JP2003156439A - 農産物非破壊品質判定装置 - Google Patents

農産物非破壊品質判定装置

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JP2003156439A
JP2003156439A JP2001354774A JP2001354774A JP2003156439A JP 2003156439 A JP2003156439 A JP 2003156439A JP 2001354774 A JP2001354774 A JP 2001354774A JP 2001354774 A JP2001354774 A JP 2001354774A JP 2003156439 A JP2003156439 A JP 2003156439A
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JP
Japan
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light
agricultural product
quality
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light receiving
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JP2001354774A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Tanaka
伸明 田中
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送手段により搬送される農産物の搬送速度
が速い場合には、農産物を透過した光を受光する時間が
短くなり、正確な判定を行うことができない場合があっ
た。また、受光する時間を長くすると、もれ光を受光し
てしまうことがあった。 【解決手段】 農産物を搬送手段1により搬送し、投光
手段11と受光手段12を農産物搬送経路途中の両側に
配置して測定部3とし、農産物を透過して受光した光に
基づいて農産物の品質を判定する非破壊品質判定装置に
おいて、前記投光手段11と受光手段12とを、光の進
行方向が搬送経路に対して水平面内で45度になるよう
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、みかん、メロン、
スイカ等の農産物の内部糖度等の品質を非破壊で測定す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、農産物の糖度等の品質を、農
産物を破壊することなく判定する非破壊品質判定装置と
して、農産物を搬送手段により搬送し、赤外光やレーザ
ー光等の光を農産物へ照射し、農産物を透過した光を分
析することによって、糖度等の内部品質を判定するよう
に構成したものがある。このような非破壊品質判定装置
においては、例えば、光を農産物に照射するための投光
部材を、農産物を搬送するコンベア等の搬送手段の一側
方に配置するとともに、農産物を透過した光を受光する
ための受光部材を該搬送手段の他側方に配置していた。
そして、該投光部材から投光された光が搬送経路に対し
て90度の角度から農産物に照射され、農産物を透過し
た光は受光部材により受光されるように構成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬送手段によ
り搬送される農産物の搬送速度が速い場合には、農産物
を透過した光を受光する時間が短くなり、正確な判定を
行うことができない場合があった。また、受光する時間
を長くすると、もれ光を受光してしまうことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、農産物を搬送
手段により搬送し、投光手段と受光手段を農産物搬送経
路途中の両側に配置して測定部とし、農産物を透過して
受光した光に基づいて農産物の品質を判定する非破壊品
質判定装置において、前記投光手段と受光手段とを、光
の進行方向が搬送経路に対して水平面内で45度になる
ように配置したものである。
【0006】請求項2においては、前記投光手段と受光
手段の光の進行方向を、搬送経路に対して水平面内で角
度変更可能に構成したものである。
【0007】請求項3においては、前記投光手段と受光
手段の上下位置を変更可能に構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の非破壊品質判定装置を示す斜視図、
図2は非破壊品質判定装置を示すブロック図、図3は搬
送される農産物に搬送経路に対して45度の角度から投
光を行う状態を示す図、図4は搬送される農産物に搬送
経路に対して90度の角度から投光を行う状態を示す
図、図5は別実施例の非破壊品質判定装置を示す斜視図
である。
【0009】本発明の非破壊品質判定装置について、図
1、図2により説明する。搬送手段であるローラコンベ
ア1上には、該ローラコンベア1により搬送される複数
のトレイ2がセットされ、該トレイ2上には品質判定が
