JP5911592B2 - 受動光ネットワークのための波長ルータ - Google Patents

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Description

本発明は、光通信機器に関し、より詳細には、それだけには限らないが、受動波長ルータに関する。
本セクションは、本発明をよりよく理解することを容易にするのに役立ち得る態様を概説する。したがって、本セクションで述べることは、このことに鑑みて読まれるべきであり、何が従来技術に含まれるか、または何が従来技術に含まれないかについての認識として理解されるべきではない。
「ファースト・マイル・ネットワーク」としても知られるアクセス・ネットワークは、サービス・プロバイダの中央局を企業および住宅加入者に接続する。また、アクセス・ネットワークは、文献において、ときとして、加入者アクセス・ネットワークまたはローカル・ループとも呼ばれる。アクセス・ネットワークにおける帯域幅需要は、例えば、住宅加入者が、ファースト・マイル・アクセス・ソリューションが広い帯域幅を提供し、メディアが豊富なサービスを提供することを期待するため、急速に増大してきている。同様に、法人ユーザは、法人ユーザが法人ユーザのローカル・エリア・ネットワークをインターネット・バックボーンに確実に接続することができるブロードバンド・インフラストラクチャを求める。
受動光ネットワーク(PON)は、通常、例えば、従来の銅線ベースのアクセス・ネットワークと比べて、はるかに広い帯域幅を提供することができる光ファイバ・ベースのアクセス・ネットワークである。PONに波長分割多重化(WDM)を組み込むことは、利用可能な帯域幅をさらに増加させる。しかし、WDM−PONは、一つには、従来のシステムと比較して比較的高い費用のために、一つには、採算の合う様々なWDM−PONアーキテクチャをサポートするデバイス技術が未成熟であり、そのようなネットワーク・プロトコルおよびネットワーク・ソフトウェアの開発が不十分であるために、まだ広く商用化されていない。
米国特許第6,873,766号
本明細書で開示されるのは、波長チャネルのうちの1つのために波長ルータと3dB光パワー・スプリッタの二重機能を実施するのに使用され得る一方で、その他の波長チャネルのために従来の波長ルータとして機能する受動アレイ導波路回折格子(AWG)ルータの様々な実施形態である。受動AWGルータは、例えば、WDM−PONシステムにおいて、サービス・プロバイダの中央局に配置された光回線終端装置から、受動AWGルータ経由で、エンド・ユーザの近くに配置された複数の光ネットワーク・ユニットに光信号をブロードキャストするのに使用されている様々なWDMチャネルの間の挿入損失格差(すなわち、挿入損失が最大である波長と挿入損失が最小である波長の間の挿入損失の差)を縮小するように有利に使用され得る。
一実施形態によれば、受動AWGルータ(例えば、210、300)を備える装置が提供される。受動AWGルータは、(i)第1のエッジ(例えば、318)に第1の光導波路(例えば、308)が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第1の横方向アレイの光導波路(例えば、330)が結合されている第1の光スター・カプラ(例えば、320)と、(ii)第1のエッジに第1の横方向アレイの光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジ(例えば、338)に第2の横方向アレイの導波路(例えば、360)が結合されている第2の光スター・カプラ(例えば、340)とを備える。受動AWGルータは、第1の光導波路に印加された第1の搬送波波長を、第2の横方向アレイの第1の光導波路(例えば、360)と第2の横方向アレイの第2の光導波路(例えば、360)の両方にルーティングするように構成され、第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記第2の横方向アレイにおいてこれらの導波路の間に位置する他の少なくとも1つの光導波路(例えば、360)によって互いに分離されている。
別の実施形態によれば、受動波長ルータを備える装置が提供される。受動波長ルータは、回折格子と、回折格子に回折格子の第1の側で光学的に結合された第1の光ポートと、回折格子に回折格子の第2の側で光学的に結合された線形アレイの第2の光ポートとを備える。受動波長ルータは、第1の光ポートに印加された第1の搬送波波長を、第2の光ポートのうちの第1のポートと第2の光ポートのうちの第2のポートの両方にルーティングするように構成され、第2の光ポートのうちの前記第1のポートと前記第2のポートは、線形アレイの中でこれらのポートの間に位置する第2の光ポートのうちの他の少なくとも1つのポートによって互いに分離されている。格子は、例えば、エシェル回折格子またはアレイ導波路回折格子とすることができる。
本発明の様々な実施形態の他の態様、特徴、および利点は、例として、以下の詳細な説明、および添付の図面から、より完全に明白となろう。
本発明の一実施形態によるWDM−PONを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による図1のWDM−PONシステムにおいて使用され得る平面導波路回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による図2の平面導波路回路において使用され得るAWGルータのレイアウトを概略で示す図である。 図3のAWGルータにおいて導波路位置を選択する代表的な方法を示すグラフである。 図3のAWGルータにおいて導波路位置を選択する代表的な方法を示すグラフである。 本発明の一実施形態による図3のAWGルータにおいて導波路位置を選択する方法を示すグラフである。 本発明の一実施形態による図3に示される受動AWGルータの対応する部分を実装するのに使用され得る回路部分のレイアウトを概略で示す図である。 本発明の一実施形態による可能なAWGルータ設計を示すグラフである。
