JP2003151682A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003151682A JP2001350690A JP2001350690A JP2003151682A JP 2003151682 A JP2003151682 A JP 2003151682A JP 2001350690 A JP2001350690 A JP 2001350690A JP 2001350690 A JP2001350690 A JP 2001350690A JP 2003151682 A JP2003151682 A JP 2003151682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レバーの方式に関わらず、フォロワピンを設け
ている側のコネクタハウジングの仕様を共通化できるコ
ネクタを提供することにある。 【解決手段】雄ハウジング10において、フード部12
の外周面12Aには、上下両面、すなわち長辺側におい
て横幅方向の中央部に、1対のフォロワピン16を設け
た。同時に、このフォロワピン16の根元位置に、前後
方向に渡ってすじ状のガイドリブ17を突設させ、雌ハ
ウジング20、50にはこのガイドリブを受け入れ可能
なガイド溝32、54を設けた。また、ガイドリブ17
を、フード部12においてフォロワピン16の根元位置
に設ける構成とした。これにより、嵌合時に雄ハウジン
グ10と雌ハウジング20、50との嵌合面が傾くとい
う問題を回避しつつ、雄ハウジング10の共用化を実現
し、製造工程の簡素化やコストの削減を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多極のコネクタのように高嵌合力
が必要とされるコネクタにおいては、嵌合力を助勢する
ためにレバー式のものが採用されている。このようなコ
ネクタとしては、回転レバーを備えた回転式のものと、
スライドレバーを備えたスライド式のものとの2種類が
ある。
【0003】回転式のコネクタ100は、図13に示す
ように、例えば雌側のコネクタハウジング101にカム
溝102を設けた回転レバー103を回動可能に設ける
とともに、雄側のコネクタハウジング104にカム溝1
02に嵌合するフォロワピン105を設けた構造であっ
て、回転レバー103の回動に伴ってフォロワピン10
5がカム溝102内を移動することにより、両ハウジン
グ101、104が嵌合・離脱されるようになってい
る。
【0004】また、スライド式のコネクタ110は、図
14に示すように、例えば雌側のコネクタハウジング1
11にカム溝112を設けたスライドレバー113を嵌
合方向とは交差する方向に進退可能に設けるとともに、
雄側のコネクタハウジング114にカム溝112に嵌合
するフォロワピン115を設けた構造であって、スライ
ドレバー113の進退に伴ってフォロワピン115がカ
ム溝112内を移動することにより、両ハウジング11
1、114が嵌合・離脱されるようになっている。
【0005】このようなコネクタを自動車等の電気機器
に採用する場合には、例えば回転レバー103の回動ス
ペースがあるか、スライドレバー113を押し出すスペ
ースがあるかなど、コネクタ周りの状態を勘案して、ど
ちらの方式を採用するかを決定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スライド式
のコネクタ110では、嵌合操作力を低減するために、
スライドレバー113に設けるカム溝112の距離を長
くできる長辺側にフォロワピン115を設けている。さ
らに、このように長辺側にフォロワピン115を設ける
ことによって両ハウジング111、114の嵌合面が傾
き易くなるのを回避するために、フォロワピン115お
よびカム溝112を2対ずつ設けるようにしている。一
方、回転式のコネクタ100では、フォロワピン105
およびカム溝102は、それぞれ一対でなければならな
い。このため、両コネクタハウジング101、104の
嵌合面が互いに斜めに傾くのを防ぐ点で有利になるよ
う、雄側コネクタハウジング101の短辺側にフォロワ
ピン105を設けるのが通常である。
【0007】このように、レバー103、113の方式