行われる例えばメロン等の農産物Mが載置されている。
該トレイ2に載置された農産物Mはローラコンベア1上
を順次搬送され、該農産物Mの搬送経路途中には測定部
3が配置されている。尚、搬送手段はローラコンベア1
に限定されるものではなく、ベルトコンベア等を用いて
もよい。また、農産物は収穫した全てを測定すること
も、適宜無差別に取り出してサンプリングして測定する
こともできる。
【0010】測定部3においては、赤外光や近赤外光等
の光を投光するランプまたはLED等の投光手段11が
ローラコンベア1の一側方に配設され、該ローラコンベ
ア1の他側方には対向して光を受光するためのフォトダ
イオードやフォトトランジスタ等の受光手段12が配設
されている。該投光手段11と受光手段12は、光の進
行方向が搬送経路(ローラコンベア1の搬送方向)に対
して水平面内で45度になるように、投光手段11を受
光手段12より下流側へずらして配置されている。尚、
本実施例においては、投光手段11が下流側へ配置され
ているが、受光手段12を投光手段11より下流側へ配
置することもできる。
【0011】また、農産物Mの搬送経路の測定部3より
も上流側には位置センサ15が設けられており、該位置
センサ15によって、搬送されるトレイ2上に農産物M
が載置されているか否かを検出している。
【0012】そして、位置センサ15により存在を確認
されたトレイ2上の農産物Mが測定部3に達すると、搬
送経路に対して45度の角度から投光手段11により投
光が行われ、投光された光はローラコンベア1の一側方
から農産物Mに照射される。農産物Mに照射された光
は、該農産物Mを透過してローラコンベア1の他側方へ
進行し、受光手段12により受光される。
【0013】即ち、図2に示すように、位置センサ15
により検出された農産物Mの存在の有無がコントローラ
5に入力され、農産物Mの存在が確認されたトレイ2が
測定部3に達すると、コントローラ5から投光手段11
へ出力信号が送出されて、該投光手段11から光が投光
され、農産物Mを透過した後に受光手段12により受光
される。
【0014】そして、受光手段12の受光信号はコント
ローラ5に入力され、該コントローラ5により受光信号
値を演算して分析される。投光手段11からは所定の波
長領域の光が投光されるが、光が農産物Mを透過する
と、該農産物M内に含まれる糖質等により所定波長の光
が吸収されるため、投光手段11から投光された光と、
受光手段12にて受光した光とを比較分析する(コント
ローラ5で演算する)ことで、農産物Mの糖度等の品質
を判定する(等質量を設定値と比較して等級等を判定す
る)ことができるのである。
【0015】このような構成において、図3に示すよう
に、ローラコンベア1により搬送される農産物Mに搬送
経路に対して45度の角度から投光を行う場合には、農
産物Mに光が照射されている間に該農産物Mは距離L1
を移動する。一方、図4に示すように、従来のように搬
送経路に対して90度の角度から光を照射した場合に
は、農産物Mに光が照射されている間に該農産物Mは距
離L2を移動する。つまり、該移動距離L1と動距離L
2とを比較すると、該移動距離L1が移動距離L2より
大きい、すなわち搬送される農産物Mに搬送経路に対し
て45度の角度から投光を行うと、農産物Mに光が照射
される時間が長くなるのである。したがって、農産物M
を透過した光を受光する時間が長くなるとともに、もれ
光は受光されにくくなるため、精度の高い判定を行うこ
とができる。
【0016】また、農産物Mの品質判定を行う場合、光
の透過範囲が大きい程正確な判定を行うことができるた
め、光の照射は、光の透過範囲が大きくなる農産物Mの
赤道部(農産物Mの中心部を含む水平面)に行うように
している。判定される農産物Mの内部品質は光の照射部
位によって大きく異なり、順次搬送される農産物Mの各
個体について、できるだけ同じ部位に光を照射すること
が望ましい。しかし、天然産品である農産物Mは同一品
種においても各個体間で大きさ(果径)や形状が異なる
ため、常に農産物Mの赤道部へ光を照射するためには、
各農産物Mの大きさ(果径)に応じて、照射される光の
上下位置を調節する必要がある。また、農産物Mは球に
限らず長円となることもあるので、照射角度を45度に
限定せずに、形状に応じて照射角度を変更できるように
しておくことで、判定精度をアップすることもできる。
【0017】そこで、前記投光手段11及び受光手段1
2を、次の如く上下移動可能、かつ、水平面内で搬送方
向に対して角度変更可能な構成として、農産物Mへ照射
される光の上下位置及び照射角度を調節するようにして
いる。図5に示すように、投光手段11及び受光手段1
2がコ字状のアーム21の両端にそれぞれ取り付けられ
て、測定距離が変わらないように配設し、測定部3が形
成されている。また、該アーム21の中央部が支持部材
22の一端に回転可能に支持され、該支持部材22の一
端にモータ24が配設されている。該モータ24の出力
軸に減速機構等を介してアーム21の回転軸と連結され
て、該モータ24を駆動することによりアーム21が回
転可能としている。該支持部材22の他端は、固定部材
23に配設されたシリンダ25等のアクチュエータのロ
