JP2003149472A - 光波長合分波器 - Google Patents

光波長合分波器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低損失と広帯域化を同時に実現でき、小型で
波長安定性が良好な安価の光波長合分波器を提供する。 【解決手段】 第1の光路1と第2の光路2を並設し、
第1の光路1と第2の光路2を近接させた(N+1)個
(Nは1以上の整数)の光結合部3を光路長手方向に互
いに間隔を介して形成した光合分波回路7をM個(Mは
2以上の整数であり、ここでは3個)設け、各光合分波
回路7内の隣り合う光結合部に挟まれた第1の光路1と
第2の光路2の長さを互いに異なる長さに形成する。光
入出力の一方11側に2個の光合分波回路7を設け、他
方12側には1つの光合分波回路7を設けてツリー状に
多段接続し、光出力側9の光合分波回路7は光フーリエ
フィルタ回路6とし、残りはマッハツェンダ光干渉計回
路5とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム等
に用いられる光波長合分波器に関するものである。
【0002】
【背景技術】近年のインターネットトラヒックの急増を
背景に、通信ネットワーク容量の拡大が急務となってお
り、それに伴い、波長分割多重(Wavelength Division
Multiplexing (WDM))伝送技術の検討が盛んに行なわ
れている。波長分割多重伝送技術は、1本の光ファイバ
に異なる波長の光信号を複数多重して伝送するため、伝
送容量を波長多重分だけ拡大できる。
【0003】柔軟性および運用性の高い波長多重システ
ムを実現するためには、様々な光デバイスが必要とされ
ており、中でも、光波長合分波器は波長多重システムの
構築に必須となる光デバイスの1つである。光波長合分
波器は、例えば互いに異なる複数の波長の光を合波する
光合波機能や、互いに異なる複数の波長を持った光から
それぞれの波長の光を分波する光分波機能を有してい
る。
【0004】ところで、最近では、波長多重システムの
実用化検討が、基幹系などの長距離伝送から都市間や都
市内等のメトロ用中長距離伝送にシフトしてきたため、
伝送容量だけでなく、システム自体の構築コストおよび
伝送コストも重要課題になってきた。したがって、低損
失で、かつ、透過帯域が広い光波長合分波器が熱望され
るようになった。
【0005】波長多重伝送に適用される光波長合分波器
が低損失であれば、伝送距離が拡大できるため、伝送品
質を劣化させることなく中継器(光増幅器)の数やグレ
ード(増幅率)を下げることができるので、大きなコス
ト効果が期待できる。また、波長多重伝送に適用される
光波長合分波器の透過帯域が広ければ、信号光源の発信
波長を制御しているコントローラが不要になる可能性も
あり、同様にコスト効果が期待できる。
【0006】光波長合分波器の形態は様々に検討されて
おり、代表的なものとしてアレイ導波路回折格子、マッ
ハツェンダ光干渉計回路が知られている。アレイ導波路
回折格子は、効率良く多波長化できる大きなメリットが
ある反面、原理的に損失が大きく、また、透過帯域を平
坦化するには数dB程度の損失をさらに犠牲にしなけれ
ばならない。
【0007】一方、例えば図12に示すようなマッハツ
ェンダ光干渉計回路5は低損失が期待できる回路であ
り、図13に示すように、マッハツェンダ光干渉計回路
5を複数接続して光波長合分波器を構成することが提案
された。
【0008】なお、本明細書において、マッハツェンダ
光干渉計回路5は、図12に示したように、第1の光路
1と、該第1の光路1と並設された第2の光路2とを有
し、これら第1の光路1と第2の光路2を近接させた
(N+1)個(N=1)の光結合部3(つまり2個の光
結合部3)を光路長手方向に互いに間隔を介して形成し
た光合分波回路7のことである。光結合部3の結合率
は、例えばηにより表される。
【0009】マッハツェンダ光干渉計回路5の光結合部
3に挟まれた第1の光路と第2の光路の長さは互いに異
なる長さと成し、位相部としての遅延回路4を形成して
いる。マッハツェンダ光干渉計回路5を形成する第1と
第2の光路1,2は、光導波路により形成してもよい
し、光ファイバにより形成してもよい。
【0010】図13に示す光波長合分波器は、光入出力
の一方11側(光入力部8側)に1つのマッハツェンダ
光干渉計回路5を設け、このマッハツェンダ光干渉計回
路5の出力側に、2つのマッハツェンダ光干渉計回路5
を並設し、これら並設マッハツェンダ光干渉計回路5と
