JP2003148533A - スパイラルスプリング - Google Patents

スパイラルスプリング

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JP2003148533A JP2001342241A JP2001342241A JP2003148533A JP 2003148533 A JP2003148533 A JP 2003148533A JP 2001342241 A JP2001342241 A JP 2001342241A JP 2001342241 A JP2001342241 A JP 2001342241A JP 2003148533 A JP2003148533 A JP 2003148533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻かれていく途中で対向板面どうしが接触し
て引っ掛かり、バネ性能を十分に発揮させられないこと
があった。 【解決手段】 スパイラルスプリング430において、
十分に高い硬度を有する鋼板の板面には、対向板面との
対向部位に幅方向へ所定間隔をおいて一対の突起43
1,431が形成されている。このため、シートバック
が後方へ倒されてスパイラルスプリング430が巻かれ
ていくとき、対向板面どうしが接触することがあって
も、対向板面間は突起431,431の頂点付近だけで
点状に接触する。従って、接触面積が低減されることに
より、スムーズに巻き続けることが可能となり、バネ性
能を十分に発揮させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板面が互いに対向
するように、硬度の高い帯状の鋼板を渦巻き状に成形し
て形成されるスパイラルスプリングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のシートフレームに設
けられたリクライニング調整機構には、自動車メカニズ
ム図鑑・三訂版(株式会社グランプリ出版発行)の21
0頁に図示されるように、スパイラルスプリングが使用
されている。この種のスパイラルスプリングは、板面を
互いに対向させつつ帯状の鋼板を渦巻き状に成形して形
成されており、シートバックが後方へ倒されるときに巻
かれ、シートバックが前方へ起こされるときに巻きが緩
められて初期形状に復帰する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスパイ
ラルスプリングにおいては、巻かれていく途中で対向板
面どうしが接触して引っ掛かり、この引っ掛かり部位の
内側における巻きが規制され、同引っ掛かり部位の外側
だけが巻かれ続けることがあった。すると、上記引っ掛
かり部位の内側では、引っ掛かりが生じるまでしか巻か
れていないため、バネ性能が十分に発揮されず、シート
バックをスムーズに前方位置へ復帰させることができな
いことがあった。本発明は、上記課題にかんがみてなさ
れたもので、シートバックをスムーズに前方位置へ復帰
させることが可能なスパイラルスプリングの提供を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、板面が互いに対向するよ
うに、硬度の高い帯状の鋼板を渦巻き状に成形して形成
されるスパイラルスプリングであって、上記鋼板どうし
の対向面形状を異ならせた構成としてある。上記のよう
に構成した請求項1にかかる発明においては、板面が互
いに対向するように、硬度の高い帯状の鋼板を渦巻き状
に成形し、当該スパイラルスプリングを形成する。
【0005】このとき、上記鋼板どうしの対向面形状が
互いに異なることから、当該スパイラルスプリングを巻
いていく途中で対向板面どうしが接触しても、点状ある
いは線状に接触し、対向板面間の接触面積を低減させる
ことができる。このように、高い硬度を有する鋼板を採
用し、対向板面間の接触面積を低減させると、接触部位
が引っ掛かりにくい。このため、互いの板面を滑らせつ
つスムーズに巻いていくことが可能となり、バネ性能を
十分に発揮させることができる。
【0006】上記鋼板どうしの対向面形状を互いに異な
らせるための具体的な構成例として、請求項2にかかる
発明は、上記請求項1に記載のスパイラルスプリングに
おいて、上記板面には、対向する板面に向けて突起が形
成されている構成としてある。上記のように構成した請
求項2にかかる発明においては、当該スパイラルスプリ