従来の受動光ネットワーク(PON)は、無通電の受動光スプリッタが、単一の光ファイバが複数の、通常、16〜128の加入者にサービスを提供することを可能にするのに使用される、ポイント・ツー・マルチポイントの、ファイバ・ツー・ザ・プレミシーズ・ネットワーク・アーキテクチャである。通常のPONは、サービス・プロバイダの中央局(CO)における光回線終端装置(OLT)と、エンド・ユーザの近くの複数の光ネットワーク・ユニット(ONU)とを含む。光搬送波は、受動光スプリッタを用いてONUによって共有される。ダウンリンク信号は、すべてのONUにブロードキャストされる。アップリンク信号は、通常、時分割多元接続(TDMA)である多元接続プロトコルを使用してルーティングされる。PONは、例えば、ポイント・ツー・ポイント・アーキテクチャの場合に要求されるのと比べて、ファイバおよび中央局設備の量を有利に減らす。しかし、従来のPONにおけるONUの数は、ファイバおよび構成要素の損失、ならびに受動光スプリッタによって課せられる減衰に依存するシステムの光パワー・バジェットによって制限される。したがって、PONシステムが信号トランスポート損失を最小限に保つことが非常に望ましい。
波長分割多重化PON(WDM−PON)において、複数の搬送波波長が、同一のファイバインフラストラクチャ上で使用されて、その結果、スケーラビリティがもたらされる。1つのWDM−PONアーキテクチャにおいて、複数の搬送波波長が、ONUをいくつかの仮想PONに構成するのに使用される。より詳細には、前記仮想PONのそれぞれが、それぞれの専用の搬送波波長、または専用のセットの搬送波波長を使用するように構成されるが、それ以外では、前述したとおり、従来のPONと同様に動作する。他のWDM−PONアーキテクチャも可能である。
図1は、本発明の一実施形態によるWDM−PONシステム100のブロック図を示す。システム100は、N個の搬送波波長(λ、λ、...λ)を使用して複数のONU160と通信するように構成されたOLT110を有する。OLT110は、WDM送信機112と、WDM受信機114とを含み、WDM送信機112とWDM受信機114はともに、光サーキュレータ120を介してき線光ファイバ(optical feeder fiber)124に結合される。WDM送信機112は、異なるN個のそれぞれの搬送波波長を使用して、N個のグループ170〜170のONU160にダウンリンク信号をブロードキャストするように構成される。WDM受信機114は、ONUグループ170〜170からアップリンク信号を受信するように同様に構成される。WDM受信機114は、(1×N)波長デマルチプレクサ(DMUX)116と、N個の光検出器118のアレイとを備えるものとして図1に例示される。代表的な実施形態において、き線光ファイバ124は、約1キロメートルから約20キロメートルの範囲内、またはそれ以上の長さを有する。
き線光ファイバ124は、OLT110を受動波長ルータ130に接続するように構成される。ルータ130は、波長に基づいて光信号をルーティングするように設計され、第1の側に単一のポート128を有するとともに、第2の側にN個のポート132〜132のセットを有する。波長λは、ポート128とポート132の間でルーティングされ、波長λは、ポート128とポート132の間でルーティングされ、波長λは、ポート128とポート132の間でルーティングされるといった具合である。ルータ130は、ダウンリンク信号に関して(1×N)波長デマルチプレクサとして動作し、アップリンク信号に関して(N×1)波長マルチプレクサとして動作する。
N個のONUグループ170のそれぞれが、それぞれの(1×K)受動光スプリッタ/コンバイナ140を介してルータ130のポート132〜132の各ポートに結合され、ただし、n=1、2、...Nである。光スプリッタ/コンバイナ140は、ダウンリンク信号に関してパワー・スプリッタとして動作し、アップリンク信号に関してパワー・コンバイナとして動作する。ONUグループ170のK個までのONU160nkのそれぞれが、図1に示されるとおり、光スプリッタ/コンバイナ140のそれぞれのポートに結合され、それぞれの搬送波波長λを使用して動作するように構成され、ただし、k=1、2、...Kである。代表的な実施形態において、Kは、4から128までの範囲内であり得る。様々な代替の実施形態において、異なるONUグループ170の数は、N以下であることが可能であり、各ONUグループ170は、異なるK個以下のONU160を独立に有することが可能である。
それぞれの実施形態において、各ONU160は、光サーキュレータ162と、光送信機164と、光受信機166とを含む。光サーキュレータ162は、(i)ダウンリンク信号を対応するスプリッタ/コンバイナ140から光受信機166に向かわせるように、さらに(ii)アップリンク信号を光送信機164から対応するスプリッタ/コンバイナ140に向かわせるように構成される。ONU160の光送信機164と光受信機166はともに、対応する同一の搬送波波長を使用して動作するように構成される。例えば、ONUグループ170の中の光送信機164のそれぞれ、および光受信機166のそれぞれが、搬送波波長λを使用して動作するように構成される。同様に、ONUグループ170の中の光送信機164のそれぞれ、および光受信機166のそれぞれが、搬送波波長λを使用して動作するように構成されるといった具合である。光サーキュレータ162の使用が、対応するONU160におけるアップリンク信号とダウンリンク信号の間の衝突を防止する。時分割多重化(例えば、適切なTDMAプロトコルを介した)の使用が、WDM受信機114において、同一のONUグループ170の異なるONU160によって生成されたアップリンク信号間の衝突を防止する。
代替の実施形態において、各ONUグループ170は、OLT110において対応する構成変更が実施されるという条件付きで、アップリンク信号とダウンリンク信号に関してそれぞれの異なる搬送波波長を使用するように構成されてもよい。その場合、光サーキュレータ162は、例えば、光バンドパス・フィルタまたはダイクロイック・フィルタで置き換えられることが可能である。ルータ130のいくつかの実施形態は、WDM−PONシステム100の一般的なアーキテクチャの変更を要求することなしに、この非対称アップリンク/ダウンリンク波長構成を可能にする。動作の関係のある原理、および実現を可能にするいくつかの物理構造が、図2〜図6を参照して後段でより詳細に説明される。一実施形態において、WDM−PONシステム100は、すべてのダウンリンク信号が1.55マイクロメートル近くのスペクトル帯域内に位置し、すべてのアップリンク信号が1.3マイクロメートル近くのスペクトル帯域内に位置するように動作するように構成される。この実施形態が適切に動作するには、波長独立の応答を有する様々な関係のあるシステム構成要素(例えば、巡回光フィルタまたは周期光フィルタ)が、比較的広い波長範囲にまたがってそれらの構成要素の機能を保つ必要がある。
