JP2003155369A - 型内成形用スチレン系樹脂発泡粒子及び型内成形体 - Google Patents
型内成形用スチレン系樹脂発泡粒子及び型内成形体Info
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Abstract
性,剛性を保持しつつ,優れた耐熱性及び耐薬品性を有
する型内成形用のスチレン系樹脂発泡粒子及びこれを用
いた発泡樹脂成形体を提供すること。 【解決手段】 スチレン系樹脂(A)41〜93重量
部,プロピレン系樹脂(B)5〜49重量部,及び他の
ポリマ−成分(C)0〜10重量部からなる混合樹脂を
基材樹脂とする発泡粒子。気泡膜10が上記スチレン系
樹脂(A)102とプロピレン系樹脂(B)101とよ
りなる層状構造に形成されており,示差走査熱量測定に
よって求められるDSC曲線(但し,発泡粒子2〜4m
gを示差走査熱量計によって10℃/分の昇温速度で2
0℃から200℃まで昇温した時に得られるDSC曲
線)の中,プロピレン系樹脂成分に由来する吸熱ピ−ク
を2つ以上有する。
Description
樹脂とを含む型内成形用のスチレン系樹脂発泡粒子,及
びこれを用いた型内成形体である発泡樹脂成形体に関す
る。
量で断熱性や保温性,外部からの応力の緩衝性が良好で
あることから,断熱材,緩衝材,芯材,包装材料などに
幅広く使用されている。なかでもスチレン系樹脂からな
る発泡体は,安価で発泡性が良く,さらに成形性,剛性
に優れることから,断熱材,緩衝材,食品容器として好
適に使用されている。
び耐薬品性を必要とする用途が増えている。例えば,電
子レンジでの加熱に耐えうる耐熱性兼耐油性食品容器や
建材などの用途がある。
らなる発泡体は,耐熱性及び耐薬品性が劣るという欠点
を有している。そのため,耐熱性や耐薬品性を要する用
途には,例えばプロピレン系樹脂が使用されている。し
かしながら,プロピレン系樹脂を使用した発泡体は,剛
性や成形性に乏しく,またこれが結晶性樹脂であるため
に発泡が容易でないという欠点を有している。
性を改良したものとして,例えば特開昭62−9453
9号公報にはスチレン−(メタ)アクリル酸系共重合体
よりなる発泡シ−トを用い,これを成形した食品容器が
提案されている。しかし,該公報に提案されている発泡
体は,耐熱性は優れているものの,耐薬品性が充分でな
い。
剛性と,プロピレン系樹脂の耐熱性,耐薬品性との両者
を満足させるため,プロピレン系樹脂にスチレンをグラ
フト重合させる方法(特開平10−158424),プ
ロピレン系樹脂にポリスチレンをブレンドする方法(特
公昭43−13375)も開示されている。しかし,こ
れらはポリスチレンの配合量が少なく,したがって,耐
熱性,耐薬品性は優れているものの,架橋などの工程を
必要とする上に,得られた発泡体の剛性は十分なレベル
には達していない。
チレン系樹脂本来の優れた発泡性,成形性,剛性を保持
しつつ,優れた耐熱性及び耐薬品性を有する型内成形用
のスチレン系樹脂発泡粒子及びこれを用いた発泡樹脂成
形体を提供しようとするものある。
(A)41〜93重量部,プロピレン系樹脂(B)5〜
49重量部,及びスチレン系樹脂(A)とプロピレン系
樹脂(B)以外の他のポリマ−成分(C)0〜10重量
部からなる混合樹脂(ただし,(A)+(B)+(C)
=100重量部)を基材樹脂とし,成形型内において発
泡樹脂成形体を製造する際に用いる,スチレン系樹脂の
発泡粒子であって,該発泡粒子は,その内部の気泡膜が
上記スチレン系樹脂(A)とプロピレン系樹脂(B)と
よりなる層状構造に形成されており,かつ該発泡粒子
は,示差走査熱量測定によって求められるDSC曲線
(但し,発泡粒子2〜4mgを示差走査熱量計によって
10℃/分の昇温速度で20℃から200℃まで昇温し
た時に得られるDSC曲線)の中,プロピレン系樹脂成
分に由来する吸熱ピ−クを2つ以上有することを特徴と
する型内成形用のスチレン系樹脂発泡粒子である(請求
項1)。
脂(A)とプロピレン系樹脂(B)と上記他のポリマー
成分(C)を上記特定の割合で含有し,発泡粒子はその
気泡膜が上記層状構造を有しており,かつDSC曲線が
