JP2003157618A - 記録再生装置、および記録方法 - Google Patents
記録再生装置、および記録方法Info
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- JP2003157618A JP2003157618A JP2001353992A JP2001353992A JP2003157618A JP 2003157618 A JP2003157618 A JP 2003157618A JP 2001353992 A JP2001353992 A JP 2001353992A JP 2001353992 A JP2001353992 A JP 2001353992A JP 2003157618 A JP2003157618 A JP 2003157618A
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Abstract
していない記録再生装置および再生装置でも、音量の大
幅な変化を生じない再生を可能とし、ユーザが曲の切り
替わり毎に音量つまみで再生音量を調整する必要をなく
すことができる記録再生装置を提供する。 【解決手段】 レベル検出部14にてデータ読み書き部
11が記録媒体から読み出した音声データのピークレベ
ルを検出し、レベル変換部15にてこの音声ピークレベ
ル情報を基準音声ピークレベル情報と比較し、この比較
結果に基づいて当該音声データの音声レベルを変換し、
この変換した音声データを記録媒体へ上書きする。以上
の処理が行われた記録媒体は、既存の記録再生装置およ
び再生装置で再生しても音量の大幅な変化を生じず、ユ
ーザが曲の切り替わり毎に音量つまみで再生音量を調整
する必要がない。
Description
の記録媒体に対するデジタル信号の記録再生装置に関す
る。
り、CD(コンパクトディスク)からMD(ミニディス
ク)へのダビングなど、許容されている範囲であれば、
ユーザーは音声のレベル調整を行う必要なくデジタル入
力で簡単にダビングすることができるようになった。し
かしながら、CDシングルのヒット集作成など、複数の
音源から曲をダビングした場合、音源側の録音レベルは
それぞれの曲によってまちまちであり、再生時に、曲の
切り替わりにおいて大きな音量の違いを感じ、音量つま
みを調整する必要が生じる場合もある。またアナログ入
力で録音を行う場合においても、録音した日時やマイク
やライン入力設定の違いにより、記録後に連続再生して
みて初めて音量のばらつきに気付くことがある。
音量の大幅な変化の生じないデジタル信号の再生を目的
とした記録再生装置が特開2000−67517(P2
000−67517A)号公報に開示されている。
ユーザTOC領域などの付加情報記録エリアに再生音量
レベル情報を付加情報として書き込み、再生時にこの付
加情報を読み出し、この再生音量レベル情報に基づいて
音量調整を行うことによって、音量の大幅な変化を抑え
るものである。
に、音楽データを解析して再生音量レベル情報という付
加情報をユーザTOC領域などに書き込む必要がある。
このため再生音声レベル情報を追加して書き込むための
記録再生装置が必要である。更に、最適な再生レベルで
再生するためには、この付加情報に基づいて音量調整を
行う機能を備えた再生装置も必要である。このため、ユ
ーザが上記の従来の技術を実現するには、上述の記録再
生装置によって再生音量レベル情報という付加情報をユ
ーザTOC領域などに書き込むだけでは足りず、この再
生音量レベル情報に基づいて音量調整を行う機能を備え
た記録再生装置もしくは再生装置が必要であるという問
題を有していた。
点に鑑み、図8に示すように、記録済の音楽データ(音
声データ)自体の音声レベルを最適なレベルに変換して
上書きすることによって、ユーザが既に所有している従
来の機能しか有していない記録再生装置および再生装置
でも、音量の大幅な変化を生じない再生を可能とし、ユ
ーザが曲の切り替わり毎に音量つまみで再生音量を調整
する必要をなくすことができる記録再生装置、および記
録方法を提供することを目的とする。
録エリアを有する記録媒体への付加情報の書き込みや、
付加情報記録エリアを有する記録媒体からの付加情報の
読み出しを行うための付加情報制御部を設け、付加情報
として音声レベルの変換情報を書き込むことによって、
記録済の音声データ自体の音声レベルを変換して上書き
するだけではなく、音声レベルを変換して上書きした結
果、却って違和感を感じるときには、ユーザが音声レベ
ルを適宜に元のレベルに戻すことができる記録再生装
置、および記録方法を提供することを目的とする。
から成るグループが複数記録されている場合(例えば複
数のCDアルバムが記録されている場合など)、それら
のグループ内では、音声データの音声レベルは記録した
時点で最適化されているが、他のグループとの音声レベ
ルが大きく異なる可能性が高い。
ータを選択してグループ化処理するか、または付加情報
記録エリアに記録されているグループ化情報を用いてグ
ループ化処理し、このグループ単位で音声レベルを最適
なレベルに変換して上書きすることによって、グループ
間の音声レベルの大幅な変化を抑えることができる記録
再生装置、および記録方法を提供することを目的とす
る。
記録再生装置は、記録媒体に記録されている音声データ
の読み出し及び記録媒体に記録されている音声データへ
の上書きを行うデータ読み書き部と、前記データ読み書
き部が記録媒体から読み出した音声データおよび記録媒
体へ上書きする音声データを一時的に格納するデータ格
納部と、記録媒体から読み出して前記データ格納部へ格
納した音声データの再生を行う再生部と、前記再生部か
ら出力された音声データのピークレベルを検出するレベ
ル検出部と、前記レベル検出部からの音声ピークレベル
情報を基準音声ピークレベル情報と比較し、この比較結
果に基づいて当該音声データの音声レベルを変換するレ
ベル変換部と、データの受け渡し及び記録媒体に対する
データの読み出しと書き込みの制御を行う処理部とを備
え、記録媒体から読み出した音声データの音声レベルを
変換し、このレベル変換済みの音声データを記録媒体に
上書きすることを特徴とする。
請求項1記載の記録再生装置であって、記録媒体に記録
されている音声データの中からグループ化する音声デー
タをユーザが任意に選択するための機能を有する選択部
を備え、音声データのレベル変換処理において、グルー
プ化する音声データが前記選択部にて複数選択される
と、前記処理部はこれらをグループ化処理し、当該グル
ープの音声データを読み出し、前記レベル検出部は当該
グループにおけるピークレベルを検出し、前記レベル変
換部はこのピークレベルの情報を基準音声ピークレベル
情報と比較し、この比較結果に基づいて当該グループ内
の各音声データの音声レベルを変換することを特徴とす
る。
請求項1記載の記録再生装置であって、各音声データに
対応した付加情報記録エリアに記録されているグループ
