JP2003158227A - ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具 - Google Patents

ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具

Info

Publication number
JP2003158227A
JP2003158227A JP2001311857A JP2001311857A JP2003158227A JP 2003158227 A JP2003158227 A JP 2003158227A JP 2001311857 A JP2001311857 A JP 2001311857A JP 2001311857 A JP2001311857 A JP 2001311857A JP 2003158227 A JP2003158227 A JP 2003158227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
thin plate
pressing
groove
fins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001311857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3552047B2 (ja
Inventor
Takayuki Hikotani
貴行 彦谷
Mikio Kuwabara
幹夫 桑原
Izumi Nakajima
泉 中嶋
Takeshi Omoteya
剛 表谷
Takashi Mori
高志 森
Hajime Noda
一 野田
Kenya Kawabata
賢也 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2001311857A priority Critical patent/JP3552047B2/ja
Priority to US09/981,778 priority patent/US6758262B2/en
Priority to TW090126075A priority patent/TWI234255B/zh
Priority to CNB01137196XA priority patent/CN1263123C/zh
Publication of JP2003158227A publication Critical patent/JP2003158227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3552047B2 publication Critical patent/JP3552047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/02Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/4935Heat exchanger or boiler making

Abstract

(57)【要約】 【課題】ベース板の溝部に薄板フィンが強固にかしめ接
合された放熱特性に優れたヒートシンク、その製造方法
およびその製造に用いる押圧治具を提供する。 【解決手段】複数の溝部および隣接する溝部の間に、塑
性変形によって形成された、平らな底面および傾斜した
側面を有する断面が概ね台形状に先細りに形成された凹
部を備えたベースプレートと、溝部に装入され、凹部の
塑性変形によって形成された傾斜した側面によって、両
側からかしめ接合された複数の薄板フィンとからなるヒ
ートシンク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄板フィンが強固
にかしめ接合されたヒートシンク、前記ヒートシンクの
製造方法および前記ヒートシンクの製造に用いる押圧治
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒートシンクは、図15(イ)に
示すように、ベース板61の薄板フィン取付面に並列し
て設けられた複数の溝部20にそれぞれ薄板フィン30
を装入し、前記薄板フィン取付面の溝部両側近傍40
に、図15(ロ)に示す押圧側端部50が断面三角形に
先細りに形成された押圧治具60の前記押圧側端部50
を押圧して前記薄板フィン取付面の溝部両側近傍40を
塑性変形して製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の製
造方法では、図15(ロ)に示すように、溝部両側近傍
を押圧する押圧治具60の押圧側端部50が断面三角形
に先細りに形成されているため、押圧側端部50を薄板
フィン取付面に深く入れても塑性変形量が十分でなく、
溝部が奥まで圧縮変形されず、薄板フィン30は溝部2
0の入口近傍でしかかしめられず(図15(イ)参
照)、このため薄板フィン30は、電子部品に取付ける
際や使用中に傾斜したり外れたりすることがあった。ま
た押圧治具60は先端部分が尖っているため先端部分が
欠落することがあり安定して押圧することが困難であっ
た。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、ベース板の溝部に薄板
フィンが強固にかしめ接合された放熱特性に優れたヒー
トシンク、その製造方法およびその製造に用いる押圧治
具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者は、上述した従来
の問題点を解決するため、鋭意研究を重ねた。その結
果、塑性変形量を多くすることによって、薄板フィンが
装入される溝部の深い位置まで塑性変形させ、かしめの
精度を高め、放熱特性を向上させることが判明した。更
に、ベースプレートの隣接する溝部の間に、平らな底面
および傾斜した側面を有する断面が概ね台形状に先細り
に塑性変形によって形成された凹部を備えることによっ
て、塑性変形量を多くすることが判明した。
【0006】この発明は、上述した研究結果に基づくも
のであって、この発明のヒートシンクの第1の態様は、
複数の溝部および隣接する前記溝部の間に、塑性変形に
よって形成された、平らな底面および傾斜した側面を有
する断面が概ね台形状に先細りに形成された凹部を備え
たベースプレートと、前記溝部に装入され、前記凹部の
前記塑性変形によって形成された前記傾斜した側面によ
って、両側からかしめ接合された複数の薄板フィンとか
らなるヒートシンクである。
【0007】この発明のヒートシンクの第2の態様は、
前記凹部が連続的に形成されているヒートシンクであ
る。
【0008】この発明のヒートシンクの第3の態様は、
前記凹部が不連続的に形成されているヒートシンクであ
る。
【0009】この発明のヒートシンクの第4の態様は、
前記溝部の間に2個の凹部が形成されているヒートシン
クである。
【0010】この発明のヒートシンクの第5の態様は、
前記溝部の間に2列の複数の凹部が形成されているヒー
トシンクである。
【0011】この発明のヒートシンクの第6の態様は、
前記ベースプレートがヒートパイプからなっているヒー
トシンクである。
【0012】この発明のヒートシンクの製造方法の第1
の態様は、下記工程を備えたヒートシンクの製造方法で
ある:ベースプレートの薄板フィン取付面に複数の溝部
を形成し、前記溝部に薄板フィンを装入し、前記薄板フ
ィン取付面の溝部両側近傍に、塑性変形により、平らな
底面および傾斜した側面を有する断面が概ね台形状に先
細りに形成された凹部を形成して、前記薄板フィンを前
記溝部内にかしめ接合する。
【0013】この発明のヒートシンクの製造方法の第2
の態様は、下記工程を備えたヒートシンクの製造方法で
ある:ベースプレートの薄板フィン取付面に複数の溝部
を形成し、前記溝部に薄板フィンを装入し、前記薄板フ
ィン取付面の溝部両側近傍を、押圧側端部の断面が概ね
台形状に先細りに形成された押圧治具の前記押圧側端部
で押圧して、前記溝部両側近傍を塑性変形し、このよう
になされた塑性変形によって、薄板フィンを溝部内にか
しめ接合する。
【0014】この発明のヒートシンクの製造方法の第3
の態様は、前記押圧側端部の断面が二股形状の刃からな
っており、前記二股形状の刃のそれぞれの断面が台形状
に先細りに形成されている、ヒートシンクの製造方法で
ある。
【0015】この発明のヒートシンクの製造方法の第4
の態様は、前記塑性変形が前記薄板フィンに対して45
度以内の角度でなされているヒートシンクの製造方法で
ある。
【0016】この発明の押圧治具の第1の態様は、ヒー
