JP2002327474A - 屋内に用いる集合一括排水設備 - Google Patents
屋内に用いる集合一括排水設備Info
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Abstract
共に、該設備のリフォ−ムを容易にする。 【解決手段】 木造低層戸建住宅の建築工事で、基礎コ
ンクリ−ト6打設時に、排水管用サヤ管19を埋設し、
その上流端に集合ます7を収容するボックス20を埋設
しておく。次いで、排水管5や集合ます7を設置した
後、基礎コンクリ−ト6に、木造家屋2の柱立てや横架
材を載置して工事を完了させ、次いで、該家屋に流し台
等の複数の排水源機器を配置し、これらの排水枝管11
を集合ます7にワンタッチ式に接続するので、排水枝管
11の配管が容易となると共に、排水管5や集合ます7
を容易に補修できる。
Description
宅または小規模集合住宅等の屋内に用いる集合一括排水
設備に関するものである。
出される便水と、流し台や洗面台などから排出される雑
排水とがあるが、端末処理場の完備した地域において
は、便水および雑排水を合せて、直接公共下水道に放流
することが行われている。
および建物より1〜1.5m以内のもの)は、例えば図
8の平面図に示すように構成されている。
て、台所101、トイレ102、洗面台103、洗濯機
104および風呂105が、建屋100の近傍に沿って
埋設した宅地内排水管106に、最短距離になるよう排
水枝管107によってそれぞれ接続されている。
水管106との合流点には宅地ます108が設置され、
宅地内排水管106の屈曲点にも宅地ます109が設置
されている。
られている。すなわち、排水主管を建屋の平面視中央に
布設し、各排水源用機器からの排水枝管を管継手を介し
て該排水主管に接続し、各排水枝管の長さを平均化する
と共に、各排水枝管内の流水抵抗を均等化させた屋内排
水設備も知られている(これを本明細書では継手方式と
いう。例えば、特開平5−156675号公報における
従来技術参照)。
ば木造戸建の場合、1例として次のように施工される。
ングを打設し、その養生後、基礎の立上り部(布基礎と
いう)用型枠を立てるが、その型枠組みのときに給排水
枝管等の配管や、床下換気口の前記屋内排水設備等の手
当をしてコンクリ−トが流れ込まないようにする。
は本体または構造躯体ともいう)を載置する基礎コンク
リ−トを打設するとき、事前に布基礎を貫通する配管工
事は困難であるので、貫通する穴を前もって開けてお
き、コンクリ−ト打設後に配管工事ができるようにす
る。
−ブや箱入れを用いており、また、そのとき、床下換気
口も開けておく。
(A)は従来例のフロ−チャ−トで、(B)は後述の本
発明のフロ−チャ−トであるが、(A)において、1次
の基礎工事(イ)として根切り等を行った後、フ−チン
グや布基礎のコンクリ−トを打設する。
枠に箱入れ等を設置しておき、このコンクリ−トの養生
後、これを利用して床下における1次の屋内配管(ロ)
を行う(これを事前配管作業という)。
管にはカバ−をして、本体工事(ニ)のときに発生する
小片の落下侵入を防いでおく。
コンクリ−トを床下略全面に打設する場合は、2次の基
礎工事(ハ)を行い、その後、本体工事(ニ)に取りか
かる。
8に区分された最適の業種により行われるが、前記基礎
工事は、建築工事業者ないし、とび・土工工事業者によ
るコンクリ−ト工事であり、1次の屋内配管(ロ)は、
管工事業者による管工事であって、特に、この管工事業
者は、一般的には別個に許可された業種になっている。
勿論、重複して許可される。
合住宅では、耐用期間の長い本体(構造躯体)に対する
耐久性(劣化軽減化)と、耐用期間の比較的短い配管等
に対する「日常の点検・清掃・補修(リフォ−ムともい
う)等の維持費管理(以下、単に維持管理という)」の
容易性との2つの強い要求がされるようになった。
(以下、単に配管等という)は、本体(構造躯体)に影
響することなく維持管理ができることを強く要求される
ようになった。
り部を貫通する場合を除き、コンクリ−ト内に埋込まれ
ないこと、地中に配管されている上方に、コンクリ−ト
を打設しないこと等の要求がされるようになった。