化情報を読み出す機能を有する付加情報制御部を備え、
音声データのレベル変換処理において、前記付加情報制
御部によってグループ化情報が読み出されると、このグ
ループ化情報を基に前記処理部はグループ化処理を行
い、当該グループの音声データを読み出し、前記レベル
検出部は当該グループにおけるピークレベルを検出し、
前記レベル変換部はこのピークレベルの情報を基準音声
ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づいて当
該グループ内の各音声データの音声レベルを変換するこ
とを特徴とする。
請求項2記載の記録再生装置であって、各音声データに
対応した付加情報記録エリアに記録されているグループ
化情報を読み出す機能を有する付加情報制御部を備え、
音声データのレベル変換処理において、グループ化する
音声データが前記選択部にて複数選択されると、前記処
理部はこれらをグループ化処理し、また、前記付加情報
制御部によってグループ化情報が読み出されると、この
グループ化情報を基に前記処理部はグループ化処理を行
い、当該グループの音声データを読み出し、前記レベル
検出部は当該グループにおけるピークレベルを検出し、
前記レベル変換部はこのピークレベルの情報を基準音声
ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づいて当
該グループ内の各音声データの音声レベルを変換するこ
とを特徴とする。
請求項1記載の記録再生装置であって、各音声データに
対応した付加情報記録エリアへのレベル変換情報の書き
込み及び付加情報記録エリアに記録されているレベル変
換情報の読み出しを行う機能を有する付加情報制御部
と、レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声デー
タの中から任意の音声データをユーザが選択するための
機能を有する選択部とを備え、前記レベル変換部は、上
記機能に加え、付加情報記録エリアに書き込まれたレベ
ル変換情報に基づいて当該音声データの音声レベルを元
に戻す機能を有し、音声レベルの変換された音声データ
を記録媒体に上書きするとともに、前記付加情報制御部
は当該音声データのレベル変換情報を付加情報記録エリ
アに書き込み、レベル変換されて記録媒体へ上書きされ
た音声データの音声レベルを元の音声レベルに戻す処理
において、任意の音声データが前記選択部にて選択され
ると、前記付加情報制御部は当該音声データに対応する
付加情報記録エリアからレベル変換情報を読み出し、前
記レベル変換部はこのレベル変換情報に基づいて当該音
声データの音声レベルを元に戻し、この音声レベルが元
に戻った音声データを記録媒体に上書きすることを特徴
とする。
請求項2記載の記録再生装置であって、各音声データに
対応した付加情報記録エリアへのレベル変換情報の書き
込み及び付加情報記録エリアに記録されているレベル変
換情報の読み出しを行う機能を有する付加情報制御部を
備え、前記選択部は、上記機能に加え、レベル変換され
て記録媒体へ上書きされた音声データの中から任意の音
声データをユーザが選択するための機能を有し、前記レ
ベル変換部は、上記機能に加え、付加情報記録エリアに
書き込まれたレベル変換情報に基づいて当該音声データ
の音声レベルを元に戻す機能を有し、音声レベルの変換
された音声データを記録媒体に上書きするとともに、前
記付加情報制御部は当該音声データのレベル変換情報を
付加情報記録エリアに書き込み、レベル変換されて記録
媒体へ上書きされた音声データの音声レベルを元の音声
レベルに戻す処理において、任意の音声データが前記選
択部にて選択されると、前記付加情報制御部は当該音声
データに対応する付加情報記録エリアからレベル変換情
報を読み出し、前記レベル変換部はこのレベル変換情報
に基づいて当該音声データの音声レベルを元に戻し、こ
の音声レベルが元に戻った音声データを記録媒体に上書
きすることを特徴とする。
請求項3記載の記録再生装置であって、レベル変換され
て記録媒体へ上書きされた音声データの中から任意の音
声データをユーザが選択するための機能を有する選択部
を備え、前記付加情報制御部は、上記機能に加え、各音
声データに対応した付加情報記録エリアへのレベル変換
情報の書き込み及び付加情報記録エリアに記録されてい
るレベル変換情報の読み出しを行う機能を有し、前記レ
ベル変換部は、上記機能に加え、付加情報記録エリアに
書き込まれたレベル変換情報に基づいて当該音声データ
の音声レベルを元に戻す機能を有し、音声レベルの変換
された音声データを記録媒体に上書きするとともに、前
記付加情報制御部は当該音声データのレベル変換情報を
付加情報記録エリアに書き込み、レベル変換されて記録
媒体へ上書きされた音声データの音声レベルを元の音声
レベルに戻す処理において、任意の音声データが前記選
択部にて選択されると、前記付加情報制御部は当該音声
データに対応する付加情報記録エリアからレベル変換情
報を読み出し、前記レベル変換部はこのレベル変換情報
に基づいて当該音声データの音声レベルを元に戻し、こ
の音声レベルが元に戻った音声データを記録媒体に上書
きすることを特徴とする。
請求項4記載の記録再生装置であって、前記選択部は、
上記機能に加え、レベル変換されて記録媒体へ上書きさ
れた音声データの中から任意の音声データをユーザが選
択するための機能を有し、前記付加情報制御部は、上記
機能に加え、各音声データに対応した付加情報記録エリ
アへのレベル変換情報の書き込み及び付加情報記録エリ
アに記録されているレベル変換情報の読み出しを行う機
能を有し、前記レベル変換部は、上記機能に加え、付加
情報記録エリアに書き込まれたレベル変換情報に基づい
て当該音声データの音声レベルを元に戻す機能を有し、
音声レベルの変換された音声データを記録媒体に上書き
するとともに、前記付加情報制御部は当該音声データの
レベル変換情報を付加情報記録エリアに書き込み、レベ
ル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの音声
レベルを元の音声レベルに戻す処理において、任意の音
声データが前記選択部にて選択されると、前記付加情報
制御部は当該音声データに対応する付加情報記録エリア
からレベル変換情報を読み出し、前記レベル変換部はこ
のレベル変換情報に基づいて当該音声データの音声レベ
ルを元に戻し、この音声レベルが元に戻った音声データ
を記録媒体に上書きすることを特徴とする。
請求項6から8のいずれかに記載の記録再生装置であっ
て、前記選択部は、上記機能に加え、レベル変換されて
記録媒体へ上書きされた音声データの中からグループ化
する音声データをユーザが任意に選択するための機能を
有し、レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声デ
ータの音声レベルを元の音声レベルに戻す処理におい
て、グループ化する音声データが前記選択部にて複数選
択されると、前記処理部はこれらをグループ化処理し、
