JP2003152170A - 赤外線センサ - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
なくても熱伝達を防止してシェーディングを防ぐことが
できチップサイズを低減することが可能な赤外線センサ
を提供する。 【解決手段】 撮像領域3を含むアナログ回路と、周辺
回路40であるデジタル回路との間に溝301を設け
る。
Description
熱型赤外線センサに関する。
能とするものであり、昼夜にかかわらず撮像可能であ
る。また、赤外線は、可視光よりも煙、霧に対して透過
性が高いという特徴があることから、防衛分野をはじめ
監視カメラや火災検知カメラとして広い応用範囲を有す
る。
室温以下の低温において動作させなければならないため
冷却機構を必要としていた。しかしながらこのような冷
却機構は部品点数の増加を招くため、高コスト化及び素
子を小型化できないという問題がある。
赤外線センサの開発が盛んになってきている。
入射赤外線を感熱部により熱に変換した上で、この微弱
な温度変化を熱電変換手段により電気的信号に変換し、
この電気的信号を読み出すことで赤外線画像情報を得る
ものである。
て、シリコン基板上に絶縁膜が形成され、この上にシリ
コン層が形成されたSOI(Silicon On I
nsulator)基板のうち、絶縁膜上に形成された
シリコン層(SOI)領域に形成した素子が報告されて
いる(Tomohiro Ishikawa, eta
l.,Proc. SPIE Vol.3698,
p.556, 1999)。この素子はシリコンpn接
合に一定の順方向電流を流して温度変化を電圧変化に変
換するものである。
線センサは、シリコンLSI製造工程を用いて製造する
ことが可能であることから量産性に優れた素子である。
像領域全面においてSOI領域を支持しているバルクシ
リコン基板の温度が均一であることが非常に重要であ
る。なぜなら赤外線検出画素の温度は、入射赤外線を吸
収することによって発生した熱による温度上昇量を、バ
ルクシリコン基板の温度とを比較して決定するためであ
る。
置されている行選択回路や列選択回路或いはタイミング
ジェネレータ等のデジタル回路における発熱の影響で、
撮像領域の周辺部では、バルクシリコン基板の温度が上
昇してしまい、赤外線により発生した温度上昇量を正確
に比較できないといういわゆるシェーディングが発生す
る。
路の発熱に起因するシェーディングを防止するために
は、熱が伝わらないように撮像領域とデジタル回路との
間隔を広く設計することが行われてきた。
サにおいても、通常のLSIチップと同様にさらなるチ
ップサイズを低減することが要求されており、上述した
撮像領域とデジタル回路との間隔を広くする設計は、チ
ップサイズを低減するためには逆行し問題とされてきて
いる。
赤外線センサは、撮像領域とデジタル回路との間隔を広
くする設計によってこれらの間の熱伝達を防止してシェ
ーディングを防いでいた。しかしながらチップサイズを
低減するという要求には、この方法は逆行し問題とされ
ている。
で、撮像領域とデジタル回路との間隔を広く取らなくて
も熱伝達を防止してシェーディングを防ぐことができチ
ップサイズを低減することが可能な赤外線センサを提供
することを目的とする
に、本発明は、複数の行および列のマトリクス状に配列
され、入射赤外線光を吸収することで発生した熱を熱電
変換し抵抗値の変化として取出す複数個の熱電変換画素
と、前記熱電変換画素の各行または各列のいずれか一方
にそれぞれ接続される複数の選択線と、前記熱電変換画
素の各行または各列の他方にそれぞれ接続される複数の
信号線と、前記各選択線に接続され前記熱電変換画素に
選択線ごとに選択的に読み出し電圧を付与して前記信号
線に電気信号を発生させる画素選択回路と、前記各信号
線に接続され該信号線に発生した電気信号を読み出す信
号読み出し回路とが半導体基板上に配置され、前記熱電
変換画素が配置された領域と前記画素選択回路及び前記
信号読み出し回路の少なくとも一方が配置された領域と
の間の前記半導体基板の表面に溝が設けられていること
