JP2003153889A - ガントリシステム、x線ctシステムおよびその制御方法 - Google Patents

ガントリシステム、x線ctシステムおよびその制御方法

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JP2003153889A JP2001353408A JP2001353408A JP2003153889A JP 2003153889 A JP2003153889 A JP 2003153889A JP 2001353408 A JP2001353408 A JP 2001353408A JP 2001353408 A JP2001353408 A JP 2001353408A JP 2003153889 A JP2003153889 A JP 2003153889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャンの回転中心のずれおよび、スキャン
位置のレール長手方向の位置ずれを小さくすること。 【解決手段】 一対の走行レール(3a,3b)と、当該走行
レール(3a,3b)に沿って移動可能なX線CTシステムに
おけるガントリ(1)とを備えるガントリシステムであっ
て、前記走行レール(3a,3b)に沿う方向に配置されるリ
ニアガイドレール(4)と、前記ガントリ(1)に設けられ、
前記リニアガイドレール(4)にスライド自在に嵌合する
リニアガイドブロック(42,43)と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガントリが移動し
ながら被検体の断層像を得るためのスキャンを行うX線
CT(Computerized Tomography)システムにおけるガ
ントリの位置制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】車輪によってレール上を移動する台車に
ガントリが搭載されて、ガントリが移動しながら被検体
のスキャンを行うX線CTシステムが知られている。
【0003】一般にレールは、その断面が凸状に形成さ
れその突出部がレール踏面となる。そして、車輪踏面に
はレール踏面の幅に応じた溝が車輪の転がり方向に沿っ
て設けられ(すなわち、車輪踏面は凹状に形成され
る)、この溝がレール突出部に係合することで、車輪は
レールに沿って移動することができ脱輪を防止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車輪がレール上をスム
ーズに転がるために、レール踏面と車輪踏面の溝との間
には通常0.5〜1mm程度の隙間が設けられる。台車が備
える4つの車輪の径は同じになるように加工されるが、
そこには微妙な誤差があり、そのサイズの誤差により台
車は直進せずに多少左右に曲がって進む。進むにしたが
って台車はラテラル方向にずれ、設けられていた隙間が
徐々に狭くなっていく。そして、溝の片側とレール本体
の片側が接触したところでそれ以上そのずれ方向に進む
ことができなくなり、台車は溝とレール本体によって強
制的にレール長手方向に直進することになる。
【0005】次に、逆向きに台車が移動する場合は、台
車はラテラル逆向きにずれ、溝とレール本体の逆側が接
した段階で強制的にレール長手方向に直進する。すなわ
ち、行きと帰りではラテラル方向に位置がずれることに
なる。その結果、スキャンの回転中心がずれてしまうと
いう問題があった。
【0006】また、従来は、従動輪の軸にロータリエン
コーダが取り付けられ、車輪の回転検出により台車の位
置検出を行うようにしていたが、上記したようにラテラ
ル方向のずれのため、行きと帰りでは車輪が同一の軌跡
をたどらない。そのため、レール長手方向のある位置で
停止したとき、停止前の移動方向によって位置検出結果
が異なるという問題が生じる。位置検出の誤差が大きい
という問題は、スキャン位置のレール長手方向のずれと
なって現れる。
【0007】また、ロータリエンコーダの回転は車輪の
サイズに依存する。そのため、レール長手方向の移動距
離の検出精度は車輪のサイズの加工精度に依存し、所望
の位置検出精度が保てないという問題もあった。
【0008】また、ガントリの退避位置におけるリミッ
トスイッチの検出により、前後移動の位置の認識はでき
るものの、スキャンの基準となるゼロスライス位置(ス
キャン基準位置)は、オペレータがガントリに配された
ボタンを押すことで毎回設定しなければならないため、
操作性が悪いという問題があった。特に、あらかじめ定
められたスキャン基準位置がすでに存在していてそのス
キャン基準位置を変更する必要がない場合にも、オペレ
ータが手動操作でスキャン基準位置を入力する必要があ
り操作性が悪く、また、操作ミスや位置の誤差が発生し
やすいという問題を含んでいる。
【0009】さらに、ガントリの移動には安全性が十分
に確保されなければならない。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、ガントリがレールに沿って移動しながら被検
体のスキャンを行うX線CTシステムにおいて、スキャ
ンの回転中心のずれおよび、スキャン位置のレール長手
方向の位置ずれを小さくすることを目的とする。
【0011】また、本発明は、ガントリがレールに沿っ
て移動しながら被検体のスキャンを行うX線CTシステ
ムにおいて、ガントリの位置検出精度を高めることを目
的とする。
【0012】さらに、本発明は、ガントリがレールに沿
って移動しながら被検体のスキャンを行うX線CTシス
テムにおいて、スキャン基準位置の設定操作の操作性を
高めることを目的とする。
【0013】さらにまた、本発明はガントリがレールに
沿って移動しながら被検体のスキャンを行うX線CTシ
ステムにおいて、ガントリの移動の際の安全性を確保す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一対の
走行レールと、当該走行レールに沿って移動可能なX線
CTシステムにおけるガントリとを備えるガントリシス
テムであって、前記走行レールに沿う方向に配置される
リニアガイドレールと、前記ガントリに設けられ、前記
リニアガイドレールにスライド自在に嵌合するリニアガ
イドブロックと、を備えることを特徴とするガントリシ
ステムが提供される。
【0015】また、本発明によれば、ガントリが移動し
ながら被検体のスキャンを行うX線CTシステムであっ
て、前記ガントリの移動方向における、所定のチェック
ポイントの位置から初期のスキャン基準位置までの距離
をあらかじめ記憶する記憶手段と、前記移動方向の位置
を測定する測定手段と、前記ガントリが前記チェックポ
イントまで移動したことを検知する検知手段と、前記ガ
ントリが前記チェックポイントまで移動した時に前記測
定手段により測定された位置と、前記記憶手段に記憶さ
れている前記距離とに基づいてスキャン基準位置を設定
する設定手段と、を備えることを特徴とするX線CTシ
ステムも提供される。
【0016】さらに、本発明によれば、走行レール上に