上記プロピレン系樹脂成分に由来する吸熱ピークを2つ
以上有している。そのため,スチレン系樹脂本来の優れ
た発泡性,成形性,剛性を保持しつつ,優れた耐熱性及
び耐薬品性を有する型内成形用のスチレン系樹脂発泡粒
子を提供することができる。
(A)は,特にその種類に制限が無く,例えば汎用ポリ
スチレン(GPPS),ゴム強化ポリスチレン(HIP
S)の他,スチレン−(メタ)アクリル酸系共重合体,
スチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体,あ
るいはα−メチルスチレン,p−メチルスチレン,m−
メチルスチレン,核ハロゲン化スチレン等のいわゆるス
チレン系単量体の(共)重合体などが用いられる。これ
らの中でも,価格や発泡樹脂成形体への剛性付与の点か
ら,汎用ポリスチレン(GPPS)が好ましい。これら
スチレン系樹脂(A)は一種でも,二種以上の混合物で
もよい。
えばプロピレン成分を50重量%以上含有するプロピレ
ン系(共)重合体樹脂,例えば,プロピレン単独重合
体,プロピレン−エチレンランダム共重合体,プロピレ
ン−エチレンブロック共重合体,プロピレン−1−ブテ
ンランダム共重合体,プロピレン−1−ブテンブロック
共重合体,プロピレン−エチレン−1−ブテンランダム
共重合体等のポリプロピレン系重合体が挙げられる。そ
して,これらの樹脂を単独で又は2以上を組み合わせて
使用することができる。
ると,良好な発泡体を製造することが可能であるが,こ
れらの樹脂の中でも,特にエチレン成分が0.5〜8.
0重量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体,1
−ブテン成分が0.5〜15重量%のプロピレン−1−
ブテンランダム共重合体,及びエチレン成分が0.5〜
6.0重量%及び1−ブテン成分が0.5〜13重量%
のプロピレン−エチレン−1−ブテンランダム共重合体
からなる群から選ばれるプロピレン系共重合体をプロピ
レン系樹脂(B)として使用した発泡粒子は発泡性が良
好である。また,これより成形された発泡樹脂成形体
は,一層耐薬品性や剛性が優れている。
(B)以外の他のポリマ−成分(C)は,本発明の目的
を阻害しない範囲で,必要に応じて添加するポリマ−成
分であって,例えば,高密度ポリエチレン,低密度ポリ
エチレン,エチレンとα−オレフィン(炭素数4以上)
の共重合体である直鎖状低密度ポリエチレン等のエチレ
ン系樹脂;ポリブテン樹脂;エチレン−プロピレン系ゴ
ム;エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム;スチレン−
ジエンブロック共重合体やスチレン−ジエンブロック共
重合体のエチレン系二重結合の少なくとも一部を水素添
加により飽和してなる水素添加ブロック共重合体等のス
チレン系熱可塑性エラストマ−;これら樹脂,エラスト
マ−或いはゴムのアクリル酸系モノマ−によるグラフト
変成体等が挙げられる。
ゴム或いはそれらの変成物を,単独で又は2以上を組み
合わせて使用することができる。上記で例示したポリマ
−であれば良好な発泡樹脂成形体を製造することができ
る。また,これらの中でも,特に,スチレン系熱可塑性
エラストマ−をポリマ−成分(C)として使用した発泡
粒子は,発泡性が良好である。また,得られた発泡樹脂
成形体は,一層耐薬品性や剛性に優れている。
マ−の中で,スチレン−1,3−ブタジエンブロック共
重合体,スチレン−1,3−ペンタジエンブロック共重
合体,スチレン−イソプレンブロック共重合体,スチレ
ン−(2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン)ブロッ
ク共重合体等のスチレン−ジエンブロック共重合体(C
−1)からなるもの,又はスチレン−1,3−ブタジエ
ンブロック共重合体,スチレン−1,3−ペンタジエン
ブロック共重合体,スチレン−イソプレンブロック共重
合体,スチレン−(2,3−ジメチル−1,3−ブタジ
エン)ブロック共重合体等におけるエチレン性二重結合
の少なくとも一部を有機或いは無機の金属化合物系触媒
を用いて水素添加して得られる水素添加ブロック共重合