図2は、本発明の一実施形態によるシステム100において使用され得る平面導波路回路200のブロック図を示す。より詳細には、図2に示される回路200の実施形態は、N=4(4つの波長を表すが、デバイスは、5つのポート、A〜Eを有する)およびK=6に対応するシステム100の実施形態におけるルータ130およびスプリッタ/コンバイナ140〜140に取って代わるように使用され得る。回路200の他の様々な実施形態が、他のN値および/またはK値に対応するシステム100の様々なそれぞれの実施形態を実施するのに使用され得ることが当業者には理解されよう。
回路200は、受動アレイ導波路回折格子(AWG)ルータ210と、5つの光パワー・スプリッタ/コンバイナ220〜220とを含み、これらすべては、共通の平面基板202上に実装される。AWGルータ210が、第1の側に単一のポート208を有し、第2の側にA〜Eというラベルが付けられた5つのポートのセットを有するものとして例示される。ポートAとポートEは、波長ルーティング構成の点で互いに均等であり、ポートAとポートEのそれぞれが、搬送波波長λを有する信号を扱うように構成されている。より詳細には、搬送波波長λを有する光信号がポート208に印加された場合、公称上、その信号の送信された光パワーの1/2がポートAにルーティングされ、公称上、その信号の送信された光パワーの1/2がポートEにルーティングされる。したがって、搬送波波長λを有するダウンリンク光信号に関して、AWGルータ210は、波長ルータと3dB光パワー・スプリッタの二重機能を有する。ポートAおよびポートEに印加された搬送波波長λを有するアップリンク光信号に関して、AWGルータ210は、波長ルータと光パワー・コンバイナの二重機能を有する。
ポートAは、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220に結合される。ポートEも同様に、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220に結合される。パワー・スプリッタ/コンバイナ220および220のそれぞれが、(1×3)光パワー・スプリッタ/コンバイナである。したがって、搬送波波長λを有するダウンリンク光信号に関して、回路200は、1対6パワー分割を実行する。回路200がシステム100において展開される場合、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220の3つの周辺ポート、および光パワー・スプリッタ/コンバイナ220の3つの周辺ポートは、例えば、ONUグループ170(図1参照)の6つまでのONU160にダウンリンク信号を向かわせるように構成され、さらにONUグループ170の6つまでのONU160からアップリンク信号を受信するように構成されることが可能である。
搬送波波長λ、λ、およびλを有する光信号に関して、AWGルータ210は、波長ルータだけの従来の機能を有する。より詳細には、波長λは、ポート208とポートBの間でルーティングされ、波長λは、ポート208とポートCの間でルーティングされ、さらに波長λは、ポート208とポートDの間でルーティングされる。ポートB〜Dは、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220〜220にそれぞれ結合される。光パワー・スプリッタ/コンバイナ220〜220のそれぞれが、(1×6)光パワー・スプリッタ/コンバイナである。したがって、搬送波波長λ、λ、およびλを有するダウンリンク光信号に関して、回路200は、前記波長のそれぞれに関して1対6パワー分割を実行する。回路200がシステム100において展開される場合、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220〜220の各光パワー・スプリッタ/コンバイナの6つの周辺ポートは、例えば、ONUグループ170〜170(図1には明示されない)のそれぞれ6つまでのONU160にダウンリンク信号を向かわせるように構成され、さらにONUグループ170〜170のそれぞれ6つまでのONU160からアップリンク信号を受信するように構成されることが可能である。システム仕様に依存して、異なる光パワー・スプリッタ/コンバイナ220が、それぞれの波長に関してそれぞれの異なる分割比を実施するように設計されてもよい。
システム100における回路200の様々な実施形態を使用することの代表的な恩恵/利点は、例えば、図4B〜図4Cを参照して後段で与えられる説明から、より完全に明白となろう。
図3は、本発明の一実施形態によるAWGルータ210(図2)として使用され得る受動AWGルータ300のレイアウトを概略で示す。受動AWGルータ300は、第1の側に導波路308を有し、第2の側に5つの導波路360〜360を有する。導波路360〜360は、平面横方向アレイに構成される。AWGルータ300における導波路308は、AWGルータ210におけるポート208に対応する。AWGルータ300における導波路360〜360は、それぞれ、AWGルータ210におけるポートA〜Eに対応する。
AWGルータ300は、横方向アレイの導波路330によって接続された2つの導波路カプラ(ときとして、スター・カプラ、平面領域、またはスラブとも呼ばれる)を有する。異なる導波路330は、異なるそれぞれの長さを有し、これらの長さは、全体的に図3の下から上に行くにつれ大きくなる。導波路308の終端は、スター・カプラ320のエッジ318に位置する。導波路360〜360の終端は、スター・カプラ340のエッジ338に位置する。導波路360〜360の終端が配置される位置は、発明の概念に基づいて選択され、代表的な従来技術の位置とは異なる。この配置の説明は、図4A〜図4Cを参照して後段で与えられる。
一実施形態において、導波路308、330、および360のコアとカプラ320および340の本体は、同一の材料で作られ、この材料は、コアおよびカプラの周囲の被覆材と比べて、より高い屈折率を有する。代表的なコア材料は、ドープしたシリコン酸化物である。
