JP5027551B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等のシートに取り付けられ、シートクッションに対するシートバックの傾斜角を適宜調節するためのリクライニング装置に関し、特に、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機能を備えたリクライニング装置に関する。
従来の傾斜角メモリ機能付きリクライニング装置は、ロアアームに設けられたヒンジピンに対しアッパーアームを傾動自在に取り付けるとともに、ヒンジピンを中心とする円周上に複数の歯を有するメモリ歯の歯先円に設け、レリーズハンドルの操作によりメモリ歯と噛み合う係合歯を直線的にスライドさせ、傾斜角のメモリ設定を行うようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、シートクッション装着プレートに回転リクライナの固定部を装着し、アイドラープレートを回転リクライナの可動部に装着するとともに、シートバックを支持するセクタプレートを所定の位置でラッチを介してアイドラープレートに固定可能に構成したものも提案されている。セクタプレートは、ハンドル操作によりアイドラープレートと共に回転するが、ラッチとの係合が解除されるとセクタプレートは前方に回転可能になる。ラッチは、ばねにより付勢され、後方に回転して前記所定の位置に戻る場合には、セクタプレートと再び係合するようになっている。
特開平5−237016号公報 特開2003−40004号公報
上述したように、ラッチ式リクライニング装置において、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機能を設けた構成は既に公知であるが、互いに噛み合うウォームとウォームホイールを有するリクライニング装置において傾斜角メモリ機能を設けたものはなかった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機能を有するウォーム式リクライニング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、シートクッションフレームに取り付けられる固定側ブラケットと、該固定側ブラケットに回動自在に取り付けられシートバックフレームに連結される可動側ブラケットとを有し、シートバックの傾斜角を調節するためのリクライニング装置であって、
前記固定側ブラケットに固定軸受と可動軸受を介して回動自在に取り付けられたウォームと、前記可動側ブラケットの軸部材に連結され前記ウォームと噛み合うウォームホイールと、前記ウォームに係合して前記ウォームの回転を阻止する係合部材と、該係合部材を操作して前記ウォームとの係合を解除する第1の操作レバーと、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機構と、前記係合部材を操作して前記ウォームとの係合を解除するとともに前記傾斜角メモリ機構を操作するための第2の操作レバーと、を備え、
前記傾斜角メモリ機構が、前記第1の操作レバーの操作により噛み合いが解除されるとともに前記第2の操作レバーを操作しても噛み合いが保持されるメモリ用ロック部材とリターン部材とを有し、着座状態では、前記リターン部材を所定の位置に保持して前記可動軸受の一部に前記リターン部材の所定の部位を対向させることにより前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合いを保持する一方、前記第2の操作レバーの操作によりシートバックを前倒すると、前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合いが解除されるとともに前記リターン部材が第1の方向に回転して前記リターン部材により前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合い解除状態を維持し、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰する場合には、前記リターン部材を前記第1の方向の逆方向に前記所定の位置まで回転させて前記可動軸受の一部に前記リターン部材の前記所定の部位を対向させることにより前記ウォームを前記ウォームホイールに再び噛み合わせるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