する。この視聴者
行動ポイントにより、有料番組の無料視聴、あるいは広
告なしの番組の視聴が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツ、例えば広告コンテンツを蓄積しておいてそれを事後
的に視聴する装置を用いた、その視聴形態に対するイン
センティブの付与手法に関する。
【0002】
【発明の背景】衛星放送技術の発達、ブロードバンド通
信の急速な普及及びPVR(PersonalVideo Recorder)
の登場により、従来の放送コンテンツの視聴スタイルが
劇的に変わろうとしている。PVRは、磁気テープの代
わりに大容量ハードディスク(以下、ハードディスクを
「HDD」と称する)を使って何時間ものデジタルコン
テンツを録画することができる受信録画端末であり、こ
れを用いることにより、いわゆるストレージ視聴又はタ
イムシフト視聴というような、従来にはない新たな視聴
スタイルが可能になっている。
【0003】「ストレージ視聴」とは、大容量HDDに
例えば1日分のデジタルコンテンツをすべて、又は選択
して記録しておき、それを後で視聴する形態をいう。コ
ンテンツがデジタル情報となるため、所望のコンテン
ツ、例えば番組コンテンツの検索やその頭出しが容易で
あり、何時でも簡単に視聴することができる。その結
果、いつ番組コンテンツが放送されるかという、放送時
間にこだわらない視聴スタイルが可能になる。「タイム
シフト視聴」とは、時間を多少ずらしてデジタルコンテ
ンツを見る視聴形態をいう。例えば、テレビジョン(以
下、「TV」と略称する)を観ている最中に、視聴者宛
に電話がかかってきたとする。そのとき、TVに一旦停
止をかけて、電話が終わってからその番組コンテンツの
続きを見る、ということが可能になる。こうしてリアル
タイムの放送を数分遅れで追いかけて見ていきながら、
途中の広告コンテンツを早送りしてリアルタイム放送に
追いつく、といった、スキップ視聴という視聴スタイル
が生まれる。広告コンテンツは、ニュース番組や娯楽用
番組のコンテンツと共にパッケージ化されて放送されて
いるが、PVRの出現により、事実上、番組コンテンツ
と広告コンテンツが切り離されて視聴されることが可能
となる。このことは、放送局が意図した番組編成通りの
視聴ができなくなる、つまり、番組編成権が放送局から
視聴者側に移行することを意味する。
【0004】一方において、広告コンテンツが挿入され
ていることにより番組コンテンツを無料で視聴できると
いうことは視聴者にとって最大のメリットであり、放送
局にとっても、広告収益が還元されることにより良質の
番組コンテンツを制作できるようになっている。従っ
て、上記のようなスキップ視聴により放送局への広告収
益が確保されないと、その負担が視聴者側へ転嫁される
ことになることが予測される。そうすると、ほとんどの
番組コンテンツが有料となり、「番組を無料で見ること
ができる」という視聴者側のメリットが損なわれること
になる。
【0005】本発明は、このような視聴者側のメリット
を確保でき、且つ番組コンテンツや広告コンテンツのよ
うなデジタルコンテンツの提供側にも利益が還元される
ようにするデジタルコンテンツ再生管理の仕組みを提供
することを、その課題とする。本発明の他の課題は、視
聴者が無料で番組コンテンツを視聴することができ、番
組コンテンツの発信側にとっても広告収入により良質の
番組コンテンツの制作が可能となり、広告主にも広告効
果が把握できる新しい広告露出の仕組みを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、デジタルコンテンツを視聴者が操作する
コンテンツ再生装置のコンテンツ蓄積領域に蓄積させ、
前記コンテンツ再生装置に、蓄積されている前記デジタ
ルコンテンツに対する複数種類の接触の場を形成する処
理と、当該視聴者による前記蓄積されたデジタルコンテ
ンツへの接触行動を検出する処理と、検出した接触行動
の履歴を所定のメモリに蓄積する処理と、前記メモリに
蓄積されている接触行動の履歴を所定のインセンティブ
決定機構へ送出する処理とを実行させるとともに、前記
インセンティブ決定機構で、前記接触行動の態様に応じ
たインセンティブを決定し、それにより得られたインセ
ンティブデータを当該視聴者用に出力する、デジタルコ
ンテンツの再生管理方法を提供する。「デジタルコンテ
ンツに対する接触の場」とは、視聴者がデジタルコンテ
ンツにアクセスしてそれを視聴できるようにするための
環境をいう。「接触行動」は、このような接触の場にお
いて、視聴者1人1人のデジタルコンテンツに対する接
触の仕方であり、例えばデジタルコンテンツが番組コン
テンツと広告コンテンツである場合、番組予約をした、
広告コンテンツを後で視聴するように予約した、広告コ
ンテンツを実際に視聴した、広告コンテンツをスキップ
した、広告コンテンツを検索した、広告内容の詳細情報
を取得した、などである。
【0007】デジタルコンテンツを、それらの再生時期
が視聴者によって編成可能で、それぞれ独立に再生可能
な番組コンテンツ及び広告コンテンツとし、インセンテ
ィブは広告コンテンツへの接触行動の履歴に基づいて決
定することで、視聴者による広告コンテンツの再生のモ
チベーションを高めることができる。好ましくは、番組
コンテンツ及び広告コンテンツを、それぞれコンテンツ
本体とそのメタデータとで形成し、各々のメタデータの
構造を、他のコンテンツとの関係及びその再生態様(時
期、再生の仕方等)が事後的に特定可能になる構造にす
る。このようにすることで、例えば、番組メタデータと
広告メタデータとの突け合せにより、どの番組コンテン
ツで、どの広告接触の場で、どの広告主の広告コンテン
ツがどのような形態で露出した(再生されて視聴可能な
状態になった)かを、事後的に把握できるようになり、
インセンティブを決定する際に、便利となる。「メタデ
ータ」は、「data about data」とも呼ばれ、コンテン
ツが何であるかを説明する情報である。
【0008】コンテンツ再生装置に、所定期間中におけ
る前記接触行動の履歴に基づいて当該視聴者用の広告コ
ンテンツの再生態様を決定するとともに、決定した再生
態様で広告コンテンツを当該視聴者に提示する処理を実
行させるようにしてもよい。このようにすれば、その視
聴者に対する広告効果が高まることが期待される。
【0009】上記他の課題を解決するため、本発明は、
蓄積型のコンテンツ再生装置を提供する。このコンテン
ツ再生装置は、番組コンテンツと広告コンテンツとをそ
れぞれ独立して再生可能な形態で蓄積するコンテンツ蓄
積手段と、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前
記広告コンテンツに対する複数種類の接触の場を形成す
る手段と、前記蓄積された広告コンテンツへの視聴者に
よる接触行動を検出するとともに検出した接触行動を蓄
積する接触行動蓄積手段と、この接触行動蓄積手段に蓄
積されている接触行動の履歴を、広告コンテンツに対す
る接触行動の態様に応じたインセンティブを決定し、そ
れにより得られたインセンティブデータを当該視聴者用
に出力するインセンティブデータ出力機構に送出する手
段と、を備えたものである。
【0010】複数種類の接触の場は、例えば、オンタイ
ムで番組コンテンツと広告コンテンツとが再生されるオ
ンタイム視聴環境、蓄積された番組コンテンツと広告コ
ンテンツとが任意の時点で再生されるストレージ視聴環
境、時間を多少ずらしてコンテンツを見るタイムシフト
視聴環境、広告コンテンツのみを集中的に再生する広告
単独視聴環境、リクエストに応じて選択された番組コン
テンツを再生するときに広告コンテンツが再生されるオ
ンデマンド視聴環境のいずれかであり、前記ストレージ
視聴環境、前記タイムシフト視聴環境、前記広告単独視
聴環境及び前記オンデマンド視聴環境には、視聴予約の
機能が付随しており、前記ストレージ視聴環境及び前記
タイムシフト視聴環境には各々再生領域のサイズ調整が
可能な番組コンテンツと広告コンテンツの同時再生機能
が付随している。「広告単独視聴環境」は、番組コンテ
ンツ視聴の結果として広告コンテンツを視聴するという
スタイルでなく、視聴者が自分にとって有益だと思う広
告コンテンツを能動的に視聴するための環境である。な
お、広告単独視聴環境には、単なるコンテンツ本体だけ
でなく、より詳しい商品の特徴・機能、販売店情報報、
アフターケア情報などといった詳細情報を能動的に取得
する環境も含まれる。
【0011】広告コンテンツを視聴者の都合のよい時間
帯で視聴できるようしてもよい。この場合は、編成情報
所定時間帯における番組コンテンツ及び広告コンテンツ
の再生時期を定義した編成情報を生成する編成情報生成
手段と、番組コンテンツ再生時の広告コンテンツの再生
態様を視聴者に選択させ、選択された広告コンテンツの
再生態様を前記生成された編成情報に基づいて決定する
再生態様決定手段と、をさらに備えてコンテンツ再生装
置を構成する。
【0012】広告コンテンツの割込再生を可能にするこ
ともできる。この場合は、広告コンテンツの割込指示を
受け付ける割込受付手段と、再生中の番組コンテンツの
表示を中断してそのときの番組再生進捗情報を所定の記
録領域に一時的に保存するとともに、割込指示された広
告コンテンツを前記表示手段に表示させ、当該広告コン
テンツの再生が終了した時点で前記保存してある番組再
生進捗情報に基づいて前記番組コンテンツの継続表示開
始時刻を決定する割込実行手段と、をさらに備えてコン
テンツ再生装置を構成する。
【0013】広告コンテンツの再生スキップの指示を受
け付けるスキップ指示受付手段と、受け付けた広告コン
テンツの識別情報及びスキップ日時を記録する未視聴コ
ンテンツ情報記録手段とをさらに備え、この未視聴コン
テンツ情報記録手段に記録されている情報を前記接触行
動の履歴に含めるようにしてもよい。スキップされた広
告コンテンツを後で視聴できるのが、蓄積型コンテンツ
再生装置の一つの利点である。
【0014】個々の番組コンテンツ及び広告コンテンツ
は、それぞれコンテンツ本体とそのメタデータとで形成
される。各々のメタデータは、他のコンテンツとの関係
及びその再生時期を特定可能となる構造である。各コン
テンツをこのような構造にすると、コンテンツ管理が容
易になる利点が生じる。広告コンテンツのメタデータに
は当該広告コンテンツの有効期間が挿入されるようにす
る。そして、前記表示制御手段を、個々の広告コンテン
ツのメタデータに挿入されている前記有効期間を参照
し、当該広告コンテンツが前記有効期間を経過したとき
は、当該広告コンテンツの再生を阻止するように構成す
る。このようにすれば、無意味な広告コンテンツが露出
されることがなく、広告効果の低下を抑制することがで
きる。