ングが巻かれていくときに対向板面が接触すると、板面
に形成された突起の頂点付近が対向する板面に対して点
状に接触する。従って、対向板面間の接触面積を低減さ
せることができる点で有用な構成となる。
【0007】また、上記鋼板どうしの対向面形状を互い
に異ならせるための別の具体的な構成例として、請求項
3にかかる発明は、上記請求項1に記載のスパイラルス
プリングにおいて、上記板面には、長さ方向に延びる筋
状の凸部が形成されている構成としてある。上記のよう
に構成した請求項3にかかる発明においては、当該スパ
イラルスプリングが巻かれていくときに対向板面が接触
すると、長さ方向に延びる筋状の凸部の頂点付近が対向
する板面に対して線状に接触する。従って、対向板面間
の接触面積を低減させることができる点で有用な構成と
なる。
【0008】さらに、上記鋼板どうしの対向面形状を互
いに異ならせるための別の具体的な構成例として、請求
項4にかかる発明は、上記請求項1に記載のスパイラル
スプリングにおいて、上記板面には、幅方向に山型部と
谷型部とが交互に形成されている構成としてある。上記
のように構成した請求項4にかかる発明においては、当
該スパイラルスプリングが巻かれていくときに対向板面
が接触すると、幅方向に所定間隔で形成された山型部の
頂点付近が対向する板面に対して点状あるいは線状に接
触する。従って、対向板面間の接触面積を低減させるこ
とができる点で有用な構成となる。なお、上記請求項2
〜請求項4では、上記鋼板の一面側にだけ板面形状の変
化を持たせるものであっても良いが、同様に、両面側に
板面形状の変化を持たせておいても良い。
【0009】上記鋼板の両面側で板面形状に変化を持た
せる場合の構成例として、請求項5にかかる発明は、上
記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のスパイラルス
プリングにおいて、上記板面は、一面側から他面側に向
けて押圧し、この一面側の肉を同他面側から対向する板
面に対して突出させて形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項5にかかる発明において
は、上記鋼板を一面側から他面側に向けて押圧すると、
この一面側の肉が同他面側から対向する板面に対して突
出される。従って、平坦な板面に肉盛りすることなく、
容易に形状変化を持たせつつ板面を形成することができ
る。
【0010】さらに、平坦な板面に形状変化を付ければ
良いとの観点から、上記鋼板に表面処理を施しておくこ
とも可能である。その一例として、請求項6にかかる発
明は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスパ
イラルスプリングにおいて、上記板面がショットピーニ
ング加工されている構成としてある。上記のように構成
した請求項6にかかる発明においては、上記鋼板の板面
にショットピーニング加工を施すことにより、同板面に
凹凸を形成する。すると、凸形状部位でのみ対向する板
面と点状あるいは線状に接触するため、板面間の接触面
積が低減される。
【0011】当該請求項6にかかる手法は、上記請求項
2〜請求項5に記載された板面形状の変化と併せて用い
れば、板面どうしの接触面積をさらに小さくできる点で
有用であるが、平坦な板面に用いるだけでも有効であ
る。ところで、本発明では、スパイラルスプリングを巻
いていくときに対向板面どうしが引っ掛かってバネ性能
を十分に発揮できない状況を回避することができれば良
いとの観点から、板面形状に変化を持たせる以外の手法
を採用することも可能である。その一例として、請求項
7にかかる発明は、板面が互いに対向するように、硬度
の高い帯状の鋼板を渦巻き状に成形して形成されるスパ
イラルスプリングであって、上記鋼板どうしの対向面に
弾性部材を介在させた構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、当該スパイラルスプリングを巻いていく
ときに対向板面どうしが接触すると、対向する板面間に
介在された弾性部材が変形しつつ対向板面間の滑りを促
す。このため、対向板面が接触してもスムーズに当該ス
パイラルスプリングを巻き続けることができる。なお、
上述した請求項1〜請求項6にかかる板面形状を併用す
ることで、バネ性能をより効果的に発揮させることも可
能である。
【0013】さらに、対向板面が接触しにくいように当
該スパイラルスプリングを形成することも可能である。