光入力部8側に設けたマッハツェンダ光干渉計回路5を
ツリー状に多段(ここでは2段)に接続して形成されて
いる。
【0011】図13には、この光波長合分波器の光分波
機能が示されており、光波長合分波器の入力部8から波
長λ1、λ2、λ3、λ4の波長多重光を導入し、各光
出力部9からそれぞれの波長の光を出力している。
【0012】しかしながら、同図に示すような光波長合
分波器は、低損失を実現できる反面、その透過帯域が十
分に確保できないといった問題が生じていた。
【0013】そこで、マッハツェンダ光干渉計回路5の
特徴である低損失を維持したまま、透過帯域を拡大する
手法として、電子情報通信学会エレクトロニクスソサイ
エティ大会C-3-14には光フーリエフィルタ回路6をツリ
ー状に接続した構成の光波長合分波器が提案された。
【0014】図14には、光フーリエフィルタ6をツリ
ー状に接続した光波長合分波器の構成例が示されてお
り、同図に示す構成は、図13に示した光波長合分波器
におけるマッハツェンダ光干渉計回路5を全て光フーリ
エフィルタ回路6とした光波長合分波器である。
【0015】なお、本明細書において、光フーリエフィ
ルタ回路6は、図15に示すように、第1の光路1と、
該第1の光路1と並設された第2の光路2とを有し、こ
れら第1の光路1と第2の光路2を近接させた(N+
1)個(Nは2以上の整数)の光結合部3を光路長手方
向に互いに間隔を介して形成した光合分波回路7であ
る。図14に示す光波長合分波器に適用されている光フ
ーリエフィルタ回路6はN=2とした回路である。
【0016】光フーリエフィルタ回路6は、光結合部3
に挟まれたN個の位相部としての遅延回路4を有し、こ
の遅延回路4は第1の光路1と第2の光路2の長さを互
いに異なる長さとしている。光フーリエフィルタ回路6
を形成する第1と第2の光路1,2は、光導波路により
形成してもよいし、光ファイバにより形成してもよい。
【0017】光フーリエフィルタ回路6は、透過特性と
遮断特性の両方を広帯域化した方形波スペクトルを比較
的容易に実現できる手法として非常に注目されており、
例えば特開平8―234050号公報、C.Huang at e
l., NFOEC'99,Proc., pp.311-316(1999)や、H.Arai at
el., NFOEC'99,Proc., pp.444-451(1999)等に光フーリ
エフィルタ回路6について検討した結果が述べられてい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示したような、光フーリエフィルタ回路6のみを多段
に接続した光波長合分波器は、低損失と広帯域化を同時
に実現できて光学特性の面では魅力的であるが、この光
波長合分波器は、図13に示したような、マッハツェン
ダ光干渉計回路5を多段に接続した光波長合分波器に比
べて回路サイズが大幅に大きくなってしまうといった問
題があった。
【0019】特に、光導波路型の回路を形成する場合、
光波長合分波器のサイズは1ウェハあたりの光波長合分
波器チップの個数を決定する重要な要件であり、チップ
の価格に反映されるので、低コストを実現するために
は、できるだけチップサイズを小さくすることが好まし
い。
【0020】また、光フーリエフィルタ回路6の遅延回
路4の遅延量(第1の光路1の長さ−第2の光路2の長
さ)には規則性があり、一般に、最小遅延量の絶対値を
ΔLとしたとき、その他の遅延量の絶対値はΔL・2
(mは整数)程度とされる。
【0021】例えば光フーリエフィルタ回路6における
遅延回路4の個数Nを2個とした場合、遅延回路4(4
a)の遅延量の絶対値がΔL、遅延回路4(4b)の遅
延量の絶対値がΔL・2=2・ΔLとなり、合計3・
ΔLとなる。つまり、この光フーリエフィルタ回路6の
長さは、1個の遅延回路4を有するマッハツェンダ光干
渉計回路5の遅延量の絶対値であるΔLに比べて非常に
長くなる。
【0022】また、このように遅延量の絶対値が大きい
と、実現できるスペクトルの周波数間隔(波長間隔)が
小さくなり、製造ばらつきに起因する波長変動が回路の
通過スペクトルに与える影響が大きくなる。そのため、
光フーリエフィルタ回路6のみを多段に接続した光波長
合分波器は、製造トレランスが低くなってしまい、波長
安定性を良好にすることが難しいといった問題もあっ
た。
【0023】本発明は上記従来の課題を解決するために
成されたものであり、その目的は、低損失、広帯域化お
よび、良好な波長安定性を実現でき、かつ、小型で安価