トシンクの製造方法において用いる押圧治具であって、
押圧側端部の断面が概ね台形状に先細りに形成されてい
る、押圧治具である。
【0017】この発明の押圧治具の第2の態様は、ヒー
トシンクの製造方法において用いる押圧治具であって、
押圧側端部の所要箇所が突出し、前記突出部のそれぞれ
の断面が概ね台形状に先細りに形成されている、押圧治
具である。
【0018】この発明の押圧治具の第3の態様は、ヒー
トシンクの製造方法において用いる押圧治具であって、
押圧側端部の断面が二股形状の刃からなっており、前記
二股形状の刃のそれぞれの断面が台形状に先細りに形成
されている、押圧治具である。
【0019】この発明の押圧治具の第4の態様は、前記
二股形状の刃が不連続である、押圧治具である。
【0020】この発明のヒートシンクのその他の態様
は、前記凹部が千鳥配列からなっているヒートシンクで
ある。
【0021】この発明のヒートシンクの製造方法のその
他の態様は、前記凹部が連続的に形成されているヒート
シンクの製造方法である。
【0022】この発明のヒートシンクの製造方法のその
他の態様は、前記凹部が不連続的に形成されているヒー
トシンクの製造方法である。
【0023】この発明のヒートシンクの製造方法のその
他の態様は、隣接する前記薄板フィンの間に前記凹部を
2個形成するヒートシンクの製造方法である。
【0024】この発明のヒートシンクの製造方法のその
他の態様は、前記溝部両側近傍を、連続的に塑性変形す
る、ヒートシンクの製造方法である。
【0025】この発明のヒートシンクの製造方法のその
他の態様は、前記溝部両側近傍を、不連続的に塑性変形
する、ヒートシンクの製造方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施態様を図面
を参照して具体的に説明する。なお、実施例を説明する
ための全図において、同一機能または類似の機能を有す
る部材には同一符号または類似の符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。この発明のヒートシンクは、複
数の溝部および隣接する前記溝部の間に、塑性変形によ
って形成された、平らな底面および傾斜した側面を有す
る断面が概ね台形状に先細りに形状された凹部を備えた
ベースプレートと、前記溝部に装入され、前記凹部の前
記塑性変形によって形成された前記傾斜した側面によっ
て、両側からかしめ接合された複数の薄板フィンとから
なるヒートシンクである。前記凹部が連続的に形成され
ている。更に、前記凹部が不連続的に形成されていても
よい。
【0027】図1(イ)〜(ハ)は、本発明のヒートシ
ンクの1つの態様を示すそれぞれ側面図、平面図および
部分斜視図である。この態様のヒートシンクにおいて
は、ベースプレート1の薄板フィン取付面に並列して設
けた複数の溝部2に薄板フィン3が装入され、薄板フィ
ン取付面の溝部両側近傍4の薄板フィン取付面4に、平
らな面9aおよび傾斜した側面9bからなる断面が概ね
台形状に先細りに形成された凹部9が、塑性変形によっ
て連続的に形成されている。このようになされた塑性変
形によって、薄板フィン3が溝部2内にかしめ接合され
ている。上述した断面が概ね台形状に先細りに形成され
た凹部9は、溝部2に沿って連続的に形成されている。
【0028】図1(ハ)に示すように、このヒートシン
クにおいては、薄板フィン取付面の溝部両側近傍4に塑
性変形により連続的に設けられた凹部9は、断面が概ね
台形状に先細りに形成されているので、塑性変形の量が
多く、傾斜した側面9bが薄板フィンに押し付けられ
て、溝部2の深い位置まで圧縮される。従って、薄板フ
ィン3は、広い面積において、溝部2の側面によって強
固にかしめ接合される。
【0029】この発明のヒートシンクは、下記工程によ
って製造される:ベースプレートの薄板フィン取付面に
複数の溝部を形成し、前記溝部に薄板フィンを装入し、
前記薄板フィン取付面の溝部両側近傍に、塑性変形によ
り、平らな底面および傾斜した側面を有する断面が概ね
台形状に先細りに形成された凹部を形成して、前記薄板
フィンを前記溝部内にかしめ接合する。
【0030】更に、この発明のヒートシンクは、下記工
程によって製造される:ベースプレートの薄板フィン取
付面に複数の溝部を形成し、前記溝部に薄板フィンを装
入し、前記薄板フィン取付面の溝部両側近傍を、押圧側
端部の断面が概ね台形状に先細りに形成された押圧治具
の前記押圧側端部で押圧して、前記溝部両側近傍を塑性
変形し、このようになされた塑性変形によって、薄板フ
ィンを溝部内にかしめ接合する。
【0031】即ち、この発明の、上述した態様のヒート
シンクは、図2(イ)、(ロ)に示すように、ベースプ
レート1の薄板フィン取付面に並列して設けた複数の溝
部2に薄板フィン3を装入し、次いで薄板フィン取付面
の溝部両側近傍4を、押圧側端部5の断面が概ね台形状
に先細りに形成された押圧治具6の押圧側端部5で押圧
して溝部両側近傍4を塑性変形して、製造される。
【0032】この発明の押圧治具の1つの態様は、上述
したヒートシンクの製造方法において用いる押圧治具で
あって、押圧側端部の断面が概ね台形状に先細りに形成
されている、押圧治具である。更に、この発明の押圧治
具の他の態様は、上述したヒートシンクの製造方法にお
いて用いる押圧治具であって、押圧側端部の所要箇所が
突出し、前記突出部のそれぞれの断面が概ね台形状に先
細りに形成されている、押圧治具である。
【0033】即ち、上述した押圧治具6は、図3に示す
ように、その押圧側端部5において、断面が概ね台形状
に先細りに形成されており、その先端面7の幅aは用い
る押圧治具6の材種と質別、薄板フィン取付面の溝部間
隔などを基に決められる。この発明の押圧治具6は、押
圧側端部5の先端面7が平坦であるので、欠損し難く安
定して使用できる。上述した先端面7の幅aが所定の値
より小さ過ぎると、塑性変形の量が十分でなく、溝部2
の深い位置まで圧縮されず、一方、先端面7の幅aが所
定の値を超えて大き過ぎると、押圧抵抗が増加して、押
圧治具6の押圧側端部5を、ベースプレートに十分に押
込めなくなり、いずれの場合も、薄板フィンのかしめ不
良が発生し易くなる。更に、溝部2の側面と薄板フィン
との接触面が小さく、放熱特性が劣る。なお、先端面7
の幅aは、通常0.2〜0.5mmの範囲内が望まし
い。
【0034】更に、この発明のヒートシンクにおいて、
上述した凹部が不連続的に形成されていてもよい。図4
(イ)〜(ハ)は、この発明のヒートシンクの他の態様
を示すそれぞれ側面図、平面図および部分斜視図であ
る。図4(イ)から(ハ)に示すように、この態様のヒ
ートシンクにおいては、ベースプレート1の薄板フィン
取付面に設けた複数の溝部2に薄板フィン3が装入さ
れ、薄板フィン取付面の溝部両側近傍4に、平らな面1
0aおよび傾斜した側面10bからなる断面が概ね台形
状に先細りに形成された凹部10が、塑性変形により不
連続的に形成されている。このようになされた塑性変形
によって、薄板フィン3が溝部2内にかしめ接合されて
いる。上述した断面が概ね台形状に先細りに形成された
凹部10は、溝部2に沿って所定の間隔で、不連続的に
形成されている。
【0035】このヒートシンクは、凹部10は、溝部2
に沿って所定の間隔で、不連続的に形成される点を除い
て、図2(イ)および(ロ)に示したのと同じ方法によ
り製造される。更に、この発明の押圧治具の他の態様
は、ヒートシンクの製造方法において用いる押圧治具で
あって、押圧側端部の所要箇所が突出し、前記突出部の
それぞれの断面が概ね台形状に先細りに形成されてい
る、押圧治具である。
【0036】即ち、このヒートシンクを製造するのに用
いる押圧治具6は、図5に示すように、押圧側端部5が
所定の間隔を空けて、不連続的に突出し、その突出部8
の断面が概ね台形状に先細りに形成されている。この先
端面7の幅aの大小による影響、幅aの決定方法、幅a
の望ましい範囲などは、図3に示した態様の押圧治具の
場合と同じである。図5に示すように、押圧治具6の突
出部8を形成する箇所は、薄板フィン3を溝部2に過不
足なくかしめ接合するのに必要な箇所であり、突出部8
の大きさや間隔は用いるベースプレート1および薄板フ
ィン3の材種、質別、形状などを基に決められる。この
態様の押圧治具6によると、薄板フィン取付面の溝部両
側近傍4(図4(ロ)参照)を押圧する複数の突出部8
が所要箇所にのみ存在する(即ち、所定の間隔をおいて
配置されている)ので、図3に示した態様の押圧治具6
に較べて、小さい押圧力でかしめ接合ができる。
【0037】更に、突出部8によって押圧されない部分
も、隣接する突出部8によって、両側から溝部2の長さ