その一例として、請求項8にかかる発明は、上記請求項
1〜請求項7のいずれかに記載のスパイラルスプリング
において、上記鋼板を偏心させつつ渦巻き状に成形して
形成されている構成としてある。上記のように構成した
請求項8にかかる発明においては、巻くときに接触しや
すい対向板面間を離間させるように、当該スパイラルス
プリングを偏心させつつ形成する。そして、中心が中央
に位置するように当該スパイラルスプリングを配置して
使用する。すると、接触しやすい対向板面どうしは、互
いに離間する方向へ付勢されるため、当該スパイラルス
プリングを巻いていくときに接触しにくくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項7によれば、バネ性能を十分に発揮させることが可能
なスパイラルスプリングを提供することができる。特
に、当該スパイラルスプリングをシートフレームに設け
られたリクライニング調整機構に採用する場合、後方に
倒されたシートバックをスムーズに前方位置へ復帰させ
ることが可能となる。また、請求項2〜請求項4にかか
る発明によれば、対向板面間の接触面積を低減させるた
めの具体的な構成を提供することができる。さらに、請
求項5または請求項6にかかる発明によれば、鋼材の板
面形状を容易に変化させることができる。さらに、請求
項8にかかる発明によれば、対向板面どうしを接触しに
くくさせることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】ここでは、下記の順序に従って本
発明の実施形態を説明する。 (1)ドライバーズシートの説明: (2)スプリングケースの説明: (3)スパイラルスプリングの説明: (4)スパイラルスプリングの変形例1: (5)スパイラルスプリングの変形例2: (6)スパイラルスプリングの変形例3: (7)スパイラルスプリングの変形例4: (8)まとめ:
【0016】(1)ドライバーズシートの説明:図1
は、ファーストシートのフレームを斜視図により示して
いる。同図において、ファーストシートは、フロアに取
り付けられるフロアフレーム100と、フロアフレーム
100の後端側に取り付けられる一対のアッパーアーム
200とを備えている。フロアフレーム100は、矩形
枠状に構成されており、枠内にスプリング類を有するク
ッションフレームが組み付けられている。そして、クッ
ションフレームの上方にウレタンパッドが張られ、ウレ
タンパッドの表面がウールモケットで覆われている。
【0017】一方、各アッパーアーム200,200
は、下端部位がフロアフレーム100の左右後端にて前
後方向へ回動可能にそれぞれ取り付けられている。ま
た、各アッパーアーム200,200の上端部位は、フ
ロアフレーム100の左右幅と概略同等な長さを有する
連結材300により連結され、左右のアッパーアームが
一体的に前後方向へ回動可能となっている。そして、ア
ッパーアーム200,200の間には、フロアフレーム
100と同様に、クッションフレームが組み付けられ、
クッションフレームの前方にウレタンパッドが張られ、
ウレタンパッドの表面がウールモケットで覆われてい
る。このアッパーアーム200,200の間にてウール
モケットにより覆われた部位は、いわゆるシートバック
を構成する。ここで、各アッパーアームの下端部位とフ
ロアフレームの後端部位との間には、図2に示すような
リクライニング調整機構が設けられている。
【0018】フロアフレーム100の後端部位には、下
方にて左右に分岐され、所定間隔だけ離間されつつ鉛直
方向へ延設される二股形状の支持部110,110が左
右それぞれに形成されており、各支持部110,110
の間には、後述するスパイラルスプリングが収容された
円盤形状のスプリングケース400と、アッパーアーム
200の下端部位とがくわえ込まれている。また、スプ
リングケース400、アッパーアーム200および支持
部110,110には、左右方向へ軸孔がそれぞれに設
けられており、各軸孔を連通させつつ、スプリングケー
ス400は、一面側にて支持部110に溶接固定され、
他面側にてアッパーアーム200に溶接固定されてい
る。
【0019】そして、連結ロッド500が支持部11
0、スプリングケース400およびアッパーアーム20
0の各軸孔に対して回転可能に挿通され、アッパーアー
ム200の回動軸として配設される。なお、連結ロッド
500の左端には、前後方向へ配向されたロック解除レ