体(C−2)からなるものが特に好ましい。
加ブロック共重合体(C−2)は,スチレン系樹脂
(A)とプロピレン系樹脂(B)との混合に際し,そこ
に添加されて,両樹脂成分の相溶性を高める相溶化剤と
して作用する。その結果,発泡粒子内の気泡径の均一化
や,発泡樹脂成形体中の圧縮永久歪を低減することに寄
与する。
ロック共重合体(C−1)は,ブロック共重合体中のジ
エン成分量が15〜60重量%,好ましくは20〜55
重量%のものである。また,上記水素添加ブロック共重
合体(C−2)は,ジエン成分量が10〜90重量%,
好ましくは20〜80重量%のスチレン−ジエンブロッ
ク共重合体におけるエチレン性二重結合を70%以上,
好ましくは80%以上水素添加して得られる水素添加ブ
ロック共重合体である。
(A)とプロピレン系樹脂(B)とポリマ−成分(C)
からなる混合樹脂を基材樹脂とするもので,この基材樹
脂を100重量部とした場合,スチレン系樹脂(A)が
41〜93重量部,プロピレン系樹脂(B)が5〜49
重量部,及びポリマ−成分(C)が0〜10重量部含有
されている。
部未満では,スチレン系樹脂が本来有する優れた発泡
性,成形性,剛性が低下し,一方93重量部を越える
と,耐熱性,耐薬品性が低下する。また,プロピレン系
樹脂(B)の含有量が5重量部未満では,それから得ら
れた発泡粒子及び成形体の耐薬品性向上の効果が不充分
となり,逆に49重量部を超える場合には,スチレン系
樹脂が本来有する剛性を悪化させてしまう。また,ポリ
マ−成分(C)は,その配合量が多くなるほどスチレン
系樹脂の優れた特性が失われたり,発泡粒子やその成形
体への耐溶剤性付与といった効果を阻害してしまうおそ
れがある。そのため,その含有量は10重量%を上限と
するべきである。
(A)41〜93重量部,プロピレン系樹脂(B)5〜
49重量部,及びスチレン系樹脂(A)とプロピレン系
樹脂(B)以外の他のポリマ−成分(C)0〜10重量
部からなる混合樹脂(ただし,(A)+(B)+(C)
=100重量部)を基材樹脂とするスチレン系樹脂の発
泡粒子を,成形型内において加熱することにより上記発
泡粒子を加熱融着してなると共に,密度が0.5〜0.
008g/cm3の発泡樹脂成形体であって,上記発泡
粒子は,その内部の気泡膜が上記スチレン系樹脂(A)
とプロピレン系樹脂(B)とよりなる層状構造に形成さ
れており,かつ該発泡粒子は,示差走査熱量測定によっ
て求められるDSC曲線(但し,発泡粒子2〜4mgを
示差走査熱量計によって10℃/分の昇温速度で20℃
から200℃まで昇温した時に得られるDSC曲線)の
中,プロピレン系樹脂成分に由来する吸熱ピ−クを2つ
以上有することを特徴とする発泡樹脂成形体である(請
求項4)。
のを用いており,かつ発泡樹脂成形体内部の発泡粒子の
気泡膜がスチレン系樹脂とプロピレン系樹脂との層状構
造を呈しており,また原料とする発泡粒子が上記特定の
DSC曲線を呈している。また,発泡樹脂成形体の密度
が0.5〜0.008g/cm3である。そのため,剛
性に優れ,かつ軽量性,衝撃吸収性,断熱性に優れた発
泡樹脂成形体を提供することができる。
樹脂の発泡粒子を用いて成形型により成形した発泡樹脂
成形体である。発泡樹脂成形体は,例えば後述する方法
により型内成形される。
粒子により成形された発泡樹脂成形体の密度は,0.5
〜0.008g/cm3である。発泡樹脂成形体の密度
が0.5g/cm3より大きくなると軽量性,衝撃吸収
性,断熱性が充分に発揮されない。また,低倍率である
がゆえにコスト上の不利を招く。一方,密度が0.00
8g/cm3よりも小さくなると,独立気泡率が小さく
なり,曲げ強度,圧縮強度等の機械的物性が不充分とな
る。
発泡樹脂成形体には,必要に応じてフィルムをラミネ−
トすることができる。ラミネ−トするフィルムとして
は,例えば,OPS(2軸延伸ポリスチレンシ−ト),
耐熱OPS,HIPSなどのスチレン系樹脂フィルム,
CPP(無延伸ポリプロピレンフィルム),OPP(2
軸延伸ポリプロピレンフィルム)等のプロピレン系樹脂
のフィルムあるいはポリエチレン系樹脂フィルム,ポリ
エステル系樹脂フィルム等が用いられる。
