JP2003158291A - 受光素子を内蔵する半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

受光素子を内蔵する半導体装置及びその製造方法

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JP2003158291A
JP2003158291A JP2001353904A JP2001353904A JP2003158291A JP 2003158291 A JP2003158291 A JP 2003158291A JP 2001353904 A JP2001353904 A JP 2001353904A JP 2001353904 A JP2001353904 A JP 2001353904A JP 2003158291 A JP2003158291 A JP 2003158291A
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Inventor
Yoshitaka Iwai
誉貴 岩井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速のトランジスタと高い受光感度を有する
受光素子とを同一の半導体基板上に混載することができ
るようにする。 【解決手段】 同一の半導体基板上にトランジスタと受
光素子とが混載された、いわゆるOEICにおいて、シ
リコン基板1と素子層2の界面に屈折率の異なる酸化膜
9と窒化膜10とを交互に積層して、入射光の波長に対
して反射率を向上させた多層反射膜8を形成するととも
に、素子層2の表面に表面反射膜15を選択的に形成す
ることにより、入射光を多層反射膜8と表面反射膜15
で多重反射させてpinフォトダイオード3に何度も繰
り返し光を入射させ、膜厚を実効的に厚くして受光感度
を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受光素子とトラン
ジスタ等の各種電子回路素子とが同一基板上に混載され
た半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受光素子は光信号を電気信号に変換する
ことができる素子であり、制御用光センサー等に広く用
いられる。中でもCD(コンパクト・ディスク)やDV
D(ディジタル・ビデオ・ディスク)等の光ディスク上
に記録されている信号を読み書きする光ピックアップ装
置に搭載されているフォトダイオードは、近年、高性能
化・高集積化の要請により、バイポーラトランジスタ、
抵抗素子、容量素子等の各種電子回路素子と同一基板上
に混載され、いわゆる光電子集積回路(以下、OEIC
という)を構成している。この種のOEICは、一般
に、バイポーラトランジスタの製造方法に従って形成さ
れる。また、このOEICにおいては、高受光感度・高
速・低ノイズ特性を有した受光素子と、高速・高精度の
バイポーラトランジスタとの混載が要求されている。
【0003】以下、従来例の受光素子を内蔵する半導体
装置について説明する。
【0004】図6は従来例の受光素子を内蔵する半導体
装置、いわゆるOEICの構造を概略的に示す断面図で
ある。図示の例では、シリコン接着技術を用いて形成さ
れた半導体基板としてのSOI基板や、電子回路素子と
してのバイポーラトランジスタであるnpnトランジス
タ、さらには、受光素子としてのpinフォトダイオー
ド等が同一基板上に混載されたOEICを例示するもの
である。
【0005】図6中、101はシリコン基板、102は
前記シリコン基板101上に形成された素子層、103
は前記素子層102に形成されたpinフォトダイオー
ド、104は前記素子層102に形成されたnpnトラ
ンジスタであり、前記シリコン基板101と素子層10
2との界面には酸化膜136が介在され、前記酸化膜1
36により前記シリコン基板101と素子層102とが
相互に接着されてSOI基板が形成されている。
【0006】105はpinフォトダイオード103や
npnトランジスタ104間を絶縁分離するトレンチ、
106は前記トレンチ105の側壁に形成された絶縁
膜、107は前記絶縁膜106の内部に充填された多結
晶シリコン層である。
【0007】前記pinフォトダイオード103におい
て、111は低濃度n型のカソード層、112は前記カ
ソード層111上に選択的に形成された高濃度p型のア
ノード層、113は前記カソード層111上に選択的に