搭載され、その走行レールに沿って移動可能なガントリ
と、前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段
と、前記ガントリが所定のチェックポイントまで移動し
たことを検知する検知手段と、前記ガントリの移動方向
における、前記所定のチェックポイントの位置から初期
のスキャン基準位置までの距離をあらかじめ記憶する記
憶手段と、を備えており、前記ガントリが移動しながら
被検体のスキャンを行うX線CTシステムの制御方法で
あって、前記ガントリが前記所定のチェックポイントま
で移動したことを前記検知手段により検知する検知ステ
ップと、前記ガントリが前記所定のチェックポイントま
で移動した時の位置を、前記測定手段により測定する測
定ステップと、前記測定ステップで測定された位置と前
記記憶手段に記憶されている前記距離とに基づいてスキ
ャン基準位置を設定する設定ステップと、を有すること
を特徴とするX線CTシステムの制御方法が提供され
る。
【0017】また、本発明によれば、走行レール上に搭
載され、その走行レールに沿って移動可能なガントリ
と、前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段
と、前記ガントリが所定のチェックポイントまで移動し
たことを検知する検知手段と、前記ガントリの移動方向
における、前記所定のチェックポイントの位置から初期
のスキャン基準位置までの距離をあらかじめ記憶する記
憶手段と、を備えており、前記ガントリが移動しながら
被検体のスキャンを行うX線CTシステム、を制御する
ためのプログラムであって、前記ガントリが前記所定の
チェックポイントまで移動したことを前記検知手段によ
り検知する検知ステップのプログラムコードと、前記ガ
ントリが前記所定のチェックポイントまで移動した時の
位置を、前記測定手段により測定する測定ステップのプ
ログラムコードと、前記測定ステップで測定された位置
と前記記憶手段に記憶されている前記距離とに基づいて
スキャン基準位置を設定する設定ステップのプログラム
コードと、を含むことを特徴とするプログラムが提供さ
れる。
【0018】さらに、本発明によれば、走行レール上に
搭載され、その走行レールに沿って移動可能なガントリ
と、前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段
と、前記ガントリが所定のチェックポイントまで移動し
たことを検知する検知手段と、前記ガントリの移動方向
における、前記所定のチェックポイントの位置から初期
のスキャン基準位置までの距離をあらかじめ記憶する記
憶手段と、を備えており、前記ガントリが移動しながら
被検体のスキャンを行うX線CTシステム、を制御する
ためのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記ガ
ントリが前記所定のチェックポイントまで移動したこと
を前記検知手段により検知する検知ステップのプログラ
ムコードと、前記ガントリが前記所定のチェックポイン
トまで移動した時の位置を、前記測定手段により測定す
る測定ステップのプログラムコードと、前記測定ステッ
プで測定された位置と前記記憶手段に記憶されている前
記距離とに基づいてスキャン基準位置を設定する設定ス
テップのプログラムコードと、を格納した記憶媒体も提
供される。
【0019】また、本発明によれば、走行レール上に搭
載され、その走行レールに沿って移動可能なガントリ
と、前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段
と、前記ガントリが所定の第1および第2のチェックポ
イントに移動したことを検知する検知手段と、前記ガン
トリの移動方向における、前記第1のチェックポイント
から前記第2のチェックポイントまでの距離を示す第1
の距離と、前記第2のチェックポイントから初期のスキ
ャン基準位置までの距離を示す第2の距離をあらかじめ
記憶する記憶手段と、を備えており、前記ガントリが移
動しながら被検体のスキャンを行うX線CTシステムの
制御方法であって、前記ガントリが前記第1のチェック
ポイントに移動したことを前記検知手段により検知する
第1の検知ステップと、前記ガントリが前記第1のチェ
ックポイントに移動した時の位置を、前記測定手段によ
り測定する第1の測定ステップと、前記ガントリが前記
第2のチェックポイントまで移動したことを前記検知手
段により検知する第2の検知ステップと、前記ガントリ
が前記第2のチェックポイントまで移動した時の位置
を、前記測定手段により測定する第2の測定ステップ
と、前記第2の測定ステップで測定された位置と前記記
憶手段に記憶されている前記第2の距離とに基づいてス
キャン基準位置を設定する設定ステップと、を有するこ
とを特徴とするX線CTシステムの制御方法が提供され
る。
【0020】また、本発明によれば、走行レール上に搭
載され、その走行レールに沿って移動可能なガントリ
と、前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段
と、前記ガントリが所定の第1および第2のチェックポ
イントに移動したことを検知する検知手段と、前記ガン
トリの移動方向における、前記第1のチェックポイント
から前記第2のチェックポイントまでの距離を示す第1
の距離と、前記第2のチェックポイントから初期のスキ
ャン基準位置までの距離を示す第2の距離をあらかじめ
記憶する記憶手段と、を備えており、前記ガントリが移
動しながら被検体のスキャンを行うX線CTシステムを
制御するためのプログラムであって、前記ガントリが前
記第1のチェックポイントに移動したことを前記検知手
段により検知する第1の検知ステップのプログラムコー
ドと、前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移
動した時の位置を、前記測定手段により測定する第1の
測定ステップのプログラムコードと、前記ガントリが前
記第2のチェックポイントまで移動したことを前記検知
手段により検知する第2の検知ステップのプログラムコ
ードと、前記ガントリが前記第2のチェックポイントま
で移動した時の位置を、前記測定手段により測定する第
2の測定ステップのプログラムコードと、前記第2の測
定ステップで測定された位置と前記記憶手段に記憶され
ている前記第2の距離とに基づいてスキャン基準位置を
設定する設定ステップのプログラムコードと、を有する
ことを特徴とするプログラムが提供される。
【0021】さらにまた、本発明によれば、走行レール
上に搭載され、その走行レールに沿って移動可能なガン
トリと、前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定
手段と、前記ガントリが所定の第1および第2のチェッ
クポイントに移動したことを検知する検知手段と、前記
ガントリの移動方向における、前記第1のチェックポイ
ントから前記第2のチェックポイントまでの距離を示す
第1の距離と、前記第2のチェックポイントから初期の
スキャン基準位置までの距離を示す第2の距離をあらか