を特徴とする赤外線センサを提供する。
領域と前記溝との間における前記半導体基板の表面若し
くはその上に、前記半導体基板よりも熱伝導率の高い材
料が設けられていることが好ましい。
出し回路の少なくとも一方が配置された領域と前記溝と
の間における前記半導体基板の表面若しくはその上に、
前記半導体基板よりも熱伝導率の高い材料が設けられて
いることが好ましい。
された領域の周囲を囲んで設けられていることが好まし
い。
ことが好ましい。
板のSOI領域に形成されたpn接合を備え、該pn接
合により熱電変換が行われることが好ましい。
される撮像領域と、発熱源であるデジタル回路との間
に、溝を設けることによって、これらの間を熱分離でき
る。こうすることでシェーディングを防止しつつ且つチ
ップサイズを低減することが可能となる。
図面に基づいて説明する。なお、以下に示す実施形態
は、この発明の技術思想を具体化する素子について例示
するものであって、この発明の素子の構造を、下記のも
のに限定するものではなく、種々の変更を加えることが
できるものである。
1に係る赤外線センサのm行n列(m×n画素)の2次
元マトリクス構成を示す図である。ここでm、nは2以
上の自然数である。
号に変換する赤外線検出画素1が半導体基板2上に2次
元的に配置され撮像領域3を構成している。赤外線検出
画素1は、赤外線が照射されることで温度上昇し、この
温度上昇を電気信号に変換するものである。ここではシ
リコンpn接合領域115を有するダイオードが形成さ
れている。
4(4−1,4−2…)と垂直方向の列信号線5(5−
1,5−2…)が設けられている。行選択線4(4−
1,4−2…)は、それぞれ赤外線検出画素1のpn接
合領域の一方に接続されている。また、それぞれ列信号
線5(5−1,5−2…)は、赤外検出画素1のpn接
合領域の他方に接続されている。
選択できるように、行選択線4(4−1,4−2…)
は、行選択回路40と接続され、列選択線5(5−1,
5−2…)は、増幅回路9を介して列選択回路70と接
続されている。また、行選択線4(4−1,4−2…)
は撮像領域3の行方向に隣接するように配置され、列選
択線5(5−1,5−2…)は、撮像領域3の列方向に
隣接するように配置されている。
めの定電流源80として、各列の列信号線5には、負荷
MOSトランジスタ8−1,8−2…が接続されてい
る。
スには基板電圧:Vsが印加されているが、必要に応じ
て、そのソース電圧を調整することも可能であり、より
好ましい。
4例えば4−1には電源電圧:Vdが印加され、行選択
回路40により選択されない行選択線にはVsが印加さ
れる。その結果、選択された行選択線4−1の赤外線検
出画素1内部のpn接合領域115、…が順バイアスと
なりバイアス電流が流れ、赤外線検出画素1の内部に存
在するpn接合領域115の温度と順バイアス電流とに
より動作点が決まり、各列の列信号線5−1,5−2に
赤外線検出用画素1の信号となる出力電圧が発生する。
このとき、選択回路40によって選択されない赤外線検
出用画素1のpn接合領域115a、…は逆バイアスと
なる。すなわち、赤外線検出用画素の内部に存在するp
n接合領域115は画素選択の機能を持っている。
わめて低電圧である。被写体の温度変化:dTsと画素
温度変化:dTdとの比として5×10−3を仮定し、
この値と画素のpn接合が8個のpn接合を直列接続し
た場合の熱電変換感度:dV/dTd=10[mV/
K]とにより、dTs=0.1[K]のときには、わず
かに5[μV]であることがわかる。
ためには、列信号線に発生する雑音を5[μV]以下に
することが必要になる。この雑音の値は、MOS型の可
視光イメージセンサであるCMOSセンサの雑音の約1
/80と非常に低い。
トランジスタ回路60間にはカラム増幅回路9が接続さ
れている。この増幅回路9の増幅用MOSトランジスタ
10のゲート10gに各信号線が接続される。このMO
Sトランジスタ10のドレイン10d側には、電流増幅
した信号電流を積分し蓄積するための蓄積容量12が接