図4A〜図4Cは、AWGルータ300において導波路位置を選択する代表的な方法をグラフで示す。
AWGルータ300を実装するのに使用されるようなアレイ導波路回折格子は、約20次または30次の回折次数などの比較的高い回折次数で動作するように通常、設計される。アレイ導波路回折格子が、m次の回折次数に合わせて設計される場合、このアレイ導波路回折格子は、(m−1)次および(m+1)次などの隣接するいくつかの次数に関して、通常、同等の回折効率を有する。隣接する異なる回折次数に対応する光は、空間的に重なり合う可能性がある。
図4Aは、AWGルータ300(図3参照)におけるスター・カプラ340のエッジ338などの、スター・カプラの対応するエッジにおけるアレイ導波路回折格子によって生成された代表的な3つの分散光ストライプ402〜406をグラフで示す。図4Aにおける水平軸Xは、例えば、エッジ338に関して図3に破線で示されるようにスター・カプラのエッジに沿った空間座標を表す。明瞭にするため、ストライプ402〜406は、互いに垂直にオフセットされて示されている。現実には、ストライプ402〜406は、空間的に重なり合う。ストライプ402は、(m−1)次の回折次数に対応する。ストライプ404は、m次の回折次数に対応する。ストライプ406は、(m+1)次の回折次数に対応する。
双方向の矢印410が、回折格子のブリュアン・ゾーンの幅(WBZ)を示す。この幅は、図4Aに示されるとおり、同一の波長の、ただし、隣接する2つの回折次数に対応する2つの実例の間の空間オフセット(例えば、ミクロン単位で測定された)として定義され得る。回折格子の自由スペクトル範囲(FSR)は、隣接する2つの回折次数に対応する空間的に重なり合う2つの波長の間のスペクトル分離(例えば、Hz単位、またはナノメートル単位の)として定義され得る。例えば、破線412で図4Aに示される座標xを有する空間的位置が、m次の回折次数から波長λΧ(またはストライプ404)を受け、さらに(m+1)次の回折次数から波長λΥ(またはストライプ406)を受ける。したがって、ナノメートル単位で表現されるFSR値は、λΧ−λΥである。周波数単位で表現されるFSR値は、例えば、ナノメートルをHzに適切に変換することによって得られることが可能であることが、当業者には理解されよう。
次に図4Bおよび図4Cを参照すると、これらの図の各図における曲線420が、図3におけるスター・カプラ340のエッジ338などの、スター・カプラの対応するエッジに沿って測定された、回折格子の代表的な透過特性を示す。曲線420は、ベル様の形状を有することに留意されたい。曲線420の中央部分は、比較的平坦である。垂直破線422および424が、曲線420に関する2つの3dB(50%)減衰点の位置を印付ける。破線422と破線424の間の距離は、図4Aを参照して前段で定義される回折格子のブリュアン・ゾーンの幅であるWBZ、矢印410と等しいことが当業者には理解されよう。
AWG設計者が、対応する導波路終端の配置に関してスター・カプラのエッジに沿った位置を選択する際、曲線420の形状が相当に考慮される。1つの理由は、システム仕様が、回折格子の異なる波長チャネルが、指定された規則的な間隔の周波数グリッド上にあること、および異なる波長チャネル間の挿入損失格差が、指定された比較的小さいしきい値より小さいことを通常、要求することである。これら2つの要求は、曲線420の中央の比較的平坦な部分内に、破線422および破線424で示されるブリュアン・ゾーン(BZ)エッジから可能な限り離れて導波路終端を配置することが好ましいものと、通常、解釈される。
図4Bにおける垂直バー430〜430は、4つのチャネル間周波数間隔と等しいFSRで設計されたアレイ導波路回折格子に関して前述した基準を満たす導波路終端の可能な1つの配置を示す。バー430〜430の中実部分は、透過曲線420によるそれぞれの位置において受けられる相対的光パワーを示す。双方向の矢印432が、導波路終端のこの配置に対応する挿入損失格差を示す。矢印432で示される挿入損失格差は、バー430〜430によって表されるバーの並び全体が、バー430およびバー430が、それぞれ、線422および線424から等距離になるようにわずかに右に移動された場合、わずかに小さくなり得ることに留意されたい。
図4Cにおける垂直バー460〜460は、本発明の一実施形態による導波路終端の配置を示す。この配置は、それらのバーのうちの2つ、すなわち、バー460およびバー460が、破線422および破線424で示されるBZエッジに直に配置されるという点で図4Bに示される配置とは異なる。図4Bと同様に、図4Cにおけるバー460〜460の中実部分は、透過曲線420によりそれぞれの位置で受けられる相対的光パワーを示す。
図4Cの横座標の下に配置された表が、回折次数別に、バー460〜460に対応する位置のそれぞれで受けられる波長をリストアップする。リストアップされた波長は、式(1)を介して互いに関係する。すなわち、
=f+iΔF (1)
ただし、iは、整数であり、fは、波長λに対応する周波数であり、fは、波長λに対応する周波数であり、さらにΔFは、定数(周波数間隔を表す)である。一実施形態において、ΔF=100GHzである。
この表を詳しく見ると、バー460およびバー460に対応する位置の両方が、波長λおよび波長λを受けることが明らかになる。より詳細には、バー460に対応する位置は、m次の回折次数から波長λを受け、(m+1)次の回折次数から波長λを受ける。バー460に対応する位置は、(m−1)次の回折次数から波長λを受け、m次の回折次数から波長λを受ける。波長λで回折格子によって透過させられる合計の光パワーは、バー460の中実部分とバー460の中実部分の合計によって表され、このため、バー460の中実部分によって表される波長λで透過させられる光パワーと非常に近い。同様の所見が波長λにも当てはまる。
図4Cの導波路構成が、搬送波波長λ〜λを有する信号をルーティングするのに使用される場合、もたらされる事実上の挿入損失格差は、バー460の中実部分とバー460の中実部分が合計され得るという事実を考慮に入れる、矢印462で表されることが可能である。矢印432(図4B)と矢印462(図4C)を比較することによって、図4Cの導波路構成が、図4Bの導波路構成と比べて、より小さい挿入損失格差を有利にもたらすことが分かる。また、挿入損失格差のこの縮小は、その他のポートのいずれかに追加の損失を生ずることなしに実現されることも注目に値する。挿入損失格差がより小さいことに加えて、図4Cの導波路構成は、3dBスプリッタ機能ももたらし、この機能は、既に前述したとおり、平面導波路回路200(図2)およびシステム100(図1)において使用され得る。
