JPH05303831A - ディスク記録再生装置の記録再生制御回路 - Google Patents

ディスク記録再生装置の記録再生制御回路

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JPH05303831A
JPH05303831A JP4107718A JP10771892A JPH05303831A JP H05303831 A JPH05303831 A JP H05303831A JP 4107718 A JP4107718 A JP 4107718A JP 10771892 A JP10771892 A JP 10771892A JP H05303831 A JPH05303831 A JP H05303831A
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実幸 岡本
Yutaka Tamura
豊 田村
Nagatoshi Sugihara
長利 杉原
Masato Fuma
正人 夫馬
Takao Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ストップ及びポーズ設定に伴う記録音声
の欠落を防ぐこと。 【構成】 記録ストップあるいはポーズ設定に連動し、
ミュート指令手段80はミュート手段7を作動させる。
すると、それによって生成されたミュート音声データ
は、メモリMに記憶されディスクへは未記録の音声デー
タに継続しメモリMに記憶され、所定の記録単位が記憶
されるとディスクへ記録される。別な記録方法として、
記録ストップあるいはポーズ設定に連動し、編集データ
作成手段10はメモリMのデータ量を入力し、ディスク
への所定の記録単位のうち有効な範囲を示す編集データ
を作成する。そして、その編集データを記録再生手段5
によって記録データに多重したのちディスクへ記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスクに情報を記
録、再生する装置に関するもので、特に、記録状態から
ストップあるいはポーズ状態としたときのメモリ制御を
行う回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日経マグロウヒル社発行の日経エレクト
ロニクス1991年12月9日号の第155頁〜168
頁には「ミニディスク製品化へ始動,先行するDCCを
追う」と題してミニディスクシステムと称する新たなオ
ーディオシステムが開示されている。
【0003】このミニディスクシステムは記録に際し
て、左右2チャネルの約2秒分の音声信号をディジタル
化したのちデータ圧縮を行う。それによって生成された
圧縮データをメモリに記憶させ、メモリに所定の記録単
位(1クラスタ)が記憶されたタイミングでディスクへ
の記録を行う。このようにディスクへの記録動作は前記
記録単位分の圧縮データがメモリに記憶されたタイミン
グで行われるため間欠的となる。
【0004】このようなメモリを利用した記録方法によ
ると、ディスクへの記録動作が間欠的となるため、ディ
スクに対し記録ミスが生じたときにも次の記録動作が行
われる前に、再記録動作を行うように制御することがで
き、記録データの途切れを防止することができる。ま
た、再生時において、再生ミスが生じても再再生を行う
よう制御することができるので再生音の途切れを防止す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した記録方法にお
いて、記録の停止あるいはポーズの設定を行ったとき、
メモリ内にはディスクに未記録で前記設定以前に記憶さ
れた音声データが存在している。ディスクへのデータ記
録は前述した1クラスタという単位毎に行っており、前
記設定時でその単位分の音声データがメモリに記憶され
ていないと、ディスクへの記録を行うことができず、未
記録の音声データは記録されないままシステムは停止状
態となってしまう。
【0006】この発明はこのような問題点に鑑みて為さ
れたもので、記録停止あるいはポーズ設定時にメモリに
存在する未記録の音声データをディスクに記録する記録
装置を提供し、また、前記記録装置によってディスクに
記録された音声データを再生する再生装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録時に記録