前記付加情報制御部は当該グループの各音声データに対
応する付加情報記録エリアからレベル変換情報を読み出
し、前記レベル変換部はこれらのレベル変換情報を基に
当該グループの各音声データの音声レベルを元に戻すこ
とを特徴とする。
は、請求項6から8のいずれかに記載の記録再生装置で
あって、前記付加情報制御部は、上記機能に加え、レベ
ル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データに対応
した付加情報記録エリアに記録されているグループ化情
報を読み出す機能を有し、レベル変換されて記録媒体へ
上書きされた音声データの音声レベルを元の音声レベル
に戻す処理において、前記付加情報制御部によってグル
ープ化情報が読み出されると、このグループ化情報を基
に前記処理部はグループ化処理を行い、前記付加情報制
御部は当該グループの各音声データに対応する付加情報
記録エリアからレベル変換情報を読み出し、前記レベル
変換部はこれらのレベル変換情報を基に当該グループの
各音声データの音声レベルを元に戻すことを特徴とす
る。
は、請求項9記載の記録再生装置であって、前記付加情
報制御部は、上記機能に加え、レベル変換されて記録媒
体へ上書きされた音声データに対応した付加情報記録エ
リアに記録されているグループ化情報を読み出す機能を
有し、レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声デ
ータの音声レベルを元の音声レベルに戻す処理におい
て、グループ化する音声データが前記選択部にて複数選
択されると、前記処理部はこれらをグループ化処理し、
また、前記付加情報制御部によってグループ化情報が読
み出されると、このグループ化情報を基に前記処理部は
グループ化処理を行い、前記付加情報制御部は当該グル
ープの各音声データに対応する付加情報記録エリアから
レベル変換情報を読み出し、前記レベル変換部はこれら
のレベル変換情報を基に当該グループの各音声データの
音声レベルを元に戻すことを特徴とする。
は、請求項1から11のいずれかに記載の記録再生装置
であって、前記基準音声ピークレベル情報のピークレベ
ルをユーザが設定するための入力部を備え、予め装置に
設定されているピークレベルとユーザが設定するピーク
レベルを選択可能とすることを特徴とする。
ータ読み書き部が記録媒体から音声データを読み出す工
程と、記録媒体から読み出された当該音声データを一時
的にデータ格納部へ格納する工程と、再生部が前記デー
タ格納部へ格納された当該音声データの再生を行う工程
と、レベル検出部が前記再生部から出力された当該音声
データのピークレベルを検出する工程と、レベル変換部
が前記レベル検出部からの音声ピークレベル情報を基準
音声ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づい
て当該音声データの音声レベルを変換する工程と、音声
レベルの変換された当該音声データを前記データ格納部
へ一時的に格納する工程と、前記データ読み書き部が前
記データ格納部に格納された当該音声データを記録媒体
に上書きする工程とを有すること特徴とする。
択部にて選択された音声データを処理部がグループ化処
理する工程もしくは付加情報制御部によって読み出され
たグループ化情報を基に処理部がグループ化処理を行う
工程と、データ読み書き部が当該グループの音声データ
を記録媒体から読み出す工程と、記録媒体から読み出さ
れた当該グループの音声データをデータ格納部へ一時的
に格納する工程と、再生部が前記データ格納部へ格納さ
れた当該グループの音声データの再生を行う工程と、レ
ベル検出部が前記再生部から出力された当該グループに
おけるピークレベルを検出する工程と、レベル変換部が
前記レベル検出部の検出したピークレベルの情報を基準
音声ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づい
て当該グループ内の各音声データの音声レベルを変換す
る工程と、音声レベルの変換された当該グループの音声
データを前記データ格納部へ一時的に格納する工程と、
前記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された
当該グループの音声データを記録媒体に上書きする工程
とを有することを特徴とする。
求項13若しくは14のいずれかに記載の記録方法にお
いて、レベル変換された音声データを記録媒体に上書き
するに際して、付加情報制御部が付加情報記録エリアに
レベル変換情報を書き込む工程を有し、前記付加情報制
御部が選択部にて選択された音声データに対応する付加
情報記録エリアを検索してレベル変換情報を読み出す工
程と、前記データ読み書き部が記録媒体から当該音声デ
ータを読み出す工程と、記録媒体から読み出された当該
音声データを前記データ格納部へ一時的に格納する工程
と、前記レベル変換部が前記付加情報制御部の読み出し
たレベル変換情報を基に当該音声データの音声レベルを
元に戻す工程と、音声レベルの元に戻された当該音声デ
ータを前記データ格納部へ一時的に格納する工程と、前
記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された当
該音声データを記録媒体に上書きする工程とを有するこ
とを特徴とする。
求項13若しくは14のいずれかに記載の記録方法にお
いて、レベル変換された音声データを記録媒体に上書き
するに際して、付加情報制御部が付加情報記録エリアに
レベル変換情報を書き込む工程を有し、処理部が選択部
にて選択された音声データをグループ化処理する工程も
しくは処理部が付加情報制御部によって読み出されたグ
ループ化情報を基にグループ化処理を行う工程と、前記
付加情報制御部が当該グループの各音声データに対応す
る付加情報記録エリアを検索して各レベル変換情報を読
み出す工程と、前記データ読み書き部が記録媒体から当
該グループの音声データを読み出す工程と、記録媒体か
ら読み出された当該グループの音声データを前記データ
格納部へ一時的に格納する工程と、前記レベル変換部が
前記付加情報制御部の読み出した各レベル変換情報を基
に当該グループの各音声データの音声レベルを元に戻す
工程と、音声レベルの元に戻された当該グループの音声
データを前記データ格納部へ一時的に格納する工程と、
前記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された
当該グループの音声データを記録媒体に上書きする工程
とを有することを特徴とする。
既に所有している従来の機能しか有していない記録再生
装置および再生装置でも、音量の大幅な変化を生じない
再生を可能とし、ユーザが曲の切り替わり毎に音量つま
みで再生音量を調整する必要がなくなる。
録エリアを有する記録媒体への付加情報の書き込みや、
付加情報記録エリアを有する記録媒体からの付加情報の
読み出しを行うための付加情報制御部を設け、付加情報