図4Cの表をさらに詳しく見ると、図4Cの導波路構成が、ONUグループ170(図1参照)のそれぞれに対応するアップリンク信号およびダウンリンク信号に関して異なるそれぞれの波長を使用することを可能にすることが明らかになる。例えば、ONUグループ170に関して、波長λが、ダウンリンク信号に関して使用されることが可能であり(図1で既に示されるとおり)、波長λが、アップリンク信号に関して使用されることが可能である。回折格子の巡回波長応答のため、qが整数である、任意の波長λ=λ+q×FSRが、アップリンク信号に関する搬送波波長として使用されるための制約を満たすことは、比較的単純明快に証明される。ONUグループ170(図1には明示されない)に関して、波長λが、ダウンリンク信号に関して使用されることが可能であり(図1で既に示されるとおり)、波長λおよび/または波長λが、アップリンク信号に関して使用されることが可能であるといった具合である。同様に、pが整数である、任意の波長λ=λ+p×FSRが、チャネル番号2に関するアップリンク信号に関する搬送波波長として使用されるための制約を満たす。この特性は、ダウンストリーム波長とアップストリーム波長が異なる2つの波長帯域に割り当てられる、WDM−PONシステムにおいて重要である。さらに、そのようなWDM−PONシステムにおいて、この受動波長ルータの巡回応答は、送信機164(図1)におけるレーザが有する必要がある同調範囲を大幅に小さくする。事実、一実施形態において、各送信機164は、受動波長ルータの1つのFSRだけにわたる合計範囲にわたって調整可能であるが、それでも、許容される搬送波波長のうちの1つを、その波長の絶対値にかかわらず、生成することが可能である。この特性は、送信機164の複雑度を大幅に小さくし、このことが、付随する費用低減、および電力消費量の低減(電力消費量の低減は、WDM−PON応用例に特に重要である)を容易にする。
図5は、本発明の一実施形態による受動AWGルータ300(図3)の対応する部分を実装するのに使用され得る回路部分500のレイアウトを概略で示す。図3と図5の同様の要素は、最後の2桁が同一であるラベルを有する。破線522および破線524が、回折格子のブリュアン・ゾーンの境界を印付け、図4Cの破線422および破線424とそれぞれ同様である。エッジ538における導波路560〜560の終端の位置は、図4Cのバー460〜460の位置にそれぞれ対応する。したがって、エッジ538に沿って導波路560〜560を接続する弧の長さは、WBZである。回路部分500は、有利なことに、波長チャネルの間で比較的小さい挿入損失格差を有し、図4Cを参照して前述した波長ルーティング構成を実施するのに使用され得ることが当業者には認識されよう。
回路部分500の他のいくつかの特徴が注目に値する。例えば、スター・カプラ540が、エッジ538で、回折格子のブリュアン・ゾーンの幅より大きい幅を有する。これに対して、代表的な従来技術のスター・カプラは、回折格子のブリュアン・ゾーンより小さい可能性がある幅を有する。従来技術のスター・カプラがそのような幅を有するという特性は、例えば、図4Bに関連して既に示したとおり、回折格子の透過曲線の中央部分の可能な限り近くに導波路を密集させる傾向の結果である。
指定された周波数グリッドによって課されるチャネル間周波数間隔ΔF(式(1)参照)が、エッジ538における隣接する導波路560の間の空間的分離aを決定する。回路部分500を有するAWGルータの前述した特性が、回折格子のブリュアン・ゾーンの幅(WBZ)が約4aである導波路構成を強制する。一般に、AWGルータが、N個の波長チャネルのために、本発明のいくつかの原理により設計された場合、AWGルータの導波路レイアウトは、一般に、式(2)を満たす。すなわち、
BZ=Na (2)
これに対して、従来技術の導波路レイアウトは、例えば、図4Bに関連して既に示したとおり、対応する導波路の可能な恣意的な位置付けのため、式(2)を満たさなくてもよい。
図6は、本発明の一実施形態による可能なAWGルータ設計の変形形態をグラフで示す。より詳細には、図6に示される曲線620は、図4Bおよび図4Cに示される透過曲線420と同様のAWG透過曲線である。破線622および破線624が、回折格子のブリュアン・ゾーンの境界を印付け、図4Cの破線422および破線424とそれぞれ同様である。
一般に、異なるAWG設計は、異なる透過曲線をもたらす。例えば、Corrado P.Dragoneに発行された、本出願と所有者が共通する米国特許第6,873,766号が、図6に示される透過曲線670と同様の平坦な透過曲線を特徴とするAWG設計を開示する。この特許は、参照により全体が本明細書に組み込まれている。
透過曲線620をもたらすAWG設計と比較したDragoneによる設計の1つの有益な特徴は、Dragoneによる設計が、回折格子のブリュアン・ゾーンの中央に位置する導波路に関する挿入損失格差の縮小を可能にすることである。しかし、同一のFSRに関して、両方の設計は、破線622および破線624で示されるとおり、同一のWBZ、およびBZ境界の同一の位置を有する。例えば、図4Cによって例示される、本発明の様々な実施形態が、実質的にBZ境界までずっと透過曲線670の平坦部分を有効に広げるのに有利に使用され得る。この意味で、本発明の様々な実施形態とDragoneによる設計は、互いを補完し、相乗効果的に同一の導波路回路において有利に実施され得る。
本発明は、例示的な実施形態を参照して説明されてきたが、この説明は、限定するように解釈されることは意図していない。
例えば、回路200(図2)は、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220に結合されたAWGルータ210を有するものとして説明されてきたが、他の回路構成も可能である。例えば、AWGルータ210のポートAとポートEは、光パワー・スプリッタ/コンバイナ220および220に接続される代わりに、ダウンリンク信号を組み合わせるように構成された単一の光パワー・コンバイナにともに接続されてもよい。そのような構成は、異なる波長チャネル間の挿入損失格差が比較的小さいという利点を有するとはいえ、もたらされる回路が従来のAWGルータとして動作することが可能であるように、ダウンリンク信号に関してAWGルータ210のパワー・スプリッタ機能を抹消する。
