JP5128188B2 - 受け止め具用掛け止め体及び受け止め装置 - Google Patents

受け止め具用掛け止め体及び受け止め装置 Download PDF

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Description

本発明は、棚板、トレーの如き物体を載せたり収容したりする物体搭載・収容部材を受け止める受け止め具を着脱自在に取り付ける柱状又は壁状の掛け止め体及びこの掛け止め体と受け止め具とから成る受け止め装置に関するものである。
従来から、横方向に間隔をあけて設けられた少なくとも2つの棚柱の如き掛け止め体の上下の掛け止め孔に受け止め具(例えば棚受け具)の上下の掛け止め爪をそれぞれ係入して2つの掛け止め体に2つの受け止め具を着脱自在に取り付け、これらの2つの受け止め具に跨ってその上に棚板を保持して棚を形成するようにした受け止め装置が用いられている(特許文献1乃至3参照)。
この種の受け止め装置において、受け止め具は、その掛け止め爪を掛け止め体の掛け止め孔に上方から差し込んで掛け止め孔に掛け止めするので、何らかの原因で受け止め具が下方から持ち上げられると、受け止め具が掛け止め体から外れて脱落する虞があるので、これを防止することが要求される。
1つの従来技術では、この受け止め具の脱落を防止するために、受け止め具と掛け止め体の掛け止め孔との間に固定冶具を挿入している(特許文献1参照)。
しかし、この受け止め装置は、受け止め具のほかに、固定冶具を必要とするので、部品点数が増加する上に、受け止め具を取り付けた後、この固定冶具を掛け止め体の掛け止め孔に差し込む作業を必要とし、作業性が低くなる欠点があった。
また、他の従来技術では、掛け止め孔の一側にストッパを設け、受け止め具は、掛け止め孔に係入して掛け止めした後、ストッパを有する側に変位させてこのストッパによって受け止め具の脱落を防止している(特許文献2及び3参照)。
しかし、この従来技術では、受け止め具がストッパに対応する位置にある時には脱落を防止することができるが、受け止め具がストッパから外れた位置(差し込み位置)に戻るようなことがあると、受け止め具の脱落を防止することができない欠点があった。
実開平6−77569号公報 特開平5−277011号公報 特開2000−146428号公報
本発明が解決しようとする1つの課題は、部品点数や作業工程を増加することなく、また受け止め具がいずれの位置にあっても脱落を有効に防止することができる受け止め具用掛け止め体を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、部品点数や作業工程を増加することなく、また受け止め具が掛け止め孔に対して左右のどちらの側にあっても脱落を有効に防止することができる受け止め装置を提供することにある。
本発明の第1の課題解決手段は、
水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具の前記水平片と垂直片の鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体において、
前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
前記掛け止め孔の各部であって、前記1対のストッパの対向部間と、当該両ストッパの上位側部分と、当該両ストッパの下位側部分については、前記1対のストッパの対向部間が、当該両ストッパの上位側部分や当該両ストッパの下位側部分よりも狭くなっているとともに、前記1対のストッパの上位側部分や前記1対のストッパの下位側部分が、当該両ストッパの水平間隔よりも広いものであること
を特徴とする受け止め具用掛け止め体を提供することにある。
本発明の第2の課題解決手段の受け止め具用掛け止め体としては、
上記第1の課題解決手段における前記1対のストッパが、略山形又は略矩形の形態であってもよいものである。
本発明の第3の課題解決手段の受け止め具用掛け止め体としては、
上記第1又は第2の課題解決手段における前記1対のストッパが、同じ高さ位置に形成されていてもよいものである。
本発明の第4の課題解決手段は、
水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具の前記水平片と垂直片の鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体において、
前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
前記1対のストッパは、垂直方向にずれるように異なる高さ位置に形成されていること を特徴とする受け止め具用掛け止め体を提供することにある。
本発明の第5の課題解決手段は、
水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具と、前記受け止め具の前記水平片と垂直片の前記鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体とから成っている受け止め装置において、
前記掛け止め体の前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