m〜150μmであることが好ましい。この範囲の場合
には,上記発泡樹脂成形体の効果を生かしたまま該発泡
樹脂成形体の表面を上記フィルムにより保護することが
できる。また,これらのフィルムには必要に応じて印刷
が施されてもよい。また,ラミネ−トを行う場合,発泡
粒子の加熱融着成形と同時に行ってもよい。また,一旦
成形した成形体にラミネ−トを行ってもよい。尚,必要
に応じてホットメルト系の接着剤を用いてラミネ−ショ
ンを行うこともできる。
他のポリマ−成分(C)は,少なくとも一成分が相溶化
剤であり,該相溶化剤が上記混合樹脂中において2〜1
0重量部を占めることが好ましい(請求項2)。この場
合には,上記の他のポリマ−成分(C)が相溶化剤を含
有し,またその量が上記特定範囲にある。そのため,発
泡粒子内の気泡の径を均一にすることや,発泡粒子成形
体中の圧縮永久歪を低減することに寄与する。相溶化剤
が,2重量部未満の場合には,スチレン系樹脂(A)と
プロピレン系樹脂(B)の相溶状態が悪化して,発泡粒
子内の気泡の径のばらつきが大となり,成形体の物性向
上効果が小となるおそれがある。一方,10重量部を超
える場合には,発泡粒子の独立気泡率を低下させ,成形
体の圧縮強度や曲げ強度等の機械的強度を低下させてし
まうおそれがある。
エラストマ−であることが好ましい(請求項3)。この
場合には,相溶化剤がスチレン系熱可塑性エラストマ−
であるため,特にスチレン系樹脂(A)とプロピレン系
樹脂(B)との分散径が微細になり,混合樹脂の諸物性
が向上する。
成分(C)は,少なくとも一成分が相溶化剤であり,該
相溶化剤が上記混合樹脂中において2〜10重量部を占
めることが好ましい(請求項5)。この場合には,請求
項2と同様であり,同様の効果が得られる。また,上記
相溶化剤はスチレン系熱可塑性エラストマ−であること
が好ましい(請求項6)。この場合には,請求項3と同
様であり,同様の効果が得られる。
に当っては,上記したスチレン系樹脂(A),プロピレ
ン系樹脂(B)及びポリマ−成分(C)は,例えば溶融
混練後,発泡粒子の製造に適した大きさの樹脂粒子に成
形し,その後発泡させて発泡粒子とする。まず,一般
に,樹脂粒子1個の重量が0.1〜20mgであれば発
泡粒子の製造に支障はないが,樹脂粒子1個の重量が
0.2〜10mgの範囲にあって,さらに粒子間の重量
のばらつきが小であれば,発泡粒子の製造が容易にな
る。そして,得られる発泡粒子の密度のばらつきも小と
なり,結果として発泡粒子の型内等への充填性が良好と
なる。
は,スチレン系樹脂(A),プロピレン系樹脂(B)及
びポリマ−成分(C)を,押出機内で溶融混練した後
に,押出機先端に取り付けた微少穴を有する口金より紐
状に押出し,引取機を備えた切断機により,所望する重
量または大きさに切断し,円柱状等の樹脂粒子とする方
法が好ましい。
剤,着色剤,帯電防止剤,滑剤等の各種の添加剤を添加
することができる。これらは,通常,上記溶融混練の際
に一緒に添加されて樹脂粒子中に含有される。上記発泡
核剤としては,タルク,炭酸カルシウム,シリカ,酸化
チタン,石膏,ゼオライト,ホウ砂,水酸化アルミニウ
ム等の無機化合物の他,カ−ボン,リン酸系核剤,フェ
ノ−ル系核剤,アミン系核剤等の有機系核剤が挙げられ
る。
的を達成するために,スチレン系樹脂(A),プロピレ
ン系樹脂(B)及びポリマ−成分(C)からなる基材樹
脂100重量部に対して10重量部を超えないように添
加することが好ましい。なお,8重量部以下がより好ま
しく,さらには3重量部以下が最も好ましい。
の樹脂粒子に揮発性発泡剤を含浸した後,加熱発泡する
方法,具体的には,特公昭49−2183号公報,同5
6−1344号公報,西ドイツ特開第1285722号
公報,同第2107683号公報などに記載の方法を使
用できる。
しては,メタン,エタン,プロパン,ブタン,イソブタ
ン,ペンタン,イソペンタン,ネオペンタン,ヘキサ
ン,ヘプタン,シクロペンタン,シクロヘキサン,メチ
ルシクロペンタン等の鎖状または環状低級脂肪族炭化水
素類,ジクロロジフルオロメタン,トリクロロモノフル
