JP2003147826A - 排水用床下配管設備 - Google Patents
排水用床下配管設備Info
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Abstract
合ますを用いた時、器具トラップの破封を防止する。 【解決手段】 1つの排水主管5を接続する流出口11
と、トイレを除く器具トラップと連通した複数の排水枝
管6を各接続する複数の流入口12と、をもつ集合ます
4で、この集合ます4に、ます内の空気を環流させる機
能と、管路内空気のアキュムレ−タ機能とを付して、器
具トラップの破封を防止し、その上、この排水主管5の
下流をバイパス管路32,34付段差接合管路23を介
して、屋外のトラップますに接続したので、段差接合管
路23であっても、バイパス管路32,34で管路内空
気が上下流側に分断されず器具トラップの破封を防止す
る。
Description
または、1つのヘッダ−型継手、を用いた排水主管から
なる排水用床下配管設備に関するものである。
ための集水ます、または会所ますともいう)を用いた屋
内の排水用床下配管が盛んに提唱されている(例えば、
特開2001−220792号公報参照)。
配管によると、1)給水配管で用いられるようなプレハ
ブ配管といわれる排水管のユニット化ができ、現場での
労務量を減らし、全体の工期を短縮し、工場生産品によ
る品質の安定化等の効果があり、2)集合ますの点検口
により床下配管全体の保守・点検が容易になる、3)集
合ますが一種の空気アキュムレ−タとして働き、上流側
の器具トラップの破封を低下させる、4)床下配管を非
埋設にすると、土工費を節減する、5)屋外の排水ます
や排水管の数を減らす、等の効果が期待できる、とされ
ている。
側を接続するのに排水竪主管か、宅内排水ますかに着目
して大別すると、A)集合住宅向きのものと、B)戸建
住宅向きのものとになり、これらに各種の提案がそれぞ
れなされている。
つの集合ますを用いると器具トラップが破封することが
あり、これを防止する提案が、前者A)については、特
開平7−3853号公報、特公平8−26564号公
報、特開2001−40745号公報で示されており、
また、後者B)については、特開2001−22079
6号公報で示されている。
5号公報の提案は、集合ますの密閉蓋に、正圧時には閉
じ、負圧時には開になる通気弁を設けることが紹介され
ており、また、前掲の特開2001−220796号公
報には、次のような提案が紹介されている。
排水主管101を布設し、この排水主管101を主とし
てヘッダ−型継手(本明細書では、直管または曲管状に
連設した45°Yや90°Y等の継手群をいう)として
(したがって、円形または方形のますタイプの一つの集
合ますを用いることなく)、これに、器具トラップ(ト
イレトラップ102、洗面所トラップ103、洗濯機ト
ラップ104、浴室トラップ105、台所トラップ10
6)を接続した排水枝管107,107…の流出側を接
続し、前記排水主管101の下流側を屋外で埋設してい
る排水ます108に接続した排水用床下配管設備におい
て、前記排水主管101または排水枝管107(特に、
図示のようにトイレ用排水枝管107、つまり排水主管
101の上流端部)に通気管109を接続し、すなわ
ち、いわゆるル−プ通気管を用い、この通気管109を
屋外に導出して、外壁に沿って立上げ、その先端に通気
弁を設けたので、各器具トラップの破封を防ぎ、殊に、
各器具トラップに対応した数の通気管を設けることな
く、つまり各個通気管を設けることなく、したがって、
材料費や施工費を節減できる、とされている。なお、図
中、110は公共ますを示す。
排水用床下配管設備では、1)いわゆるル−プ通気管を
用いているので、それだけ、ユニット配管を妨げる、
2)排水主管101に集合ますを用いないので、集合ま
すとしての前記効果、保守・点検や空気アキュムレ−タ
の効果等を期待できない、3)排水主管101の上流端
に通気管109を接続しているので、公共ます110か
ら逆流する下水臭が床下に逆流・浸入する、という問題
が考えられる。
る目的とし、破封による防臭対策や、床下における騒音
防止対策のフェイルセイフ機構を構じることを副たる目
的とするものである。
1)複数の排水枝管を接続した排水主管からなる床下配
管にあって、前記排水主管の下流側を、バイパス管路付