方向に圧縮されて溝部2の幅方向に膨らむので、対応す
る部分の溝部2の幅が狭まり、薄板フィン3にかしめ力
が働く。図4(イ)〜(ハ)において、符号番号10
は、薄板フィン取付面の溝部両側近傍4に、所定の間隔
をおいて不連続的に形成された、平らな面10aおよび
傾斜した側面10bからなる断面が概ね台形状に先細り
に形成された凹部であり、塑性変形部分である。
【0038】図6(イ)、(ロ)は、この発明のヒート
シンクの他の態様を示すそれぞれ側面図および平面図で
ある。この態様のヒートシンクにおいては、薄板フィン
3取付面の溝部2両側近傍4に、不連続に形成された断
面が概ね台形状に先細りに形成された複数の塑性変形部
分10が、溝部2を挟んで、千鳥配列で交互に位置して
いる。この態様のヒートシンクによると、かしめ力が溝
部2の長さ方向に均一化し、かつ押圧治具6の押圧力も
小さくすることができる。
【0039】本発明において、上述した押圧治具には、
鉄鋼などの通常の高強度材が使用できる。またベースプ
レートおよび薄板フィンには、銅やアルミニウムなどの
熱伝導性に優れた任意の材料を使用することができる。
【0040】図7は、この発明のヒートシンクの他の態
様を示す側面図である。この態様のヒートシンクにおい
ては、ヒートシンクのベースプレート1が板型ヒートパ
イプ11からなっている。
【0041】図8は、この発明のヒートシンクの他の態
様を示す側面図である。この態様のヒートシンクにおい
ては、ヒートシンクのベースプレート1が板型ヒートパ
イプ12の一構成部材、例えば、上板材からなってい
る。このヒートシンクは、例えば、図1に示した態様の
ヒートシンクのベースプレート1の下側に、窪み13を
設けた板材14を接合して、空洞部を形成し、空洞部内
に作動液を封入することによって、容易に製造すること
ができる。
【0042】図9(イ)、(ロ)は、この発明のヒート
シンクの他の態様を示すそれぞれ正面図および側面図で
ある。この態様のヒートシンクにおいては、図1に示し
た態様のヒートシンクのベースプレート1の所要箇所に
溝部15を形成し、溝部15に棒型ヒートパイプ16を
半田17接合している。溝部15は、フィン3の長さ方
向と交差させて形成すると、棒型ヒートパイプ16の伝
熱効果が良好に発現される。
【0043】図7〜9に示した態様のヒートシンクにお
いては、ベースプレート1に伝わった熱が、ヒートパイ
プ11、12、16により速やかに移動するため、ベー
スプレート1内の熱拡散が効率良く行われ、ヒートシン
クの放熱特性が向上する。図7〜9に示した態様のヒー
トシンクでは、薄板フィン3をかしめ接合するための凹
部は、連続的に設けても不連続的に設けても良い。
【0044】図10(イ)〜(ニ)は、この発明のヒー
トシンクの他の態様を示す図である。この態様のヒート
シンクは、複数の溝部および隣接する溝部の間に、塑性
変形によって形成された、平らな底面および傾斜した側
面を有する断面が概ね台形状に先細りに形成された凹部
を備えたベースプレートと、溝部に装入され、凹部の塑
性変形によって形成された傾斜した側面によって、両側
からかしめ接合された複数の薄板フィンとからなるヒー
トシンクである。図10(イ)は、ベースプレートの溝
部に装入され凹部の塑性変形によって形成された傾斜し
た側面によって、両側からかしめ接合された1枚の薄板
フィンを示している。
【0045】図10(ロ)および(ハ)は、薄板フィン
のかしめ接合を説明する図である。図10(ニ)は、ベ
ースプレートの溝部にかしめ接合された薄板フィンを示
す図である。図10(ロ)に示すように、ベースプレー
ト1の溝部2に薄板フィンを装入し、図10(ハ)に示
すように、薄板フィン3取付面の溝部2両側近傍に、先
端部の断面が概ね台形状に先細りに形成された押圧治具
を所定の深さまで押圧する。その結果、図10(ニ)に
示すように、薄板フィンの両側には、押圧治具によって
押圧されて塑性変形によって形成された、平らな底面1
2bおよび傾斜した側面12aを有する断面が概ね台形
状に先細りに形成された凹部が形成されている。溝部2
に装入された薄板フィン3は、凹部の塑性変形によって
形成された傾斜した側面によって、両側からかしめ接合
されている。
【0046】この発明のヒートシンクによると、押圧治
具によって押圧されて塑性変形によって、平らな底面1
2bおよび傾斜した側面12aを有する断面が概ね台形
状に先細りに形成された凹部が形成されるので、塑性変
形量が多く、溝部2に装入された薄板フィン3を広い面
積において、両側からかしめ接合されている。従って、
かしめの精度が高まり、ベースプレートと薄板フィンと
の接触面が大きく、放熱特性に優れている。図11は、
この発明のヒートシンクの他の態様を示す図である。こ
の態様のヒートシンクにおいては、押圧側端部の断面が
二股形状の刃からなっており、そして、二股形状の刃の
それぞれの断面が台形状に先細りに形成されている押圧
治具を隣接する薄板フィンの間に装入し、押圧して、2
個の凹部を形成している。即ち、押圧治具6は、図11
(イ)に点線の円で囲んだ部分に示すように、押圧側端
部の断面が二股形状の刃61、62からなっている。更
に、二股形状の刃61、62のそれぞれの断面が台形状
に先細りに形成されている。それぞれの刃は、ベースプ
レート1の溝部2に装入された薄板フィン3から所定の
距離の位置に押圧される。
【0047】図11(ロ)に示すように、この態様のヒ
ートシンクは、複数の溝部2および隣接する2つの溝部
2の間に、塑性変形によって形成された、平らな底面お
よび傾斜した側面を有する断面が概ね台形状に先細りに
形状された2個の凹部を備えたベースプレートと、溝部
2に装入され、凹部の塑性変形によって形成された傾斜
した側面によって、両側からかしめ接合された複数の薄
板フィンとからなるヒートシンクである。
【0048】即ち、ベースプレート1の溝部2に薄板フ
ィン3を装入し、図11(イ)に示すように、二股形状
の刃のそれぞれの断面が台形状に先細りに形成されてい
る押圧治具6を隣接する薄板フィン3、3の間に装入
し、所定の深さまで押圧する。その結果、図11(ロ)
に示すように、薄板フィンの間の薄板フィンに近い位置
には、押圧治具によって押圧されて塑性変形によって形
成された、平らな底面12bおよび傾斜した側面12a
を有する断面が概ね台形状に先細りに形成された2つの
凹部が形成されている。図示されていないけれども、隣
接する薄板フィンの間には、同様に、押圧治具が装入さ
れ、押圧されるので、溝部に装入された各薄板フィン
は、凹部の塑性変形によって形成された傾斜した側面1
2aによって、両側からかしめ接合される。
【0049】この発明のヒートシンクにおいても、薄板
フィン間に、押圧治具によって押圧されて塑性変形によ
って、平らな底面12bおよび傾斜した側面12aを有
する断面が概ね台形状に先細りに形成された凹部が2個
形成されるので、塑性変形量が多く、溝部2に装入され
た薄板フィン3を広い面積において、両側からかしめ接
合することができる。従って、かしめの精度が高まり、
ベースプレートと薄板フィンとの接触面が大きく、放熱
特性に優れている。
【0050】図12は、この発明のヒートシンクの他の
態様を示す図である。図12(イ)は、断面図であり、
図12(ロ)は、平面図である。図12(ハ)は、押圧
側端部を説明する図である。この態様のヒートシンクに
おいては、押圧側端部の両側部が、治具の長手方向に沿
って2列に複数個突出した押圧治具を、隣接する薄板フ
ィンの間に装入し、押圧して、2列に配置された複数の
凹部22が形成されている。押圧側端部の突出した部分
の断面は、二股形状の刃からなっている。上述した二股
形状の刃のそれぞれは、断面が概ね台形状に先細りに形
成されている。図12(ハ)に示すように、押圧治具6
の押圧側端部には、突出部81が両側部に治具の長手方
向に沿って2列に設けられている。それぞれの突出部8
1はそれぞれ対応する位置に在る。突出部81の先端面
71は、平らな面からなっている。
【0051】図12(ロ)に示すように、ベースプレー
ト1の溝部に装入された薄板フィンの両側には、所定間
隔をおいて、平らな底面および傾斜した側面を有する概
ね台形状に先細りに形成された凹部22が、形成されて
いる。即ち、薄板フィンの両側には、対応する凹部22
が設けられている。押圧治具によって押圧されて塑性変
形によって形成された傾斜した側面によって、薄板フィ
ンは、図11(ロ)に示したと同様に、両側からかしめ
接合される。更に、図4に示した態様と同様に、突出部
によって押圧されない部分も、隣接する突出部によっ
て、両側から溝部の長さ方向に圧縮されて溝部の幅方向
