JP2003151714A - 配線回路体への電子部品の実装方法 - Google Patents

配線回路体への電子部品の実装方法

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JP2003151714A
JP2003151714A JP2001347835A JP2001347835A JP2003151714A JP 2003151714 A JP2003151714 A JP 2003151714A JP 2001347835 A JP2001347835 A JP 2001347835A JP 2001347835 A JP2001347835 A JP 2001347835A JP 2003151714 A JP2003151714 A JP 2003151714A
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wiring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続子を用いて電子部品の接続用導体を配線
回路体に固定、加締める際に、安価な方法で接続用導体
を正しく配線回路体の配線導体上に位置決めして固定
し、導通接続することができる配線回路体への電子部品
の実装方法を得る。 【解決手段】 接続子8のクリンプ片7間に電子部品の
接続用導体5を仮止めしておいて、配線回路体3の配線
導体2の箇所で接続子8のクリンプ片7を配線回路体3
に突き刺す。配線回路体3を突き抜けた各クリンプ片7
の先端部を曲成して加締めることにより、接続子8で電
子部品の接続用導体5を配線回路体3に固定し、電子部
品の接続用導体5と配線導体2とを接続子8で導通接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電気機器や自動車に使用され
る電子機器の配線回路体への電子部品の実装方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子機器の配線回路体と
しては、実装基板やプリント配線板が使われており、ま
た車載電子機器としては十数アンペア程度の電力回路と
数アンペア程度の信号回路が混在する場合、銅板を打ち
抜いてパターン化したバスバーを用いた配線回路体が使
われている。そして、これらの配線回路体への電子部品
の実装方法としては、電子部品に設けられたリード部若
しくは接続用端子からなる接続用導体を配線基板に形成
されたスルーホールに挿入して、この接続用導体の突出
端側を配線導体に半田付け接続するか、配線基板の導体
面に直接接続用導体を当接して半田付け接続する方法が
とられている。また、バスバーよりなる配線回路体への
電子部品の実装も同様に該電子部品の接続用導体をバス
バーに当接して半田付け接続する方法がとられている。
【0003】さらに、配線回路体としてフレキシブルプ
リントサーキット(FPC)やフレキシブルフラットケ
ーブル(FFC)への電子部品の実装も考えられるが、
この場合は配線導体が全面的に絶縁されているので、電
子部品の実装位置で配線導体の表面の絶縁被覆を剥離
し、その表面に接続用導体を当接して半田付け接続する
方法が一般的である。
【0004】このため出願人は、図5〜図8に示すよう
に、フラット絶縁層の如き絶縁体1でフラット導体の如
き配線導体2が被覆されているフラットケーブルの如き
フレキシブル配線回路体からなる配線回路体3の配線導
体2に電子部品4の接続用導体5を重ね、該接続用導体
5を跨ぐようにして、端子板部6の幅方向の両側にクリ
ンプ片7が突設されている構造の接続子8の各クリンプ
片7を配線導体2の箇所で配線回路体3に突き刺し貫通
させ、該配線回路体3を突き抜けた各クリンプ片7の先
端部を曲成して加締めることにより電子部品4の接続用
導体5を接続子8で配線回路体3に固定し、電子部品4
の接続用導体5と配線導体2とを接続子6で導通接続す
る配線回路体への電子部品の実装方法を提案している。