停止が設定されると入力用音声データをミュートするミ
ュート手段と、記録停止の設定に連動し前記ミュート手
段を作動させるミュート指令手段と、記録手段に対しミ
ュート音声情報が含まれる記録単位の記録用圧縮音声デ
ータより後の記録用圧縮音声データの記録を禁止させる
記録禁止手段とを具備することを第一の特徴とする。
【0008】また、記録時に記録停止又は記録ポーズの
設定に連動し、記録手段に対し前記設定時の音声情報が
含まれる記録単位の記録用圧縮音声データより後の記録
用圧縮音声データの記録を禁止させる記録禁止手段と、
前記設定時に対応する前記記録用圧縮音声データのブロ
ック位置を検出する編集データ作成手段と、 該編集デ
ータ作成手段の出力である編集データを該当する間欠記
録トラックの記録用音声圧縮データに多重し前記記録手
段へ供給するデータ多重手段とを具備し、再生時には、
ディスクからの再生データから編集データを検出する編
集データ検出手段と、該編集データ検出手段によって検
出された前記編集データに応じ前記メモリへの再生用圧
縮音声データの記憶を制限する記憶データ制限手段とを
具備することを第二の特徴とする。
【0009】
【作用】記録時に記録停止又は記録ポーズが設定された
ときに、メモリに記憶されディスクに未記録の記録用音
声データをディスクへ記録することができる。また、所
定の記録単位内での有効なデータと無効なデータとを識
別し、有効なデータのみを再生することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は、本実施例の記録時における概略構成を図示する
機能ブロック図である。以下の説明ではまずこのシステ
ムの通常の記録動作を図1を基にして行う。まず記録に
際して、2チャンネルの音声信号は音声入力手段1に含
まれるA/D変換器によりコンパクトディスクと同じク
ロック周波数でサンプリングされ、入力用音声データに
変換される。入力用音声データはデータ圧縮手段3aに
供給され、約1/5のデータ量にデータ圧縮される。そ
して、サウンドグループ(424バイト)単位で入力用
圧縮音声データとしてデータ記憶読出手段4に供給され
る。
【0011】データ記憶読出手段4は、前記入力用圧縮
音声データを記憶アドレス発生回路40が発生する記憶
アドレスに従い、前記サウンドグループ単位でメモリM
に記憶させる。データ記憶読出手段4にはこの他に、読
出アドレス発生回路42とデータ量検出回路41を備え
ており、データ量検出回路41は記憶アドレス発生回路
40と読出アドレス発生回路42の出力の差分からメモ
リMのデータ量を検出している。データ量検出手段41
の出力はシステムコントローラ8内でソフトウエアで構
成されている記録指令手段81に供給される。データ量
検出回路41の出力が上述した1クラスタとなったと
き、記録指令手段81はサーチ手段6へ記録指令を送出
する。すると、サーチ手段6は読出アドレス発生回路4
2に対し記録用データ読出指令を供給する。その結果、
メモリMから1クラスタの記録用音声データの読み出し
が開始され、読み出されたデータは記録手段5aへ送出
される。また、サーチ手段6は記録手段5aに対しても
記録動作を開始するよう指令し、送出されてきた前記1
クラスタ分の記録用音声データは記録手段5a内のCD
−ROMエンコーダとCD−DAエンコーダにより所定
のエンコード処理が行われたのち、記録用磁気ヘッドへ
供給されディスクに記録される。通常の記録はこのよう
な動作を繰り返すことで行われる。
【0012】次に、本実施例の再生動作を図3を基にし
て説明する。本実施例の場合、ディスクの記録データの
再生は再生手段5bによって2セクタ単位で実行され
る。セクタと呼ばれる単位について説明すると、1セク
タは上記サウンドグループと比較すると11サウンドグ
ループに相当し、また、前記クラスタと比較すると1ク
ラスタは36セクタに相当するものである。前述のよう
に再生手段5bはディスクの記録データを前記2セクタ
単位で再生し、その再生データを再生手段5b内のCD
−ROMデコーダとCD−DAデコーダによって順次デ
コード処理をする。このような処理から生成された再生
用音声データは前記データ記憶読出手段4へ入力され
る。この再生用音声データがデータ記憶読出手段4に入