における工事では、各種の問題(作業の不連続性、専門
職作業、作業の複雑化特に前記の維持管理が困難等)を
包含しているが、例えば次のような問題を包含してい
た。
排水源たる機器(例えば流し台)を設置する等の内部工
事(ホ)を行うが、その機器設置毎に、2次の屋内配管
(ヘ)が行われる。
の屋内配管(ロ)により行った既設の立上り管との接続
作業が含まれている。
事(ニ)が略完了している床は敷設されているので、床
と防湿コンクリ−トとの間の空間(これをふところ空間
といい、高さ約400〜600mm)を、配管の専門工
(管工事業者)がもぐり込み、しかも、床下換気口を縫
って所定の位置に辿り着き、この接続工事を行う、とい
う苛酷な作業であった。
くコストアップとなるばかりでなく、流量が増えると逆
流するのは勿論、前記の維持管理の容易性に迄配慮され
てなく、ひいては、特に補修困難となる。
において、配管工事の生産性や省力化等の向上のために
配管ユニット工法を適用した提案がなされており、すな
わち、排水主管を可撓管で構成し、該排水主管に継手を
介して、ユニットバスや洗面台や流し台や洗濯機等にそ
れぞれ接続する可撓管からなる排水枝管を予め接続して
配管ユニットを構成し、これを施工現場へ搬入する提案
がなされている(特開平7−180196号公報参
照)。
の排水の流出先が排水立管であり、また、これらの排水
主管や排水枝管が床スラブ上の支持部材に載置されるこ
とから高層集合住宅に用いられるものであって、根切り
やフ−チングの打設や布基礎の打設、更には、防湿コン
クリ−トの打設を行う、例えば木造戸建の配管工事には
適用できないし、仮に適用できたとしても、一般の配管
ユニットと共通する問題点と同様、資材物流コストがか
かりすぎ、しかも、防湿コンクリ−トの養生後でなけれ
ば配管できないので採用できない。
(管工事業者)の作業を止め、多機能工(多能工)でも
十分に工事を可能にするために集合一括排水設備の提案
がなされており、すなわち、水平状のインバ−ト付集合
ます(典型的には異なる方向に接続口が複数個開口し、
そのうち1個が流出口である会所ますをいう)を用い
て、該集合ますの各枝管用接続部に、便所における複数
の便器にそれぞれ接続した可撓管からなる排水枝管を接
続して合流させるようにし、しかも、該集合ますの上面
に通気口を開設した提案がなされている(特開平5−1
56675号公報参照)。
は、その排水の流出先が排水立管であり、また、多数の
便器を用いていることから旅館や学校等の鉄筋コンクリ
−トビルに用いられるものであって、根切りやフ−チン
グの打設や布基礎の打設、更には防湿コンクリ−トの打
設を行う、例えば木造戸建の配管工事には適用できない
し、仮に適用できたとしても、かかる集合ますは防湿コ
ンクリ−ト上に載置するだけであれば、その据付けに不
安があり(本来、会所ますはしっかりと固定して据付け
る必要がある)、また、防湿コンクリ−トに埋設するも
のであれば、流入主管や流出主管を始め、複数の排水枝
管も防湿コンクリ−ト打設時に埋設することとなって、
配管工事が難航するので、いずれにしても採用できな
い。
配管等の前記の維持管理に迄も配慮されていない。
し軽減しながら、一般に行われている木造等戸建の工法
に支障を与えず、しかも、その屋内配管工事を容易にし
て施工性および維持管理の容易性を向上させ、ひいては
作業の標準化を容易にし、施工品質の信頼性を高めてユ
−ザの強いニ−ズを満足させると共に、経費を節減する
ことを主たる目的とするものである。
達成するため、その要旨とするところは、1)宅内排水
管に接続される排水主管を挿入し、かつ、基礎コンクリ
−トに固定されたサヤ管と、該サヤ管の上流端で接続さ
れ、かつ、前記基礎コンクリ−ト打設時に設けられ、か
つ、前記排水主管を接続する集合ますを収容するピット
と、前記基礎コンクリ−トに載置する構造躯体の工事後
に設置された複数の排水源用機器と前記集合ますとを接
続する複数の排水枝管と、から構成することにより、排
水設備の施工性および維持管理の容易性を向上させるこ
とを特徴とする屋内に用いる集合一括排水設備にあり、
また、2)集合ますを分割して、排水枝管を接続する複
