JP2003151996A - 2次元電子ガスを用いた電子デバイス - Google Patents
2次元電子ガスを用いた電子デバイスInfo
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Abstract
ドバンドギャップ層からなるヘテロ構造を有する高電子
移動度トランジスタにおいて、2次元電子ガスの電子移
動度をさらに向上させる。 【解決手段】 InxGa1−xNチャネル層/Iny
AlzGa1−y− zNワイドバンドギャップ層からな
るヘテロ構造を有する高電子移動度トランジスタにおい
て、そのワイドバンドギャップ層のAl混晶比をヘテロ
界面から離れるに従って小さくすることにより、チャネ
ル層を流れる2次元電子ガスの電子移動度を高速化す
る。
Description
信用基地局、衛星通信などの分野で有用であり、高周
波、高出力特性を持つ2次元電子ガスを利用した高速電
界効果トランジスタに関する。より詳しくは、本発明
は、InyAlzGa1−y−zN系化合物半導体を用
いた高電子移動度トランジスタ(HEMT)であって、
その2次元電子ガスの電子移動度が向上されたHEMT
に関する。すなわち、本発明は、高い電子移動度、およ
び、高周波、高出力特性等を有するHEMTを提供す
る。
体を用いた高電子移動度トランジスタ(HEMT)は、
電子移動度が高く、12GHzの高い周波数の信号も低
雑音で増幅できるため、電波望遠鏡や、家庭用衛星テレ
ビ受信機、カーナビゲーション受信機等に広く使われて
いる。
である窒化ガリウム(GaN)系化合物半導体が開発さ
れ、その降伏電界は約5×106V/cmであり、Ga
As系化合物半導体の降伏電界よりも一桁大きい。それ
ゆえ、GaN系化合物半導体を用いたHEMTは、Ga
As系HEMTを凌駕する高出力、高耐圧動作が可能で
あり、高周波、高温、大電力用の半導体素子として大き
な可能性を持つことが期待されている。かくして、現
在、GaN系化合物半導体を用いたHEMTの開発が進
められている。
MTは、例えば、図1に示すごとく、サファイア基板1
上に低温成長GaNバッファー層2が形成され、さらに
その上に不純物を含まないGaNチャネル層3とAlG
aNワイドバンドギャップ層4とからなるヘテロ構造が
形成された構造を有している。さらに、該ワイドバンド
ギャップ層4の上面には、ソース電極5およびドレイン
電極6がオーミック接続され、ゲート電極7がショット
キー接続されている。上記のGaN/AlGaNヘテロ
構造により、2次元電子ガスがGaNチャネル層に蓄積
される。この2次元電子ガスをソース電極5およびドレ
イン電極6で接続し、ゲート電極7により電流を制御し
て動作させる。このとき、2次元電子ガスは、不純物を
含まないGaNチャネル層3を移動するため、高い電子
移動度が達成される。
n et al.)、「アプライド・フィジックス・レターズ (A
pp. Phys. Lett.)」 68(4)、22 1996年1
月、p.514−516
MTで得られる電子移動度は、3000〜4000cm
2/V・s以上が達成されているが、従来のGaN系H
EMTの構造により得られる室温での電子移動度は、サ
ファイア基板上において1500cm2/V・s程度に
過ぎない。GaN系のHEMTにおいて電子移動度の高
速化が達成されれば、GaAs系HEMTを凌駕する高
出力、高耐圧動作が可能なHEMTをさらに広い分野に
適用することができる。
MTの電子移動度を向上させることにある。より詳しく
は、本発明の目的は、特に、InGaN/InAlGa
Nヘテロ構造を有するHEMTにおいて、電子移動度を
高速化することにある。
化合物半導体を用いた高電子移動度トランジスタのさら
なる電子移動度の向上を目的とし、鋭意研究を行なった
結果、驚くべきことに、従来のHEMT構造を大きく変
更することなく、InAlGaN系ワイドバンドギャッ