として音声レベルの変換情報を書き込むことによって、
記録済の音声データ自体の音声レベルを変換して上書き
するだけではなく、音声レベルを変換して上書きした結
果、却って違和感を感じるときには、ユーザが音声レベ
ルを適宜に元のレベルに戻すことができる。
タを選択してグループ化処理するか、または付加情報記
録エリアに記録されているグループ化情報を用いてグル
ープ化処理し、このグループ単位で音声レベルを最適な
レベルに変換して上書きすることによって、グループ間
の音声レベルの大幅な変化を抑えることができる。
て図面を交えて説明する。 (実施の形態1)以下、本実施の形態1について説明す
る。図1は、本実施の形態1における記録再生装置のブ
ロック図を示したものである。当該記録再生装置は、記
録可能なMDなどの記録媒体に対してデータ(デジタル
信号)の記録と再生を行う装置である。
ータの読み出しと書き込みを行うデータ読み書き部、1
2はデータ読み書き部11にて読み出されたデータ若し
くは書き込もうとするデータを一時的に格納するデータ
格納部、13はデータ格納部12に格納された音声デー
タの再生を行う再生部、14は再生部13から出力され
た音声データのピークレベルを検出するレベル検出部、
15はレベル検出部14からの音声ピークレベル情報を
基準音声ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基
づき、音声データのピークレベルが基準となるレベルと
一致するように音声レベルを変換するレベル変換部、1
6は基準音声ピークレベル情報の選択および設定を行う
機能を有する入力部、17は当該装置において、データ
の受け渡し、記録媒体に対するデータの読み出しと書き
込みの制御を行う機能を有する処理部である。但し、基
準音声ピークレベル情報は、ユーザの指定値若しくは装
置の既定値のいずれかであって、入力部16によって、
ユーザの指定値の設定と、ユーザの指定値と装置の既定
値の選択とが行われる。つまり、当該装置では、ユーザ
によって基準音声ピークレベル情報のピークレベルを設
定することができ、装置に設定されている基準音声ピー
クレベル情報のピークレベルと選択が可能である。
置のレベル変換動作について図2のフローチャートに沿
って説明する。まず、データ読み書き部11によって複
数の音声データ(以下、トラックと記す)が記録されて
いる記録媒体(以下、音楽ディスクと記す)から読み出
されたトラックを処理部17を介してデータ格納部12
へ格納する(ステップS11、以下「S11」と記
す)。
れたトラックを再生部13で再生させる(S12)。レ
ベル検出部14は再生部13で再生されたトラックの出
力信号を解析してピークレベルを検出する(S13)。
ル情報(以下、基準ピークレベルと記す)であるユーザ
ーの指定値または装置の既定値のいずれかとレベル検出
部14で検出されたピークレベル(以下、ソースピーク
レベルと記す)とを比較し、同じ場合(S14−1のY
ES)にはそのまま終了する。ソースピークレベルの方
が基準ピークレベルより大きい場合(S14−2のYE
S)には、ソースピークレベルと基準ピークレベルの差
分(以下、△ピークレベルと記す)だけトラックの音声
レベルを下げるようにレベル変換を行う(S15)。ソ
ースピークレベルの方が基準ピークレベルより小さい場
合(S14−2のNO)には、△ピークレベルだけトラ
ックの音声レベルを上げるようにレベル変換を行う(S
16)。
た変換済みトラックは処理部17を介して再びデータ格
納部12へ格納される(S17)。処理部17は、デー
タ格納部12へ格納した変換済みトラックをデータ読み
書き部11に渡し、同じトラックとして音楽ディスクへ
上書き(オーバライト)させる(S18)。
いる全てのトラックに対して実施することで、トラック
毎に音声レベルを最適化することができる。当該装置を
用いて一度音声レベルの最適化を行えば、その後はどの
ような既存の再生装置および記録再生装置にて再生を行
っても、曲の切り替わりにおいて音量の大幅な変化の生
じない再生が可能となる。
記録済の音声データの音声レベルを変換して記録し直
し、音量の大幅な変化が生じないように音声レベルを最
適化した記録済ディスクを作成することによって、ユー
ザが既に所有している従来の記録再生装置および再生装
置でも、音量の大幅な変化が生じない再生を可能とし、
ユーザが曲の切り替わり毎に音量つまみで再生音量を調
整する必要をなくすことができる。
おける記録再生装置について説明する。図3は、本実施
の形態2における記録再生装置のブロック図を示したも
のである。当該記録再生装置は、各トラックそれぞれに
対応した付加情報記録エリアを有する記録可能な記録媒
体に対しては、付加情報の記録と再生を行うこともでき
る装置である。
に対応した付加情報記録エリアを有する記録媒体に対し
てデータの読み出しと書き込みを行うデータ読み書き
部、22はデータ読み書き部21にて読み出されたデー
タ若しくは書き込もうとするデータを一時的に格納する
データ格納部、23はデータ格納部22に格納された音
声データの再生を行う再生部、24は再生部23から出
力された音声データのピークレベルを検出するレベル検
出部、25はレベル検出部24からの音声ピークレベル
情報を基準音声ピークレベル情報と比較し、この比較結
果に基づき、音声データのピークレベルが基準となるレ
ベルと一致するように音声レベルを変換する機能に加え
て、付加情報記録エリアに書き込まれたレベル変換情報
に基づいて当該音声データの音声レベルを元に戻す機能
を有するレベル変換部、26は付加情報記録エリアに対
して後述するレベル変換情報からなる付加情報の書き込
みと読み出しを行う付加情報制御部、27は基準音声ピ
ークレベル情報の選択および設定を行う機能に加えて、
レベル変換済みトラックの選択を行う機能(選択部)を
有する入力部、28は当該装置において、データおよび
付加情報の受け渡し、記録媒体に対するデータ(付加情
報を含む)の読み出しと書き込みの制御を行う機能を有
する処理部である。但し、基準音声ピークレベル情報
は、ユーザの指定値若しくは装置の既定値のいずれかで
あって、入力部27によって、ユーザの指定値の設定
と、ユーザの指定値と装置の既定値の選択とが行われ
る。つまり、当該装置では、ユーザによって基準音声ピ
ークレベル情報のピークレベルを設定することができ、
装置に設定されている基準音声ピークレベル情報のピー
クレベルと選択が可能である。
置のレベル変換動作について図4のフローチャートに沿
って説明する。まず、データ読み書き部21によって複
数のトラックが記録されている音楽ディスクから読み出
されたトラックを処理部28を介してデータ格納部22
へ格納する(S21)。
れたトラックを再生部23で再生させる(S22)。レ
ベル検出部24は再生部23で再生されたトラックの出
力信号を解析してソースピークレベルを検出する(S2
3)。
あるユーザーの指定値または装置の既定値のいずれかと
レベル検出部24で検出されたソースピークレベルとを