いくつかのさらなる点および/または所見が、対応するコンバイナにおける光パワーの過度の損失を回避するのに役立つ、ポートAとポートEを合併する回路(図2)の適切な実装のために考慮に値する。
(1)構成する導波路が単一モード導波路である場合、ポートAとポートEをコヒーレントに結合することが有益である。このことは、スター・カプラのエッジに位置する導波路終端からコンバイナに至る複数の光パスが同一の光路長を有する導波路構成を暗示する。さらに、対応する光信号の位相が、入力された光を単一の出力導波路に入れる効果的な結合を可能にするように適切に制御されることが好ましい。
(2)コンバイナが、2×1 Y形状コンバイナとして、または対称2×1マルチモード干渉計(MMI)として実装されると、例えば、これらのコンバイナは、それぞれのアームの間に固有の位相差を有さないため、最良の結果が実現される。これに対して、2×2光カプラは、例えば、2つの入力導波路(incoming waveguide)の長さの差を調整することによって、外部から補償されなければならない90度の位相跳躍を特徴とする。しかし、材料の屈折率分散(material−index dispersion)のため、異なる導波路長は、わずかに異なる位相に対応し、このため、結合効率は、波長依存になる可能性がある。この波長依存性は、1.55マイクロメートルのスペクトル帯域と1.3マイクロメートルのスペクトル帯域が同時に使用されるシステム構成に影響を与える。
(3)ブロードバンド動作を実現するのに、導波路308は、エッジ318(図3参照)の中央近くに位置付けられることが最良である。この位置は、例えば、もたらされる空間対称性が、導波路360の終端における光位相と導波路360の終端における光位相が同一になることを実質的に強制するため、良好な選択である。
(4)位相制御は、合併されて単一のマルチモード導波路にされた2つの単一モード導波路を有するコンバイナ構成において必要とされない可能性がある。この構成において、単一モード導波路からのすべての光パワーは、このマルチモード導波路の異なるモードに入るように結合されて、その結果、可能な結合損失が低減されることが可能である。このマルチモード導波路は、十分に短く、したがって、モード分散の悪影響が十分に小さいことが可能である。1つの例示的な構成において、マルチモード導波路は、例えば、対応するWDM受信機の一部分であり得るフォトダイオードによって終端させられることが可能である。
AWGルータ300(図3)は、スター・カプラ320のエッジ318に結合された単一の導波路(例えば、導波路308)を有するものとして説明されてきたものの、そのエッジに結合された複数の導波路を有する実施形態も可能である。例えば、さらなる1つまたは複数の導波路が、もたらされるAWGルータが巡回AWGルータとなるようにエッジ318に沿って配置されてもよい。図3の導波路308の隣の2つの破線は、そのようなさらなる導波路のうちの2つの導波路の可能な位置を示す。さらに、AWG構造の巡回ルーティング特性を使用して、もたらされるAWGルータは、それらのさらなる光導波路のうちの1つに印加された特定の搬送波波長を、光導波路360と光導波路360の両方にルーティングするように構成され得る。一実施形態において、例えば、図3で、それぞれ導波路360および導波路360の隣に示される2つの破線で示されるとおり、さらなる導波路がエッジ338において追加されてもよい。
本明細書で説明される様々な例示的なAWGルータは、4つの波長チャネルのために設計されるものの、本発明の様々な実施形態は、そのように限定されない。本明細書で開示されるいくつかの発明の態様を使用して、当業者は、所望される実質的に任意の数の波長チャネルのためにAWGルータを設計することができよう。
様々な実施形態は、AWGルータに関連して説明されてきたものの、本発明の原理は、エシェル回折格子に適用されることも可能である。より詳細には、透過の際にアレイ導波路回折格子を使用する代わりに、エシェル回折格子は、反射の際にエッチングされたステップ回折格子を使用する。AWGルータに関連して前述した入力ポートおよび出力ポートの位置付けが、エシェル・タイプのルータにも同様に当てはまることが当業者には理解されよう。AWGルータと同様に、エシェル・タイプのルータは、シリカ材料のプラットフォーム上に組み込まれ得る。
様々な代替の実施形態において、シリコン、III−V半導体材料、およびポリマー材料などの代替の材料のプラットフォームが使用されることも可能である。
説明される実施形態の様々な変形形態、ならびに本発明が属する分野の業者に明白な、本発明の他の実施形態は、添付の特許請求の範囲において明示される本発明の原理および範囲に含まれるものと考えられる。
特に明記しない限り、各数値および各範囲は、その値またはその範囲の値の前に「約」または「おおよそ」という語が付けられているかのように、近似であるものと解釈されなければならない。
本発明の性質を説明するために説明され、例示されてきた部分の詳細、材料、および構成の様々な変更が、添付の特許請求の範囲において明示される本発明の範囲を逸脱することなく、当業者によって行われ得ることがさらに理解されよう。
添付の方法クレームにおける要素は、存在する場合、対応するラベル付けを有する特定の順序で記載されるものの、それらのクレーム記載が、それらの要素のいくつか、またはすべてを実施するための特定の順序を特に暗示するのでない限り、それらの要素は、必ずしも、その特定の順序で実施されることに限定されるものとは意図されない。
「一実施形態」または「実施形態」という本明細書における記載は、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含められ得ることを意味する。本明細書の様々な箇所における「一実施形態において」という句の出現は、必ずしもすべて同一の実施形態を指しているわけではなく、別々の実施形態、または代替の実施形態が、必ずしも他の実施形態と互いに相容れないわけでもない。同じことが、「実装」という用語にも当てはまる。