プ層のAl混晶比をヘテロ界面から離れるに従い次第に
小さくすることにより、電子移動度を高速化できること
を見出した。
速化を達成するために、ワイドバンドギャップ層の結晶
性を向上させることに着目し、このワイドバンドギャッ
プ層の成長条件の最適化を検討した。一般に、GaNチ
ャネル層は、有機金属化学気相成長法(MOCVD)等
の薄膜形成技術を用いて、1000℃以上の高温で成長
させている。一方、AlGaNワイドバンドギャップ層
は、結晶性のよい層を得ることを考慮し、窒素脱離を抑
制するために1000℃よりも低い温度(例えば、80
0℃)で成長させることを考えた。また、チャネル層と
ワイドバンドギャップ層との界面に不必要な物質(例え
ば、Gaメタル)が付着しないように、界面における成
長条件の切替えには時間をかけないことが好ましい。
0℃にてチャネル層を形成した後、目標の温度(例え
ば、800℃)に達してからワイドバンドギャップ層を
形成するのではなく、1050℃から800℃まで降温
させながら一定の原料ガス供給量にてワイドバンドギャ
ップ層を形成したところ、1050℃または800℃の
一定温度にてワイドバンドギャップ層を形成した場合よ
りも高い電子移動度を示すことが見出された。これは、
800℃程度の低温ではAlもGaも脱離しにくいが、
1000℃以上の高温では、Alは脱離しにくいがGa
は脱離し易くなるため、成長温度が高いほど、形成され
た層中のAl混晶比が相対的に高くなったことに起因す
るものと考えられる。かくして、本発明者らは、AlG
aN系ワイドバンドギャップ層を降温させながら形成し
たことにより、AlGaN系ワイドバンドギャップ層の
Al混晶比がヘテロ界面から離れるに従って減少するこ
とにより、電子移動度が向上したのではないかと考え
た。そこで、成長温度を一定とし、意図的にAl原料ガ
ス供給量を変化させて、ヘテロ界面から離れるに従って
Al混晶比が減少するようにワイドバンドギャップ層を
形成したところ、上記同様、電子移動度の高速化が達成
されることが確認された。
a1−xNチャネル層/InyAl zGa1−y−zN
ワイドバンドギャップ層からなるヘテロ構造を有し、ワ
イドバンドギャップ層のAl混晶比zがヘテロ界面から
離れるに従って減少している。これにより、チャネル層
を流れる2次元電子ガスの電子移動度を高速化すること
ができた。
1−xN系化合物半導体層(0≦x≦1)からなるチャ
ネル層およびInyAlzGa1−y−zN系化合物半
導体層(0≦y、0≦z、y+z≦1)からなるワイド
バンドギャップ層により構成されるヘテロ構造を含み、
該InyAlzGa1−y−zN系ワイドバンドギャッ
プ層において、該ヘテロ界面でのバンドギャップが該チ
ャネル層のバンドギャップよりも広く、該ヘテロ界面か
ら離れるに従って、Al混晶比zが連続的にまたは段階
的に減少することを特徴とする2次元電子ガスを用いた
電子デバイスを提供する。
た電子デバイスは、該ワイドバンドギャップ層におい
て、該へテロ界面でのバンドギャップが該チャネル層の
バンドギャップよりも広いので、2次元電子ガス層がチ
ャネル層に形成される。また、本発明において、該ワイ
ドバンドギャップ層におけるAl混晶比を該へテロ界面
から離れるに従って減少させることにより、高速化され
た電子ガス移動度を有する2次元電子ガスを用いた電子
デバイスを作製することが可能となった。また、該ワイ
ドバンドギャップ層において、該チャネル層とのヘテロ
界面でのAl混晶比zを0.35とすれば、GaNチャ
ネル層のバンドギャップとワイドバンドギャップ層のバ
ンドギャップとの差が充分あるので、効率的に2次元電
子ガス層をチャネル層に形成することができる。また、
Al混晶比が0.35であれば、ワイドバンドギャップ
層の結晶性も良好である。
ネル層がGaN層であって、該ワイドバンドギャップ層
がAlzGa1−zN層(0≦z≦1)であることを特