形成された高濃度n型のカソードコンタクト層、114
は前記アノード層112上に形成された受光面である。
【0008】前記npnトランジスタ104において、
116はn型のコレクタ層、117は前記コレクタ層1
16上に選択的に形成されたp型のベース層、118は
前記ベース層117上に選択的に形成された高濃度n型
のエミッタ層、119は前記コレクタ層116上に選択
的に形成された高濃度n型のコレクタコンタクト層、1
20は前記素子層102の表面を保護するパッシベーシ
ョン膜、121は前記パッシベーション膜120を選択
的に窓開けして形成された電極、122は光の入射経路
である。前記pinフォトダイオード103の受光面1
14はパッシベーション膜120で形成されているが、
入射光の反射を低減する反射防止膜の役割を兼ねてい
る。
【0009】以上のように構成されたOEICについ
て、以下にその動作を説明する。
【0010】受光面114から入射した光は、カソード
層111・アノード層112で吸収され、電子・正孔対
が発生する。その時の光の吸収率ηは、光の吸収係数を
α、表面から深さをxとすると、次式に従う。
【0011】η=1−exp(−αx) この時、pinフォトダイオード103に逆バイアスを
印加すると、低不純物濃度であるカソード層111で空
乏層が広がり、空乏層近傍で発生した電子・正孔対のう
ち、電子はカソードコンタクト層113に、正孔はアノ
ード層112に拡散とドリフトによりそれぞれ分離され
て到達し、光電流が発生する。この光電流は、npnト
ランジスタ104や抵抗素子や容量素子で形成された電
子回路により増幅や信号処理され、出力される。
【0012】ところで、光電流は上述のように拡散電流
成分とドリフト電流成分に大きく分けられるが、拡散電
流は少数キャリアの空乏層端までの拡散に支配されるた
め、空乏層内の電界によるドリフト電流成分に比べて応
答速度が遅く、pinフォトダイオード103の周波数
特性を低下させる要因となっていた。SOI基板上に形
成されたOEICにおいては、シリコン基板101に浸
透した光により発生した電子・正孔対は、酸化膜136
により絶縁分離されているため、電極121には到達せ
ず光電流としては寄与しない。従って、空乏層の深さと
素子層102の厚さとを最適化することにより、拡散電
流成分を低減してpinフォトダイオード103の高速
化を実現することができる。
【0013】分離構造として通常よく用いられているp
n接合分離では、pn接合分離部に光が入射すると、分
離部が光伝導性を有し分離特性が悪化するが、前記の従
来例ではトレンチ分離を用いており、絶縁膜106によ
り絶縁分離されているため、分離特性はpn接合分離に
比べて格段に良好であり、リーク電流や寄生素子の影響
がほとんどなく、pinフォトダイオード103のノイ
ズ特性も低減する。
【0014】しかし、この構造では、加工技術上の問題
でトレンチ105の深さに一定の制約があるため、素子
層102をあまり厚くすることできず、形成可能な素子
層102の膜厚はせいぜい10〜20μm程度である。
【0015】また、光ディスク分野に用いられるOEI
Cとしては高速性が要求されるが、トランジスタを高速
化するためには素子層の膜厚を薄くすることが要求さ
れ、3〜4μm以下であることが望ましい。
【0016】一方、シリコン基板を用いた受光素子は、
長波長領域、特に赤外領域では吸収係数αが小さいた
め、前記の数式より光が深く浸透し、高い受光感度を確
保するには素子層の膜厚は厚い方が有利である。例え
ば、CDに用いられている波長780nmの光に対し
て、膜厚10μmの素子層(シリコン)の吸収率は約7
5%、膜厚4μmに対しては約43%であり、十分な受
光感度が得られないことが判る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、上述のように加工技術上の制約と、トラン
ジスタの高速化の要請により、素子層の膜厚を3〜4μ
m程度に薄くしなればならず、従って、受光素子の長波
長領域の受光感度が大きく低下し、高速のトランジスタ
と高受光感度・高速の受光素子とを同一基板上に混載で
きない。
【0018】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、高速性と高受光感度と
を満たした半導体装置及びその製造方法を提供すること
である。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の受光素子を内蔵する半導体装置は、半導体