【0015】上記の他の課題を解決するため、本発明
は、また、上記の蓄積型コンテンツ再生装置に接続され
る広告コンテンツ管理システムを提供する。この広告コ
ンテンツ管理システムは、広告コンテンツの露出依頼を
受け付ける広告受付手段と、受け付けた広告コンテンツ
を所定の時間帯に前記コンテンツ再生装置へ配付するコ
ンテンツ配付手段と、前記コンテンツ再生装置を保有す
る視聴者の個人情報を保持する視聴者情報管理手段と、
前記コンテンツ再生装置から受領した接触行動の履歴に
基づいて広告コンテンツに対する接触行動の態様に応じ
たインセンティブを決定し、それにより得られたインセ
ンティブデータを当該視聴者用に出力するインセンティ
ブデータ出力機構と、このインセンティブデータ出力機
構から出力された視聴者毎のインセンティブデータを蓄
積するインセンティブデータ蓄積手段と、を備えたもの
である。
【0016】好ましくは、提供対象となる広告コンテン
ツをコンテンツ本体とその内容を表すメタデータとで形
成し、メタデータには当該広告コンテンツの露出を有効
ならしめるための有効期間を挿入するコンテンツ編集手
段をさらに備えて広告コンテンツ管理システムを構成す
る。
【0017】インセンティブデータの活用例として、有
料番組コンテンツを無料で視聴できるようにする形態が
可能である。この場合は、それを視聴するためには所定
価値の前記インセンティブデータによって取得可能なキ
ー情報を必要とする有料番組コンテンツの視聴要求の受
領を契機に、前記インセンティブデータ蓄積手段に蓄積
されている要求元の視聴者のインセンティブデータが、
前記キー情報を取得するに足る価値かどうかを判別する
インセンティブデータ管理手段と、判別の結果、前記キ
ー情報の取得が可能な場合に、当該キー情報を保有する
所定のキーセンターからそのキー情報を代行取得し、取
得したキー情報を前記要求元に転送するキー情報管理手
段とをさらに備えて広告コンテンツ管理システムを構成
する。
【0018】前記インセンティブデータ出力機構は、例
えば、広告コンテンツが視聴された時期及び視聴の態様
に応じて異なる価値のインセンティブを決定するように
構成されるものである。前記インセンティブの価値は、
例えば、広告コンテンツを視聴することにより与えられ
る第1ポイントと、その広告コンテンツの露出態様に応
じて増減する第2ポイントとの組合せにより決定され
る。
【0019】本発明は、また、コンテンツ再生装置をコ
ンピュータにより実現するための第1のコンピュータプ
ログラムと、広告コンテンツ管理システムをコンピュー
タにより実現するための第2のコンピュータプログラム
とを提供する。第1のコンピュータプログラムは、番組
コンテンツ及び/又は広告コンテンツを表示させるため
の表示手段を備えたコンピュータに、番組コンテンツと
広告コンテンツとをそれぞれ独立独立して再生可能な形
態で蓄積するコンテンツ蓄積手段と、前記コンテンツ蓄
積手段に蓄積されている前記広告コンテンツに対する複
数種類の接触の場を前記表示手段に表示させる表示制御
手段と、前記蓄積された広告コンテンツへの視聴者によ
る接触行動を検出するとともに検出した接触行動を蓄積
する接触行動蓄積手段と、この接触行動蓄積手段に蓄積
されている接触行動の履歴を、広告コンテンツに対する
接触行動の態様に応じたインセンティブを決定し、それ
により得られたインセンティブデータを当該視聴者用に
出力するインセンティブデータ出力機構に送出する手段
とを形成するためのコンピュータプログラムである。第
2のコンピュータプログラムは、上述した本発明のコン
テンツ再生装置に接続されるコンピュータに、広告コン
テンツの露出依頼を受け付ける広告受付手段と、受け付
けた広告コンテンツを所定の時間帯に前記コンテンツ再
生装置へ配付するコンテンツ配付手段と、前記コンテン
ツ再生装置を保有する視聴者の個人情報を保持する視聴
者情報管理手段と、前記コンテンツ再生装置から受領し
た接触行動の履歴に基づいて広告コンテンツに対する接
触行動の態様に応じたインセンティブを決定し、それに
より得られたインセンティブデータを当該視聴者用に出
力するインセンティブデータ出力機構と、このインセン
ティブデータ出力機構から出力された視聴者毎のインセ
ンティブデータを蓄積するインセンティブデータ蓄積手
段とを形成するためのコンピュータプログラムである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を広告のプラットフ
ォームサービス(多方面から集めた広告を必要に応じて
ユーザに提供するサービス)に適用した場合の実施の形
態例を説明する。 <全体構成>図1は、本発明が適用されるサービスシス
テムの全体構成図である。このサービスシステムは、そ
れぞれ放送局1から放送されたデジタルコンテンツ(広
告コンテンツ(以下、「広告」と略称する)と、デジタ
ル番組コンテンツ(以下、「番組」と略称する))を受
信する複数のコンテンツ再生装置2と、各コンテンツ再
生装置2との間でネットワークNを通じて双方向通信を
行う広告管理システム3とを含んで構成される。コンテ
ンツ再生装置2は、番組及び広告を録画によって蓄積で
きる蓄積型のもので、TV等の視聴装置5が接続されて
いる。なお、図示を省略したが、広告管理システム3に
は、複数の広告主端末(広告を依頼する広告主が操作す
る情報処理端末)が接続されている。
【0021】放送局1は、自社コンテンツとしての番組
と広告とを各コンテンツ再生装置2に一斉配信する。番
組には、番組本編のみで構成される場合と、番組及び広
告の組み合せで構成される場合とがある。番組と広告と
の組合せであっても、両者は分離して独立に再生が可能
なものである。広告には、詳細情報が含まれるもの、あ
るいは詳細情報とリンクされたものがある。詳細情報
は、インターネットのホームページ情報、プログラム動
作を伴う情報(例えば、階層的に用意された広告関連情
報、双方向通信を行うことにより提供される音声、映像
による広告関連情報)等がある。放送局1からのコンテ
ンツ配信に際しては、無線伝送路(地上波、衛星波)、
有線伝送路(CATV(cable television)、FTTH
(fibre to the home)等)のいずれかを用いることが
できる。有線伝送路を用いる場合は、キャッシュサーバ
(図示省略)を介在させることで、効率的なコンテンツ
配信が可能になる。
【0022】視聴装置5が接続されているコンテンツ再
生装置2は、視聴者に番組及び広告への接触の場を与え
る。「接触の場」としては、オンタイム視聴環境、スト
レージ視聴環境、タイムシフト視聴環境、広告単独視聴
環境、オンデマンド視聴環境の少なくともいずれかであ
る。ストレージ視聴環境、タイムシフト視聴環境、広告
単独視聴環境及びオンデマンド視聴環境では、番組及び
広告の視聴予約ができるようになっている。ストレージ
視聴環境及びタイムシフト視聴環境では、各々広告を露
出する領域のサイズ調整が可能な広告と番組との同時再
生ができるようになっている。広告については、それに
対する視聴者の接触行動の内容に応じたインセンティ
ブ、例えば所定価値の接触行動ポイントが広告主又は広
告管理システム3の運営者から与えられるようになって
いる。例えば、広告をスキップした場合は、それを後で
視聴すればよいが視聴しないままであった場合には接触
行動ポイントの価値が減少する。
【0023】広告管理システム3は、放送局1とは別の
ルートから広告主からの広告露出依頼を受け付け、受け
付けた広告をコンテンツ再生装置2に配信する。すなわ
ち、広告管理システム3が保有する広告を、放送局1か
らのものとは独立して再生されるコンテンツとしてコン
テンツ再生装置2に配信する。なお、図1に例示した構
成では、放送局1からコンテンツ再生装置2へ無線伝送
路等を用いて一斉配信し、広告管理システム3からは独
自のルートでコンテンツ再生装置2へ配信するようにな
っているが、広告管理システム3からコンテンツ再生装
置2へのコンテンツ配信のみを放送局1に委託するよう
な構成も可能である。
【0024】番組と広告は、いずれもコンテンツ本体と
メタデータにより形成されている。各々のメタデータ
は、他のコンテンツとの関係及びその露出態様を特定可
能な構造である。例えば、番組メタデータは、番組を識
別するための番組ID、番組名称、配信元を識別するた
めの配信元ID、番組ジャンル、広告挿入タイミング、
その他の属性情報である。広告メタデータは、その広告
を識別するためのA−ID、コンテンツ名称その他の属
性情報である。
【0025】<コンテンツ再生装置>コンテンツ再生装
置2の構成について説明する。コンテンツ再生装置2
は、デジタル放送受信機能及び通信機能を有する一種の
コンピュータであって、そのハードウエア構成例は、図
2のようになっている。すなわち、放送局1及び広告管
理システム3から送られたコンテンツ(番組/広告)を
受信するためのコンテンツ受信機構21と、受信したコ
ンテンツを録画するための録画機構22と、広告管理シ
ステム3との間で双方向通信を行うための通信機構23
と、視聴装置5で視聴できるようにコンテンツを再生す
るコンテンツ再生機構24と、リモコン等の操作機構2
5と、情報処理用のプロセッサ及びメモリを搭載したC
PUボード26と、コンピュータプログラム及びデータ
並びに再生対象となるコンテンツを記録するための大容
量HDD27と、これらを相互に接続するためのインタ
フェース機構28とを備えている。コンピュータプログ
ラムは、例えば、広告管理システム3を運営する者から
予め配付される。HDD27の容量は、コンピュータプ
ログラム及びその実行に必要なデータ、並びに1週間分
程度の番組及び広告を蓄積しておける容量とする。
【0026】CPUボード26は、大容量HDD27に
記録されているコンピュータプログラムを読み込んで実
行することにより、コンテンツ再生装置2内にコンテン
ツ再生管理に関する種々の機能を形成する。この実施形
態では、図3の機能構成図に示すように、大容量HDD
27内に、コンテンツ蓄積部271、編成情報蓄積部2
72、視聴履歴蓄積部273、未視聴履歴蓄積部27
4、ポイント蓄積部275を形成するとともに、CPU
ボード26内に、メニュー表示機能、コンテンツ管理機
能、予約・受付実行機能、広告露出態様選択機能、編成
情報生成機能、接触行動検出機能、割込受付機能、割込
実行機能及びポイント決定機能を有する主制御部261
の機能ブロックを形成する。
【0027】コンテンツ蓄積部271には、録画した、
あるいは配付された番組と広告とをそれぞれ独立して再
生可能な形態で蓄積するものである。編成情報蓄積部2
72には、番組及び広告の再生タイミング、再生の仕方
その他の再生態様を定める編成情報が蓄積される。視聴
履歴蓄積部273には、広告への視聴者による接触行動
の履歴が蓄積される。未視聴履歴蓄積部274にはコン
