JP2003151985A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003151985A
JP2003151985A JP2001346415A JP2001346415A JP2003151985A JP 2003151985 A JP2003151985 A JP 2003151985A JP 2001346415 A JP2001346415 A JP 2001346415A JP 2001346415 A JP2001346415 A JP 2001346415A JP 2003151985 A JP2003151985 A JP 2003151985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エミッタからベース電極間の抵抗が低減さ
れ、高速動作が可能であり、高性能のバイポーラトラン
ジスタを有する半導体装置及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 半導体基体上に、シリコン層9A,9C
とシリコン及び他の第IV族元素を有する層9Bにより成
るシリコン混晶層9によって形成されたエピタキシャル
ベース領域を有するバイポーラトランジスタが形成され
て成り、シリコン混晶層9のうちベース引出し電極部と
なる部分の上に、多結晶シリコン膜10を介してシリサ
イド11が形成されて成る半導体装置を構成する。ま
た、この半導体装置を製造する際に、半導体基体上に絶
縁膜5,8を形成し、この絶縁膜5,8のバイポーラト
ランジスタの形成領域に形成した開口を含むようにシリ
コン混晶層9をエピタキシャル成長により形成し、この
シリコン混晶層9のベース引出し電極部となる部分の上
に多結晶シリコン膜10を形成し、多結晶シリコン膜1
0の表面にシリサイド11を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】例えば通信装置の周波数変換器等におい
て、共通の半導体基体に絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタとバイポーラトランジスタとが形成された半導体装
置が用いられる。この場合、高周波用のバイポーラトラ
ンジスタには高速動作が要求される。このバイポーラト
ランジスタの高速化のためには、ベースの浅接合化によ
るベース走行時間の短縮とベースの低抵抗化が重要であ
る。
【0003】従って、バイポーラトランジスタの高速化
を図るためには、高濃度でかつ薄いベース層の形成が不
可欠である。しかし、従来のイオン注入技術を用いたベ
ース層の形成では、注入不純物のチャネリングテイルの
問題から浅接合の幅の狭いベースを実現することは困難
であった。
【0004】この問題の解決策として、シリコン基板上
にシリコン−ゲルマニウム(Si1- x Gex 、以下Si
Geと記す)混晶層をエピタキシャル成長させる技術を
応用したヘテロ接合バイポーラトランジスタ(hetero b
ipolar transistor 、以下HBTと記す)が注目されて
いる。
【0005】ベース領域の浅接合化は、ベース領域の不
純物濃度増大を招き、エミッタへの正孔の注入が問題と
なる。この問題に対して、SiGeHBTは、ベース領
域にシリコンに比べてバンドギャップの狭いSiGeを
用いることにより、エミッタ−ベース間に電位障壁が生
じるので、正孔のエミッタへの注入は大幅に減少する。
従って、ベースを高キャリア濃度にしてベース抵抗の低
減ができ、更に充分大きい電流増幅率(hFE)が得られ
る。この結果、充分な耐圧を確保しながら、高い高周波
特性を実現することができる。また、ゲルマニウムのプ
ロファイルに傾斜をつけることにより、キャリアのベー
ス走行時間(τB )を短縮した、優れた高周波特性を持
つ高速バイポーラトランジスタを実現することができ
る。
【0006】ここで、バイポーラトランジスタの遮断周
波数(以下fT と記す)は、以下の数1で与えられる。
【0007】
【数1】
【0008】ただし、 τE :エミッタ空乏層充電時間 τB :ベース走行時間 τX :コレクタ空乏層走行時間 τC :コレクタ充電時
【0009】式(1)から、fT を向上させるために
は、エミッタ、ベース、コレクタの各接合を浅くする必
要があることがわかる。
【0010】また、バイポーラトランジスタの高速性の
指標としては、fT のほかに最大発振周波数(以下、f
