JP2007180799A - データ転送装置、再生装置、再生システム、データ転送方法、再生方法及びプログラム - Google Patents

データ転送装置、再生装置、再生システム、データ転送方法、再生方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声データ毎の音量レベルを自動的に均一に調節し、曲が変わる度に音量調節を行うことなく好適な音声再生を行う。
【解決手段】
データ転送装置から該データ転送装置と別体に設けられた再生装置に音声データを転送し、この音声データの再生を行う再生システムであって、このデータ転送装置は、転送を行う音声データの録音レベルを検出する録音レベル検出手段と、この録音レベルと所定の基準レベルとを比較する比較手段と、この比較手段の比較の結果として両レベルの差分を示すレベル差分情報を生成するレベル差分検出手段と、このレベル差分情報と前記音声データとを転送する転送手段とを備え、再生装置は、このレベル差分情報に基づいて音声データの出力レベルを所定の基準レベルに調節する音声出力調節手段と、この音声出力調節手段により調節された出力レベルで音声データを再生する再生手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明はデータ転送装置、再生装置、再生システム、データ転送方法、再生方法及びプログラムに係り、特に、音声データ毎に異なる録音レベルに左右されずに均一の出力レベルでの音声再生を行うデータ転送装置、再生装置、再生システム、データ転送方法、再生方法及びプログラムに関する。
近年、ハードディスクやフラッシュメモリに音楽等の音声データを記憶して音声の記録や再生を行う携帯型の音声記録再生装置が急速に普及している。小型、軽量且つ大記憶容量であり、音楽等の再生のみならずその整理や保管にも便利である。
音声データの取得は、例えば、民生用のPC(Personal Computer)等を使用して行う。PCの内部メモリに、CD−DA等の外部記録媒体からリッピング(音声データの読み出し)した音声データやインターネット等のネットワークを介して音楽配信サーバからダウンロードした音声データを記録し、この音声データをUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して携帯型記録再生装置のハードディスク等に転送することにより行われる。
このように携帯型記録再生装置に転送された音声データはPC等を介して外部記録媒体やオンライン環境から取得されるものである。これらの音声データの録音レベルは必ずしも均衡が取れていないという問題がある。更に、PC等の内部メモリは膨大な量の音声データを蓄積することができる。このためユーザが過去に磁気テープ等の磁性型記録媒体やCD−R、MD(Mini Disc:登録商標)及びDVD(Digital Versatile Disc)等の光学式記録媒体に蓄積してきた音声データをPCの内部メモリに一括して記録している場合も多い。携帯型記録再生装置は、上述のように大容量の記録媒体を備えるため、これらPCに蓄積された大量の音声データを全て記録し、再生することも可能である。このような長い時間をかけて蓄積してきた音声データは、音声データの録音を行った当時のハードウェア、ソフトウェア及び編集者の嗜好等による人的及び時代的な背景により録音データに大きな差がでる傾向にある。
再生音の音量を調節するには、音声データ間の再生レベル差分を無くす必要がある。再生音を調節する技術として、特許文献1には、フラッシュROMを記憶媒体に備えた携帯用オーディオ装置に音声データを転送するパーソナルコンピュータを用いた音響特性(音質)調節方法であって、音声データの音響特性(高音域、中音域及び低音域)のレベルを設定するイコライザ設定手段を備え、携帯オーディオ装置に転送する音声データの音響特性をパーソナルコンピュータ上で調節できるように構成し、調節後の音響特性情報と音声データとを携帯オーディオ装置に転送し、携帯用オーディオ装置側ではこの音響特性情報に基づいて周波数毎のゲイン調節を行って音声を再生する音響特性調節方法の発明が開示されている。
特開2000−77960号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、あくまで曲の音響特性を調節するにすぎず、音量の調節を行う技術とは異なる。更に、特許文献1に記載の発明を音量調節機構として適用してもユーザ自身によって1つ1つの音声データの音量レベルを設定する必要がある。
したがって特許文献1に記載の発明は、ユーザの嗜好に合う音響特性を設定して特定の音楽を楽しむ用途に活用できるにすぎず、携帯型記録再生装置に大量の音声データを転送する場合には大変な手間がかかり実用的でない。特に、PC操作を不得意とするユーザには、曲が変わるごとに変化する再生音量の均一化を図る上でほとんど意味をなさない。
本発明の課題は、音声データ毎の音量レベルを自動的に均一に調節し、曲が変わる度に音量調節を行うことなく好適な音声再生を行うことである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、データ転送装置であって、