記リターン部材が、段部と該段部の両側に形成された大径部と小径部とを有し、前記リターン部材の前記所定の部位が、前記段部近傍の前記小径部であることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記シートバックの前倒時は、前記可動軸受の前記一部を前記リターン部材の前記大径部に摺接させて前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合い解除状態を維持するようにしたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記傾斜角メモリ機構が、前記メモリ用ロック部材と前記リターン部材との噛み合い解除時に、前記リターン部材を前記所定の位置に保持するための弾性部材を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記傾斜角メモリ機構が、前記メモリ用ロック部材を解除するためのロック解除部材を有し、前記第1の操作レバーの操作により前記ロック解除部材を介して前記メモリ用ロック部材と前記リターン部材との噛み合いを解除するようにしたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記第1及び第2の操作レバーの操作に連動する操作部材をさらに有し、該操作部材にピンを設けるとともに、前記ロック解除部材に前記ピンが遊挿されるガイド溝を形成し、前記第1の操作レバーの操作により前記ピンを介して前記ロック解除部材をスライドさせる一方、前記第2の操作レバーを操作した場合には、前記ピンが移動しても前記ロック解除部材がスライドしないように前記ガイド溝の形状を設定したことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記操作部材が、前記係合部材を操作するための係合部材操作部と、前記可動軸受をスライドさせるための可動軸受操作部を有し、前記ピンは前記係合部材操作部に取り付けられ、前記第1の操作レバーの操作により前記係合部材操作部を介して前記ウォームに対する前記係合部材の係合を解除するとともに、前記可動軸受操作部を介して前記前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合いを解除するようにしたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記係合部材にピンを取り付けるとともに、前記係合部材操作部に前記係合部材の前記ピンをガイドするためのガイド溝を形成し、前記第1あるいは第2操作レバーの操作により前記操作部材を回転させて前記係合部材の前記ピンを前記ガイド溝に沿ってスライドさせることにより前記ウォームに対する前記係合部材の係合が解除されるように前記ガイド溝の形状を設定したことを特徴とする。
本発明によれば、ウォーム式リクライニング装置を有する自動車用シート等において、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係るリクライニング装置Rの分解斜視図であり、図2はその別の斜視図である。また、図3は本発明に係るリクライニング装置Rの分解斜視図であり、図4はその別の分解斜視図である。これらの図に示されるように、リクライニング装置Rは、シートクッションフレーム(図示せず)に取り付けられ、対面配置される一対の固定側ブラケット2,4と、シートバックフレーム5に連結される可動側ブラケット6とを備えている。
固定側ブラケット2,4には、ウォーム8を支持するための矩形状のウォーム用支持孔2a,4aが形成されており、ウォーム用支持孔2a,4aの各端部には、直方体状の固定軸受10及び可動軸受12が保持されている。固定軸受10はウォーム用支持孔2a,4aに嵌入すると上下動しないように形成されているのに対し、可動軸受12はウォーム用支持孔2a,4a内に嵌入した状態で、所定の長さで上下移動する大きさで形成されている。
ウォーム8の両端面には凹部(図示せず)が形成されており、この凹部に対向する固定軸受10及び可動軸受12にも同様に凹部(図示せず)が形成されている。また、ウォーム8の一方の凹部と固定軸受10の凹部とにより形成される空所、及び、ウォーム8の他方の凹部と可動軸受12の凹部により形成される空所にボール(図示せず)が収容されており、ウォーム8はボールを介して固定軸受10と可動軸受12との間に回動自在に支持されている。さらに、固定軸受10の近傍のウォーム8における歯部の周面には多数の係合溝8a(図5あるいは図6参照)が形成されており、後述する係合部材の係合爪が係合溝8aに係合可能となっている。