じめ記憶する記憶手段と、を備えており、前記ガントリ
が移動しながら被検体のスキャンを行うX線CTシステ
ムを制御するためのプログラムを格納した記憶媒体であ
って、前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移
動したことを前記検知手段により検知する第1の検知ス
テップのプログラムコードと、前記ガントリが前記第1
のチェックポイントに移動した時の位置を、前記測定手
段により測定する第1の測定ステップのプログラムコー
ドと、前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで
移動したことを前記検知手段により検知する第2の検知
ステップのプログラムコードと、前記ガントリが前記第
2のチェックポイントまで移動した時の位置を、前記測
定手段により測定する第2の測定ステップのプログラム
コードと、前記第2の測定ステップで測定された位置と
前記記憶手段に記憶されている前記第2の距離とに基づ
いてスキャン基準位置を設定する設定ステップのプログ
ラムコードと、を格納した記憶媒体も提供される。
【0022】また、本発明によれば、走行レール上に搭
載され、その走行レールに沿って移動可能なガントリ
と、前記ガントリに接続され、当該ガントリに対してス
キャンに係る情報を出力する操作コンソールと、を備
え、前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行
うX線CTシステムであって、前記ガントリに設けら
れ、当該ガントリの移動動作を指示する第1の指示手段
と、前記操作コンソールに設けられ、前記ガントリの移
動動作を指示する第2の指示手段と、前記第1の指示手
段によって前記ガントリが移動した最大の範囲の情報を
記憶する記憶手段と、前記第1の指示手段によって前記
ガントリが移動した最大の範囲に応じて、前記第2の指
示手段による前記ガントリの可動範囲を制御する制御手
段と、を備えることを特徴とするX線CTシステムも提
供される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0024】図1は、実施形態における、レールに搭載
されたX線CTシステムにおけるガントリの一例を示す
外観斜視図である。
【0025】図示のように、ガントリ1はガントリ台座
部2を備え、一対のサイドレール3aおよび3bの上に
搭載されている。ガントリ1はサイドレール3a、3b
に沿って移動が可能であり、このガントリ1が移動しな
がらスキャンが行われる。また、サイドレール3aと3
bとの間に挟まれるほぼ中央の位置に、サイドレール3
aおよび3bに沿う方向にセンターレール4が配置され
る。このセンターレール4の構造については後述する。
【0026】以下の説明における便宜のため、サイドレ
ール3aおよび3bの設置方向、すなわち、ガントリ1
の進行方向を、z軸方向、床面に沿ってz軸に直交する
方向をx軸方向、また、床面に直交する方向(鉛直方
向)をy軸方向、と定義する。
【0027】図2は、図1に示したガントリ1の側面図
である。図示の如く、ガントリ台座部2の内部にはサイ
ドレール上を転がる車輪が設けられ(同図にはサイドレ
ール3a上を転がる車輪5,6が示されている)、これ
によりガントリ1はz軸方向に移動が可能となってい
る。
【0028】図3は、車輪5とサイドレール3aとの関
係を示す図である。図示のように、サイドレール3a
は、その断面が凸状に形成されその突出部がレール踏面
となる。また、車輪5の車輪踏面にはレール踏面の幅に
応じた溝が車輪の転がり方向に沿って設けられている。
すなわち、車輪踏面は凹状に形成される。そして、この
溝がレール突出部に係合することで、車輪5はレール3
aに沿って移動することができ脱輪を防止している。そ
の他の車輪についても同様である。
【0029】図4は、図1に示したサイドレール3aお
よび3b、センターレール4、ガントリ1を示す上面透
視図である。
【0030】サイドレール3aには、先述したとおり車
輪5,6がセットされ、他方のサイドレール3bには、
車輪7,8がセットされている。そして、車輪6と8と
はシャフト9で連結され、ギア10を介してモータ11
(共にガントリ台座部2の内部に取り付けられる)によ
って駆動される。つまり、車輪6,8が駆動輪となり、
車輪5,7が従動輪となる。
【0031】センターレール4にはz軸方向にリニアガ
イドレール41が取り付けられる。そして、このリニア
ガイドレール41には、ガントリ台座部2の底面に取り
付けられた2つのリニアガイドブロック42,43が、
リニアガイドレール41上をスライド可能に取り付けら
れる。図5は、リニアガイドブロック42をリニアガイ
ドレール41に取り付けた状態の一例を示しており、図
6はこのA−A断面図を示している。この断面図を参照
すると、リニアガイドレール41とリニアガイドブロッ
ク42とは、両側面にそれぞれベアリング45a、45
bを挟んだかたちで嵌合しているようすが分かる。かか
る構造によりリニアガイドブロック42はリニアガイド
レール41に沿ってスライド可能としている。リニアガ
イドブロック43についても同様である。
【0032】また、リニアガイドブロック42とガント
リ台座部2の底面との取り付きは、x軸方向には位置が
固定され、サイドレール3a、3b、センターレール4
それぞれのレール面の高さ誤差を吸収するために、y軸
方向には数ミリ程度摺動可能に固定される。
【0033】実施形態におけるガントリ1のz軸方向の
位置の測定(単に位置検出ともいう。)は、リニアエン
コーダを用いて行う。まず、センターレール4上に、リ
ニアガイドレール41に沿ってリニアエンコーダのリニ
アスケール50が取り付けられる。さらに、ピックアッ
プセンサ51がガントリ台座部2に、リニアスケール5
0に対向するように取り付けられる。このピックアップ
センサ51の出力(A相およびB相のエンコーダ信号)
は制御ボード100(図4を参照)に送られ、この出力
に基づき、ガントリ1のz軸方向の位置を測定すること
が可能になる。
【0034】このように、ガントリ台座部2の底面に取
り付けられた2個のリニアガイドブロック42,43
が、センターレール4に取り付けられたリニアガイドレ
ール41にスライド自在に嵌合するので、ガントリ1の
z軸方向への進行に対するx軸方向へのずれが強力に制
限される。したがって、ガントリ1の移動に伴って、レ
ール3a、3bに対する車輪5,6,7,8の溝に設け
られた隙間に起因してx軸方向に力が働いたり、ガント
リ1の移動に伴ってガントリ1の向きが徐々に変化する
ような力が働いても、それによってずれが生じることが
なくなり、正確に直進することができようになる。
【0035】これにより、スキャンの回転中心のずれ、
および、スキャン位置のz軸方向の位置ずれを小さくす
ることができる。
【0036】さらに、車輪のサイズや車軸の向き等の機
械加工精度に影響されず、ガントリ1のz軸方向の位置
を精度よく検出することができる。また、ガントリ1の