に膨らむので、対応する部分の溝部の幅が狭まり、薄板
フィン3にかしめ力が働く。
【0052】図13は、この発明のヒートシンクの他の
態様を示す図である。図13(イ)は、断面図であり、
図13(ロ)は、平面図である。図13(イ)に示すよ
うに、押圧側端部の両側部が、治具の長手方向に沿って
2列に、千鳥配列で複数個突出した押圧治具を、隣接す
る薄板フィンの間に装入し、押圧して、2列に配置され
た複数の凹部32が形成されている。押圧側端部の突出
した部分の断面は、二股形状の刃からなっている。上述
した二股形状の刃のそれぞれは、断面が概ね台形状に先
細りに形成されている。即ち、この態様のヒートシンク
においては、薄板フィンの両側に形成される凹部32が
所定の間隔をあけて、千鳥配列で交互に位置している。
この態様のヒートシンクによると、図6に示した態様と
同様に、かしめ力が薄板フィン3の長さ方向に均一化
し、かつ押圧治具6の押圧力も小さくすることができ
る。
【0053】図14は、この発明のヒートシンクの他の
態様を示す図である。図14(イ)は、平面図であり、
図14(ロ)は、図14(イ)において点線の円で囲ん
だ部分の拡大図である。図14(イ)に示すように、押
圧側端部の両側部が、治具の長手方向に沿って2列に、
ハの字配列で複数個突出した押圧治具を、隣接する薄板
フィン3の間に装入し、押圧して、2列にハの字配列で
配置された複数の凹部32が形成されている。押圧側端
部の突出した部分は、二股形状の矩形の刃からなってい
る。上述した二股形状の矩形の刃のそれぞれは、概ね台
形状に先細りに形成され、先端部は平になっている。即
ち、この態様のヒートシンクにおいては、薄板フィンの
両側に形成される凹部32が所定の間隔をあけて、ハの
字配列で対応して位置している。この態様のヒートシン
クによると、ハの字配列された凹部によって、かしめ力
が薄板フィンに斜めに指向されるので、かしめの精度が
高まる。ハの字配列の凹部の長軸の延長線と、薄板フィ
ンの長軸がなす角度が、45度以内であることが好まし
い。
【0054】上述したように、この発明の押圧治具は、
上述したヒートシンクの製造方法において用いる押圧治
具であって、押圧側端部の断面が概ね台形状に先細りに
形成されている。更に、この発明の押圧治具は、押圧側
端部の所要箇所が突出し、突出部のそれぞれの断面が概
ね台形状に先細りに形成されている。更に、この発明の
押圧治具は、押圧側端部の断面が二股形状の刃からなっ
ており、二股形状の刃のそれぞれの断面が台形状に先細
りに形成されている。更に、上述した二股形状の刃が不
連続であってもよい。この発明のヒートシンクを実施例
によって更に詳細に説明する。
【0055】
【実施例】実施例1 図10に示すように、幅200mm、長さ300mm、
厚さ12mmのアルミニウム製のベースプレートに幅
1.5mm、深さ3mmの溝が12mmピッチで16本
施されている。この溝に長さ300mm、高さ180m
m、厚さ1.5mmのアルミニウム製のフィンが16枚
差し込まれている。図10に示すように、フィンを挟む
ように2枚のクリンプ(かしめ)用の刃が用意されてお
り、刃の先端はフィンの側面から0.8mm離れた部分
に位置するようになっている。刃の先端は概ね台形状に
先細っており、先端部は平になっており、必要な圧力で
押し込まれて、ベースプレートが十分塑性変形する。こ
のように十分な量の塑性変形によって、ベースプレート
とフィンがクリンプされて、熱的にも機械的にも十分接
合する。上述したように、フィンを挟むようにクリンプ
用の刃でプレスすることによって、フィンの間隔が極端
に広い場合でも、個々のフィンに関して安定した嵌合
(かしめ)強度が得られる上、フィンと刃の先端までの
距離が予め決まっているので、ベースプレートの変形量
が概ね一定であり、ベースの反りや膨れに対してその都
度対処する必要がない。
【0056】実施例2 図11に示すように、幅300mm、長さ300mm、
厚さ10mmのアルミニウム製のベースプレートに幅
1.2mm、深さ2.4mmの溝が10mmピッチで2
9本施されている。この溝は押し出しによって成形され
たもので、このサイズ以上の押し出し、特にこのベース
にフィンを立てたような形状では、装置が非常に限られ
るので、一般的ではない。さて、このベースプレートの
溝に、長さ300mm、高さ120mm、厚さ1.2m
mのアルミニウム製のフィンが29枚差し込まれる。こ
のままで、容易に外れてしまうため、図11に示すよう
な、刃の厚みが8.8mm(フィン間間隔に相当)で、
断面が二股構造になっているクリンプ刃でフィン間をプ
レスする。刃の先端は、フィンから約1mm付近からベ
ースプレートに食い込む位置関係となっており、圧力を
加えることでアルミニウムを変形させ、その変形をベー
スプレートとフィンとを嵌合させ(かしめ)る力として
利用する。この作業をそれぞれのフィン間で行うこと
で、ベースプレートとフィンが一体化する。上述したよ
うに、フィン間を二股構造のクリンプ刃でプレスするこ
とによって、フィンの間隔が極端に広い場合でも安定し
た嵌合(かしめ)強度が得られる上、ベースプレートの
変形量が概ね一定であるので、ベースの反りや膨れをそ
の都度対処する必要がない。
【0057】実施例3 図12に示すように、幅400mm、長さ120mm、
厚さ8mmの銅製のベースプレートに幅1mm、深さ2
mmの溝が10mmピッチで39本施されている。これ
は切削によって成形されたものである。このベースプレ
ートの溝に、長さ120mm、高さ100mm、厚さ1
mmのアルミニウム製のフィンが39枚差し込まれる。
このままで、容易に外れてしまうため、図12に示すよ
うな、刃の厚みが9mm(フィン間間隔に相当)で、断
面が二股構造になっているクリンプ刃でフィン間をプレ
スする。この刃の先端は、フィンから約1mm付近から
ベースプレートに食い込む位置関係となっており、圧力
を加えることで銅を変形させ、その変形をベースプレー
トとフィンとを嵌合させる力として利用する。この作業
をそれぞれのフィン間で行うことで、ベースプレートと
フィンが一体化する。銅は熱伝導がアルミニウムより優
れているが、材質が硬いため、変形に必要な力が大き
い。そこで、比較的小さな力でクリンプができるよう
に、図12(ハ)に示すように、刃を不連続的に形成し
て、刃がベースプレートに食い込む面積を減らして必要
な変形を得られるようにしている。上述したように、フ
ィン間をクリンプ刃でプレスすることによって、銅など
の硬い部材であってもアルミニウムと同等の設備で製造
が可能となる。
【0058】実施例4 図13に示すように、幅500mm、長さ300mm、
厚さ15mmのアルミニウム製のベースプレートに幅
1.5mm、深さ3mmの溝が15mmピッチで32本
施されている。これは切削によって成形されたものであ
る。このベースプレートの溝に、長さ300mm、高さ
150mm、厚さ1.5mmのアルミニウム製のフィン
が32枚差し込まれる。このままで、容易に外れてしま
うため、図13(イ)に示すような、刃の厚みが13.
5mm(フィン間間隔に相当)で、断面が二股構造にな
っているクリンプ刃でフィン間をプレスする。この刃の
先端は、1mm間隔に突起形状になっており、さらに二
股のそれぞれの突起が千鳥配置となっている。その突起
部がベースプレートに食い込んで塑性変形させる。この
作業がそれぞれのフィン間で行われるが、刃の位置は一
定であるため、図13(ロ)のように、1つのフィンを
中心に見ると、両サイドから交互にアルミニウムが塑性
変形して、ベースプレートとフィンが一体化している。
刃の位置が両サイドで同じ場合は、条件によっては、刃
の間の部分で嵌合力が弱まる場合があるが、本実施例で
は、実施例3と同様に必要なプレス力を押さえつつ、長
手方向にわたって一定の嵌合を図ることができる。上述
したように、フィン間をクリンプ刃でプレスすることに
よって、銅などの硬い部材であってもアルミニウムと同
等の設備で製造が可能となるばかりでなく、フィン全体
を均一に嵌合でき信頼性が向上する。
【0059】実施例5 図14に示すように、実施例4と材質だけが異なる、即
ち、幅500mm、長さ300mm、厚さ15mmの銅
製のベースプレートに幅1.5mm、深さ3mmの溝が
15mmピッチで32本施されている。これは切削によ
って成形されたものである。このベースプレートの溝
に、長さ300mm、高さ150mm、厚さ1.5mm
の銅製のフィンが32枚差し込まれる。このままで、容
易に外れてしまうため、図14(イ)に示すような、ハ
の字配列の2列のクリンプ刃でフィン間をプレスする。
刃の角度がフィンに対して、30°になっている。刃の