段差接合管路を介して、屋外の排水ますに接続したこと
を特徴とする排水用床下配管設備にあり、また、2)1
つの排水主管を接続する流出口と、トイレを除く器具ト
ラップと連通した複数の排水枝管をそれぞれ接続する流
入口と、をもった1つの合成樹脂製集合ますを用いた排
水用床下配管設備において、前記排水主管の下流側を、
バイパス管路付段差接合管路を介して、屋外のトラップ
ますに接続したことを特徴とする排水用床下配管設備に
あり、また、3)ヘッダ−型継手からなる1つの排水主
管に、トイレを除く器具トラップと連通した複数の排水
枝管を、それぞれ接続した排水用床下配管設備におい
て、前記排水主管の下流側を、バイパス管路付段差接合
管路を介して、屋外のトラップますに接続したことを特
徴とする排水用床下配管設備にあり、また、4)前記段
差接合管路を1段とする一方、前記バイパス管を、該段
差接合管路の入口側に設けた直進管路と出口側に設けた
立上り管路とを連通して構成した請求項1、2または3
に記載の排水用床下配管設備を要旨とするものである。
まれる。
イレを除き、また、通気管を付設せず、しかも、器具ト
ラップと連通した複数の排水枝管をそれぞれ接続する流
入口と、をもった1つの合成樹脂製集合ますを用いた排
水用床下配管設備において、前記排水主管の下流側を、
バイパス管路付段差接合管路を介して、屋外の通気孔付
トラップますに接続したことを特徴とする排水用床下配
管設備。
レを除き、また、通気管を付設せず、しかも、器具トラ
ップと連通した複数の排水枝管を、それぞれ接続した排
水用床下配管設備において、前記排水主管の下流側を、
バイパス管路付段差接合管路を介して、屋外の通気孔付
トラップますに接続したことを特徴とする排水用床下配
管設備。
ムレ−タの機能を付し、この機能と共に前記バイパス管
路付段差接合管路を器具トラップの破封防止のフェイル
セイフ機構としたもの。
ムレ−タの機能を付すと共に、該集合ますに、前記流入
口を区画する仕切板を設け、これにより、ます内の空気
環流機能を付し、これらの機能と共に前記バイパス管路
付段差接合管路を器具トラップの破封防止のフェイルセ
イフ機構としたもの。
より詳細に述べる。
2は図1の要部図、図3は図1の他の要部断面詳細図で
ある。
水用床下配管設備1は、木造戸建住宅に好適であるが、
小規模集合住宅にも適用できる。
概要を述べる。
敷地に根切り等を施し、外周基礎となるフ−チングや布
基礎等の基礎工事を、排水主管用スリ−ブ等の手当をし
てから行う。
下全面に、例えば厚さ約5cmの防湿コンクリ−ト3を
打設する。この防湿コンクリ−ト打設時には、アンカ−
ボルトをそのコンクリ−ト内に埋設する。
す4をアンカ−止めにより取外し自在に固定・載置する
と共に、1つの排水主管5を布設してこの集合ます4と
接続する。その後、本体工事を行い、次いで内部工事に
伴って2次の屋内配管を行う。
ば、その流し台と集合ます4とを、可撓管を用いた排水
枝管6で雑排器具接続用ソケット7によりワンタッチ式
に接続する。
て予め判明した長さに切管しており、したがって、接続
するだけで所定の流れ勾配が得られるユニット配管にな
っている。
排器具を設置する内部工事毎に、それぞれ排水枝管6を
既設の集合ます4と接続する。
懐空間に載置しており、その真上の床8には不図示の点
検口を開閉自在に設け、集合ます4の保守点検を行うよ
うにし、ひいては、屋内の排水用床下配管設備1の保守
点検(掃除)ができるようにしている。なお、図1中、
9は根太を示す。
の工法であるから、施工精度が向上し、コンクリ−ト工
事業者等の多能工でも充分に配管することができ、施工
のタイムラグを防ぎながら、施工に伴う人件費(配管施
工費の約7割を占めるもの)を節減することができ、し
かも、屋外の排水ますの数も節減することができる。
設備1における集合ます4を詳細に述べる。
で円形(勿論4方形でも可、少なくともヘッダ−型継手
タイプでないもの)のいわゆる合成樹脂(塩ビ射出成
形)製合流段差付ますで構成し、放射状ないし、排水主
管5の管軸に対し平行および直交状に多数の排水枝管6
が接続できるようにしている。
に、1つの比較的大口径(例えば100mmφ)の排水
主管用接続口(具体的にはゴム輪受口であるが、流出口
とも表現する)11と、複数(6個)の比較的小口径
(例えば60mmφ)の排水枝管用接続口(具体的には
ワンタッチ式接続口であるが、流入口とも表現する)1
2,12…とを各一体突設し、これらの排水主管用接続
口11と排水枝管用接続口12との間に段差(例えば5
5mm)Sを設けたインバ−ト部13を形成している。
は、上向きに大口径(例えば200mmφ)の蓋用嵌合
口14を形成し、この蓋用嵌合口14には仕切板17付
の蓋15が着脱自在に、リップ状パッキン16を介して
完全密閉して、下水臭を屋内に浸入させないようにして
いる。
続口12を設けて、屋内の各種の雑排器具からの排水が
流入しても、前記仕切板17と、比較的大きくとった段
差Sとによって、他の排水枝管6へ逆流しないようにし
ている。
接続口11側を除く3方側に、各2つの平行状になった
排水枝管用接続口12を予め形成したので、略同一面上
に計6個の流入用接続口(12)が形成でき、集合ます
4の高さを低くする配管に好都合とすると共に、器具ト
ラップをもつ各種の複数の雑排器具の接続を支障なく
し、また、同一方向からの接続を容易にすることができ
る。しかも、2個平行流入になるので、ます本体10内
での互いの流水による撥ね返りを防ぐことができる。な
お、不要な接続口(12)は閉栓する。
れば、成形用金型の型じめ型割りが容易にでき、ひいて
は、射出成形用金型や成形機を複雑化せず、生産性を向
上する。
3において、この仕切板17は、ます本体10に設けた
複数の排水枝管用接続口12,12…を各区画する垂直
状にした8枚(数枚)の放射状仕切板に構成している。
段差Sを利用して排水主管用接続口11へ迅速且つ円滑
に流出させ、且つ、排水の撥ね上げを防止するため、こ
れらの前記仕切板17の隣同志に亘る逆L字状天板18
を設けている。
て、排水が流入しないときの他の流入口(12)へ逆流
を防止したり、排水が同時に流入して衝突による撥ね上
げ・飛び散りを防止したり、殊に、天板18によって、
比較的大きくとった段差Sを利用しながら、迅速に流出
させ、ひいては、ます本体10の高さを可及的に抑える
ことができ、限られた懐空間での床下配管に好都合にす
ることができる。
中心軸(上下方向にした軸)19と一体(射出)成形し
ている。
逆L字状天板18の上向きラッパ体の最小径部が一体に
なっており、また、この上向きラッパ体を仕切板17,
17によって、垂直方向で且つ中心軸19を中心とする
放射状に等間隔で区画するように、一体成形している。
前記蓋15の下面中央に一体に突出した取付軸20と着
脱自在に連結している。
7はます本体10から取出すことができ、ます本体10
を含め、排水用床下配管設備1の保守点検が容易にでき
る。
には、上下方向中間に窓21を開口していて、これを空
気の環流口にしている。
た排水枝管用接続口12から満管流で排水が流入する
と、密閉している集合ます4内の空気が排水主管用接続
口11へ排水と共に押出され、負圧を形成するおそれが
あって、他の排水枝管用接続口12と接続している器具
トラップ(不図示)が破封しやすくなり、もし、破封す
れば下水臭が屋内に逆流して浸入することから、この環
流口たる窓21によって集合ます4内の空気は、図中C
矢印のように環流して、集合ます4の本来の空気アキュ
−ムレタ−機能と相俟って空気圧を調整している。
を防湿コンクリ−ト3上で、固定された支持金具22に
より非埋設状に配管し、その下流側を、バイパス管路
(32,34)付の段差接合管路(下流側に低い階段状
になった管路をいう)23を介して、屋外で埋設され、
宅地面GLより例えば約20cm以上の長さの点検筒を
もつ排水ます24の流入側に接続している。
(不図示)に接続し、かつ、宅地面GLより例えば20
cm以上の深さに埋設された宅内排水管25に接続して
おり、この宅内排水管25には、トイレトラップに連通
した排水枝管(いずれも不図示)が接続している。
レ用排水枝管が別個に合流しており、したがって、前記
集合ます4にはトイレの汚物等は流入しないようにして
いる。
守・点検作業を容易にすると共に、万一、この設備の各
種の器具トラップの1つに破封があっても、トイレ臭が
部屋に逆流しないようにしている。
ラップますに構成して、トイレ臭や、公共ますからの下
水臭を遮断している。
入側にUトラップ26を付設し、このUトラップ26の
流入側に点検筒27を立設して、宅地面GLで通気孔付
の蓋をするか(例えば前掲の特開2001−40745
号公報や特開平11−172749号公報参照)、また
は通気筒27′を更に立設している。したがって、この
点検筒27は通気筒兼用ということができる。