可動側ブラケット6は固定側ブラケット2に重ね合わせられ、固定側ブラケット2を厚み方向に貫通する軸部材14により、固定側ブラケット2に対して回動自在に連結されている。また、この軸部材14にはウォーム8と噛み合うウォームホイール16が固着されている。したがって、ウォームホイール16は、シートバックフレーム5に連結される可動側ブラケット6の回転により、軸部材14を介して一体的に回転する。なお、ウォーム8は、ウォームホイール16との摩擦角以上のリード角を有している。また、ウォームホイール16としては、図1あるいは図3に示されるような、全周に歯部を有するはすばギヤであってもよいし、一部に歯部を有するセクタギヤであってもよい。
次に、可動軸受12及びウォーム8をロックするための押圧部材及び係合部材について図5及び図6を参照しながら説明する。
押圧部材は、同一形状の二つの第1カム18,20と、これら二つの第1カム18,20の間に挟持された第2カム22から構成される一方、係合部材はラッチ部材24から構成され、二つの固定側ブラケット2,4の間において、第1及び第2カム18,20,22は中空回動軸26に対し一体的に回転自在に取り付けられ、ラッチ部材24は回動軸28を介して回転自在に取り付けられている。
ラッチ部材24は、ウォーム8の係合歯8aの略下方に位置する第1突設部24aと、回動軸28から下方に延びる第2突設部24bを有し、ウォーム8の係合溝8aと係合する係合爪24cは第1突設部24aに形成されており、第2突設部24bにはピン30が植設されている。
また、二つの第1カム18,20の各々には、ピン取付部18a,20aとばね係止部18b,20bとを有し、ピン取付部18a,20aには連結ピン32が取り付けられる一方、二つのばね係止部18b,20bの一方にはコイルばね34の一端が係止されている。このコイルばね34の他端は、固定側ブラケット2を取り付けるための取付ブラケット36の一部に係止されており、コイルばね34の弾性力で第1及び第2カム18,20,22を矢印Aの方向に付勢している。
さらに、二つの第1カム18,20の各々は、ピン取付部18a,20aの後方に所定の長さの可動軸受押圧部18c,20cを有し、この可動軸受押圧部18c,20cの外径はその後方の部位の外径より大きく設定されている。また、二つの第1カム18,20に挟持された第2カム22は、ラッチ部材24の第2突設部24bに対向するラッチ部材押圧部22aを有し、第2カム22の後部には後述するラッチ操作部材の一部が係止される係止部22bが形成されている。
また、二つの第1カム18,20の離間距離は可動軸受12に形成された突設部と密接に関係している。すなわち、可動軸受12の上端面には二つの上部突設部12a,12bが形成されており、可動軸受12の下端面にも同様に二つの下部突設部12c,12dが形成されている。可動軸受12は二つの第1カム18,20の可動軸受押圧部18c,20cで押圧されて上方にスライドする構成のため、二つの第1カム18,20の上方に可動軸受12の下部突設部12c,12dが位置している。なお、上部突設部12a,12bについては後述する。
図1乃至図4をさらに参照すると、上述した軸部材14には、大径部38aと中間径部38bと小径部38cとを有する取付部材38が取り付けられ、大径部38aに、リターンプレート40の中央部に形成された円形開口部40aが外挿されることで、リターンプレート40が大径部38aに対し摺接する。リターンプレート40の上部にはばね係止ピン42が植設され、ばね係止ピン42の近傍のリターンプレート40の上縁部は円弧状に形成され、係合歯40bが上縁部の所定の長さに渡って形成されている。また、リターンプレート40の上部以外の部位は略リング状に形成され、円形開口部40aの下方に位置する外縁には段部40cが形成されている。段部40cは傾斜面となっており、その前方の半径は後方の半径より大きく設定されている。なお、リターンプレート40も、第1及び第2カム18,20,22あるいはラッチ部材24と同様、二つの固定側ブラケット2,4の間に配置されている。