オロメタン,1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン,
1−クロロ−2,2,2−トリフルオロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素類,窒素,空気,二酸化炭素等の無機ガ
ス等が挙げられる。これらは,単独または2以上を組み
合わせて使用する。
熱発泡させて発泡粒子とする場合,例えば密閉し開放で
きる圧力容器に揮発性発泡剤と共に樹脂粒子を入れ,基
材樹脂の軟化温度以上に加熱し,樹脂粒子に揮発性発泡
剤を含浸させる。その後,密閉容器内の内容物を密閉容
器から低圧の雰囲気に放出した後,乾燥処理することに
より,本発明の発泡粒子が得られる。
スチレン系樹脂(A)とプロピレン系樹脂(B)とより
なる層状構造に形成されているものである。ここで「層
状構造に形成されている」とは,該気泡膜の断面を気泡
膜の表面に引いた法線に添って見た場合に,スチレン系
樹脂(A)からなる層とプロピレン系樹脂(B)からな
る層が,各々1つ以上観察されることを意味する(図
1,図2参照)。その観察方法の具体例は,後述する実
施例に記載するが,例えば透過型電子顕微鏡にて観察す
ることが出来る。
測定によって求められるDSC曲線(但し,発泡粒子2
〜4mgを示差走査熱量計によって10℃/分の昇温速
度で20℃から200℃まで昇温した時に得られるDS
C曲線)の中,プロピレン系樹脂成分に由来する吸熱ピ
−クを2つ以上有することを特徴とするものである(図
3,図4参照)。この特徴は,プロピレン系樹脂(B)
に由来する成分が,この樹脂に固有の吸熱ピ−クを示す
部分と,さらにそれよりも高温の吸熱ピ−クを示す部分
とを形成することによって発現される。
る発泡粒子は,上記発泡粒子を発泡させる際の条件,具
体的には低圧の雰囲気に放出する際の温度,圧力,時間
等を制御することにより得られる。
から低圧の雰囲気に放出して発泡粒子を製造する方法
(通称;ドカン法)において,発泡粒子中に予め分解型
発泡剤を練り込んでおけば圧力容器中に揮発性発泡剤を
配合しなくとも発泡粒子を得ることが可能である。上記
分解型発泡剤としては,発泡粒子の発泡温度で分解して
ガスを発生するものであれば使用することができ,具体
的には,たとえば重炭酸ナトリウム,炭酸アンモニウ
ム,アジド化合物,アゾ化合物等が挙げられる。
には,発泡粒子の分散媒として,水,アルコ−ルなどを
使用することが好ましい。さらに発泡粒子が分散媒に均
一に分散する様に,分散剤として酸化アルミニウム,第
三リン酸カルシウム,ピロリン酸マグネシウム,酸化亜
鉛,カオリンなどの難水溶性の無機物質,ポリビニルピ
ロリドン,ポリビニルアルコ−ル,メチルセルロ−スな
どの水溶性保護コロイド,ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム,アルカンスルホン酸ナトリウム等のアニオ
ン性界面活性剤を単独または2以上混合して使用するこ
とが好ましい。
該放出を容易にするため,上記と同様な無機ガス又は揮
発性発泡剤を外部より密閉容器に導入することにより密
閉容器内の圧力を一定に保持することが好ましい。
して,発泡樹脂成形体に成形することができる。例え
ば,大気圧または減圧下の凹凸一対の成形型よりなるキ
ャビティ−内へ発泡粒子を充填し,その後に成形型のキ
ャビティ−体積を5〜70%減少する様に圧縮し,次い
でスチ−ム等の熱媒をキャビティ−内に導入して発泡粒
子を加熱融着させる圧縮成型法(例えば特公昭46−3
8359号公報)が挙げられる。
または2種以上を用いて,発泡粒子を加圧下に処理して
発泡粒子の二次発泡力を高め,次いでその二次発泡力を
保持しつつ大気圧または減圧下の凹凸一対の成形型より
なるキャビティ−内に発泡粒子を充填した後,成形型キ
ャビティ−内に熱媒を導入して発泡粒子を加熱融着させ
る加圧熟成法(例えば特公昭51−22951号公報)
が挙げられる。
た成形型のキャビティ−に,当該圧力以上に加圧した発
泡粒子を,諸粒子を加圧するガスの圧力により充填した
後,成形型キャビティ−内に熱媒を導入して発泡粒子を
加熱融着させる圧縮充填法(例えば特公平4−4621
7号公報)も挙げられる。