バー510の後端部位が組み付けられており、ロック解
除レバー510の前端部位を上方へ引き上げた際、ロッ
ク解除レバー510の引き上げ角度に応じて連結ロッド
500が同方向へ同角度だけ回転されるようになってい
る。
【0020】(2)スプリングケースの説明:図3は、
スプリングケースの外観を斜視図により示し、図4は、
スプリングケースの構成部材を分解斜視図により示して
いる。スプリングケース400は、下ケーシング410
と上ケーシング420とから構成されており、スパイラ
ルスプリング430、軸部材440、スライド部材45
0、噛合部材460,460、回転部材470が内部に
収容されている。下ケーシング410は、概略円盤形状
で構成されており、周縁部位からは鉛直上方へ側壁41
1が立設されている。また、上ケーシング420は、側
壁411を内側に挿入可能な側壁421を有する概略円
筒形状で構成されており、上端には、中央に向けてフラ
ンジ部422が延設されて円形状の開口422aを形成
している。
【0021】下ケーシング410の中央には、軸孔41
2が設けられており、上面には、軸孔412を中心とす
る概略円形状の凹部413が設けられている。また、凹
部413よりも一段高い位置には、軸孔412を中心と
する概略十字形状の凹部414が設けられており、この
凹部414の外周側には、凹部414と同じ高さで軸孔
412を中心とする概略リング形状の凹部415が設け
られている。なお、側壁411の外面には、径方向へ突
出する係合突起411aが周方向へ所定間隔で設けられ
ており、側壁421には、係合突起411aよりもわず
かに幅広で下端から切り欠かれた係合溝421aが設け
られている。この係合溝421aは、下端から鉛直上方
へ形成された後に周方向へ屈曲して略L字形状となって
いる。
【0022】かかる構成により、スパイラルスプリング
430の中心に形成される矩形孔430aに軸部材44
0を圧入し、このスパイラルスプリング430を凹部4
13に収容させる。この際、軸部材440が凹部414
の開口高さ付近まで突出するため、スライド部材450
の中央に設けられた軸孔451に軸部材440を挿入し
つつ、スライド部材450を凹部414に収容させる。
また、図4におけるスライド部材450の手前側と奥側
とには、それぞれアーム452,452が延設され、各
アーム452,452の先端部位には、鉛直上方へガイ
ドピン452a,452aが立設されている。各ガイド
ピン452a,452aを噛合部材460,460のガ
イド溝461,461に挿入させつつ、噛合部材46
0,460を凹部414,414に収容させる。
【0023】そして、回転部材470の周縁部位から鉛
直下方へ突設されている側壁471を凹部415に収容
させ、側壁421を側壁411に対向させつつ上ケーシ
ング420を下ケーシング410の上方から取り付け
る。このとき、各係合突起411aをそれぞれに対向す
る係合溝421aに挿入し、上ケーシング420を下ケ
ーシング410に対して反時計方向へ回転させると、係
合突起411aが係合溝421a内に保持されるため、
下ケーシング410に対する上ケーシング420の上下
動が規制され、下ケーシング410の内部に収容された
各部材がスプリングケース400内に保持される。
【0024】次に、スプリングケース400に収容され
た各構成部材の具体的な構成と動作とを説明する。軸部
材440に設けられた軸孔441は、連結ロッド500
の外形よりも僅かに大きい矩形孔で構成されており、こ
の軸孔441に断面矩形形状の連結ロッド500を挿通
させている。軸部材440には、上端部位に径方向へ突
出する凸部442が延設されており、スライド部材45
0の軸孔451には、凸部442を収容可能な切り欠き
451aが周縁部位から径方向へ形成されている。ま
た、凹部414の最大左右幅は、スライド部材450の
左右幅よりも広く形成されているため、凸部442の回
動により切り欠き451aが左右方向へ押圧されると、
スライド部材450が切り欠き451aの移動方向へス
ライドする。
【0025】また、噛合部材に設けられたガイド溝46
1は、左方にて軸孔412の側に近接し、右方にて軸孔
412から離間するように、概略円弧状に形成されてお
り、スライド部材450が右方へスライドすると、ガイ
ドピン452a,452aがガイド溝461,461に
沿って誘導されるため、噛合部材460,460が徐々
に軸孔412の側へ引き寄せられる。なお、噛合部材4
60,460は、側壁411の内面との対向部位が円弧