前記掛け止め孔の各部であって、前記1対のストッパの対向部間と、当該両ストッパの上位側部分と、当該両ストッパの下位側部分については、前記1対のストッパの対向部間が、当該両ストッパの上位側部分や当該両ストッパの下位側部分よりも狭くなっているとともに、前記1対のストッパの上位側部分や前記1対のストッパの下位側部分が、当該両ストッパの水平間隔よりも広いものであること
を特徴とする受け止め装置を提供することにある。
本発明の第6の課題解決手段の受け止め装置としては、
上記第5の課題解決手段の受け止め装置における前記1対のストッパが、略山形又は略矩形の形態であってもよいものである。
本発明の第7の課題解決手段の受け止め装置としては、
上記第5又は第6の課題解決手段の受け止め装置における前記1対のストッパが、同じ高さ位置に形成されていてもよいものである。
本発明の第8の課題解決手段は、
水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具と、前記受け止め具の前記水平片と垂直片の前記鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体とから成っている受け止め装置において、
前記掛け止め体の前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
前記1対のストッパは、垂直方向にずれるように異なる高さ位置に形成されていること を特徴とする受け止め装置を提供することにある。
本発明の第9の課題解決手段は、
水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具と、前記受け止め具の前記水平片と垂直片の前記鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体とから成っている受け止め装置において、
前記掛け止め体の前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
前記受け止め具は、前記水平片に脱着自在に被せられるカバーを含み、前記カバーは、上壁と下壁とが異なる厚みを有し、前記カバーの大きな厚みを有する壁の前記大きな厚み部分は凸部によって形成されていること
を特徴とする受け止め装置を提供することにある。
本発明によれば、上記のように、掛け止め体の掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有するので、掛け止め孔内での左右いずれかの方向に偏倚しているのが通常である受け止め具が掛け止め体から脱落することがない。
また、本発明によれば、固定冶具を必要としないので、部品点数が増加したり、固定冶具の差し込み作業を必要としたりすることがなく、受け止め装置を経済的に得ることができる。
更に、本発明において、受け止め具のカバーの上下の壁厚が異なると、カバーを上下逆にして使用することによって受け止め具の受け止め高さ位置を調節することができるので、左右の受け止め具のレべリング調整を容易に行うことができる。
また、本発明において、受け止め具のカバーの上下の壁厚が異なる場合に、大きな厚み部分が凸部であると、棚板や受け皿等の物体搭載・収容部材の対応する位置にこの凸部に係合する凹部を設けて物体搭載・収容部材の位置決めにも応用することができる。
本発明の好ましい実施の形態による受け止め具用掛け止め体10を以下に図面を参照して述べると、図1及び図2は、本発明の受け止め具用掛け止め体10を用いた受け止め装置1を示し、図示の形態では、この受け止め装置1は、棚Sを形成しているのが示されている。
1対の掛け止め体10は、例えば、書箱等の適宜の収容体の壁WにねじTによって固定され、棚板SPは、この1対の掛け止め体10の掛け止め孔12に掛け止めしてそれぞれ取り付けられた1対の受け止め具(図示の例では、棚受け具)20に跨ってその上に乗せられる。
掛け止め体10は、図4に示すように、断面コ字形の金属ストリップ10Sから成っており、掛け止め孔12は、この金属ストリップ10Sに垂直方向に所定の間隔をあけて設けられ、また、ねじTを貫通するねじ貫通孔14は、金属ストリップ10Sの上下両端に設けられている。なお、図4において、符号10SEは、金属ストリップ10Sの両側の側縁を示す。
受け止め具20は、図5に示すように、水平片22と垂直片24とを有し水平片22の後端と垂直片24の下端とに水平片22及び垂直片24の幅よりも小さな幅の鉤状掛け止め爪22P、24Pをそれぞれ有する略L字形の形態を有する。図示の例では、水平片22と垂直片24と鉤状掛け止め爪22P、24Pは、金属ストリップを折り曲げ加工して形成され、水平片22は、二重に折り曲げて高い強度を有するように形成されている。
図5及び図6から解るように、鉤状掛け止め爪22P、24Pは、水平片22の後端面及び垂直片24の後面よりも後方に位置するように設けられ、従って、これらの鉤状掛け止め爪22P、24Pは、掛け止め体10の掛け止め孔12に係入されると、垂直片24が掛け止め体10の正面に係合されて受け止め具20が掛け止め体10に安定して取り付けられる。図6から解るように、鉤状掛け止め爪22P、24Pは、掛け止め体10の掛け止め孔12に係入することができる程度で掛け止め孔12の高さよりも若干小さい高さを有する。