音声データを他の電子機器に転送する際、転送を行う音声データの録音レベルを検出する録音レベル検出手段と、
該録音レベルと所定の基準レベルとを比較する比較手段と、
該比較手段の比較の結果として、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとのレベルの差分を示すレベル差分情報を生成するレベル差分検出手段と、
前記レベル差分情報と前記音声データとを前記他の電子機器に転送する転送手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、再生装置であって、転送された音声データ及び該音声データの録音レベルと所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を受信する受信手段と、
前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節する音声出力調節手段と、
前記音声出力調節手段により調節された出力レベルで前記音声データを再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、データ転送装置から該データ転送装置と別体に設けられた再生装置に音声データを転送し、音声データの再生を行う再生システムであって、
前記データ転送装置は、
転送を行う前記音声データの録音レベルを検出する録音レベル検出手段と、
該録音レベルと所定の基準レベルとを比較する比較手段と、
該比較手段の比較の結果として、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を生成するレベル差分検出手段と、
前記レベル差分情報と前記音声データとを転送する転送手段とを備え、
前記再生装置は、
前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節する音声出力調節手段と、
前記音声出力調節手段により調節された出力レベルで前記音声データを再生する再生手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、データ転送方法であって、
音声データを他の電子機器に転送する際、転送を行う音声データの録音レベルを検出するステップと、
前記録音レベルと所定の基準レベルとを比較するするステップと、
該比較の結果、前記録音レベルと前記所定の基準レベルが一致しない場合、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を生成するステップと、
前記レベル差分情報と前記音声データとを前記他の電子機器に転送するステップとを含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、再生方法であって、転送された音声データ及び該音声データの録音レベルと所定の基準レベルとのレベル差分を示すレベル差分情報を受信するステップと、
前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節するステップと、
前記所定の基準レベルに調節された出力レベルで前記音声データを再生するステップとを含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、プログラムであって、音声データを他の電子機器に転送するデータ転送装置を制御するコンピュータに、
前記音声データを前記他の機器に転送する際、転送を行う音声データの録音レベルを検出する機能と、
前記録音レベルと所定の基準レベルとを比較する機能と、
該比較の結果として前記録音レベルと前記所定の基準レベルとのレベルの差分示すレベル差分情報を生成する機能と、
前記レベル差分情報と前記音声データとを前記他の電子機器に転送する機能とを実現することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、プログラムであって、転送された音声データの再生を制御するコンピュータに、
転送された音声データ及び該音声データの録音レベルと所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を受信する機能と、
前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節する機能と、
前記所定の基準レベルに調節された出力レベルで前記音声データを再生する機能とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、録音レベルの異なる音声データの音量レベルを自動的に均一化することができ、曲が変わるごとに音量を調節する手間が省け好適な音声再生を行うことができる。また、自動的に音量レベルの均一化を調整するため、PC操作に不慣れであっても手軽に音量レベルが均一化された音声データを連続して聴くことができる。