比較し、同じ場合(S24−1のYES)にはそのまま
終了する。ソースピークレベルの方が基準ピークレベル
より大きい場合(S24−2のYES)、△ピークレベ
ルだけトラックの音声レベルを下げるようにレベル変換
を行う(S25)。また、ソースピークレベルの方が基
準ピークレベルより小さい場合(S24−2のNO)、
△ピークレベルだけトラックの音声レベルを上げるよう
にレベル変換を行う(S26)。レベル変換部25はレ
ベル変換したときの△ピークレベルに符号を付加した情
報(音声レベルを上げた場合は“+”、下げた場合は
“−”)をレベル変換情報として作成し、処理部28へ
引き渡す(S27)。
た変換済みトラックは処理部28を介して再びデータ格
納部22へ格納される(S28)。処理部28は、デー
タ格納部22へ格納した変換済みトラックをデータ読み
書き部21へ渡し、同じトラックとして音楽ディスクへ
上書き(オーバライト)させる(S29)。
レベル変換情報を付加情報制御部26へ渡し、当該変換
済みトラックに対応する付加情報記録エリアへ書き込ま
せる(S30)。
音声レベルに戻す場合の動作について図5のフローチャ
ートに沿って説明する。音楽ディスクに記録されている
トラックの中から、入力部27によってレベル変換済み
の任意のトラックが選択されると(S31)、処理部2
8は選択されたトラックのレベル変換情報を付加情報制
御部26を介して音楽ディスクの付加情報記録エリアか
ら検索する(S32)。
加情報記録エリアになかった場合(S33のNO)、そ
のまま終了する。選択されたトラックのレベル変換情報
が付加情報記録エリアにあった場合(S33のYE
S)、処理部28は、付加情報制御部26に、選択され
たトラックのレベル変換情報を付加情報記録エリアから
取得させる(S34)。処理部28は、データ読み書き
部21に、選択されたトラックを読み出させ、データ格
納部22へ格納する(S35)。レベル変換部25は付
加情報制御部26によって読み出されたトラックのレベ
ル変換情報に従い、データ格納部22に格納されている
トラックのレベル変換を行って元の音声レベルに戻す
(S36)。
に戻ったトラックは処理部28を介して再びデータ格納
部22へ格納される(S37)。処理部28はデータ格
納部22へ格納された元の音声レベルに戻ったトラック
をデータ読み書き部21へ渡し、音楽ディスクへ上書き
(オーバライト)させる(S38)。
の音声レベルに戻ったトラックのレベル変換情報を当該
トラックに対応する付加情報記録エリアから削除させる
(S39)。
いる全てのトラックに対して実施することで、トラック
毎に音声レベルを最適化することができる。当該装置を
用いて一度音声レベルの最適化を行えば、その後はどの
ような既存の再生装置および記録再生装置にて再生を行
っても、曲の切り替わりにおいて音量の大幅な変化の生
じない再生が可能となる。また、レベル変換済み音声デ
ータを選択し、レベル変換前の音声レベルへ再度レベル
変換して記録媒体へ上書きすることによって、ユーザは
元の音声レベルへ戻すことができる。
クラシック音楽などを記録するときに有効である。クラ
シック音楽の場合、1曲(この場合、交響曲などを指
す)は複数の楽章から構成されていることが多く、楽章
はトラックとして記録されているが、楽章によってはト
ラックをとおして音声レベルが終始低いことがある。こ
のような場合、当該装置にて音声レベルの変換を行う
と、このトラックはピークレベルの低いトラックと判断
され、レベルを上げて記録してしまう。この変換された
音声データをユーザが試聴すると、1曲の交響曲として
聞いた場合、元の音楽ソースと比べて違和感を感じるこ
とになる。このような場合、本実施の形態2の記録再生
装置を用いれば、ユーザは元の音声レベルに戻すことが
できる。
おける記録再生装置のレベル変換動作について図6のフ
ローチャートに沿って説明する。但し、本実施の形態3
における記録再生装置は実施の形態1の記録再生装置の
構成と同様であり、異なる点は、複数のトラックが記録
済の音楽ディスクにおいて、グループ単位でのレベル変
換動作を行うことを可能とする点である。
おいて、入力部(選択部)16からグループ化するトラ
ックの選択が行われると(S41)、処理部17はこれ
らトラックをグループ化処理し、当該グループ内の全て
のトラックをデータ読み書き部11によって読み出さ
せ、データ格納部12へ格納させる(S42)。処理部
17は、データ格納部12へ格納された全トラックを順
次再生部13で再生させる(S43)。レベル検出部1
4は、再生部13で再生されたトラックの出力信号を解
析し、グループ全体におけるピークレベル(以下、グル
ープピークレベルと記す)を検出する(S44)。つま
り、グループ内の全トラックそれぞれのピークレベルの
うち最大のものを検出する。
検出されたグループピークレベルを基準ピークレベルで
あるユーザーの指定値または装置の既定値のいずれかと
比較し、同じ場合(S45−1のYES)にはそのまま
終了する。グループピークレベルの方が基準ピークレベ
ルより大きい場合(S45−2のYES)には、グルー
プピークレベルと基準ピークレベルの差分(以下、△グ
ループピークレベルと記す)だけグループ内の全てのト
ラックの音声レベルを下げるようにレベル変換を行う
(S46)。また、グループピークレベルの方が基準ピ
ークレベルより小さい場合(S45−2のNO)には、
△グループピークレベルだけグループ内の全てのトラッ
クの音声レベルを上げるようにレベル変換を行う(S4
7)。
たグループ内の全トラック(以下、トラックグループと
記す)は処理部17を介して再びデータ格納部12へ格
納される(S48)。処理部17はデータ格納部12へ
格納された変換済みトラックグループをデータ読み書き
部11へ渡し、同じトラックグループとして音楽ディス
クへ上書き(オーバライト)させる(S49)。
ベルの大幅な変化を抑えるとともに、音声データ単位で
レベル変換を行った場合に生じる聴感上の違和感をなく
すことができる。
らトラックのグループを選択する場合を例に説明してい
るが、記録媒体上の付加情報記録エリアなどに予め記録
されているプレイリストなどのグループ化情報を用いて
処理することも可能である。
録再生装置を用いた場合を説明しているが、実施の形態
2の記録再生装置を用いることによって、グループ単位
でレベル変換した変換済みトラックグループを元の音声
レベルにグループ単位で戻すことも可能である。
(ハードディスク)やDVDなどの大容量の記録媒体に
複数の音声データから成るグループを複数記録する場合
(たとえば、複数のCDアルバムを記録する場合など)
に有効である。それらのグループ内では、音声データの
音量レベルは記録した時点で最適化されているが、他の
グループとの音量レベルは大きく異なる可能性が高い。
そのため、音声データ単位でレベル変換を行った場合、
聴感上の違和感が生じる可能性がある。本実施の形態3
の記録再生装置であれば、グループ単位で音声データの
レベル変換を行えるので、このような聴覚上の違和感は
