JP2003147208A - 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Info

Publication number
JP2003147208A
JP2003147208A JP2001348907A JP2001348907A JP2003147208A JP 2003147208 A JP2003147208 A JP 2003147208A JP 2001348907 A JP2001348907 A JP 2001348907A JP 2001348907 A JP2001348907 A JP 2001348907A JP 2003147208 A JP2003147208 A JP 2003147208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
monovalent hydrocarbon
hydrocarbon group
carbon atoms
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001348907A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Kimura
恒雄 木村
Tadashi Araki
正 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2001348907A priority Critical patent/JP2003147208A/ja
Publication of JP2003147208A publication Critical patent/JP2003147208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/22Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G77/28Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen sulfur-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment
    • C08G77/382Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon
    • C08G77/392Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon containing sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/54Silicon-containing compounds
    • C08K5/548Silicon-containing compounds containing sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)1分子中に少なくとも1個の下記
一般式(1)で示される構造を有する、23℃で100
〜100万mPa・sの粘度を有するオルガノポリシロ
キサン (R1O)a2 3-aSi−R3−S−R4− (1) (式中、R1は炭素数1〜8の一価炭化水素基又はアル
コキシ基置換一価炭化水素基、R2は炭素数1〜13の
一価炭化水素基、R3、R4は互いに同一又は異種の炭素
数1〜6の二価炭化水素基である。aは1〜3の整数で
ある。) (B)縮合触媒を含有してなることを特徴とする室温硬
化性オルガノポリシロキサン組成物。 【効果】 本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン
組成物は、密封条件下での保存安定性に優れており、し
かも硬化性にも優れたものであり、製造も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室温硬化性(RT
V)オルガノポリシロキサン組成物、特には密封条件下
での保存安定性に優れ、硬化性が良好であり、かつ製造
が容易な脱アルコールタイプRTVオルガノポリシロキ
サン組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
空気中の水分と接触することにより室温でエラストマー
状に硬化する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
は、種々のタイプのものが公知であるが、とりわけアル
コールを放出して硬化するタイプのものは不快臭がない
こと、金属類を腐食しないことが特徴となって、電気・
電子機器等のシーリング用、接着用、コーティング用に
好んで使用されている。かかるタイプの代表例として
は、特公昭39−27643号公報が挙げられ、これに
は水酸基末端封鎖オルガノポリシロキサンとアルコキシ
シランと有機チタン化合物からなる組成物が開示されて
いる。また、特開昭55−43119号公報には、アル
コキシシリル末端封鎖オルガノポリシロキサンとアルコ
キシシランとアルコキシチタンからなる組成物が開示さ
れている。しかし、これらの組成物は密封条件下での保
存安定性に問題があり、また、表面皮膜形成速度が遅い
という欠点があった。
【0003】また、特公平7−39547号公報には、
シルエチレン基、もしくはシロキサン基を介したアルコ
キシシリル末端封鎖オルガノポリシロキサンとアルコキ
シシランとアルコキシチタンからなる組成物が開示され
ている。しかし、これらの予め末端をアルコキシ変性し