1対の受け止め具20は、図6乃至図8に示すように、まず、その鉤状掛け止め爪22P、24Pを掛け止め体10の所定の高さ位置の掛け止め孔12に挿入し(図6参照)、その後、鉤状掛け止め爪22P、24Pを掛け止め孔12に沿って下降する。このようにすると、図7(C)に示すように、掛け止め爪22Pの付け根22PRが相応する掛け止め孔12の下壁面に接触して、受け止め具20が掛け止め体10に安定状態で取り付けられる。
その後、図1及び図2に示すように、棚板SPを1対の受け止め具20に跨って支持して棚Sが形成される。例えば、棚Sが書棚である場合には、両側が図示されない側壁を有するので、棚板SPは、書棚の両側壁によって拘束されるため、棚板SPを固定する必要はないが、棚板SPの両側が開いている場合には、適宜の手段で棚板SPを受け止め具20に固定するのが好ましい。
図3及び図4に示すように、掛け止め体10の掛け止め孔12は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパ12S1、12S2を有し、この1対のストッパ12S1、12S2は、掛け止め爪22P、24Pが垂直方向に通過するのを許す程度の間隔dをあけてある(図6(A)参照)。
図1乃至図4及び図6乃至図9の形態1対のストッパ12S1、12S2は、略山形であるものが示されているが、これは図15(A)(B)に示すよう略矩形の形態であってもよい
このように、掛け止め体10の掛け止め孔12が1対のストッパ12S1、12S2を有すると、受け止め具20の掛け止め爪22P、24Pが掛け止め体10の掛け止め孔12に係入して棚板SPを受け止める受け止め具20が左と右の垂直壁面のそれぞれに接触して安定に取り付けられた状態で、受け止め具20が下方から力を受けることがあっても、掛け止め爪22P、24Pは、掛け止め孔12の左右1対のストッパ12S1、12S2によって抜け出るのが阻止されるので、受け止め具20が掛け止め体10から脱落することがない。なお、鉤状掛け止め爪22P、24Pの垂直方向の長さは、掛け止め孔12の底面からストッパ12S1、12S2までの長さよりも大きく設定されている。
更に詳細に述べると、受け止め具20が掛け止め孔12に掛け止めされている状態では、掛け止め爪22P、24Pは、相応する掛け止め孔12の1対のストッパ12S1、12S2よりも下方に位置しているが、この位置では、掛け止め爪22P、24Pは、掛け止め孔12の幅方向に空間的に余裕を有して掛け止めされており、掛け止め爪22P、24Pは、1対のストッパ12S1、12S2の間の間隔に中心合わせされていることは稀であり、掛け止め爪22P、24Pは、その中心合わせ位置よりも右側または左側に偏倚しているのが通常である。この状態で、受け止め具20に下から力を受けても、掛け止め爪22P、24Pは、左側のストッパ12S1(図9(A)参照)又は右側のストッパ12S2(図9(B)参照)に突き当たるため、掛け止め爪22P、24Pがストッパ12S1と12S2の間を潜り抜けることがなく、受け止め具20が脱落することがない。
上記の実施の形態では、左右の1対のストッパ12S1、12S2は、同じ高さ位置に形成されているが、図15(B)に示すように、左右のストッパ12S1、12S2は、垂直方向にずれるように異なる高さ位置に形成されていてもよく、この場合でも、同様にして、掛け止め爪22P、24Pがいずれかのストッパ12S1、12S2によって持ち上げられるのが阻止されて受け止め具20の脱落を防止することができる。
掛け止め体10の他の実施の形態が図10に示されており、この実施の形態では、掛け止め体10は、先の実施の形態のように、ねじで壁Wに固定するのではなく、掛け止め体10の金属ストリップ10Sがその両縁よりもやや内側に1対の弾性差し込み片10SSを含み、これらの差し込み片10SSは、その外面に粗面10SRを有する(図10(B)参照)。この形態の掛け止め体10は、図10(A)に示すように、壁Wの凹条部WR内に1対の差し込み片10SSを弾性的に差し込んで壁Wに固定される。この掛け止め体10の差し込み孔12も、先の実施の形態と同様に、1対のストッパ12S1、12S2を有する。
本発明の受け止め装置1に用いられる受け止め具20の他の形態が図11及び図12に示されており、この実施の形態の受け止め具20は、水平片22に着脱自在に被せられるカバー26を含み、このカバー26は、図13に示すように、上壁26Uと下壁26Lとが異なる厚みを有している。図13の形態では、図13(G)に示すように、上壁26Uの厚みT26Uは、下壁26Lの厚みT26Lの6倍と著しく大きく設定されているが、その差は、任意に設定することができる。
このようにカバー26の上下の壁26U、26Lの厚みが異なると、図14(B)(C)に示すように、同じ高さ位置の掛け止め孔12に掛け止めされた受け止め具20上に乗せて支持される棚板SPの高さを調節することができる。図14(A)は、カバー26を用いない場合の棚板SPの高さを示し、同図(B)のようにカバー26を下向きに被せた場合には、同図(A)の場合よりも棚板SPが高くなっており、また同図(C)のようにカバー26を上向きに被せた場合には、同図(B)の場合よりも棚板SPが更に高くなっているのが解る。
