JP2003157013A - カード差し - Google Patents

カード差し

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JP2003157013A
JP2003157013A JP2001357930A JP2001357930A JP2003157013A JP 2003157013 A JP2003157013 A JP 2003157013A JP 2001357930 A JP2001357930 A JP 2001357930A JP 2001357930 A JP2001357930 A JP 2001357930A JP 2003157013 A JP2003157013 A JP 2003157013A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボックスパレットを構成するパンチングメタル
のような大型な格子状の基本枠に取り付けることが容易
なカード差しを提供する。 【解決手段】格子状の側壁に着脱自在に取り付けられる
カード差し20であって、略矩形状の本体部と、少なく
とも2本の棒状脚部24と、爪嵌合具26と、から構成
され、前記棒状脚部24を、前記格子状の基本枠4内に
差し込むとともに、これら棒状脚部24を差し込んだ
後、回動させることにより、前記爪嵌合具26に前記格
子状の基本枠4の板状部を挟持させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカード差しに関し、
詳しくは、格子状の基本枠から構成される側壁部に着脱
自在に取り付けられるカード差しに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、食品を運搬する容器あるいは組
立部品などを運搬する容器などには、収納物に関する必
要な事項を記入した収納物表示用のカードが利用されて
いる。この種のカードは、一般にカード差しと称される
プラスチック製の内容物表示器に、抜き差し自在に保持
された状態で収納容器の側壁部の外面に取り付けられ、
目視あるいは光電管装置等の自動検索手段によって自動
的に検索されている。 【0003】一方、このようなカードが具備される容器
としては、ボックスパレットと称される枠付きのパレッ
トも物流分野で広く採用されている。ボックスパレット
は、底板の上に立設される四側壁面が格子状のパンチン
グメタルから構成されるもので、このパンチングメタル
は、ひし形などの基本枠が連続的に形成されることによ
って、堅牢でかつ通風性が良く、さらには内部の様子を
確認することが可能とされている。 【0004】ところで、このような鉄製のボックスパレ
ットに取り付けられるカード差しとしては、格子を構成
する基本枠が大型になることに伴って、カード差しも大
型になる。このようなカード差しは、合成樹脂製の運搬
用容器などに取り付けられるカード差しに比べても大き
い。図5は、合成樹脂製の運搬用容器に取り付けられる
従来のカード差しを、ボックスパレットの側壁を構成す
るパンチングメタルに取り付けた状態を示したものであ
る。 【0005】ここで、パンチングメタル2は、例えば、
上下方向に長く左右方向に短いひし形の基本枠4が連続
的に形成されている。一方、これに取り付けられるカー
ド差し6は、横方向に長い略矩形状の本体部8の四隅部
に、水平方向の取付爪10を四方に突出形成したもので
ある。このようなカード差し6は、パンチングメタル2
の基本枠4を利用して、カード差し6の取付爪10を弾
性的に引っ掛けることにより、取付られている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにプラスチック製の運搬用容器に使用されている汎用
のカード差し6の構造を、ボックスパレット用に利用し
ようとすると、パンチングメタル2の基本枠4が大きく
なることに伴って、本体部8ならびに棒状の取付爪10
の突出長さが長くなる。 【0007】すると、このようなカード差し6をパンチ
ングメタル2の基本枠4に取り付けようとすると、本体
部8ならびに取付爪10をかなり変形させなければなら
なくなる。そのような作業を行なうことは、手間であ
り、かなりの力を要することから従来から改善が求めら
れていた。また、変形させながら取付けたとしても、ガ
タつきが大きいという問題があった。 【0008】本発明は上記に鑑み、ボックスパレットを
構成するパンチングメタルのような大型の格子状の枠体
に容易に取り付けることが容易であるとともに、がたつ
きの小さいカード差しを提供することを目的としてい
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るカード差しは、連続的に形成された格子
状の基本枠により構成される側壁に対し、弾性を利用し
て着脱自在に取り付けられるカード差しであって、情報
が記載されたカードが抜き差し自在に保持される略矩形
状の本体部と、この本体部から略直角な方向に水平板部
を突出させ、さらにその水平板部の先端から下方に向か
って下方板部を突出させてなる少なくとも2本の棒状脚
部と、前記棒状脚部から所定間隔離間して配置されると
ともに、相対峙して配置された一対の弾性部材間に、前
記格子状の基本枠の板状部を保持することが可能な爪嵌
合具と、から構成され、前記棒状脚部を、前記格子状の
基本枠内に差し込むとともに、これら棒状脚部を差し込
んだ後、前記側壁側に回動させることにより、前記爪嵌
合具に前記基本枠の板状部を挟持させるようにしたこと
を特徴としている。 【0010】係る構成による本発明によれば、本体部の
荷重を上下方向の棒状脚部により受けることができると
ともに、これと対向する爪嵌合具に基本枠の板状部を挟
持させることより外れを防止することができる。よっ
て、本体部などを力により変形させることなく装着し保
持させることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。図1は本発明の一実施例に
よるカード差しの裏側を示したものである。このカード
差し20は、合成樹脂から形成されたもので、略矩形状
の本体部22の表側には、図示していないが情報が記載
されたカードを差し抜き自在に保持するためのカード保