基板上に素子層が形成され、前記素子層に受光素子及び
電子回路素子が互いに絶縁分離されて形成され、前記半
導体基板と素子層との界面に界面反射膜が形成され、前
記受光素子の表面に表面反射膜が選択的に形成されてい
ることを特徴とする。
【0020】この際、前記受光素子と電子回路素子との
間にトレンチが形成され、前記トレンチの側面に側面反
射膜が形成され、前記トレンチに誘電体が充填されてい
ることが好ましい。
【0021】さらに、前記界面反射膜及び表面反射膜の
少なくとも一方が、屈折率の異なる反射膜が交互に積層
された多層反射膜であることが好ましい。
【0022】また、前記多層反射膜を構成する反射膜の
光学的膜厚は、次式 nd=λ/4 n:反射膜の屈折率 d:反射膜の膜厚 λ:入射光の波長 の関係を満たすことが好ましい。
【0023】さらにまた、前記表面反射膜が光に対して
反射率の高い金属材料で形成されていることが好まし
い。
【0024】加えて、前記界面反射膜が絶縁性を有する
ことが好ましい。
【0025】さらに、前記受光素子の表面の一部がV字
状に凹陥して傾斜した傾斜面を構成していることが好ま
しい。
【0026】また、前記半導体基板と界面反射膜との間
に誘電体層が形成されて誘電体分離基板を構成している
ことが好ましい。
【0027】さらにまた、前記界面反射膜の一部が素子
層側に山形状に隆起して傾斜した反射面を構成し、前記
界面反射膜の隆起により背面側に形成されたV溝を前記
誘電体層が埋めていることが好ましい。
【0028】加えて、前記反射面は受光素子の表面に対
して45°の角度で傾斜していることが好ましい。
【0029】さらに、前記素子層の面方位が(100)
面から9.7°のオフ角度を有していることが好まし
い。
【0030】また、本発明の受光素子を内蔵する半導体
装置の製造方法は、第1の半導体基板の一方の主面に界
面反射膜を形成する工程と、第2の半導体基板の一方の
主面と前記界面反射膜を接合し熱処理により接合強度を
強化する工程と、前記第2の半導体基板の他方の主面を
所定の厚さまで表面研磨する工程と、前記第2の半導体
基板に受光素子及び電子回路素子を形成する工程と、前
記受光素子の表面を選択的に異方性エッチングする工程
と、前記受光素子の表面のうち前記異方性エッチングし
ていない部分に選択的に表面反射膜を形成する工程とを
備えていることを特徴とする。
【0031】この際、前記異方性エッチングする工程が
ウェット処理であることが好ましい。
【0032】さらに、前記ウェット処理に用いるエッチ
ング液がアルカリ系水溶液であることが好ましい。
【0033】この構成によって、界面反射膜と表面反射
膜で光を多重反射させ、受光素子内に光が何度も繰り返
し入射して高い受光感度が得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0035】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る受光素子を内蔵する半導体装置、いわゆ
るOEICの構造を概略的に示す断面図である。図示の
例では、シリコン接着技術を用いて形成された半導体基
板としてのSOI基板や、電子回路素子としてのバイポ
ーラトランジスタであるnpnトランジスタ、さらに
は、受光素子としてのpinフォトダイオード等が同一
基板上に混載されたOEICを例示するものである。
【0036】図1中、1はシリコン基板、2は前記シリ
コン基板1上に形成された素子層、3は前記素子層2に
形成されたpinフォトダイオード、4は前記素子層2
に形成されたnpnトランジスタである。
【0037】5はpinフォトダイオード3やnpnト
ランジスタ4間を絶縁分離するトレンチ、6は前記トレ
ンチ5の側壁に形成された側面反射膜としての絶縁膜、
7は前記絶縁膜6の内部に充填された誘電体としての多
結晶シリコン層である。
【0038】前記pinフォトダイオード3において、
11は低濃度n型のカソード層、12は前記カソード層
11上に選択的に形成された高濃度p型のアノード層、
13は前記カソード層11上に選択的に形成された高濃
度n型のカソードコンタクト層、14は前記アノード層
12上に形成された受光面である。
【0039】前記npnトランジスタ4において、16
はn型のコレクタ層、17は前記コレクタ層16上に選
択的に形成されたp型のベース層、18は前記ベース層
17上に選択的に形成された高濃度n型のエミッタ層、