x軸方向の中央付近の下部にリニアスケール50が設け
られるので、仮にガントリ台座部2にねじれ等の力が加
わってガントリ台座部2が歪んだとしても、スキャン位
置を正確に検出することができる。
【0037】次に、ガントリ1の移動操作に関して説明
する。ここで、図4を参照されたい。紙面の右側に、被
検体を載置するテーブル(図示省略)がある。以下の説
明においては、ガントリ1の移動方向、すなわちz軸方
向において、ガントリ1をテーブルに近づける向きをIN
側、テーブルから遠ざける向きをOUT側と称することに
する。
【0038】また、図4において、ガントリ台座部2の
底面には、第1のリミットスイッチS1および第2のリ
ミットスイッチS2が設けられている。また、第1のリ
ミットスイッチS1を動作させるための突起52が、セ
ンターレール4上の第1のチェックポイントとしてOUT
側移動限界位置(OUT limit位置)に設けられ、さら
に、第2のリミットスイッチS2を動作させるための突
起53が、センターレール4上の第2のチェックポイン
トとして突起52とテーブルとで挟まれる所定の位置に
設けられている。これらは後述するスキャンの基準位置
を設定処理において用いられる。
【0039】図7は、ガントリ台座部2に内蔵される制
御ボード100(図4を参照)の構成を示すブロック図
である。
【0040】図7において、61はガントリ1の移動制
御をつかさどるCPU、62はCPU61の動作処理手
順(プログラム)を記憶しているROM、63aは主記
憶として機能するRAM、63bは補助記憶として機能
するフラッシュメモリである。64は、ガントリ1に対
してスキャンに係る情報を出力する操作コンソール20
0からのデータを入力するインタフェースである。65
〜68はそれぞれ、操作パネル20、第1のリミットス
イッチS1、第2のリミットスイッチS2、ピックアッ
プセンサ51からのデータを入力するインタフェースで
ある。69はピックアップセンサ51からのA相および
B相のエンコーダ信号に基づきz軸方向の相対位置そし
て、69はモータ11の駆動制御を行うモータドライバ
である。
【0041】さて、スキャンに先立ち、例えば、電源投
入後、マニュアル操作によりいったんガントリ1をIN
側、OUT側に移動して、ガントリ1の移動による危険が
ないことを確認する作業が行われる。このマニュアル操
作によるガントリ1の移動は、ガントリ1に配された操
作パネル20(図1を参照)に設けられた移動ボタンを
用いて行うことができる。
【0042】図8は、操作パネル20の一例を示してい
る。21はガントリ1をIN側に移動させるための第1の
移動ボタン、22はガントリ1をOUT側に移動させるた
めの第2の移動ボタン、23はスキャンの基準位置を設
定する設定ボタンである。また、24は各種表示を行う
表示部である。もちろん、その他別の目的のためのボタ
ン類を設けることも可能であるが、ここでは発明の説明
に必要なものだけを図示している。
【0043】オペレータが第1の移動ボタン21を押し
ている間(ONの間)、ガントリ1は所定の速度でIN側に
移動する。第2の移動ボタン22を押している間(ONの
間)は、逆にOUT側に移動する。いずれのボタンも、手
を離すとOFFとなってただちに移動が停止する。
【0044】このマニュアル操作によってなされたガン
トリ1の移動の最大範囲はRAM63aに記憶される。
そして、操作コンソール200からのリモートコントロ
ールによりガントリ1の移動を行うことができるように
なっているが、その場合の移動はRAM63aに記憶さ
れた最大移動範囲に限って許可される。
【0045】なお、例えば、ガントリ1を退避位置(OU
T側移動限界位置)への移動、テーブルの移動、または
操作コンソール200における所定の操作、のいずれか
を行ったときに、RAM63aに記憶されている最大移
動範囲をクリアすることも可能である。ただし、その後
にリモートコントロールによる移動やスキャンを行うた
めには、安全確認のためのマニュアル操作によるガント
リ1の移動を再度行う必要がある。
【0046】このようにリモートコントロールによるガ
ントリ1の可動範囲を限定することにより安全性を確保
することができる。
【0047】次に、実施形態におけるスキャン基準位置
の設定処理について説明する。
【0048】スキャンの基準位置は、ガントリ1を移動
して所望の位置で設定ボタン23を押すことで設定する
ことが可能である。しかし、先述したとおり、各回のス
キャンにおける基準位置が同じである場合にも各回毎に
設定ボタン23による設定操作(マニュアル設定操作)
を行わなければならず、操作性が悪いという問題があ
る。毎回マニュアル設定操作を行う場合には設定誤差や
設定ミスを生じ得るという問題も含んでいる。
【0049】そこで、実施形態では、先述の、電源投入
後等に行うマニュアル操作でのガントリ1の移動による
確認作業において、異常がないかぎりスキャン基準位置
が自動的に設定される。
【0050】以下、図9および図10のフローチャート
を用いて実施形態におけるスキャン基準位置の設定処理
を詳細に説明する。
【0051】図9は、第1のリミットスイッチS1、第
2のリミットスイッチS2、所望のスキャン基準位置そ
れぞれの位置関係を初期設定する工程を示すフローチャ
ートである。この工程はシステムの調整時に行われるこ
とが好ましい。また、上記の所望のスキャン基準位置は
通常、システムの設置環境(部屋の大きさ等)に応じて
定められることになる。
【0052】まず、オペレータは第2の移動ボタン22
を押し続けることでOUT limit位置までガントリ1を移
動させる(ステップS1)。OUT limit位置まで移動し
たことは、第1のリミットスイッチS1が突起52に接
触してOFFからONに切り替わることで検出できる。この
時点でガントリ1の移動は強制的に停止する。
【0053】次に、オペレータは第1の移動ボタン21
を押して、所望のスキャン基準位置に向けてガントリ1
を移動させる(ステップS2)。この移動中において、
第1のリミットスイッチS1がONからOFFに切り替わっ
た時の位置z1(第1のチェックポイント)を検出し、
さらに、第2のリミットスイッチS2が突起53に接触
してOFFからONに切り替わった時の位置z2(第2のチ
ェックポイント)を検出し、z1とz2との距離Dsを
フラッシュメモリ63bに記憶する(ステップS3)。
【0054】その後、ガントリ1がスキャン基準位置と
して所望する位置に来たところで、マニュアル操作によ
り、すなわち、設定ボタン23を押すことにより、その
位置z0をスキャン基準位置として設定する(ステップ
S4)。
【0055】そして、第2のリミットスイッチS2がOF
FからONに切り替わった時の位置z2からz0までの距
離Drをフラッシュメモリ63bに記憶する(ステップ
S5)。
【0056】以上で、好ましくはシステムの調整時に行
われる、第1のリミットスイッチS1、第2のリミット
スイッチS2、所望のスキャン基準位置それぞれの位置
関係を初期設定する工程が終了する。
【0057】図10は、電源投入後等に行うマニュアル