テンツ再生はされたが視聴者が未視聴であったことの履
歴が蓄積される。未視聴であるかどうかを判別する手法
は種々考えられるが、本実施形態では、一旦再生した広
告を視聴者がスキップした状態を未視聴の状態として扱
う。ポイント蓄積部275には、その視聴者が広告を視
聴したことに対して獲得した接触行動ポイントが蓄積さ
れる。
【0028】メニュー機能は、コンテンツ再生装置2の
独自の機能によって、あるいは広告管理システム3との
協働によって、視聴者に提供可能となる種々のサービス
の一覧をメニュー形式で視聴装置50に出力させる機能
である。この実施形態では、以下のようなタイトルのメ
ニューを視聴装置50に出力(表示)させる。 録画番組一覧:視聴者がそれまでに録画した番組の一
覧を表示させる。この一覧から番組を選択し再生を行う
ことができる。 広告検索:番組とは独立して、事前に蓄積されている
広告だけを表示させるための検索画面と、検索できる広
告の一覧を表示させる。 ポイント獲得方法:接触行動ポイントを獲得する方法
の説明画面を表示させる。番組再生時にどの広告を表示
させるか、それによってどのような接触行動ポイントが
つくかのコメントが表示される。 ポイント確認:視聴者が今まで獲得した接触行動ポイ
ントの累積値を確認でき、その一部又は全部の接触行動
ポイントを特典に交換できることを案内する画面を表示
させる。このタイトルが選択されると、コンテンツ再生
装置2は、広告管理システム3に接続し、その視聴者の
接触行動ポイントの累積値を取得する。このとき、例え
ばあとどの位ポイントを貯めるとどのような特典がもら
えるか?などのメッセージも表示される。特典に交換で
きる累積値に達していた場合は、その特典との交換を受
け付ける。 特典一覧:接触行動ポイントにより変換可能な特典の
内容を表示させる。 FAQ:視聴者からのよくある質問を掲出させる。
【0029】コンテンツ管理機能は、番組及び広告(必
要に応じて、詳細情報を含む)のコンテンツ蓄積部27
1への蓄積、読み出し、消去に関わるすべての制御を可
能にする機能である。具体的には、番組や広告をそれぞ
れ独立に再生可能な形態でコンテンツ蓄積部271に蓄
積する。広告については、そのメタデータから有効期間
を読み取り、有効期間を経過した広告についてはそれを
その蓄積領域から自動的に消去する。有効期間を経過し
たかどうかは、装置内部の時計から読み込んだ現在時刻
又は再生予定時刻と有効期間とを比較することにより、
判断する。コンテンツ管理機能では、コンテンツ編集を
も行う。例えば、番組への広告挿入を行うことができ
る。広告挿入は、番組内に、例えば広告管理システム3
側で作成された広告挿入の許可タイミングを示す挿入許
可コードをA−IDと共にメタデータとして埋め込むこ
とにより行う。これにより、広告が再生されるタイミン
グが決まる。広告挿入を行った旨の情報は編成情報生成
機能に反映される。
【0030】予約・受付実行機能は、視聴者からの番組
予約、蓄積されている広告を後で視聴することの予約等
を受け付け、装置内部の時計による計時結果に基づいて
その予約内容を実行する機能である。広告を後で視聴す
る態様としては、事前にそれを予約する場合と、動的に
それを予約する場合とがある。後者の場合は、広告スキ
ップの指示を受け付け、受け付けた広告のA−ID及び
スキップ日時を未視聴履歴として未視聴履歴蓄積部27
4に記録しておく。
【0031】広告露出態様選択機能は、録画された番組
の再生時における広告の露出態様を視聴者に選択させる
ためのメニューを視聴用画面50に表示させ、視聴者に
選択させる機能である。広告の露出態様としては、例え
ば、番組の途中で広告を全画面表示することによって露
出させる態様(現行のTVの場合と同様)、番組の途中
で画面を分割し、番組と同時に広告を露出させる態様
(無音声のバナー)等がある。視聴者がある露出態様を
選択した場合は、その態様で広告が露出するように、所
定の制御情報を生成する。
【0032】編成情報生成機能は、録画されることによ
って蓄積されている番組と広告のうち、所望のものの再
生時期や広告露出態様等を視聴者に編成させる機能であ
る。編成情報は、例えば、A−ID、広告を再生する時
間帯、再生する番組のジャンル、再生番組名、広告挿入
の許可コードその他の属性情報を含んで生成される。コ
ンテンツ再生機構24による番組及び広告の再生は、生
成された編成情報に従って行われる。なお、後述するよ
うに、広告管理システム3側から編成情報が送られる場
合があり、この場合は、この送られた編成情報を視聴者
が自分の意思を反映させたものに編集して生成すること
になる。
【0033】接触行動検出機能は、視聴者による広告へ
の接触行動を検出する機能である。接触行動としては、
番組を予約した、広告を視聴した(どのような広告露出
態様で広告を視聴したか、予約なしの視聴か、予約後の
視聴かも問題になる)、広告をスキップした、後でまた
見るための予約をした、広告単独視聴した、詳細情報を
取得(該当するホームページクリック等の複数行動)し
た、・・・などである。
【0034】割込受付機能は、番組再生中あるいはある
広告露出中に他の番組又は広告を割り込ませて露出させ
るための割込、双方向広告、オンデマンドによる広告露
出を受け付ける機能であり、割込実行機能は、それを実
行する機能である。
【0035】ポイント決定機能は、接触行動検出機能に
よって検出された接触行動に応じて、視聴者が広告に接
触したことに対して与えられる接触行動ポイントの価値
を決定する機能である。接触行動ポイントの価値は、広
告の種類ないしその露出の態様によっても異なる。接触
行動に対する接触行動ポイントの価値については、広告
管理システム3より受け取ったマスターテーブルに、そ
の関係が設定されている。実際の運用に際しては、接触
行動検出機能で接触行動を検出する度に出力されるポイ
ント決定指示に基づいてポイント決定を行う。ポイント
決定指示には広告のA−IDとその視聴者による接触行
動態様とが付される。
【0036】<広告管理システム>図4は、広告管理シ
ステム3のハードウエア構成図である。広告管理システ
ム3は複数のコンテンツ再生装置2及び広告主端末を通
信の相手として含むサーバシステムであって、広告主端
末から依頼された広告を受信するためのコンテンツ受信
機構31、コンテンツ再生装置2へ広告等を送信するた
めのコンテンツ送信機構32、広告主端末及びコンテン
ツ再生装置2との間で双方向通信を行うための通信機構
33、例えば有料番組サイトとの間で、スクランブル加
工が施されたコンテンツ内容を解除するためのキー情報
及び有料番組の受け渡しを行うためのゲートウエイ部3
4、情報処理用のCPU及びメモリを搭載したCPUボ
ード35、コンピュータプログラム及びコンテンツその
他のデータを蓄積するためのHDD36及びこれらの機
構等を有機的に接続するためのインタフェース機構37
を備えている。
【0037】CPUボード35は、HDD36に記録さ
れているコンピュータプログラムを読み込んで実行する
ことにより、広告管理に関する種々の機能を形成する。
この実施形態では、図5の機能構成図に示すように、H
DD36内に、視聴者関連情報データベース(以下、デ
ータベースを「DB」と称する)361、広告主関連情
報DB362、広告DB363及びサイトDB364を
形成するとともに、CPUボード35内に、広告受付機
能、広告編集機能、広告配付機能、広告主情報管理機
能、視聴者情報管理機能、ポイント管理機能、ポイント
集計機能、編成情報生成機能、視聴統計分析機能を有す
る主制御部351の機能ブロックを形成する。視聴者関
連情報DB361には、予め登録されている視聴者の個
人情報ファイルに対して、その視聴者が保有するコンテ
ンツ再生装置2のアドレス、視聴履歴ファイル、未視聴
履歴ファイル、ポイントファイルがリンクして格納され
ている。コンテンツ再生装置2のアドレスは双方向のデ
ータ通信及び広告配付を行う際に使用される。視聴履歴
ファイル及び未視聴履歴ファイルには、コンテンツ再生
装置2側から送られた視聴履歴、未視聴履歴が格納され
る。ポイントファイルにはその視聴者が獲得した接触行
動ポイントの累計値が記録される。広告主関連情報DB
362には、広告の露出を依頼した広告主の情報、例え
ば広告主の住所、連絡先、広告主端末のアドレス等が蓄
積される。サイトDB364には、有料番組のコンテン
ツを保有するサイトやオンデマンド視聴環境をコンテン
ツ再生装置2に提供する際にアクセスされるサイトのア
ドレスが蓄積されている。
【0038】広告受付機能は、広告主端末からの広告露
出依頼の受付に関する情報処理(広告主情報の生成、蓄
積等)を行う機能であり、広告編集機能は、受け付けた
広告のコンテンツ本体に対応するメタデータを作成した
り、有効期間を挿入したり、A−IDを付与したりする
機能である。編集済の広告は広告DB363に蓄積され
る。
【0039】広告配付機能は、広告DB363に蓄積さ
れている広告を視聴者関連情報DB361に記録されて
いるアドレスに基づいて各コンテンツ再生装置2に所定
時間帯に定期的に配付する機能である。配付時間帯は、
動作状態にないコンテンツ再生装置2についてはそのコ
ンテンツ再生装置2のアドレスを保持しておき、次の配
付時期に併せて配付する。
【0040】広告主情報管理機能は、広告の露出を依頼
した広告主に関連する情報を広告主関連情報DB362
に蓄積したり、それを読み出して所要の処理を行う機能
である。
【0041】視聴者情報管理機能は、視聴者関連情報D
B361の各ファイルに記録すべき情報を記録(更新)
したり、それを読み出したりする機能である。コンテン
ツ再生装置2を初めて使用する視聴者については新規に
各ファイルを作成し、視聴者関連情報DB361に格納
する。
【0042】ポイント管理機能は、視聴者毎の接触行動
ポイントをポイントファイルに蓄積したり、それを読み
出したり、消去したりする機能である。また、接触行動
毎のポイントを定めたマスターテーブルを生成し、これ
を通信機構33を通じて各コンテンツ再生装置2へ送出
する。ポイント集計機能は、各視聴者の接触行動ポイン
トを集計する機能である。集計は例えば広告主毎に行
う。これにより、視聴者に対して月毎の集計結果を報告
したり、その広告主に対して広告効果を表す情報を報告
したりすることができる。
【0043】視聴統計分析機能は、視聴者関連情報DB
361に記録されている視聴履歴を定期的に読み込み、
“いつ“”どの番組”で“どの広告”を“どのような露
出態様”で”視聴選択“し、”実際視聴した/スキップ
した“結果、接触行動ポイントを”何ポイント“獲得し
たかを、視聴者毎に分析し、その統計をとったり、視聴
履歴又は統計情報を公知の推論エンジンで分析して当該
視聴者の嗜好を推論する機能である。また、視聴者用及