形状となっており、この対向部位には、軸孔412を中
心とする周方向へギヤが設けられている。また、凹部4
15に収容される回転部材470に設けられた側壁42
1の内面にも、図5に示すように、噛合部材460,4
60と同様に軸孔412(軸孔472)を中心とする周
方向へギヤが設けられており、互いに噛合可能となって
いる。
【0026】以上の構成により、平常時、図6に示すよ
うに、切り欠き451aが凸部442により左方へ押圧
されているため、スライド部材450は左方に位置して
おり、噛合部材460,460は、回転部材470の側
壁471の内面に噛合している。従って、回転部材47
0に対する下ケーシング410の回転が規制され、下ケ
ーシング410に固定されたアッパーアーム200にか
かる傾斜角度の変更が禁止される。ここで、ロック解除
レバー510を引き上げると、図6における連結ロッド
500が時計方向へ回転するため、軸部材440も時計
方向へ回転し、凸部442により切り欠き451aを右
方へ押圧する。すると、スライド部材450は、図7に
示すように、各噛合部材460,460を軸孔412の
側へ引き寄せつつ右方へスライドする。このため、噛合
部材460,460が回転部材470の側壁471内面
から離間し、ロックが解除されて回転部材470に対す
る下ケーシング410の回転が許容され、アッパーアー
ム200の傾斜角度が変更可能となる。
【0027】なお、ロック解除レバー510を引き上げ
場合、軸部材440が付勢力に抗しつつスパイラルスプ
リング430の中心を時計方向へ巻きながら回転するた
め、連結ロッド500の回転に抵抗力が生じ、ロック解
除レバー510を操作する利用者に抵抗感を与える。一
方、利用者がロック解除レバー510を離すと、スパイ
ラルスプリング430が自らの復元力により中心を反時
計方向へ回転させて初期形状に戻ろうとするため、軸部
材440も反時計方向へ押し戻される。すると、スライ
ド部材450は、凸部442により切り欠き451aが
左方へ押圧され、噛合部材460,460を回転部材4
70の側壁471内面に向けて押し戻しつつ左方へスラ
イドする。従って、再び噛合部材460,460が回転
部材470の側壁471内面に噛合してロックされ、回
転部材470に対する下ケーシング410の回転が規制
される。
【0028】また、回転部材470に対する下ケーシン
グ410の回転が許容されたとき、シートバックを後方
へ倒してアッパーアーム200を後方へ傾斜させようと
すると、凹部413の周縁部位から径方向へ形成された
切り欠き413aに圧入されるスパイラルスプリング4
30の外側端部を図4における反時計方向へ回転させる
ため、スパイラルスプリング430の付勢力により、シ
ートバックを倒そうとする利用者に抵抗感が与えられ
る。一方、ロックを解除した状態で、シートバックに加
えていた力を取り除くと、スパイラルスプリング430
が自らの復元力により、外側端部を時計方向へ回転させ
て初期形状に戻ろうとするため、シートバックが前方へ
押し戻される。
【0029】(3)スパイラルスプリングの説明:図8
は、スパイラルスプリングの構成を平面図により示して
いる。スパイラルスプリング430は、板面が互いに対
向するように、硬度の高い帯状の鋼板を渦巻き状に成形
して形成されている。また、一面側には、図9に示すよ
うに、幅方向へ互いに離間される一対の突起431,4
31が長さ方向へ所定間隔で形成されている。かかる構
成により、内側端部の回転角度を一定に維持しつつ、外
側端部を図10のように反時計方向へ移動させると、あ
るいは、外側端部の位置を固定しつつ、内側端部を時計
方向へ移動させると、隣接する板面を互いに近接される
ようにスパイラルスプリング430が巻かれていく。
【0030】このとき、スパイラルスプリング430の
各部位における板面間が均等な間隔を維持しつつ巻かれ
ていくのが理想であるが、実際には、機体差や取付状況
などに応じて板面間距離にバラツキが生じるため、いず
れかの部位で対向板面が接触してしまうことがある。例
えば、図10におけるAの部位における対向板面どうし
が接触したとすると、図11および図12に示すよう
に、各突起431の先端だけが概略点状に対向板面へ接
触する。
【0031】このとき、接触面積は極めて小さく、か
つ、接触した突起も対向板面も共に硬度の高い材質であ
るため、突起431の先端を対向板面上に滑らせること
ができる。従って、当該スパイラルスプリング430