力されると共に、記憶アドレス発生回路40は記憶アド
レスを発生し、前記再生用音声データはその発生された
記憶アドレスに従いメモリMに記憶させる。
【0013】メモリMに記憶された前記再生用音声デー
タは、読出アドレス発生回路42が発生した読出アドレ
スに従い、サウンドグループ単位で出力用圧縮音声デー
タとして逐次読み出される。そして、データ伸長手段3
bへ送出され、データ伸長された後、音声出力手段2へ
送出され音声出力手段2に含まれるD/A変換器によっ
てアナログ化された後、スピーカ等によって放音され
る。
【0014】なお、前述の再生手段5bによるディスク
からのデータの読み出しは以下に説明するタイミングで
行われる。前述したようにデータ量検出回路41は、メ
モリMに記憶されているデータ量をシステムコントロー
ラ8内の再生指令手段82に供給している。再生指令手
段82はメモリMの空き容量が前述のディスクからの読
出単位である2セクタ以上になったとき、サーチ手段6
に対し再生指令を送出する。すると、サーチ手段6は再
生手段5bに再生動作を行うよう指令し、上述のように
再生手段5bによってディスクから前記2セクタのデー
タの再生が行われる。このような動作を繰り返されるこ
とで通常の再生が行われる。
【0015】上述する記録と再生の動作は、全てが公知
とはなっていないがMDシステムとして通常の構成であ
リ、本実施例の特徴は以下の点にある。すなわち、記録
中にストップあるいはポーズ設定時に直ちに記録停止を
行わず、メモリMに記憶されディスクに未記録のデータ
をディスクへ記録した後に、システムは停止あるいはポ
ーズ状態とする。このような記録方法として、以下2つ
の実施例を説明する。
【0016】まず、図1を基にして最初の実施例を説明
する。システムが記録動作中に操作者は、操作部9に含
まれるストップキーを操作した。通常のシステムにおい
てはストップキー操作ののち、直ちに電源供給が停止さ
れるが、本発明においては直ちに電源供給が停止されな
い。システムコントローラ8内でソフトウエアで構成さ
れている記録指令手段81とミュート指令手段80は上
記キー操作を検出する。このうちミュート指令手段80
は上記キー操作を検出すると、ミュート手段7に対しミ
ュート指令を発する。その結果、ミュート手段7は音声
入力手段1から入力される入力用音声データを0レベル
にする。上記キー操作ののちも、メモリMへの入力用圧
縮音声データの記憶は継続されており、そのミュートさ
れたデータは上記キーの操作前にメモリMに記憶されて
いた入力用圧縮音声データに続いてメモリMに記憶され
る。キー操作が為された時点ではメモリMのデータ量は
1クラスタよりも少ないが、ミュートされた入力用音声
データが継続して記憶されるので、そのデータ量は徐々
に1クラスタに近づく。
【0017】一方、記録指令手段81はデータ量検出手
段41の出力すなわちメモリMのデータ量を入力し、そ
のデータ量を常に監視している。そして、そのデータ量
が上述の1クラスタとなったときサーチ手段6へ記録指
令を送出する。その結果、サーチ手段6は読出アドレス
発生手段42に対し読出指令を発生し、読出アドレス発
生手段42は読出アドレスを発生する。すると、メモリ
Mのミュート音声データを含む1クラスタの記憶データ
は記録用音声データとして記録手段5aへ供給され、デ
ィスクへ記録される。記録指令手段81はストップキー
が操作されたのち、ミュート音声データを含んだ1クラ
スタのデータを記録するための記録指令を1回限り送出
する。このような記録処理の後にシステムは電源供給が
消勢され停止状態となる。
【0018】このようにストップキーが操作された後
に、直ちに電源供給が停止されるのではなく、メモリM
に記憶されていた音声データにミュート音声データを加
え1クラスタのデータが形成されたときディスクへ記録
動作を行うので、ディスクに未記録のデータを全てディ
スクに記録することができる。さて、記録の停止が為さ
れた後、再び操作部9に含まれる記録キーを操作し記録
を再開した。すると、音声入力手段1に入力された音声
信号は、データ圧縮手段3aにおいて上述したような処
理が行われた後、データ記録読出手段4によってメモリ
Mに記憶される。記録アドレス発生回路40と読出アド
レス発生回路42は前述の記録停止によってリセットさ