続されている。信号電流を積分する蓄積時間は、行選択
回路40により行選択線4に印加される行選択パルスに
より決定される。
ットするためのリセットトランジスタ14が接続され、
列選択トランジスタ6による信号電圧の読み出しが完了
した後にリセット動作を行う。端子24は出力端子であ
る。
は、いわゆるデジタル回路であり、その他の回路はアナ
ログ回路である。
域3の右側のみに隣接配置された構造を示したが、同一
の動作をする行選択回路を撮像領域3の左側にも隣接配
置し、いわゆる両側駆動することも可能であり、行選択
回路40への負荷を低減することもできる。
きるようにするために、基準クロック信号、スタートパ
ルス、電源電圧およびグラウンド等の数少ない入力を与
えるだけでセンサ出力を得ることも可能である。その場
合には、チップ内部でデジタル回路駆動のための各種パ
ルスを発生させるタイミングジェネレータを撮像領域3
の上部に配置することも可能である。もちろん、このタ
イミングジェネレータはデジタル回路である。
る行選択回路40と撮像領域3との間に溝が設けられて
いる。このように発熱源である行選択回路40と撮像領
域3との間に溝を設けることで熱が撮像領域3に伝導す
ることを防ぐことができる。
に増幅回路9及び選択トランジスタ回路60が存在する
ので、行選択回路40からよりは熱は伝わり難い。しか
し列選択回路70と撮像領域3との間にも溝が形成され
ている方が好ましい。この場合、列選択回路70と選択
トランジスタ回路60との間、選択トランジスタ回路6
0と増幅回路9との間、増幅回路9と撮像領域3との間
のいずれに溝が形成されていてもよい。
の赤外線検出画素1の構造を示す。ここで、図2(a)
は平面図、図2(b)は断面図である。
は、熱電変換のためのpn接合領域115を含むもの
で、単結晶シリコン半導体基板2内部に形成された中空
構造107の上に、赤外線吸収部118、120と、熱
電変換のために形成されたSOI層108内部に形成さ
れたpn接合領域115、これらを接続する配線11
7、このSOI層108の下面に形成された埋め込みシ
リコン酸化膜114とから成る。ここでSOI(Sil
icon On Insulator)基板とは、シリ
コン基板と、このシリコン基板上に形成された酸化シリ
コン等の絶縁層と、この絶縁膜上に形成された単結晶シ
リコン層とを具備する基板である。典型的には絶縁層は
シリコン基板上に形成される。このSOI基板を用いる
ことによって、素子容量を小さくでき高速化、低雑音化
を図ることが可能である。SOI層とは、SOI基板の
うち絶縁膜上に形成された単結晶シリコン層のことであ
る。
に配置したダイオード構造を示す。さらに赤外線検出画
素1を中空構造である中空底部107、中空側部119
を介して支持するとともに赤外線検出画素1からの電気
信号を出力するための支持部111が設けられている。
この支持部を介して赤外線検出画素1と列信号線5及び
行選択線4とが接続される。
構造107上に設けられることにより、赤外線検出画素
1の熱放散が緩慢となり、入射赤外線による赤外線検出
画素1の温度の変調を効率良く行う構造になっている。
チップ全体を上から見た上面図を示す。
多結晶シリコン基板2上に撮像領域3が形成されてい
る。この撮像領域の左右に隣接する位置には、行選択回
路40が形成されている。これにより両側駆動する。
列選択回路70が形成されている。また撮像領域3の図
上側に隣接する位置には、タイミングジェネレータ90
が形成されている。
アナログ回路である撮像領域3及び左右両側に配置され
たデジタル回路である行選択回路40間の基板2の表面
に、熱分離のための溝301が設けられている。
発熱した熱により、撮像領域3の行選択回路40に隣接
する周辺部で、バルクシリコン基板温度が上昇する。
択回路40及び撮像領域3間の基板2の表面に、断熱用
の溝を形成することによって、周辺に配置した回路によ
る撮像領域3内部のバルクシリコン基板温度の上昇が抑
制される。このために入射赤外線に起因する発熱のみを
測定することが可能となり、シェーディング現象を抑え
ることができる。