は、接触する部位があってもスムーズに全体で巻かれ続
け、バネ性能を効率良く発揮することが可能となる。こ
れに対し、突起431を板面に設けない場合には、Aの
部位において対向板面どうしが接触すると、図13に示
すように、接触面積が大きくなるため、対向板面が互い
に引っ掛かってしまう。すると、外側端部がさらに反時
計方向へ移動しても、Aの部位よりも内側の部分はこれ
以上巻かれず、Aの部位よりも外側の部分だけが巻かれ
続ける。
【0032】従って、外側端部が時計方向へ移動して当
該スパイラルスプリング430の巻きが解かれる際、A
の部位の内側では、Aにて対向板面どうしが接触するま
での巻き分だけを解き戻すことになる。このため、当該
スパイラルスプリング430のバネ性能を効率良く発揮
することができない。以上の観点から、本実施形態にか
かるスパイラルスプリング430に設けられた板面上の
突起431は有用な構成となる。
【0033】(4)スパイラルスプリングの変形例1:
本実施形態では、図9に示すように、一方の板面に幅方
向へ互いに離間される一対の突起431,431を長さ
方向へ所定間隔で形成しているが、上述したように、対
向板面が接触した場合であっても継続して巻き続けるこ
とが可能であれば良いとの観点から、かかる構成は一例
にすぎない。別の形態として、図14に示すように、幅
方向に一箇所だけ配置される突起431を長さ方向へ所
定間隔で形成することも可能である。すると、隣接する
板面が近接した場合、一つの突起431の先端だけで対
向板面に接触するため、接触面積を一層少なくすること
ができる点で有用となる。
【0034】また、同様の観点から、板面に突起を形成
する場合に限定されず、図15に示すように、長さ方向
へ筋状に延びる凸部432を形成することも可能であ
る。すると、凸部432の頂点付近だけが対向板面と線
状に接触するため、接触面積を低減させることができ
る。むろん、同様の観点から、図16に示すように、幅
方向へ互いに離間させつつ長さ方向へ筋状に延びる凸部
432を複数形成しても良い。さらに、板面に突起43
1や凸部432を形成する場合、鋼板の一面側だけに形
成する必要はなく、両面側に形成することも可能であ
る。両面側に形成する場合、例えば、図17に示すよう
に、所定範囲にだけ凸部432を形成し、凸部432が
形成されない平坦な部位と凸部432とを線状に接触さ
せることで、同様に接触面積の低減を図ることができ
る。
【0035】なお、図15などに示す凸部432を形成
するにあたっては、図18に示すように、鋼板の下面側
を凸部432を形成したい上面側に向けて押圧し、この
下面側から押し退けられた肉を上面側に盛り上がらせて
も良い。同様の観点から、下面側の複数箇所を押圧して
上面側の複数箇所を盛り上がらせることにより、図19
に示すように、幅方向へ山型部と谷型部とが交互に形成
された波形の板面形状とすることも可能である。また、
図20に示すように、幅方向から所定角度だけ傾斜させ
つつ長さ方向へ波形の凹凸を形成し、山型部と谷型部と
をそれぞれ接触させて接触面積の低減を図っても良い。
さらに、板面にショットピーニング加工を施すことによ
り、隣接する板面に対して凹凸を形成し、凸形状部位だ
けを対向板面に接触させても良い。
【0036】(5)スパイラルスプリングの変形例2:
上述した本実施形態および変形例1では、スパイラルス
プリング430を構成する鋼板の板面形状を工夫するこ
とで、バネ性能を効率良く発揮させているが、同様の目
的を達成するために別の手法を採用することも可能であ
る。例えば、図21および図22に示すように、円盤形
状の樹脂材600の上面にて渦巻き状の板状リブ610
を鉛直上方へ立設する。そして、図23および図24に
示すように、鋼板の板面間に板状リブ610を挿入しつ
つ、スパイラルスプリング430を樹脂材600の上面
に載置する。すると、スパイラルスプリング430が巻
かれるとき、板状リブ610が押し潰されつつ板面間に
挟み込まれるため、対向する板面どうしが直に接触して
互いに引っ掛かることがなくなる。
【0037】従って、スパイラルスプリング430が巻
かれる際、対向板面が近接しても互いに引っ掛かること
なく、スムーズに巻かれ続け、バネ性能を効率良く発揮
させることが可能となる。なお、上記説明では、板面の
間に樹脂材を介在させたが、スパイラルスプリング43
0の板面間に挟み込んだ際に変形可能な程度の弾力性を
有するものであれば足りるため、樹脂材以外の素材を適
宜採用することも可能である。