起こらず、グループ間の音量レベルの大幅な変化を抑え
ることができる。
装置によれば、CDアルバムなどの音声データのグルー
プが複数記録されている音楽ディスクについて、音声デ
ータをCDアルバムなどの単位でグループ化し、グルー
プ単位で音声レベルを変換して記録し直すことによっ
て、グループ間の音量レベルの大幅な変化を抑えること
ができる。
みの音声データ自体の音声レベルを最適なレベルに変換
して記録し直すので、ユーザが既に所有している従来の
記録再生装置および再生装置でも、音量の大幅な変化を
生じない再生を可能とし、ユーザが曲の切り替わり毎に
音量つまみで再生音量を調整する必要をなくすことがで
きる。
ル変換を行うことができるので、1つの記録媒体に複数
の音声データから成るグループが複数記録されている場
合、グループ間の音量レベルの大幅な変化を抑えること
ができる。
ができるので、音声レベルを変換して記録し直した結
果、却って聴覚上の違和感を感じる場合には、変換前の
元の音声レベルに戻すことができる。また、グループ単
位で元の音声レベルに戻すこともできる。
定できるので、ユーザが好みの音声レベルにすることが
できる。
生装置のブロック図
レベル変換動作についてのフローチャート図
ブロック図
レベル変換動作についてのフローチャート図
レベル変換されたトラックを元の音声レベルに戻す動作
についてのフローチャート図
レベル変換動作についてのフローチャート図
Claims (16)
- 【請求項1】記録媒体に記録されている音声データの読
み出し及び記録媒体に記録されている音声データへの上
書きを行うデータ読み書き部と、 前記データ読み書き部が記録媒体から読み出した音声デ
ータおよび記録媒体へ上書きする音声データを一時的に
格納するデータ格納部と、 記録媒体から読み出して前記データ格納部へ格納した音
声データの再生を行う再生部と、 前記再生部から出力された音声データのピークレベルを
検出するレベル検出部と、 前記レベル検出部からの音声ピークレベル情報を基準音
声ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づいて
当該音声データの音声レベルを変換するレベル変換部
と、 データの受け渡し及び記録媒体に対するデータの読み出
しと書き込みの制御を行う処理部とを備え、記録媒体か
ら読み出した音声データの音声レベルを変換し、このレ
ベル変換済みの音声データを記録媒体に上書きすること
を特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の記録再生装置であって、 記録媒体に記録されている音声データの中からグループ
化する音声データをユーザが任意に選択するための機能
を有する選択部を備え、 音声データのレベル変換処理において、グループ化する
音声データが前記選択部にて複数選択されると、前記処
理部はこれらをグループ化処理し、当該グループの音声
データを読み出し、前記レベル検出部は当該グループに
おけるピークレベルを検出し、前記レベル変換部はこの
ピークレベルの情報を基準音声ピークレベル情報と比較
し、この比較結果に基づいて当該グループ内の各音声デ
ータの音声レベルを変換することを特徴とする記録再生
装置。 - 【請求項3】請求項1記載の記録再生装置であって、 各音声データに対応した付加情報記録エリアに記録され
ているグループ化情報を読み出す機能を有する付加情報
制御部を備え、 音声データのレベル変換処理において、前記付加情報制
御部によってグループ化情報が読み出されると、このグ
ループ化情報を基に前記処理部はグループ化処理を行
い、当該グループの音声データを読み出し、前記レベル
検出部は当該グループにおけるピークレベルを検出し、
前記レベル変換部はこのピークレベルの情報を基準音声
ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づいて当
該グループ内の各音声データの音声レベルを変換するこ
とを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項4】請求項2記載の記録再生装置であって、 各音声データに対応した付加情報記録エリアに記録され
ているグループ化情報を読み出す機能を有する付加情報
制御部を備え、 音声データのレベル変換処理において、グループ化する
音声データが前記選択部にて複数選択されると、前記処
理部はこれらをグループ化処理し、また、前記付加情報
制御部によってグループ化情報が読み出されると、この
グループ化情報を基に前記処理部はグループ化処理を行
い、当該グループの音声データを読み出し、前記レベル
検出部は当該グループにおけるピークレベルを検出し、
前記レベル変換部はこのピークレベルの情報を基準音声
ピークレベル情報と比較し、この比較結果に基づいて当
該グループ内の各音声データの音声レベルを変換するこ
とを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項5】請求項1記載の記録再生装置であって、 各音声データに対応した付加情報記録エリアへのレベル
変換情報の書き込み及び付加情報記録エリアに記録され
ているレベル変換情報の読み出しを行う機能を有する付
加情報制御部と、レベル変換されて記録媒体へ上書きさ
れた音声データの中から任意の音声データをユーザが選
択するための機能を有する選択部とを備え、 前記レベル変換部は、上記機能に加え、付加情報記録エ
リアに書き込まれたレベル変換情報に基づいて当該音声
データの音声レベルを元に戻す機能を有し、 音声レベルの変換された音声データを記録媒体に上書き
するとともに、前記付加情報制御部は当該音声データの
レベル変換情報を付加情報記録エリアに書き込み、レベ
ル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの音声
レベルを元の音声レベルに戻す処理において、任意の音
声データが前記選択部にて選択されると、前記付加情報
制御部は当該音声データに対応する付加情報記録エリア
からレベル変換情報を読み出し、前記レベル変換部はこ
のレベル変換情報に基づいて当該音声データの音声レベ
ルを元に戻し、この音声レベルが元に戻った音声データ
を記録媒体に上書きすることを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項6】請求項2記載の記録再生装置であって、 各音声データに対応した付加情報記録エリアへのレベル
変換情報の書き込み及び付加情報記録エリアに記録され
ているレベル変換情報の読み出しを行う機能を有する付
加情報制御部を備え、 前記選択部は、上記機能に加え、レベル変換されて記録
媒体へ上書きされた音声データの中から任意の音声デー
タをユーザが選択するための機能を有し、 前記レベル変換部は、上記機能に加え、付加情報記録エ
リアに書き込まれたレベル変換情報に基づいて当該音声
データの音声レベルを元に戻す機能を有し、 音声レベルの変換された音声データを記録媒体に上書き