れており、この記録再開で再びセット状態となり記憶ア
ドレス、読出アドレスとも初期アドレスを示している。
従って、データ圧縮手段3aによって生成された入力用
圧縮データは記憶アドレスが指し示している初期アドレ
スから記憶される。
【0019】このように、本実施例では記録停止から再
び記録を再開したとき、記録再開後に入力された音声デ
ータのみによって1クラスタのデータを形成する。この
他の方法として、記録停止時において前述のミュート音
声データを加え1クラスタの記録データを形成した記録
データをディスクより読み出し、そのミュート音声デー
タが記録された部分から記録を再開することもできる。
しかし、これではディスクのデータの管理とそのデータ
サーチが難しいという問題があり、本実施例では上述の
ような記録再開方法を採用するものである。
【0020】次に2つ目の実施例について図2を基にし
て説明する。まず、図5によってディスクへの記録単位
である1クラスタの記録データの構造を説明する。図5
のように本実施例のディスクへの記録単位である1クラ
スタのデータは、3セクタのリンクセクタと1セクタの
制御セクタ及び32セクタの圧縮音声データ用セクタの
計36セクタで構成されている。圧縮音声データ用セク
タはその名の通り圧縮音声データを記憶するものであ
る。リンクセクタは記録手段5aに含まれるCD−DA
エンコーダによるインターリーブ処理に伴い生じるデー
タオーバーフローを防止するマージンエリアである。制
御セクタは,後述するように有効なセクタ、サウンドグ
ループ番号を再生時の制御用データに記録するものであ
る。
【0021】上述の説明と同様に、記録中に操作部9に
含まれるストップキーを操作した。この場合も直ちにシ
ステムは停止せずメモリMに1クラスタのデータが記憶
されるまで、メモリMの記録用音声データの記憶を継続
させる。編集データ作成手段10はストップキーが入力
されたことを検出すると、データ量検出手段41からメ
モリMのデータ量を入力する。この時点でメモリMに記
憶されていたデータは有効なデータであり再生時におい
て再生されなければならない。これに対して、ストップ
キ−操作後に入力された記録用音声データは無効なデー
タであり、再生時には再生されるべきではない。本実施
例では、有効なデータに続いて無効なデータを加え合わ
せて記録単位である1クラスタのデータを形成し、ディ
スクへ記録することになる、再生時においてこの1クラ
スタのデータのうちどこまでが有効なデータかを識別で
きるような制御データを作成し、この記録単位の制御セ
クタに多重する。そして、再生時にはその制御データを
基にした再生を行う。
【0022】そのため編集データ作成手段10は上述し
たように上記キー操作時のデータ量検出手段41の出力
を入力し、そのデータ量から前記有効データが格納され
るセクタ及びサウンドグループを検出する。図5からも
分かるように1クラスタは32の圧縮音声データ用セク
タがあり、そのセクタには5.5のサウンドグループが
ある。したがって、データ量検出手段41の出力から前
記有効データがどのセクタ、サウンドグループまでに記
憶されるかを編集データ作成手段10は検出するもので
ある。1セクタは2332バイト、1サウンドグループ
が424バイトであることから前記有効データが記憶さ
れる最終のセクタ及びサウンドグループは容易に演算で
きる。このように検出された最後の有効セクタ及びサウ
ンドグループの番号情報は間欠トラックに多重すべく多
重データとしてデータ多重手段50へ送出される。
【0023】データ多重手段50はその多重データを図
5に示したように制御セクタに多重する。図5には制御
データに多重するデータの例を示す。最初のビットであ
るB1はそのクラスタ内の全セクタが有効かどうかを示
し、0であれば全セクタが有効、1であれば無効セクタ
があることを示す。次のB2〜B6の5ビットは最後の
有効セクタの番号を示す。1クラスタのデータ内で圧縮
音声データを記憶するのは32セクタ存在するので5ビ
ット必要である。最後のB7〜B9の3ビットは有効サ
ウンドグループを示す。1セクタのサウンドグループは
5.5存在するので3ビット必要となる。なお、請求項
2で記述したブロックとは本実施例ではサウンドグルー
プを意味している。
【0024】さて、本実施例においてはストップキーあ