特に、音声データの転送を行う際に、録音レベルと基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を生成し、このレベル差分情報と音声データとを記録再生装置に転送する構成をとるため、データ転送装置(例えば、PC等)の内部記録媒体に、オリジナルの録音レベルで取得した音声データを保存し続けることができる。この点、CD−DA71等の外部記録媒体からデータ転送装置(例えば、PC等)にリッピングを行ったり、ネットワークを介してダウンロードを行ったりする際に音量レベルの均一化処理を行いPC1の記録媒体8に保存する技術と異なり、オリジナルの録音レベル状態の音声データを保存しつつ、音声の出力レベルを均一化して再生することのできるレベル差分情報を記録再生装置に転送することができるという効果がある。
次に、図を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1に、本発明を適用したデータ転送装置としてのPC1と、音声記録再生装置としてのポータブル記録再生装置11とから構成される音声記録再生システムの概要構成を示す。PC1は、LAN(Local Area Network)、MAN(Metroporitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)又はインターネット等のネットワーク網を介して音楽配信サーバ73から音声データをダウンロードできる。なお、GSM(Global System for Mobile communication)、GPRS(General Packet Radio System:汎用パケット通信システム)、PDC(Personal Digital Cellular)、CDMA(Code Division Multiple Access)、PHS(Personal Handyphone System)、Bluetooth(登録商標)及び無線LAN等の各種方式の無線通信手段を介してダウンロードする構成としてもよい。また、CD−DA等の外部記録媒体から音声データをリッピングして取得することもできる。
ポータブル記録再生装置11はUSB(Universal Serial Bus)ケーブル70を介してPC1と接続され、データ転送アプリケーションプログラムによりPC1から転送される音声データを受信する。受信した音声データは、ハードディスク等からなる記録媒体に記録され、ユーザが操作部15を操作することでイヤホン27R及び27Lから再生音を出力する。
図2は、PC1の機能的構成を示すブロックである。PC1は、制御部2、ROM3、RAM4、記録媒体8、ネットワークI/F5、表示部9、操作部10、外部記録媒体入力部7及びポータブル記録再生装置用I/F6から構成され、これらがメインバス17により電気・電子的に接続される。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の演算装置から構成され、PC1の全体制御を行う。不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)3やハードディスク等から構成される記録媒体8に予め記憶されたオペレーションプログラムやアプリケーションプログラムを読み出し、ワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)4に展開してこれら各種プログラムの指示に従い各種演算やデータ処理を行う。音声データ等をポータブル記録再生装置11に転送する転送アプリケーションプログラム及び後述する音声データ転送時に各音声データの音量レベルの均一化を図る音量レベル調節プログラムもROM3乃至は記録媒体8に格納される。
ネットワークI/F5は、NIC(Network Inter Face)等から構成され、所定の通信規約に適応したデータ伝送方式で音楽配信サーバ73と通信し、制御部2の制御信号に基づいて音声データのダウンロードを行う。外部記録媒体入力部7は、CDドライブやDVDドライブ等の光学式読取装置から構成される。リップングソフトウェアプログラム等により、外部記録媒体入力部7から音声データをリッピングし、WAVE形式のデータ形式あるいはMP3やWMA等の圧縮音声データ形式の音声データを生成し、記録媒体8に記録する。
記録媒体8は、ハードディスクやEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性の半導体メモリから構成される。CD−DA71等からリッピングしたり、音楽配信サーバ73からダウンロードを行った音声データを格納する。格納に際しては、アルバム、アーティスト及び音楽ジャンル等のカテゴリ毎にフォルダを設け、各フォルダに音声データファイルを格納する。これらフォルダ等のカテゴリはユーザの嗜好により自由に設定することができる。