び広告主用に各種分析結果のレポーティングを行う機能
をも有する。
【0044】編成情報生成機能は、視聴統計分析機能に
よって推論した視聴者の嗜好をもとに現在蓄積されてい
る広告の中からその視聴者にとって最適となる広告をコ
ンテンツ再生装置2に再生させるための編成情報を生成
し、これをその視聴者が保有するコンテンツ再生装置2
宛に出力する。最適な広告とは、その視聴者に最も視聴
されやすい広告であり、その視聴者の過去の視聴履歴及
び未視聴履歴に基づいて判断される。この編成情報が当
該コンテンツ再生装置2側で編集できることは、前述し
たとおりである。
【0045】<運用形態>次に、上記のように構成され
るサービスシステムの運用形態例を説明する。放送局1
は、広告主からの広告露出依頼を受け付け、受け付けた
広告にそれぞれユニークなA−IDを付し、これを番組
と共にパッケージ化した上で、自らが生成した編成情報
に従って一斉配信(放送)する。広告管理システム3で
もまた、広告主端末からの広告露出依頼を受け付け、受
け付けた広告にユニークなA−IDを付し、これを各コ
ンテンツ再生装置2宛てに配信する。A−IDについて
は、放送局1又は広告管理システム3のIDを付すこと
により、その広告にとって一意なものとすることができ
る。コンテンツ再生装置2側では、好ましくは、広告管
理システム3からの広告配信を考慮して、電源を放送局
1の運用時間帯外でもONにしておくようにする。
【0046】視聴者は、コンテンツ再生装置2を操作し
て、所要の番組を選択して視聴する。通常は、オンタイ
ム視聴環境で番組を視聴できるようになっている。オン
タイム視聴環境下であっても、コンテンツ再生装置2で
は、視聴者によって操作機構25が操作されることによ
り、何時でもメニュー画面、EPG(電子プログラムガ
イド)画面、及びメッセージ画面を起動できるようにな
っている。メニュー画面は、上述した録画番組一覧、広
告検索、ポイント獲得方法、ポイント確認、特典一覧、
FAQを視聴者に選択させるものである。EPG画面
は、視聴者が希望する番組を選択して録画予約するため
の画面である。EPGから直接放送中の番組を選択する
ことも可能である。「録画予約済」の番組は番組枠の色
が反転表示され、予約されない番組と区別できるように
なっている。メッセージ画面は、例えば特典を受けるた
めの有効期間が近づいている、後で見る広告が見られて
いないなどのメッセージを表示させるための画面であ
る。
【0047】視聴者が、メニュー画面を通じて録画番組
一覧を選択することにより、そのコンテンツ再生装置2
に、ストレージ視聴環境及びタイムシフト視聴環境が構
築される。前述のように、このような視聴形態のとき
は、視聴者が広告をスキップさせたり、広告の番組前の
視聴、番組後の視聴並びに次回タイミングでの視聴等を
予約したりすることができる。広告露出に際して、視聴
者との間で双方向の情報の受け渡しを行う双方向広告も
可能になる。番組と広告とが同時期にコンテンツ再生装
置2に存在することから、上述した複数の広告露出方法
のいずれの選択も可能になる。
【0048】ストレージ視聴環境におけるコンテンツ再
生装置2側の視聴用画面50は、図11のようになる。
図11において、コンテンツ表示領域51の右側には、
広告を後で見ることを指定するための入力ボタン「後で
見る」53と、お気に入り広告として任意の時点で見る
ことを指定するための入力ボタン「お気に入り登録」5
4が表示される。画面下部の領域は、詳細情報入力領域
52であり、コンテンツ表示領域51で広告又は詳細情
報が再生されているときに、この詳細情報入力領域52
のいずれかのボタンが選択されることにより、関連する
他の詳細情報が広告管理システム3から読み出されてコ
ンテンツ表示領域52に表示される。
【0049】番組後に広告を視聴する場合の視聴用画面
50の遷移は、図12のようになる。すなわち、視聴者
が録画番組一覧で所望の番組を選択した後、広告につい
ては「後で見る」53を選択すると、その番組のみが再
生される。番組再生が終了すると、図左下の画面に遷移
する。広告を見る場合は、予約した広告が直ちに再生さ
れ、視聴用画面30に表示される。このとき、さらに
「後で見る」、「お気に入り登録」を指定することがで
きる。「別の番組を見る」場合は、録画番組一覧画面に
遷移し、「登録広告一覧に移動」する場合は広告検索一
覧画面に遷移し、「初期画面に移動」する場合はメニュ
ー画面に遷移する。広告露出又は予約後、次の広告がな
い場合は、図12右下のように、広告が終了した旨を表
す画面に遷移する。番組の先頭で広告を視聴する場合の
視聴用画面50の遷移は、図13のようになる。
【0050】次に、ストレージ視聴環境、あるいはタイ
ムシフト環境下におけるコンテンツ再生装置2の種々の
動作(主制御部261)について説明する。まず、コン
テンツ再生時の動作を図6を参照して説明する。視聴者
からのコンテンツ再生指示の入力を契機に、主制御部2
61は、番組及びそのメタデータを読み込む(P10
1:Yes、P102)。その後、コンテンツ管理機能を
起動し(P103)、当該コンテンツ再生装置2で生成
(又は広告管理システム3から送られたものの一部修
正)された編成情報及び広告メタデータを読み込む(P
104)。そして、編成情報と番組メタデータの同一情
報を突き合わせ、更に編成情報内の挿入許可コードに設
定された条件を満たすA−IDをもとにコンテンツ蓄積
部271から該当する広告を読み込む(P105)。そ
のA−IDとリンクしている詳細情報がある場合には、
それも読み込む(P106:Yes、P107)。広告露
出態様選択機能を起動し、番組再生時の広告露出態様の
選択用画面を表示させる(P109)。視聴者が特定の
広告露出態様を選択した場合は(P110:Yes)、選
択された広告露出態様を形成するための制御情報(画面
表示の際の座標等の情報を伴う)、番組、広告を、コン
テンツ再生機構24に出力する(P111)。
【0051】番組、広告の再生中に、広告をスキップさ
せるときの主制御部261の動作は、図7のようにな
る。その広告を一旦再生し、視聴用画面50に表示させ
る(S101)。視聴用画面50には、視聴者によるス
キップ指示指定を可能にするための入力ボタンを形成し
ておく。視聴者の画面操作により、表示中の広告のスキ
ップ指示が入力されると(S102:Yes)、その広告
のA−IDおよびスキップ日時を未視聴広告情報として
未視聴履歴蓄積部274に蓄積させる(S103)。こ
の未視聴履歴は、接触行動の一態様として把握される。
その後、その広告の表示のスキップを開始し(S10
4)、スキップが終了する直前又は終了時点で(S10
5:Yes)、スキップされた次のコンテンツ(番組)を
読み出す。そして、スキップ終了時にそのコンテンツ
(番組)を再生し、これを視聴用画面50に表示させる
(S106)。
【0052】スキップした広告を後で再生する場合の主
制御部261の動作は、図8のようになる。まず、未視
聴履歴蓄積部274を参照して未視聴履歴が存在するか
どうかを調べ、存在する場合はそれを読み込む(M10
1:Yes、M102)。このとき、未視聴の広告の属性情
報をその広告のメタデータから読み込むようにしてもよ
い。読み込んだ未視聴の広告一覧を視聴者用画面50に
表示させる(M103)。視聴用画面50には、視聴者
による各広告の指定および再生・表示指示を可能にする
ための入力ボタンを形成しておく。視聴者の画面操作に
より、再生・表示する未視聴の広告が特定されると(M
103:Yes)、その広告を読み込み(M104)、そ
れを再生して視聴用画面50に表示させる(M10
5)。表示終了後は次の未視聴履歴、つまり未視聴の広
告があるかどうかを調べ(M106:Yes、M10
7)、次の未視聴の広告がある場合はM102の処理に
戻り、未視聴広告がなくなった場合は未視聴広告露出の
ための環境を解除する(M107:No)。
【0053】双方向広告を行うときの主制御部261の
動作は、図9のようになる。視聴者からの要求により双
方向広告を行うときは、割込受付機能及び割込実行機能
を起動して再生中の番組を一時的に中断し、そのときの
番組の再生位置を表す再生進捗情報を所定領域に一時的
に記憶する(I101)。その後、割り込みの対象とな
った広告を再生し、これを視聴用画面50に表示させる
(I102)。音楽再生、ビデオ再生のような各種機能
プログラムの実行を伴う広告の場合には、その機能プロ
グラムを実行する。広告管理システム3との間、あるい
は広告主が主催するホームページとの間の双方向通信に
よってインタラクティブな情報提供がある場合にはそれ
を実行する。このような双方向広告の表示が終了する直
前又は終了時点で一時保存した再生進捗情報を読み込み
(I103:Yes,I104)、その再生進捗情報から
継続再生する番組の再生開始時点を特定する(I10
5)。そして、特定した時点以降の再生対象番組を読み
込み(I106)、これを再生して視聴用画面50に表
示させる(I107)。このような処理を行うことによ
り、双方向広告のように再生時間が不定の広告を割り込
ませる場合であってもその広告及びそれ以前の番組を正
常に視聴できるできるようになり、番組の進行を気にし
なくても、いつまでも双方向広告の利用が可能になる。
なお、割込受付機能及び割込実行機能による双方向広告
は、上記のような番組に対してだけでなく、広告につい
ても可能である。
【0054】視聴者がメニュー画面を通じて広告検索を
行った場合には、広告単独視聴環境がコンテンツ再生装
置2に構築される。なお、広告単独視聴環境下において
も、主制御部261は、図7及び図8の手順で動作可能
である。オンデマンド視聴形態では、上記の双方向広告
の場合と同様に割込受付機能及び割込実行機能が起動
し、広告関連の情報を提供する各種サービスプロバイダ
のサーバにその都度接続する。そして、そのサーバに蓄
積されている情報がストリーム再生されて視聴用画面5
0に表示される。
【0055】オンタイム視聴環境を除く視聴環境下で、
視聴者が広告を後で見ることを指定した場合に、それを
再生することが不適切ないし無意味になる場合がある。
例えば、広告に登場するタレントの契約期間やキャンペ
ーン期間が終了した後の広告がそれに該当する。このよ
うな事態を回避するため、コンテンツ再生装置2では、
図10に示されるように、コンテンツ蓄積部271に蓄
積されている広告メタデータを定期的に読み出し、その
広告メタデータからA−ID及び有効期間を読み込む
(D101)。そして、装置内部時計から読み込んだ現
在時刻と有効期間とを比較し(D102)、現在時刻が
有効期間の終期を超えている広告がある場合は、そのA
−IDに基づいてその広告を蓄積領域から消去させる
(D104)。このようにすることで、広告効果を維持