により、フォロワピン105、115の位置や個数等の
最適な仕様が異なるため、選択されたレバーの方式に合
わせてハウジングの設計を変更しなければならない。こ
のため、製造工程が複雑化し、コストが増大していた。
【0008】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、レバーの方式に関わらず、フ
ォロワピンを設けている側のコネクタハウジングの仕様
を共通化できるコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明に係るコネクタは、フード部と、前記
フード部の外面に配設されたフォロワピンとを備えた一
方のコネクタハウジングと、前記フード部を収容可能な
スカート部を備えるとともに前記フォロワピンに係合す
るカム溝を備えるレバーが装着された他方のコネクタハ
ウジングとを備え、前記レバーの変位に伴って前記フォ
ロワピンが前記カム溝に沿って変位することにより前記
両コネクタハウジングが嵌合・離脱されるようにしたコ
ネクタであって、前記レバーとして、前記他方のコネク
タハウジングに対して回動可能に組み付けられる回転レ
バーと、前記他方のコネクタハウジングに対して前記両
コネクタハウジングの嵌合方向と交叉する方向に進退可
能に組み付けられるスライドレバーとのいずれかが選択
的に取り付け可能であり、かつ、前記フォロワピンは前
記一方のコネクタハウジングの外面に一対が設けられ、
このフォロワピンが前記回転レバーおよび前記スライド
レバーの双方に共用化されていることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のコネ
クタであって、前記一対のフォロワピンが前記フード部
の外面において長辺側の中央位置に配設されるととも
に、前記フード部の外面または前記スカート部の内面の
うち一方には、前記両コネクタハウジングの嵌合方向に
沿って突出する傾動規制部が設けられ、他方には、前記
傾動規制部に係合して前記両コネクタハウジングの嵌合
時の姿勢を矯正する傾動規制受け部が設けられているこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のコネクタであって、前記傾動規制部は、前記
フード部の外面において長辺側の少なくとも一方に設け
られていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載のコネクタであって、前記傾動規制
部は、前記フード部において前記フォロワピンの根元位
置に設けられていることを特徴とする。
【0013】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、フォロワピンは一方のコネクタハウジングの外面
に1対が設けられるとともに、他方のコネクタハウジン
グに取り付けられる回転レバーおよびスライドレバー
が、このフォロワピンを共用する。これにより、レバー
の方式に関わらず一方のコネクタハウジングを共用化で
き、製造工程の簡素化やコストの削減を図ることができ
る。
【0014】請求項2の発明によれば、フォロワピンが
フード部の外面において長辺側の中央位置に一対配設さ
れるとともに、フード部の外面またはまたはスカート部
の内周面のうち一方には、両コネクタハウジングの嵌合
方向に沿って突出する傾動規制部が設けられ、他方に
は、この傾動規制部に係合可能な傾動規制受け部が設け
られている。
【0015】ここで、一方のコネクタハウジングを、回
転式およびスライド式の両者に共用しようとする場合に
は、回転式のコネクタの要請によりフォロワピンを一対
にするとともに、そのフォロワピンをコネクタハウジン
グの短辺側と長辺側のどちらに設けるべきかという問題
が生じる。すなわち、短辺側に設ければ、スライドレバ
ーにおいてカム溝が短くなりすぎ、嵌合操作力を低減す
ることができなくなる場合がある。一方、長辺側に合わ
せれば、フォロワピンが1対であるために、嵌合時に傾
き易くなってしまう。
【0016】しかし、フォロワピンをフード部の外面に
おいて長辺側の中央位置に一対配設するとともに、嵌合
時の両コネクタハウジングの姿勢を矯正する傾動規制部
および傾動規制受け部を設けることによって、嵌合時の
コネクタハウジングの傾きという問題を回避しつつ、コ