操作でのガントリ1の移動による確認作業において行わ
れる、スキャン基準位置の設定処理を示すフローチャー
トである。このフローチャートに対応するプログラムは
ROM62に格納され、電源投入後にCPU61によっ
て実行されるものである。
【0058】まず、ステップS11で、OUT側への移動
指示があったか否かを、第2の移動ボタン22の入力に
基づき判断する。第2の移動ボタン22が押されると、
ステップS12に進み、ガントリ1のOUT側への移動を
開始する。なお、第2の移動ボタン22がオペレータか
ら離れてOFFとなった場合には、その時点で本処理は終
了する。
【0059】ステップS13では、ガントリ1の移動
中、第1のリミットスイッチS1がONしたか否かを監視
している。そして、第1のリミットスイッチS1がONに
なったときに、ステップS14に進み、ガントリ1の移
動を停止する。
【0060】次に、ステップS15で、IN側への移動指
示があった否かを、第1の移動ボタン21の入力に基づ
き判断する。第1の移動ボタン21が押されると、ステ
ップS16に進み、ガントリ1がIN側への移動を開始す
る。なお、第1の移動ボタン21がオペレータから離れ
てOFFとなった場合も、その時点で本処理は終了する。
【0061】ステップS17では、第1のリミットスイ
ッチS1がONからOFFに切り替わったかどうかを監視し
ている。そして、第1のリミットスイッチS1がOFFに
なったときに、ステップS18で、そのときの位置z
1’をRAM63aに記憶する。
【0062】次にステップS19で、ガントリ1の移動
中に第2のリミットスイッチS2がOFFからONに切り替
わったかどうかを監視している。そして、第2のリミッ
トスイッチS2がONになったときに、ステップS20
で、そのときの位置z2’をRAM63aに記憶する。
【0063】続いて、ステップS21で、第1のリミッ
トスイッチS1がONからOFFに切り替わったときの位置
z1’から第2のリミットスイッチS2がOFFからONに
切り替わったときの位置z2’までの距離と、フラッシ
ュメモリ63bに記憶されている距離情報Dsとの誤差
が、所定の範囲内に収まっているか否かを判断する。す
なわち、次式、
【0064】|(Z2’−Z1’)−Ds| < T
【0065】を満たしているか否かを判断する。ただ
し、Tは所定のしきい値を示している。
【0066】ここで、上式を満たさない場合は、第1の
リミットスイッチS1、第2のリミットスイッチS2、
ピックアップセンサ51のうちいずれかによる位置検出
が正常に行われなかったと判断して、ステップS22に
進み、表示部24に所定のエラー表示を行う。あるい
は、アラーム音を発生させてエラーであることを報知す
るようにしてもよい。いずれにせよこのようにエラーと
なった場合には、この状態のままでのスキャンを禁止す
る。
【0067】また、上式を満たす場合には、ステップS
23に進み、第2のリミットスイッチS2がOFFからON
に切り替わったときの位置z2’に、フラッシュメモリ
63bに記憶されている距離情報Drを加えた位置を、
スキャン基準位置として設定し、その基準位置情報がR
AM63aに記憶される。
【0068】以上の処理により、各回のスキャンにおけ
る基準位置が同じである場合には、電源投入後等に行う
マニュアル操作でのガントリ1の移動による確認作業に
おいて、異常がないかぎりスキャン基準位置が自動的に
設定されるので、操作性が大幅に向上し、さらに、設定
誤差や設定ミスの発生も防ぐことができる。
【0069】また、システムが備える位置検出機構に異
常が生じた場合にはその旨が報知され、その状態でのス
キャンは禁止されるので安全性が確保される。
【0070】なお、上述した実施形態では、ガントリの
移動方向における所定位置に突起52,53を設け、そ
の突起に接触することで動作するリミットスイッチS
1,S2を用いてその所定位置を検出するようにした
が、かかる所定位置の検出はその他の手段によっても実
現が可能である。例えば、光センサと光通過スリットの
組み合わせ、光センサと光反射体の組み合わせ、磁気的
な位置検出センサ、静電容量による位置検出センサ、C
CDカメラによる画像による位置検出など。
【0071】また、上述の実施形態では、OUT limit位
置を第1のチェックポイントとし、そこからガントリ1
を所定距離前進させた位置を第2のチェックポイントと
したが、第1のチェックポイントを検出するためのセン
サと第2のチェックポイントを検出するためのセンサを
別個独立に備え、ガントリ1が所定位置に来たときに同
時に両方のセンサで位置が検出される位置に第1および
第2のチェックポイントを設けることにしてもよい。
【0072】また、図9のステップS5では、第2のチ
ェックポイントz2からマニュアル操作によるスキャン
基準位置z0までの距離Drを記憶し、図10のステッ
プS23で、このDrを用いてスキャン基準位置を再設
定するようにしたが、図9のステップS5では、第1の
チェックポイントz1からマニュアル操作によるスキャ
ン基準位置z0までの距離Dr’を記憶し、図10のス
テップS23で、このDr’を用いてスキャン基準位置
を再設定するようにしてもよい。
【0073】また、上述の実施形態では、ガントリ台座
部2の底面に取り付けられた2つのリニアガイドブロッ
ク42,43がリニアガイドレール41に取り付けられ
たが、ガントリ1の向きが変わらないように十分精度よ
く固定されるかぎり、リニアガイドブロックを1つだけ
使用するようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガントリがレールに沿って移動しながら被検体のスキャ
ンを行うX線CTシステムにおいて、スキャンの回転中
心のずれおよび、スキャン位置のレール長手方向の位置
ずれを小さくすることができる。
【0075】また、本発明によれば、ガントリがレール
に沿って移動しながら被検体のスキャンを行うX線CT
システムにおいて、ガントリの位置検出精度を高めるこ
とができる。
【0076】さらに、本発明によれば、ガントリがレー
ルに沿って移動しながら被検体のスキャンを行うX線C
Tシステムにおいて、スキャン基準位置の設定操作の操
作性を高めることが可能になる。
【0077】さらにまた、本発明によれば、ガントリが
レールに沿って移動しながら被検体のスキャンを行うX
線CTシステムにおいて、ガントリの移動の際の安全性
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるレールに搭載されたガントリ
の一例を示す外観斜視図である。
【図2】実施形態におけるガントリの側面図である。
【図3】実施形態における車輪とサイドレールとの関係
を示す図である。
【図4】実施形態におけるサイドレール、センターレー
ル、ガントリを示す上面透視図である。
【図5】リニアガイドブロックをリニアガイドレールに
取り付けた状態の一例を示す図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】実施形態におけるガントリ台座部に内蔵される