徴とする。
ドナー不純物をドープした1または複数のドープ層と1
または複数のアンドープ層とからなる多層構造であっ
て、該GaNチャネル層にはアンドープ層が接している
ことを特徴とする電子デバイスも提供する。特に、上記
ドナー不純物はSiであることが好ましい。すなわち、
本発明のHEMTにおいて、ワイドバンドギャップ層が
チャネル層と接合される部分にはドナー不純物がドープ
されていないので、ワイドバンドギャップ層の結晶性が
高い。
バンドギャップ層上にn型ハイドープGaNコンタクト
層を形成することを特徴とする。コンタクト層にドープ
する不純物はSiであることが好ましい。
1−xN系化合物半導体層(0≦x≦1)からなるチャ
ネル層を成膜する工程と、該チャネル層上にInyAl
zGa1−y−zN系化合物半導体層(0≦y、0≦
z、y+z≦1)からなるワイドバンドギャップ層を成
膜して、ヘテロ構造を形成する工程とを含む電子デバイ
スの製造方法を提供する。さらに、この製造方法は、該
ワイドバンドギャップ層のAl混晶比をヘテロ界面から
離れるに従って減少させることを特徴とする すなわち、本発明の方法によれば、InxGa1−xN
系化合物半導体層(0≦x≦1)からなるチャネル層お
よびInyAlzGa1−y−zN系化合物半導体層
(0≦y、0≦z、y+z≦1)からなるワイドバンド
ギャップ層から構成されるヘテロ構造を有し、そのワイ
ドバンドギャップ層におけるAl混晶比がヘテロ界面か
ら離れるに従い減少しているHEMTを製造できる。
て、該ワイドバンドギャップ層の成膜は、一定の成長温
度にて、Al原料ガス供給量を減少させて行なうことも
できるし、一定のAl原料ガス供給量にて、成長温度を
降温させながら行なうこともできる。
を説明するが、本発明はHEMTに限定されず、2次元
電子ガスを利用した電子デバイスに適用することができ
る。
造 本発明のHEMTは、図2および3に示すごとく、基板
101上にInxGa 1−xNチャネル層103とIn
yAlzGa1−y−zNワイドバンドギャップ層10
4とからなるヘテロ構造を有する。基板としては、サフ
ァイア基板、SiC基板、GaN基板、Si基板等を用
いることができる。基板101とチャネル層103との
格子定数不整を緩和し、結晶欠陥を低減させるために、
InxGa1−xNチャネル層103を形成する前に、
基板101上に低温成長させたAlxGa1−xNバッ
ファー層102を形成することが好ましい。上記ワイド
バンドギャップ層104上にソース電極105、ドレイ
ン電極106およびゲート電極107が形成されてい
る。また、ソース電極105およびドレイン電極106
は、好ましくは、電極との接触抵抗が小さくなるような
材料、例えば、SiハイドープGaNなどの材料からな
るコンタクト層108および109を介して形成されて
いる。
学気相成長法(MOCVD)のごとき通常の薄膜形成技
術を用いて、膜厚0.1〜500nmのGaNバッファ
ー層102を形成する。次いで、InxGa1−xN
(0≦x≦1)、好ましくは、GaNを用いてチャネル
層103を形成する。該チャネル層103は不純物を含
まない。チャネル層もMOCVDのごとき通常の薄膜形
成技術を用いて形成することができる。該InxGa
1−xNのチャネル層103の好ましい膜厚は、1〜6
μmである。GaAs系HEMTにおいて、膜厚500
μmのチャネル層に0.1μm厚程度の2次元電子ガス
層が形成されたことが知られている。これにより、結晶
性の高い領域で有効に2次元電子ガスを形成するために
は、チャネル層の膜厚は1μm以上であることが好まし
い。また、基板の種類および厚みに依存するが、チャネ
ル層の膜厚が6μm以下であれば、熱膨張係数の差によ
り基板に反りが発生することがないので好ましい。
成技術を用いて、ワイドバンドギャップ層を形成する。
ワイドバンドギャップ層は、該チャネル層のバンドギャ