max と記す)があり、以下の数2で与えられる。
【0011】
【数2】
【0012】ただし、RB :ベース抵抗 CjC:コレク
タ接合容量
【0013】式(2)から、fmax を向上させるために
は、ベース抵抗、及びコレクタ接合容量を低減する必要
がある。ここで、ベース抵抗は、次式によって表され
る。 RB =RBI+RBXBI:エミッタ直下の抵抗 RBX:エミッタからベース電極までの部分の抵抗 fmax を向上させるためには、このベース抵抗RB を低
減することが重要である。
【0014】ここで、従来技術でのベース抵抗低減手法
について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図
5は、SiGeHBTのベース及びエミッタ領域のみを
拡大して示した断面図である。
【0015】まず、図4を用いて、SiGeHBTの作
製手順を説明する。図4に示すように、エピタキシャル
技術により、酸化シリコン膜5,8をマスクとして開口
された領域においてその下の半導体基体(図示せず)に
接するように、SiGe混晶層から成るエピタキシャル
層9を成長させる。尚、このSiGe混晶層は、まずシ
リコンのみのバッファ層9Aを形成し、続いてSiGe
層9Bを形成し、その後シリコンのみのキャップ層9C
を形成した3層構造とされている。これにより、SiG
e混晶層から成るエピタキシャル層9が酸化シリコン膜
5,8に対して非選択的に形成され、酸化シリコン膜
5,8上に多結晶SiGe混晶層が形成され、開口を通
じて半導体基体に接する領域には単結晶SiGe混晶層
が形成される。そして、酸化シリコン膜5,8上に形成
される多結晶SiGe混晶層は、ベースの引出し電極と
して用いられ、後の工程により配線等に接続される。
【0016】ここで、上述したように非選択的にエピタ
キシャル層9を形成してベース領域を形成した場合に
は、酸化シリコン膜5,8による開口の端部において、
図4に示すように多結晶SiGe混晶層が単結晶SiG
e混晶層側にせり出す。このせり出した部分は結晶性が
悪くなっているため、ベース領域内にエミッタを形成す
る場合には、その多結晶SiGe混晶層のせり出した部
分より内側にする必要がある。
【0017】その後、酸化シリコン膜12を全面に形成
した後、この酸化シリコン膜12に対してエミッタ領域
となる部分を開口し、その上に多結晶シリコン膜14を
形成する。次に、多結晶シリコン膜14にエミッタ不純
物となる砒素(As)をイオン注入技術を用いて導入
し、その後、図示しないが多結晶シリコン膜14上に酸
化シリコン膜を形成する。続いて、熱処理を行うことに
より、エミッタ不純物を活性化して、多結晶シリコン膜
14からベース領域に拡散させ、ベース領域内にエミッ
タ領域15を形成する。
【0018】次に、多結晶シリコン膜14上に形成した
酸化シリコン膜に対して、ベース引出し電極が露出する
ように既存のドライエッチング技術を用いてエッチング
を行う。即ちこの酸化シリコン膜と共に、その下の多結
晶シリコン膜14及び酸化シリコン膜12もエッチング
することにより、これらをパターニングする。次に、ベ
ース引出し電極部の抵抗を下げることを目的として、ベ
ース引出し電極となるエピタキシャル層9の表面(即ち
シリコンキャップ層9Cの表面)にコバルトシリサイド
11を形成する。その後、所望の洗浄により、不要な部
分の未反応コバルトを除去する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した技術を用いる
ことにより、エミッタからベース電極までの部分の抵抗
(RBX2 )をコバルトシリサイド11により低減するこ
とができるため、fmaxを向上させることが可能と考え
られる。しかしながら、その一方で下記の問題が発生す
る。
【0020】図4に示すように、上述のパターニングに
より酸化シリコン膜12が単結晶SiGe混晶層上で開
口された場合には、コバルトシリサイド11が単結晶S
iGe混晶層側のシリコンキャップ層9Cの表面に形成
されることになる。この場合、単結晶SiGe混晶層が
歪を持っているため、コバルトシリサイド11がシリコ
ンキャップ層9Cと反応した際に、単結晶SiGe混晶
層の歪を緩和させスパイク31が入る。これにより、ベ
ースとコレクタ間にリークが発生し、著しく歩留りを低
下させることになる。
【0021】これを回避するためには、シリコンキャッ
プ層9Cを厚くすればよいが、高性能なSiGeHBT
を作製するためには、例えばシリコンキャップ層9Cを