するとともに誤った広告露出を回避でき、また、HDD
27の効率的使用を図ることができる。
【0056】次に、接触行動ポイントの扱いについて説
明する。コンテンツ再生装置2では、接触行動検出機能
によって検出した接触行動の履歴を逐次視聴履歴蓄積部
273又は未視聴履歴蓄積部274に蓄積する。そし
て、これらの履歴に基づいてポイント決定機能で接触行
動ポイントをその決定し、これをポイント蓄積部275
に蓄積する。オンタイム視聴環境で広告を視聴するのも
接触行動の一つであり、視聴開始及び終了後にポイント
決定機能が起動して、編成情報をもとに視聴した広告を
特定し、その広告に対する所定価値の接触行動ポイント
を決定する。
【0057】ストレージ視聴環境では、広告に対する視
聴者の能動的な接触行動を検出し、これを視聴履歴蓄積
部273に蓄積する。そして、ポイント決定機能が定期
的に起動して、ポイントテーブル276を参照しながら
それらの履歴をポイント化し、これをポイント蓄積部2
75に逐次蓄積させる。能動的な接触行動の例として
は、番組予約をする、広告を後で見る(「お気に入り登
録」を含む)、予約後実際に見る、番組の先頭で広告を
見る、番組の終わりに広告を見るなどの「操作行動」レ
ベルから、視聴者が操作機構25を操作することによっ
て広告の詳細情報を見る、広告主のホームページを見る
などの「情報取得」レベル、広告主からのアンケートに
答えたり広告主の会員に登録するなどの「能動的行動」
を要求されるレベルまで、様々である。このような接触
行動ポイントは、一定の基準ポイント、例えばコンテン
ツ再生装置2を動作させて広告の視聴可能な状態にある
ことに対するインセンティブ、あるいは広告露出の仕方
に対するインセンティブと、その広告に接触しようとし
た態様あるいは実際に接触した態様に応じて増減する調
整用ポイントとに分けられる。
【0058】以下に、ポイント決定の例を挙げる。 ・オンタイム視聴環境での広告露出についてはX値の基
準ポイントのみとする。 ・「後で見る」、あるいは「お気に入り登録」が指定さ
れた場合は、広告に対する意識があることが推定される
ので基準ポイントをX値より高いY値、Z値とする。 ・「お気入りに登録」し、それを後で3回視聴した場合
は、3Z値となるように調整用ポイントが加算される。
ある時点で「お気に入り登録」を削除した場合にはz値
(Z値でもよい)の調整用ポイントを減算する。 ・番組の先頭に広告をまとめて見る、番組と同時に広告
を再生する、あるいは、番組と広告とを交互に再生する
場合は、広告を見ようとする意思が汲み取れるので、そ
れぞれ、基準ポイントに対して一定の係数a,b,cが
乗算された値になるような値の調整用ポイントを決定す
る(例えば、「お気に入り登録」を行い、その広告を番
組の先頭でまとめて見る場合には、+aZ値となるよう
にする)。 ・双方向広告を利用した場合、詳細情報を参照した場
合、アンケートに答えた場合は、広告に対する意識がき
わめて高いことが推定されるので、所定値の調整用ポイ
ントを上記のようにしてその値が決まる基準ポイントに
加算する(プラスに設定して基準ポイントに加算す
る)。双方向広告及び詳細情報については、それを見た
時間によっても加算要素とすることができる。 ・広告スキップについては広告に対する意識が低いこと
が推定されるので、調整用ポイントを減算する(マイナ
スに設定して基準ポイントに加算する)。 ・予約後に広告を見た場合はそのまま、一定時間経過し
ても見なかった場合は、加算ないし調整した調整用ポイ
ントを減算する。 ・実際に広告を見た場合であっても、予約後の時間経過
に応じて調整用ポイントを減算する。
【0059】ポイント蓄積部275に蓄積されている接
触行動ポイントは、視聴者からの要求に応じて視聴用画
面50に表示させることができる。また、視聴用画面5
0に、ポイント交換画面を用意し、特典一覧と各々の特
典取得に必要なポイント数、特典を受理できる有効期間
を表示させることができる。特典としては、後述する有
料番組の無料視聴や、広告なしの番組を30分見る等が
挙げられる。その特典を取得するには、ポイント数が数
ポイント不足している旨を表示するような運用も可能で
ある。特典と交換された場合、ポイント蓄積部275に
おける接触行動ポイントが減算され、残数(減算後の価
値)が表示される。
【0060】有料番組の無料視聴を特典の一つにするこ
とができる。この場合、有料番組をコンテンツ再生装置
2にダウンロードしておき、その番組視聴の代替とし
て、蓄積した視聴行動ポイントを使う。コンテンツ再生
装置2は、広告管理システム3に有料番組の視聴要求を
行う。広告管理システム3では、ゲートウェイ部34で
対象番組サイトにキー要求を行い、番組視聴のためのキ
ー情報を代行取得し、これをコンテンツ再生装置2に転
送する。コンテンツ再生装置2は、受け取ったキー情報
を使って有料番組を再生する。
【0061】このようにしてコンテンツ再生装置2で決
定され、ポイント蓄積部275に蓄積された接触行動ポ
イントの累積値は、視聴者を識別するための情報(ID
等)、視聴履歴、未視聴履歴と共に、コンテンツ再生装
置2から広告管理システム3に定期的に送信される。広
告管理システム3では、これらの情報に基づいてポイン
ト集計、視聴分析統計等を行い、集計結果についてはこ
れを各コンテンツ再生装置2に返送し、あるいは視聴者
宛に郵便等により送り、視聴分析統計の結果のうち、広
告の視聴傾向については、これを視聴者の年代別、視聴
の時間帯別、番組との相関別にそれぞれ該当する広告主
に備えられる端末へ提供する。また、視聴分析結果に基
づいてその視聴者に最適となる広告の編成情報を生成
し、これをコンテンツ再生装置2に提供する。
【0062】このように、この実施形態では、広告コン
テンツに対する複数種類の接触の場をコンテンツ再生装
置2上に形成し、視聴者による広告への接触行動を検出
するとともに、検出した接触行動の履歴を視聴履歴蓄積
部273及び未視聴履歴蓄積部274に蓄積しておき、
これらの履歴に基づき、接触行動の態様に応じた接触行
動ポイントを当該視聴者に付与するようにしたので、視
聴者に対しは広告への接触に対するモチベーションを与
えることができ、広告主には、これらの履歴を分析する
ことによる広告露出の効果を正確に把握できるようにな
る利点が生じる。特に、広告管理システム3で、放送局
1とは別に広告露出を受け付ける機会を設けることによ
り、放送局1に広告露出を依頼することができない、比
較的低資本の広告主に対しても、広告を利用する機会を
与えることができる。
【0063】コンテンツ再生装置2では、広告を番組前
あるいは番組後に一括で視聴することも視聴者自身の意
思によって可能になるので、無料で番組を見るという利
点を活かしつつ、番組視聴の際に広告が露出される事態
を回避することができるようになる。これにより、視聴
者にも、広告主にも、放送局(番組制作社)にもメリッ
トのあるシステム運用が可能になる。このように、「接
触行動」という、視聴者による能動的な行為を基準とし
て広告効果を推し図ることで、蓄積型のデジタル放送が
一般化する時代においても、様々な視聴スタイルに対応
した広告価値の決定基準を構築できるようになる。ま
た、放送局主導の既成の編成概念にとらわれずに、視聴
者側で広告編成を柔軟に対応できるようになるため、双
方向広告のような高度の広告の制作者に対するモチベー
ションも高めることができるようになる。
【0064】なお、本実施形態では、インセンティブ出
力機構の一例となるポイント決定機能をコンテンツ再生
装置2側に設けた場合の例について説明したが、このイ
ンセンティブ出力機構を、コンテンツ再生装置2にでは
なく、広告管理システム3又は各コンテンツ再生装置2
に接続されている第三者管理機関システムに設けてもよ
い。第三者管理機関システムは、広告管理システム3を
運営する者以外の第三者機関に備えられる情報処理シス
テムであり、ポイント管理の公正さを担保するために備
えられるものである。このような場合、コンテンツ再生
装置2では、接触行動の履歴(視聴履歴/未視聴履歴)
の蓄積のみを行い、この履歴データをインセンティブデ
ータとして、定期的に広告管理システム3あるいは第三
者管理機関システムに送出し、そこでインセンティブ
(この実施形態では接触行動ポイント)を決定する。こ
のようにすれば、広告管理システム3から各コンテンツ
再生装置2側に、接触行動ポイントの価値を決めるため
のマスターテーブルを配付する必要がなくなり、運用の
簡略化も図れるようになる。
【0065】また、本発明は、広告への接触行動に対す
るインセンティブについて説明したが、広告以外のデジ
タルコンテンツ、例えば無料の情報を公衆に提供し、そ
の情報へのアクセス状況を把握することにより市場調査
を行うシステムにおいて、情報アクセスを行った者にイ
ンセンティブを与えるような運用形態にも応用が可能で
ある。また、従来の視聴率のような指標を調査する場合
には、番組それ自体を接触行動ポイント付与の対象とな
るデジタルコンテンツとしてもよい。さらに、番組の視
聴予約やその後の視聴又は未視聴の履歴をコンテンツ再
生装置2で蓄積しておき、それを事後的に分析すること
により、広告だけでなく、番組の視聴実態を把握し、そ
の情報を放送局1に報告するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、視聴者側のメリットを確保でき、且つ番組コ
ンテンツや広告コンテンツのようなデジタルコンテンツ
の提供側にも利益が還元されるようにするデジタルコン
テンツ再生管理の仕組みを実現することができる。特
に、視聴者が無料で番組を視聴する利点を確保しつつ、
番組の発信側にとっても広告収入により良質の番組コン
テンツの制作が可能で、広告主にも広告効果が把握でき
る広告露出の仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるサービスシステムの全体構
成図。
【図2】コンテンツ再生装置のハードウエア構成図。
【図3】コンテンツ再生装置の機能構成図。
【図4】広告管理システムのハードウエア構成図。
【図5】広告管理システムの機能構成図。
【図6】コンテンツ再生時のコンテンツ再生装置の動作
手順説明図。
【図7】番組、広告の再生中に、広告をスキップさせる
ときのコンテンツ再生装置の動作手順説明図。
【図8】スキップした広告を後で再生するときのコンテ
ンツ再生装置の動作手順説明図。
【図9】双方向広告を行うときのコンテンツ再生装置の
動作手順説明図。
【図10】有効期間が過ぎた広告を消去するときのコン
テンツ再生装置の動作手順説明図。
【図11】運用時に視聴用画面が遷移する様子を示した
説明図。
【図12】運用時に視聴用画面が遷移する様子を示した
説明図。
【図13】運用時に視聴用画面が遷移する様子を示した