詳細な説明全体にわたって、一律の縮尺に従っていない図面は、単に例示的であり、本発明を限定するためにではなく、本発明を説明するために使用される。高さ、長さ、幅、上、下などの用語の使用は、あくまでも、本発明の説明を容易にするためであり、本発明を特定の向きに限定することは意図していない。例えば、高さは、垂直の立ち上がり限度だけを暗示するわけではなく、図に示される3次元構造体の3次元のうちの1つを識別するのに使用される。そのような「高さ」は、電極が水平である場合に垂直であるが、電極が垂直である場合、水平であるといった具合である。
また、この説明に関して、「結合する」、「結合している」、「結合された」、「接続する」、「接続している」、または「接続された」などの用語は、2つ以上の要素間でエネルギーが伝達されることを許す、当技術分野で知られている、または後に開発される任意の様態を指し、さらなる1つまたは複数の要素の介在が、必須ではないものの、企図される。逆に、「直接に結合された」、「直接に接続された」などの用語は、そのようなさらなる要素が存在しないことを暗示する。
本発明は、他の特定の装置および/または方法として実現されてもよい。説明される実施形態は、すべての点で例示的であり、限定するものではないものと見なされるべきである。特に、本発明の範囲は、本明細書の説明および図によってではなく、添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲の均等の趣旨および範囲に含まれるすべての変更が、特許請求の範囲に包含されるべきものとする。
説明および図面は、本発明の原理を例示するに過ぎない。当業者は、本明細書で明示的に説明されることも、示されることもないものの、本発明の原理を実現し、本発明の趣旨および範囲に含められる様々な構成を考案することができることが認識されよう。さらに、本明細書に記載されるすべての実施例は、本発明の原理、および当技術分野を進展させることに寄与する本発明者らによる概念を読者が理解するのを助ける教育的な目的だけを主に明確に意図しており、そのような特別に記載される例および条件に限定することなしに解釈されるべきものとする。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態を記載する本明細書のすべての記述、ならびにそれらの原理、態様、および実施形態の特定の実施例は、それらの実施例のすべての均等物を包含することを意図している。
特許請求の範囲における図の番号および/または図の参照ラベルの使用は、特許請求の範囲の解釈を容易にするために主張される主題の可能な1つまたは複数の実施形態を識別することを意図している。そのような使用は、それらの特許請求の範囲を、必ずしも、対応する図に示される実施形態に限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (13)

  1. 第1のエッジに第1の光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第1の横方向アレイの光導波路が結合されている第1の光スター・カプラと
    第1のエッジに前記第1の横方向アレイの光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第2の横方向アレイの光導波路が結合されている第2の光スター・カプラとを備える受動アレイ導波路回折格子(AWG)ルータを備える装置であって、
    前記受動AWGルータは、前記第1の光導波路に印加された第1の搬送波波長を、前記第2の横方向アレイの第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの第2の光導波路の両方にルーティングするように構成され、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記第2の横方向アレイにおいて前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の間に位置する他の少なくとも1つの光導波路によって互いに分離されており、
    前記受動AWGルータは、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路に、前記第1の搬送波波長の光パワーのおおよそ等しい部分を伝達するように構成されている装置。
  2. 前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記受動AWGルータのブリュアン・ゾーン幅と公称上、等しい距離で互いに分離され、前記距離は、前記第2の光スター・カプラの前記第2のエッジに沿って測定され、さらに
    前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記第1のエッジの中央から等距離にある請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記第2の横方向アレイにおいて前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の間に位置付けられた複数の規則的な間隔の光導波路によって互いに分離される請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2の横方向アレイは、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路を境界とするセクタの外部で前記第2の横方向アレイにおいて位置付けられた1つまたは複数の光導波路を備える請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2の光スター・カプラの前記第2のエッジは、前記受動AWGルータの前記ブリュアン・ゾーン幅より大きい長さを有する請求項1に記載の装置。
  6. 前記受動AWGルータは、前記第1の光導波路に印加された第2の搬送波波長を、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路の両方にルーティングするようにさらに構成され、前記第2の搬送波波長は、波長単位で表現された前記受動AWGルータの自由スペクトル範囲だけ前記第1の搬送波波長からオフセットされる請求項1に記載の装置。