【0005】配線回路体への電子部品の実装は、図9及
び図10に示すような受け治具9と押圧治具10とを用
いて行っている。
【0006】即ち、図9に示すように、受け治具9の上
面の曲成加締め凹部11の上に配線回路体3の配線導体
2が存在し、この配線導体2の上に電子部品4の接続用
導体5を重ね、この接続用導体5を跨ぐようにして接続
子8の各クリンプ片7を配置し、ガイド部材12のガイ
ドにより押圧治具10を下降させて接続子8を加圧して
各クリンプ片7を配線導体2の箇所で配線回路体3に突
き刺し貫通させる。
【0007】引き続いて、図10に示すように、ガイド
部材12のガイドにより押圧治具10をさらに下降させ
接続子8を押圧して該配線回路体3を突き抜けた各クリ
ンプ片7の先端部を曲成して加締める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この配
線回路体への電子部品の実装方法では、各クリンプ片7
を非常に幅の狭い、例えば1.5 mm幅の、配線導体2
に、幅が1.2 mmの端子板部6を有する接続子8の各ク
リンプ片7を正確に突き刺す接続治具を用いた配線回路
体への電子部品の実装方法が提案されているが、電子部
品4の接続用導体5を、突き刺される各クリンプ片7の
内側の位置で正確に配線導体2に位置決めすることが難
しく、各クリンプ片7が接続用導体5を跨いで押し込ま
れる時に、接続用導体5が正しい配線導体2上の位置か
ら少しでもずれていると、各クリンプ片7にずれた方向
を矯正しようとする力が加わり、正しい配線導体2上の
位置に突き刺すことができず、ひどい時には配線導体2
からずれた位置に各クリンプ片7を突き刺してしまうこ
とになる。光センサー等を使用し、0.1 mm単位で配線
導体2上に正確に接続用導体5を位置決めする方法もあ
るが、センサーや制御部を含め非常に高価な設備を必要
とする問題点がある。
【0009】本発明の目的は、接続子を用いて電子部品
の接続用導体を配線回路体に固定、加締める際に、安価
な方法で接続用導体を正しく配線回路体の配線導体上に
位置決めして固定し、導通接続することができる配線回
路体への電子部品の実装方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る配線回路体
への電子部品の実装方法は、端子板部の幅方向の両側に
クリンプ片が突設されている接続子を用い、該接続子の
クリンプ片間に電子部品の接続用導体を仮止めしておい
て、絶縁体に配線導体が設けられている配線回路体の配
線導体の箇所で接続子のクリンプ片を配線回路体に突き
刺し、配線回路体を突き抜けた各クリンプ片の先端部を
曲成して加締めることにより、接続子で電子部品の接続
用導体を配線回路体に固定し、電子部品の接続用導体と
配線導体とを接続子で導通接続する。
【0011】このような配線回路体への電子部品の実装
方法では、接続子のクリンプ片間に電子部品の接続用導
体を仮止めしておいて、配線回路体の配線導体の箇所で
接続子のクリンプ片を配線回路体に突き刺すので、通常
のクリンプ片を配線回路体に突き刺し、加締めると同様
の作業を行うことができ、接続用導体を導通接続したク
リンプ片を配線回路体の正しい配線導体上の位置に突き
刺し、加締めることができる。
【0012】また、本発明に係る配線回路体への電子部
品の実装方法は、端子板部の幅方向の両側にクリンプ片
が突設されている接続子を用い、接続子のクリンプ片間
に電子部品の接続用導体を仮止めしておいて、フラット
絶縁体にフラット配線導体が設けられているフレキシブ
ル配線回路体のフラット配線導体の箇所で接続子のクリ
ンプ片をフレキシブル配線回路体に突き刺し、フレキシ
ブル配線回路体を突き抜けた各クリンプ片の先端部を曲
成して加締めることにより、接続子で電子部品の接続用
導体をフレキシブル配線回路体に固定し、電子部品の接
続用導体とフラット配線導体とを接続子で導通接続す
る。
【0013】この場合も、接続子のクリンプ片間に電子
部品の接続用導体を仮止めしておいて、フレキシブル配