図11及び図12の受け止め具20のカバー26は、大きな厚みを有する壁26U側のこの大きな厚み部分がかまぼこ型の凸部26PRによって形成されている。このような構造のカバー26は、先に述べたように、上下のいずれかを選択して棚板SPの高さを調節することができるほかに、図14(D)に示すように、棚板SPを上下逆にしても同じ高さを維持しながら、凸部26PRを上側にしてその上に乗せられる棚板SPに凸部26PRを補完するような凹部SPRを設けて棚板SPを受け止め具20上に位置保持することができる。なお、カバー26は、その両側壁26Sの先端に上下の壁26U、26Lの先端よりも突出するように延長する部分26SEを有し、この延長部分26SEは、水平片22と垂直片24との連結部分を覆っている。
凸部26PRを有するカバー26を高さ調節に用いるか、棚板SPの位置保持に用いるかは、受け止め装置1の提供者及び使用者が適宜に選択することができる。
なお、図示していないが、カバー26の大きな厚み部分は、上記のような凸部26PRではなく、上壁26Uの全面又は一部の厚みを平坦なまま大きくして形成することができることは勿論である。
本発明に用いられる受け止め具は、物体を保持することができるものであれば、水平片の形状は、任意に変えることができ、また垂直片と同じ幅の掛け止め爪を有するものであってもよい。また、取り付け時の安定性を確保することができれば、鉤状掛け止め爪は、1つでもよい。
掛け止め体10、受け止め具20は、いずれも金属製とすることができるが、プラスチック製であってもよく、また受け止め具20の本体を金属製とし、カバーをプラスチック製とすることもできる。
また、上記の実施の形態では、掛け止め体10は、柱状であったが、例えば、キャビネットの壁に直接受け止め具20を取り付けることができるように、掛け止め孔を設けたキャビネット壁のように壁自体であってもよい。受け止め具20の上に支持される部材は、棚板SPであったが、例えば、種々の家電調理製品のトレーの如き受け皿その他適宜の物体搭載・収容部材とすることができる。
本発明によれば、受け止め具を掛け止めすべき掛け止め体の掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有するので、受け止め具の掛け止め爪が掛け止め孔内での左右いずれの方向に偏倚しているのが通常であることから、掛け止め爪が掛け止め体の掛け止め孔から外れることがなく、従って受け止め具の脱落を有効に防止することができ、またこの脱落防止効果は、部品点数や作業工程を増加することなく達成することができ、本発明は、高い産業上の利用性を有する。
本発明の受け止め装置を用いて形成された棚を俯瞰した斜視図である。 図1の棚を下方から見上げた斜視図である。 図1の受け止め装置を構成する1対の掛け止め体と受け止め具との組み合わせの一方のみを示す斜視図である。 図1の受け止め装置に用いられる受け止め具用掛け止め体を示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、その背面図、同図(C)は、同図(A)のC−C線断面図である。 図1の受け止め装置に用いられる受け止め具を示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、その右側面図、同図(C)は、その背面図、同図(D)その下向き前方斜視図、同図(E)は、その下向き後方斜視図、同図(F)は、その上向き斜視図である。 受け止め具を掛け止め体に差し込んだ状態を示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、その背面図、同図(C)は、その中央縦断面図である。 受け止め具を掛け止め体に安定した状態まで下降させて受け止め具を掛け止め体に掛け止めした状態を示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、その背面図、同図(C)は、その中央縦断面図である。 受け止め具に下方から力が加わった時の受け止め具の状態を示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、その背面図、同図(C)は、その中央縦断面図である。 図8(C)の状態の要部を正面から見て拡大した状態を示し、同図(A)は、掛け止め爪が右側に偏倚している状態の正面図、同図(B)は、掛け止め爪が左側に偏倚している状態の正面図である。 掛け止め体を変形した受け止め装置を示し、同図(A)は、一方の掛け止め体と受け止め具との組み合わせの斜視図、同図(B)は、掛け止め体の拡大横断面図である。 本発明の他の実施の形態による受け止め装置の一方の掛け止め体と受け止め具との組み合わせの斜視図である。 図11の組み合わせの受け止め具本体とカバーとの取付前の分解斜視図である。 図11及び図12の受け止め装置に用いられるカバーを示し、同図(A)は、その正面図、同図(B)は、その背面図、同図(C)は、その右側面図、同図(D)は、その上面図、同図(E)その下面図、同図(F)は、その斜視図、同図(G)は、同図(A)のG−G線断面図である。 受け止め具用のカバーがない場合とカバーがあってもそ使用状態が異なる時の棚板の高さ位置を示し、同図(A)は、カバーがない場合の棚板の高さ位置を示す拡大断面図、同図(B)は、カバーを下向きに被せた時の棚板の高さ位置を示す拡大正面図、同図(C)は、カバーを上向き被せた時の棚板の高さ位置を示す拡大正面図、同図(D)は、同図(C)と同じ向きであるが棚板がカバーに位置保持される状態の拡大正面図である。 掛け止め体の掛け止め孔のストッパの異なる形態を示し、同図(A)は、略矩形状のストッパを有する掛け止め体の正面図、同図(B)は、同図(A)の相対するストッパが異なる高さ位置にある掛け止め体の正面図である。