また、固定側ブラケット4のウォーム用支持孔4aの上部には円形開口部4bが形成されており、この円形開口部4bは取付部材38の中間径部38bに外挿される。さらに、円形開口部4bの上方には、固定側ブラケット4の一部を折曲して形成されたねじりばね係止片4cが形成されており、その幅は、リターンプレート40に植設されたばね係止ピン42の直径と略等しく設定されている。さらに、円形開口部4bの周囲には、固定側ブラケット4の外面に当接するねじりばね44が取り付けられており、ねじりばね44はその外方に設けられたねじりばね保持プレート46により保持されている。ねじりばね保持プレート46の中心部には、固定側ブラケット4に向かって突設する突設部46aが形成され、突設部46aの中心部に形成された円形開口部46bは取付部材38の中間径部38bに外挿されている。ねじりばね保持プレート46の突設部46aは、その外径がねじりばね44の直径より僅かに小さく設定されており、ねじりばね44はねじりばね保持プレート46の突設部46aの外周部に配置されて、ねじりばね保持プレート46と固定側ブラケット4の間に介装されている。
また、ねじりばね44の両端部44aは径方向外方に向かって折曲され、その間隔はリターンプレート40のばね係止ピン42の直径あるいは固定側ブラケット4のねじりばね係止片4cの幅より僅かに小さく設定されて、ねじりばね44の両端部でばね係止ピン42及びねじりばね係止片4cを挟持することで、リターンプレート40は、ばね係止ピン42とねじりばね係止片4cが重なった初期位置に保持される。
ねじりばね保持プレート46の外面(突設部46aの外面)にはリング状スペーサ48が取り付けられ、スペーサ48の外面には後述するメモリ用ロック部材のロックを解除するロック解除部材50が取り付けられている。ロック解除部材50は、その中心部の片側に形成された扇形のロック解除部50aと、中心部の反対側に形成されたアーム50bとを有し、中心部には長孔50cが形成されるとともに、アーム50bの先端部にはラッチ操作部材(後述)に植設されたピンをガイドするためのガイド溝50dが形成されている。なお、ロック解除部材50は、例えばコイルばね等の弾性手段(図示せず)によりロック解除部50aの方向に付勢されている。
また、スペーサ48の中心部に形成された円形開口部48aは取付部材38の中間径部38bに外挿されるとともに、ロック解除部材50の長孔50cは取付部材38の小径部38cに外挿され、小径部38cにはさらにリング状ホルダ52が取り付けられる。
固定側ブラケット4におけるウォーム用支持孔4aの下方には円形開口部4dが形成されており、この開口部4dには、ラッチ操作部材54の回動軸56が遊挿されている。ラッチ操作部材54は、上述したラッチ部材24を操作するためのラッチ操作部54aと、回動軸56を挟んでラッチ操作部54aの反対側に形成された可動軸受操作部54bとを備えている。ラッチ操作部54aは、ラッチ部材24に植設されたピン30をガイドするためのガイド溝54cと、ラッチ操作部54aの先端部に植設されたピン58を有し、ピン58はロック解除部材50のガイド溝50dに遊挿されている。一方、可動軸受操作部54bは略台形状の開口部54dを有し、可動軸受操作部54bを上方から見てその中間部には段部54eが形成されており、段部54eより前方は可動軸受12の外方に位置する一方、段部54eより後方は可動軸受12と重なる位置に形成されている。なお、ラッチ操作部材54の後部は第2カム22の係止部22bに係止されている。
また、固定側ブラケット4の円形開口部4dに遊挿されたラッチ操作部材54の回動軸56には、上述した第1及び第2カム18,20,22が取り付けられ、回動軸56は固定側ブラケット2の下部に形成された貫通孔(図示せず)に遊挿されて、その端部には取付ブラケット36に回動自在に設けられた回動軸60が取り付けられている。さらに、この回動軸60には、取付ブラケット36の内面側に設けられた第1レバー62の一端が固定され、第1レバー62の他端はピン64を介してインナケーブル66aの一端に連結されている。インナケーブル66aの他端は、ピン68を介して第2レバー70の一端に連結されており、第2レバー70の他端はシートバックフレーム5を貫通する回動軸74の一端に固定され、回動軸74の他端には、操作レバー76の基端部が固定されている。