ピッチは1.5mmであり、個々の刃の長さは1.5m
mである。その突起部がベースプレートに食い込んで塑
性変形される。刃渡りの合計が長くなり、プレス力が実
施例3よりも大きくなると考えられるが、実際は、刃の
形状を傾けているので、ベースプレートの塑性変形が容
易で、更に刃のフィンから見た場合の間隔が図14に示
すように従来よりも細かくなるので、より均一に、より
強固に嵌合することができる。但し、その角度がフィン
に対して45°を超えると、変形によるベース材の移動
方向がフィンをクリンプするのではなく、長手方向に逃
げてしまうので、効果を得ることが困難となる。
【0060】上述したように、フィン間をクリンプ刃で
プレスすることによって、銅などの硬い部材であっても
アルミニウムと同等の設備で製造が可能となるばかりで
なく、フィン全体をより強固に嵌合でき、信頼性が向上
する。クリンプ用の刃先形状は、上述した各種態様を用
いることができる。クリンプ用の刃のプレス方法は、フ
ィン間を1回づつクリンプしていっても、一度に何本か
の刃でクリンプしても構わない。また、刃を移動するの
ではなく、固定した刃に対してベースプレートをプレス
する等の方法をとっても構わない。また、刃先の形状
は、材質、硬度、大きさによって自由に変更することが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のヒートシ
ンクは、ベースプレートの薄板フィン取付面に設けた複
数の溝部に薄板フィンが装入され、前記薄板フィン取付
面の溝部両側近傍に断面略台形の凹部が塑性変形により
連続的に設けられ、この塑性変形で薄板フィンが溝部内
にかしめ接合されているので、前記薄板フィンは溝部が
深くまで圧縮され、薄板フィンは溝部に強固にかしめ接
合される。前記ヒートシンクは押圧側端部が断面略台形
状に先細りに形成された押圧治具の前記押圧側端部を薄
板フィン取付面の溝部両側近傍4に押圧することにより
容易に製造できる。前記押圧治具は押圧側端部は断面略
台形状なので、断面三角形の従来のものに較べて押圧側
端部が欠けたりし難い。押圧側端部が不連続に突出し前
記突出部が断面略台形状に先細りに形成された押圧治具
を用いることにより押圧力を低減できる。前記ヒートシ
ンクのベースプレートがヒートパイプであるか、ヒート
パイプの一構成部材であるか、または前記ベースプレー
トにヒートパイプが熱的に接合されているヒートシンク
は放熱特性が特に優れる。依って、工業上顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)〜(ハ)は本発明のヒートシンクの
第1の実施形態を示すそれぞれ側面図、平面図および部
分斜視図である。
【図2】図2(イ)、(ロ)は、図1に示したヒートシ
ンクの製造工程を示す部分側面説明図である。
【図3】図3は、図1に示したヒートシンクの製造に用
いる押圧治具の押圧側端部の斜視図である。
【図4】図4(イ)〜(ハ)は本発明のヒートシンクの
第2の実施形態を示すそれぞれ側面図、平面図および部
分斜視図である。
【図5】図5は、図4に示したヒートシンクの製造に用
いる押圧治具の押圧側端部の斜視図である。
【図6】図6(イ)、(ロ)は本発明のヒートシンクの
第3の実施形態を示すそれぞれ側面図および平面図であ
る。
【図7】図7は、本発明のヒートシンクの第4の実施形
態を示す側面図である。
【図8】図8は、本発明のヒートシンクの第5の実施形
態を示す側面図である。
【図9】図9は、本発明のヒートシンクの第6の実施形
態を示す(イ)正面図および(ロ)側面図である。
【図10】図10(イ)は、ベースプレートの溝部に装
入され凹部の塑性変形によって形成された傾斜した側面
によって、両側からかしめ接合された1枚の薄板フィン
を示す図である。図10(ロ)および(ハ)は、薄板フ
ィンのかしめ接合を説明する図である。
【図11】図11は、この発明のヒートシンクの他の態
様を示す図である。
【図12】図12は、この発明のヒートシンクの他の態
様を示す図である。
【図13】図13は、この発明のヒートシンクの他の態
様を示す図である。図13(イ)は、断面図であり、図
13(ロ)は、平面図である。
【図14】図14は、この発明のヒートシンクの他の態
様を示す図である。図14(イ)は、平面図であり、図
14(ロ)は、図14(イ)において点線の円で囲んだ
部分の拡大図である。
【図15】図15(イ)は従来のヒートシンクの製造方
法を示す側面説明図、(ロ)は前記ヒートシンクを製造
するための押圧治具の押圧側端部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 薄板フィン取付面に並列して設けられた複数の溝部 3 薄板フィン 4 薄板フィン取付面の溝部両側近傍 5 押圧治具の押圧側端部 6 押圧治具 7 押圧治具の先端面 8 押圧治具の突出部 9 溝部両側近傍に連続的に形成された断面略台形状の
塑性変形部分(凹部) 10 溝部両側近傍に不連続に形成された断面略台形状
の塑性変形部分(凹部) 11 板型ヒートパイプ 12 ベースプレートを一構成部材とした板型ヒートパ
イプ 13 作動液を封入する溝 14 作動液を封入する溝を設けた板材 15 ヒートパイプを嵌合する溝 16 棒型ヒートパイプ 17 半田 22 塑性変形部分(凹部) 32 塑性変形部分(凹部) 42 塑性変形部分(凹部)
フロントページの続き (72)発明者 中嶋 泉 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 表谷 剛 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 森 高志 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 野田 一 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 川畑 賢也 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AA11 AB05 AB11 DB08 5F036 AA01 BB05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の溝部および隣接する前記溝部の間
    に、塑性変形によって形成された、平らな底面および傾
    斜した側面を有する断面が概ね台形状に先細りに形成さ
    れた凹部を備えたベースプレートと、 前記溝部に装入され、前記凹部の前記塑性変形によって
    形成された前記傾斜した側面によって、両側からかしめ
    接合された複数の薄板フィンとからなるヒートシンク。
  2. 【請求項2】前記凹部が連続的に形成されている請求項
    1に記載のヒートシンク。
  3. 【請求項3】前記凹部が不連続的に形成されている請求
    項1に記載のヒートシンク。
  4. 【請求項4】前記溝部の間に2個の凹部が形成されてい
    る請求項2に記載のヒートシンク。
  5. 【請求項5】前記溝部の間に2列の複数の凹部が形成さ
    れている請求項3に記載のヒートシンク。
  6. 【請求項6】前記ベースプレートがヒートパイプからな
    っている請求項1から5の何れか1項に記載のヒートシ
    ンク。
  7. 【請求項7】下記工程を備えたヒートシンクの製造方
    法:ベースプレートの薄板フィン取付面に複数の溝部を
    形成し、 前記溝部に薄板フィンを装入し、 前記薄板フィン取付面の溝部両側近傍に、塑性変形によ
    り、平らな底面および傾斜した側面を有する断面が概ね
    台形状に先細りに形成された凹部を形成して、前記薄板
    フィンを前記溝部内にかしめ接合する。
  8. 【請求項8】下記工程を備えたヒートシンクの製造方
    法:ベースプレートの薄板フィン取付面に複数の溝部を
    形成し、 前記溝部に薄板フィンを装入し、 前記薄板フィン取付面の溝部両側近傍を、押圧側端部の
    断面が概ね台形状に先細りに形成された押圧治具の前記
    押圧側端部で押圧して、前記溝部両側近傍を塑性変形
    し、このようになされた塑性変形によって、薄板フィン
    を溝部内にかしめ接合する。
  9. 【請求項9】前記押圧側端部の断面が二股形状の刃から
    なっており、前記二股形状の刃のそれぞれの断面が台形
    状に先細りに形成されている、請求項8に記載のヒート
    シンクの製造方法。
  10. 【請求項10】前記塑性変形が前記薄板フィンに対して
    45度以内の角度でなされている請求項8に記載のヒー