ネクタハウジングの共用化を実現することができる。
【0017】請求項3の発明によれば、傾動規制部は、
フード部の外面において長辺側の少なくとも一方に設け
られている。これにより、両コネクタハウジングが互い
に傾きやすい長辺側で両ハウジングの姿勢を矯正するこ
とができ、嵌合時の両コネクタハウジングの傾きを効果
的に防止することができる。
【0018】請求項4の発明によれば、傾動規制部は、
フード部においてフォロワピンの根元位置に設けられて
いる。このように、嵌合時に応力が最も大きく掛かるフ
ォロワピンの根元位置に傾動規制部を設けることによ
り、回転式コネクタ、スライド式コネクタの双方におい
て、嵌合時の両コネクタハウジングの傾きを効果的に防
止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したコネク
タの一実施形態を、図1〜図12を参照しつつ詳細に説
明する。
【0020】本実施形態のコネクタ1は、スライダ40
(本発明のスライドレバーに該当する)、または回転レ
バー70によるてこ機能を利用して嵌合・離脱を助勢す
る形式のものであって、2種類の雌側コネクタハウジン
グ20、50(本発明の他方のハウジングに該当する。
以下、雌ハウジング20、50という)と、この雌ハウ
ジング20、50のどちらとも嵌合可能な雄側コネクタ
ハウジング10(本発明の一方のハウジングに該当す
る。以下、雄ハウジング10という)とで構成されてい
る。なお、以下の説明では、各ハウジング10、20、
50が相手側と嵌合する側をそれぞれ前方として説明す
る。
【0021】<雄ハウジング10の構成>雄ハウジング
10は合成樹脂製であって、図示しない電気機器の壁面
から前方に突設されるフード部12を備えている(図1
〜図3参照)。このフード部12は正面から見て、横長
のほぼ長方形をなす筒状に形成されている。
【0022】この雄ハウジング10には、先端がタブ状
をなす大小2種類の雄側端子金具(大雄端子13Lと小
雄端子13S)が装着されている。大雄端子13Lは、
フード部12の奥面における正面から見た右端の領域
に、図示4本が格子状に配されて突設されている。ま
た、残りの領域には、小雄端子13Sが、図示14本ず
つの列となって3段に分かれて突設されている。中央と
下の段の小雄端子13Sの列の間は、中央と上の段の小
雄端子13Sの列の間に比べて間隔が広く開けられてい
る。
【0023】雄ハウジング10には、詳しくは後記する
雌ハウジング20、50との嵌合に際してこじりを防止
するためのリブが形成されている。まず、フード部12
の奥面における上記した中央と下の段の小雄端子13S
の列の間には、これらの列のほぼ全長にわたる長さを持
った横リブ14が、小雄端子13Sの列と平行姿勢で突
設されている。横リブ14の下面には、前後方向を向い
た図示5本の補強リブ14Aが間隔を開けて形成されて
いる。一方、大雄端子13Lの間を仕切るように十字リ
ブ15が立てられており、この十字リブ15は根元側が
十字に組まれ、その中心部から横向きの姿勢の突片部1
5Aが前方に突設された形状となっている。
【0024】フード部12の外周面12Aには、フォロ
ワピン16が立てられている。このフォロワピン16
は、相手側の雌ハウジング20、50が回転式、スライ
ド式のどちらであっても組み付け可能なように、フード
部12の上下両面、すなわち長辺側における前縁に寄っ
た位置で、横幅方向の中央部に、1対が設けられてい
る。これらのフォロワピン16の突出先端には、根元側
よりも径大となる円盤状のフランジ部16Aがそれぞれ
設けられている。
【0025】また、このフォロワピン16の根元位置に
は、前後方向に渡ってすじ状のガイドリブ17(本発明
の傾動規制部に該当する)が突設されている。ガイドリ
ブ17の突出高さは、フォロワピン16よりもやや小さ
くされ、その横幅はフォロワピン16の直径よりもやや
大きくされている。また、フード部12の外周面におい
て短辺側にも、正面から見た左側に2本、右側に1本の
計3本の周面リブ18が形成され、これにより、雄ハウ
ジング10は、左右非対称の形状となっている。
【0026】<雌ハウジング20の構成>本実施形態の
2種類の雌ハウジング20、50のうち、雌ハウジング