るいはポーズキーを操作しても、直ちにストップあるい
はポーズ状態とはならない。すなわち、メモリMへの圧
縮音声データの記憶量が1クラスタになるまで記憶を継
続させる。そして、1クラスタのデータが記憶されたこ
とを記録指令手段81が検知すると、サーチ手段6へ記
録指令を送出する。すると、サーチ手段6は読出アドレ
ス発生手段42に対し読出指令を送出し、メモリMから
1クラスタの記録用音声データが記録手段5aへ供給さ
れる。上述のデータ多重手段50は供給された1クラス
タの記録用音声データに対して、有効セクタ、サウンド
グループデータ番号を前述の制御セクタの位置に多重す
る。そして、その多重データに対し図4に示すCD−R
OMエンコーダ51とCD−DAエンコーダ52によっ
て所定のエンコード処理が行われた後、記録ヘッド53
に供給され、ディスクへ1クラスタの記録データとして
記録される。このような処理の後に記録動作は終了す
る。操作されたのがストップキーである場合にはその後
電源消勢が行われる。ポーズキーを操作した場合には消
費電力の低減を考慮して電源消勢を行ってもよいが、記
録再開後の応答性を考慮して電源消勢を行わなくてもよ
い。
【0025】なお、以上説明した例ではストップキーあ
るいはポーズキーを操作後、直ちに記録の停止を行わ
ず、メモリMに1クラスタの入力用圧縮データが記憶さ
れた時点で、ディスクに対し記録動作を行ったのち停止
するものとした。しかし、記録時において上記キーの操
作後にメモリMに記憶されたデータは、再生時には再生
されない無効なデータである。従って、無効なデータ範
囲にはどんなデータが記録されても構わない。そこで、
メモリMへのデータの記憶停止は上記キーの操作後すぐ
に行うものとし、無効なデータ範囲にはダミーデータを
記憶させることもできる。
【0026】次にこのように有効なセクタ及びサウンド
グループデータを多重された記録データを再生する例に
ついて図3を基にして説明する。操作部9に含まれる再
生キーを操作しディスクに記録されているデータを再生
する。再生キーの操作を検知した再生指令手段83はサ
ーチ手段6に対し再生指令を送出する。すると、サーチ
手段6は再生手段5bにディスクからデータを読み出さ
せると共に、記憶アドレス発生手段40に対しても記憶
指令を送出する。その結果、図4の光ピックアップ54
によってディスクの所望の間欠トラックから、2セクタ
単位でデータを読み出す。そして、CD−DAデコーダ
55によってデコード処理が行われた後、編集データ検
出手段11によって制御セクタに記録されている制御デ
ータを検出する。その制御データには上述のように有効
なセクタ、サウンドグループデータが書き込まれてお
り、編集データ検出手段11はそれを検出するとサーチ
手段6へその結果を出力する。サーチ手段6はそのデー
タを基にして有効なデータ範囲を特定する。
【0027】その制御データのうち最初のビットが0で
あれば、その1クラスタの再生は通常に2セクタ毎のデ
ータの読み出しを繰り返し、その1クラスタのデータ全
てをメモリMに記憶させる。しかし、同ビットが1の場
合にはその1クラスタには無効なセクタが存在するの
で、編集データ検出手段11により有効のセクタ、サウ
ンドグループの最終番号を取得し、それをサーチ手段6
に送出する。すると、サーチ手段6は有効なサウンドグ
ループのみがメモリMに記憶させるように制御を行う。
例えば、そのデータから取得された有効セクタの最終番
号を図5の例に記すように3、有効サウンドグループの
最終番号を4とする。この場合には、上述のように編集
データ検出手段11によって有効データの最終番号を検
出すると、上述のようにサーチ手段6は有効なデータ範
囲を特定する。まず、最初の2セクタは有効なデータ範
囲なので通常にメモリMに再生データを記憶する。
【0028】しかし、次の2セクタの再生では、その最
初のセクタの4番目のサウンドグループまでが有効とな
るので、ディスクからは通常に2セクタ読み出される
が、サーチ手段6によって有効サウンドグループが全て
メモリMに記憶された時点で記憶アドレス発生手段40
のアドレス発生を停止し、無効な範囲のデータはメモリ
Mに記憶しないように制限する。このような処理によっ
て、有効なサウンドグループの再生用音声データのみが
メモリMに記憶されることになり、無効な再生用音声デ
ータは記憶されない。従って、以下のデータ伸長手段3