持部が備えられている。また、この本体部22の裏面2
2aには、一対の下側角部に2本の棒状脚部24,24
が突設され、その上側の角部近傍に2本の爪嵌合具2
6,26がそれぞれ突出形成されている。 【0012】棒状脚部24は、本体部22の裏面22a
から略直角な方向に突出された水平板部24aと、この
水平板部24aから下方に向かって一部屈曲するように
突出された下方板部24bとから構成されている。一
方、爪嵌合具26は、図2に示したように、相対峙して
配置された第1の爪部材28と第2の爪部材30とから
構成されている。このような爪嵌合具26は裏面22a
から所定長さ立設されているので、弾性変形可能にされ
ている。また、この第1の爪部材28の先端部は尖塔状
に形成されているが、第2の爪部材30の先端部は、略
U字状に折り返して形成されている。したがって、爪嵌
合具26には、外部に開口した隙間Sが形成されてい
る。なお、爪嵌合具26の形状は、上記実施例に何ら限
定されるものではない。 【0013】カード差し20は、コスト面を考慮すれ
ば、全体が合成樹脂により一体成形されることが好まし
いが、別体で形成されたものから構成することもでき
る。このようなカード差し20は、図3に示したよう
に、特に、パンチングメタル2により形成されたボック
スパレットの側壁面に取り付けることができる。ここ
で、このパンチングメタル2には、ひし形の基本枠4が
縦横に連続して形成されている。そして、このひし形の
基本枠4は、比較的大きい。 【0014】パンチングメタル2からなる側壁面に対
し、上記カード差し20を取り付けるには、先ず、一対
の棒状脚部24、24を所定の基本枠4、4内に挿入す
る。すると、水平板部24a,24aが、パンチングメ
タル2の交差部に係止される。この状態から、カード差
し20の本体部22の側壁を把持して、立て起こすよう
に回動させれば、幾何学模様を構成するパンチングメタ
ル2の基本枠の一部を、図4に示したように、爪嵌合具
26の隙間S内に嵌入させることができる。これによ
り、カード差し20を所定位置に取り付けることができ
る。 【0015】このような一連の取付作業においては、本
体部22、棒状脚部24、並びに爪嵌合具26を変形さ
せる必要がない。軽い押し込み操作により、弾性力を利
用して取り付けることができる。したがって、本実施例
のカード差し20は、取付作業を容易に行なうことがで
きる。また、取付け後の荷重は、特に、上下方向に延び
る棒状脚部24により支持されることになるので、この
カード差し30が大型でいくら重くなるとしても、その
荷重でカード差し自体が落下したり垂れ下がってしまう
ようなこともない。 【0016】なお、取り外しに際しては、本体部22を
把持していた爪嵌合具26の係合を解除するために、棒
状脚部24側を下方にやや押し下げながら、上部の爪嵌
合具側26を手前に引っ張るように回動させれば、爪嵌
合具26をパンチングメタル2の板状部から取り外すこ
とができる。したがって、本実施例によれば、取り付け
も取り外しも容易に行なうことができる。 【0017】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、
上記実施例では、カード差し20をパンチングメタル2
で囲まれたボックスパレットの側壁面に取り付ける例を
示したが、合成樹脂製の運搬用容器などにも取り付けす
ることができる。 【0018】その場合には、棒状脚部24,24間のピ
ッチや、爪嵌合具26,26間のピッチなどを適宜な寸
法に合わせれば良い。また、上記実施例では、2つの棒
状脚部24と2つの爪嵌合部26とを具備させている
が、この棒状脚部24は2つに限定されず、少なくとも
2本あれば良いもので、爪嵌合具26も2つに限定され
ない。この爪嵌合具26は、1つあるいは3つであって
も良い。しかしながら、大きさに対する姿勢の安定性を
考慮すれば、2つが最も好ましい。 【0019】 【発明の効果】以上、説明したように本発明に係るカー
ド差しによれば、大型なカード差しを形成した場合であ
っても、簡単な作業で容易に、かつ強固に取り付けるこ
とができる。したがって、ボックスパレットのカード差
しとして有効に適用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の一実施例によるカード差しの斜
視図である。 【図2】図2は図1の一部を拡大して示した断面図であ
る。 【図3】図3は図1に示したカード差しをパンチングメ
タルに取り付けたときの正面図である。 【図4】図4は図3のB−B線方向の断面図である。 【図5】図5は従来のカード差しがパンチングメタルに
取り付けられた状態を示す正面図である。 【符号の説明】 2 パンチングメタル(板部) 22 本体部 22a 裏面 24 棒状脚部 26 爪嵌合具 28 第1の爪部材(弾性部材) 30 第2の爪部材(弾性部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 連続的に形成された格子状の基本枠によ
    り構成される側壁に対し、弾性を利用して着脱自在に取
    り付けられるカード差しであって、 情報が記載されたカードが抜き差し自在に保持される略
    矩形状の本体部と、 この本体部から略直角な方向に水平板部を突出させ、さ
    らにその水平板部の先端から下方に向かって下方板部を
    突出させてなる少なくとも2本の棒状脚部と、 前記棒状脚部から所定間隔離間して配置されるととも
    に、相対峙して配置された一対の弾性部材間に、前記格
    子状の基本枠の板状部を保持することが可能な爪嵌合具
    と、から構成され、 前記棒状脚部を、前記格子状の基本枠内に差し込むとと
    もに、これら棒状脚部を差し込んだ後、前記側壁側に回
    動させることにより、前記爪嵌合具に前記基本枠の板状
    部を挟持させるようにしたことを特徴とするカード差
    し。
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CN113363865A (zh) * 2021-05-27 2021-09-07 国网浙江象山县供电有限公司 线路杆塔牌绝缘操作固定装置

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