説明図。
【符号の説明】
1 放送局 2 コンテンツ再生装置 21 コンテンツ再生機構 22 録画機構 23 通信機構 24 コンテンツ再生機構 25 操作機構 26 CPUボード 261 主制御部 27 大容量HDD 271 コンテンツ蓄積部 272 編成情報蓄積部 273 視聴履歴蓄積部 274 未視聴履歴蓄積部 275 ポイント蓄積部 276 ポイントテーブル 28 インタフェース機構 3 広告管理システム 31 コンテンツ受信機構 32 コンテンツ送信機構 33 通信機構 34 ゲートウエイ部 35 CPUボード 351 主制御部 36 HDD 361 視聴者関連情報DB 362 広告主関連情報DB 363 広告DB 364 サイトDB 37 インタフェース機構 5 視聴装置 50 視聴用画面 51 再生領域 52〜55 操作用の各入力ボタン N ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月5日(2001.12.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】複数種類の接触の場は、例えば、オンタイ
ムで番組コンテンツと広告コンテンツとが再生されるオ
ンタイム視聴環境、蓄積された番組コンテンツと広告コ
ンテンツとが任意の時点で再生されるストレージ視聴環
境、時間を多少ずらしてコンテンツを見るタイムシフト
視聴環境、広告コンテンツのみを集中的に再生する広告
単独視聴環境、リクエストに応じて選択された番組コン
テンツを再生するときに広告コンテンツが再生されるオ
ンデマンド視聴環境のいずれかであり、前記ストレージ
視聴環境、前記タイムシフト視聴環境、前記広告単独視
聴環境及び前記オンデマンド視聴環境には、視聴予約の
機能が付随しており、前記ストレージ視聴環境及び前記
タイムシフト視聴環境には各々再生領域のサイズ調整が
可能な番組コンテンツと広告コンテンツの同時再生機能
が付随している。「広告単独視聴環境」は、番組コンテ
ンツ視聴の結果として広告コンテンツを視聴するという
スタイルでなく、視聴者が自分にとって有益だと思う広
告コンテンツを能動的に視聴するための環境である。な
お、広告単独視聴環境には、単なるコンテンツ本体だけ
でなく、より詳しい商品の特徴・機能、販売店情報、
フターケア情報などといった詳細情報を能動的に取得す
る環境も含まれる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】広告コンテンツの割込再生を可能にするこ
ともできる。この場合は、広告コンテンツの割込指示を
受け付ける割込受付手段と、再生中の番組コンテンツの
表示を中断してそのときの番組再生進捗情報を所定の記
録領域に一時的に保存するとともに、割込指示された広
告コンテンツを再生させ、当該広告コンテンツの再生が
終了した時点で前記保存してある番組再生進捗情報に基
づいて前記番組コンテンツの継続表示開始時刻を決定す
る割込実行手段と、をさらに備えてコンテンツ再生装置
を構成する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】個々の番組コンテンツ及び広告コンテンツ
は、それぞれコンテンツ本体とそのメタデータとで形成
される。各々のメタデータは、他のコンテンツとの関係
及びその再生時期を特定可能となる構造である。各コン
テンツをこのような構造にすると、コンテンツ管理が容
易になる利点が生じる。広告コンテンツのメタデータに
は当該広告コンテンツの有効期間が挿入されるようにす
る。そして、個々の広告コンテンツのメタデータに挿入
されている前記有効期間を参照し、当該広告コンテンツ
が前記有効期間を経過したときは、当該広告コンテンツ
の再生を阻止するように構成する。このようにすれば、
無意味な広告コンテンツが露出されることがなく、広告
効果の低下を抑制することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明は、また、コンテンツ再生装置をコ
ンピュータにより実現するための第1のコンピュータプ
ログラムと、広告コンテンツ管理システムをコンピュー
タにより実現するための第2のコンピュータプログラム
とを提供する。第1のコンピュータプログラムは、
ピュータに、番組コンテンツと広告コンテンツとをそれ
れ独立して再生可能な形態で蓄積するコンテンツ蓄積
手段と、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記
広告コンテンツに対する複数種類の接触の場を形成する
手段と、前記蓄積された広告コンテンツへの視聴者によ
る接触行動を検出するとともに検出した接触行動を蓄積
する接触行動蓄積手段と、この接触行動蓄積手段に蓄積
されている接触行動の履歴に基づいて、広告コンテンツ
に対する接触行動の態様に応じたインセンティブを決定
し、それにより得られたインセンティブデータを当該視
聴者用に出力するインセンティブデータ出力機構に送出
する手段とを形成するためのコンピュータプログラムで
ある。第2のコンピュータプログラムは、上述した本発
明のコンテンツ再生装置に接続されるコンピュータに、
広告コンテンツの露出依頼を受け付ける広告受付手段
と、受け付けた広告コンテンツを所定の時間帯に前記コ
ンテンツ再生装置へ配付するコンテンツ配付手段と、前
記コンテンツ再生装置を保有する視聴者の個人情報を保
持する視聴者情報管理手段と、前記コンテンツ再生装置
から受領した接触行動の履歴に基づいて広告コンテンツ
に対する接触行動の態様に応じたインセンティブを決定
し、それにより得られたインセンティブデータを当該視
聴者用に出力するインセンティブデータ出力機構と、こ
のインセンティブデータ出力機構から出力された視聴者
毎のインセンティブデータを蓄積するインセンティブデ
ータ蓄積手段とを形成するためのコンピュータプログラ
ムである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を広告のプラットフ
ォームサービス(多方面から集めた広告を必要に応じて
ユーザに提供するサービス)に適用した場合の実施の形
態例を説明する。 <全体構成>図1は、本発明が適用されるサービスシス
テムの全体構成図である。このサービスシステムは、そ
れぞれ放送局1から放送されたデジタルコンテンツ(広
告コンテンツ(以下、「広告」と略称する)と、デジタ
ル番組コンテンツ(以下、「番組」と略称する))を受
信する複数のコンテンツ再生装置2と、各コンテンツ再
生装置2との間でネットワークNを通じて双方向通信を
行う広告管理システム3とを含んで構成される。コンテ
ンツ再生装置2は、番組及び広告を録画によって蓄積で
きる蓄積型のものである。そして、図2に示すように
V等の視聴装置5が接続されている。なお、図示を省略
したが、広告管理システム3には、複数の広告主端末
(広告を依頼する広告主が操作する情報処理端末)が接
続されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】放送局1は、自社コンテンツとしての番組
と広告とを各コンテンツ再生装置2に一斉配信する。番
組には、番組本編のみで構成される場合と、番組及び広
告の組み合せで構成される場合とがある。番組と広告と
の組合せであっても、両者は分離して独立に再生が可能
なものである。広告には、詳細情報が含まれるもの、あ
るいは詳細情報とリンクされたものがある。詳細情報
は、インターネットのホームページ情報、プログラム動
作を伴う情報(例えば、階層的に用意された広告関連情
報、双方向通信を行うことにより提供される音声、映像
による広告関連情報)等がある。放送局1からのコンテ
ンツ配信に際しては、無線伝送路(地上波、衛星波)、
有線伝送路(CATV(cable television)、FTTH
(fiber to the home)等)のいずれかを用いることが
できる。有線伝送路を用いる場合は、キャッシュサーバ
(図示省略)を介在させることで、効率的なコンテンツ
配信が可能になる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】CPUボード26は、大容量HDD27に
記録されているコンピュータプログラムを読み込んで実
行することにより、コンテンツ再生装置2内にコンテン
ツ再生管理に関する種々の機能を形成する。この実施形
態では、図3の機能構成図に示すように、大容量HDD
27内に、コンテンツ蓄積部271、編成情報蓄積部2
72、視聴履歴蓄積部273、未視聴履歴蓄積部27
4、ポイント蓄積部275、ポイントテーブル276
形成するとともに、CPUボード26内に、メニュー表
示機能、コンテンツ管理機能、予約受付・実行機能、広
告露出態様選択機能、編成情報生成機能、接触行動検出
機能、割込受付機能、割込実行機能及びポイント決定機
能を有する主制御部261の機能ブロックを形成する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】予約受付・実行機能は、視聴者からの番組
予約、蓄積されている広告を後で視聴することの予約等
を受け付け、装置内部の時計による計時結果に基づいて
その予約内容を実行する機能である。広告を後で視聴す
る態様としては、事前にそれを予約する場合と、動的に
それを予約する場合とがある。後者の場合は、広告スキ
ップの指示を受け付け、受け付けた広告のA−ID及び
スキップ日時を未視聴履歴として未視聴履歴蓄積部27
4に記録しておく。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】<広告管理システム>図4は、広告管理シ
ステム3のハードウエア構成図である。広告管理システ
ム3は複数のコンテンツ再生装置2及び広告主端末を通
信の相手として含むサーバシステムであって、広告主端
末から依頼された広告を受信するためのコンテンツ受信
機構31、コンテンツ再生装置2へ広告等を送信するた
めのコンテンツ送信機構32、広告主端末及びコンテン
ツ再生装置2との間で双方向通信を行うための通信機構
33、例えば有料番組サイトとの間で、スクランブル加
工が施されたコンテンツ内容を解除するためのキー情報
及び有料番組の受け渡しを行うためのゲートウェイ部3
4、情報処理用のCPU及びメモリを搭載したCPUボ
ード35、コンピュータプログラム及びコンテンツその
他のデータを蓄積するためのHDD36及びこれらの機
構等を有機的に接続するためのインタフェース機構37
を備えている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】視聴統計分析機能は、視聴者関連情報DB
361に記録されている視聴履歴を定期的に読み込み、
“いつ”“どの番組”で“どの広告”を“どのような露