数の流入口をもつ有蓋流入側部材と、1本の排水主管に
接続し、かつ、前記排水枝管を接続する前または後に固
定された流出側部材とで構成し、これらの部材を回動自
在に接合した屋外または屋内に用いる集合一括排水設備
にあり、また、3)請求項2の排水枝管を接続する前に
固定された流出側部材で構成した集合ますを、請求項1
に記載の集合ますとした屋内に用いる集合一括排水設備
にあり、また、4)前記排水枝管を可撓管とし、構造躯
体を木造家屋とした請求項1または3に記載の屋内に用
いる集合一括排水設備にある。
により詳細に述べる。図1は本発明の実施の形態例の概
略平面図、図2は図1の要部縦断面図、図3は図2の要
部縦断面図、図4は図3の要部詳細図、図5は図4のA
矢視断面図、図6は図5の説明図、図7は図6の実施例
図、図8は従来例の概略平面図、図9は本発明と従来例
との比較フロ−チャ−トであって、前記の従来技術と共
通部分は同一符号を付したり、図示および説明を省略す
る。
一括排水設備1は、木造戸建住宅に好適であるが、小規
模集合住宅等にも適用できるものである。
組み木造工法、ツ−バイフォ−工法、集成材による大断
面木造等が含まれる。
法による戸建住宅にも適用してもよい。
べる。図1、図2および図9(B)において、木造家屋
2を建設するには敷地に根切り等を施し、ベ−スとなる
フ−チング3や布基礎4等の基礎工事(イ)を、従来の
スリ−ブに相当する、1本の排水主管用サヤ管19や、
該サヤ管19の上流端となる集合設置ボックス(単なる
ピット用枠でも可)20の設置や床下換気口(不図示)
の手当をしてから行う。
後、床下全面に防湿コンクリ−ト6を打設する。または
防湿コンクリ−ト6を基礎工事(イ)と同時に打設す
る。
法の場合には、基礎工事(イ)の養生後、型枠を外し、
サヤ管19や集合設置ボックス20等(単なるピットに
構成する枠であってもよい)等を布設し固定しておく。
のように、サヤ管19や、集合ます7を収容する集合設
置ボックス20をそのコンクリ−ト内に埋設(固定)す
る。なお、上方開口の集合設置ボックス20の高さは調
節可能として、防湿コンクリ−ト6の厚さ等に対応させ
る。
および、これに接続した集合設置ボックス20のみの布
設であるから、コンクリ−ト打設と同時に行っても当該
作業は容易にでき、また、後記のように集合ます7の流
入側には可撓管を用いるので、後記の2分割の集合ます
7のツバ嵌合とも相俟って、その位置決めのズレも吸収
できる。勿論、この可撓管に代り、施工図面によって切
管されたVU管(塩ビ管等合成樹脂製管)でもよい。
工工事業者等の多能工でも十分に布設作業を行うことが
できる。
ます7を下ろしてアンカ−止め等により取外し自在に固
定・設置し、サヤ管19に下流側より排水主管5を遊嵌
状態で挿入して、該集合ます7の流出側部材8に接続す
ると共に、集合ます7の有蓋流入側部材9の複数(多
数)で且つ口径の大小異なる流入口10,10…にカバ
−をかけておく。
後、本体工事(ニ)を行い、次いで内部工事(ホ)に伴
って2次の屋内配管(ヘ)を行う。
行えば、その流し台と前記流入側部材9とを可撓管を用
いた排水枝管11で接続する。この接続枝管11の長さ
は、施工図面によって予め判明した長さに切管してお
り、したがって、接続するだけで所定の流れ勾配が得ら
れる。
入口10にワンタッチ式(主として、1回押込むだけで
接続作業が完了する方式)に接続する。同様に、洗面台
103、洗濯機104および風呂(ユニットバス)10
5を設置する内部工事毎に、それぞれの排水枝管11を
介して既設の集合ます7とワンタッチ式に接続する。
のふところ空間に設置されており、その真上の床12に
は、点検口13を開閉自在に設け、この点検口13を開
け作業者が防湿コンクリ−ト6上に降り、または、覗き
込み、前記ワンタッチ作業を行うようにしている。
排水枝管11の上流端とは、トラップエルボ(トラップ
が内蔵されたエルボをいう)14を介して接続され、集
合ます7からの下水ガスが建屋内に浸入しないようにし
ている。
け、18は根太、17は柱を示す。
用等の屋内排水用の集合一括排水設備1およびその工法
は、(防湿)コンクリ−ト6に埋設され、かつ、宅地内
排水管106に接続される1本の排水主管用のサヤ管1