ップよりも広いバンドギャップを有する材料系で形成す
ればよいが、InyAlzGa1−y−zN系材料(0
≦y、0≦z、y+z≦1)で形成することが好まし
く、AlzGa1−zN系材料(0≦z≦1)で形成す
ることがより好ましい。最も好ましくは、該ワイドバン
ドギャップ層はAlGaNで形成する。ワイドバンドギ
ャップ層の膜厚は、5〜50nmであることが好まし
い。2次元電子ガスの形成には、膜厚が5nm以上ある
ことが必要であり、膜厚が50nmを超えると、チャネ
ル層に電子が遷移しにくくなりワイドバンドギャップ層
が伝導層となってしまう。より好ましくは、ワイドバン
ドギャップ層の膜厚は、10〜20nmである。
するためにSi等の不純物をドープする。ワイドバンド
ギャップ層におけるドープ濃度は、3×1017〜1×
10 18cm−3であることが好ましい。ドープ濃度が
前記範囲にあれば、キャリア効果があり、結晶性も良好
であるので好ましく、高い電子移動度を達成することが
可能となる。本発明において、図3(A)に示すごと
く、ワイドバンドギャップ層は、GaNチャネル層10
3に接する側が不純物をドープしないアンドープ層10
4aであり、その上にドープ層104bが積層された2
層構造とすることができる。この構成により、不純物ド
ープによるヘテロ界面領域の結晶性の低下を抑制するこ
とができる。
はアンドープ層/ドープ層の2層構造に限らず、1また
は複数のアンドープ層および1または複数のドープ層か
らなる多層構造とすることができる。例えば、図3
(B)に示すごとく、GaNチャネル層103側から、
第1のアンドープ層104a、ドープ層104bおよび
第2のアンドープ層104cのような多層構造とする。
なお、図3では、説明の便宜上、コンタクト層の図示を
省略したが、上記構成においても、図2に示した構成と
同様にコンタクト層を形成することができる。
の混晶比を変化させることによって、バンドギャップを
変化させることができる。すなわち、Al混晶比を高く
すれば、バンドギャップを広くし、Al混晶比を低くす
れば、バンドギャップを狭くすることが可能である。し
かしながら、Al混晶比を高くすると、結晶性を低下さ
せてしまうので、Al混晶比を変化させる際には、バン
ドギャップと結晶性の両方の特性を考慮する必要があ
る。
バンドギャップとワイドバンドギャップ層のバンドギャ
ップの差が大きいほど2次元電子ガスを有効にチャネル
層に分離できるので、Al混晶比は高い方が好ましい
が、Al混晶比が約0.35を超えるとワイドバンドギ
ャップ層の結晶性が著しく低下してしまう。したがっ
て、Al混晶比は最大でも0.35とすることが好まし
い。
zGa1−y−zNワイドバンドギャップ層のAl混晶
比zをヘテロ界面では0.35とし、該へテロ界面から
離れるに従って小さくする。このとき、ワイドバンドギ
ャップ層のヘテロ界面から最上層に向かうAl混晶比変
化のプロファイルの例を図4に示す。Al混晶比は、例
えば、図4(A)に示すごとく、段階的に変化させるこ
とが簡便であるが、連続的に減少させることも可能であ
る。例えば、図4(B)および(C)に示すごとく、非
線形的または線形的に漸次減少させることができる。な
お、Al混晶比変化のプロファイルは、上記したドープ
層/アンドープ層の膜厚比とは、独立して設定される。
aNワイドバンドギャップ層を成長させる際、マスフロ
ーコントローラによる原料ガスの供給量の制御や、Al
GaNの成長温度の制御によって、Al混晶比を変化さ
せることができる。すなわち、Al混晶比を低下させる
ためには、一般に、一定の成長温度にてAlの原料ガス
の供給量を減少させるが、原料ガスの供給量を一定とし
て、成長温度を降温することによっても、Al混晶比を
低下させることが可能である。
6が接触するワイドバンドギャップ層の領域近傍におけ
るSi等の不純物のドープ濃度を高くし、ゲート電極1