出態様”で“視聴選択”し、“実際視聴した/スキップ
した”結果、接触行動ポイントを“何ポイント”獲得し
たかを、視聴者毎に分析し、その統計をとったり、視聴
履歴又は統計情報を公知の推論エンジンで分析して当該
視聴者の嗜好を推論する機能である。また、視聴者用及
び広告主用に各種分析結果のレポーティングを行う機能
をも有する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】ストレージ視聴環境におけるコンテンツ再
生装置2側の視聴用画面50は、図11のようになる。
図11において、コンテンツ表示領域51の右側には、
広告を後で見ることを指定するための入力ボタン「後で
見る」53と、お気に入り広告として任意の時点で見る
ことを指定するための入力ボタン「お気に入り登録」5
4が表示される。画面下部の領域は、詳細情報入力領域
52であり、コンテンツ表示領域51で広告又は詳細情
報が再生されているときに、この詳細情報入力領域52
のいずれかのボタンが選択されることにより、関連する
他の詳細情報が広告管理システム3から読み出されてコ
ンテンツ表示領域51に表示される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】番組後に広告を視聴する場合の視聴用画面
50の遷移は、図12のようになる。すなわち、視聴者
が録画番組一覧で所望の番組を選択した後、広告につい
ては「後で見る」53を選択すると、その番組のみが再
生される。番組再生が終了すると、図左下の画面に遷移
する。広告を見る場合は、予約した広告が直ちに再生さ
れ、視聴用画面50に表示される。このとき、さらに
「後で見る」、「お気に入り登録」を指定することがで
きる。「別の番組を見る」場合は、録画番組一覧画面に
遷移し、「登録広告一覧に移動」する場合は広告検索一
覧画面に遷移し、「初期画面に移動」する場合はメニュ
ー画面に遷移する。広告露出又は予約後、次の広告がな
い場合は、図12右下のように、広告が終了した旨を表
す画面に遷移する。番組の先頭で広告を視聴する場合の
視聴用画面50の遷移は、図13のようになる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】次に、ストレージ視聴環境、あるいはタイ
ムシフト環境下におけるコンテンツ再生装置2の種々の
動作(主制御部261)について説明する。まず、コン
テンツ再生時の動作を図6を参照して説明する。視聴者
からのコンテンツ再生指示の入力を契機に、主制御部2
61は、番組及びそのメタデータを読み込む(P10
1:Yes、P102)。その後、コンテンツ管理機能を
起動し(P103)、当該コンテンツ再生装置2で生成
(又は広告管理システム3から送られたものの一部修
正)された編成情報及び広告メタデータを読み込む(P
104)。そして、編成情報と番組メタデータの同一情
報を突き合わせ、更に編成情報内の挿入許可コードに設
定された条件を満たすA−IDをもとにコンテンツ蓄積
部271から該当する広告を読み込む(P105)。そ
のA−IDとリンクしている詳細情報がある場合には、
それも読み込む(P106:Yes、P107)。広告露
出態様選択機能を起動し(P108)、番組再生時の広
告露出態様の選択用画面を表示させる(P109)。視
聴者が特定の広告露出態様を選択した場合は(P11
0:Yes)、選択された広告露出態様を形成するための
制御情報(画面表示の際の座標等の情報を伴う)、番
組、広告を、コンテンツ再生機構24に出力する(P1
11)。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】スキップした広告を後で再生する場合の主
制御部261の動作は、図8のようになる。まず、未視
聴履歴蓄積部274を参照して未視聴履歴が存在するか
どうかを調べ、存在する場合はそれを読み込む(M10
1:Yes、M102)。このとき、未視聴の広告の属性情
報をその広告のメタデータから読み込むようにしてもよ
い。読み込んだ未視聴の広告一覧を視聴用画面50に表
示させる(M103)。視聴用画面50には、視聴者に
よる各広告の指定および再生・表示指示を可能にするた
めの入力ボタンを形成しておく。視聴者の画面操作によ
り、再生・表示する未視聴の広告が特定されると(M1
:Yes)、その広告を読み込み(M10)、それ
を再生して視聴用画面50に表示させる(M10)。
表示終了後は次の未視聴履歴、つまり未視聴の広告があ
るかどうかを調べ(M10:Yes、M10)、次の
未視聴の広告がある場合はM102の処理に戻り、未視
聴広告がなくなった場合は未視聴広告露出のための環境
を解除する(M10:No)。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】オンタイム視聴環境を除く視聴環境下で、
視聴者が広告を後で見ることを指定した場合に、それを
再生することが不適切ないし無意味になる場合がある。
例えば、広告に登場するタレントの契約期間やキャンペ
ーン期間が終了した後の広告がそれに該当する。このよ
うな事態を回避するため、コンテンツ再生装置2では、
図10に示されるように、コンテンツ蓄積部271に蓄
積されている広告メタデータを定期的に読み出し、その
広告メタデータからA−ID及び有効期間を読み込む
(D101)。そして、装置内部時計から読み込んだ現
在時刻と有効期間とを比較し(D102)、現在時刻が
有効期間の終期を超えている広告がある場合は(D10
3:Yes)、そのA−IDに基づいてその広告を蓄積領
域から消去させる(D104)。このようにすること
で、広告効果を維持するとともに誤った広告露出を回避
でき、また、HDD27の効率的使用を図ることができ
る。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】コンテンツ再生装置2では、広告を番組前
あるいは番組後に一括で視聴することも視聴者自身の意
思によって可能になるので、無料で番組を見るという利
点を活かしつつ、番組視聴の際に広告が露出される事態
を回避することができるようになる。これにより、視聴
者にも、広告主にも、放送局(番組制作)にもメリッ
トのあるシステム運用が可能になる。このように、「接
触行動」という、視聴者による能動的な行為を基準とし
て広告効果を推し図ることで、蓄積型のデジタル放送が
一般化する時代においても、様々な視聴スタイルに対応
した広告価値の決定基準を構築できるようになる。ま
た、放送局主導の既成の編成概念にとらわれずに、視聴
者側で広告編成を柔軟に対応できるようになるため、双
方向広告のような高度の広告の制作者に対するモチベー
ションも高めることができるようになる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 放送局 2 コンテンツ再生装置 21 コンテンツ受信機構 22 録画機構 23 通信機構 24 コンテンツ再生機構 25 操作機構 26 CPUボード 261 主制御部 27 大容量HDD 271 コンテンツ蓄積部 272 編成情報蓄積部 273 視聴履歴蓄積部 274 未視聴履歴蓄積部 275 ポイント蓄積部 276 ポイントテーブル 28 インタフェース機構 3 広告管理システム 31 コンテンツ受信機構 32 コンテンツ送信機構 33 通信機構 34 ゲートウェイ部 35 CPUボード 351 主制御部 36 HDD 361 視聴者関連情報DB 362 広告主関連情報DB 363 広告DB 364 サイトDB 37 インタフェース機構 5 視聴装置 50 視聴用画面 51 コンテンツ表示領域 52〜55 操作用の各入力ボタン N ネットワーク
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 H04N 7/08 Z 7/035 5/91 L 7/08 7/08 A 7/081 7/173 630 640 (72)発明者 佐藤 伸保 埼玉県富士見市渡戸2−6−20 (72)発明者 三浦 郁太郎 神奈川県横浜市青葉区美しが丘5−27−19 −205 (72)発明者 黒川 慶太郎 東京都世田谷区千歳台1−24−8−201 (72)発明者 安田 敬 千葉県浦安市美浜3−29−19 (72)発明者 小嶋 俊臣 千葉県浦安市当代島3−8−7 (72)発明者 五十嵐 恭一 東京都文京区西片2−5−16 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB04 CC06 DD04 5C053 FA23 GB06 JA16 JA21 KA24 LA06 LA15 5C063 AA01 AB03 AB05 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 DA01 DA07 DA13 DB10 5C064 BA07 BB01 BB10 BC04 BC18 BC23 BC25 BD02 BD03 BD04 BD08 BD09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルコンテンツを視聴者が操作する
    コンテンツ再生装置のコンテンツ蓄積領域に蓄積させ、 前記コンテンツ再生装置に、 蓄積されている前記デジタルコンテンツに対する複数種
    類の接触の場を形成する処理と、当該視聴者による前記
    蓄積されたデジタルコンテンツへの接触行動を検出する
    処理と、検出した接触行動の履歴を所定のメモリに蓄積
    する処理と、前記メモリに蓄積されている接触行動の履
    歴を所定のインセンティブ決定機構へ送出する処理とを
    実行させるとともに、 前記インセンティブ決定機構で、前記接触行動の態様に
    応じたインセンティブを決定し、それにより得られたイ
    ンセンティブデータを当該視聴者用に出力することを特
    徴とする、 デジタルコンテンツの再生管理方法。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツ蓄積領域に蓄積させるデ
    ジタルコンテンツを、それらの再生態様が前記視聴者に
    よって編成可能で、それぞれ独立に再生可能な番組コン
    テンツ及び広告コンテンツとし、前記インセンティブを
    広告コンテンツへの接触行動の履歴に基づいて決定する
    ことを特徴とする、 請求項1記載の再生管理方法。
  3. 【請求項3】 前記番組コンテンツ及び広告コンテンツ
    を、それぞれコンテンツ本体とそのメタデータとで形成
    し、各々のメタデータの構造を、他のコンテンツとの関
    係及びその再生態様が事後的に特定可能になる構造にす
    ることを特徴とする、 請求項2記載の再生管理方法。
  4. 【請求項4】 前記番組コンテンツを放送局から放送さ
    せ、前記広告コンテンツの一部又は全部を放送局以外の
    所定の広告管理システムから前記放送局の放送時間以外
    の時間帯に受信させることを特徴とする、 請求項3記載の再生管理方法。
  5. 【請求項5】 前記広告コンテンツのメタデータに当該
    広告コンテンツの有効期間を挿入しておき、前記有効期
    間と現在時刻又は再生予定時刻とを比較することによ
    り、当該有効期間経過後の広告コンテンツを前記コンテ
    ンツ蓄積領域から除去することを特徴とする、 請求項4記載の再生管理方法。
  6. 【請求項6】 所定期間中における前記接触行動の履歴
    に基づいて将来の当該視聴者用の広告コンテンツの再生
    態様を決定可能にするとともに、前記コンテンツ再生装
    置に、決定した再生態様で広告コンテンツを当該視聴者
    に提示する処理を実行させることを特徴とする、 請求項1記載の再生管理方法。
  7. 【請求項7】 前記インセンティブデータを視聴者毎に
    蓄積しておき、蓄積されたインセンティブデータの価値
    が所定価値に達したときに、前記コンテンツ再生装置
    に、広告コンテンツが表示されない番組コンテンツを再
    生可能にすることを特徴とする、 請求項1記載の再生管理方法。
  8. 【請求項8】 番組コンテンツと広告コンテンツとをそ
    れぞれ独立して再生可能な形態で蓄積するコンテンツ蓄
    積手段と、 前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記広告コン
    テンツに対する複数種類の接触の場を形成する手段と、 前記蓄積された広告コンテンツへの視聴者による接触行
    動を検出するとともに検出した接触行動を蓄積する接触
    行動蓄積手段と、 この接触行動蓄積手段に蓄積されている接触行動の履歴
    に基づいて、広告コンテンツに対する接触行動の態様に
    応じたインセンティブを決定し、それにより得られたイ
    ンセンティブデータを当該視聴者用に出力するインセン
    ティブデータ出力機構に送出する手段と、を備えたこと
    を特徴とする、 蓄積型のコンテンツ再生装置。
  9. 【請求項9】 前記複数種類の接触の場が、オンタイム
    で番組コンテンツと広告コンテンツとが再生されるオン
    タイム視聴環境、蓄積された番組コンテンツと広告コン
    テンツとが任意の時点で再生されるストレージ視聴環
    境、時間を多少ずらしてコンテンツを見るタイムシフト
    視聴環境、広告コンテンツのみを集中的に再生する広告
    単独視聴環境、リクエストに応じて選択された番組コン
    テンツを再生するときに広告コンテンツが再生されるオ
    ンデマンド視聴環境の少なくともいずれかであり、 前記ストレージ視聴環境、前記タイムシフト視聴環境、
    前記広告単独視聴環境及び前記オンデマンド視聴環境に
    は、視聴予約の機能が付随しており、 前記ストレージ視聴環境及び前記タイムシフト視聴環境
    には各々再生領域のサイズ調整が可能な番組コンテンツ
    と広告コンテンツの同時再生機能が付随していることを
    特徴とする、 請求項8記載のコンテンツ再生装置。
  10. 【請求項10】 所定時間帯における番組コンテンツ及
    び広告コンテンツの再生時期を定義した編成情報を生成
    する編成情報生成手段と、 番組コンテンツ再生時の広告コンテンツの再生態様を視
    聴者に選択させ、選択された広告コンテンツの再生態様
    を前記生成された編成情報に基づいて決定する再生態様
    決定手段と、をさらに備えたことを特徴とする、 請求項8記載のコンテンツ再生装置。
  11. 【請求項11】 広告コンテンツの割込指示を受け付け
    る割込受付手段と、再生中の番組コンテンツの表示を中
    断してそのときの番組再生進捗情報を所定の記録領域に
    一時的に保存するとともに、割込指示された広告コンテ
    ンツを前記表示手段に表示させ、当該広告コンテンツの
    再生が終了した時点で前記保存してある番組再生進捗情
    報に基づいて前記番組コンテンツの継続表示開始時刻を
    決定する割込実行手段と、をさらに備えたことを特徴と
    する、 請求項8記載のコンテンツ再生装置。
  12. 【請求項12】 広告コンテンツの再生スキップの指示
    を受け付けるスキップ指示受付手段と、 受け付けた広告コンテンツの識別情報及びスキップ日時
    を記録する未視聴コンテンツ情報記録手段とをさらに備
    え、 この未視聴コンテンツ情報記録手段に記録されている情
    報を前記接触行動の履歴に含めることを特徴とする、 請求項8記載のコンテンツ再生装置。
  13. 【請求項13】 個々の番組コンテンツ及び広告コンテ
    ンツは、それぞれコンテンツ本体とそのメタデータとで
    形成されるものであり、 各々のメタデータは、他のコンテンツとの関係及びその
    再生時期を事後的に特定可能な構造であることを特徴と
    する、 請求項8〜12のいずれかの項記載のコンテンツ再生装
    置。
  14. 【請求項14】 広告コンテンツのメタデータには当該
    広告コンテンツの有効期間が挿入されており、 個々の広告コンテンツのメタデータに挿入されている前
    記有効期間と再生予定時点とを比較した結果、当該前記
    有効期間を経過している広告コンテンツについては、当
    該広告コンテンツの再生を阻止するように構成されてい
    ることを特徴とする、 請求項13記載のコンテンツ再生装置。
  15. 【請求項15】 請求項8に記載されたコンテンツ再生
    装置に接続される広告コンテンツ管理システムであっ
    て、 広告コンテンツの露出依頼を受け付ける広告受付手段
    と、 受け付けた広告コンテンツを所定の時間帯に前記コンテ
    ンツ再生装置へ配付するコンテンツ配付手段と、 前記コンテンツ再生装置を保有する視聴者の個人情報を
    保持する視聴者情報管理手段と、 前記コンテンツ再生装置から受領した接触行動の履歴と
    前記視聴者情報管理手段に保持されている個人情報とに
    基づいて広告コンテンツに対する接触行動の態様に応じ
    たインセンティブを決定し、それにより得られたインセ
    ンティブデータを当該視聴者用に出力するインセンティ
    ブデータ出力機構と、 このインセンティブデータ出力機構から出力された視聴
    者毎のインセンティブデータを蓄積するインセンティブ
    データ蓄積手段と、を備えたことを特徴とする、 広告コンテンツ管理システム。
  16. 【請求項16】 提供対象となる広告コンテンツをコン
    テンツ本体とその内容を表すメタデータとで形成し、メ
    タデータには当該広告コンテンツの露出を有効ならしめ
    るための有効期間を挿入するコンテンツ編集手段をさら
    に備えたことを特徴とする、 請求項15記載の広告コンテンツ管理システム。
  17. 【請求項17】 それを視聴するためには所定価値の前
    記インセンティブデータによって取得可能なキー情報を
    必要とする有料番組コンテンツの視聴要求の受領を契機
    に、前記インセンティブデータ蓄積手段に蓄積されてい
    る要求元の視聴者のインセンティブデータが、前記キー
    情報を取得するに足る価値かどうかを判別するインセン
    ティブデータ管理手段と、 判別の結果、前記キー情報の取得が可能な場合に、当該
    キー情報を保有する所定のキーセンターからそのキー情
    報を代行取得し、取得したキー情報を前記要求元に転送
    するキー情報管理手段とをさらに備えたことを特徴とす
    る、請求項15記載の広告コンテンツ管理システム。
  18. 【請求項18】 前記インセンティブデータ出力機構
    は、広告コンテンツが視聴された時期及び視聴の態様に
    応じて異なる価値となるようにインセンティブを決定す
    るように構成されていることを特徴とする、 請求項15記載の広告コンテンツ管理システム。
  19. 【請求項19】 前記インセンティブの価値が広告コン
    テンツを視聴することにより与えられる第1ポイント
    と、その広告コンテンツへの接触行動に応じて増減する
    第2ポイントとの組合せにより決定されることを特徴と
    する、 請求項18記載の広告コンテンツ管理システム。
  20. 【請求項20】 番組コンテンツ及び/又は広告コンテ
    ンツを表示させるための表示手段を備えたコンピュータ
    に、 番組コンテンツと広告コンテンツとをそれぞれ独立独立
    して再生可能な形態で蓄積するコンテンツ蓄積手段と、 前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記広告コン
    テンツに対する複数種類の接触の場を前記表示手段に表
    示させる表示制御手段と、 前記蓄積された広告コンテンツへの視聴者による接触行
    動を検出するとともに検出した接触行動を蓄積する接触
    行動蓄積手段と、 この接触行動蓄積手段に蓄積されている接触行動の履歴
    を、広告コンテンツに対する接触行動の態様に応じたイ
    ンセンティブを決定し、それにより得られたインセンテ
    ィブデータを当該視聴者用に出力するインセンティブデ
    ータ出力機構に送出する手段とを形成するためのコンピ
    ュータプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項8に記載されたコンテンツ再生
    装置に接続されるコンピュータに、 広告コンテンツの露出依頼を受け付ける広告受付手段
    と、 受け付けた広告コンテンツを所定の時間帯に前記コンテ
    ンツ再生装置へ配付するコンテンツ配付手段と、 前記コンテンツ再生装置を保有する視聴者の個人情報を
    保持する視聴者情報管理手段と、 前記コンテンツ再生装置から受領した接触行動の履歴に
    基づいて広告コンテンツに対する接触行動の態様に応じ
    たインセンティブを決定し、それにより得られたインセ
    ンティブデータを当該視聴者用に出力するインセンティ
    ブデータ出力機構と、 このインセンティブデータ出力機構から出力された視聴
    者毎のインセンティブデータを蓄積するインセンティブ
    データ蓄積手段とを形成するためのコンピュータプログ
    ラム。
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