力の高い発泡粒子を使用して,大気圧または減圧下の凹
凸一対の成形型よりなるキャビティ−内に発泡粒子を充
填し,次いで,成形型キャビティ−内に熱媒を導入して
発泡粒子を加熱融着させる常圧充填法(例えば特公平6
−49795号公報)が挙げられる。本発明のスチレン
系樹脂発泡粒子を,成形型を用いて発泡樹脂成形体に成
形する方法は,例えば上記に例示した方法を用いること
ができ,また上記の方法の組合わせによっても成形でき
る(例えば特公平6−22919号公報参照)。
する。まず,以下の各例において,各物性は次の様にし
て求めた。また,物性によっては,その良否を,○
(良),×(不良),△(中間)で評価した。
より測定した。試料量2〜4mgの発泡粒子を,最初に
10℃/分の昇温速度で200℃まで昇温したときの吸
熱曲線(図3参照)を記録した。そして,この吸熱曲線
(DSC曲線)の中,プロピレン系樹脂成分に由来する
吸熱ピークを2つ以上有するか否かを見た。プロピレン
系樹脂成分に由来する吸熱ピークとは,プロピレン系樹
脂の融点(図1では,139.2℃)及びこれよりも高
い温度におけるピークである。また,上記2つ以上のピ
ークの間の熱量(図3の斜線部分)を計算し,融解熱量
(ジュール/gr)とした。
粒子の融着性の測定に当り,長さ200mm,幅30m
m,厚さ12.5mmの試験片(成形型内で成形した発
泡樹脂成形体)を作成し,試験片を直径50mmの円筒
の円周に沿わせて90度まで曲げて,次の基準で判定し
た。 ○:試験片総数の80%以上が割れない。 ×:試験片総数の21%以上が割れる。
10℃における,発泡樹脂成形体の耐熱寸法変化率を次
の基準で測定した。 ○:寸法収縮率が3%未満である。 △:寸法収縮率が3〜6%である。 ×:寸法収縮率が6%を超える。
厚さ15mmの試験片(発泡樹脂成形体)を作成し,2
−ブタノン,トルエンの各溶剤中に完全に浸漬して状態
を観察し,次の基準で判定した。 ○:形状に変化が無い。 △:形状が崩れる。 ×:試験片の溶解が起こる。
をエッチング処理し,光硬化性エポキシ樹脂に包埋した
後,ミクロト−ムを用いて超薄切片とし,次いで,この
切片を四酸化ルテニウムにて染色した後,透過型電子顕
微鏡にて,気泡構造が独立か連続であるか,を観察し
た。また,本法によれば,スチレン系樹脂に由来する部
分が黒色に染まり,一方,プロピレン系樹脂に由来する
部分は実質的に染色されないため,発泡粒子中に於ける
これらの樹脂の層状などの存在形態を観察することが出
来る。
1を示している。そして,図1は,気泡11が形成され
た発泡粒子である。気泡11と気泡11との間は気泡膜
10により区切られている。図1にかかる気泡膜10の
A部を拡大したものが図2である。気泡膜10は,スチ
レン系樹脂(A)よりなる層102とプロピレン系樹脂
(B)よりなる層101とが多数積層された層状構造に
より形成されている。
て,スチレン系樹脂(A)として三菱化学(株)製「H
H−102 305」を,プロピレン系樹脂(B)とし
て日本ポリケム(株)製「EX8」を,その他のポリマ
−(C)としてクラレ(株)製「セプトン2104」
(スチレン−イソプレン−スチレントリブロック共重合
体の水素添加物;SEPS)を使用した。そして,スチ
レン系樹脂(A):プロピレン系樹脂(B):他のポリ
マ−(C)=64:31:5[重量比]の割合にて混練
し基材樹脂とした。そして,この基材樹脂を220℃に
加熱溶融し,直径1.5mmのダイオリフィスを有する
ダイからストランドを押し出した。
却した後,個々のペレットの重量が1.0mgとなる様
に切断し,円柱ペレット状の樹脂粒子を得た。
に上記の樹脂粒子100部,水250部,分散材として
の粒径0.3〜0.5μの第三リン酸カルシウム1.0
部およびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.0
07部を仕込み,次いで攪拌下にて揮発性発泡剤として
のブタン20部を密閉容器内へ供給した。その後,1時
間をかけて反応器内の温度を145℃まで昇温し,同温
度にて30分間保持した。
を開くと共に外部より密閉容器内の気相部に窒素ガスを