07が接触する領域近傍における不純物のドープ濃度を
低くすることが好ましい。これにより、ソース電極/ド
レイン電極をオーミック接続し、ゲート電極をショット
キー接続することができる。すなわち、ワイドバンドギ
ャップ層上面に、後述のソース電極105およびドレイ
ン電極106をオーミック接続するために、Si等の不
純物をハイドープしたGaNを用いてn型コンタクト層
108および109を形成する。ここで、良好なオーミ
ック電極を得るためには、ドープ濃度を3×1018c
m−3程度とすることが好ましい。
るには、まず、MOCVDのごとき通常の薄膜形成技術
を用いて、ワイドバンドギャップ層上全面にコンタクト
層を形成する。次いで、コンタクト層上にエッチングマ
スクを形成し、パターニングした後、エッチングによ
り、コンタクト層108および109を形成する方法が
ある。別法として、まず、ワイドバンドギャップ層上に
フォトマスクを形成し、コンタクト層108および10
9を形成すべき領域が開口するようにパターニングす
る。次いで、MOCVD等によりコンタクト層を形成す
る方法もある。
上記のコンタクト層の上にn型半導体に対してオーミッ
ク接触できる電極材料系を用いて、ソース電極105お
よびドレイン電極106を形成し、n型半導体に対して
ショットキー接触できる電極材料系を用いて、ゲート電
極107を形成する。ソース電極105およびドレイン
電極106は、接触抵抗が最小となるように形成すれば
よく、例えば、Ti/Alの積層配線とすることが好ま
しい。また、ゲート電極107は、ショットキー特性が
最適になるように、例えば、Ni/Auの積層配線とす
ることが好ましい。上記の電極はスパッタ法のごとき通
常の技術を用いて形成する。
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
Al混晶比を一定にしてHEMTを作製し、該Al混晶
比が電子移動度およびシートキャリア濃度に与える影響
を調べた。
り、(0001)C面を主面とするサファイア基板10
1(直径2インチφ、厚み425μm)を用いた。この
サファイア基板101をMOCVD反応容器にセット
し、温度を500℃にして、トリメチルガリウム(TM
G)およびアンモニア(NH3)を用いて、GaNバッ
ファー層102を20nmの膜厚まで成長させた。
て、TMGおよびアンモニアを用いて、不純物を含まな
いGaNチャネル層103を3μmの膜厚まで成長させ
た。
チルアルミニウム(TMA)、アンモニアおよびシラン
ガスを用いて、チャネル層の上にAlzGa1−zNワ
イドバンドギャップ層104を成長させた。ここで、ワ
イドバンドギャップ層104の全膜厚を15nmとし、
アンドープAlGaN層104aの膜厚を5nmとし、
Siをドープしたドープ層104bの膜厚を10nmと
した。また、このとき、表1に示すごとく、Alの混晶
比zが異なる6種のワイドバンドギャップ層を形成し
た。
面に、MOCVD反応容器中、1050℃にて、TMG
およびアンモニア、不純物としてシランガスを用いて、
ソース電極105およびドレイン電極106をワイドバ
ンドギャップ層にオーミック接触させるためのコンタク
ト層108および109を形成した。このとき、これら
のコンタクト層の膜厚は10nmであり、Siドープ濃
度は3×1018cm −3であった。
/200nm厚Alを積層した後、600℃にてアニー
リングすることにより合金からなる配線を形成して、ソ
ース電極105およびドレイン電極106とした。ま
た、ワイドバンドギャップ層上に150nm厚Ni/1
00nm厚Auの積層配線を形成してゲート電極107
とした。上記の3つの電極はスパッタ法を用いて形成し
た。
が電子移動度およびシートキャリア濃度に与える影響 上記の工程により得られた、ワイドバンドギャップ層1
04のAl混晶比の異なる6種のHEMTを用いて、A