なお、インナケーブル66aはアウタケーブル66bに摺動自在に収容されており、インナケーブル66aとアウタケーブル66bとでワイヤケーブル66を構成している。アウタケーブル66bの一端は、取付ブラケット36に固定されたケーブル保持部材78に保持されており、アウタケーブル66bの他端は、シートバックフレーム5に固定されたケーブル保持部材80に保持されている。
また、取付ブラケット36の前部には取付ボス36aが形成され、この取付ボス36aに回動自在に取り付けられた回動軸82に操作レバー84の基端部及びアーム86の基端部が固定されており、アーム86の先端部は、ロック解除部材50のアーム50bの外方に位置して、ラッチ操作部材54に植設されたピン58に当接可能に設けられている。なお、ロック解除部材50のアーム50bにおけるガイド溝50dの近傍には、アーム50bの一部を折曲して形成されたアーム規制片50eが設けられており、アーム86の先端部はアーム規制片50eとラッチ操作部材54のピン58との間に介装されている。
上述したシートバックフレーム5はその下端部が可動側ブラケット6の上端部に取り付けられているが、シートバックフレーム5の下端部にはまた、図5及び図6に示されるように、取付ブラケット88を介してメモリ用ロック部材90が揺動自在に取り付けられている。メモリ用ロック部材90の前部には、リターンプレート40の上縁部に形成された係合歯40bと噛み合うための係合歯90aが形成され、メモリ用ロック部材90の後部にはピン92が植設されている。また、メモリ用ロック部材90の上部にはコイルばね(図示せず)の一端が係止されたばね係止片90bが一体的に形成されており、コイルばねの他端が取付ブラケット88に一体的に形成されたばね係止片88aに係止されることで、メモリ用ロック部材90は矢印Bの方向に付勢されている。
なお、ロック解除部材50のロック解除部50aはその上縁部が内方に向かって折曲されており、この折曲部の径方向内側にメモリ用ロック部材90のピン92は配置されている。
また、可動側ブラケット6の内面側には渦巻ばね94が取り付けられており、渦巻ばね94の一端(外端)は取付ブラケット36に植設されたピン96に係止されるとともに、渦巻ばね94の他端(内端)は可動側ブラケット6の一部に係止されており、渦巻ばね94の弾性力によりシートバックは前傾方向に付勢されている。
次に、上記構成のリクライニング装置Rの作用について説明する。
通常の着座状態では、ラッチ部材24の係合爪24cはウォーム8の係合溝8aの幾つか(例えば、二つ)と噛み合っており、ラッチ部材24の第2突設部24bは第2カム22のラッチ部材押圧部22aで押圧されている。また、可動軸受12の下部突設部12c,12dは二つの第1カム18,20の可動軸受押圧部18c,20cで押圧されており、可動軸受12の上部突設部12a,12bはウォームホイール16の両側に配置されており、その一つ12aは、リターンプレート40の段部40c後方の小径部に対向している。したがって、ウォーム6とウォームホイール16とが互いに噛み合っており、シートバックフレーム5は所定の角度に保持されている。
シートバックのロックを解除してシートバックの傾斜角を変更したい場合、操作レバー84を持ち上げると、アーム86が矢印C(図3参照)の方向に回転してラッチ操作部材54のピン58が押し下げられるので、ラッチ操作部材54が矢印D(図3参照)の方向に回転する。その結果、回動軸56に取り付けられた第1及び第2カム18,20,22がコイルばね34の弾性力に抗して矢印Aの逆方向に回転し、第2カム22のラッチ部材押圧部22aによるラッチ部材24への押圧が解除される。また、ラッチ部材24のピン30はラッチ操作部材54のガイド溝54cに遊挿されており、このガイド溝54cは、矢印Dの方向へのラッチ操作部材54の回転に伴ってピン30がガイド溝54cに沿ってスライドしてラッチ部材24の係合爪24cがウォーム8の係合溝8aから離反するように形状設定されているので、ウォーム8の係合溝8aに対するラッチ部材24の係合爪24cの噛み合いが解除される。
また、ラッチ操作部材54のピン58はロック解除部材50のガイド溝50dに遊挿され、操作レバー84を操作すると、ピン58はガイド溝50dの長さより長い範囲で移動するように設定されており、ロック解除部材50の中心部の長孔50cに取付部材38の小径部38cが遊挿されているので、ピン58がガイド溝50dの端縁に当接してロック解除部材50をアーム50bの方向にスライドさせることになる。