たシロキサンを工業的に調製するには、コストの点から
比較的低温で短時間で反応を完了させること、及び生産
安定性の面から反応が環境要困の影響を受けにくいこと
が重要である。先述のシラノール末端に対するアルコキ
シシランの反応は、無触媒では比較的高温で長時間の工
程が必要であり、触媒を用いた場合は触媒の除去が必須
となり、工程的に不都合な点が多い。ビニル末端、シラ
ノール末端に水素化アルコキシシランを用いる場合には
白金系触媒が必要であり、白金系触媒は触媒毒による汚
染があることから、工程管理に注意を要する。また、何
れの場合も取り扱うアルコキシシランは揮発性が高いこ
とから、製造時の環境汚染、作業者の安全の点からも好
ましくない。
【0004】本発明は、上記事情を改善するためになさ
れたもので、密封条件下での保存安定性に優れている
上、硬化性が良好であり、かつ製造が容易な脱アルコー
ルタイプの室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、下記一般式(1) (R1O)a2 3-aSi−R3−S−R4− (1) (式中、R1は炭素数1〜8の一価炭化水素基又はアル
コキシ基置換一価炭化水素基、R2は炭素数1〜13の
一価炭化水素基、R3、R4は互いに同一又は異種の炭素
数1〜6の二価炭化水素基である。aは1〜3の整数で
ある。)で示される構造を1分子中に少なくとも1個を
有し、23℃で100〜100万mPa・sの粘度を有
するオルガノポリシロキサンが脱アルコールタイプRT
Vオルガノポリシロキサン組成物のベースポリマーとし
て十分な硬化性を有し、かつ環境要因の影響を受けやす
い白金系触媒を用いることなく、更には末端変性剤の揮
発性が少ないことから製造時の環境汚染が少なく、作業
者の安全確保が容易なRTVシリコーンゴム組成物の製
造に好適に使用することができ、このオルガノポリシロ
キサンをベースポリマーとする室温硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物が、密封条件下での保存安定性に優れ
ていると共に、硬化性に優れていることを知見し、本発
明をなすに至った。
【0006】従って、本発明は、(A)1分子中に少な
くとも1個の上記一般式(1)で示される構造を有す
る、23℃で100〜100万mPa・sの粘度を有す
るオルガノポリシロキサン、(B)縮合触媒を含有して
なることを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物を提供する。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する。(A)成分 本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の
(A)成分は、1分子中に少なくとも1個の下記一般式
(1)で示される構造を有する、23℃で100〜10
0万mPa・sの粘度を有するオルガノポリシロキサン
である。 (R1O)a2 3-aSi−R3−S−R4− (1) (式中、R1は炭素数1〜8の一価炭化水素基又はアル
コキシ基置換一価炭化水素基、R2は炭素数1〜13の
一価炭化水素基、R3、R4は互いに同一又は異種の炭素
数1〜6の二価炭化水素基である。aは1〜3の整数で
ある。)
【0008】この場合、式(1)の基は、オルガノポリ
シロキサン分子の末端にあっても、側鎖にあっても、そ
の両方にあってもよく、オルガノポリシロキサンの末端
及び/又は側鎖に有するオルガノオキシ基(R1O−)
が空気中の湿気によって加水分解、架橋することにより
硬化し、オルガノポリシロキサン硬化物を与えることが
できる。特に、このオルガノポリシロキサンとしては、
下記一般式(1A)で示されるものが好適である。
【0009】
【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4、aは上記と同様の意味を
示す。R7、R8は互いに同一又は異種の炭素数1〜13
の一価炭化水素基であり、nは10以上の整数であっ
て、このオルガノポリシロキサンの23℃における粘度
を100〜100万mPa・sとする数である。)
【0010】ここで、R1としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基な
どのアルキル基、メトキシエチル基、エトキシエチル
基、メトキシプロピル基、メトキシブチル基などのアル
コキシ基置換アルキル基が例示され、好ましくはメチル
基、エチル基、プロピル基、メトキシエチル基、更に好
ましくはメチル基、エチル基が使用される。
【0011】R2としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、オクタデシル基などのアルキル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニ
ル基、トリル基、ナフチル基などのアリール基、ベンジ
ル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基などのア
ラルキル基などが例示され、好ましくはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、フェニル基が使用される。
【0012】R3、R4としては、メチレン基、エチレン
基、プロピレン基、ブチレン基、2−メチルプロピレン
基、ペンチレン基、ヘキシレン基等が例示され、好まし
くはメチレン基、エチレン基、プロピレン基が使用され
る。
【0013】R7、R8の例としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、
デシル基、オクタデシル基などのアルキル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、
フェニル基、トリル基、ナフチル基などのアリール基、
ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基な
どのアラルキル基などが挙げられ、またこれらの基の炭
素原子に結合した水素原子の一部又は全部がハロゲン原
子やシアノ基等で置換されたハロゲン化炭化水素基、シ
アノアルキル基などの置換炭化水素基であってもよい。
この場合、ハロゲン化炭化水素基としてはクロロメチル
基、トリフロロメチル基、クロロプロピル基、3,3,
3−トリフロロプロピル基、クロロフェニル基、ジブロ
モフェニル基、テトラクロロフェニル基、ジフルオロフ
ェニル基などが例示され、シアノアルキル基としてはβ
−シアノエチル基、γ−シアノプロピル基、β−シアノ
プロピル基などが例示される。
【0014】また、この(A)成分のオルガノポリシロ
キサンの粘度は、23℃において100〜100万mP
a・sであるが、好ましくは500〜50万mPa・
s、更に好ましくは1000〜30万mPa・sであ
る。
【0015】ここで、(A)成分の式(1)の構造を有
するオルガノポリシロキサン、典型的には式(1A)の
オルガノポリシロキサンは、下記一般式(i)のメルカ
プト基含有オルガノオキシシランと、下記一般式(i
i)で示される末端にアルケニル基を有するジオルガノ
ポリシロキサンとをラジカル発生剤の存在下に反応させ
ることによって得ることができる。
【0016】
【化3】 (R1、R2、R3、a、R7、R8、nは上記と同じ、R9
は炭素数2〜6のアルケニル基、特にビニル基、アリル
基等の末端にC−C二重結合を有するアルケニル基を示
す。)
【0017】上記ラジカル発生剤としては、ベンゾイル
パーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキ
サイド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−ビス(2,5−
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−ブチルパー
オキサイド、t−ブチルパーベンゾエート等の有機過酸
化物、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,
2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)等の有機
アゾ化合物などの熱分解によりラジカルを発生するも
の、光等の照射によりラジカルを発生するもの等が例示
される。その中でも有機過酸化物系のラジカル発生剤は
活性が高く、作業者に危険性が及ぶため有機アゾ系のラ
ジカル発生剤の使用が好ましい。より好ましくは上記の
中でもラジカルの半減期が最も長い2,2’−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)が使用される。
【0018】上記ラジカル発生剤の使用量は、(ii)
成分のアルケニル基と(i)成分のSH基とを反応させ
るための有効量(触媒量)であるが、通常(i)成分と
(ii)成分の合計100重量部に対し、0.001〜
0.5重量部、特に0.01〜0.1重量部であること
が好ましい。
【0019】反応は有機溶剤中でも無溶剤下でも行うこ
とができる。反応温度は、室温〜150℃、特に70〜
130℃で行うことが好ましい。
【0020】(B)成分 (B)成分の縮合触媒としては、組成物の硬化を促進す
ることができるものであればいずれのものでもよく、チ
タン化合物、スズ化合物、ジルコニウム化合物、ビスマ
ス化合物等であり、使用できるスズ化合物は、例えばジ
ブチルスズオクトエート、ジブチルスズジラウレート、
ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジメトキシ
ド、ジブチルスズジベンジルマレート、ジオクチルスズ
ジオクトエート、ジオクチルスズジラウレートなどがあ
る。縮合触媒の他の例としては、ジルコニウム化合物、
例えばオクタン酸ジルコニウム、ジイソプロポキシジル
コニウムビス(エチルアセトアセテート)、ビスマス化
合物、例えばオクタン酸ビスマス、ナフテン酸ビスマス
も使用できる。更に他の例としては、2−エチルオクタ
ン酸鉛、2−エチルヘキサン酸鉄、2−エチルヘキサン
酸コバルト、2−エチルヘキサン酸マンガン、オクタン
酸アンチモン、ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、酢
酸ヘキシルアンモニウム、酢酸ベンジルトリメチルアン
モニウムなどがある。
【0021】これらの中では、チタン化合物、特にチタ
ンキレート触媒が組成物の保存安定性の点から好まし
く、例えば下記式で示すものなどが挙げられる。
【0022】
【化4】
【0023】(式中、Xは炭素数1〜6のアルキル基等
の一価炭化水素基、炭素数1〜8のアルコキシ基、及び
アミノ基から選ばれる基を示す。Yは炭素数1〜3のア
ルキル基等の一価炭化水素基、Zは炭素数1〜6のアル
キル基等の一価炭化水素基、又はそのハロゲン置換もし
くはシアノ置換一価炭化水素基である。Rは水素原子又
は炭素数1〜6のアルキル基等の一価炭化水素基であ
り、R1は上記と同様の意味を示す。mは2〜12であ
る。)
【0024】以上のようなチタン化合物触媒として具体
的には、例えばジイソプロポキシチタンビス(エチルア
セトアセテート)、ジイソプロポキシチタンビス(アセ
チルアセトネート)、ジブトキシチタンビス(メチルア
セトアセテート、1,3プロパンジオキシチタンビス
(エチルアセトアセテート)、1,3プロパンジオキシ
チタンビス(アセチルアセトネート)、ナフテン酸チタ
ン、チタン酸テトラブチル、チタン酸テトラ−2−エチ
ルヘキシル、チタン酸テトラフェニル、チタン酸テトラ
オクタデシル、チタン酸エチルトリエタノールアミンな
どや、下記式に示すものなどが挙げられる。なお、下記
例でEtはエチル基を示す。
【0025】
【化5】
【0026】(B)成分の添加量は、(A)成分100
重量部に対して好ましくは0.001〜10重量部、特
に0.1〜10重量部の範囲であり、より好ましくは
0.2〜7重量部の範囲である。添加量が少なすぎる
と、本組成物の硬化が遅くなり、多すぎると硬化が早す
ぎたり、保存安定性が悪くなるためである。
【0027】(C)成分 本発明においては、(C)成分としてシリカを配合する
ことが好ましい。これは、比表面積が50m2/g以
上、特に100〜400m2/gが好ましい。シリカと
しては、乾式シリカ(煙霧質シリカ)、湿式シリカ(沈
降性シリカ)等が例示され、乾式シリカが好ましい。こ
れらのシリカは、表面処理されたものが好ましく、表面
処理されたシリカは、本組成物に良好な保存安定性と表
面皮膜形成速度を与えると共に、適度な粘性、ゴム物性
を与えるための成分である。シリカの表面処理剤として
は、オルガノシラザン類、オルガノシクロシロキサン
類、オルガノクロロシラン類、オルガノアルコキシシラ
ン類、低分子量の直鎖状シロキサン類など、従来シリカ
の疎水化処理剤として公知の有機ケイ素化合物が好まし
い。また、特性改良のため表面処理剤を2種又はそれ以
上組み含わせて使用しても良い。なお、表面処理シリカ
としては、予め表面処理されたシリカを使用しても良
く、また、(A)成分との混練り時に前述の有機ケイ素
化合物を添加し、混合しつつ処理してもよい。(C)成
分の配合量は(A)成分100重量部に対し、好ましく
は1〜50重量部であるが、より好ましくは3〜30重
量部である。多すぎると組成物の粘度が上がリすぎて混
合、使用時の作業性が著しく低下する。また、少なすぎ
ると硬化後のゴム物性が低下する。
【0028】(D)成分 本発明の組成物には、(D)成分として、下記一般式
(2) R5 bSi(OR64-b (2) (式中、R5は炭素数1〜13の一価炭化水素基、R6
炭素数1〜8の一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一
価炭化水素基を示し、bは0,1又は2である。)で示
されるオルガノオキシシラン又はその部分加水分解物を
含有することが好ましい。この本発明に使用される
(D)成分は、本組成物の架橋剤として作用し、組成物
が硬化してゴム弾性体となるための成分である。
【0029】ここで、上記R5の一価炭化水素基として
は、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキ
ル基等が挙げられ、R6のアルコキシ基置換又は非置換
の一価炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル
基、アリール基、アラルキル基が挙げられるが、アルキ
ル基、アルケニル基が好ましい。
【0030】(D)成分の具体例としては、テトラメト
キシシラン、テトラエトキシシラン、メチルセロソルブ
オルソシリケートなどの4官能アルコキシシラン類、メ
チルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、
エチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシ
エトキシシランなどの3官能アルコキシシラン類及びそ
の部分加水分解縮合物などが挙げられる。これらは単独
で用いてもよく、また2種以上を混合しても良い。ま
た、硬化後のゴム弾性体に低モジュラス性を付与するた
めに、ジフェニルジメトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシランなどの2官能アルコキシシラン類を付加的に添
加することも可能である。
【0031】(D)成分の添加量は、(A)成分100
重量部対して通常0〜15重量部の範囲であり、好まし
くは1〜10重量部の範囲である。添加量が多すぎると
硬化が遅くなったり、十分なゴム物性が出なかったり、
経済的に不利益となるからである。
【0032】任意成分 本発明の組成物は、前記した(A)〜(D)成分の他
に、更に必要に応じて、硬化前の流れ特性を改善し、硬
化後のゴム状弾性体に必要な機械的性質を付与するため
に、微粉末状の無機質充填剤を添加することもできる。
無機質充填剤としては、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、炭
酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム等のアルカリ土類金属又は亜鉛の酸化物や炭酸
塩など、及びこれらをシラン類、シラザン類、低重合度
シロキサン類、有機化合物などで表面処理したもの、そ
れに石英微粉末、炭素粉末、煙霧質二酸化チタン、けい
そう土、水酸化アルミニウム、微粒子状アルミナ、及び
これらをシラン類、シラザン類、低重合度シロキサン
類、有機化合物などで表面処理したものなどが例示され
る。
【0033】これら任意成分の配合量としては、(A)
成分の100重量部に対し、好ましくは1〜500重量
部であるが、より好ましくは10〜150重量部であ
る。多すぎると組成物の粘度が上がりすぎて混合、使用
時の作業性が著しく低下する。また、少なすぎると硬化
後のゴム物性が低下するほか、増量剤として配合した場
合は経済的に不利益となる。
【0034】更に、本発明の組成物には、硬化性、保存
性を阻害しない範囲内において、有機溶剤、防カビ剤、
難燃剤、耐熱剤、可塑剤、チクソ性付与剤、接着促進
剤、硬化促進剤、顔料、トリアルキルシロキシ単位とS
iO2単位とからなるシリコーン樹脂などを添加するこ
とができる。
【0035】本発明の組成物は、(A)〜(C)成分や
(A)〜(D)成分、及び必要に応じて各種添加剤を、
湿気を遮断した状態で混合することにより得られる。得
られた組成物は密閉容器中でそのまま保存し、使用時に
空気中の水分にさらすことによりゴム状弾性体に硬化す
る、いわゆる1液型室温硬化性オルガノポリシロキサン
組成物として用いることができる。
【0036】本発明の組成物は建築用シーリング材、自
動車用シーリング材、電気・電子部品の封止材、接着剤
や防湿用コート剤として、繊維製品、ガラス製品、金属
製品、プラスチック製品等のコーティング剤や接着剤と
しての用途に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の室温硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物は、密封条件下での保存安定性に優れてお
り、しかも硬化性にも優れたものであり、製造も容易で
ある。
【0038】
【実施例】次に、本発明の実施例、比較例及び参考例を
示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実
施例に制限されるものではない。なお、例中の粘度は2
3℃での測定値を示したものである。
【0039】[参考例1](ポリマーAの製造) 温度計、撹拌機、冷却器、窒素ガス流入管及びガス流出
管を備えた内容積2リットルの四つ口フラスコに分子鎖
両末端がビニル基で封鎖された粘度が5400mPa・
sのジメチルポリシロキサンを1300g、トルエンを
500g仕込み、120〜130℃で共沸脱水を1時間
行った。100℃に冷却後、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシランを19g、2,2’−アゾビスイソブ
チロニトリル(大塚化学株式会社製AIBN)を0.5
g、トルエンを10gの混合物を滴下した。滴下終了
後、100℃で2時間の熟成を行い、熟成終了後に減圧
にてトルエンを留去して、粘度8000mPa・s、不
揮発分99.9%の無色透明液体を1180g得た。こ
の無色透明液体100gに対しテトラブチルチタネート
1gを混合したところ、直ちには増粘せず、1日後には
硬化した。このことからポリマー末端のビニル基にγ−
メルカプトプロピルトリメトキシシランが付加したこと
が確認できる。
【0040】[参考例2](ポリマーBの製造) 温度計、撹拌機、冷却器、窒素ガス流入管及びガス流出
管を備えた内容積5リットルの四つ口フラスコに分子鎖
両末端がビニル基で封鎖された粘度が114000mP
a・sのジメチルポリシロキサンを2000g、トルエ
ンを1000g仕込み、120〜130℃で共沸脱水を
1時間行った。100℃に冷却後、γ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシランを12g、2,2’−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)(和光純薬工業株式会社
製V−59)を1.0g、トルエンを10gの混合物を
滴下した。滴下終了後、100℃で2時間の熟成を行
い、熟成終了後に減圧にてトルエンを留去して、粘度1
40000mPa・s、不揮発分99.3%の無色透明
液体を1890g得た。この無色透明液体100gに対
しテトラブチルチタネート1gを混合したところ、直ち
には増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリ
マー末端のビニル基にγ−メルカプトプロピルトリメト
キシシランが付加したことが確認できる。
【0041】[参考例3](ポリマーCの製造) 温度計、撹拌機、冷却器、窒素ガス流入管及びガス流出
菅を備えた内容積2リットルの四つ口フラスコに分子鎖
両末端がビニル基で封鎖された粘度が5400mPa・
sのジメチルポリシロキサンを1300g、トルエンを
500g仕込み、120〜130℃で共沸脱水を1時間
行った。100℃に冷却後、γ−メルカプトプロピルメ
チルジメトキシシランを18g、2,2’−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)(和光純薬工業株式会社
製V−59)を1.0g、トルエンを10gの混合物を
滴下した。滴下終了後、100℃で2時間の熟成を行
い、熟成終了後に減圧にてトルエンを留去して、粘度7
800mPa・s、不揮発分99.3%の無色透明液体
を1150g得た。この無色透明液体100gに対しテ
トラブチルチタネート1gを混合したところ、直ちには
増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリマー
末端のビニル基にγ−メルカプトプロピルメチルジメト
キシシランが付加したことが確認できる。
【0042】[参考例4](ポリマーDの製造) 温度計、撹拌機、冷却器、窒素ガス流入菅及びガス流出
管を備えた内容積2リットルの四つ口フラスコに分子鎖
両末端がトリビニル基で封鎖された粘度が100000
mPa・sのジメチルポリシロキサンを1300g、ト
ルエンを500g仕込み、120〜130℃で共沸脱水
を1時間行った。100℃に冷却後、γ−メルカプトプ
ロピルトリメトキシシランを24g、2,2’−アゾビ
ス(2−メチルブチロニトリル)(和光純薬工業株式会
杜製V−59)を1.0g、トルエンを10gの混合物
を滴下した。滴下終了後、100℃で2時間の熟成を行
い、熟成終了後に減圧にてトルエンを留去して、粘度1
28000mPa・s、不揮発分99.5%の無色透明
液体を1060g得た。この無色透明液体100gに対
しテトラブチルチタネート1gを混合したところ、直ち
には増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリ
マー末端のビニル基にγ−メルカプトプロピルトリメト
キシシランが付加したことが確認できる。
【0043】[参考例5](ポリマーEの製造) 温度計、撹拌機、冷却器、窒素ガス流入管及びガス流出
管を備えた内容積2リットルの四つ口フラスコに分子側
鎖に一分子あたり平均2個のビニル基を有する粘度が5
000mPa・sのジメチルポリシロキサンを1300
g、トルエンを500g仕込み、120〜130℃で共
沸脱水を1時間行った。100℃に冷却後、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシランを19g、2,2’−
アゾビス(2−メチルブチロニトリル)(和光純薬工業
株式会社製V−59)を1.0g、トルエンを10gの
混合物を滴下した。滴下終了後、100℃で2時間の熟
成を行い、熟成終了後に減圧にてトルエンを留去して、
粘度7000mPa・s、不揮発分99.0%の無色透
明液体を1100g得た。この無色透明液体100gに
対しテトラブチルチタネート1gを混合したところ、直
ちには増粘せず、1日後には硬化した。このことからポ
リマー側鎖のビニル基にγ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシランが付加したことが確認できる。
【0044】[実施例1]ポリマーAを100重量部
と、表面がジメチルジクロロシランで処理された乾式シ
リカ(日本アエロジル製アエロジルR972)5重量部
を均一に混合し、これにビニルトリメトキシシラン5重
量部、ジイソプロポキシ−ビス(アセト酢酸エチル)チ
タン2部を減圧下で均一になるまで混合して組成物を調
製した。
【0045】[比較例1]実施例1において、ポリマー
Aの代わりに粘度が8000mPa・sの両末端が水酸
基で封鎖されたジメチルポリシロキサンを使用した以外
は実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0046】[実施例2]実施例1において、表面がジ
メチルジクロロシランで処理された乾式シリカの代わり
に表面がヘキサメチルジシラザンで処理された乾式シリ
カを使用した以外は実施例1と同様の手法で組成物を調
製した。
【0047】[実施例3]ポリマーBを100重量部
と、表面がジメチルジクロロシランで処理された乾式シ
リカ(日本アエロジル製アエロジルR972)5重量部
を均一に混合し、これにビニルトリメトキシシラン5重
量部、ジイソプロポキシ−ビス(アセト酢酸エチル)チ
タン2部を減圧下で均一になるまで混合して組成物を調
製した。
【0048】[実施例4]ポリマーCを100重量部
と、表面がジメチルジクロロシランで処理された乾式シ
リカ(日本アエロジル製アエロジルR972)10重量
部を均一に混合し、これにテトラメトキシシラン5重量
部、ジイソプロポキシ−ビス(アセト酢酸エチル)チタ
ン2部を減圧下で均一になるまで混合して組成物を調製
した。
【0049】[実施例5]ポリマーDを100重量部
と、表面がジメチルジクロロシランで処理された乾式シ
リカ(日本アエロジル製アエロジルR972)20重量
部を均一に混合し、これにメチルトリメトキシシラン5
重量部、ジイソプロポキシ−ビス(アセト酢酸エチル)
チタン2部を減圧下で均一になるまで混合して組成物を
調製した。
【0050】[実施例6]ポリマーEを100重量部
と、表面がジメチルジクロロシランで処理された乾式シ
リカ(日本アエロジル製アエロジルR972)10重量
部を均一に混合し、これにメチルトリメトキシシラン5
重量部、ジイソプロポキシ−ビス(アセチルアセトナ
ト)チタン2部を減圧下で均一になるまで混合して組成
物を調製した。
【0051】上記で得られた組成物で厚さ2mmのシー
トを作製し、23℃50%RHの雰囲気下で7日間硬化
させ、JIS−K−6249に準じてゴム物性(硬さ、
引張り強さ、切断時伸び)を測定した。更に、未硬化の
上記組成物をアルミ製チューブに密封し、70℃の乾燥
機で7日間加熱し、その後上記と同様にゴム物性を測定
した。結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 正 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 Fターム(参考) 4J002 CP191 DJ017 EC076 EG046 EN136 EX038 EZ046 EZ056 FB107 FB117 FB127 FB147 FD017 FD148 FD156 GH01 GJ01 GJ02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)1分子中に少なくとも1個の下記
    一般式(1)で示される構造を有する、23℃で100
    〜100万mPa・sの粘度を有するオルガノポリシロ
    キサン (R1O)a2 3-aSi−R3−S−R4− (1) (式中、R1は炭素数1〜8の一価炭化水素基又はアル
    コキシ基置換一価炭化水素基、R2は炭素数1〜13の
    一価炭化水素基、R3、R4は互いに同一又は異種の炭素
    数1〜6の二価炭化水素基である。aは1〜3の整数で
    ある。) (B)縮合触媒を含有してなることを特徴とする室温硬
    化性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分が下記一般式(1A)で示さ
    れるオルガノポリシロキサンである請求項1記載の組成
    物。 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4、aは上記と同様の意味を
    示す。R7、R8は互いに同一又は異種の炭素数1〜13
    の一価炭化水素基であり、nは10以上の整数であっ
    て、このオルガノポリシロキサンの23℃における粘度
    を100〜100万mPa・sとする数である。)
  3. 【請求項3】 (B)成分の縮合触媒がチタンキレート
    触媒である請求項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 更に、(C)シリカを含有する請求項2
    又は3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 (C)成分のシリカが表面処理シリカで
    ある請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】 更に、(D)下記一般式(2) R5 bSi(OR64-b (2) (式中、R5は炭素数1〜13の一価炭化水素基、R6
    炭素数1〜8の一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一
    価炭化水素基を示し、bは0,1又は2である。)で示
    されるオルガノオキシシラン又はその部分加水分解物を
    含有する請求項1乃至5のいずれか1項記載の組成物。
JP2001348907A 2001-11-14 2001-11-14 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Pending JP2003147208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001348907A JP2003147208A (ja) 2001-11-14 2001-11-14 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001348907A JP2003147208A (ja) 2001-11-14 2001-11-14 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003147208A true JP2003147208A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19161653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001348907A Pending JP2003147208A (ja) 2001-11-14 2001-11-14 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003147208A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018163446A1 (ja) 2017-03-09 2018-09-13 信越化学工業株式会社 有機ケイ素化合物およびその製造方法
EP3608367A4 (en) * 2017-04-07 2020-12-23 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. COMPOSITION OF CURING ORGANOPOLYSILOXANE AT ROOM TEMPERATURE, AND BASE MATERIAL
US11377522B2 (en) * 2019-05-14 2022-07-05 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Silicon-containing polymer, film-forming composition, method for forming silicon-containing polymer coating, method for forming silica-based coating, and production method for silicon-containing polymer

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018163446A1 (ja) 2017-03-09 2018-09-13 信越化学工業株式会社 有機ケイ素化合物およびその製造方法
CN110382510A (zh) * 2017-03-09 2019-10-25 信越化学工业株式会社 有机硅化合物及其制造方法
KR20190126846A (ko) 2017-03-09 2019-11-12 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 유기 규소 화합물 및 그 제조 방법
EP3594220A4 (en) * 2017-03-09 2020-12-23 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. ORGANOSILIC COMPOUND AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF
EP3608367A4 (en) * 2017-04-07 2020-12-23 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. COMPOSITION OF CURING ORGANOPOLYSILOXANE AT ROOM TEMPERATURE, AND BASE MATERIAL
US10941317B2 (en) * 2017-04-07 2021-03-09 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Room-temperature-curable organopolysiloxane composition and base material
US11377522B2 (en) * 2019-05-14 2022-07-05 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Silicon-containing polymer, film-forming composition, method for forming silicon-containing polymer coating, method for forming silica-based coating, and production method for silicon-containing polymer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2738235B2 (ja) 紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物、その硬化物及びその製造方法
JP4088764B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP6314993B2 (ja) 多成分系室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、該組成物の硬化物及び該硬化物からなる成型物
KR102326223B1 (ko) 실온 경화성 오르가노폴리실록산 조성물 및 해당 실온 경화성 오르가노폴리실록산 조성물의 경화물인 성형물
JPH05262989A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH0912892A (ja) 現場成形ガスケット用シリコーンゴム組成物
JP2007106944A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP3824071B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2010084062A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP3900267B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP3858976B2 (ja) 非汚染性シリコーンゴム組成物
JP4171868B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4530177B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2005162974A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP6915551B2 (ja) 難燃性室温硬化型オルガノポリシロキサン組成物、電気又は電子部品並びに電気又は電子部品における耐熱接着性の向上方法
JP2014218558A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2002338811A (ja) 室温速硬化性オルガポリシロキサン組成物
JP4781810B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2003147208A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH0686574B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP5644800B2 (ja) 2液混合型オルガノポリシロキサン組成物
JP2005213487A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JPH04359061A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物およびその硬化物
JP2003176411A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2013227560A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物