するとともに、前記付加情報制御部は当該音声データの
レベル変換情報を付加情報記録エリアに書き込み、レベ
ル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの音声
レベルを元の音声レベルに戻す処理において、任意の音
声データが前記選択部にて選択されると、前記付加情報
制御部は当該音声データに対応する付加情報記録エリア
からレベル変換情報を読み出し、前記レベル変換部はこ
のレベル変換情報に基づいて当該音声データの音声レベ
ルを元に戻し、この音声レベルが元に戻った音声データ
を記録媒体に上書きすることを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項7】請求項3記載の記録再生装置であって、 レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの
中から任意の音声データをユーザが選択するための機能
を有する選択部を備え、 前記付加情報制御部は、上記機能に加え、各音声データ
に対応した付加情報記録エリアへのレベル変換情報の書
き込み及び付加情報記録エリアに記録されているレベル
変換情報の読み出しを行う機能を有し、 前記レベル変換部は、上記機能に加え、付加情報記録エ
リアに書き込まれたレベル変換情報に基づいて当該音声
データの音声レベルを元に戻す機能を有し、 音声レベルの変換された音声データを記録媒体に上書き
するとともに、前記付加情報制御部は当該音声データの
レベル変換情報を付加情報記録エリアに書き込み、レベ
ル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの音声
レベルを元の音声レベルに戻す処理において、任意の音
声データが前記選択部にて選択されると、前記付加情報
制御部は当該音声データに対応する付加情報記録エリア
からレベル変換情報を読み出し、前記レベル変換部はこ
のレベル変換情報に基づいて当該音声データの音声レベ
ルを元に戻し、この音声レベルが元に戻った音声データ
を記録媒体に上書きすることを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項8】請求項4記載の記録再生装置であって、 前記選択部は、上記機能に加え、レベル変換されて記録
媒体へ上書きされた音声データの中から任意の音声デー
タをユーザが選択するための機能を有し、 前記付加情報制御部は、上記機能に加え、各音声データ
に対応した付加情報記録エリアへのレベル変換情報の書
き込み及び付加情報記録エリアに記録されているレベル
変換情報の読み出しを行う機能を有し、 前記レベル変換部は、上記機能に加え、付加情報記録エ
リアに書き込まれたレベル変換情報に基づいて当該音声
データの音声レベルを元に戻す機能を有し、 音声レベルの変換された音声データを記録媒体に上書き
するとともに、前記付加情報制御部は当該音声データの
レベル変換情報を付加情報記録エリアに書き込み、レベ
ル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの音声
レベルを元の音声レベルに戻す処理において、任意の音
声データが前記選択部にて選択されると、前記付加情報
制御部は当該音声データに対応する付加情報記録エリア
からレベル変換情報を読み出し、前記レベル変換部はこ
のレベル変換情報に基づいて当該音声データの音声レベ
ルを元に戻し、この音声レベルが元に戻った音声データ
を記録媒体に上書きすることを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項9】請求項6から8のいずれかに記載の記録再
生装置であって、 前記選択部は、上記機能に加え、レベル変換されて記録
媒体へ上書きされた音声データの中からグループ化する
音声データをユーザが任意に選択するための機能を有
し、 レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの
音声レベルを元の音声レベルに戻す処理において、グル
ープ化する音声データが前記選択部にて複数選択される
と、前記処理部はこれらをグループ化処理し、前記付加
情報制御部は当該グループの各音声データに対応する付
加情報記録エリアからレベル変換情報を読み出し、前記
レベル変換部はこれらのレベル変換情報を基に当該グル
ープの各音声データの音声レベルを元に戻すことを特徴
とする記録再生装置。 - 【請求項10】請求項6から8のいずれかに記載の記録
再生装置であって、 前記付加情報制御部は、上記機能に加え、レベル変換さ
れて記録媒体へ上書きされた音声データに対応した付加
情報記録エリアに記録されているグループ化情報を読み
出す機能を有し、 レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの
音声レベルを元の音声レベルに戻す処理において、前記
付加情報制御部によってグループ化情報が読み出される
と、このグループ化情報を基に前記処理部はグループ化
処理を行い、前記付加情報制御部は当該グループの各音
声データに対応する付加情報記録エリアからレベル変換
情報を読み出し、前記レベル変換部はこれらのレベル変
換情報を基に当該グループの各音声データの音声レベル
を元に戻すことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項11】請求項9記載の記録再生装置であって、 前記付加情報制御部は、上記機能に加え、レベル変換さ
れて記録媒体へ上書きされた音声データに対応した付加
情報記録エリアに記録されているグループ化情報を読み
出す機能を有し、 レベル変換されて記録媒体へ上書きされた音声データの
音声レベルを元の音声レベルに戻す処理において、グル
ープ化する音声データが前記選択部にて複数選択される
と、前記処理部はこれらをグループ化処理し、また、前
記付加情報制御部によってグループ化情報が読み出され
ると、このグループ化情報を基に前記処理部はグループ
化処理を行い、前記付加情報制御部は当該グループの各
音声データに対応する付加情報記録エリアからレベル変
換情報を読み出し、前記レベル変換部はこれらのレベル
変換情報を基に当該グループの各音声データの音声レベ
ルを元に戻すことを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項12】請求項1から11のいずれかに記載の記
録再生装置であって、前記基準音声ピークレベル情報の
ピークレベルをユーザが設定するための入力部を備え、
予め装置に設定されているピークレベルとユーザが設定
するピークレベルを選択可能とすることを特徴とする記
録再生装置。 - 【請求項13】データ読み書き部が記録媒体から音声デ
ータを読み出す工程と、 記録媒体から読み出された当該音声データを一時的にデ
ータ格納部へ格納する工程と、 再生部が前記データ格納部へ格納された当該音声データ