bによってデータ伸長及び音声出力手段2による音声出
力は有効なデータのみにしか行われない。
【0029】
【発明の効果】記録時に記録停止又は記録ポーズが設定
されたときに、メモリに記憶されディスクに未記録の記
録用音声データをディスクへ記録することができ、記録
音声の欠落を防ぐことができる。また、所定の記録単位
内での有効なデータと無効なデータとを識別し、有効な
データのみを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録動作の一実施例を説明した図であ
る。
【図2】本発明の記録動作の一実施例を説明した図であ
る。
【図3】本発明の再生動作の一実施例を説明した図であ
る。
【図4】本発明の記録、再生動作を行う手段の詳細図で
ある。
【図5】本発明の記録データのフォーマットを説明した
図である。
【符号の説明】
M メモリ 4 記憶読出手段 7 ミュート手段 8 システムコントローラ 10 編集データ作成手段 11 編集データ検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夫馬 正人 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 井上 貴生 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入力手段より得られる入力音声デー
    タをデータ圧縮して入力用圧縮音声データを発生するデ
    ータ圧縮手段と、 前記入力用圧縮音声データをメモリに順次記憶させ、該
    メモリに蓄積された記録単位分の記録用音声データを高
    速で読み出すデータ記憶読出手段と、 前記記録単位分毎に記録用音声データをディスクに間欠
    記録する記録手段とを、 それぞれ配して成るディスク記録装置に於て、 前記入力用音声データをミュートするミュート手段と、 記録停止の設定に連動し前記ミュート手段を作動させる
    ミュート指令手段と、 前記記録手段に対しミュート音声情報が含まれる記録単
    位の記録用圧縮音声データより後の記録用圧縮音声デー
    タの記録を禁止させる記録禁止手段とを、 それぞれ配して成るディスク記録装置の記録制御回路。
  2. 【請求項2】 音声入力手段より得られる入力音声デー
    タをデータ圧縮して入力用圧縮音声データを発生するデ
    ータ圧縮手段と、 前記入力用圧縮音声データを所定のブロック単位でメモ
    リに順次記憶させ、該メモリに蓄積された記録単位分の
    記録用音声データを高速で読み出すデータ記憶読出手段
    と、 前記記録単位分毎に記録用音声データをディスクに間欠
    記録する記録手段とを、 それぞれ配して成るディスク記録装置に於て、 記録停止又は記録ポーズの設定に連動し、前記記録手段
    に対し前記設定時の音声情報が含まれる記録単位の記録
    用圧縮音声データより後の記録用圧縮音声データの記録
    を禁止させる記録禁止手段と、 前記設定時に対応する前記記録用圧縮音声データのブロ
    ック位置を検出する編集データ作成手段と、 該編集データ作成手段の出力である編集データを該当す
    る間欠記録トラックの記録用音声圧縮データに多重し前
    記記録手段へ供給するデータ多重手段とを、それぞれ配
    して成るディスク記録装置の記録制御回路。
  3. 【請求項3】 ディスクより再生用音声データを間欠再
    生する再生手段と、 前記再生用音声データをメモリに高速で記憶させ出力用
    圧縮音声データを所定のブロック単位で順次読み出すデ
    ータ記憶読出手段と、 前記出力用圧縮音声データを入力しデータ伸長した出力
    用音声データを音声出力手段に供給するデータ伸長手段
    とを、 それぞれ配して成るディスク再生装置に於て、 ディスクからの再生データから編集データを検出する編
    集データ検出手段と、 該編集データ検出手段によって検出された前記編集デー
    タに応じ前記メモリへの再生用圧縮音声データの記憶を
    制限する記憶データ制限手段とを、 それぞれ配して成るディスク再生装置の再生制御回路。
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