導入し,容器内の圧力を保持しつつ内容物を大気圧下へ
放出して発泡粒子を得た。こうして得られた発泡粒子
は,平均嵩密度17kg/m3,平均気泡径190μm
であった。
たところ,上記の図1,図2に示すごとく,気泡膜は層
状構造を有していた。
り,発泡樹脂成形体を製造した。即ち,まず上記発泡粒
子を40℃の乾燥室にて完全に乾燥し,2.0kg/c
m2Gの圧縮空気にて加圧し,発泡粒子を圧縮させた。
その後,1.5kg/cm2Gの圧縮空気にて,加圧し
た雰囲気にある凹凸一対のアルミニウム製成形型のキャ
ビティ内に上記の収納させた発泡粒子を充填した。次い
で,2.5kg/cm2Gのスチ−ムを,キャビティ内
に導入して発泡粒子同士を加熱融着させた。
成形型面圧が0.3kg/cm2Gとなったところで成
形型を開いて発泡樹脂成形体を取り出した。成形型より
取り出された発泡樹脂成形体は,密度30kg/m3で
あった。この成形体から,長さ200mm,幅30m
m,厚さ12.5mmの試験片を20片作成し,該試験
片を直径50mmの円筒の円周に巻いて,角度90度ま
で曲げた。その結果,試験片総数の80%以上が割れな
かった。
から,長さ50mm,幅50mm,厚さ25mmの試験
片を作成し,JIS K6767に準じて圧縮試験を実
施したところ,50%圧縮時の応力が3.0kg/cm
2であった。更に,JISK6767に準じて110℃
で耐熱試験を実施したところ,寸法変化率は2%であっ
た。これらの結果を表1に示す。
施例1において,発泡粒子原料として表1〜2に記載の
ものを使用した以外は,実施例1と同様に実施した。そ
の結果を表1及び表2に示した。
にかかる実施例1〜8の発泡粒子は,独立気泡を有する
と共に気泡膜がスチレン系樹脂とプロピレン系樹脂との
層状構造を有し,またこれらの発泡粒子を用いて型内成
形した発泡樹脂成形体は,融着性(剛性),耐熱性,耐
溶剤性(耐薬品性)に優れていることが分る。
において上記吸熱ピークを2つ以上有しないので,耐熱
性,耐薬品性に劣っている。また,比較例2はスチレン
系樹脂が少なく,比較例3はスチレン系樹脂が多いの
で,耐熱性又は耐薬品性に劣っている。
を示している。図3は実施例1の,図4は実施例2の,
図5は比較例1の各DSC曲線を示す。同図の横軸は温
度である。縦軸は熱の出入りを示し,下に凸のピークは
吸熱を示す。図3,図4より知られるごとく,本発明に
かかる実施例1,実施例2のDSC曲線は,基材樹脂の
融点(139.18℃,139.39℃)及びそれらよ
りも高温側に,併せて2つの,プロピレン系樹脂に由来
する吸熱ピークを示している。そして,高温側ピークの
融解熱量は,図3,図4の斜線部分の面積から算出され
る。図5は,比較例1のDSC曲線で,基材樹脂の融点
(142,24℃)よりも高温側に吸熱ピークを有して
いない。
断面説明図。
気泡膜(図1のAの部分)の断面説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 スチレン系樹脂(A)41〜93重量
部,プロピレン系樹脂(B)5〜49重量部,及びスチ
レン系樹脂(A)とプロピレン系樹脂(B)以外の他の
ポリマ−成分(C)0〜10重量部からなる混合樹脂
(ただし,(A)+(B)+(C)=100重量部)を
基材樹脂とし,成形型内において発泡樹脂成形体を製造
する際に用いる,スチレン系樹脂の発泡粒子であって,
該発泡粒子は,その内部の気泡膜が上記スチレン系樹脂
(A)とプロピレン系樹脂(B)とよりなる層状構造に
形成されており,かつ該発泡粒子は,示差走査熱量測定
によって求められるDSC曲線(但し,発泡粒子2〜4
mgを示差走査熱量計によって10℃/分の昇温速度で
20℃から200℃まで昇温した時に得られるDSC曲
線)の中,プロピレン系樹脂成分に由来する吸熱ピ−ク
を2つ以上有することを特徴とする型内成形用のスチレ
ン系樹脂発泡粒子。 - 【請求項2】 請求項1において,他のポリマ−成分
(C)は,少なくとも一成分が相溶化剤であり,該相溶
化剤が上記混合樹脂中において2〜10重量部を占める
ことを特徴とする型内成形用のスチレン系樹脂発泡粒
子。 - 【請求項3】 請求項2において,上記相溶化剤はスチ