3及び行選択回路40間の基板2の表面に溝を設ける他
に、撮像領域3及び列選択回路70間、さらに撮像領域
3及びタイミングジェネレータ90間に溝を設けたもの
である。すなわち基板2の表面でアナログ回路領域であ
る撮像領域3を、完全に囲むように閉曲線状に溝302
を形成している。
らの発熱の影響だけでなく、列選択回路70及びタイミ
ングジェネレータ90からの発熱の影響まで含めて、デ
ジタル回路からの発熱の影響を実質的に完全に排除で
き、垂直方向のシェーディングもなくすことができる。
センサについて、上述した溝周面部の構造を具体的に示
す。図5(a)は上面図であり、図5(b)はそのA−
A'断面図である。図6(a)は上面図であり、図6
(b)はそのA−A'断面図である。
3及び行選択回路40間に溝301が形成されている。
また、撮像領域3から行選択回路40には、行選択線4
が設けられている。このように溝301は、配線4の部
分には形成されず、ここでは井戸状に分散配置されてい
る。この場合も溝として表す。
線4が設けられていない部分で、溝301が設けられて
いる部分であるA−A'断面図を示す。
ルクシリコン基板2に達するまで掘られている。
る中空構造107(図2)の形成工程時に同時に形成す
ることができる。すなわち、赤外線吸収部である酸化シ
リコン膜120及び窒化シリコン膜118を堆積した後
に、赤外線検出画素1におけるエッチングホール119
(図2)の形成と同時に、熱分離構造300も形成す
る。そして、それに引き続きTMAH等のシリコン異方
性エッチングを行うことで、赤外線検出画素1の中空構
造107(図2)の形成と同時に溝301が完成する。
のゲート配線、符号5は列選択線、符号114は、埋め
込み絶縁膜である。
ある。
設けられている部分であるA−A'断面図を示す。
下には、溝301は形成されていない。こうすることで
行選択配線4の段切れを防止することができる。
ル回路である行選択回路40からの行選択線4が存在す
る領域では溝301は形成されていないが、一般的な画
素サイズが40ミクロン程度であるのに対して、行選択
線4の幅が1ミクロン以下であることから、断熱に関し
ては事実上問題が無い。
について説明する。
センサについて、上述した溝周面部の構造を具体的に示
す。本実施形態では、溝とデジタル回路領域間にシリコ
ン基板よりも熱伝導の高い材料を埋め込んだものであ
る。
そのA−A'断面図である。図8(a)は上面図であ
り、図8(b)はそのA−A'断面図である。本実施形
態においても、図3及び図4のように溝301を配置す
ることができる。
3及び行選択回路40間に溝301が形成されている。
そして溝301及び行選択回路40間には、シリコン基
板2よりも熱伝導率が高い金属からなるヒートシンク1
50'及び117'が埋め込まれている。ヒートシンク1
50'は、ゲート配線150を形成するときに同時に形
成することができる。また、ヒートシンク117'は、
配線117を形成するときに同時に形成することができ
る。また、ヒートシンク117'や150'は基板表面ま
で配線されて金属プレート等によって放熱されるように
してもよい。また、ヒートシンク150'を基板2表面
まで配線して放熱してもよい。基板2はパッケージ上に
マウントすることによって放熱される。
は、行選択線4が設けられている。また、ヒートシンク
150'の下には、単結晶シリコンからなるヒートシン
ク310も埋め込まれている。このヒートシンク310
も上記のように放熱することができる。また、ヒートシ
ンク310は酸化シリコン等の絶縁膜320に囲まれて
絶縁されている。その他の構造は、図5と同じである。
ある。
が設けられている部分であるA−A'断面図を示す。
は、溝301は形成されていない。こうすることで行配
線4の段切れを防止することができる。しかしこの場合
行選択線4の下においても、ヒートシンク117'、1
50'、310が埋め込まれている。
熱を溝301によって断熱するだけでなく、さらにヒー
トシンク117'、150'、310によって、チップ外