およそ20〜50nm程度にできるだけ薄くして、エミ
ッタを浅接合化してτE を下げる必要があるため好まし
くはない。
【0022】一方、前述したコバルトシリサイド形成時
のスパイク現象に関して、シリコンキャップ層9Cがお
よそ100nm以上なければ防止できないとされている
(S.Kolodinski,M.Caymax,P.Roussel,H.Bender,B.Brijs
and K.Maex,Applied Surface Science 91(1995)pp.77-
81参照)。
【0023】そこで、図5に示すように、酸化シリコン
膜12が単結晶SiGe混晶層上を全て覆うようにパタ
ーニングすれば、コバルトシリサイド11は単結晶Si
Ge混晶層上には形成されないため、前述したコバルト
シリサイド11形成時のスパイク現象を回避することが
できる。
【0024】しかしながら、このように構成した場合に
は、エミッタ開口部の絶縁膜マスクとなる酸化シリコン
膜12の幅が広くなることから、その直下のベース抵抗
(R BX1 )が下げられない。このため、エミッタからベ
ース電極までの部分の抵抗(RBX=RBX1 +RBX2)を
充分に低減することができず、高性能なSiGeHBT
を作製することができない。
【0025】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、エミッタからベース電極間の抵抗が低減され、
高速動作が可能であり、高性能のバイポーラトランジス
タを有する半導体装置及びその製造方法を提供するもの
である。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基体上にエピタキシャル層から成るベース領域を
有するバイポーラトランジスタが形成されて成るもので
あって、シリコン層とシリコン及び他の第IV族元素を有
する層により成るシリコン混晶層によって、エピタキシ
ャル層から成るベース領域が形成され、シリコン混晶層
から成るベース領域のうちベース引出し電極部となる部
分の上に、多結晶シリコン膜を介してシリサイドが形成
されて成るものである。
【0027】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基体上にエピタキシャル層から成るベース領域を有する
バイポーラトランジスタが形成されて成る半導体装置を
製造する方法であって、半導体基体上に絶縁膜を形成
し、この絶縁膜のバイポーラトランジスタの形成領域に
開口を形成する工程と、この開口を含むようにシリコン
層とシリコン及び他の第IV族元素を有する層より成るシ
リコン混晶層をエピタキシャル成長により形成する工程
と、このシリコン混晶層から成るベース領域のうちベー
ス引出し電極部となる部分の上に多結晶シリコン膜を形
成する工程と、多結晶シリコン膜の表面にシリサイドを
形成する工程とを有するものである。
【0028】上述の本発明の半導体装置の構成によれ
ば、シリコン層とシリコン及び他の第IV族元素を有する
層により成るシリコン混晶層から構成されたベース領域
のうち、ベース引出し電極部となる部分の上に多結晶シ
リコン膜を介してシリサイドが形成されて成ることによ
り、シリサイドによりベース引出し電極部となる部分の
抵抗が低減されると共に、多結晶シリコン膜を介するこ
とにより製造工程におけるシリコン混晶層への影響が及
ばない構成とすることが可能になる。これにより、例え
ばシリコン混晶層におけるスパイク現象を回避すること
ができる。
【0029】上述の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、シリコン混晶層の表面のベース引出し電極部のシ
リサイドの形成前に、エミッタ開口部の絶縁マスクより
外側になる位置の単結晶シリサイド混晶層上及び多結晶
シリサイド層上に多結晶シリコン膜が形成される。これ
により、多結晶シリコン膜によって、製造工程において
シリコン混晶層への影響が及ばないようにすることがで
き、例えばシリコン混晶層におけるスパイク現象を回避
することができる。また、シリサイドを形成することに
よって、マスク層により覆われない部分、即ちベース引
出し電極部となる部分の低抵抗化を図ることが可能にな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明は、半導体基体上に、エピ
タキシャル層から成るベース領域を有するバイポーラト
ランジスタが形成されて成る半導体装置であって、シリ