20は、スライダ40を備えたものである(図4、図5
参照)。
【0027】雌ハウジング20は合成樹脂製であって、
上記した雄ハウジング10のフード部12内に嵌合可能
な扁平なタワー部21の回りに、フード部12の外側に
嵌合可能なスカート部22が設けられた形状となってい
る。
【0028】タワー部21では、前止まり部21Aが予
め別ピースとして形成され、後付けにより一体結合され
ており、全体として横長のブロック状をなしている。こ
のタワー部21内には、その正面から見た左端の領域
に、4個の大キャビティ23Lが格子状の配置で形成さ
れ、残りの領域には、小キャビティ23Sが14個ずつ
の列となって3段に分かれて形成されている。
【0029】大キャビティ23L内には、詳細には図示
しないが、太い電線の端末に固着された大雌端子が後方
から挿入され、その底面に設けられた大ランスにより一
次係止されている。一方、小キャビティ23S内には、
細い電線の端末に固着された小雌端子が後方から挿入さ
れ、天井面に設けられた小ランスにより一次係止される
ようになっている。また、タワー部21には側面からリ
テーナが挿入可能とされ、本係止位置まで押し込まれる
ことで、上記した大小の雌端子がそれぞれ二重係止され
るようになっている。
【0030】また、既述のように雄ハウジング10側に
こじり防止用の横リブ14、十字リブ15が突設されて
いることに対応して、雌ハウジング20にはこれらを嵌
める溝が形成されている。詳細には、タワー部21の前
面における4個の大キャビティ23Lの形成領域に、こ
れらの大キャビティ23Lの間に位置するようにして十
字リブ15が緊密に嵌合される十字溝24が形成されて
いる。一方、同じくタワー部21の前面における中央と
下の段の小キャビティ23Sの列の間には、横リブ14
が緊密に嵌合される横溝25が形成されている。
【0031】一方のスカート部22は、横長のほぼ長方
形をなす筒状をなし、雄ハウジング10のフード部12
の外側にほぼ緊密に嵌合されるように、一回り大きく形
成されている。このスカート部22の開口縁の回りに
は、外形が正面から見て横長の長方形をなす前面板26
が形成されているとともに、スカート部22の奥縁の回
りにも、同じ外形形状をなす後面板27が形成されてい
る。また、スカート部22の上面の上方と、下面の下方
とには、それぞれ前面板26と後面板27の突出縁の間
にわたされるようにしてカバー部28が形成されてお
り、両カバー部28とスカート部22の上下の面との間
に、それぞれ後述するスライダ40の摺動板41が挿通
される挿通路29が形成されている。したがってこの挿
通路29は、左右両面に開口しているのに対して、前後
両面は塞がれていて、左右の側面のうち任意の方向か
ら、後述のスライダ40を差し込み装着することが可能
となっている。
【0032】上下のカバー部28には、その後縁に沿っ
た位置の長さ方向の中央部に、後述のスライダ40に設
けられた仮ロック片46が嵌合可能な係止溝30が切り
欠き形成されている。また、カバー部28の左右両端部
には、それぞれスライダ40の掴み部48を嵌めて逃が
す逃がし溝31が形成されている。
【0033】また、スカート部22には、上下1対のガ
イド溝32(本発明の傾動規制受け部に該当する)が設
けられている。このガイド溝32は、スカート部22の
横幅方向の中央部を前後方向に渡って切り欠くことによ
り形成されており、雄ハウジング10のガイドリブ17
を丁度収容可能とされている。また、上下の挿通路29
の前面板26には、その横幅方向の中央部に、フォロワ
ピン16の進入を許容する通孔33が開口されている。
【0034】なお、スカート部22の内周面22Aにお
いて短辺側にも、雄ハウジング10の周面リブ18を収
容可能な周面溝34が、前後方向に渡って形成されてい
る。
【0035】この雌ハウジング20には、スライダ40
が装着されるようになっている。スライダ40は、両ハ
ウジング10、20と同様に合成樹脂製であって、一対
の摺動板41の基端側同士を連結板42で繋いだ門形形
状に形成され、両摺動板41を雌ハウジング20の上下
の挿通路29に挿通しつつ、左右いずれかの側面側から
差し込み装着されるようになっている。
【0036】両摺動板41には、カム溝43が形成され
ている。カム溝43は、摺動板41の先端側から長さ方