    トシンクの製造方法。
  11. 【請求項11】請求項8に記載のヒートシンクの製造方
    法において用いる押圧治具であって、押圧側端部の断面
    が概ね台形状に先細りに形成されている、押圧治具。
  12. 【請求項12】請求項8に記載のヒートシンクの製造方
    法において用いる押圧治具であって、押圧側端部の所要
    箇所が突出し、前記突出部のそれぞれの断面が概ね台形
    状に先細りに形成されている、押圧治具。
  13. 【請求項13】請求項8に記載のヒートシンクの製造方
    法において用いる押圧治具であって、押圧側端部の断面
    が二股形状の刃からなっており、前記二股形状の刃のそ
    れぞれの断面が台形状に先細りに形成されている、押圧
    治具。
  14. 【請求項14】前記二股形状の刃が不連続である、請求
    項13に記載の押圧治具。
JP2001311857A 2000-10-25 2001-10-09 ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具 Expired - Fee Related JP3552047B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001311857A JP3552047B2 (ja) 2000-10-25 2001-10-09 ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具
US09/981,778 US6758262B2 (en) 2000-10-25 2001-10-17 Heat sink, method for manufacturing same, and pressing jig
TW090126075A TWI234255B (en) 2000-10-25 2001-10-22 Heat sink, its manufacturing method, and pressing jig
CNB01137196XA CN1263123C (zh) 2000-10-25 2001-10-25 散热器及其制造方法和挤压夹具

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-325347 2000-10-25
JP2000325347 2000-10-25
JP2001-91242 2001-03-27
JP2001091242 2001-03-27
JP2001-270036 2001-09-06
JP2001270036 2001-09-06
JP2001311857A JP3552047B2 (ja) 2000-10-25 2001-10-09 ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003158227A true JP2003158227A (ja) 2003-05-30
JP3552047B2 JP3552047B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=27481736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001311857A Expired - Fee Related JP3552047B2 (ja) 2000-10-25 2001-10-09 ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6758262B2 (ja)
JP (1) JP3552047B2 (ja)
CN (1) CN1263123C (ja)
TW (1) TWI234255B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783263B1 (ko) * 2007-01-08 2007-12-06 권병일 히트싱크 제조용 프레스장치 및 히트싱크 제조방법
JP2008055483A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi Ltd 突合せ接合方法、メカニカルクリンチ装置、接合ロッドおよびシリンダ装置の製造方法
JP2010129806A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置および製造方法
JP2013069756A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 半導体素子の冷却装置
JP2013229456A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Mitsubishi Electric Corp ヒートシンクおよびヒートシンク一体型半導体モジュール
JPWO2015008326A1 (ja) * 2013-07-16 2017-03-02 三協立山株式会社 ヒートシンク及びヒートシンクの製造方法
WO2019102665A1 (ja) * 2017-11-21 2019-05-31 ローム株式会社 半導体装置、パワーモジュールおよび電源装置

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202303B1 (en) * 1999-04-08 2001-03-20 Intel Corporation Method for producing high efficiency heat sinks
DE10229532B4 (de) * 2002-07-01 2008-06-19 Alcan Technology & Management Ag Kühlvorrichtung für Halbleiterbauelemente
JP3936308B2 (ja) * 2002-07-12 2007-06-27 古河電気工業株式会社 フィン一体型ヒートシンクおよびその製造方法
JP3910117B2 (ja) * 2002-08-05 2007-04-25 日本電産株式会社 ファン冷却装置
CN1306606C (zh) * 2003-04-02 2007-03-21 纬创资通股份有限公司 散热片的制造方法
US20050072563A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-07 Wang Chin Wen Heat sink structure
US20050211416A1 (en) * 2003-10-17 2005-09-29 Kenya Kawabata Heat sink with fins and a method for manufacturing the same
US20050199368A1 (en) * 2004-03-11 2005-09-15 Gonzales Christopher A. Laminated fin heat sink for electronic devices
DE102004012026B3 (de) * 2004-03-11 2005-11-17 Hüttinger Elektronik GmbH & Co. KG Anordnung zum Kühlen
US8020608B2 (en) * 2004-08-31 2011-09-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Heat sink fin with stator blade
US7077188B2 (en) * 2004-09-27 2006-07-18 Shyh-Ming Chen Heat dissipating device with heat conductive tubes
US20060227508A1 (en) * 2005-04-08 2006-10-12 Tyco Electronics Corporation Heat sink assembly
US7286352B2 (en) * 2005-04-15 2007-10-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thermally expanding base of heatsink to receive fins
US7497013B2 (en) * 2005-04-15 2009-03-03 R-Theta Thermal Solutions Inc. Method and apparatus for coupling fins in a high-fin density heatsink to dual heat-dissipating base plates