  7. 前記第2の横方向アレイの前記光導波路のうちのそれぞれの光導波路にそれぞれが結合され、さらにそれぞれの光導波路から受け取られた光パワーを部分に分割して、前記分割された部分を、それぞれの異なる伝播パスに沿って進ませる複数の光パワー・スプリッタをさらに備える請求項1に記載の装置。
  8. 前記受動AWGルータは、平面を有する基板をさらに備え、前記第1の光スター・カプラ、前記第2の光スター・カプラ、および前記複数の光パワー・スプリッタは、前記基板上に実装され、さらに
    前記複数の光パワー・スプリッタは、
    前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路に結合され、前記第1の光導波路から受け取られた前記光パワーを分割して、kが1より大きい正の整数である、分割されたk個の部分にするように構成された第1の光パワー・スプリッタと
    前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路に結合され、前記第2の光導波路から受け取られた前記光パワーを分割して、分割されたk個の部分にするように構成された第2の光パワー・スプリッタと
    前記第2の横方向アレイの前記他の1つの光導波路に結合され、前記他の1つの光導波路から受け取られた前記光パワーを分割して、分割された2k個の部分にするように構成された少なくとも第3の光パワー・スプリッタとを備える請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1の光パワー・スプリッタまたは前記第2の光パワー・スプリッタにそれぞれが結合された第1のグループの光ネットワーク・ユニットと、
    前記第3の光パワー・スプリッタにそれぞれが結合された第2のグループの光ネットワーク・ユニットと、
    前記第1の光スター・カプラの前記第1のエッジに結合された前記第1の光導波路に結合され、さらに
    前記受動AWGルータを介して、前記第1の搬送波波長を有する光信号を前記第1のグループの光ネットワーク・ユニットにブロードキャストし、
    前記受動AWGルータを介して、第2の搬送波波長を有する光信号を前記第2のグループの光ネットワーク・ユニットにブロードキャストするように構成された光回線終端装置とをさらに備える請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の光スター・カプラは、前記第1のエッジに結合された第2の光導波路をさらに有し、
    前記受動AWGルータは、前記第2の光導波路に印加された第2の搬送波波長を、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路の両方にルーティングするようにさらに構成される請求項1に記載の装置。
  11. 前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路に結合され、前記第2の横方向アレイの前記第1および第2の光導波路から受け取られた光パワーを合成する光パワー・コンバイナをさらに備える請求項1に記載の装置。
  12. 第1のエッジに第1の光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第1の横方向アレイの光導波路が結合されている第1の光スター・カプラと、
    第1のエッジに前記第1の横方向アレイの光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第2の横方向アレイの光導波路が結合されている第2の光スター・カプラとを備える受動アレイ導波路回折格子(AWG)ルータを備える装置であって、
    前記受動AWGルータは、前記第1の光導波路に印加された第1の搬送波波長を、前記第2の横方向アレイの第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの第2の光導波路の両方にルーティングするように構成され、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記第2の横方向アレイにおいて前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の間に位置する他の少なくとも1つの光導波路によって互いに分離されており、
    前記受動AWGルータは、前記第1の光導波路に印加された第2の搬送波波長を、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路の両方にルーティングするようにさらに構成され、前記第2の搬送波波長は、波長単位で表現された前記受動AWGルータの自由スペクトル範囲だけ前記第1の搬送波波長からオフセットされる装置。
  13. 第1のエッジに第1の光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第1の横方向アレイの光導波路が結合されている第1の光スター・カプラと、
    第1のエッジに前記第1の横方向アレイの光導波路が結合され、さらに反対側の第2のエッジに第2の横方向アレイの光導波路が結合されている第2の光スター・カプラとを備える受動アレイ導波路回折格子(AWG)ルータを備える装置であって、
    前記受動AWGルータは、前記第1の光導波路に印加された第1の搬送波波長を、前記第2の横方向アレイの第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの第2の光導波路の両方にルーティングするように構成され、前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の光導波路は、前記第2の横方向アレイにおいて前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の間に位置する他の少なくとも1つの光導波路によって互いに分離されており、
    前記第2の横方向アレイの前記第1の光導波路と前記第2の横方向アレイの前記第2の光導波路に結合され、前記第2の横方向アレイの前記第1および第2の光導波路から受け取られた光パワーを合成する光パワー・コンバイナをさらに備える装置。
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