コン層とシリコン及び他の第IV族元素を有する層により
成るシリコン混晶層によって、エピタキシャル層から成
るベース領域が形成され、シリコン混晶層から成るベー
ス領域のうち、ベース引出し電極部となる部分の上に、
多結晶シリコン膜を介してシリサイドが形成されて成る
半導体装置である。
【0031】また本発明は、上記半導体装置において、
シリコン混晶層が第IV族元素としてゲルマニウムを用い
た構成とする。
【0032】また本発明は、上記半導体装置において、
シリコン混晶層が第IV族元素としてゲルマニウム及びカ
ーボンを用いた構成とする。
【0033】また本発明は、上記半導体装置において、
シリサイドとしてコバルトシリサイドを用いた構成とす
る。
【0034】本発明は、半導体基体上に、エピタキシャ
ル層から成るベース領域を有するバイポーラトランジス
タが形成されて成る半導体装置を製造する方法であっ
て、半導体基体上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜のバイ
ポーラトランジスタの形成領域に開口を形成する工程
と、この開口を含むように、シリコン層とシリコン及び
他の第IV族元素を有する層より成るシリコン混晶層をエ
ピタキシャル成長により形成する工程と、このシリコン
混晶層から成るベース領域のうちベース引出し電極部と
なる部分の上に多結晶シリコン膜を形成する工程と、多
結晶シリコン膜の表面にシリサイドを形成する工程とを
有する半導体装置の製造方法である。
【0035】また本発明は、上記半導体装置の製造方法
において、シリコン混晶層の第IV族元素としてゲルマニ
ウムを用いる。
【0036】また本発明は、上記半導体装置の製造方法
において、シリコン混晶層の第IV族元素としてゲルマニ
ウム及びカーボンを用いる。
【0037】また本発明は、上記半導体装置の製造方法
において、シリサイドとしてコバルトシリサイドを形成
する。
【0038】本発明の一実施の形態の半導体装置の概略
構成図を図1Aに示す。この半導体装置は、半導体基体
に前述したSiGe混晶層によるHBT(ヘテロ接合バ
イポーラトランジスタ)を形成した構成である。
【0039】図1Aに示すように、例えば第1導電型、
例えばp型のシリコン基板2上に、第2導電型、例えば
n型の半導体エピタキシャル層3を成長させて、これら
シリコン基板2及びシリコンエピタキシャル層3から半
導体基体1が構成されている。この半導体基体1の表面
には、例えば酸化シリコン膜から成る素子分離膜5が形
成され、この素子分離膜5の下に第1導電型例えばp+
の素子分離領域6が形成されている。そして、これら素
子分離膜5及び素子分離領域6により、バイポーラトラ
ンジスタの形成領域とその他の回路素子形成領域とが分
離されている。
【0040】そして、半導体基体1のシリコン基板2か
らエピタキシャル層3に跨ってn+コレクタ埋め込み領
域4が形成され、このコレクタ埋め込み領域4に達する
ようにコレクタ電極取り出し領域7が形成されている。
【0041】また、エピタキシャル層3によるn型コレ
クタ領域の表面上に、エピタキシャル成長によるシリコ
ン−ゲルマニウム混晶層9から成るベース領域(所謂エ
ピタキシャルベース領域)が形成されている。このエピ
タキシャルベース領域は、素子分離膜5上の酸化シリコ
ン膜8に形成された開口を通じて、半導体基体1の表面
に接している。エピタキシャルベース領域を構成するシ
リコン−ゲルマニウム混晶層9は、半導体基体1の表面
に接した部分が単結晶層となっており、酸化シリコン膜
8上の部分が多結晶層となっている。
【0042】また、エピタキシャルベース領域上には酸
化シリコン膜12が形成され、この酸化シリコン膜12
に形成された開口を通じて、例えばn型不純物含有の多
結晶シリコン膜14がエピタキシャルベース領域の表面
に接している。そして、エピタキシャルベース領域の表
面に、この多結晶シリコン膜14からのn型不純物の拡
散によるエミッタ領域15が形成されている。酸化シリ
コン膜12及び多結晶シリコン膜14は、図4の場合と
同様に、シリコン−ゲルマニウム混晶層9のうちの単結
晶層の領域の幅より狭い幅にパターニングされている。
【0043】尚、図中13で示す領域は、エピタキシャ
ル層3によるn型コレクタ領域の表面にn型不純物が導
入されたn+ の領域を示す。
【0044】ここで、図1Aのベース領域付近を模式的
に示した断面図を図1Bに示す。図1BにおいてX1で
示した部分は、多結晶SiGe混晶層が単結晶SiGe