【0038】(6)スパイラルスプリングの変形例3:
また、スパイラルスプリングに付加機能を設けることも
可能である。すなわち、板面を幅方向へずらしつつ渦巻
き状に成形して形成すると、図25に示すように、中心
側が外周側から徐々に一面側へ突出したタケノコ状とな
る。この際、スパイラルスプリング430を構成する鋼
板は全体にわたって概略同等な幅を有しているため、上
方へ突出した部位では、この突出した分だけ下方に空隙
が生じることとなる。同図において、上方へ突出する中
心側が下方へ押圧されると、各部位における鋼板が上方
へ付勢力を生じつつ上記空隙に向けて変位する。このた
め、上方へ突出する中心部位がスライド部材450の下
面に当接するように配置されると、同中心部位がスライ
ド部材450を上方へ押圧し、スライド部材450の動
作時には、スライド部材450の動きに合わせて下方へ
変位可能となる。
【0039】従って、スライド部材450のスムーズな
動作を実現するために凹部414をスライド部材450
の厚みよりも深く形成しても、スパイラルスプリング4
30の付勢力によりスライド部材450が上ケーシング
420の内面に押し当てられ、がたつきが解消される。
また、スライド部材450が凹部414内面との間に生
じた間隙にて上下方向へ変位しながら動作する場合であ
っても、スパイラルスプリング430は、スライド部材
450の上下動を吸収しつつスライド部材450を上方
へ押圧し続けることができる。このような構成をスパイ
ラルスプリング430に採用することにより、スライド
部材450のがたつきによる異音の発生を低減させるこ
とが可能となる。
【0040】(7)スパイラルスプリングの変形例4:
さらに、上述した本実施形態では、対向板面が接触する
際の接触面積を低減させるために板面形状を工夫してい
るが、対向板面が接触しにくくするための工夫も有用と
なる。その一例として、図26では、スパイラルスプリ
ング430を偏心させつつ成形し、各部位における対向
板面間の距離を不均一としている。そして、かかる構成
を有するスパイラルスプリング430を図27に示すよ
うに凹部413へ装着する。
【0041】ここで、凹部413の周壁面には突起41
3bが設けられており、外周側を突起413bに当接さ
せつつスパイラルスプリング430を凹部413に装着
する。すると、スパイラルスプリング430が突起41
3bにより外方から押圧されるため、対向板面間の距離
が概略均一となり、中心が中央へ変位する。このとき、
各部位における鋼板は、装着前の初期形状へ復帰する方
向へ付勢力を生じつつ変位するため、巻かれる際に接触
の可能性が高い部位をあらかじめ離間させるようにスパ
イラルスプリング430を成形しておくことで、凹部4
13への装着時、この接触可能性の高い板面間に対して
互いに離間する方向へ付勢力を持たせることが可能とな
る。
【0042】すると、図28に示すように、スパイラル
スプリング430が巻かれていく際、接触可能性の高い
部位が互いに離間する方向へ付勢力を有するため、この
部位における板面接触が防がれる。なお、図27におい
て、突起413bを採用しているのは、スパイラルスプ
リング430が巻かれる際、凹部413の周壁面との接
触面積を低減させるためでもある。すなわち、スパイラ
ルスプリング430の外面と凹部413の周壁面との接
触部位に生じる摩擦力が大きくなると、その分だけスパ
イラルスプリング430の巻き方向に抗する力が生じ、
バネ性能を十分に発揮させられないためである。
【0043】(8)まとめ:このように、スパイラルス
プリング430において、十分に高い硬度を有する鋼板
の板面には、対向板面との対向部位に幅方向へ所定間隔
をおいて一対の突起431,431が形成されている。
このため、シートバックが後方へ倒されてスパイラルス
プリング430が巻かれていくとき、対向板面どうしが
接触することがあっても、対向板面間は突起431,4
31の頂点付近だけで点状に接触する。従って、接触面
積が低減されることにより、スムーズに巻き続けること
が可能となり、バネ性能を十分に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファーストシートに設けられたフレームの構成
を示す斜視図である。
【図2】リクライニング調整機構の構成を示す断面図で
ある。
【図3】スプリングケースの外観を示す斜視図である。
【図4】スプリングケースの構成部材を示す分解斜視図
である。