の再生を行う工程と、 レベル検出部が前記再生部から出力された当該音声デー
タのピークレベルを検出する工程と、 レベル変換部が前記レベル検出部からの音声ピークレベ
ル情報を基準音声ピークレベル情報と比較し、この比較
結果に基づいて当該音声データの音声レベルを変換する
工程と、 音声レベルの変換された当該音声データを前記データ格
納部へ一時的に格納する工程と、 前記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された
当該音声データを記録媒体に上書きする工程とを有する
こと特徴とする記録方法。 - 【請求項14】選択部にて選択された音声データを処理
部がグループ化処理する工程もしくは付加情報制御部に
よって読み出されたグループ化情報を基に処理部がグル
ープ化処理を行う工程と、 データ読み書き部が当該グループの音声データを記録媒
体から読み出す工程と、 記録媒体から読み出された当該グループの音声データを
データ格納部へ一時的に格納する工程と、 再生部が前記データ格納部へ格納された当該グループの
音声データの再生を行う工程と、 レベル検出部が前記再生部から出力された当該グループ
におけるピークレベルを検出する工程と、 レベル変換部が前記レベル検出部の検出したピークレベ
ルの情報を基準音声ピークレベル情報と比較し、この比
較結果に基づいて当該グループ内の各音声データの音声
レベルを変換する工程と、 音声レベルの変換された当該グループの音声データを前
記データ格納部へ一時的に格納する工程と、 前記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された
当該グループの音声データを記録媒体に上書きする工程
とを有することを特徴とする記録方法。 - 【請求項15】請求項13若しくは14のいずれかに記
載の記録方法において、 レベル変換された音声データを記録媒体に上書きするに
際して、付加情報制御部が付加情報記録エリアにレベル
変換情報を書き込む工程を有し、 前記付加情報制御部が選択部にて選択された音声データ
に対応する付加情報記録エリアを検索してレベル変換情
報を読み出す工程と、 前記データ読み書き部が記録媒体から当該音声データを
読み出す工程と、 記録媒体から読み出された当該音声データを前記データ
格納部へ一時的に格納する工程と、 前記レベル変換部が前記付加情報制御部の読み出したレ
ベル変換情報を基に当該音声データの音声レベルを元に
戻す工程と、 音声レベルの元に戻された当該音声データを前記データ
格納部へ一時的に格納する工程と、 前記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された
当該音声データを記録媒体に上書きする工程とを有する
ことを特徴とする記録方法。 - 【請求項16】請求項13若しくは14のいずれかに記
載の記録方法において、 レベル変換された音声データを記録媒体に上書きするに
際して、付加情報制御部が付加情報記録エリアにレベル
変換情報を書き込む工程を有し、 処理部が選択部にて選択された音声データをグループ化
処理する工程もしくは処理部が付加情報制御部によって
読み出されたグループ化情報を基にグループ化処理を行
う工程と、 前記付加情報制御部が当該グループの各音声データに対
応する付加情報記録エリアを検索して各レベル変換情報
を読み出す工程と、 前記データ読み書き部が記録媒体から当該グループの音
声データを読み出す工程と、 記録媒体から読み出された当該グループの音声データを
前記データ格納部へ一時的に格納する工程と、 前記レベル変換部が前記付加情報制御部の読み出した各
レベル変換情報を基に当該グループの各音声データの音
声レベルを元に戻す工程と、 音声レベルの元に戻された当該グループの音声データを
前記データ格納部へ一時的に格納する工程と、 前記データ読み書き部が前記データ格納部に格納された
当該グループの音声データを記録媒体に上書きする工程
とを有することを特徴とする記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001353992A JP2003157618A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 記録再生装置、および記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001353992A JP2003157618A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 記録再生装置、および記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003157618A true JP2003157618A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19165910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001353992A Pending JP2003157618A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 記録再生装置、および記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003157618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180799A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kenwood Corp | データ転送装置、再生装置、再生システム、データ転送方法、再生方法及びプログラム |
JP2008226351A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Kenwood Corp | 音声再生装置、音声再生方法、及びプログラム |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001353992A patent/JP2003157618A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180799A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kenwood Corp | データ転送装置、再生装置、再生システム、データ転送方法、再生方法及びプログラム |
JP2008226351A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Kenwood Corp | 音声再生装置、音声再生方法、及びプログラム |
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