9と、該サヤ管19の上流端で接続され、かつ、(前記
防湿コンクリ−ト6で半埋設状態で)固定された(合成
樹脂製)集合ます7の収容用の集合設置ボックス20
(または単なるピット)と、本体工事後に設置された排
水源用機器101と前記集合ます7とを接続する可撓管
からなる排水枝管11と、からなり、前記排水枝管11
と集合ます7とをワンタッチ式に接続することを特徴と
する設備およびその工法であるので、特に全面的なリフ
ォ−ムが簡単にでき、ひいては、前記の維持管理の容易
性が向上し、その上、1次、2次、特に2次の屋内配管
(ヘ)がきわめて容易にでき施工性を向上させ、したが
って、コンクリ−ト工事業者等の多能工でも十分に配管
することができ、殊に、1本の排水主管5と1個の集合
ます7との接続配管であることから、施工のタイムラグ
を防ぎながら施工に伴う人件費(配管施工費の約7割を
占めるもの)を節減することができる。
でき、資材費のコストダウンにもなる。更に、建屋の外
に配管されるスペ−スが不要となり、宅地(敷地)の有
効利用ができる。
配管が本来、鉄筋の存在や、作業段取り等のため困難で
あるが、この屋内用の集合一括排水設備1では、サヤ管
19と集合設置ボックス20のみを布設してから、コン
クリ−ト打設を行うので、前記困難性は解消され、しか
も、可撓管からなる排水枝管11により後から設置する
排水源用機器との位置ズレを吸収することができる。
衝撃を吸収するばかりでなく、耐震性にもなる。
ゴムまたはエラストマ−の管の内面にポリオレフィンが
複合された、内面が平滑な可撓管が好ましい。
排水設備1における集合ます7を詳細に述べる。
いて、この集合ます7は、いわゆる合成樹脂製(塩ビ射
出成形製)ドロップますで構成し、略放射状ないし接線
方向状に開口した、更には、図7で示すように平行な2
つの小口径状に開口した大小口径の多数の流入口10,
10…をもつ有蓋流入側部材9と、該有蓋流入側部材9
の下部に回動自在で且つ完全にシ−ルして接合したエル
ボ状流出側部材8と、から構成している。
クリ−ト打設によって前記排水主管5が既に位置決めさ
れていることから固定されており、一方、有蓋流入側部
材9は、本体2の工事完了後の内部工事(ホ)によって
決められる、任意の方向の排水枝管11を接続するた
め、回動可能になっており、したがって、当該排水枝管
11の流れをスム−ズになるように直結して接続するこ
とができる。
大曲りエルボ27で構成し、その流出部22にゴム輪受
口を設けて、サヤ管19に遊嵌・挿入した排水主管5を
ワンタッチ式に接続できるようにし、また、その流入部
23は漏斗状に開口している。
ンジ付足24を延設し、集合設置ボックス20の底上で
アンカ−ボルト(不図示)により、この外向きフランジ
を緊締して着脱自在に固定できるようにしている。
大量の排水は、円滑に1本の排水主管5に集められる。
入側部材9との抜止め・回動用(ツバ嵌合させるため)
凹溝を形成している。
成し、特に図6に示すように、該円筒の周面に多数の流
入口10,10…が略放射状ないし接線方向状に突設し
て開口している。
(内部工事では最大約5つの流入口でよいが)、任意の
方向からの排水枝管11が無理なく接続できる流入口1
0を選択でき、残りの不用な流入口10をプラグで閉塞
しておく。つまり、施工を容易にしている。
ので、この流入側部材9の流出口21は下向きに漏斗状
に開口していて、前記の流入部23と接合するようにな
っている。
(ツバ嵌合を構成するため)ツバ25、シ−ルリング
(パッキン)26および当接フランジ28を設けて完全
にシ−ルしている。
仕切板付蓋29が着脱自在にパッキンを介して完全密閉
して、下水臭を屋内に漏らさないようにしている。
ン付の折返し内嵌合部をもつナベブタ状に構成してお
り、その内面中心部に、後記仕切板31より下方に突出
した長寸の通気管30を一体的に延設している。
(上下方向)に、かつ、等間隔に放射状になった複数の
仕切板31,31…を一体的に突設している。
り、これらの仕切板31で挟まれた通気管30の中間に
環流口32,32…を穿設している。
0から流入してきた排水が他の流入口10に逆流せずエ
ルボ状流出側部材8へ円滑に流下させるバッフルプレ−