線回路体のフラット配線導体の箇所で接続子のクリンプ
片をフレキシブル配線回路体に突き刺すので、通常のク
リンプ片をフレキシブル配線回路体に突き刺し、加締め
ると同様の作業を行うことができ、接続用導体を導通接
続したクリンプ片をフレキシブル配線回路体の正しいフ
ラット配線導体上の位置に突き刺し、加締めることがで
きる。
【0014】また、本発明に係る配線回路体への電子部
品の実装方法は、端子板部の幅方向の両側にクリンプ片
が突設されている接続子を用い、絶縁体に配線導体が設
けられている配線回路体の配線導体の箇所で接続子のク
リンプ片を配線回路体に、端子板部と配線回路体との間
に隙間をあけた状態に突き刺し、両側のクリンプ片の間
で、端子板部と配線回路体との間の隙間に電子部品の接
続用導体を挿入し、配線回路体を突き抜けた各クリンプ
片の先端部を曲成して加締めることにより、接続子で電
子部品の接続用導体を配線回路体に固定し、電子部品の
接続用導体と配線導体とを接続子で導通接続する。
【0015】このような配線回路体への電子部品の実装
方法では、各クリンプ片を配線回路体の正しい配線導体
の位置に予め突き刺した状態で、両側のクリンプ片の間
で、端子板部と配線回路体との間の隙間に電子部品の接
続用導体を挿入するので、配線回路体の配線導体への各
クリンプ片の突き刺し位置が狂うことがなく、接続用導
体を配線回路体に固定してクリンプ片を曲成して加締め
ることができる。
【0016】また、本発明に係る配線回路体への電子部
品の実装方法では、端子板部の幅方向の両側にクリンプ
片が突設されている接続子を用い、フラット絶縁体にフ
ラット配線導体が設けられているフレキシブル配線回路
体のフラット配線導体の箇所で接続子のクリンプ片をフ
レキシブル配線回路体に、端子板部とフレキシブル配線
回路体との間に隙間をあけた状態に突き刺し、両側のク
リンプ片の間で、端子板部とフレキシブル配線回路体と
の間の隙間に電子部品の接続用導体を挿入し、フレキシ
ブル配線回路体を突き抜けた各クリンプ片の先端部を曲
成して加締めることにより、接続子で電子部品の接続用
導体をフレキシブル配線回路体に固定し、電子部品の接
続用導体とフラット配線導体とを接続子で導通接続す
る。
【0017】この場合も、各クリンプ片を正しいフラッ
ト配線導体の位置に予め突き刺した状態で、両側のクリ
ンプ片の間で、端子板部とフレキシブル配線回路体との
間の隙間に電子部品の接続用導体を挿入するので、フレ
キシブル配線回路体のフラット配線導体への各クリンプ
片の突き刺し位置が狂うことがなく、接続用導体をフレ
キシブル配線回路体に固定してクリンプ片を曲成して加
締めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る配線
回路体への電子部品の実装方法の実施の形態の第1例を
示したもので、図1は本発明で電子部品の接続用導体を
接続子の各クリンプ片の間に仮止めする工程の縦断面
図、図2は本発明で接続子の各クリンプ片の間に接続用
導体を仮止めした状態で各クリンプ片を配線回路体に突
き刺した状態をしめす縦断面図である。
【0019】受け治具9の上面には、曲成加締め凹部1
1の他に各クリンプ片7を突き刺す1対のクリンプ片突
き刺し溝13を設けたものを用いる。
【0020】かかる状態で、受け治具9の1対のクリン
プ片突き刺し溝13の間の隔壁14の上に、電子部品4
の接続用導体5を置き、かかる状態で接続子8を各クリ
ンプ片7が接続用導体5を跨ぐように供給して、上方か
ら前述したガイド部材12のガイドにより押圧治具10
を下降させて、該押圧治具10で接続子8を押圧して下
降させ、各クリンプ片7の間に接続用導体5を仮止めす
る。接続用導体5の幅は、隣接するクリンプ片7で把持
できるようになっている。
【0021】次に、図2に示すように、受け治具9の上
面の曲成加締め凹部11の上に、フラットケーブルの如
きフレキシブル配線回路体からなる配線回路体3のフラ
ット配線導体の如き配線導体2が存在するようにする。