ここで、音量レベル調節プログラムについて説明する。音量レベル調節プログラムは、制御部2等との協働によりポータブル記録再生装置11に音声データを転送する際、転送する音声データから記録音量レベルを検出して所定の基準音量レベルとの差分を算出し、音声データのヘッダ部(例えば、ヘッダ部の「コメント」欄)に音量レベルリファレンス情報として記録するソフトウェアである。より具体的には、転送を行う音声データを記録媒体8から読み出し、この音声データから所定のサンプリング周期(例えば、100ms〜1s)毎に音声データの記録音量のピーク値を検出する。次いで、検出したピーク値から平均値を求める。平均値の算出方法は種々考えられるが、1つの音声データ内の最大ピーク値と最小ピーク値とを加算して2で除する方法としても良いし、音声データ内の全てのピーク値を加算して加算したピーク値の数で除する方法でもよい。この様にして算出された音量レベルの平均値と所定の基準レベル値との差分を算出し、この差分を示す差分情報を音声データのヘッダ部に記録する。
ポータブル記録再生装置用I/F6はUSB規格のI/Fを適用し、USBケーブル70を介してポータブル記録再生装置11と接続される。制御部2からの制御指示信号に基づいて、音量レベル調節プログラムにより基準レベルとの差分を示す音量レベルリファレンス情報が記録された音声データがポータブル記録再生装置11に転送される。
操作部10は、キーボード、テンキー及びマウス等から構成されるユーザインターフェースであり、ユーザは音声データの転送時に操作部10を介して各種の制御指示信号の入力を行う。また、表示部9にタッチパネルを適用し操作部10と表示部9とを一体に構成してもよい。
次に、図3を用いてポータブル記録再生装置11の構成を説明する。ポータブル記録再生装置11は、制御ユニット12、記憶媒体13、表示部14、外部I/F16及び操作部15から構成され、PC1から転送入力される音声データ及び画像データを記録及び再生することができるものである。
制御ユニット12は、CPU20、ROM21、RAM22、音声処理部23、アンプ部24、割込みコントローラ25から構成される。
CPU20は、記憶媒体13及び/又はROM21に予め記憶されたオペレーションプログラム及び音声/画像再生アプリケーションプログラムを読み出し、ワークエリアとしてのRAM22に展開し全体制御を行う。また、USB規格を採用する外部I/F16にUSBケーブル70が接続され通電状態を検出すると、ROM21又は記憶媒体13に記憶された「転送データ受信アプリケーションソフトウェア(又はUSBドライバ)」をRAM22に展開して、PC1から転送される音声データ及び画像データを受信し記憶媒体13に記憶する。
記憶媒体13は、ハードディスク等の電気的・磁気的なメモリやEEPROM(Electrical Erasable Programmable ROM)等の不揮発の半導体メモリから構成される。記憶媒体13に記録することができ且つCPU20及び音声再生アプリケーションプログラムで再生処理可能なファイル形式は適宜設定可能であるが、本実施の形態では、WAVE形式や、MP3やWMA等の圧縮音声データ形式にも対応するように構成されている。
また、データの記憶容量は適用する記憶媒体により任意に設定可能である(例えば、最大で20ギガバイト又はそれ以上。音声データで換算すると、1曲が4分の曲をWMA(Windows(登録商標) Media Audio)形式(64kbps)で記憶した場合、10000曲又はそれ以上の音声データを収録することができる構成としている)。
記録された音声データ及びこれに関連する画像データは、音声データはアルバム、アーティスト及び/又は音楽ジャンル等のカテゴリ毎に分類されたフォルダに格納されている。
音声処理部23は、音源LSI(Large Scale Integration)等の音源装置から構成される。CPU20の制御指示信号に基づき、CPU20から出力される音声データ乃至は記憶媒体13からDMA転送される音声データのデジタル音声再生処理を行う。その後、D/A変換器(不図示)を介しアナログ音声信号を生成してアンプ部24に出力する。アンプ部24はCPU20の指示信号に基づいてアナログ音声信号のゲイン調節を行う。このときCPU20は、音声データのヘッダ部から音量リファレンス情報を読み出し、現在の音量レベルに差分の音量レベルを加える(あるいは減じる)ゲイン調整を行う制御指示信号をアンプ部24に送信する。アンプ部24は、差分を加える(あるいは減じる)増幅調節を行い、音声処理部23から出力されたアナログ音声信号を増幅してイヤホン27L及び27Rから再生音の出力を行う。
割込みコントローラ25は、操作部15から信号が入力されると割込み信号を生成しCPU20に出力する。操作部15から入力される制御指示信号は、例えば、ボリュームアップ、ボリュームダウン、電源のON/OFF、各種アプリケーションの起動を指示するメニュー選択信号、各種アプリケーションの表示部14上での操作に伴うカーソルの移動/選択等である。
また、操作部15から入力される信号は図示しないA/Dコンバータを介してデジタイズされ、ROM21に入力される。ROM21には、デジタイズされた入力信号に対応する操作信号テーブルが予め記憶されており、CPU20は、割込みコントローラ25から出力された割込み信号を検出すると、操作信号テーブルを参照し、入力された信号に対する各部への指示制御を行う。