【図5】上ケーシングの内面構成を示す斜視図である。
【図6】ロック時の部材配置を示す断面図である。
【図7】ロック解除時の部材配置を示す断面図である。
【図8】スパイラルスプリングの構成を示す平面図であ
る。
【図9】対向板面が接触していないときの状況を示す断
面図である。
【図10】スパイラルスプリングが巻かれたときの状況
を示す平面図である。
【図11】対向板面が接触したときの状況を示す断面図
である。
【図12】対向板面間の接触面積が小さいことを説明す
るための部分平面図である。
【図13】板面に突起が設けられていないときの接触面
積が大きいことを説明するための部分平面図である。
【図14】変形例にかかる板面形状を示す断面図であ
る。
【図15】図14に示すスパイラルスプリングにおいて
対向板面が接触した際の状況を示す断面図である。
【図16】別の変形例にかかる板面形状を示す断面図で
ある。
【図17】別の変形例にかかる板面形状を示す鋼板の展
開図である。
【図18】別の変形例にかかる板面形状を示す断面図で
ある。
【図19】別の変形例にかかる板面形状を示す断面図で
ある。
【図20】別の変形例にかかる板面形状を示す鋼板の展
開図である。
【図21】対向板面間に介在させる板状リブを備えた樹
脂材の構成を示す平面図である。
【図22】図21のX−X断面を示す断面図である。
【図23】板状リブを対向板面間に介在させた際の状況
を示す平面図である。
【図24】図23のY−Y断面を示す断面図である。
【図25】変形例にかかる形状を有するスパイラルスプ
リングの構成を示す側面図である。
【図26】別の変形例にかかる形状を有するスパイラル
スプリングの構成を示す平面図である。
【図27】図26に示すスパイラルスプリングを下ケー
シングに装着した際の状況を示す平面図である。
【図28】図27に示すスパイラルスプリングが巻かれ
た際の状況を示す平面図である。
【符号の説明】
430…スパイラルスプリング 430a…矩形孔 431…突起 432…凸部 600…樹脂材 610…板状リブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板面が互いに対向するように、硬度の高
    い帯状の鋼板を渦巻き状に成形して形成されるスパイラ
    ルスプリングであって、 上記鋼板どうしの対向面形状を異ならせたことを特徴と
    するスパイラルスプリング。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のスパイラルスプリ
    ングにおいて、 上記板面には、対向する板面に向けて突起が形成されて
    いることを特徴とするスパイラルスプリング。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載のスパイラルスプリ
    ングにおいて、 上記板面には、長さ方向に延びる筋状の凸部が形成され
    ていることを特徴とするスパイラルスプリング。
  4. 【請求項4】 上記請求項1に記載のスパイラルスプリ
    ングにおいて、 上記板面には、幅方向に山型部と谷型部とが交互に形成
    されていることを特徴とするスパイラルスプリング。
  5. 【請求項5】 上記請求項2〜請求項4のいずれかに記
    載のスパイラルスプリングにおいて、 上記板面は、一面側から他面側に向けて押圧し、この一
    面側の肉を同他面側から対向する板面に対して突出させ
    て形成されていることを特徴とするスパイラルスプリン
    グ。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載のスパイラルスプリングにおいて、 上記板面がショットピーニング加工されていることを特
    徴とするスパイラルスプリング。
  7. 【請求項7】 板面が互いに対向するように、硬度の高
    い帯状の鋼板を渦巻き状に成形して形成されるスパイラ
    ルスプリングであって、 上記鋼板どうしの対向面に弾性部材を介在させたことを
    特徴とするスパイラルスプリング。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載のスパイラルスプリングにおいて、 上記鋼板を偏心させつつ渦巻き状に成形して形成されて
    いることを特徴とするスパイラルスプリング。
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