この配線回路体3の配線導体2の上に、各クリンプ片7
の間に接続用導体5を仮止めした接続子8が存在するよ
うにする。
【0022】かかる状態で、図2に示すように、ガイド
部材12のガイドにより押圧治具10を下降させ、該押
圧治具10で接続子8を押圧して下降させて、各クリン
プ片7を配線導体2の箇所で配線回路体3に突き刺す。
【0023】引き続いて、ガイド部材12のガイドによ
り押圧治具10をさらに下降させ接続子8を押圧して該
配線回路体3を突き抜けた各クリンプ片7の先端部を曲
成して加締める。
【0024】これにより、接続子8で電子部品4の接続
用導体5を配線回路体3に固定し、電子部品4の接続用
導体5と配線導体2とを接続子8で導通接続する。
【0025】このような配線回路体への電子部品の実装
方法では、接続子8のクリンプ片7間に電子部品4の接
続用導体5を仮止めしておいて、配線回路体3の配線導
体2の箇所で接続子8のクリンプ片7を配線回路体3に
突き刺すので、通常のクリンプ片7を配線回路体3に突
き刺し、加締めると同様の作業を行うことができ、接続
用導体5を導通接続したクリンプ片7を正しい配線導体
2上の位置に突き刺し、加締めることができる。
【0026】また、この配線回路体への電子部品の実装
方法では、接続子8の幅方向に隣接するクリンプ片7間
に電子部品4の接続用導体5を仮止めしておいて、フレ
キシブル配線回路体3のフラット配線導体2の箇所で接
続子8の各クリンプ片7をフレキシブル配線回路体3に
突き刺すので、通常のクリンプ片7をフレキシブル配線
回路体3に突き刺し、加締めると同様の作業を行うこと
ができ、フラット接続用導体2を導通接続したクリンプ
片7をフレキシブル配線回路体3の正しいフラット配線
導体2上の位置に突き刺し、加締めることができる。
【0027】図3及び図4は本発明に係る配線回路体へ
の電子部品の実装方法の実施の形態の第2例を示したも
ので、図3は本発明で接続子の各クリンプ片を配線回路
体に突き刺した状態を示す縦断面図、図4は本発明で配
線回路体に各クリンプ片を突き刺した状態で、端子板部
と配線回路体との間の隙間に電子部品の接続用導体を挿
入する工程を示す斜視図である。
【0028】本例では、受け治具9の上面の曲成加締め
凹部11の上にフラットケーブルの如きフレキシブル配
線回路体からなる配線回路体3のフラット配線導体の如
き配線導体2が存在するようにする。この配線回路体3
の配線導体2の上に、接続子8の各クリンプ片7が存在
するようにする。
【0029】かかる状態で、押圧治具10で接続子8を
押圧して下降させて、各クリンプ片7を配線回路体3
に、端子板部6と配線回路体3との間に隙間15をあけ
た状態に突き刺す。
【0030】次に、両側のクリンプ片7の間で、端子板
部6と配線回路体3との間の隙間15に電子部品4の接
続用導体5を挿入する。
【0031】しかる後、押圧治具10で接続子8を押圧
して配線回路体3を突き抜けた各クリンプ片7の先端部
を曲成して加締める。
【0032】これにより、接続子8で電子部品4の接続
用導体5を配線回路体3に固定し、電子部品4の接続用
導体5配線導体2とを接続子8で導通接続する。
【0033】このような配線回路体への電子部品の実装
方法では、各クリンプ片7を配線回路体3の正しい配線
導体2の位置に予め突き刺した状態で、両側のクリンプ
片7の間で、端子板部6と配線回路体3との間の隙間1
5に電子部品4の接続用導体5を挿入するので、配線回
路体3の配線導体2への各クリンプ片7の突き刺し位置
が狂うことがなく、接続用導体5を配線回路体3に固定
してクリンプ片7を曲成して加締めることができる。
【0034】また、このような配線回路体への電子部品
の実装方法では、各クリンプ片7をフレキシブル配線回
路体3の正しいフラット配線導体2の位置に予め突き刺
した状態で、両側のクリンプ片7の間で、端子板部6と
フレキシブル配線回路体3との間の隙間に電子部品4の
接続用導体5を挿入するので、フレキシブル配線回路体