1 受け止め装置
10 受け止め具用掛け止め体
10S 金属ストリップ
10SE 側縁
10SS 弾性差し込み片
10SR 粗面
12 掛け止め孔
12S1、12S2 1対のストッパ
14 ねじ貫通孔
20 受け止め具
22 水平片
22P 鉤状掛け止め爪
22PR 付け根
24 垂直片
24P 鉤状掛け止め爪
26 カバー
26U、26L 上下の壁
26PR 凸部
26S 側壁
26SE 延長部分
W 壁
WR 凹条部
S 棚
SP 棚板
SPR 凹部
d ストッパ間の間隔

Claims (9)

  1. 水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具の前記水平片と垂直片の鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体において、
    前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
    前記掛け止め孔の各部であって、前記1対のストッパの対向部間と、当該両ストッパの上位側部分と、当該両ストッパの下位側部分については、前記1対のストッパの対向部間が、当該両ストッパの上位側部分や当該両ストッパの下位側部分よりも狭くなっているとともに、前記1対のストッパの上位側部分や前記1対のストッパの下位側部分が、当該両ストッパの水平間隔よりも広いものであること
    を特徴とする受け止め具用掛け止め体。
  2. 請求項1に記載の受け止め具用掛け止め体であって、前記1対のストッパは、略山形又は略矩形の形態であることを特徴とする受け止め具用掛け止め体。
  3. 請求項1又は2に記載の受け止め具用掛け止め体であって、前記1対のストッパは、同じ高さ位置に形成されていることを特徴とする受け止め具用掛け止め体。
  4. 水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具の前記水平片と垂直片の鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体において、
    前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
    前記1対のストッパは、垂直方向にずれるように異なる高さ位置に形成されていること を特徴とする受け止め具用掛け止め体。
  5. 水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具と、前記受け止め具の前記水平片と垂直片の前記鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体とから成っている受け止め装置において、
    前記掛け止め体の前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
    前記掛け止め孔の各部であって、前記1対のストッパの対向部間と、当該両ストッパの上位側部分と、当該両ストッパの下位側部分については、前記1対のストッパの対向部間が、当該両ストッパの上位側部分や当該両ストッパの下位側部分よりも狭くなっているとともに、前記1対のストッパの上位側部分や前記1対のストッパの下位側部分が、当該両ストッパの水平間隔よりも広いものであること
    を特徴とする受け止め装置。
  6. 請求項5に記載の受け止め装置であって、前記1対のストッパは、略山形又は略矩形のの形態であることを特徴とする受け止め装置。
  7. 請求項5又は6に記載の受け止め装置であって、前記1対のストッパは、同じ高さ位置に形成されていることを特徴とする受け止め装置。
  8. 水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具と、前記受け止め具の前記水平片と垂直片の前記鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体とから成っている受け止め装置において、
    前記掛け止め体の前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
    前記1対のストッパは、垂直方向にずれるように異なる高さ位置に形成されていること を特徴とする受け止め装置。
  9. 水平片と垂直片とを有し前記水平片の後端と前記垂直片の下端とに前記水平片及び垂直片の幅よりも小さな幅で下向きの鉤状掛け止め爪をそれぞれ有する略L字形の受け止め具と、前記受け止め具の前記水平片と垂直片の前記鉤状掛け止め爪がそれぞれ係入すべき掛け止め孔を有する受け止め具用掛け止め体とから成っている受け止め装置において、
    前記掛け止め体の前記掛け止め孔は、その相対する垂直壁面から相互に接近する方向に延びる1対のストッパを有し、前記1対のストッパは、前記掛け止め爪が垂直方向に通過するのを許す程度の間隔をあけてあること、および、
    前記受け止め具は、前記水平片に脱着自在に被せられるカバーを含み、前記カバーは、上壁と下壁とが異なる厚みを有し、前記カバーの大きな厚みを有する壁の前記大きな厚み部分は凸部によって形成されていること
    を特徴とする受け止め装置。
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