部でチ−ズ28を介して、前記段差接合管路23に接続
している。
地面GLとの間には、基礎コンクリ−トの方が若干高い
レベル差h(例えば10cm)をつけており、しかも、
防湿コンクリ−ト3上に配管された排水主管5を接続す
るため、この段差接合管路23を介在させている。
の段差接合部の入口側では一時的に満水(満管流)の状
態になり易く、そこで、管路空気が上下流側に分断さ
れ、屋外下流側に通気筒兼用点検筒27を設けていて
も、管路内空気の圧力変動が生じ、上流側の器具トラッ
プを破封し易くなる、という現象を見出した。
以外の固形物を流すことから、その雑排水管の方向を9
0°変換する場合には、この固形物は小廻りがきかず、
その曲率半径を大きくする必要があって、そこに、いわ
ゆるショ−トエルボ(大曲りエルボでないもの)を用い
ると、乱流も伴って流速が低いし、ひいては、管詰まり
があって、その上流側に大きな正圧が発生する、といわ
れている。
には、配管スペ−スや布設場所の関係から、大曲りエル
ボ−大曲りエルボの組合せは好ましくなく、このショ−
トエルボを用いざるを得ず、その結果、この段差接合管
路23の入口側に瞬間的に満水状態があるものと考えら
れる。
配が急変する箇所に用いなければならないとされる空間
形成用の排水ますも介在していない。
型継手からなる場合、1つの排水枝管(6)から満管流
で、この排水枝管(6)より大径の排水主管(5)に流
入すると、それより下流側の排水枝管(6)からの排水
がこれに合流し、結局、排水枝管(6)より大径とはい
え排水主管(5)の出口側、すわなち、段差接合管路2
3の入口側では満水状態が発生することも相乗的に影響
する。
レ−タの機能をもち、また、その中心軸19には空気環
流機能をもっているが、これに加え、Uトラップ26と
上流側の器具トラップとによる二重トラップに基づく管
路内空気圧の変動を可及的に抑制(大気圧化)するた
め、次のようなフェイルセイフ機構を設けている。
パス管路(32,34)を付設して管路内空気分断の防
止をするため、その管路全体を1対のチ−ズ29,29
と1対のエルボ(屋外に設けるエルボは、掃除口付90
°大曲りエルボであってもよい)30,30とを各対向
して配置し、方形状閉管路(ル−プ管路)に構成してい
る。
管路(32,34)は同径の管路となり、流れに支障は
なく、しかも、安価な既製部品で構成でき、プレハブ配
管に好都合となる。勿論、バイパス管路(32,34)
を小径にして管路内空気のバイパスにしてもよい。つま
り、外気と連通しない通気管代りに構成してもよい。
側でドロップ管路(上下方向管路)31と直進管路(横
方向管路)32とに分岐し、段差接合管路23の出口側
で、ドロップ管路31の流出口の水平管路33と、直進
管路32の流出口の垂直管路(立上り管路)34とを合
流して方形状閉管路に構成している。勿論、これらの水
平、垂直は厳格でなくその傾向をいう。
し点検筒(会所ます)に匹敵し、ひいては、前記上下方
向管路(31)の構造と合せて外副管付の極小口径マン
ホ−ルに似た構成となっている。
の水平管路33とがL字状になって、主たる段差接合管
路(23)を構成し、直進管路32とその出口の垂直管
路34とでバイパス管路(32,34)を構成してい
る。
の入口側が満水になろうとして、管路内空気を上下流側
に分断しようとしても、直ちにドロップ管路31と直進
管路32とに分岐して管路を拡大し、この空気分断を回
避することができる。
水になろうとして、管路内空気を分断しようとしても、
直ちに水平管路33と垂直管路34とに分岐して管路内
空気は垂直管路34と連通し、その圧力変動を抑制す
る。
に基づき管路内空気が変動することを防止して、ひいて
は、空気圧変動防止のための通気管と同じ機能を果た
し、その結果、二重トラップを回避し、これによる管路
内の正負によって生じる騒音や排水の乱れによる排水時
間の遅延や管詰まりや、更には、器具トラップの破封を
防止することができる。
付の段差接合管路23は、排水主管5を防湿コンクリ−
ト3上に布設する場合には、図2(A)のように屋内の
床下に配置し、排水主管5を防止コンクリ−ト3に設け
たピット(不図示)内に布設する場合には、図2(B)
のように屋外に配置する。勿論、建屋の基礎コンクリ−
ト面と宅地面GLとの間のレベル差hが大であれば、2
つ以上の段差接合管路を設ける。
水用床下配管設備について述べたが、本発明はこれに限