トであって、流入口10の開口部を挟んで平面視で三角
状に囲っている。
10の数だけ、仕切板31を設け、これらの1対の仕切
板31を2等辺とする三角形の底辺に流出口10を開口
している。勿論、図7で示す流入口10では、仕切板1
の間隔は等しくないが、平行な2つの小口径状に開口し
た流出口10,10の2つをまとめて1対の仕切板31
で囲うと等間隔になる。なお、図7中、10Aはホ−ス
バンド溝を示す。
1つから満管流で排水が流入すると、集合ます7内に真
空を形成するおそれがあって、他の流入口10の上流側
のトラップ(封水)を破壊しやすいので、集合ます7内
の空気を、集合ます7がドロップタイプ故、通気管30
の下端開口部や他の環流口32を環流でき、この真空を
防いでいる。
は蓋29の内面に一体に設けているので、蓋29を開く
と、これらの部材が外され集合ます7の点検・清掃に関
する前記の維持管理が容易にできる。
板31の径方向先端縁を挿入する上下方向のガイドチャ
ンネル33,33…を有蓋流入側部材9の内面に突設
し、これらのガイドチャンネル33の下方を縮径するよ
う折曲部34を形成すると、放射状に突設した仕切板3
1…をもつ通気管30は蓋29と一体にせず、仕切板3
1と通気口30はこれらのガイド溝33や折曲部34で
支持され、別体にでき、したがって、前記維持管理の容
易性は若干損なうものの、蓋29の内面との間隔が大き
く形成でき、環流口32を必要とせず、ひいては、全体
として射出成形容易にすると共に、前記真空を更に防ぐ
ことができる。
ならず、分流方式にも適用できるものである。
ならず、例えば、排水主管を取付管とするドロップ公共
ますに適用すれば、宅内排水管を簡素化でき、したがっ
て、屋外でも使用できるものである。
時にサヤ管とピットとを布設するので、多能工による作
業ができ、施工のタイムラグを防いだり、人件費を節減
できるのは勿論、構造躯体に比べ耐用期間の短い集合一
括排水設備の維持管理が容易にでき、つまり、リフォ−
ム時の取替えが構造躯体や仕上げ用コンクリ−トに影響
を及ぼすことなく行うことができ、ひいては、ユ−ザの
維持管理の容易性に対する強い要求を満足させることが
できる。
に必要なスリ−ブの代用にもなって施工に好都合となる
ばかりでなく、1次、2次、特に2次の屋内配管がきわ
めて容易にでき、ひいては、安価な施工費となる。
リ−ト、7…集合ます、11…排水枝管、19…サヤ
管、20…集合設置ボックス、106…宅地内排水管
Claims (4)
- 【請求項1】 宅内排水管に接続される排水主管を挿入
し、かつ、基礎コンクリ−トに固定されたサヤ管と、該
サヤ管の上流端で接続され、かつ、前記基礎コンクリ−
ト打設時に設けられ、かつ、前記排水主管を接続する集
合ますを収容するピットと、前記基礎コンクリ−トに載
置する構造躯体の工事後に設置された複数の排水源用機
器と前記集合ますとを接続する複数の排水枝管と、から
構成することにより、排水設備の施工性および維持管理
の容易性を向上させることを特徴とする屋内に用いる集
合一括排水設備。 - 【請求項2】 集合ますを分割して、排水枝管を接続す
る複数の流入口をもつ有蓋流入側部材と、1本の排水主
管に接続し、かつ、前記排水枝管を接続する前または後
に固定された流出側部材とで構成し、これらの部材を回
動自在に接合した屋外または屋内に用いる集合一括排水
設備。 - 【請求項3】 請求項2の排水枝管を接続する前に固定
された流出側部材で構成した集合ますを、請求項1に記
載の集合ますとした屋内に用いる集合一括排水設備。 - 【請求項4】 前記排水枝管を可撓管とし、構造躯体を
木造家屋とした請求項1または3に記載の屋内に用いる
集合一括排水設備。
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---|---|---|---|
JP2001132499A JP2002327474A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 屋内に用いる集合一括排水設備 |
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