3のフラット配線導体2への各クリンプ片7の突き刺し
位置が狂うことがなく、接続用導体5をフレキシブル配
線回路体3に固定してクリンプ片7を曲成して加締める
ことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る配線回路体への電子部品の
実装方法では、接続子のクリンプ片間に電子部品の接続
用導体を仮止めしておいて、配線回路体の配線導体の箇
所で接続子のクリンプ片を配線回路体に突き刺すので、
通常のクリンプ片を配線回路体に突き刺し、加締めると
同様の作業を行うことができ、接続用導体を導通接続し
たクリンプ片を配線回路体の正しい配線導体上の位置に
突き刺し、加締めることができる。
【0036】また、本発明に係る配線回路体への電子部
品の実装方法では、接続子のクリンプ片間に電子部品の
接続用導体を仮止めしておいて、フレキシブル配線回路
体のフラット配線導体の箇所で接続子のクリンプ片をフ
レキシブル配線回路体に突き刺すので、通常のクリンプ
片をフレキシブル配線回路体に突き刺し、加締めると同
様の作業を行うことができ、接続用導体を導通接続した
クリンプ片をフレキシブル配線回路体の正しいフラット
配線導体上の位置に突き刺し、加締めることができる。
【0037】また、本発明に係る配線回路体への電子部
品の実装方法では、各クリンプ片を配線回路体の正しい
配線導体の位置に予め突き刺した状態で、両側のクリン
プ片の間で、端子板部と配線回路体との間の隙間に電子
部品の接続用導体を挿入するので、配線回路体の配線導
体への各クリンプ片の突き刺し位置が狂うことがなく、
接続用導体を配線回路体に固定してクリンプ片を曲成し
て加締めることができる。
【0038】また、本発明に係る配線回路体への電子部
品の実装方法では、各クリンプ片を正しいフラット配線
導体の位置に予め突き刺した状態で、両側のクリンプ片
の間で、端子板部とフレキシブル配線回路体との間の隙
間に電子部品の接続用導体を挿入するので、フレキシブ
ル配線回路体のフラット配線導体への各クリンプ片の突
き刺し位置が狂うことがなく、接続用導体をフレキシブ
ル配線回路体に固定してクリンプ片を曲成して加締める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線回路体への電子部品の実装方
法の実施の形態の第1例で、電子部品の接続用導体を接
続子の各クリンプ片の間に仮止めする工程の縦断面図で
ある。
【図2】本発明で接続子の各クリンプ片の間に接続用導
体を仮止めした状態で各クリンプ片を配線回路体に突き
刺した状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る配線回路体への電子部品の実装方
法の実施の形態の第2例で、接続子の各クリンプ片を配
線回路体に突き刺した状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明で配線回路体に各クリンプ片を突き刺し
た状態で、端子板部と配線回路体との間の隙間に電子部
品の接続用導体を挿入する工程を示す斜視図である。
【図5】配線回路体へ電子部品を実装した一例を示す斜
視図である。
【図6】図5で用いている接続子の斜視図である。
【図7】図5に示す配線回路体へ電子部品を実装した状
態の側面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】従来の配線回路体への電子部品の実装方法で、
接続子の各クリンプ片を配線回路体に突き刺した状態の
縦断面図である。
【図10】従来の配線回路体への電子部品の実装方法
で、配線回路体に突き刺された各クリンプ片を加締めた