表示部14は、TFT(Thin film Transistor)液晶素子や有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)から構成される。起動画面、再生する音声データの選択及び各種機能設定時の案内の表示を行うとともに、音声データ再生中にその音声データに関連する画像データの表示を行う。
ポータブル記録再生装置11のユーザインターフェースとしての操作部15は、電源/メニューキー30、ボリュームアップ(以下、「Vol.UP」とする。)キー36、ボリュームダウン(以下、「Vol.DOWN」という。)キー37及び決定キー35並びに上キー31、左キー32、下キー33、右キー34から構成される十字キーが設けられる。これらキーは、文字通り音量の上げ下げ、電源のON/OFF、各種メニュー選択、選択の決定、表示画面上での各種設定操作におけるカーソルの移動等の操作信号を出力するものである。特に上キー31、左キー32、下キー33及び右キー34は、二重タクトキー等の多段スイッチから構成されており、音声データ再生時に半押しをすることで曲のスキップ、全押しでトラックのジャンプ等の入力ができるように構成されている。ポータブル記録再生装置の携帯性に鑑み、片手で操作しやすい構成とされている。なお、タッチパネルを適用し表示部14と一体に構成することも当然に可能であるし、操作部の表面端部近傍にLED(Light Emitting Diode)発光部とその受光部を対向して設け、指が操作部表面で所定の方向を撫でることにより遮光された赤外線の座標を演算して操作指示信号に変換する構成としてもよいし、LEDに代えて電磁作用を利用した静電基板を適用する構成としてもよい。
次に、本発明を適用したPC1の音量レベル調節処理について、図4に示すフロー図を用いて説明する。以下の処理は、音量レベル調節プログラム等の指示に基づいてPC1の制御部2により処理が行われる。なお、PC1の記録媒体8には、ネットワーク72や外部記録媒体入力部7を通じて既に音声データが記録されているものとする。
PC1上で、ユーザがデータ転送アプリケーションソフトウェアプログラムを起動すると、制御部2は表示部9に、図6に示すようなデータ転送編集ウィンドウ40を表示する。ユーザが、音声データを格納する各フォルダをツリー構造で示すツリーリスト41から転送を所望する音声データファイルを格納するアーティストAフォルダ46を選択すると(マウス等の操作によりポインタ44を使用して選択する)、格納される全ての音声データファイルを表示するファイルリスト42に一覧表示を行う。ユーザは、ファイルリスト42上に表示された各音声データに設けられたチェックボックス47にチェックを入れて転送を所望する音声データを指定する。その後、転送開始ボタン43をクリックすると、制御部2が制御指示信号を受信し音量レベル調節プログラムを起動する(ステップS101)。
なお、音量レベル調節プログラムをデータ転送アプリケーションプログラムのオプションとして構成し、ユーザが任意に音量調節プログラムを起動するか否かを設定する構成とすることも当然にできる。
制御部2は、ステップS101で転送を指定された音声データを記録媒体8から読み出し、RAM4に展開する(ステップS102)。次いで、音声データを所定のサンプリング周波数(例えば、100mn〜1s)毎に記録音量のピーク値を検出する(ステップS103)。より詳細には、二値化された各デジタル音声データから、レベル値が最も大きい値と最も小さい値をピーク値として検出する。
ステップS103で検出したピーク値の最大値と最小値を加算して2で除算し、ピーク値の平均値を算出する(ステップS104)。なお、ステップS103で全てのピーク値を検出し、ステップS104でこのピーク値全てを加算し、全ピーク値の数で除算する演算方法を用いてもよい。
次いで、予め記録された基準音量ピークレベルデータを記録媒体8から読み出し、ステップS104で算出したピーク値の平均値との差分を検出する(ステップS105)。
ステップS105で検出した差分から音量レベルリファレンス情報を生成し、音声データのヘッダ部(例えば、「コメント」欄等)に記録を行う(ステップS105)。その後、制御部2は、ポータブル記録再生装置11に音声データを転送する(ステップS106)。その後、ポータブル記録再生装置11の記憶媒体13に、音量レベル調節処理が施された音声データ(音声データと、ヘッダ部に音量レベルリファレンス情報とを有する音声データ)のファイルを生成し格納する(ステップS107)。
転送を指定された音声データが以上である場合は(ステップS108:YES)、音量レベル調節処理を終了し、音声データの転送処理を終了する。他に処理をする音声データがある場合には(ステップS108:NO)、ステップS102に戻る。
次に、以上述べた音量レベル調節処理が施された音声データが記録されたポータブル記録再生装置11で行われる音声レベルリファレンス処理について、図5に示すフロー図を用いて説明する。なお、音声レベルリファレンス処理はプログラムの指示に従い、ポータブル記録再生装置11のCPU20により処理が行われる。
ユーザがポータブル記録再生装置11を起動すると、CPU20は表示部14に再生可能とする音声データファイルを格納するフォルダの一覧を表示する。ユーザが操作部15を操作し、再生を所望ずるフォルダを選択すると音声再生処理が開始され、同時に音声レベルリファレンスプログラムが起動する(ステップS201)。
なお、音声レベルリファレンスプログラムの起動を、ユーザの任意に設定する構成とすることも当然にできる。
CPU20は、記憶媒体13から音声データファイルを読み出しRAM22に展開する(ステップS202)。次いで、ヘッダ部を参照し(ステップS203)、音声レベルリファレンス情報が記録されているか否かを判断する(ステップS204)。ステップS204にて、音声レベルリファレンス情報が記録されている場合(ステップS204:YES)、音量レベルリファレンス情報に基づいて、現在の音量レベルに差分を加える(あるいは減じる)ゲイン調節を行う制御信号をアンプ部24に送信する(ステップS205)。
また、音声データの、実データ部(曲等の部分のデータ)について復調を行い、復調後の音声データを音声処理部23に送信する。音声処理部23で、送信されたデジタルの音声データからアナログの音声信号を生成し、その後、アンプ部24にする。
アンプ部24は、ステップS205でCPU20から送信された制御信号に基づいて現在の音量レベルに差分を加える(あるいは減じる)ゲイン調節を行い、アナログの音声信号の増幅率を変更する(ステップS206)。その後、イヤホン27R及び27Rにアナログ信号を送信し音声信号の出力を行う(ステップS207)。
なお、ステップS204で音声レベルリファレンス情報が記録されていないと判断する場合は(ステップS204:NO)、音声レベルリファレンス処理を終了する。
以上、本発明を適用した音声再生システムによれば、録音レベルの異なる音声データの音量レベルを自動的に均一化することができ、曲が変わるごとに音量を調節する手間が省け好適な音声再生を行うことができる。また、自動的に音量レベルの均一化を調整するため、PC操作に不慣れであっても手軽に音量レベルが均一化された音声データを連続して聴くことができる。
特に、音声レベル調節処理は、PC1からポータブル記録再生装置11に音声データを転送する際に行われる。このため、PC1に記録されている音声データの録音レベルは変更されることが無い。この点、CD−DA等の外部記録媒体からPC1にリッピングを行ったり、音楽配信サーバ73からダウンロードを行ったりする際に音量レベルの均一化処理を行いPC1の記録媒体8に保存する技術と異なり、オリジナルの録音レベル状態の音声データをPC1に保存しつつ、ポータブル記録再生装置11等の外部記録媒体にデータ転送を行う際には、音量レベルが均一化された音声データを転送することができるという特徴がある。即ち、曲毎に録音レベルの異同が生ずるのは、夫々の曲が作製(記録)されたハードウェア、ソフトウェア及び編集者の嗜好や表現手法等の歴史的、技能的沿革により生ずるものである。したがって、資料としての側面から敢えて録音レベルの異なるオリジナルの音声データを保存しつづける必要がある。
一方、ポータブル記録再生装置11のように音声出力をイヤホンで行う場合、音量調節の操作を比較的慎重に行う必要がある。即ち、スピーカであるイヤホンが耳に直接的に装着されるため、操作の誤りにより過剰に音量を上げてしまうと鼓膜を傷める虞がある。一般にユーザは、このようなイヤホンを使用する場合の音量調節の危険を経験的に知っているため、音量調節操作に注意が取られる。このため、音量調節を行っている間に再生出力されている部分(通常、曲の出だし部分)を落ち着いて聴くことができない。従って、最初に調節を行えば、後に続く曲の音量に特段気を取られることなく音楽鑑賞を行えるようにする必要もある。
本発明を適用した音声記録再生システムは、このような二律背反する事情を解決することができる。曲の旋律のみならず、録音レベルの異同から推し量ることができる資料的な価値を損なうことなく、外部記録媒体としてのポータブル記録再生装置11に音量レベルの均一化した音声再生を行わせることができるという特有の効果を奏する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上述した種々の例に限定されるものではない。
本発明を実施するための最良の形態におけるPC及びポータブル記録再生装置からなる音声再生システムの構成を示した概要図である。 図1に示すPCの構成を表したブロック図である。 図1に示すポータブル記録再生装置の構成を表したブロック図である。 図1に示すPCにおける音量レベル調節処理の手順を示したフロー図である。 図1に示すポータブル記録再生装置の音量レベルリファレンス処理の手順を示したフロー図である。 図1に示すPCのモニタ上に、音声データの転送処理を行う際に表示される転送編集ウィンドウの例を示した模式図である。
符号の説明
1 PC
2 制御部
3 ROM
4 RAM
5 ネットワークI/F
6 ポータブル記録再生装置用I/F
7 外部記録媒体入力部
8 記録媒体
9 表示部
10 操作部
11 ポータブル記録再生装置
12 制御ユニット
13 記憶媒体