制御ボードの構成を示すブロック図である。
【図8】実施形態における操作パネルの一例を示す図で
ある。
【図9】実施形態における第1のリミットスイッチ、第
2のリミットスイッチ、所望のスキャン基準位置それぞ
れの位置関係を初期設定する工程を示すフローチャート
である。
【図10】実施形態におけるスキャン基準位置の設定処
理を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森武 正浩 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 舞田 正司 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 阿津 克巳 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 占部 大吾 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA13 CA39 EC42 EC52 EE02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の走行レールと、その走行レールに
    沿って移動可能なX線CTシステムにおけるガントリと
    を備えるガントリシステムであって、 前記走行レールに沿う方向に配置されるリニアガイドレ
    ールと、 前記ガントリに設けられ、前記リニアガイドレールにス
    ライド自在に嵌合するリニアガイドブロックと、 を備えることを特徴とするガントリシステム。
  2. 【請求項2】 前記リニアガイドレールは、前記一対の
    走行レール間のほぼ中央の位置に設けられることを特徴
    とする請求項1に記載のガントリシステム。
  3. 【請求項3】 更に、前記ガントリの移動方向の位置を
    測定するリニアエンコーダを備え、 前記リニアエンコーダのリニアスケールが、前記移動方
    向に沿って配置され、 前記リニアエンコーダのピックアップセンサが、前記リ
    ニアスケールに対向するように前記ガントリに設けられ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のガントリ
    システム。
  4. 【請求項4】 前記リニアスケールは、前記一対の走行
    レール間のほぼ中央の位置に設けられることを特徴とす
    る請求項3に記載のガントリシステム。
  5. 【請求項5】 更に、 前記ガントリの移動方向における、所定のチェックポイ
    ントの位置から初期のスキャン基準位置までの距離をあ
    らかじめ記憶する記憶手段と、 前記ガントリが前記チェックポイントまで移動したこと
    を検知する検知手段と、 前記ガントリが前記チェックポイントまで移動した時に
    前記リニアエンコーダにより測定された位置と、前記記
    憶手段に記憶されている前記距離とに基づいてスキャン
    基準位置を設定する設定手段と、 を備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれ
    かに記載のガントリシステム。
  6. 【請求項6】 前記所定のチェックポイントは、第1の
    チェックポイントと、当該第1のチェックポイントと前
    記初期のスキャン基準位置との間に位置する第2のチェ
    ックポイントと、を含み、 前記記憶手段は、 前記第1のチェックポイントから前記第2のチェックポ
    イントまでの距離を示す第1の距離と、前記第2のチェ
    ックポイントから前記初期のスキャン基準位置までの距
    離を示す第2の距離と、をあらかじめ記憶し、 前記検知手段は、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    ことを検知する第1のセンサと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    たことを検知する第2のセンサと、を備え、 前記設定手段は、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    た時に前記リニアエンコーダにより測定された位置と、
    前記記憶手段に記憶されている前記第2の距離とに基づ
    いてスキャン基準位置を設定することを特徴とする請求
    項5に記載のガントリシステム。
  7. 【請求項7】 更に、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    時に測定された位置および、前記ガントリが前記第2の
    チェックポイントまで移動した時に測定された位置の間
    の距離と、前記記憶手段に記憶されている前記第2の距
    離との誤差が所定範囲内に収まっているか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段での判定結果に応じて当該判定結果を報知
    する報知手段と、 を備えることを特徴とする請求項6に記載のガントリシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 ガントリが移動しながら被検体のスキャ
    ンを行うX線CTシステムであって、 前記ガントリの移動方向における、所定のチェックポイ
    ントの位置から初期のスキャン基準位置までの距離をあ
    らかじめ記憶する記憶手段と、 前記移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが前記チェックポイントまで移動したこと
    を検知する検知手段と、 前記ガントリが前記チェックポイントまで移動した時に
    前記測定手段により測定された位置と、前記記憶手段に
    記憶されている前記距離とに基づいてスキャン基準位置
    を設定する設定手段と、 を備えることを特徴とするX線CTシステム。
  9. 【請求項9】 前記所定のチェックポイントは、第1の
    チェックポイントと、当該第1のチェックポイントと前
    記初期のスキャン基準位置との間に位置する第2のチェ
    ックポイントと、を含み、 前記記憶手段は、 前記第1のチェックポイントから前記第2のチェックポ
    イントまでの距離を示す第1の距離と、前記第2のチェ
    ックポイントから前記初期のスキャン基準位置までの距
    離を示す第2の距離と、をあらかじめ記憶し、 前記検知手段は、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    ことを検知する第1のセンサと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    たことを検知する第2のセンサと、を備え、 前記設定手段は、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    た時に測定された位置と、前記記憶手段に記憶されてい