19は前記コレクタ層16上に選択的に形成された高濃
度n型のコレクタコンタクト層、20は前記素子層2の
表面を保護するパッシベーション膜、21は前記パッシ
ベーション膜20を選択的に窓開けして形成された電
極、22は光の入射経路である。前記pinフォトダイ
オード3の受光面14はパッシベーション膜20で形成
されているが、入射光の反射を低減する反射防止膜の役
割を兼ねている。これらの構成は従来例のものと同じで
ある。
【0040】本発明の特徴の1つとして、前記半導体基
板1と素子層2との界面には、界面反射膜としての多層
反射膜8が積層形成されている。前記多層反射膜8は、
屈折率の異なる酸化膜9と窒化膜10とが交互に積層さ
れた5層構造であり、この多層反射膜8は、ある特定の
波長の光に対し反射率を向上させることが可能である。
この多層反射膜8により反射された光が再度pinフォ
トダイオード3に入射することにより、実効的に素子層
2の膜厚を2倍にすることができ、素子層2の膜厚が薄
くてもpinフォトダイオード3の感度を向上させるこ
とが可能となる。
【0041】前記多層反射膜8において、酸化膜(膜厚
d1、屈折率n1)9及び窒化膜(膜厚d2、屈折率n
2)10の膜厚とこれら2重膜の繰り返し数Nを最適化
することにより、反射率を100%に近づけることが可
能である。多層反射膜8の反射率R2N+1は次式で与えら
れる。
【0042】R2N+1=[(n0s1 2N−n2 2(N+1))/
(n0s1 2N+n2 2(N+1))]2 ここで、n0はpinフォトダオード3をなすシリコン
の屈折率、nsはシリコン基板1の屈折率である。入射
光の波長をλとすると、酸化膜9と窒化膜10との光学
的膜厚n11=n22=λ/4を満たすように設定す
る。前記反射率R2N +1の式より、多層反射膜8を構成す
る酸化膜9及び窒化膜10の2重膜の繰り返し数Nが大
きいほど、多層反射膜8を構成する2種類の膜の屈折率
比n1/n2が小さいほど、反射率R2N+1は大きくなり1
00%に近づくことが判る。
【0043】このときの反射率R2N+1の式より求めた2
重膜の繰り返し数Nと反射率の関係を図2に示す。図2
において、繰り返し数N=0の時は、図6(従来例)に
示したシリコン基板101と素子層102の界面に酸化
膜136のみが有る場合に相当し、反射率は50%であ
る。ただし、この場合も、酸化膜136の光学的膜厚が
λ/4に等しくなるように最適化した時である。通常の
SOI基板では酸化膜136の膜厚は特に反射率を最大
にするよう最適化を行っているわけではないので、反射
率は更に低下し、光はほとんど酸化膜136を透過して
いる。本発明例では、酸化膜9と窒化膜10とを1回繰
り返すと、反射率は70%まで大きく向上し、繰り返し
数2回で82%、5回で97%となり繰り返し数を増や
す毎に反射率が飛躍的に向上し100%に近づくことが
判る。
【0044】本発明の今1つの特徴として、前記アノー
ド層12上には表面反射膜15が選択的に形成され、本
例では電極21を兼ねることができるように光に対して
反射率の高いAl等の金属材料で形成されている。
【0045】以上のように構成された第1の実施形態に
係るOEICについて、以下にその動作を説明する。
【0046】光が受光面14に対して斜めに入射する
と、この入射光は受光面14で屈折してpinフォトダ
イオード3に入射し、カソード層11・アノード層12
で吸収されながら入射経路22のように進行し多層反射
膜8に達する。多層反射膜8は屈折率の異なる酸化膜
(膜厚d1、屈折率n1)9と窒化膜(膜厚d2、屈折率
n2)10の交互の積層で構成されており、入射光の波
長λに対しそれぞれの光学的膜厚n11=n22=λ/
4を満たすように設定すると、各層で反射された光の位
相が各反射面で揃うため、波長λの光に対して反射が大
きくなる。また酸化膜9と窒化膜10の繰り返し数を増
やすと反射率は向上する。つまり、酸化膜9及び窒化膜
10の膜厚と繰り返し数を最適化することにより、多層
反射膜8の反射率を100%に近づけることが可能とな
る。その結果、光は多層反射膜8でほとんど100%反
射し、入射経路22のようにカソード層11で再び吸収
されながら進行する。
【0047】また、受光面14に対する光の入射角度と
位置、表面反射膜15の位置を最適化することにより、
多層反射膜8での反射光を入射経路22のように受光面
14ではなく、表面反射膜15に達するようにすること