US20060255453A1 (en) * 2005-05-11 2006-11-16 Chaun-Choung Technology Corp. Tightly engaged heat dissipating apparatus and method for manufacturing the same
TWI262760B (en) * 2005-05-20 2006-09-21 Shr-Ming Chen Riveting process of bottom plate of heat-dissipating device and fins
US7036566B1 (en) * 2005-10-06 2006-05-02 Tsung-Hsien Huang Heat dissipating module
CN1959967A (zh) * 2005-11-04 2007-05-09 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 散热装置及其制备方法
CN100423891C (zh) * 2006-04-03 2008-10-08 麻水福 一种梯式散热器组装设备
US20080060793A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-13 Tsung-Hsien Huang Cooler device
US7420810B2 (en) * 2006-09-12 2008-09-02 Graftech International Holdings, Inc. Base heat spreader with fins
TW200934362A (en) * 2008-01-16 2009-08-01 Neng Tyi Prec Ind Co Ltd Method of manufacturing heat dissipaters having heat sinks and structure thereof
TW200934361A (en) * 2008-01-16 2009-08-01 Neng Tyi Prec Ind Co Ltd Method of manufacturing heat dissipater and structure thereof
CN101823105B (zh) * 2009-03-06 2013-02-13 秦利华 筒形散热器鳍片植立紧结方法及其应用装置
US8365407B2 (en) * 2009-04-14 2013-02-05 Neng Tyi Precision Industries Co., Ltd. Radiator manufacturing method and aligning-and-moving mechanism thereof
TWM363192U (en) * 2009-04-17 2009-08-11 chong-xian Huang Heat dissipating device
EP2503593B1 (en) * 2009-11-17 2017-12-20 Mitsubishi Electric Corporation Heat dissipating device and method for manufacturing heat dissipating device
CN102189394B (zh) * 2010-03-03 2013-05-08 秦利华 散热片的植立结合方法
US20110220338A1 (en) * 2010-03-11 2011-09-15 Kun-Jung Chang Led heat sink and method of manufacturing same
CN102109291B (zh) * 2011-01-06 2013-11-13 北京化工大学 一种金属与导热塑料复合微换热器
TW201235824A (en) * 2011-02-25 2012-09-01 Asia Vital Components Co Ltd Heat dissipating module and its manufacturing method
CN102832137A (zh) * 2011-06-15 2012-12-19 富准精密工业(深圳)有限公司 散热装置的制造方法
TWM422766U (en) * 2011-08-16 2012-02-11 Shi-Ming Chen Air heat sink and cooling fin with protection and improved performance
TWI534406B (zh) * 2011-09-02 2016-05-21 技嘉科技股份有限公司 散熱裝置的製造方法
CN103096686A (zh) * 2011-11-04 2013-05-08 新高创意科技有限公司 散热模块的散热片定位结构
US9390995B2 (en) * 2012-01-31 2016-07-12 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
CN102538558B (zh) * 2012-02-10 2013-07-24 东莞汉旭五金塑胶科技有限公司 冲压结合散热鳍片的散热器
CN202562351U (zh) 2012-04-10 2012-11-28 东莞汉旭五金塑胶科技有限公司 散热鳍片与底座的组合结构
CN102636069B (zh) * 2012-04-10 2013-12-18 东莞汉旭五金塑胶科技有限公司 散热鳍片与底座的组合结构
US20130277031A1 (en) 2012-04-24 2013-10-24 Sheng-Huang Lin Heat-dissipation unit and method of manufacturing same
US8643171B1 (en) * 2012-07-31 2014-02-04 Mitsubishi Electric Corporation Power semiconductor device
CN103857260B (zh) * 2012-11-30 2016-12-28 富瑞精密组件(昆山)有限公司 基座及具有该基座的散热装置
CN103234378B (zh) 2013-04-23 2015-09-30 东莞汉旭五金塑胶科技有限公司 波浪形散热鳍片及其散热器
US9151778B2 (en) * 2013-05-22 2015-10-06 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Semiconductor device test socket
TW201509286A (zh) * 2013-08-29 2015-03-01 Delta Electronics Inc 組合式鋁擠型散熱器
CN103418708B (zh) * 2013-09-05 2015-08-12 美尔森电气保护系统(上海)有限公司 插片式风冷散热器的滚压工艺
WO2015083201A1 (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 三菱電機株式会社 電力半導体装置
FR3036918B1 (fr) * 2015-05-29 2018-08-10 Thales Carte electronique et procede de fabrication associe
CN105241293B (zh) * 2015-10-30 2017-05-31 成都标建铝业有限公司 一种增强散热效果的散热器型材
CN105627206A (zh) * 2015-12-30 2016-06-01 深圳市超频三科技股份有限公司 一种高棚灯及其灯具组件
CN106392475B (zh) * 2016-10-14 2018-11-09 山东开元电子有限公司 插片散热器制造方法及其制作装置
CN106455443A (zh) * 2016-11-03 2017-02-22 常州热盛换热器有限公司 一种散热器及基于该散热器的成型工艺
US20190120568A1 (en) * 2017-10-25 2019-04-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Graphite heat sink and method of manufacturing the same
US20210035767A1 (en) * 2019-07-29 2021-02-04 Applied Materials, Inc. Methods for repairing a recess of a chamber component