その結果、ロック解除部材50のロック解除部50aの上縁部に形成された折曲部でメモリ用ロック部材90のピン92が下方に押圧され、リターンプレート40の係合歯40bに対するメモリ用ロック部材90の係合歯90aの噛み合いが解除される。
また、通常の着座状態では、ラッチ操作部材54の可動軸受操作部54bの段部54eの前方に位置する部位が可動軸受12の外方に位置しているのに対し、可動軸受操作部54bの略台形状の開口部54dの上縁は、ラッチ操作部材54の矢印Dの方向への回転に伴って、可動軸受12の一部(上部突設部12aの近傍の肩部)が段部54e及びその後方の部位の下縁により下方に押圧され、可動軸受12が下方移動するように形状設定されている。
さらに、ウォーム8はウォームホイール16との摩擦角以上のリード角を有しており、ウォームホイール16の回転よりウォーム8も回転しうるようになるので、渦巻ばね94の弾性力により、あるいはシートバックを後方に押すことによりシートバックは前方あるいは後方に傾倒する。したがって、シートバックの傾斜角を変更後、操作レバー84より手を離すと、上述した各部材がロック解除とは逆の動作を行い、ウォーム8がウォームホイール16と再び噛み合うとともに、ラッチ部材24の係合爪24cがウォーム8の係合溝8aの幾つかと噛み合うので、シートバックは新たに設定された傾斜角に保持される。また、新たに設定された位置で、メモリ用ロック部材90の係合歯90aはリターンプレート40の係合歯40bに再び噛み合うことになる。
なお、リターンプレート40の係合歯40bに対するメモリ用ロック部材90の係合歯90aの噛み合いが解除されると、リターンプレート40は、そのばね係止ピン42がねじりばね44の弾性力で固定側ブラケット4のねじりばね係止片4cと重なった初期位置に保持されるので、シートバックの傾斜角変更後の位置で、メモリ用ロック部材90の係合歯90aはリターンプレート40の係合歯40bと再び噛み合う。
次に、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機能について説明する。
通常の着座状態では、ラッチ部材24の係合爪24cとウォーム8の係合溝8aとの噛み合いに加え、メモリ用ロック部材90の係合歯90aもリターンプレート40の係合歯40bと噛み合っている。
この状態で、シートバックに設けられた操作レバー76のグリップ部(自由端)を後方に押すと、回動軸74及び第2レバー70を介してワイヤケーブル66を構成するインナケーブル66aが上方に引っ張られ、第1レバー62及び回動軸60を介してラッチ操作部材54が矢印Dの方向に回転する。その結果、上述したシートバックの傾斜角変更時と同様に、ウォーム8の係合溝8aに対するラッチ部材24の係合爪24cの噛み合いが解除されるとともに、ウォームホイール16に対するウォーム8の噛み合いも解除され、シートバックは前倒しうるようになる。
さらに、操作レバー84を操作した場合は、ラッチ操作部材54のピン58はガイド溝50dの長さより長い範囲で移動するのに対し、操作レバー76を操作した場合は、ピン58はガイド溝50dの長さより短い範囲で移動するように設定されているので、ピン58がガイド溝50dの端縁に当接することはなく、ロック解除部材50もスライドしない。
したがって、シートバックが前倒しても、リターンプレート40の係合歯40bに対するメモリ用ロック部材90の係合歯90aの噛み合いは保持されているので、リターンプレート40も同期して回転することになる。その結果、リターンプレート40の段部40c後方の小径部に対向していた可動軸受12の上部突設部12aの上端部がリターンプレート40の段部40cに乗り上げ、段部40cの前方に位置する大径部の外縁と摺接するので、ウォーム8はウォームホイール16との噛み合いが解除された状態で保持される。
シートバックの前倒後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰させる場合には、渦巻ばね94の弾性力に抗してシートバックを後方に押すと、シートバックに同期してリターンプレート40が回転する。リターンプレート40の回転により、その段部40cが可動軸受12の上部突設部12aに到達すると、コイルばね34の弾性力で矢印Aの方向に付勢された第1カム18,20により可動軸受12は常に上方に押圧されているので、可動軸受12の上部突設部12aの上端部がリターンプレート40の段部40cよりその後方の小径部に落ち込んで、その位置でウォーム8はウォームホイール16と噛み合うことになる。この位置は、シートバックを前倒する前の位置なので、シートバックは前倒後、前倒する前の傾斜角に復帰することになる。
すなわち、段部40cを有するリターンプレート40、リターンプレート40の係合歯40bと噛み合う係合歯90aを有するメモリ用ロック部材90、係合歯40bと係合歯90aとの噛み合いを解除するロック解除部材50等は、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機構として作用する。
本発明に係るリクライニング装置は、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機能を備えているので、自動車用リクライニング装置として有用である。特に、ワンボックスカー等のセカンドシートあるいはサードシートに採用し、これらのシートを前後方向にスライドさせて乗員のウォークインスペースを確保したり荷物スペースを拡大する場合にも便利である。
本発明に係るリクライニング装置の斜視図である。 図1のリクライニング装置の別の斜視図である。 図1のリクライニング装置の分解斜視図である。 図1のリクライニング装置の別の分解斜視図である。 図1のリクライニング装置の一部を取り除いた場合の正面図である。 図1のリクライニング装置の部分分解斜視図である。
符号の説明
R リクライニング装置、 2,4 固定側ブラケット、
2a,4a ウォーム用支持孔、 4b 円形開口部、 4c ねじりばね係止片、
4d 円形開口部、 5 シートバックフレーム、 6 可動側ブラケット、
8 ウォーム、 8a 係合溝、 10 固定軸受、 12 可動軸受、
12a,12b 上部突設部、 12c,12d 下部突設部、 14 軸部材、
16 ウォームホイール、 18,20 第1カム、 18a,20a ピン取付部、
18b,20b ばね係止部、 18c,20c 可動軸受押圧部、 22 第2カム、
22a ラッチ部材押圧部、 22b 係止部、 24 ラッチ部材、
24a 第1突設部、 24b 第2突設部、 24c 係合爪、 26 中空回動軸、
28 回動軸、 30 ピン、 32 連結ピン、 34 コイルばね、
36 取付ブラケット、 38 取付部材、 38a 大径部、 38b 中間径部、
38c 小径部、 40 リターンプレート、 40a 円形開口部、 40b 係合歯、
40c 段部、 42 ばね係止ピン、 44 ねじりばね、
44a ねじりばねの両端部、 46 ねじりばね保持プレート、 46a 突設部、
46b 円形開口部、 48 スペーサ、 48a 円形開口部、
50 ロック解除部材、 50a ロック解除部、 50b アーム、 50c 長孔、
50d ガイド溝、 50e アーム規制片、 52 ホルダ、 54 ラッチ操作部材、
54a ラッチ操作部、 54b 可動軸受操作部、 54c ガイド溝、
54d 開口部、 54e 段部、 56 回動軸、 58 ピン、 60 回動軸、
62 第1レバー、 64 ピン、 66 ワイヤケーブル、 66a インナケーブル、
66b アウタケーブル、 68 ピン、 70 第2レバー、 74 回動軸、
76 操作レバー、 78,80 ケーブル保持部材、 82 回動軸、
84 操作レバー、 86 アーム、 88 取付ブラケット、 88a 係止片、
90 メモリ用ロック部材、 90a 係合歯、 90b ばね係止片、 92 ピン、
94 渦巻ばね、 96 ピン。

Claims (8)

  1. シートクッションフレームに取り付けられる固定側ブラケットと、該固定側ブラケットに回動自在に取り付けられシートバックフレームに連結される可動側ブラケットとを有し、シートバックの傾斜角を調節するためのリクライニング装置であって、
    前記固定側ブラケットに固定軸受と可動軸受を介して回動自在に取り付けられたウォームと、前記可動側ブラケットの軸部材に連結され前記ウォームと噛み合うウォームホイールと、前記ウォームに係合して前記ウォームの回転を阻止する係合部材と、該係合部材を操作して前記ウォームとの係合を解除する第1の操作レバーと、シートバックを前倒した後、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰するための傾斜角メモリ機構と、前記係合部材を操作して前記ウォームとの係合を解除するとともに前記傾斜角メモリ機構を操作するための第2の操作レバーと、を備え、