l混晶比zと電子移動度およびシートキャリア濃度(N
s)との関係を調べた。固体内において自由電子のドリ
フト速度(cm/s)は電界強度(V/cm)に比例
し、この比例係数を「電子移動度(cm2/V・s)」
という。また、「シートキャリア濃度」とは、自由電子
数の面密度(個/cm2)を意味する。これら2つの電
気的特性は、van der Pauw 法により測定した。得られ
た結果を表1および図5に示す。
に従い、シートキャリア濃度が増大するが、一方、電子
移動度は、z=0.15付近で最大となり、さらにzが
増加すると減少することが明らかとなった。Al混晶比
が低い領域(z=0.15以下)では、Al混晶比が低
いほど電子移動度が低くなるのは、チャネル層とのバン
ドギャップ差が小さくなり、2次元電子ガスが有効にチ
ャネル層に蓄積されないためと考えられる。Al混晶比
zの値が高いほどシートキャリア濃度が増大するが、A
l混晶比が高くなるに従い、結晶性が悪くなり、他のト
ランジスタ特性の低下を招くので、z=0.35を上限
とした。
に高いシートキャリア濃度が必要である。すなわち、概
略的には、高い電子移動度を有し、さらに電子移動度と
シートキャリア濃度との積が大きいことが、高速度、高
出力特性のHEMTを形成するのに有用である。実施例
1の結果から、ワイドバンドギャップ層104の結晶性
を考慮しつつ、最も高いシートキャリア濃度を与えるA
l混晶比zは0.35であることが明らかになった。し
かしながら、このAl混晶比では、低い電子移動度しか
得られなかった。
ャネル層に蓄積するために、チャネル層とワイドバンド
ギャップ層との間のバンドギャップ差を大きく保ちつ
つ、(2)高い電子移動度と高いシートキャリア濃度と
を同時に達成するために、チャネル層/ワイドバンドギ
ャップ層のヘテロ界面におけるAl混晶比zを0.35
に固定し、ヘテロ界面から離れるに従ってAl混晶比を
減少させることを検討した。ここで、ワイドバンドギャ
ップ層において、ヘテロ界面でのAl混晶比を「初期A
l混晶比zi」と定義し、最上層でのAl混晶比を「最
終Al混晶比zt」と定義する。
ギャップ層のAl混晶比の変化は、MOCVDによる薄
膜形成工程において、(1)一定の成長温度にて、Al
原料ガスの供給量を変化させることにより、または
(2)Al原料ガスの供給量を一定とし、成長温度を変
化させることにより達成することができる。
の制御 ワイドバンドギャップ層形成時、成長温度を1050℃
に固定し、Al原料ガス(TMA)の供給量を変化させ
る以外は実施例1と同様にしてHEMTを作製した。そ
のとき、ワイドバンドギャップ層のヘテロ界面における
初期Al混晶比ziを0.35とし、最上層における最
終Al混晶比ztを0から0.35まで変化させた。
0cc/分とすることで初期Al混晶比ziを0.35
とした。そこから、Al原料ガス以外の原料ガス供給量
は一定のままAl原料ガス供給量を減少させることによ
り、漸次Al混晶比を減少させた。最終Al混晶比zt
を0とした場合のAl原料ガス供給量プロファイルを図
6に示す。このとき、Al原料ガス供給量は、1ステッ
プ2秒間として48ステップ、すなわち96秒間かけて
20cc/分から0cc/分にまで減少させた。図6に
示すように、Al原料ガスの供給量はほぼ直線的に減少
した。その後、実施例1と同様にして形成したHEMT
につき、電子移動度およびシートキャリア濃度を測定し
た。得られた結果を表2および図7に示す。
さくすると、キャリア濃度を高く保ったまま、電子移動
度を顕著に増大させることができた。
のAl混晶比zをヘテロ界面において0.35とし、該
層の上面において0になるように変化させたとき、電子
移動度が1880cm2/V・sとなり、従来の有機金
属化学気相成長法のみを用いたHEMT構造に比べ、約
25%高速化された。
A)の供給量を固定し、成長温度を変化させる以外は実