EP4199075A1 (de) * 2021-12-16 2023-06-21 Siemens Aktiengesellschaft Elektronikmodul umfassend eine pulsierende heatpipe mit einer kanalstruktur

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3814145C2 (de) * 1988-04-27 1998-07-23 Hess Joachim Vorrichtung zum Zuführen oder Abführen von Wärme
US5542176A (en) * 1992-09-21 1996-08-06 Hideaki Serizawa Radiation plate and method of producing the same
CA2211562C (en) * 1993-10-06 2002-02-26 R-Theta Inc. De-warping apparatus for straightening a plate
US5499450A (en) * 1994-12-19 1996-03-19 Jacoby; John Method of manufacturing a multiple pin heatsink device
US5819407A (en) * 1995-04-19 1998-10-13 Tousui, Ltd. Method of joining together a pair of members each having a high thermal conductivity
DE29507286U1 (de) * 1995-05-04 1995-07-20 Alusuisse Lonza Services Ag Kühlkörper für Halbleiterbauelemente o.dgl. Geräte
US6321452B1 (en) * 2000-03-20 2001-11-27 Liken Lin Method for manufacturing the heat pipe integrated into the heat sink
DE20006937U1 (de) * 2000-04-14 2000-08-17 Hsieh Hsin Mao Anordnung zum Ableiten von Wärme
US6520248B2 (en) * 2000-05-18 2003-02-18 Aavid Thermalloy Llc Heat sink having bonded cooling fins
JP2002324879A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Yamazaki Seisakusho:Kk 半導体装置用ヒートシンク及びその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055483A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi Ltd 突合せ接合方法、メカニカルクリンチ装置、接合ロッドおよびシリンダ装置の製造方法
KR100783263B1 (ko) * 2007-01-08 2007-12-06 권병일 히트싱크 제조용 프레스장치 및 히트싱크 제조방법
JP2010129806A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置および製造方法
JP2013069756A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 半導体素子の冷却装置
JP2013229456A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Mitsubishi Electric Corp ヒートシンクおよびヒートシンク一体型半導体モジュール
JPWO2015008326A1 (ja) * 2013-07-16 2017-03-02 三協立山株式会社 ヒートシンク及びヒートシンクの製造方法
WO2019102665A1 (ja) * 2017-11-21 2019-05-31 ローム株式会社 半導体装置、パワーモジュールおよび電源装置
JPWO2019102665A1 (ja) * 2017-11-21 2020-11-26 ローム株式会社 半導体装置、パワーモジュールおよび電源装置
US11387160B2 (en) 2017-11-21 2022-07-12 Rohm Co., Ltd. Semiconductor apparatus, power module and power supply
JP7164545B2 (ja) 2017-11-21 2022-11-01 ローム株式会社 半導体装置、パワーモジュールおよび電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020070005A1 (en) 2002-06-13
CN1263123C (zh) 2006-07-05
TWI234255B (en) 2005-06-11
JP3552047B2 (ja) 2004-08-11
CN1350330A (zh) 2002-05-22
US6758262B2 (en) 2004-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003158227A (ja) ヒートシンク、その製造方法、および、押圧治具
US6637109B2 (en) Method for manufacturing a heat sink
US8387247B2 (en) Method for manufacturing heat radiator having plate-shaped fins
US11152280B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
GB2286922A (en) Pin type radiating fin andprocess for manufacturing same
US20070062682A1 (en) Multiple-hole tube for heat exchanger and manufacturing method thereof
JP2715890B2 (ja) ヒートシンクの加工用治具
JPH0919728A (ja) 押し出し材同志の結合方法及び液冷ヒートシンク
US6139975A (en) Sheet metal member, method of manufacturing same, and heat radiation plate
US7468554B2 (en) Heat sink board and manufacturing method thereof
US20080179043A1 (en) Heat sink fin with joining structure
JP2009088417A (ja) 放熱フィンを有する放熱器及びその製造方法
JP2002043477A (ja) ヒートシンク及びその製造方法
JP2004103734A (ja) ヒートシンクおよびその製造方法
JP4618327B2 (ja) 金属部材接合方法及び放熱器の製造方法
CN100364079C (zh) 散热器及其制造方法
JPH1117078A (ja) 放熱器
JP3602806B2 (ja) コルゲートフィン型ヒートシンクの製造方法
JP2003188564A (ja) ヒートシンクおよびその製造方法
JP2004071941A (ja) 放熱器の製造方法
JPH11297627A (ja) 熱処理炉のヒータ構造
KR0127774B1 (ko) 냉각장치 및 그 조립방법
JPH1071462A (ja) 放熱フィンおよびその製造方法
JPH0976031A (ja) 押し出し材同志の結合方法及びヒートシンク
JP2874727B2 (ja) 板状形材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040420

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3552047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees