JP2003158636A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2003158636A JP2001357060A JP2001357060A JP2003158636A JP 2003158636 A JP2003158636 A JP 2003158636A JP 2001357060 A JP2001357060 A JP 2001357060A JP 2001357060 A JP2001357060 A JP 2001357060A JP 2003158636 A JP2003158636 A JP 2003158636A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 e−mailアドレスが複数、登録されてい
る画像通信装置において、他の使用者に、文書が受信さ
れることを阻止することができ、また、受信文書の秘匿
性を保持することができる画像通信装置を提供すること
を目的とするものである。 【解決手段】 e−mailアドレスが複数、登録され
ている画像通信装置において、音声入力によって使用者
を識別し、識別された使用者のe−mailアドレスに
対応する受信文書のみを受信する画像通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、e−mail文書
を受信可能なファクシミリ装置等の画像通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のファクシミリ装置FS1
1の構成を示すブロック図である。
【0003】従来のファクシミリ装置FS11は、ファ
クシミリ装置FS11の全体を制御する主制御部201
と、ファクシミリ装置FS11の動作モードや起動指示
等を指定する操作部202と、LCD等によって構成さ
れ、操作部202によって指定された動作モード等を表
示する表示部203とを有する。
【0004】また、画像読取部204は、CCDまたは
CIS等によって構成され、点灯制御によって原稿画像
データの読み取りを行う。画像処理部205は、画像読
取部204によって読み取られた画像データに、画像処
理、符号化処理等を施す。インクジェットプリンタ、レ
ーザビームプリンタ等によって構成される画像記録部2
06は、ファクシミリ受信文書またはe−mail受信
文書を印字する。
【0005】通信制御部207は、画像処理部206に
よって処理された原稿画像の符号データと、e−mai
l送受信文書データとを制御する。メモリ208は、通
信回線209を介して受信したファクシミリ受信文書、
またはファクシミリ装置FS11に登録されているアカ
ウント(以下、e−mailアドレスという)宛のe−
mail受信文書を記憶する。
【0006】次に、従来のファクシミリ装置FS11の
動作について説明する。
【0007】図7は、従来のファクシミリ装置FS11
の動作を示すフローチャートである。
【0008】まず、操作部202に設けられているキー
によって、ファクシミリ装置FS11の動作モードが、
e−mail受信モードに設定され(S401)、ま
た、操作部202に設けられているキーによって、e−
mail文書受信が起動されると(S402)、受信動
作を開始する。このときに、e−mailアドレスが複
数、登録されている場合、e−mail受信動作の起動
時点で、接続mailサーバに蓄積されているファクシ
ミリ装置FS11宛の受信文書を、所定の接続手続き後
に、一括して受信する(S403)。
【0009】受信した文書は、通信制御部207によっ
て制御され、メモリ208に一括記憶される。ステップ
S402において受信動作が起動されてから、ファクシ
ミリ装置FS11宛の全ての受信文書を受信するまで、
ステップS403の受信動作を繰り返す。
【0010】次に、従来のファクシミリ装置FS11に
おいて、e−mail受信文書を開封する動作について
説明する。
【0011】図8は、従来のファクシミリ装置FS11
において、e−mail受信文書を開封する動作を示す
フローチャートである。
【0012】ファクシミリ装置FS11の使用者が、操
作部202に設けられているキーを介して、動作モード
をe−mail受信文書の開封モードに設定し(S50
1)、操作部202に設けられているキーを介して、開
封文書が選択されると(S502)、受信文書を開封す
る(S503)。すなわち、メモリ208に記憶されて
いる受信文書のうちで、選択された受信文書を表示部2
03に表示するか、または、画像記録部206に出力
し、装置使用者が受信文書を確認することができる。
【0013】なお、受信文書を表示部203に表示する
か、画像記録部206に記録するかを、使用者が操作部
202を操作することによって設定する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて、ファクシミリ装置FS11の使用者が複数存在
し、e−mailアドレスが複数、登録され、特定の使
用者がe−mail文書を受信する場合、ファクシミリ
装置FS11宛に送信された文書が、全て受信されると
いう問題がある。
【0015】また、受信文書を任意に開封することがで
きるので、他の使用者宛に送信された文書を開封でき、
したがって、受信文書の秘匿性を保持できないという問
題がある。
【0016】上記問題は、ファクシミリ装置以外の画像
通信装置においても生じる問題である。
【0017】本発明は、e−mailアドレスが複数、
登録されている画像通信装置において、他の使用者に、
文書が受信されることを阻止することができ、また、受
信文書の秘匿性を保持することができる画像通信装置を
提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、e−mail
アドレスが複数、登録されている画像通信装置におい
て、音声入力によって使用者を識別し、識別された使用
者のe−mailアドレスに対応する受信文書のみを受
信する画像通信装置である。
【0019】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるファクシミリ装置FS1を示すブロック図
である。
【0020】ファクシミリ装置FS1は、主制御部10
1と、複数のキーによって構成されている操作部102
と、LCD等によって構成されている表示部103とを
有する。
【0021】音声入力部104は、ファクシミリ装置F
S1の使用者を特定するための音声入力部であり、ハン
ドセットまたは専用に設けられているマイク等の音声入
力装置によって構成されている。
【0022】A/D変換部105は、音声入力部104
に入力された音声データをA/D変換し、入力されたア
ナログ音声データを、所定のサンプリングタイミング
で、ディジタル信号に変換する。
【0023】話者識別パラメータ記憶部106は、A/
D変換部105が出力したディジタル出力信号に基づい
て、話者を特定する話者識別パラメータを記憶する。
【0024】話者識別処理部107は、A/D変換部1
05が出力するディジタルデータと、話者識別パラメー
タ記憶部106に記憶されている話者識別パラメータと
を比較することによって、話者特定を行う。話者識別処
理部107は、使用者の音声入力によって話者を特定す
る。
【0025】使用者固有情報記憶部108は、ファクシ
ミリ装置FS1を使用しているとき、または、e−ma
ilを使用しているときに参照する使用者固有情報を記
憶する。
【0026】使用者固有情報処理部109は、話者識別
処理部107が識別した話者と、この識別された話者に
対応する使用者固有情報とを、使用者固有情報記憶部1
08が照合し、一致した場合に、主制御部101に情報
を送出する。使用者固有情報処理部109が出力する使
用者固有情報は、e−mailの使用時であれば、使用
者のアカウント(以下、e−mailアドレス)であ
る。
【0027】画像読取部110は、CCDまたはCIS
によって構成され、点灯制御によって原稿画像データを
読み取る。画像処理部111は、画像読取部110が読
み取った画像データに、画像処理、符号化処理を施す。
画像記録部112は、インクジェットプリンタ、または
レーザビームプリンタ等によって構成され、受信時の文
書を出力する。
【0028】通信制御部113は、画像処理部111に
よって出力された符号データまたはe−mail文書デ
ータに、それぞれ所定の手順に基づいて処理し、制御す
る。通信回線115は、通信制御部113によって制御
されたファクシミリデータまたはe−mail文書デー
タを伝送する。
【0029】次に、ファクシミリ装置FS1において、
e−mail文書を受信する動作について説明する。
【0030】図2は、ファクシミリ装置FS1におい
て、e−mail文書を受信する動作を示すフローチャ
ートである。
【0031】操作部102に設けられているキーを介し
て、使用者が、ファクシミリ装置FS1の動作モード
を、e−mail文書の受信モードに設定すると、e−
mail受信文書の受信動作を開始し(S101)、使
用者に音声入力を促す(S102)。
【0032】ハンドセットまたはマイク等の音声入力部
104に、使用者が音声入力すると、入力された音声
を、音声認識する(S103)。具体的には、使用者に
よって入力された音声データを、A/D変換部105が
ディジタル信号に変換し、この変換されたディジタルデ
ータが、話者識別処理部107に出力される。話者識別
処理部107は、A/D変換部105から出力されたデ
ィジタル音声データと、話者識別パラメータ記憶部10
6に記憶されている話者識別パラメータとを、データ照
合し、使用者を識別する。
【0033】なお、上記実施例において、話者識別処理
部107による話者識別手法として、話者を特定するこ
とができる手法であれば、他の手法を使用するようにし
てもよい。すなわち、A/D変換部105が出力する話
者の音声信号パターンと、話者識別パラメータ記憶部1
06に記憶したデータパターンとの間で、パターンマッ
チングし、話者を識別するようにしてもよく、また、話
者を特定する音素データを、使用者毎に、予め入力して
おくことによる比較識別を使用するようにしてもよい。
話者識別処理部107は、識別した使用者固有情報を、
使用者固有情報処理部109に出力する。
【0034】使用者固有情報処理部109は、話者識別
処理部107が識別した使用者に対応する使用者固有情
報を、使用者固有情報記憶部108に記憶されているデ
ータに基づいて確認する。
【0035】つまり、使用者に対応するe−mailア
ドレスが、使用者固有情報記憶部108に登録されてい
るか否かを調べる。使用者固有情報処理部109は、使
用者に対応するe−mailアドレスが、使用者固有情
報記憶部108に記憶されていることを確認すると(S
104)、主制御部101に、確認した使用者固有情報
を知らせる。
【0036】なお、使用者固有情報を主制御部101へ
通達する場合、使用者固有情報処理部109が主制御部
101に出力する割り込みによって、通達するようにし
てもよく、使用者からe−mail受信の動作指示がな
され、音声入力されたタイミングから所定の時間をおい
て、主制御部101が使用者固有情報処理部109内部
に構成したレジスタを参照するようにしてもよい。
【0037】使用者が、操作部102に設けられている
キーを押下し、e−mail受信動作が起動されると
(S105)、主制御部101の指示のもと、通信制御
部113が、所定の手順を施し、e−mailサーバに
アクセスし、e−mail文書の受信を開始する。
【0038】なお、受信する文書は、ファクシミリ装置
FS1に設定されている複数のe−mailアドレス宛
文書を一括して受信するのではなく、使用者固有情報処
理部109が主制御部101に通達した使用者固有情報
(すなわちe−mailアドレス)宛の文書のみを受信
する。
【0039】この受信したe−mail文書を、通信制
御部113が、メモリ114に記憶させる。使用者固有
情報処理部109で識別された使用者のe−mailア
ドレス宛文書の全てを受信し終わるまで、e−mail
文書の受信動作を行う(S107)。
【0040】図3は、上記実施例における第2の受信動
作を示すフローチャートである。
【0041】第2の受信動作が第1の受信動作と異なる
点は、ファクシミリ装置FS1に受信動作指示を行った
後に、音声入力を促す点である。
【0042】操作部102に設けられているキーを介し
て、e−mail受信動作モードと受信動作起動指示と
が設定されると(S201、S202)、使用者に対し
て音声入力を促す(S203)。
【0043】使用者が、ハンドセットまたはマイク等の
音声入力部104に、音声入力すると、使用者識別動作
を行う。すなわち、音声入力部104に入力された音声
データを、A/D変換部105がディジタルデータに変
換し、この変換後のディジタルデータを、話者識別処理
部107に出力する。
【0044】話者識別処理部107は、第1の受信動作
における動作と同様に、話者識別パラメータ記憶部10
6に記憶されているデータに基づいて、話者を識別する
(S204)。話者識別処理部107が使用者を識別す
ると、識別情報を使用者固有情報処理部109に出力す
る。
【0045】使用者固有情報処理部109は、話者識別
処理部107が出力した識別情報と、使用者固有情報記
憶部108に記憶されている使用者固有情報とに基づい
て、使用者固有情報(すなわち使用者に対応するe−m
ailアドレス)を確認する(S205)。
【0046】使用者固有情報処理部109が識別したe
−mailアドレスは、主制御部101に通達される。
主制御部101は、使用者固有情報処理部109から通
達されたe−mailアドレスに対応する受信文書の受
信動作指示を、通信制御部113に出力する。
【0047】通信制御部113は、主制御部101によ
る指示に従い、使用者に対応するe−mailアドレス
宛の受信文書のみを受信する(S206)。使用者に対
応するe−mailアドレス宛の全ての文書を受信し終
わるまで、上記受信動作が繰り返される(S207)。
なお、受信文書は、主制御部101と通信制御部113
とによる制御のもとで、メモリ114に記憶される。
【0048】上記第1、第2の受信動作において、操作
部102によるe−mail受信動作モード設定と、受
信動作起動設定と、音声入力部104による使用者識別
のための音声入力とを、互いに別動作で実行するが、e
−mail受信動作モード設定と、受信動作起動設定
と、使用者識別のための音声入力とを、1つの音声入力
で実行するようにしてもよい。たとえばe−mail受
信動作時に、使用者に“メール受信”という音声を入力
させ、上記音声入力のみによって、e−mail受信動
作の起動と、使用者識別と、e−mail受信文書の受
信とを、自動的に実行させるようにしてもよい。
【0049】次に、上記実施例において、受信文書を開
封する動作について説明する。
【0050】図4は、上記実施例において、受信文書を
開封する動作を示すフローチャートである。
【0051】操作部102に設けられているキーを介し
て、e−mail文書開封モードを設定すると、使用者
に音声入力を促す(S301、S302)。音声入力部
104に使用者の音声が入力されると、入力された音声
を識別する。すなわち、入力音声データを、A/D変換
部105がディジタルデータに変換する。
【0052】話者識別処理部107は、A/D変換部1
05が出力したディジタルデータと、話者識別パラメー
タ記憶部106に記憶されているデータとに基づいて、
話者を識別する(S303)。使用者固有情報処理部1
09は、話者識別処理部107が識別した識別情報と、
使用者固有情報記憶部108に記憶されているデータと
に基づいて、使用者に対応する使用者固有情報(すなわ
ちe−mailアドレス)を確認する。
【0053】使用者固有情報処理部109は、使用者に
対応するe−mailアドレスが、使用者固有情報記憶
部108に記憶されていることを確認すると、確認した
使用者固有情報(すなわちe−mailアドレス)を、
主制御部101に通達する。主制御部101への通達手
法は、e−mail文書受信動作時と同様であるので、
ここでの説明は省略する。
【0054】e−mail文書を開封する場合、主制御
部101が、上記受信したe−mail文書を、メモリ
114から読み出し、たとえば受信文書のタイトルを表
示部103に表示する。
【0055】開封するe−mail受信文書を、操作部
102を介して、使用者が指定すると(S304)、指
定された文書のe−mailアドレスと、使用者固有情
報処理部109が識別したe−mailアドレスとを、
主制御部101が照合する(S305)。
【0056】使用者固有情報処理部109が主制御部1
01に通達したe−mailアドレスと合致した場合に
限り、使用者が指示した受信文書を開封する(S30
6)。開封受信文書を、表示部103に表示するように
してもよく、画像記録部112に印字出力するようにし
てもよい。使用者による受信文書選択指示が終了するま
で、受信文書開封動作を行う(S307)。
【0057】なお、上記実施例では、受信文書開封動作
モード設定と、使用者識別の音声入力とを、別動作で実
施するが、たとえば、使用者に“メール開封”という音
声の入力を促し、上記音声入力のみによって、e−ma
il受信文書の開封動作と、使用者識別とを、自動的に
実行するようにしてもよい。
【0058】また、上記実施例において、e−mail
文書の受信動作と、e−mail受信文書の開封動作と
は、互いに別動作であるが、e−mail文書の受信動
作と受信文書の開封動作とを、1度の音声入力動作によ
って実行するようにしてもよい。たとえば、使用者に
“メール”という音声入力を促し、上記音声が入力され
ると、対応するe−mailアドレス宛文書を自動受信
し、受信した文書を、順次、表示部103または画像記
録部112で開封するようにしてもよい。
【0059】次に、上記実施例において、使用者固有情
報を登録する動作について説明する。
【0060】図5は、上記実施例において、使用者固有
情報を登録する動作を示すフローチャートである。
【0061】使用者固有情報を登録するときに、使用者
に音声入力を促す。使用者が登録音声を入力すると、入
力音声データを、所定のサンプリングタイミングでサン
プリングし、サンプリングした音声データを話者識別パ
ラメータ記憶部106に記憶する(S602、S60
3)。音声データの登録が完了すると、使用者に、対応
する使用者固有情報(すなわちe−mailアドレス)
の入力を促す。
【0062】使用者がe−mailアドレスを入力する
と、登録動作を完了する(S604)。なお、登録時の
音声データは、既に説明したように、使用者識別のみを
行わせるデータでもよく、ファクシミリ装置FS1の動
作モード指定と、使用者識別とを兼ね備えたものでもよ
い。
【0063】また、ファクシミリ装置以外の画像通信装
置に、上記実施例を適用するようにしてもよい。
【0064】上記実施例よれば、e−mailアドレス
が複数、登録されている画像通信装置において、音声入
力によって使用者を識別し、識別された使用者のe−m
ailアドレスに対応する受信文書のみを受信するの
で、他の使用者に、文書が受信されることを阻止するこ
とができ、また、識別された使用者のe−mailアド
レスに対応する受信文書のみを開封するので、受信文書
の秘匿性を保持することができる。
【0065】また、上記実施例によれば、e−mail
受信動作モードの指示と、e−mail受信文書の開封
指示等の装置動作モードと、使用者を識別するための音
声入力とを統合するので、操作部に設けられるキーの数
を抑制することができ、画像通信装置全体のコストを抑
えることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、e−mailアドレス
が複数、登録されている画像通信装置において、音声入
力によって使用者を識別し、識別された使用者のe−m
ailアドレスに対応する受信文書のみを受信するの
で、他の使用者に、文書が受信されることを阻止するこ
とができ、また、識別された使用者のe−mailアド
レスに対応する受信文書のみを開封するので、受信文書
の秘匿性を保持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置FS
1を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置FS1において、e−mai
l文書を受信する動作を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例における第2の受信動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】上記実施例において、受信文書を開封する動作
を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例において、使用者固有情報を登録す
る動作を示すフローチャートである。
【図6】従来のファクシミリ装置FS11の構成を示す
ブロック図である。
【図7】従来のファクシミリ装置FS11の動作を示す
フローチャートである。
【図8】従来のファクシミリ装置FS11において、e
−mail受信文書を開封する動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
FS1…ファクシミリ装置、 101…主制御部、 102…操作部、 103…表示部、 104…音声入力部、 105…A/D変換部、 106…話者識別パラメータ記憶部、 107…話者識別処理部、 108…使用者固有情報記憶部、 109…使用者固有情報処理部、 110…画像読取部、 111…画像処理部、 112…画像記録部、 113…通信制御部、 115…通信回線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像通信装置全体を制御する主制御手段
    と;上記画像通信装置の動作モードを指定する操作手段
    と;上記画像通信装置の動作モード、または上記画像通
    信装置が受信した受信文書を表示する表示手段と;上記
    画像通信装置の使用者の音声を入力する音声入力手段
    と;上記音声入力手段に入力された音声データをディジ
    タルデータに変換するデータ変換手段と;上記画像通信
    装置の使用者を識別する使用者識別データを記憶する使
    用者識別データ記憶手段と;上記データ変換手段の出力
    と、上記識別データ記憶手段に記憶されているデータと
    に基づいて、話者を識別する話者識別手段と;使用者固
    有の情報を複数記憶する使用者固有情報記憶手段と;上
    記使用者固有情報記憶手段が記憶している使用者固有の
    情報と、上記話者識別手段が識別した識別結果とに応じ
    て、使用者固有の情報を出力する使用者情報処理手段
    と;原稿画像データを読み取る画像読取手段と;上記画
    像読取手段が出力する画像データを画像処理する画像処
    理手段と;上記画像通信装置と通信回線のデータとを制
    御する通信制御手段と;上記通信制御手段が制御した受
    信文書を記憶する受信文書記憶手段と;受信文書を出力
    する画像記録手段と;を有することを特徴とする画像通
    信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記使用者情報処理手段は、上記データ変換手段が変換
    した上記音声入力手段の音声データと、上記識別データ
    記憶手段に記憶されている識別データとに基づいて、上
    記話者識別手段が識別した識別結果と、上記使用者固有
    情報記憶手段に記憶されている複数の装置使用者固有情
    報とを参照することによって、使用者情報を特定する手
    段であることを特徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記通信制御手段は、上記使用者情報処理手段が特定し
    た使用者固有情報に対応する受信文書のみを受信する手
    段であることを特徴とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記使用者情報処理手段が特定した使用者固有情報に対
    応する受信文書のみを、上記記憶手段から読み取り、上
    記表示手段に表示することを特徴とする画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記使用者情報処理手段が特定した使用者固有情報に対
    応する受信文書のみを、上記記憶手段から読み取り、上
    記画像記録手段に出力することを特徴とする画像通信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項にお
    いて、 上記音声入力手段によって入力される装置使用者の音声
    データのみに基づいて、装置の動作モード指定と、使用
    者識別と、識別使用者固有情報に基づく受信文書の受信
    と、識別使用者固有情報に基づく受信文書の開封とを、
    一括して実行することを特徴とする画像通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5のいずれか1項にお
    いて、 上記使用者情報処理手段が特定する使用者固有情報は、
    e−mailアドレスであることを特徴とする画像通信
    装置。
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