向の中央部にわたり、幅方向の後縁に向けて次第に傾い
た傾斜状に形成されている。このカム溝43の始端部4
3Aには、摺動板41の前縁に直角に開口した入口44
が連設されている。このカム溝43には、全長にわたっ
てフォロワピン16のフランジ部16Aを内側で受ける
張出受部49が設けられている。また、カム溝43の入
口44から少し中に入った部分には、傾斜が急となった
引き込み部45が形成されている。これは、フォロワピ
ン16がカム溝43の入口44から進入した場合に、引
き続いて引き込み部45の傾斜部分を押圧することによ
って、スライダ40を同図の右側に所定寸法移動させる
ように機能する。
【0037】スライダ40の両摺動板41には、カム溝
43の長さ方向のほぼ中央部に対応する位置で、かつ後
縁に寄った位置に、仮ロック片46が形成されている。
この仮ロック片46は、摺動板41の基端側を向いて片
持ち状に突設されて撓み変形可能となっており、突出端
の外面側に突部47が形成されている。なお、突部47
の背面側はテーパ面とされている。この突部47は、カ
バー部28の係止溝30内に移動自由に嵌合可能とされ
ている。
【0038】また、スライダ40の両摺動板41におけ
る基端側の外面には、スライダ40を抜き差し操作する
際に利用する掴み部48が設定されている。
【0039】<雌ハウジング50の構成>本実施形態の
もう一方の雌ハウジング50は、回転レバー70を備え
たものである(図9参照)。
【0040】雌ハウジング50の本体部51は合成樹脂
製であって、上記した雄ハウジング10のフード部12
内に嵌合可能な扁平なタワー部(図示せず)の回りに、
フード部12の外側に嵌合可能なスカート部52が設け
られた形状となっている。なお、タワー部は、上記した
雌ハウジング20に備えられたものと同様の構造である
ため、説明を省略する。
【0041】スカート部52は、タワー部の後部周面か
ら段付き状に外方へ張り出してから前方へ突出して形成
されている。このスカート部52の後端部には、後に説
明するカバー60を雌ハウジング50に取り付けるため
の取付構造が設けられている。スカート部52における
上下の長辺側は、それぞれ外側に段付き状に膨出して形
成されるとともに、後方に開放する袋状のレバー収容部
53が形成されており、その内側に回転レバー70を収
容可能とされている。
【0042】また、スカート部52には、上下1対のガ
イド溝54(本発明の傾動規制受け部に該当する)が設
けられている。このガイド溝54は、スカート部52の
横幅方向の中央部を前後方向に渡って切り欠くことによ
り形成されており、雄ハウジング10のガイドリブ17
を丁度収容可能とされている。また、レバー収容部53
の前壁部55には、その横幅方向の中央部に、フォロワ
ピン16の進入を許容する通孔56が開口されている。
【0043】カバー60は、前面と一方の側面(図9に
おいて右側)とが連続して開口する箱形に形成されてお
り、このうち前側の開口部分が雌ハウジング50の後面
側を覆うようにして取り付けられるようになっている。
雌ハウジング50内のキャビティから後方へ導出される
電線は、側方へ略90度屈曲された状態で一纏めにさ
れ、その後側から取り付けられるカバー60の側面側の
開口部分から外部へ引き出されるようになっている。カ
バー60の上下壁の外面には、回転レバー70を取り付
けるための一対の軸突部61が上下方向に突出して設け
られている。これらの軸突部61は、カバー60の前端
において長手方向のほぼ中央に配されている。この軸突
部61は、円柱状に形成されるとともに、その突出端に
は、左右に突出する一対の突起が設けられている。
【0044】回転レバー70は、一対の脚部71の端部
が操作部72によって連結されることで門形に形成され
ている。両脚部71には、カバー60の軸突部61に嵌
合可能な軸孔78が貫通して設けられている。この軸孔
78は、軸突部61とほぼ同一形状に形成されており、
その上側には、回転レバー70が回動変位される際に軸
突部61の突起を逃がせるように円形孔が形成されてい
る。回転レバー70は、この両脚部71によってカバー
60を上下から挟み込むようにして装着され、軸孔78
にカバー60の軸突部61が嵌めつけられることで、軸