混晶層側にせり出した部分を示している。
【0045】また、図1のベース領域付近を拡大した断
面図を図2に示す。本実施の形態では、図2に示すよう
に、酸化シリコン膜12より外側のシリコン−ゲルマニ
ウム混晶層9上に多結晶シリコン膜10が形成され、こ
の多結晶シリコン膜10上にコバルトシリサイド11を
形成している。
【0046】即ち図4や図5のように、シリコンキャッ
プ層9C上に直接コバルトシリサイド11を形成するの
ではなく、シリコンキャップ層9C上に多結晶シリコン
膜10を介してコバルトシリサイド11を形成してい
る。
【0047】これにより、コバルトシリサイド11によ
って、ベース引出し電極部を低抵抗化することができ
る。また、コバルトシリサイド11を形成する際に、多
結晶シリコン膜10によってブロックして、単結晶Si
Ge混晶層のSiGe層9Bの部分に影響が及ばないよ
うにすることができるため、前述したスパイク現象の発
生を防止することができる。さらに、エミッタ領域15
からベース引出し電極部までの距離が短くなっていて、
酸化シリコン膜12下の抵抗RBX1 を小さくすることが
できるため、エミッタからベースまでの抵抗RBXを小さ
くすることができる。
【0048】そして、図1に示すように、ベース引出し
電極部の表面即ち多結晶シリコン膜10とコバルトシリ
サイド11上に接続してベース電極18が形成され、エ
ミッタ領域15上の多結晶シリコン膜14上に接続して
エミッタ電極17が形成され、コレクタ電極取り出し領
域7に接続してコレクタ電極19が形成されている。こ
れらの電極17,18,19は、いずれも表面を覆った
酸化シリコン膜16に形成された開口を通じてSiGe
HBTの各部に接続されている。このように半導体基体
1上にSiGeHBTが形成されて半導体装置が構成さ
れている。
【0049】上述の本実施の形態の半導体装置によれ
ば、シリコンキャップ層9C上に多結晶シリコン膜10
を介してコバルトシリサイド11を形成していることに
より、コバルトシリサイド11によりベース引出し電極
部を低抵抗化することができると共に、多結晶シリコン
膜10により単結晶SiGe混晶層のSiGe層9Bの
部分に影響が及ばないようにしてスパイク現象の発生を
防止することができる。また、エミッタ領域15からベ
ース引出し電極部までの距離を短くしていることによ
り、エミッタからベースまでの抵抗RBXを小さくするこ
とができる。
【0050】従って、本実施の形態によれば、コバルト
シリサイドのスパイク現象の問題を回避することがで
き、ベース抵抗を低減することが可能であるため、優れ
た性能の半導体装置を製造することができる。
【0051】上述の本実施の形態の半導体装置は、次の
ようにして製造することができる。第1導電型、例えば
p型の基板面方位が(100)結晶面によるシリコン基
板2を用意する。次に、SiGeHBTのコレクタ領域
となる部分のシリコン基板2に、第2導電型、例えばn
+ のコレクタ埋め込み領域4を形成する。例えば、酸化
シリコン膜(図示せず)を熱酸化により形成して、Si
GeHBTのコレクタ領域となる部分の酸化シリコン膜
を開口し、この開口を通じてシリコン基板2にSb2
3による固体ソース拡散を行ってn+ のコレクタ埋め込
み領域4を形成する。
【0052】次に、既存技術により、シリコン基板2上
に、第2導電型、例えばn型の例えば抵抗率1〜5Ωc
mで厚さ0.6〜2.0μmの半導体エピタキシャル層
3を成長させて、これらシリコン基板2及びシリコン半
導体エピタキシャル層3から成る半導体基体1を形成す
る。
【0053】その後、LOCOS(Local Oxidation of
Silicon)法により、例えば酸化シリコン膜から成る素
子分離膜5を形成する。即ちまず例えば半導体基体1の
表面を熱酸化して厚さ50nmの酸化シリコンによるパ
ッド層を形成し、この上にCVD法によって例えば厚さ
100nmの窒化シリコン(Si3 4 )膜を成膜し、
この窒化シリコン膜に対してフォトリソグラフィによる
パターンエッチングを行って、素子分離膜5を形成する
部分に開口を有する耐酸化マスク層を形成する。その
後、1000〜1050℃のスチーム酸化を行って、例
えば厚さ300〜800nmの素子分離層5を形成す
る。
【0054】次に、耐酸化マスク層を除去した後、10
0〜720keV、1×1012〜5×1013cm-2のド
ーズ量をもってボロン(B)のイオン注入を行って、素
子分離層5の下の互いに電気的に分離すべき部分間にp
型の素子分離領域6を形成する。