の光波長合分波器を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明は、第1の
光路と、該第1の光路と並設された第2の光路とを有し
て、これら第1の光路と第2の光路を近接させた(N+
1)個(Nは1以上の整数)の光結合部を光路長手方向
に互いに間隔を介して形成した光合分波回路をM個(M
は2以上の整数)有し、前記各光合分波回路内の隣り合
う光結合部に挟まれた第1の光路と第2の光路の長さを
互いに異なる長さに形成し、光入力側に1つ以上の前記
光合分波回路を設けて第1段の光合分波回路とし、該第
1段の光合分波回路の光出力側に1つ以上の光合分波回
路を設けて第2段の光合分波回路を形成するといった如
く、1つの段の光合分波回路を1つ以上の光合分波回路
により形成して光入力側から光出力側にかけて複数段の
光合分波回路を設けて接続し、前記M個の光合分波回路
のうち1個以上M個未満の光合分波回路はN≧2とした
光フーリエフィルタ回路とし、残りの光合分波回路はN
=1としたマッハツェンダ光干渉計回路とした構成をも
って課題を解決する手段としている。
【0025】また、第2の発明は、上記第1の発明の構
成に加え、前記光合分波回路を3個以上有し、光入出力
の少なくとも一方側の段には複数の光合分波回路を並設
し、光入出力の他方側に向かうにつれて各段の光合分波
回路の並設数を順次減少していき、光入出力の他方側に
は1つ以上の光合分波回路を設けて各段の光合分波回路
をツリー状に多段接続した構成をもって課題を解決する
手段としている。
【0026】さらに、第3の発明は、上記第1または第
2の発明の構成に加え、前記第1段の複数の光合分波回
路が合波した光を第2段の光合分波回路でさらに合波す
るといった如く、前段の光合分波回路の光出力を後段の
光合分波回路でさらに合波する機能を有し、少なくとも
最終段の光合分波回路は光フーリエフィルタ回路とした
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0027】さらに、第4の発明は、上記第1または第
2の発明の構成に加え、前記第1段の光合分波器が分波
した光を第2段の対の光合分波器でさらに分波するとい
った如く、前段の光合分波器の光出力を後段の光合分波
器でさらに分波する機能を有し、少なくとも前記第1段
の光合分波回路は光フーリエフィルタ回路とした構成を
もって課題を解決する手段としている。
【0028】さらに、第5の発明は、上記第1乃至第4
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記光フーリエフ
ィルタ回路はN=2またはN=3とした構成をもって課
題を解決する手段としている。
【0029】さらに、第6の発明は、上記第1乃至第5
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記第1の光路と
第2の光路は、使用波長帯域内でシングルモード条件を
満たす光導波路とした構成をもって課題を解決する手段
としている。
【0030】さらに、第7の発明は、上記第1乃至第5
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記第1の光路と
第2の光路は、使用波長帯域内でシングルモード条件を
満たす光ファイバとした構成をもって課題を解決する手
段としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略または簡略化する。図1には、本発明に係
る光波長合分波器の第1実施形態例の要部構成図が平面
図により示されている。
【0032】同図に示すように、本実施形態例の光波長
合分波器は、M個(Mは2以上の整数であり、ここでは
3個)の光合分波回路7をツリー状に多段(ここでは2
段)接続して形成されている。それぞれの光合分波回路
7は、第1の光路1と、該第1の光路と並設された第2
の光路2とを有して、これら第1の光路1と第2の光路
2を近接させた(N+1)個(Nは1以上の整数)の光
結合部3を光路長手方向に互いに間隔を介して形成され
ている。
【0033】第1の光路1と第2の光路2は、使用波長
帯域内である波長1.55μm帯(C−band)でシ
ングルモード条件を満たす光導波路であり、上記導波路
構成は、シリコン基板20上に形成されている。
【0034】本実施形態例の光波長合分波器は、光入力
側(光入力部8側)に1つ以上の光合分波回路7を設け
て第1段の光合分波回路7とし、該第1段の光合分波回
路7の光出力側に1つ以上の光合分波回路7を設けて第