ッドに一体的に固定され、該シリンダ25の伸縮により
上下移動可能に固設されている。このように構成するこ
とにより、シリンダ25を駆動すると、支持部材22が
上下に移動する。そして、該支持部材22に支持される
アーム21が上下移動し、これにより、投光手段11及
び受光手段12が上下移動し、農産物Mの形状に応じて
位置調整される。また、モータ24を回転駆動させるこ
とにより、アーム21を回転させて、任意の角度から投
光を行うこともできる。
【0018】このように、支持部材にアームを用いた簡
単な構成で、投光手段11及び受光手段12の上下位置
を調節可能に構成することにより、順次搬送される農産
物Mの大きさがそれぞれ異なっていても、該農産物Mの
大きさに応じて投光手段11及び受光手段12を上下移
動させ、農産物Mの一定位置に光を照射することが可能
となる。また、受光時間が短い場合にはモータ24を駆
動して回転させて斜め方向より照射することができる。
これにより、それぞれの農産物Mについて同じ条件で品
質の判定を行うことが可能となり、正確な判定結果を得
ることができる。
【0019】また、モータ24及びシリンダ25をコン
トローラ5と接続して、搬送されてくる農産物の形状を
検出して最も判定が良好な位置となるように、モータ2
4及びシリンダ25を駆動して、投光手段11及び受光
手段12の位置を変更するように構成することもでき
る。但し、アクチュエータはモータやシリンダに限定す
るものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0021】即ち、請求項1に示す如く、農産物を搬送
手段により搬送し、投光手段と受光手段を農産物搬送経
路途中の両側に配置して測定部とし、農産物を透過して
受光した光に基づいて農産物の品質を判定する非破壊品
質判定装置において、前記投光手段と受光手段とを、光
の進行方向が搬送経路に対して水平面内で45度になる
ように配置したので、農産物を透過した光を受光する時
間が長くなるとともに、もれ光は受光されにくくなるた
め、精度の高い判定を行うことができる。
【0022】また、請求項2に示す如く、前記投光手段
と受光手段の光の進行方向を、搬送経路に対して水平面
内で角度変更可能に構成したので、搬送されてくる農産
物の形状に合わせて照射する角度を変更し、照射した光
が当たる時間が十分であれば角度を小さくし、短ければ
角度を大きくすることができ、農産物に合わせて最も判
定結果が良くなる角度に容易に合わせることができる。
【0023】また、請求項3に示す如く、前記投光手段
と受光手段の上下位置を変更可能に構成したので、農産
物の大きさや形状に合わせて照射高さを変更することが
可能となり、正確な判定ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非破壊品質判定装置を示す斜視図。
【図2】非破壊品質判定装置を示すブロック図。
【図3】搬送される農産物に搬送経路に対して45度の
角度から投光を行う状態を示す図。
【図4】搬送される農産物に搬送経路に対して90度の
角度から投光を行う状態を示す図。
【図5】別実施例の非破壊品質判定装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ローラコンベア 3 測定部 11 投光手段 12 受光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA05 AB20 BA06 BA20 BC07 CA02 CB02 CD05 DA01 DA06 2G059 AA01 BB11 CC20 DD12 EE01 GG02 GG10 HH01 KK01 LL04 MM01 3F079 AC21 CA10 CB24 CB31 CB34 DA13 DA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農産物を搬送手段により搬送し、投光手
    段と受光手段を農産物搬送経路途中の両側に配置して測
    定部とし、農産物を透過して受光した光に基づいて農産
    物の品質を判定する非破壊品質判定装置において、前記
    投光手段と受光手段とを、光の進行方向が搬送経路に対
    して水平面内で45度になるように配置したことを特徴
    とする農産物非破壊品質判定装置。
  2. 【請求項2】 前記投光手段と受光手段の光の進行方向
    を、搬送経路に対して水平面内で角度変更可能に構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の農産物非破壊品質判
    定装置。
  3. 【請求項3】 前記投光手段と受光手段の上下位置を変
    更可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の農産
    物非破壊品質判定装置。
JP2001354774A 2001-11-20 2001-11-20 農産物非破壊品質判定装置 Pending JP2003156439A (ja)

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