【0055】続いて、例えば150〜720keV、1
×1012〜5×1013cm-2のドーズ量をもってリン
(P)のイオン注入を行い、n+ のコレクタ埋め込み領
域4と接続するコレクタ電極取り出し領域7を形成す
る。
【0056】次に、減圧CVD法によりテトラエトキシ
シラン(TEOS)を用いて、表面に全面的に酸化シリ
コン膜8をおよそ100nmの厚さに形成する。その
後、800〜900℃の熱処理を行い、この酸化シリコ
ン膜8を緻密化させる。続いて、ベース領域の開口部に
合わせたレジストマスクを用いて、この酸化シリコン膜
8に対して、低ダメージエッチング、例えばドライエッ
チングとウエットエッチングとを行い、図1Bに示した
開口を形成する。
【0057】次に、エピタキシャル技術を用いて、少な
くともSiGeHBTの形成領域に非選択的にSiGe
混晶層9(9A,9B,9C)を形成する。このSiG
e混晶層9は、前述したように半導体基体1と接する部
分には単結晶SiGe混晶層が形成され、酸化シリコン
8上には多結晶SiGe混晶層が形成される。また、こ
のSiGe混晶層9の形成には超高真空CVD法や分子
線エピタキシー法及び減圧CVD法(RPCVD;redu
ced pressure chemical vapor deposition)のうちいず
れかの方法を用いる。
【0058】ここで、このうち減圧CVD法を用いてS
iGe混晶層9を形成する手順について以下に述べる。
まず、半導体基体1の表面に付着している有機物を除去
するために、例えば所定の温度に加熱した硫酸と過酸化
水素水との混合液を用いて洗浄する。次に、半導体基体
1上のパーティクルを除去するために、例えば所定の温
度に加熱したアンモニアと過酸化水素水との混合液を用
いて洗浄する。さらに、半導体基体1表面の金属汚染物
及び自然酸化膜を除去するために、希フッ酸水溶液を用
いて洗浄する。尚、この希フッ酸水溶液による洗浄で
は、水素パッシベーション処理も行なわれ、半導体基体
1の露出した表面が水素でターミネートされる。続い
て、洗浄処理が施された半導体基体1を成膜装置に導入
し、真空排気機能を有するロードロックに搬入して、所
定時間真空排気を行う。次に、半導体基体1を大気に開
放せずにロードロックに接続された反応炉に搬入し、反
応炉に水素ガスを導入しながら約900℃まで半導体基
体1を加熱して、約5分間の水素ベークを行う。さら
に、水素ガスを導入したままで、約750〜650℃の
温度まで降温した後、原料ガスであるモノシラン(Si
4 )、ゲルマン(GeH4 )と、不純物ガスとしてジ
ボラン(B2 2 )を供給してエピタキシャル成長を行
う。このときの炉内の圧力は、1.3kPa〜13.3
kPaとする。
【0059】そして、エピタキシャル成長によるSiG
e混晶層9の形成は、具体的には例えばシリコンのバッ
ファ層9Aを厚さ5〜20nm形成した後、ゲルマニウ
ム濃度を15原子%としたSiGe層9Bを厚さ20〜
40nm形成し、その後シリコンキャップ層9Cを厚さ
20〜40nm形成する。また、この成長の際に、必要
に応じて、シリコンゲルマニウム混晶層9(9A,9
B,9C)のうち所望の部分に対して、例えばボロン濃
度5×1018〜3×1019cm-3となるように不純物を
ドーピングする。
【0060】次に、図2及び図3を用いて、ベース引出
し電極部のコバルトシリサイドの形成方法を詳細に説明
する。まず、上述したようにSiGe混晶層9を形成し
た後、ベース引出し電極部となる部分以外の多結晶Si
Ge混晶層9をドライエッチングを用いて除去する。次
に、減圧CVD法にてテトラエトキシシラン(TEO
S)を用いて、減圧CVD法により、酸化シリコン膜2
0をおよそ100nmの厚さに全面的に形成する。続い
て、酸化シリコン膜20上に、図2に示すエミッタ形成
部の酸化シリコン膜12のやや外側の部分まで掛かるよ
うなパターンのレジストマスク21を形成する。そし
て、このレジストマスク21を用いて、エミッタ形成部
をカバーするように酸化シリコン膜20をドライエッチ
ングを用いてパターニングする。その後、同じレジスト
マスク21を利用して、SiGe混晶層9の多結晶層の
部分に、例えば10〜50keV、1×1014〜1×1
15cm-2のドーズ量をもってホウ素(B)をイオン注
入する(以上図3A参照)。
【0061】次に、レジストマスク21を既存技術によ
り除去した後、減圧CVD法にて、例えば厚さ50〜1
00nmの多結晶シリコン膜10を形成する。その後、