14 表示部
15 操作部
16 外部I/F
17 メインバス
18 電源
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 音声処理部
24 アンプ部
25 割込みコントローラ
27R、27L イヤホン
30 電源/メニューキー
31 上キー
32 左キー
33 下キー
34 右キー
35 決定キー
36 Volume Upキー
37 Volume Downキー
40 転送編集ウィンドウ
41 ツリーリスト
42 ファイルリスト
43 転送開始ボタン
44 ポインタ
46 アーティストAフォルダ
70 USBケーブル
71 CD−DA
72 ネットワーク
73 音楽配信サーバ

Claims (7)

  1. 音声データを他の電子機器に転送する際、転送を行う音声データの録音レベルを検出する録音レベル検出手段と、
    該録音レベルと所定の基準レベルとを比較する比較手段と、
    該比較手段の比較の結果として、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとのレベルの差分を示すレベル差分情報を生成するレベル差分検出手段と、
    前記レベル差分情報と前記音声データとを前記他の電子機器に転送する転送手段とを備えることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 転送された音声データ及び該音声データの録音レベルと所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を受信する受信手段と、
    前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節する音声出力調節手段と、
    前記音声出力調節手段により調節された出力レベルで前記音声データを再生する再生手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  3. データ転送装置から該データ転送装置と別体に設けられた再生装置に音声データを転送し、音声データの再生を行う再生システムであって、
    前記データ転送装置は、
    転送を行う前記音声データの録音レベルを検出する録音レベル検出手段と、
    該録音レベルと所定の基準レベルとを比較する比較手段と、
    該比較手段の比較の結果として、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を生成するレベル差分検出手段と、
    前記レベル差分情報と前記音声データとを転送する転送手段とを備え、
    前記再生装置は、
    前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節する音声出力調節手段と、
    前記音声出力調節手段により調節された出力レベルで前記音声データを再生する再生手段と、を備えることを特徴とする再生システム。
  4. 音声データを他の電子機器に転送する際、転送を行う音声データの録音レベルを検出するステップと、
    前記録音レベルと所定の基準レベルとを比較するステップと、
    該比較の結果として、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を生成するステップと、
    前記レベル差分情報と前記音声データとを前記他の電子機器に転送するステップとを含むことを特徴とするデータ転送方法。
  5. 転送された音声データ及び該音声データの録音レベルと所定の基準レベルとのレベル差分を示すレベル差分情報を受信するステップと、
    前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節するステップと、
    前記所定の基準レベルに調節された出力レベルで前記音声データを再生するステップとを含むことを特徴とする再生方法。
  6. 音声データを他の電子機器に転送するデータ転送装置を制御するコンピュータに、
    前記音声データを前記他の機器に転送する際、転送を行う音声データの録音レベルを検出する機能と、
    前記録音レベルと所定の基準レベルとを比較する機能と、
    該比較の結果として、前記録音レベルと前記所定の基準レベルとのレベルの差分示すレベル差分情報を生成する機能と、
    前記レベル差分情報と前記音声データとを前記他の電子機器に転送する機能とを実現することを特徴とするプログラム。
  7. 転送された音声データの再生を制御するコンピュータに、
    転送された音声データ及び該音声データの録音レベルと所定の基準レベルとの差分を示すレベル差分情報を受信する機能と、
    前記レベル差分情報に基づいて前記音声データの出力レベルを前記所定の基準レベルに調節する機能と、
    前記所定の基準レベルに調節された出力レベルで前記音声データを再生する機能とを含むことを特徴とするプログラム。
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