突部61を中心に回動変位可能とされている。そして、
カバー60が本体部51に取り付けられた状態では、カ
バー60の外面とスカート部52の外面(レバー収容部
53の内周面)とが連続した平面を形成するようになっ
ていて、回転レバー70の脚部71は、カバー60の前
端から前方へ突出した部分がレバー収容部53内に回動
自在に収容されている。
【0045】回転レバー70の両脚部71には、雄ハウ
ジング10のフォロワピン16が進入可能な弧状のカム
溝73が設けられている。このカム溝73には、全長に
わたってフォロワピン16のフランジ部16Aを内側で
受ける張出受部74が設けられるとともに、その入口7
5部分が張出受部74に対向して設けられた架橋部76
によって連結されている。
【0046】また、回転レバー70には所定位置に2対
の保持突起77が形成されている。この保持突起77
は、回転レバー70におけるカム溝73の入口75が本
体部51の通孔56と整合する初期位置、および回転レ
バー70が回動して両ハウジング10、50の嵌合が完
了する完了位置にあるときに、それぞれカバー60に設
けられた図示しない被保持部に係合することで、所定以
上の力を加えない限り回転レバー70が回動しないよう
に保持している。
【0047】<雄ハウジング10と雌ハウジング20と
の嵌合>本実施形態の雄ハウジング10と雌ハウジング
20とを嵌合させる際には、まず、雌ハウジング20に
スライダ40が予め装着される(図4参照)。スライダ
40は例えば雌ハウジング20の右側面側から取り付け
られて、一旦前進位置まで押し込まれる。すなわち、ス
ライダ40の摺動板41が仮ロック片46を撓み変形さ
せつつ挿通路29内に押し込まれ、途中で仮ロック片4
6が復元変形しつつ係止溝30に嵌まり込む。そして、
スライダ40は連結板42が雌ハウジング20の左側面
に当たる位置までさらに押し込まれる。
【0048】雌ハウジング20は、上記のようにスライ
ダ40を前進位置に装着した状態で、雄ハウジング10
との嵌合作業現場へと搬入される。そして、両ハウジン
グ10、20を嵌合することに先立ち、スライダ40が
後退位置へ戻される(図6参照)。その場合は、スライ
ダ40の上下の掴み部48を指で挟んで引っ張ると、仮
ロック片46が係止溝30に沿って戻る。そして、仮ロ
ック片46の突部47が、係止溝30における右端縁に
係止することで、スライダ40が後退位置に保持された
状態となる。この後退位置では、カム溝43の入口44
が雌ハウジング20の通孔33に整合した状態となる。
【0049】次いで、雄ハウジング10のフード部12
を雌ハウジング20のスカート部22内に進入させる。
これにより、雄ハウジング10側のフォロワピン16が
通孔33を通ってカム溝43の入口44に進入し、さら
に雄ハウジング10を押し込むと、フォロワピン16が
引き込み部45の奥側の側縁を押すことにより、その傾
斜に倣ってスライダ40が前進位置に向けて所定寸法移
動する。これにより、フォロワピン16がカム溝43の
始端部43A側に入り込み、また、ガイドリブ17の前
端部17Aがガイド溝32に嵌まり込んだ状態となる。
【0050】続いて、スライダ40を前進位置に向けて
押し込む(図7参照)。これにより、主にカム溝43の
手前側の側縁がフォロワピン16を押すことによって、
雄ハウジング10が次第に雌ハウジング20側に押し込
まれる。スライダ40が前進位置まで押し込まれると、
フォロワピン16もカム溝43の終端部43Bに移動
し、これにより、雄雌のハウジング10,20が正規に
嵌合された状態となる(図8参照)。
【0051】このとき、フォロワピン16はフード部1
2の上下に1対のみが設けられており、このフォロワピ
ン16がカム溝43を移動する力のみによって両ハウジ
ング10、20の嵌合が行われるため、嵌合面が互いに
傾きやすくなると考えられる。しかし、フード部12に
は前後方向に渡って突設されたガイドリブ17が設けら
れており、スライダ40の押圧に伴って、このガイドリ
ブ17がガイド溝32に進入していく。このため、両ハ
ウジング10、20が互いに傾こうとした場合であって
も、ガイドリブ17の傾きがガイド溝32の内壁によっ
て規制されることによって、両ハウジング10、20の
姿勢が矯正される。これにより、両ハウジング10、2