    る前記第2の距離とに基づいてスキャン基準位置を設定
    することを特徴とする請求項8に記載のX線CTシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 更に、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    時に測定された位置および、前記ガントリが前記第2の
    チェックポイントまで移動した時に測定された位置の間
    の距離と、前記記憶手段に記憶されている前記第2の距
    離との誤差が所定範囲内に収まっているか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段での判定結果に応じて当該判定結果を報知
    する報知手段と、 を備えることを特徴とする請求項9に記載のX線CTシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、 前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが所定のチェックポイントまで移動したこ
    とを検知する検知手段と、 前記ガントリの移動方向における、前記所定のチェック
    ポイントの位置から初期のスキャン基準位置までの距離
    をあらかじめ記憶する記憶手段と、を備えており、 前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行うX
    線CTシステムの制御方法であって、 前記ガントリが前記所定のチェックポイントまで移動し
    たことを前記検知手段により検知する検知ステップと、 前記ガントリが前記所定のチェックポイントまで移動し
    た時の位置を、前記測定手段により測定する測定ステッ
    プと、 前記測定ステップで測定された位置と前記記憶手段に記
    憶されている前記距離とに基づいてスキャン基準位置を
    設定する設定ステップと、 を有することを特徴とするX線CTシステムの制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記各ステップは、電源投入後等にマ
    ニュアル操作で前記ガントリを移動する確認工程におい
    て行われることを特徴とする請求項11に記載のX線C
    Tシステムの制御方法。
  13. 【請求項13】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、 前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが所定のチェックポイントまで移動したこ
    とを検知する検知手段と、 前記ガントリの移動方向における、前記所定のチェック
    ポイントの位置から初期のスキャン基準位置までの距離
    をあらかじめ記憶する記憶手段と、を備えており、 前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行うX
    線CTシステム、を制御するためのプログラムであっ
    て、 前記ガントリが前記所定のチェックポイントまで移動し
    たことを前記検知手段により検知する検知ステップのプ
    ログラムコードと、 前記ガントリが前記所定のチェックポイントまで移動し
    た時の位置を、前記測定手段により測定する測定ステッ
    プのプログラムコードと、 前記測定ステップで測定された位置と前記記憶手段に記
    憶されている前記距離とに基づいてスキャン基準位置を
    設定する設定ステップのプログラムコードと、 を含むことを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、 前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが所定のチェックポイントまで移動したこ
    とを検知する検知手段と、 前記ガントリの移動方向における、前記所定のチェック
    ポイントの位置から初期のスキャン基準位置までの距離
    をあらかじめ記憶する記憶手段と、を備えており、 前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行うX
    線CTシステム、を制御するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、 前記ガントリが前記所定のチェックポイントまで移動し
    たことを前記検知手段により検知する検知ステップのプ
    ログラムコードと、 前記ガントリが前記所定のチェックポイントまで移動し
    た時の位置を、前記測定手段により測定する測定ステッ
    プのプログラムコードと、 前記測定ステップで測定された位置と前記記憶手段に記
    憶されている前記距離とに基づいてスキャン基準位置を
    設定する設定ステップのプログラムコードと、 を格納した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、 前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが所定の第1および第2のチェックポイン
    トに移動したことを検知する検知手段と、 前記ガントリの移動方向における、前記第1のチェック
    ポイントから前記第2のチェックポイントまでの距離を
    示す第1の距離と、前記第2のチェックポイントから初
    期のスキャン基準位置までの距離を示す第2の距離をあ
    らかじめ記憶する記憶手段と、を備えており、 前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行うX
    線CTシステムの制御方法であって、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    ことを前記検知手段により検知する第1の検知ステップ
    と、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    時の位置を、前記測定手段により測定する第1の測定ス
    テップと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    たことを前記検知手段により検知する第2の検知ステッ
    プと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    た時の位置を、前記測定手段により測定する第2の測定
    ステップと、 前記第2の測定ステップで測定された位置と前記記憶手
    段に記憶されている前記第2の距離とに基づいてスキャ
    ン基準位置を設定する設定ステップと、 を有することを特徴とするX線CTシステムの制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記各ステップは、電源投入後等にマ