2段の光合分波回路7を形成するといった如く、1つの
段の光合分波回路7を1つ以上の光合分波回路7により
形成して光入力側から光出力側(光出力部9側)にかけ
て複数段の光合分波回路7を設けて接続して形成されて
いる。
【0035】また、この光波長合分波器は、光入出力の
少なくとも一方11側(ここでは光入力部8側)には複
数の光合分波回路7を並設して1つの段の光合分波回路
7を形成し、光入出力の他方12側(ここでは光出力部
9側)に向かうにつれて各段の光合分波回路7の並設数
を順次減少していき、光入出力の他方12側には1つ以
上(ここでは1つ)の光合分波回路7を設けて各段の光
合分波回路7をツリー状に多段接続して形成されてい
る。
【0036】本実施形態例は、前記M個の光合分波回路
7のうち1個以上M個未満(ここでは1個)の光合分波
回路7をN≧2とした光フーリエフィルタ回路6とし、
残りの光合分波回路はN=1としたマッハツェンダ光干
渉計回路5としたことを特徴としている。
【0037】また、本実施形態例は、2つ以上(ここで
は2つ)の光合分波回路7を並設して第1段の光合分波
回路7を形成し、該第1段の対の光合分波回路7が合波
した光を第2段の光合分波回路7でさらに合波するとい
った如く、前段の対の光合分波回路7の光出力を後段の
光合分波回路7でさらに合波する機能を有している。そ
して、最終段の光合分波回路7を光フーリエフィルタ回
路6としている。この光フーリエフィルタ回路6はN=
2の回路である。
【0038】光フーリエフィルタ回路6およびマッハツ
ェンダ光干渉計回路5に設けられている光結合部3は、
第1の光路1を形成する光導波路と第2の光路2を形成
する光導波路を近接させて成る方向性結合部である。
【0039】本実施形態例は、基板上に火炎加水分解堆
積法を用いて石英系ガラス膜を形成して成り、その光導
波路構成は、フォトリソグラフィ工程を用いて作製され
ている。光導波路の断面は8.0μm×8.0μmの正
方形状を有しており、光導波路(コア)部分の屈折率
は、この光導波路部分にドープするTiOのドープ量
を調整することにより、周りの石英系ガラス(クラッ
ド)と比較して0.4%高く形成されている。
【0040】この光波長合分波器の回路は、周波数間隔
400GHzの4波(λ1=1.54851μm、λ4
=1.55172μm、λ2=1.55494μm、λ
3=1.55817μm)を合波する400GHz−4
chの実現を目的にした回路である。本実施形態例の光
波長合分波器は、各光入力部8から入力された波長λ
1、λ2、λ3、λ4の光を合波して、合波光を光出力
部9から出力する。
【0041】第1段の光合分波回路7はマッハツェンダ
光干渉計回路5(5a,5b)であり、これらのマッハ
ツェンダ光干渉計回路5(5a,5b)は、いずれも、
各光結合部の結合率ηが、使用波長帯である1.55μ
m帯の中心波長である波長1.55μmに対し、それぞ
れ、50%になるように、図2に示す、光導波路間のギ
ャップGと結合部長を調整して形成されている。
【0042】また、マッハツェンダ光干渉計回路5(5
a)の遅延回路4の遅延量の絶対値ΔLは129.3μ
m、マッハツェンダ光干渉計回路5(5b)の遅延回路
4の遅延量の絶対値ΔLは129.6μmであり、マッ
ハツェンダ光干渉計回路(5a,5b)はそれぞれ、8
00GHz間隔の2波長を合波する機能を有している。
【0043】前記光フーリエフィルタ回路6の光結合部
(3a,3b,3c)の結合率は、使用波長帯である
1.55μm帯の中心波長である波長1.55μmに対
し、以下に示す値である。すなわち、図3に示す光結合
部3aの結合率η=50%、光結合部3bの結合率η
=71%、光結合部3cの結合率η=9%である。
これらの値が得られるように、それぞれの光結合部3
a,3b,3cにおいて、図2に示す光導波路間のギャ
ップGおよび結合部長が調整されている。
【0044】さらに、光フーリエフィルタ回路6の遅延
回路4(4a,4b)の遅延量の絶対値ΔL、ΔL
は、それぞれ、258.6μm、515.6μmであ
り、ΔLをΔLの約2倍とすることで、光フーリエ
フィルタ回路6の特徴である透過帯域の広帯域化を達成
できるようにした。
【0045】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、その通過スペクトルは図4に示すようになった。同
図に示すように、本実施形態例の光波長合分波器は、4
00GHz間隔のグリッド波長に対して十分な広帯域化
が実現でき、0.5dB帯域幅は表1に示すように1.