らず、主としてヘッダ−型継手からなる排水主管の1つ
を用いた排水用床下配管設備にも適用できる。
水主管の下流側を、点検筒付の90°大曲りYを用いた
段差管路に接続しても、前記56段記載の理由により、
当該排水主管内に満水状態が一瞬形成するおそれがある
ので、この90°大曲りYを用いても、バイパス管路
(32,34)を付設すると、かかる満水による不都合
を防止することができる。
まり大曲りエルボと、その下流側にショ−トエルボとで
段差接合管路を構成すると、両者の接続用の立て管で満
水となるおそれがあるので、やはり、前記バイパス管路
(32,34)を付設すると、この満水による不都合が
防止できる。
設けると、床に点検口を必要とするので、前記集合ます
用の床点検口と並び好ましくなく、ひいては、大曲りエ
ルボないしショ−トエルボとなって、やはりバイパス管
路(32,34)を必要とする。
管路をその下流側にもつ排水主管には、とかく管詰まり
の傾向があって、上流側の器具トラップに対し二重トラ
ップと同じような悪影響のおそれがあるが、これをバイ
パス管路により回避することができ、目視しにくい床下
配管に好都合とすることができる。
排水用床下配管設備の1つの排水主管の下流側を、バイ
パス管路付の段差接合管路を介して、屋外のトラップま
すに接続したので、ル−プ通気管や個別通気管を付設す
ることなく、器具トラップの破封を防止することがで
き、ひいては、プレハブ(ユニット)配管に好都合とな
る。
の機能やます内空気環流機能の他に、管路内空気圧の変
動防止たるフェイルセイフ機構を設けたので、確実に二
重トラップを防止することができる。
管付の極小口径マンホ−ル類似の構成となり、段差の生
じる箇所に必須のますとすることができる。
4…トラップます、32,34…バイパス管路
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の排水枝管を接続した排水主管から
なる床下配管にあって、 前記排水主管の下流側を、バイパス管路付段差接合管路
を介して、屋外の排水ますに接続したことを特徴とする
排水用床下配管設備。 - 【請求項2】 1つの排水主管を接続する流出口と、ト
イレを除く器具トラップと連通した複数の排水枝管をそ
れぞれ接続する流入口と、をもった1つの合成樹脂製集
合ますを用いた排水用床下配管設備において、 前記排水主管の下流側を、バイパス管路付段差接合管路
を介して、屋外のトラップますに接続したことを特徴と
する排水用床下配管設備。 - 【請求項3】 ヘッダ−型継手からなる1つの排水主管
に、トイレを除く器具トラップと連通した複数の排水枝
管を、それぞれ接続した排水用床下配管設備において、 前記排水主管の下流側を、バイパス管路付段差接合管路
を介して、屋外のトラップますに接続したことを特徴と
する排水用床下配管設備。 - 【請求項4】 前記段差接合管路を1段とする一方、前
記バイパス管を、該段差接合管路の入口側に設けた直進
管路と出口側に設けた立上り管路とを連通して構成した
請求項1、2または3に記載の排水用床下配管設備。
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Cited By (3)
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JP2008095328A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Aron Kasei Co Ltd | 排水ヘッダとそれを用いた排水装置 |
JP2008144355A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Aron Kasei Co Ltd | 床下排水配管システム |
JP2008248603A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Ci Kk | 合流ます |
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2001
- 2001-11-13 JP JP2001347675A patent/JP2003147826A/ja active Pending
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