施例1と同様にしてHEMTを作製した。具体的には、
実施例1と同様にしてTMGおよびアンモニアを用いて
1050℃にて、アンドープGaNチャネル層(3μm
厚)を形成後、すぐにTMAを流し、Al0.35Ga
0.65Nワイドバンドギャップ層(15nm厚)を形
成した。このワイドバンドギャップ層を形成するとき、
ヘテロ界面では1050℃、ワイドバンドギャップ層の
最上層では850℃になるようにヘテロ界面から離れる
に従って、90秒間かけて温度を降温させながら成長さ
せた。
温させながら成長させた場合、キャリア濃度を高く保っ
たまま電子移動度を顕著に増大させることができた。こ
のときの電子移動度は2000cm2/V・sとなり、
従来の有機金属化学気相成長法のみを用いたHEMT構
造と比べ、約30%高速化された。
図。
におけるAl混晶比の濃度変化を示すグラフ。
におけるAl混晶比と電子移動度およびキャリア濃度と
の関係を表すグラフ。
を形成するときのAl原料ガス供給量の変化プロファイ
ルの一例を示すグラフ。
におけるAl混晶比の勾配と電子移動度およびキャリア
濃度関係を表すグラフ。
Claims (11)
- 【請求項1】 InxGa1−xN系化合物半導体層
(0≦x≦1)からなるチャネル層およびInyAlz
Ga1−y−zN系化合物半導体層(0≦y、0≦z、
y+z≦1)からなるワイドバンドギャップ層により構
成されるヘテロ構造を含み、該InyAlzGa
1−y−zN系ワイドバンドギャップ層において、該ヘ
テロ界面でのバンドギャップが該チャネル層のバンドギ
ャップよりも広く、該ヘテロ界面から離れるに従って、
Al混晶比zが連続的にまたは段階的に減少することを
特徴とする2次元電子ガスを用いた電子デバイス。 - 【請求項2】 該チャネル層とのヘテロ界面でのAl混
晶比zが0.35であることを特徴とする請求項1記載
の電子デバイス。 - 【請求項3】 該チャネル層がGaN層であって、該ワ
イドバンドギャップ層がAlzGa1−zN層(0≦z
≦1)であることを特徴とする請求項1または2記載の
電子デバイス。 - 【請求項4】 該ワイドバンドギャップ層は、ドナー不
純物をドープした1または複数のドープ層と1または複
数のアンドープ層とからなる多層構造であって、該Ga
Nチャネル層にはアンドープ層が接していることを特徴
とする請求項1ないし3いずれか1記載の電子デバイ
ス。 - 【請求項5】 該ドナー不純物がSiであることを特徴
とする請求項4記載の電子デバイス。 - 【請求項6】 該ワイドバンドギャップ層上にn型ハイ
ドープGaNコンタクト層を有することを特徴とする請
求項1ないし5いずれか1記載の電子デバイス。 - 【請求項7】 該ハイドープGaNコンタクト層にSi
をドープすることを特徴とする請求項6記載の電子デバ
イス。 - 【請求項8】 基板上にInxGa1−xN系化合物半
導体層(0≦x≦1)からなるチャネル層を成膜する工
程と、該チャネル層上にInyAlzGa1−y−zN
系化合物半導体層(0≦y、0≦z、y+z≦1)から
なるワイドバンドギャップ層を成膜して、ヘテロ構造を
形成する工程とを含む2次元電子ガスを用いた電子デバ
イスの製造方法。 - 【請求項9】 該ワイドバンドギャップ層のAl混晶比
をヘテロ界面から離れるに従って減少させることを特徴
とする請求項8記載の電子デバイスの製造方法。 - 【請求項10】 該ワイドバンドギャップ層を成膜する
際、一定の成長温度にて、Al原料ガス供給量を減少さ
せることを特徴とする請求項8または9記載の電子デバ
イスの製造方法。 - 【請求項11】 該ワイドバンドギャップ層を成膜する
際、一定のAl原料ガス供給量にて、成長温度を降温す
ることを特徴とする請求項8または9記載の電子デバイ
スの製造方法。
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