ができる。この場合、表面反射膜15は光に対して反射
率が高いAl等の金属材料を用いているため、入射経路
22に示すように光のほとんどは表面反射膜15で反射
される。このように、光は多層反射膜8と表面反射膜1
5で多重反射される。その結果、pinフォトダイオー
ド3内に何回も繰り返し光が入射するので、光路長は格
段に伸び、pinフォトダイオード3の膜厚を実効的に
厚くしたことと同様の効果が得られるため、吸収係数の
小さい長波長域でも入射した光のほとんどが吸収され、
受光感度が飛躍的に向上する。
【0048】例えば、受光面14に対する入射光の入射
角度を80°、受光面14は樹脂(屈折率1.5)で覆
われ、素子層2の膜厚を4μmとする。酸化膜9と窒化
膜10の繰り返し数を5回とすると、多層反射膜8の反
射率は97%となり、表面反射膜15としてA1を用い
ると反射率は88%となる。その結果、表面反射膜15
から3.7μm以内に入射した光は、多層反射膜8で反
射された後、表面反射膜15でも反射されて多重反射さ
れるので、波長780nmの光では、吸収率は従来例の
43%に対し93%となる。GaAs発光素子(波長9
40nm)を光源に用いたときは、吸収率は従来例の2
6%に対し65%となり、吸収率は特に赤外の長波長域
で飛躍的に向上する。
【0049】また、pinフォトダイオード3の膜厚を
薄くすることは、反射光による電子・正孔対の発生は空
乏層近傍で行われることになり、空乏層に達する拡散距
離を短くすることができるため、拡散時間が大きく短縮
し、周波数特性が向上する。さらに、カソード層11の
キャリア濃度と膜厚を最適化することにより、カソード
層11を全て空乏化できるため、光電流はドリフト電流
成分のみが支配的になり、更なる高速化が図られる。
【0050】つまり、本発明の多層反射膜8と表面反射
膜15を設けることによって、pinフォトダイオード
3の高受光感度化と高速化が同時に達成できる。さら
に、素子層2の薄膜化によりトランジスタの高速化も可
能となり、高感度・高速・低ノィスのpinフォトダイ
オード3と高速のnpnトランジスタ4との同一シリコ
ン基板1上への混載が可能となる。
【0051】(第2の実施形態)図3は本発明の第2の
実施形態に係るOEICの構造を概略的に示す断面図で
ある。
【0052】この第2の実施形態では、pinフォトダ
イオード3の表面を選択的に異方性エッチングすること
によりV字状に凹陥させてV溝23を形成し、このV溝
23の斜面を受光面14としている。そのほかは第1の
実施形態と同様に構成されているので、同一の構成箇所
には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0053】このように、受光面14は斜めになってい
るため、入射光がpinフォトダイオード3に垂直な光
に対してスネルの法則に従って屈折し、図3に示す入射
経路22のように進行する。そして、前述の第1の実施
形態で説明したのと同様に、光は多層反射膜8と表面反
射膜15で多重反射する。従って、pinフォトダイオ
ード3の実効的な膜厚を厚くすることが可能になるた
め、膜厚が薄くても受光感度は飛躍的に向上する。
【0054】前述の第1の実施形態では、斜め入射の光
に対してのみ受光感度向上の効果があるが、この第2の
実施形態では垂直光に対しても同様の効果があり、実用
上の適用範囲が大きく広がる。例えば、素子層2の膜厚
を4μm、受光面14が樹脂(屈折率1.5)で覆わ
れ、かつ表面に対し54.7°の角度を成していると
き、受光面14上に入射した光は多層反射膜8で反射さ
れた後、全て表面反射膜15に達するかまたはカソード
層11に吸収されるため、吸収率はほぼ100%とな
る。
【0055】次いで、この第2の実施形態におけるOE
ICの製造方法について、図4の製造工程図を用いて説
明する。
【0056】まず、シリコン基板1(以下、「第1のシ
リコン基板1」という)の一方の主面に、CVD法等に
より屈折率の異なる酸化膜9と窒化膜10とからなる2
種類の反射膜を交互に積層することにより多層反射膜8
を形成する(図4(a)参照)。この時、多層反射膜8
を構成する膜の膜厚および屈折率を正確に制御する必要
があり、膜厚の制御性・均一性が要求される。
【0057】次いで、多層反射膜8の最終層である酸化
膜9と、素子層2となる別のシリコン基板(以下、素子
層2と同じ符号を付して「第2のシリコン基板2」とい
う)の一方の主面とを、清浄な環境下で貼り合わせ接合
した後、酸素を主成分とした雰囲気中で800〜110