この多結晶シリコン膜10に、例えば10〜50ke
V、1×1014〜1×1015cm-2のドーズ量をもって
ホウ素(B)をイオン注入する(以上図3B参照)。
【0062】次に、フォトリソグラフィとドライエッチ
ングを用いて、酸化シリコン膜20及びその上の多結晶
シリコン膜10と、混晶層9より外側にある多結晶シリ
コン膜10とを除去する。その後、テトラエトキシシラ
ン(TEOS)を用いて、減圧CVD法により、酸化シ
リコン膜12をおよそ100nmの厚さに全面的に形成
する。さらに、エミッタ領域となる部分の酸化シリコン
膜12に対して、フォトリソグラフィとドライエッチン
グによりパターンエッチングを行い開口し、エッチング
マスクとしたレジストを除去する(以上図3C参照)。
【0063】この後、開口部を通して、半導体基体1の
表面に対して、例えば100〜360keV、1×10
12〜5×1012cm-2のドーズ量をもってリン(P)を
イオン注入し、図1の13に示す領域を形成する。
【0064】次に、減圧CVD法により、例えば厚さ1
00〜150nmの多結晶シリコン膜14を全面的に形
成する。その後、この多結晶シリコン膜14に対して、
n型の不純物、例えば砒素(As)を30〜70keV
で、1×1015〜1×1016cm-2のドーズ量にてイオ
ン注入する。次に、多結晶シリコン膜14上に、テトラ
エトキシシラン(TEOS)を用いて、減圧CVD法に
より、例えば厚さ100〜200nmの酸化シリコン膜
22を全面的に形成する。
【0065】続いて、1000〜1100℃、5〜30
秒間のアニールを行うことにより、多結晶シリコン膜1
4中の砒素(As)を拡散させて、SiGe混晶層9中
の単結晶層の部分にエミッタ領域15を形成する(以上
図3D参照)。
【0066】次に、フォトグラフィとドライエッチング
により、酸化シリコン膜22・多結晶シリコン膜14・
酸化シリコン膜12に対してパターンエッチングを行っ
て、ベース引出し電極部となる多結晶SiGe混晶層9
上の多結晶シリコン膜10を露出させた後、エッチング
マスクとしたレジストを除去する。
【0067】次に、希フッ酸(Dilute HF )により、多
結晶シリコン膜10の表面の自然酸化膜を除去する。そ
の後、スパッタ法により、コバルトCoと窒化チタンT
iNを形成する。このとき、コバルトCoはおよそ10
nmの厚さ、窒化チタンは30nmの厚さに形成する。
続いて、多結晶シリコン膜10以外の酸化シリコン膜に
付着した未反応のコバルトと窒化チタンを除去する。こ
の未反応物の除去は、まず硫酸と過酸化水素水との混合
液を用いて窒化チタンを除去した後、アンモニアと過酸
化水素水との混合液を用いてコバルトを除去する。その
後、再度熱処理を行い、コバルトシリサイド層(CoS
2 )11を形成する(以上図3E参照)。
【0068】その後は、テトラエトキシシラン(TEO
S)を用いて、減圧CVD法により、全面的に図1Aに
示す酸化シリコン膜16を形成した後、この酸化シリコ
ン膜16に形成された開口部にエミッタ電極17、ベー
ス電極18、コレクタ電極19となる金属電極を形成す
る。これにより、図1Aに示す半導体装置を製造するこ
とができる。
【0069】ここで、上述の本実施の形態に基づいて作
製したSiGeHBTの深さ方向の不純物プロファイル
を図6に示す。図6より、ベース抵抗の低減が可能とな
り、優れた性能の半導体装置を製造することができるこ
とがわかる。
【0070】尚、上述した実施の形態では、ベース領域
にSiGe混晶層9をエピタキシャル成長させた構成で
あったが、混晶層の構成をその他の構成としてもよい。
混晶層をシリコン−ゲルマニウムとカーボン(Si
1-x-y Gex Cy、略してSiGeC)により構成して
もよい。尚、この場合も混晶層にベース部に必要な不純
物(例えばボロン等)を含む構成とする。
【0071】また、混晶層は、上述の3層構造9A,9
B,9Cには限定されず、例えばシリコン−ゲルマニウ
ム層とシリコン層との2層構造であってもよい。
【0072】本発明において、シリコン混晶層は、少な
くともシリコン層と、シリコン及び第IV族元素(カーボ
ン、ゲルマニウム他)を有する層とから構成する。
【0073】また、ベース引出し電極部の表面には、上
述のコバルトシリサイド11に限らず、他のシリサイド
膜(例えばチタンシリサイド等)を形成して同様に低抵
抗化を図ることも可能である。
【0074】本発明は、上述の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