    ニュアル操作で前記ガントリを移動する確認工程におい
    て行われることを特徴とする請求項15に記載のX線C
    Tシステムの制御方法。
  17. 【請求項17】 更に、 前記第1の測定ステップで測定された位置および、前記
    第2の測定ステップで測定された位置の間の距離と、前
    記記憶手段に記憶されている前記第2の距離との誤差が
    所定範囲内に収まっているか否かを判定する判定ステッ
    プと、 前記判定ステップでの判定結果に応じて当該判定結果を
    報知する報知ステップと、 を有することを特徴とする請求項15または16に記載
    のX線CTシステムの制御方法。
  18. 【請求項18】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、 前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが所定の第1および第2のチェックポイン
    トに移動したことを検知する検知手段と、 前記ガントリの移動方向における、前記第1のチェック
    ポイントから前記第2のチェックポイントまでの距離を
    示す第1の距離と、前記第2のチェックポイントから初
    期のスキャン基準位置までの距離を示す第2の距離をあ
    らかじめ記憶する記憶手段と、を備えており、 前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行うX
    線CTシステムを制御するためのプログラムであって、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    ことを前記検知手段により検知する第1の検知ステップ
    のプログラムコードと、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    時の位置を、前記測定手段により測定する第1の測定ス
    テップのプログラムコードと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    たことを前記検知手段により検知する第2の検知ステッ
    プのプログラムコードと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    た時の位置を、前記測定手段により測定する第2の測定
    ステップのプログラムコードと、 前記第2の測定ステップで測定された位置と前記記憶手
    段に記憶されている前記第2の距離とに基づいてスキャ
    ン基準位置を設定する設定ステップのプログラムコード
    と、 を有することを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 更に、 前記第1の測定ステップで測定された位置および、前記
    第2の測定ステップで測定された位置の間の距離と、前
    記記憶手段に記憶されている前記第2の距離との誤差が
    所定範囲内に収まっているか否かを判定する判定ステッ
    プのプログラムコードと、 前記判定ステップでの判定結果に応じて当該判定結果を
    報知する報知ステップのプログラムコードと、 を有することを特徴とする請求項18に記載のプログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、 前記ガントリの移動方向の位置を測定する測定手段と、 前記ガントリが所定の第1および第2のチェックポイン
    トに移動したことを検知する検知手段と、 前記ガントリの移動方向における、前記第1のチェック
    ポイントから前記第2のチェックポイントまでの距離を
    示す第1の距離と、前記第2のチェックポイントから初
    期のスキャン基準位置までの距離を示す第2の距離をあ
    らかじめ記憶する記憶手段と、を備えており、 前記ガントリが移動しながら被検体のスキャンを行うX
    線CTシステムを制御するためのプログラムを格納した
    記憶媒体であって、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    ことを前記検知手段により検知する第1の検知ステップ
    のプログラムコードと、 前記ガントリが前記第1のチェックポイントに移動した
    時の位置を、前記測定手段により測定する第1の測定ス
    テップのプログラムコードと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    たことを前記検知手段により検知する第2の検知ステッ
    プのプログラムコードと、 前記ガントリが前記第2のチェックポイントまで移動し
    た時の位置を、前記測定手段により測定する第2の測定
    ステップのプログラムコードと、 前記第2の測定ステップで測定された位置と前記記憶手
    段に記憶されている前記第2の距離とに基づいてスキャ
    ン基準位置を設定する設定ステップのプログラムコード
    と、 を格納した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 更に、 前記第1の測定ステップで測定された位置および、前記
    第2の測定ステップで測定された位置の間の距離と、前
    記記憶手段に記憶されている前記第2の距離との誤差が
    所定範囲内に収まっているか否かを判定する判定ステッ
    プのプログラムコードと、 前記判定ステップでの判定結果に応じて当該判定結果を
    報知する報知ステップのプログラムコードと、 を格納した記憶媒体。
  22. 【請求項22】 走行レール上に搭載され、その走行レ
    ールに沿って移動可能なガントリと、前記ガントリに接
    続され、当該ガントリに対してスキャンに係る情報を出
    力する操作コンソールと、を備え、前記ガントリが移動
    しながら被検体のスキャンを行うX線CTシステムであ
    って、 前記ガントリに設けられ、当該ガントリの移動動作を指
    示する第1の指示手段と、 前記操作コンソールに設けられ、前記ガントリの移動動
    作を指示する第2の指示手段と、 前記第1の指示手段によって前記ガントリが移動した最
    大の範囲の情報を記憶する記憶手段と、 前記第1の指示手段によって前記ガントリが移動した最
    大の範囲に応じて、前記第2の指示手段による前記ガン
    トリの可動範囲を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするX線CTシステム。
  23. 【請求項23】 前記ガントリにおける所定の操作、ま
    たは、前記操作コンソールにおける所定の操作、に応じ
    て前記記憶手段に記憶された前記情報をクリアする手段
    を更に備えることを特徴とする請求項22に記載のX線
    CTシステム。
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