レン系熱可塑性エラストマ−であることを特徴とする型
内成形用のスチレン系樹脂発泡粒子。 - 【請求項4】 スチレン系樹脂(A)41〜93重量
部,プロピレン系樹脂(B)5〜49重量部,及びスチ
レン系樹脂(A)とプロピレン系樹脂(B)以外の他の
ポリマ−成分(C)0〜10重量部からなる混合樹脂
(ただし,(A)+(B)+(C)=100重量部)を
基材樹脂とするスチレン系樹脂の発泡粒子を,成形型内
において加熱することにより上記発泡粒子を加熱融着し
てなると共に,密度が0.5〜0.008g/cm3の
発泡樹脂成形体であって,上記発泡粒子は,その内部の
気泡膜が上記スチレン系樹脂(A)とプロピレン系樹脂
(B)とよりなる層状構造に形成されており,かつ該発
泡粒子は,示差走査熱量測定によって求められるDSC
曲線(但し,発泡粒子2〜4mgを示差走査熱量計によ
って10℃/分の昇温速度で20℃から200℃まで昇
温した時に得られるDSC曲線)の中,プロピレン系樹
脂成分に由来する吸熱ピ−クを2つ以上有することを特
徴とする発泡樹脂成形体。 - 【請求項5】 請求項4において,他のポリマ−成分
(C)は,少なくとも一成分が相溶化剤であり,該相溶
化剤が上記混合樹脂中において2〜10重量部を占める
ことを特徴とする発泡樹脂成形体。 - 【請求項6】 請求項5において,上記相溶化剤はスチ
レン系熱可塑性エラストマ−であることを特徴とする発
泡樹脂成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001358314A JP2003155369A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 型内成形用スチレン系樹脂発泡粒子及び型内成形体 |
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---|---|---|---|
JP2001358314A JP2003155369A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 型内成形用スチレン系樹脂発泡粒子及び型内成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003155369A true JP2003155369A (ja) | 2003-05-27 |
Family
ID=19169511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001358314A Pending JP2003155369A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 型内成形用スチレン系樹脂発泡粒子及び型内成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003155369A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010523779A (ja) * | 2007-04-11 | 2010-07-15 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ポリオレフィン/スチレンポリマーに基づく弾性粒子フォーム |
JP2011189742A (ja) * | 2011-04-15 | 2011-09-29 | Sekisui Plastics Co Ltd | 空隙を有する発泡成形体の製造方法 |
JP2014193948A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Sekisui Plastics Co Ltd | スチレン系発泡樹脂粒子及びスチレン系発泡成形体 |
-
2001
- 2001-11-22 JP JP2001358314A patent/JP2003155369A/ja active Pending
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