0を真直ぐに組み付けることができる。
【0052】<雄ハウジング10と雌ハウジング50と
の嵌合>本実施形態の雄ハウジング10と雌ハウジング
50とを嵌合させる際には、まず、回転レバー70を初
期位置に保持した状態で、雄ハウジング10のフード部
12を雌ハウジング50のスカート部52内に進入さ
せ、フォロワピン16が通孔56を通過した後、カム溝
73の入口75に進入される程度の深さまで嵌合させる
(図10参照)。
【0053】続いて、初期位置の回転レバー70を、保
持突起77の被保持部への係止を解除しつつ、図10に
示す矢線方向に沿って回動操作する。回転レバー70が
回動変位されるのに伴って、フォロワピン16はカム溝
73に沿ってその奥方へ移動されるとともに、両コネク
タ10、50は互いに嵌合が深まる方向に引き寄せられ
る(図11参照)。
【0054】そして、回転レバー70が完了位置まで回
動されると、フォロワピン16がカム溝73の終端部7
3Bに達するとともに、両コネクタ10、50が正規の
嵌合深さに達する(図12参照)。このとき、回転レバ
ー70の保持突起77がカバー60側の被保持部に係止
されることで、回転レバー70が完了位置から回動不能
に保持され、もって両コネクタ10、50は正規の嵌合
状態から離間不能に保持される。
【0055】このとき、フォロワピン16はフード部1
2において長辺側の上下に設けられているため、嵌合面
が互いに傾きやすくなると考えられる。しかし、フード
部12には前後方向に渡って突設されたガイドリブ17
が設けられており、回転レバー70の回動に伴って、こ
のガイドリブ17がガイド溝54に進入していく。この
ため、両ハウジング10、50が互いに傾こうとした場
合であっても、ガイドリブ17の傾きがガイド溝54の
内壁によって規制されることによって、両ハウジング1
0、50の姿勢が矯正される。これにより、両ハウジン
グ10、50を真直ぐに組み付けることができる。
【0056】以上のように本実施形態によれば、雄ハウ
ジング10においてフード部12の外周面12Aには、
上下両面、すなわち長辺側において横幅方向の中央部
に、1対のフォロワピン16を設けて、このフォロワピ
ン16が回転レバー70およびスライダ40の双方に共
用化されるようにした。同時に、このフォロワピン16
の根元位置に、前後方向に渡ってすじ状のガイドリブ1
7を突設させ、雌ハウジング20、50にはこのガイド
リブを受け入れ可能なガイド溝32、54を設けた。こ
れにより、嵌合時に雄ハウジング10と雌ハウジング2
0、50との嵌合面が傾くという問題を回避しつつ、雄
ハウジング10の共用化を実現し、製造工程の簡素化や
コストの削減を図ることができる。
【0057】また、ガイドリブ17を、フード部12に
おいてフォロワピン16の根元位置に設ける構成とし
た。このように、嵌合時に応力が最も大きく掛かるフォ
ロワピン16の根元位置にガイドリブ17を設けること
により、回転式コネクタ、スライド式コネクタの双方に
おいて、嵌合時に雄ハウジング10と雌ハウジング2
0、50との嵌合面が傾くことをより効果的に防止する
ことができる。
【0058】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。(1)上記実施形態においては、雄ハウジング
10側にフォロワピンを設け、雌ハウジング20、50
側にスライダ40または回転レバー70を設ける構成と
したが、雄ハウジング側にスライドレバーまたは回転レ
バーを設け、雌ハウジング側にフォロワピンを設ける構
成としてもよい。(2)上記実施形態においては、ガイ
ドリブ17は雄ハウジング10のフード部12におい
て、フォロワピン16の根元位置に1対が設けられてい
るが、本発明によれば傾動規制部の数および形成位置は
本発明の限りではなく、例えばフォロワピンの左右に2
対が設けられていてもよい。また、傾動規制部が雌ハウ
ジング側に設けられ、傾動規制受け部が雄ハウジングに
設けられる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における雄ハウジングの正面図
【図2】本実施形態における雄ハウジングの上面図
【図3】本実施形態における雄ハウジングの上面図
【図4】本実施形態におけるスライダを備えた雌ハウジ