9nmだった。また、この光波長合分波器の回路サイズ
(光路長手方向の長さ)は、75mmであった。
【0046】
【表1】
【0047】なお、本実施形態例の有効性を明確にする
ために、図5に示すように、比較例1として、3個のマ
ッハツェンダ光干渉計回路5を2段に接続して成る40
0GHz−4chの光波長合分波器を形成し、この光波
長合分波器の通過スペクトルを測定したところ、図6に
示すようになった。
【0048】また、比較例2として、図7に示すよう
に、N=2の光フーリエフィルタ回路6を3個設けて、
これらの光フーリエフィルタ回路6を2段に接続して成
る400GHz−4chの光波長合分波器を形成し、こ
の光波長合分波器の通過スペクトルを測定したところ、
図8に示すようになった。
【0049】また、比較例1、2の光波長合分波器の回
路サイズ、0.5dB帯域幅は、それぞれ、表1に示す
ような値となった。なお、第1実施形態例および比較例
1、2の回路において、曲線部は、曲線部での放射損失
が発生しないように、曲率半径18mmの円弧で形成し
た。
【0050】表1および図4、図6、図8から明らかな
ように、比較例1は、回路サイズが第1実施形態例より
も25mmほど小さいものの、比較例1は、スペクトル
から導き出される透過帯域が狭く、0.5dB帯域幅が
1.2nmで広帯域化の要求を満足できない。
【0051】また、比較例2は、第1実施形態例とほぼ
同様に透過帯域が広く、0.5dB帯域幅が2.0nm
と広帯域の要求を満足するものの、比較例2は、回路サ
イズが第1実施形態例よりも21mmほど大きくなる。
【0052】それに対し、第1実施形態例は、透過帯域
が広く、0.5dB帯域幅が1.9nmで比較例1の
1.6倍もあり、比較例2の0.5dB帯域幅の値2.
0nmと遜色なく、かつ、比較例2に比べて回路サイズ
が約21mmも小さくなっている。
【0053】このように、本第1実施形態例は、光波長
合分波器に求められている低損失と広帯域化を同時に実
現でき、かつ、小型で安価な光波長合分波器とすること
ができた。
【0054】図9には、本発明に係る光波長合分波器の
第2実施形態例が示されている。なお、本第2実施形態
例の説明において、第1実施形態例と同一名称部分には
同一符号を付し、その重複説明は省略または簡略化す
る。
【0055】本第2実施形態例は上記第1実施形態例と
ほぼ同様に構成されており、本第2実施形態例が上記第
1実施形態例と異なる特徴的なことは、最終段に設けた
光フーリエフィルタ回路6を、N=3の回路としたこと
である。つまり、第2実施形態例では、光フーリエフィ
ルタ回路6は4個の光結合部3(3a,3b,3c,3
d)を有し、3個の遅延回路4(4a,4b,4c)を
有している。
【0056】第2実施形態例の光波長合分波器の回路
は、周波数間隔800GHzの4波(λ1=1.539
77μm、λ4=1.54612μm、λ2=1.55
252μm、λ3=1.55898μm)を合波する8
00GHz−4chの実現を目的にした回路である。第
2実施形態例の光波長合分波器は、各光入力部8から入
力された波長λ1、λ2、λ3、λ4の光を合波して、
合波光を光出力部9から出力する。
【0057】第1段の光合分波回路7はマッハツェンダ
光干渉計回路5(5a,5b)であり、これらのマッハ
ツェンダ光干渉計回路5(5a,5b)は、いずれも、
各光結合部3a,3bの結合率が、使用波長帯である
1.55μm帯の中心波長である波長1.55μmに対
し、それぞれ、50%になるように、図2に示した、光
導波路間のギャップGと結合部長を調整して形成されて
いる。
【0058】マッハツェンダ光干渉計回路5(5a)の
遅延回路4の遅延量の絶対値ΔLは64.3μm、マッ
ハツェンダ光干渉計回路5(5b)の遅延回路4の遅延
量の絶対値ΔLは64.6μmであり、マッハツェンダ
光干渉計回路(5a,5b)はそれぞれ、1600GH
z間隔の2波長を合波する機能を有している。
【0059】また、前記光フーリエフィルタ回路6の光
結合部(3a,3b,3c,3d)の結合率は、使用波
長帯である1.55μm帯の中心波長である波長1.5
5μmに対し、以下に示す値である。すなわち、光結合
部3aの結合率η=50%、光結合部3bの結合率η
=50%、光結合部3cの結合率η=2%、光結合
部3dの結合率η=2%である。これらの値が得られ
るように、それぞれの光結合部3a,3b,3c,3d
において、図2に示す光導波路間のギャップGおよび結
合部長が調整されている。
【0060】光フーリエフィルタ回路6の遅延回路4
(4a,4b)の遅延量の絶対値ΔL 、ΔL、ΔL
は、それぞれ、129.1μm、258.2μm、5
14.8μmであり、ΔLをΔLの約2倍、ΔL
をΔLの約4倍とすることで、光フーリエフィルタ回
路6の特徴である透過帯域の広帯域化を達成できるよう
にした。
【0061】本第2実施形態例は以上のように構成され
ており、その通過スペクトルが図10の○に示すように
なり、800GHz間隔のグリッド波長に対して十分な
広帯域化が実現できている。
【0062】また、比較例として、全ての光合分波回路
7をマッハツェンダ光干渉計回路5により形成した回路
の特性が同図の特性線aに示されており、第2実施形態
例の特性をこの比較例の特性と比べると、第2実施形態
例は、比較例と最小損失が殆ど一致しているにもかかわ
らず、0.5dB通過帯域を比較例の1.5倍程度に拡
大できている。
【0063】このように、第2実施形態例も、上記第1
実施形態例と同様に、近年の光波長合分波器に求められ
ている低損失と広帯域化を同時に実現でき、かつ、小型
で安価な光波長合分波器とすることができた。
【0064】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば上
記各実施形態例では、M(M=3)個の光合分波回路7
を有する光波長合分波器のうち、最終段の光合分波回路
7のみを光フーリエフィルタ回路6としたが、光フーリ
エフィルタ回路6は1個以上M個未満とすればよく、例
えば、M=3の場合は、2個の光合分波回路7を光フー
リエフィルタ回路6としてもよい。
【0065】ただし、上記各実施形態例から明らかなよ
うに、光合波器として機能する光波長合分波器の最終段
に設ける1つの光合分波回路7のみを光フーリエフィル
タ回路6とすることにより、全ての光合分波回路7をマ
ッハツェンダ光干渉計回路5で形成した光波長合分波器
に比べ、低損失、広帯域化の特性を十分発揮できる。ま
た、光フーリエフィルタ回路6の個数が少ない方が回路
サイズを小型化でき、波長安定性も良好にできるので、
光合波器として機能する光波長合分波器の最終段に光フ
ーリエフィルタ回路を設けることが好ましい。
【0066】また、上記第1実施形態例は、光フーリエ
フィルタ回路6における遅延回路4の数(N)を2個と
し、第2実施形態例は、光フーリエフィルタ回路6にお
ける遅延回路4の数を3個としたが、本発明の光波長合
分波器に設ける光フーリエフィルタ回路6の遅延回路の
個数は、N≧4としてもよい。
【0067】ただし、光フーリエフィルタ回路6の遅延
回路4の個数であるNを4以上とすると、回路長が長く
なり、製造コストに与える影響が無視できなくなってく
るので、N=2またはN=3が好ましい。
【0068】さらに、上記各実施形態例は、複数波長の
光を合波する例について述べたが、合波器と分波器とは
使用方法の違いだけであり、図1、図9の回路を用い、
各実施形態例で述べた光出力部9から波長多重光を入力
すれば、その波長多重光を分波でき、かつ、上記各実施
形態例と同様の効果を奏することができる。
【0069】このように、光波長合分波器を光分波用と
して適用する場合、光入力側を第1段として少なくとも
第2段以降の光合分波回路7は2つ以上の光合分波回路
7を並設して形成し、第1段の光合分波器7が分波した
光を第2段の対の光合分波器7でさらに分波するといっ
た如く、前段の光合分波器7の光出力を後段の対の光合
分波器7でさらに分波する構成とすると4波以上の光を
分波できる。そして、少なくとも前記第1段の光合分波
回路7は光フーリエフィルタ回路6とすると上記各実施
形態例と同様の効果を奏することができる。
【0070】さらに、上記各実施形態例は3個の光合分
波回路7を有する構成としたが、本発明の光波長合分波
器を形成する光合分波回路7の数は特に限定されるもの
ではなく2個以上の適宜の数に設定されるものである。
【0071】なお、図11には、1個のマッハツェンダ
光干渉計回路5と1個の光フーリエフィルタ回路6を有
し、合計2個の光合分波回路7を設けて形成される光波
長合分波器の例が示されている。このように、2個の光
合分波回路7を有する光波長合分波器は、3波の光合分