状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁体 2 配線導体 3 配線回路体 4 電子部品 5 接続用導体 6 端子板部 7 クリンプ片 8 接続子 9 受け治具 10 押圧治具 11 曲成加締め凹部 12 ガイド部材 13 クリンプ片突き刺し溝 14 隔壁 15 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E012 AA04 AA16 AA24 AA32 AA39 AA50 5E051 HA07 HA10 5E077 BB05 BB32 DD08 DD11 FF01 FF08 FF09 GG23 HH07 JJ30 5E336 AA05 AA12 AA16 BB12 BB15 CC06 CC25 CC51 DD03 DD16 EE14 EE15 GG09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子板部の幅方向の両側にクリンプ片が
    突設されている接続子を用い、前記接続子の前記クリン
    プ片間に電子部品の接続用導体を仮止めしておいて、 絶縁体に配線導体が設けられている配線回路体の前記配
    線導体の箇所で前記接続子の前記クリンプ片を前記配線
    回路体に突き刺し、 前記配線回路体を突き抜けた前記各クリンプ片の先端部
    を曲成して加締めることにより、前記接続子で前記電子
    部品の前記接続用導体を前記配線回路体に固定し、前記
    電子部品の前記接続用導体と前記配線導体とを前記接続
    子で導通接続する配線回路体への電子部品の実装方法。
  2. 【請求項2】 端子板部の幅方向の両側にクリンプ片が
    突設されている接続子を用い、前記接続子の前記クリン
    プ片間に電子部品の接続用導体を仮止めしておいて、 フラット絶縁体にフラット配線導体が設けられているフ
    レキシブル配線回路体の前記フラット配線導体の箇所で
    前記接続子の前記クリンプ片を前記フレキシブル配線回
    路体に突き刺し、 前記フレキシブル配線回路体を突き抜けた前記各クリン
    プ片の先端部を曲成して加締めることにより、前記接続
    子で前記電子部品の前記接続用導体を前記フレキシブル
    配線回路体に固定し、前記電子部品の前記接続用導体と
    前記フラット配線導体とを前記接続子で導通接続する配
    線回路体への電子部品の実装方法。
  3. 【請求項3】 端子板部の幅方向の両側にクリンプ片が
    突設されている接続子を用い、 絶縁体に配線導体が設けられている配線回路体の前記配
    線導体の箇所で前記接続子の前記クリンプ片を前記配線
    回路体に、前記端子板部と前記配線回路体との間に隙間
    をあけた状態に突き刺し、 両側のクリンプ片の間で、前記端子板部と前記配線回路
    体との間の前記隙間に電子部品の接続用導体を挿入し、 前記配線回路体を突き抜けた前記各クリンプ片の先端部
    を曲成して加締めることにより、前記接続子で前記電子
    部品の前記接続用導体を前記配線回路体に固定し、前記
    電子部品の前記接続用導体と前記配線導体とを前記接続
    子で導通接続する配線回路体への電子部品の実装方法。
  4. 【請求項4】 端子板部の幅方向の両側にクリンプ片が
    突設されている接続子を用い、 フラット絶縁体にフラット配線導体が設けられているフ
    レキシブル配線回路体の前記フラット配線導体の箇所で
    前記接続子の前記クリンプ片を前記フレキシブル配線回
    路体に、前記端子板部と前記フレキシブル配線回路体と
    の間に隙間をあけた状態に突き刺し、 両側のクリンプ片の間で、前記端子板部と前記フレキシ
    ブル配線回路体との間の前記隙間に電子部品の接続用導
    体を挿入し、 前記フレキシブル配線回路体を突き抜けた前記各クリン
    プ片の先端部を曲成して加締めることにより、前記接続
    子で前記電子部品の前記接続用導体を前記フレキシブル
    配線回路体に固定し、前記電子部品の前記接続用導体と
    前記フラット配線導体とを前記接続子で導通接続する配
    線回路体への電子部品の実装方法。
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