0℃で熱処理を行って接合強度を強化し、素子層2を形
成する(図4(b)参照)。
【0058】その後、第2のシリコン基板(素子層)2
の他方の主面を所望のトータル厚みになるまで研磨す
る。図4(b)に一点鎖線で示すラインLが研磨ライン
である。
【0059】しかる後、通常のバイポーラトランジスタ
の拡散工程により、第2のシリコン基板2(素子層)2
上にpinフォトダイオード3、npnトランジスタ
4、素子分離をするトレンチ5等の素子を形成する(図
4(c)参照)。
【0060】その後、pinフォトダイオード3の一部
を、KOH水溶液等のアルカリ系水溶液を用いてpin
フォトダイオード3の表面を選択的に異方性エッチング
し、V溝23を形成する(図4(d)参照)。アルカリ
系水溶液に対するシリコンのエッチングレートは、(1
11)面が最も遅いため(111)面が現れ、V溝23
が形成される。第2のシリコン基板(素子層)2の主面
の面方位が(100)の場合、V溝23の角度は54.
7°になる。最後に、素子層2の表面にパッシベーショ
ン膜20と電極21及び表面反射膜15を形成する(図
4(e)参照)。図4の例では、表面反射膜15は電極
21と兼ねてA1等による金属をスパッタ等により形成
している。
【0061】(第3の実施形態)図3は本発明の第3の
実施形態に係るOEICの構造を概略的に示す断面図で
ある。
【0062】この第3の実施形態では、素子層2の素子
を形成しない主面を選択的に異方性エッチングすること
によりV溝24を形成し、V溝24上に多層反射膜8を
形成している。また、上記多層反射膜8には誘電体層と
しての多結晶シリコン層25が積層され、この多結晶シ
リコン層25の表面を研磨して平坦化した後シリコン基
板1と貼り合わせ、シリコン基板1と多層反射膜8との
間に誘電体層(多結晶シリコン層25)が形成されて、
いわゆる誘電体分離基板26を構成している。従って、
前記多層反射膜8の一部が素子層2側に山形状に隆起し
て傾斜した反射面27を構成し、前記界面反射膜8の隆
起により背面側に形成されたV溝24を前記多結晶シリ
コン層25が埋めている。そのほかは第1の実施形態と
同様に構成されているので、同一の構成箇所には同一の
符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0063】そして、この第3の実施形態では、受光面
14に対して垂直に入射した光は、pinフォトダイオ
ード3に入射後反射面27でほとんど100%反射され
る。反射面27は光に対し斜めになっているため、表面
反射膜15方向へ反射され、第1及び第2の実施形態と
同様に、多層反射膜8と表面反射膜15による多重反射
により、pinフォトダイオード3の実効的な膜厚を厚
くすることが可能になり、受光感度が飛躍的に向上す
る。この第3の実施形態おいても、第2の実施形態と同
様に垂直光に対しても有効である。
【0064】この第3の実施形態の好ましい例として、
反射面27の角度が受光面14に対して45°で傾斜し
ているとき、光の入射経路22に示すように反射面27
での反射光は水平方向に進行する。この場合、多層反射
膜8と表面反射膜15がなくても光路長が長くなるた
め、多層反射膜8と表面反射膜15での損失による影響
を受けず、さらに受光感度を向上させることができる。
【0065】さらに、この第3の実施形態の好ましい例
として、素子層2の面方位が(100)面から9.7°
オフした基板を用いると、KOH等のアルカリ系水溶液
をエッチング液としウェット処理によりV溝24を形成
すると、(111)面のエッチングレートは他の面に対
して極端に遅いため、斜面に(111)面が現れる。
(100)面から9.7°オフした基板の場合、(11
1)面と(100)面は54.7°の角度を成している
ので、V溝24の一方の斜面の角度は45°となり、上
述の構成が得られる。
【0066】また、この第3の実施形態では、シリコン
基板1を多結晶シリコン層25を介して素子層2と接合
した誘電体分離基板26を用いたが、必ずしもこの構成
に限定されたものではなく、例えば多結晶シリコンのみ
で構成されたもの、或いは多結晶シリコンの代わりにボ
ロンガラス等で貼り合わせたもの等を誘電体分離基板と
して用いてもよい。
【0067】なお、第1から第3の実施形態の好ましい
例として、トレンチ5の側壁に側面反射膜を設けると、
トレンチ5に到達した光も側面反射膜により反射するた
め、さらに吸収率が向上し受光感度を向上させることが