【0075】
【発明の効果】上述の本発明によれば、シリサイドを形
成する際のスパイク現象を回避することができると共
に、ベース抵抗を低減することができることにより、高
速動作が可能であり高性能のバイポーラトランジスタを
有する半導体装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 本発明の一実施の形態の半導体装置の概略
構成図(断面図)である。 B 図1Aのベース領域付近を模式的に示した断面図で
ある。
【図2】図1Aのベース領域付近を拡大した断面図であ
る。
【図3】A〜E 図1Aの半導体装置の製造工程を示す
工程図である。
【図4】従来のSiGeHBTのベース領域付近の拡大
断面図である。
【図5】図4より酸化シリコン膜のパターンを広くした
構成の拡大断面図である。
【図6】図1Aの半導体装置におけるSiGeHBTの
深さ方向の不純物プロファイルを示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基体、2 シリコン基板、3 半導体エピタ
キシャル層、4 コレクタ埋め込み領域、5 素子分離
膜、6 素子分離領域、8,12,16 酸化シリコン
膜、9 (シリコン−ゲルマニウム)混晶層、9A
(シリコン)バッファ層、9B SiGe層、9C
(シリコン)キャップ層、10,14 多結晶シリコン
膜、11 コバルトシリサイド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体上に、エピタキシャル層から
    成るベース領域を有するバイポーラトランジスタが形成
    されて成る半導体装置であって、 シリコン層とシリコン及び他の第IV族元素を有する層に
    より成るシリコン混晶層によって、上記エピタキシャル
    層から成るベース領域が形成され、 上記シリコン混晶層から成る上記ベース領域のうち、ベ
    ース引出し電極部となる部分の上に、多結晶シリコン膜
    を介してシリサイドが形成されて成ることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記シリコン混晶層は、上記第IV族元素
    としてゲルマニウムを用いて成ることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記シリコン混晶層を、上記第IV族元素
    としてゲルマニウム及びカーボンを用いて成ることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記シリサイドとしてコバルトシリサイ
    ドを用いて成ることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基体上に、エピタキシャル層から
    成るベース領域を有するバイポーラトランジスタが形成
    されて成る半導体装置を製造する方法であって、 上記半導体基体上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜の上記バ
    イポーラトランジスタの形成領域に開口を形成する工程
    と、 上記開口を含むように、シリコン層とシリコン及び他の
    第IV族元素を有する層より成るシリコン混晶層をエピタ
    キシャル成長により形成する工程と、 上記シリコン混晶層から成る上記ベース領域のうち、ベ
    ース引出し電極部となる部分の上に、多結晶シリコン膜
    を形成する工程と、 上記多結晶シリコン膜の表面にシリサイドを形成する工
    程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記シリコン混晶層の上記第IV族元素と
    してゲルマニウムを用いることを特徴とする請求項5に
    記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記シリコン混晶層の上記第IV族元素と
    してゲルマニウム及びカーボンを用いることを特徴とす
    る請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記シリサイドとしてコバルトシリサイ
    ドを形成することを特徴とする請求項5に記載の半導体
    装置の製造方法。
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