    前記傾斜角メモリ機構が、前記第1の操作レバーの操作により噛み合いが解除されるとともに前記第2の操作レバーを操作しても噛み合いが保持されるメモリ用ロック部材とリターン部材とを有し、着座状態では、前記リターン部材を所定の位置に保持して前記可動軸受の一部に前記リターン部材の所定の部位を対向させることにより前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合いを保持する一方、前記第2の操作レバーの操作によりシートバックを前倒すると、前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合いが解除されるとともに前記リターン部材が第1の方向に回転して前記リターン部材により前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合い解除状態を維持し、前倒する前の傾斜角にシートバックを復帰する場合には、前記リターン部材を前記第1の方向の逆方向に前記所定の位置まで回転させて前記可動軸受の一部に前記リターン部材の前記所定の部位を対向させることにより前記ウォームを前記ウォームホイールに再び噛み合わせるようにしたことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記リターン部材が、段部と該段部の両側に形成された大径部と小径部とを有し、前記リターン部材の前記所定の部位が、前記段部近傍の前記小径部であることを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
  3. 前記シートバックの前倒時は、前記可動軸受の前記一部を前記リターン部材の前記大径部に摺接させて前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合い解除状態を維持するようにしたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のリクライニング装置。
  4. 前記傾斜角メモリ機構が、前記メモリ用ロック部材と前記リターン部材との噛み合い解除時に、前記リターン部材を前記所定の位置に保持するための弾性部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリクライニング装置。
  5. 前記傾斜角メモリ機構が、前記メモリ用ロック部材を解除するためのロック解除部材を有し、前記第1の操作レバーの操作により前記ロック解除部材を介して前記メモリ用ロック部材と前記リターン部材との噛み合いを解除するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリクライニング装置。
  6. 前記第1及び第2の操作レバーの操作に連動する操作部材をさらに有し、該操作部材にピンを設けるとともに、前記ロック解除部材に前記ピンが遊挿されるガイド溝を形成し、前記第1の操作レバーの操作により前記ピンを介して前記ロック解除部材をスライドさせる一方、前記第2の操作レバーを操作した場合には、前記ピンが移動しても前記ロック解除部材がスライドしないように前記ガイド溝の形状を設定したことを特徴とする請求項5に記載のリクライニング装置。
  7. 前記操作部材が、前記係合部材を操作するための係合部材操作部と、前記可動軸受をスライドさせるための可動軸受操作部を有し、前記ピンは前記係合部材操作部に取り付けられ、前記第1の操作レバーの操作により前記係合部材操作部を介して前記ウォームに対する前記係合部材の係合を解除するとともに、前記可動軸受操作部を介して前記前記ウォームと前記ウォームホイールとの噛み合いを解除するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のリクライニング装置。
  8. 前記係合部材にピンを取り付けるとともに、前記係合部材操作部に前記係合部材の前記ピンをガイドするためのガイド溝を形成し、前記第1あるいは第2操作レバーの操作により前記操作部材を回転させて前記係合部材の前記ピンを前記ガイド溝に沿ってスライドさせることにより前記ウォームに対する前記係合部材の係合が解除されるように前記ガイド溝の形状を設定したことを特徴とする請求項7に記載のリクライニング装置。
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