できる。
【0068】また、前記本発明の構成において、多層反
射膜8を構成している反射膜である酸化膜(膜厚d1
屈折率n1)9と窒化膜(膜厚d2、屈折率n2)10
との光学的膜厚が、入射光の波長λに対し、n11=n
22=λ/4を満たしているが、必ずしもこの条件を満
たさなくても良い。その場合、中心波長に対する反射率
がやや低下するが、反射率が高い波長領域をさらに広げ
ることができる。
【0069】さらに、各実施形態においては、多層反射
膜8として酸化膜9と窒化膜10の積層膜を用いている
が、必ずしもこの構成に限定されるものではなく、屈折
率が異なる膜が積層された構造であれば、いかなる物質
の組み合わせであっても良い。多層反射膜の屈折率の差
によって、最適繰り返し数や反射率が高い波長域の幅を
自由に変えることができる。
【0070】加えて、各実施形態においては、表面反射
膜15の好ましい例として、電極21との兼用を可能に
するためにAl等の金属材料を用いたが、必ずしもこの
構成に限定されるものではなく、所望の波長を持つ光に
対して反射率が高いものであればいかなる物質でもよ
い。また、表面反射膜に多層反射膜を用いると、反射率
をほぼ100%に近づけることができる。
【0071】さらにまた、各実施形態においては、多層
反射膜8を構成している膜として絶縁性のある誘電体膜
を用いたが、必ずしもこの構成に限定されたものではな
い。好ましい例として、多層反射膜8を構成する膜の少
なくともひとつが絶縁性を有していると、シリコン基板
1と素子層2の絶縁性が確保されるため、リーク電流や
寄生素子の影響を大きく低減することができる。
【0072】また、各実施形態において、半導体基板と
してシリコン基板1を用いたが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、例えば長波長域で広く用いられてい
るゲルマニウム基板や、化合物半導体であってもよい。
【0073】さらに、本発明では、受光素子としてpi
nフォトダイオード3を用いたが、通常のpn型フォト
ダイオード、アバランシェフオトダイオード、フォトト
ランジスタやpn接合を用いない光伝導素子についても
適用が可能であることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、シリ
コン基板と素子層との間に界面反射膜を設けるととも
に、素子層表面に表面反射膜を設けることにより、界面
反射膜と表面反射膜との間で多重反射を行わせて受光素
子に入射する光の光路長を長くし、実効的に受光素子の
膜厚を厚くする効果により、素子層が薄くてかつ、受光
感度を有する受光素子と高速のトランジスタとを混載し
た受光素子を内蔵する半導体装置を実現するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るOEICの構造
を概略的に示す断面図である。
【図2】多層反射膜の繰り返し数と反射率との関係を示
す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るOEICの構造
を概略的に示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るOEICの製造
工程図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るOEICの構造
を概略的に示す断面図である。
【図6】従来例のOEICの構造を概略的に示す断面図
である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 素子層 3 pinフォトダイオード(受光素子) 4 npnトランジスタ(電子回路素子) 5 トレンチ 6 絶縁膜 7 多結晶シリコン層(誘電体層) 8 多層反射膜(界面反射膜) 9 酸化膜(反射膜) 10 窒化膜(反射膜) 14 受光面 15 表面反射膜 23,24 V溝 25 多結晶シリコン層(誘電体層) 26 誘電体分離基板 27 反射面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に素子層が形成され、 前記素子層に受光素子及び電子回路素子が互いに絶縁分
    離されて形成され、 前記半導体基板と素子層との界面に界面反射膜が形成さ
    れ、 前記受光素子の表面に表面反射膜が選択的に形成されて