ングを側面側から見たときの部分破断図
【図5】本実施形態におけるスライダを備えた雌ハウジ
ングの正面図
【図6】雄ハウジングとスライダを備えた雌ハウジング
との嵌合開始時の状態を側面側から見た部分破断図
【図7】雄ハウジングとスライダを備えた雌ハウジング
との嵌合途中のの状態を側面側から見た部分破断図
【図8】雄ハウジングとスライダを備えた雌ハウジング
との嵌合完了時の状態を側面側から見た部分破断図
【図9】本実施形態における回転レバーを備えた雌ハウ
ジングを側面側から見たときの部分破断図
【図10】雄ハウジングと回転レバーを備えた雌ハウジ
ングとの嵌合開始時の状態を側面側から見た部分破断図
【図11】雄ハウジングと回転レバーを備えた雌ハウジ
ングとの嵌合途中の状態を側面側から見た部分破断図
【図12】雄ハウジングと回転レバーを備えた雌ハウジ
ングとの嵌合完了時の状態を側面側から見た部分破断図
【図13】従来の回転式コネクタの斜視図
【図14】従来のスライド式コネクタの斜視図
【符号の説明】
1…コネクタ 10…雄ハウジング(一方のコネクタハウジング) 12…フード部 16…フォロワピン 17…ガイドリブ(傾動規制部) 20、50…雌ハウジング(他方のコネクタハウジン
グ) 22、52…スカート部 32、54…ガイド溝(傾動規制受け部) 40…スライダ(スライドレバー) 43、73…カム溝 70…回転レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 涌井 雅徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 伊藤 桂一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FC25 FC31 FC38 HB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード部と、前記フード部の外面に配設
    されたフォロワピンとを備えた一方のコネクタハウジン
    グと、前記フード部を収容可能なスカート部を備えると
    ともに前記フォロワピンに係合するカム溝を備えるレバ
    ーが装着された他方のコネクタハウジングとを備え、前
    記レバーの変位に伴って前記フォロワピンが前記カム溝
    に沿って変位することにより前記両コネクタハウジング
    が嵌合・離脱されるようにしたコネクタであって、 前記レバーとして、前記他方のコネクタハウジングに対
    して回動可能に組み付けられる回転レバーと、前記他方
    のコネクタハウジングに対して前記両コネクタハウジン
    グの嵌合方向と交叉する方向に進退可能に組み付けられ
    るスライドレバーとのいずれかが選択的に取り付け可能
    であり、 かつ、前記フォロワピンは前記一方のコネクタハウジン
    グの外面に一対が設けられ、このフォロワピンが前記回
    転レバーおよび前記スライドレバーの双方に共用化され
    ていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一対のフォロワピンが前記フード部
    の外面において長辺側の中央位置に配設されるととも
    に、 前記フード部の外面または前記スカート部の内面のうち
    一方には、前記両コネクタハウジングの嵌合方向に沿っ
    て突出する傾動規制部が設けられ、他方には、前記傾動
    規制部に係合して前記両コネクタハウジングの嵌合時の
    姿勢を矯正する傾動規制受け部が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記傾動規制部は、前記フード部の外面
    において長辺側の少なくとも一方に設けられていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記傾動規制部は、前記フード部におい
    て前記フォロワピンの根元位置に設けられていることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
    コネクタ。
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