部に逃がすことによりさらにシェーディング現象の発生
を防止することが可能である。
きるようなアナログ回路設計、および駆動が可能である
ので高感度化が可能である。
ラフィー工程におけるマスクパターンの変更のみで、上
記の効果を得ることが可能であり、プロセスコストの増
加を招くことなく、低コストで高感度の赤外線センサを
得ることができる。
て、第1入力をゲートとし、第2入力をソースとする単
一増幅MOSトランジスタで構成するカラム増幅回路で
説明した。この増幅回路は簡単な構成のため、製造上好
ましいものである。しかし、2入力を持つものであれ
ば、他の増幅回路例えば差動増幅器を用いることができ
る。
pn接合を用いて説明したが、本発明はそれに限定され
るものではなく、例えば酸化バナジウム等のボロメータ
を用いた熱電変換画素からなる赤外線センサ装置にも適
用可能である。
の選択トランジスタが必要となることは言うまでも無
い。
路との間隔を広く取らなくても熱伝達を防止してシェー
ディングを防ぐことができチップサイズを低減すること
が可能な赤外線センサを提供することができる。
面図。
電変換画素を説明するもので、(a)は平面図、(b)
は(a)のA−A'線に沿った断面図。
ップ全体を示す上面図。
のチップ全体を示す上面図。
周辺の構造を説明するための拡大図で、(a)は上面
図、(b)は(a)のA−A'線に沿った断面図。
周辺の構造を説明するための拡大図で、(a)は上面
図、(b)は(a)のA−A'線に沿った断面図。
周辺の構造を説明するための拡大図で、(a)は上面
図、(b)は(a)のA−A'線に沿った断面図。
周辺の構造を説明するための拡大図で、(a)は上面
図、(b)は(a)のA−A'線に沿った断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】複数の行および列のマトリクス状に配列さ
れ、入射赤外線光を吸収することで発生した熱を熱電変
換し抵抗値の変化として取出す複数個の熱電変換画素
と、 前記熱電変換画素の各行または各列のいずれか一方にそ
れぞれ接続される複数の選択線と、 前記熱電変換画素の各行または各列の他方にそれぞれ接
続される複数の信号線と、 前記各選択線に接続され前記熱電変換画素に選択線ごと
に選択的に読み出し電圧を付与して前記信号線に電気信
号を発生させる画素選択回路と、 前記各信号線に接続され該信号線に発生した電気信号を
読み出す信号読み出し回路とが半導体基板上に配置さ
れ、 前記熱電変換画素が配置された領域と前記画素選択回路
及び前記信号読み出し回路の少なくとも一方が配置され
た領域との間の前記半導体基板の表面に溝が設けられて
いることを特徴とする赤外線センサ。 - 【請求項2】前記熱電変換画素が配置された領域と前記
溝との間における前記半導体基板の表面若しくはその上
に、前記半導体基板よりも熱伝導率の高い材料が設けら
れていることを特徴とする請求項1記載の赤外線セン
サ。 - 【請求項3】前記画素選択回路及び前記信号読み出し回
路の少なくとも一方が配置された領域と前記溝との間に
おける前記半導体基板の表面若しくはその上に、前記半
導体基板よりも熱伝導率の高い材料が設けられているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の赤外線センサ。 - 【請求項4】前記溝が、前記熱電変換画素が配置された
領域の周囲を囲んで設けられていることを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載の赤外線センサ。 - 【請求項5】前記半導体基板がSOI基板であることを
特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の赤
外線センサ。 - 【請求項6】前記熱電変換画素は、前記SOI基板のS
OI領域に形成されたpn接合を備え、該pn接合によ
り熱電変換が行われることを特徴とする請求項5記載の
赤外線センサ。
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