波を行なう光波長合分波器として機能する。
【0072】さらに、上記第1実施形態例は、400G
Hz−4chの光波長合分波器とし、上記第2実施形態
例は、800GHz−4chの光波長合分波器とした
が、光波長合分波器の周波数間隔やチャンネル数(波長
数)は特に限定されるものではなく、適宜設定されるも
のである。
【0073】さらに、上記各実施形態例は、第1、第2
の光路1,2を光導波路とし、これらの光導波路を、火
炎加水分解堆積法とフォトリソグラフィ工程を用いて形
成される石英系光導波路により形成したが、光導波路の
作製方法や光導波路の種類は特に限定されるものでなく
適宜設定されるものであり、本発明は、従来、または様
々に提案されている作製方法や光導波路種類を適用して
構成することができる。
【0074】さらに、上記各実施形態例では、光結合部
3は方向性結合部としたが、光結合部をマルチモード光
干渉導波路等により形成してもよい。
【0075】さらに、上記各実施形態例は、第1、第2
の光路1,2を光導波路としたが、第1、第2の光路
1,2を使用波長帯域内でシングルモード条件を満たす
光ファイバとし、光結合部3は光カプラにより形成して
もよい。この場合も、その長さや有効屈折率等は光路を
光導波路により形成した場合と同様のパラメータを適用
することができる。
【0076】さらに、上記各実施形態例では、使用波長
帯域を波長1.55μm帯としたが、使用波長帯域は波
長1.55μm帯に限定されることはなく適宜設定され
るものであり、例えば波長1.6μm帯に本発明を適用
することもできる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、小型で作製が容易なマ
ッハツェンダ光干渉計回路と、低損失と広帯域化を同時
に実現できる光フーリエフィルタ回路を組み合わせて多
段構成の光波長合分波器を形成することにより、低損失
と広帯域化を同時に実現でき、かつ、小型で波長安定性
が良好な安価な光波長合分波器を実現できる。
【0078】また、本発明において、光合波機能を有す
る光波長合分波器の最終段の光合分波回路を光フーリエ
フィルタ回路としたり、光分波機能を有する光波長合分
波器の第1段の光合分波回路を光フーリエフィルタ回路
とすることにより、低損失と広帯域化を効率的に実現で
き、かつ、小型で波長安定性が良好な光波長合分波器を
容易に実現できる。
【0079】さらに、本発明において、光フーリエフィ
ルタ回路はN=2またはN=3とした構成によれば、小
型で波長安定性が良好な光フーリエフィルタ回路を設け
ることにより、小型で波長安定性が良好な光波長合分波
器を容易に実現できる。
【0080】さらに、本発明において、光路を使用波長
帯域内でシングルモード条件を満たす光導波路やシング
ルモード光ファイバにより形成することにより、容易に
作製でき、的確に機能する光波長合分波器を形成するこ
とができる。
【0081】特に、本発明において、光路を光導波路と
すると、光波長合分波器をより一層形成しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光波長合分波器の第1実施形態例
を平面図により示す要部構成図である。
【図2】光波長合分波器を構成する光合分波回路におけ
る光結合部の構成を示す平面説明図である。
【図3】上記第1実施形態例に適用されている光フーリ
エフィルタ回路の構成を示す平面説明図である。
【図4】上記第1実施形態例の通過スペクトル例を示す
グラフである。
【図5】上記第1実施形態例に対する比較例1の構成を
示す平面説明図である。
【図6】上記比較例1の通過スペクトル例を示すグラフ
である。
【図7】上記第1実施形態例に対する比較例2の構成を
示す平面説明図である。
【図8】上記比較例2の通過スペクトル例を示すグラフ
である。
【図9】本発明に係る光波長合分波器の第2実施形態例
を平面図により示す要部構成図である。
【図10】上記第2実施形態例の通過スペクトルをその
比較例の通過スペクトルと共に示すグラフである。
【図11】本発明に係る光波長合分波器の他の実施形態
例を平面図により示す説明図である。
【図12】マッハツェンダ光干渉計回路の平面構成を示
す説明図である。
【図13】マッハツェンダ光干渉計回路をツリー状に複
数接続して形成した光波長合分波器の例を示す平面説明
図である。
【図14】光フーリエフィルタ回路をツリー状に複数接