    いることを特徴とする受光素子を内蔵する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記受光素子と電子回路素子との間にト
    レンチが形成され、前記トレンチの側面に側面反射膜が
    形成され、 前記トレンチに誘電体が充填されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の受光素子を内蔵する半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記界面反射膜及び表面反射膜の少なく
    とも一方が、屈折率の異なる反射膜が交互に積層された
    多層反射膜であることを特徴とする請求項1に記載の受
    光素子を内蔵する半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記多層反射膜を構成する反射膜の光学
    的膜厚は、次式 nd=λ/4 n:反射膜の屈折率 d:反射膜の膜厚 λ:入射光の波長 の関係を満たすことを特徴とする請求項3に記載の受光
    素子を内蔵する半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記表面反射膜が光に対して反射率の高
    い金属材料で形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の受光素子を内蔵する半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記界面反射膜が絶縁性を有することを
    特徴とする請求項1に記載の受光素子を内蔵する半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 前記受光素子の表面の一部がV字状に凹
    陥して傾斜した傾斜面を構成していることを特徴とする
    請求項1に記載の受光素子を内蔵する半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体基板と界面反射膜との間に誘
    電体層が形成されて誘電体分離基板を構成していること
    を特徴とする請求項1に記載の受光素子を内蔵する半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 前記界面反射膜の一部が素子層側に山形
    状に隆起して傾斜した反射面を構成し、 前記界面反射膜の隆起により背面側に形成されたV溝を
    前記誘電体層が埋めていることを特徴とする請求項8に
    記載の受光素子を内蔵する半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記反射面は受光素子の表面に対して
    45°の角度で傾斜していることを特徴とする請求項9
    に記載の受光素子を内蔵する半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記素子層の面方位が(100)面か
    ら9.7°のオフ角度を有していることを特徴とする請
    求項9に記載の受光素子を内蔵する半導体装置。
  12. 【請求項12】 第1の半導体基板の一方の主面に界面
    反射膜を形成する工程と、 第2の半導体基板の一方の主面と前記界面反射膜を接合
    し熱処理により接合強度を強化する工程と、 前記第2の半導体基板の他方の主面を所定の厚さまで表
    面研磨する工程と、 前記第2の半導体基板に受光素子及び電子回路素子を形
    成する工程と、 前記受光素子の表面を選択的に異方性エッチングする工
    程と、 前記受光素子の表面のうち前記異方性エッチングしてい
    ない部分に選択的に表面反射膜を形成する工程とを備え
    ていることを特徴とする受光素子を内蔵する半導体装置
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記異方性エッチングする工程がウェ
    ット処理であることを特徴とする請求項12記載の受光
    素子を内蔵する半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ウェット処理に用いるエッチング
    液がアルカリ系水溶液であることを特徴とする請求項1
    3に記載の受光素子を内蔵する半導体装置の製造方法。
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