続して形成した光波長合分波器の例を示す平面説明図で
ある。
【図15】光フーリエフィルタ回路の構成例を示す平面
説明図である。
【符号の説明】
1 第1の光路 2 第2の光路 3,3a,3b,3c,3d 光結合部 4,4a,4b,4c 遅延回路 5 マッハツェンダ光干渉計回路 6 光フーリエフィルタ回路 7 光合分波回路 8 光入力部 9 光出力部 11 一方 12 他方
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏原 一久 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 KA12 KB05 LA18 PA22 PA24 QA04 TA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光路と、該第1の光路と並設され
    た第2の光路とを有して、これら第1の光路と第2の光
    路を近接させた(N+1)個(Nは1以上の整数)の光
    結合部を光路長手方向に互いに間隔を介して形成した光
    合分波回路をM個(Mは2以上の整数)有し、前記各光
    合分波回路内の隣り合う光結合部に挟まれた第1の光路
    と第2の光路の長さを互いに異なる長さに形成し、光入
    力側に1つ以上の前記光合分波回路を設けて第1段の光
    合分波回路とし、該第1段の光合分波回路の光出力側に
    1つ以上の光合分波回路を設けて第2段の光合分波回路
    を形成するといった如く、1つの段の光合分波回路を1
    つ以上の光合分波回路により形成して光入力側から光出
    力側にかけて複数段の光合分波回路を設けて接続し、前
    記M個の光合分波回路のうち1個以上M個未満の光合分
    波回路はN≧2とした光フーリエフィルタ回路とし、残
    りの光合分波回路はN=1としたマッハツェンダ光干渉
    計回路としたことを特徴とする光波長合分波器。
  2. 【請求項2】 光合分波回路を3個以上有し、光入出力
    の少なくとも一方側の段には複数の光合分波回路を並設
    し、光入出力の他方側に向かうにつれて各段の光合分波
    回路の並設数を順次減少していき、光入出力の他方側に
    は1つ以上の光合分波回路を設けて各段の光合分波回路
    をツリー状に多段接続したことを特徴とする請求項1記
    載の光波長合分波器。
  3. 【請求項3】 第1段の複数の光合分波回路が合波した
    光を第2段の光合分波回路でさらに合波するといった如
    く、前段の光合分波回路の光出力を後段の光合分波回路
    でさらに合波する機能を有し、少なくとも最終段の光合
    分波回路は光フーリエフィルタ回路としたことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の光波長合分波器。
  4. 【請求項4】 第1段の光合分波器が分波した光を第2
    段の対の光合分波器でさらに分波するといった如く、前
    段の光合分波器の光出力を後段の光合分波器でさらに分
    波する機能を有し、少なくとも前記第1段の光合分波回
    路は光フーリエフィルタ回路としたことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の光波長合分波器。
  5. 【請求項5】 光フーリエフィルタ回路はN=2または
    N=3としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれか一つに記載の光波長合分波器。
  6. 【請求項6】 第1の光路と第2の光路は、使用波長帯
    域内でシングルモード条件を満たす光導波路としたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記
    載の光波長合分波器。
  7. 【請求項7】 第1の光路と第2の光路は、使用波長帯
    域内でシングルモード条件を満たす光ファイバとしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに
    記載の光波長合分波器。
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