JP5644800B2 - 2液混合型オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、混合後に適度な使用可能時間を有し、かつ深部硬化性に優れた脱アルコールタイプの2液混合型オルガノポリシロキサン組成物に関するものである。
縮合硬化型の室温速硬化性オルガノポリシロキサン組成物については、従来、ベースポリマーである両末端ヒドロキシオルガノポリシロキサンに対して架橋剤を極限まで減量して加水分解による架橋速度を向上させた1液タイプのもの、及びベースポリマーである両末端ヒドロキシオルガノポリシロキサンと架橋剤とを別梱包とし、使用時に混合する2液タイプのものが知られている。
1液タイプの前記組成物は、表面からの硬化速度が速いというだけであり、深部硬化には一定の時間が必要であるため速硬化性とは言い難い。そこで速硬化性を必要とされる場合、2液タイプの組成物が有効とされているが、2液タイプの前記組成物においては、深部硬化性には比較的優れているものの、2液混合する割合が体積比で1:1でないため取り扱いが複雑であり、また、自動混合機などに適用しにくいという欠点がある。更に、深部まで完全に硬化させるにはオルガノポリシロキサンの両末端ヒドロキシ量と架橋剤の添加量を厳密に規定するか、深部硬化剤として更に水を加えることが必要である。
一方、付加硬化型のオルガノポリシロキサン組成物においては、2液混合する割合が1:1であり作業性に優れるが、通常、硬化には加熱炉が必要である。また、付加毒の存在下で硬化触媒が被毒されるため、作業環境が限定されるという欠点があった。
そのため、特許第3916403号公報(特許文献1)では、分子鎖両末端が加水分解性シリル基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンに対し1分子中に少なくとも1個のカルボニル基(C=O基)を有する有機化合物、及び1分子中に少なくとも1個の1級アミノ基(NH2基)を有する有機化合物を含有してなる組成物が提案されている。これはカルボニル基と1級アミノ基によるケチミン生成反応から副生する水を利用して深部硬化性、速硬化性を改良したものであるが、深部硬化性、速硬化性には優れるものの、未硬化時に熱が加えられた場合、縮合反応生成物であるジアルキルケトオキシムが急速にガス化して硬化物中に気泡が発生し、シール性が大幅に低下し、特に自動車のオイルシール用途には問題があった。その問題対策として特許第3970484号公報(特許文献2)では、上記に更に硬化剤種・硬化剤量を限定することで、硬化物中に気泡が発生することを抑えることが提案されている。上記2公報はいずれもオキシムタイプでは有効な手法である。
近年、脱アルコールタイプにおける速硬化技術として、特開2006−131824号公報及び特開2011−37968号公報(特許文献3,4)が提案されている。特開2006−131824号公報においては、末端シラノール基を有するポリマーと末端にアルコキシアルキル基を有するポリマーとの縮合反応により、深部硬化性を向上させた組成物が提案されている。しかし、作業性は良好なものの、組成物が硬化するまで約1日を要するため、次作業へ移るためには時間を要する不具合があった。特開2011−37968号公報においては、2−トリアルコキシシリルプロピオン酸エステルあるいはそれらの部分加水分解物をシラノール基がほとんど存在しない組成物へ添加し、シラノール基が存在する組成物と混合させることで硬化性を飛躍的に改善させた組成物が提案されている。この組成物は、確かに速硬化性が飛躍的に向上しているものの、混合後の硬化が速すぎるため、接着可使時間が短いことや基材を張り合わせた後、位置の微調整が不可能などの不具合があった。そのため、混合後に適度な使用可能時間を有し、かつ深部硬化性に優れた組成物が望まれている。
特許第3916403号公報 特許第3970484号公報 特開2006−131824号公報 特開2011−37968号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、混合後に適度な使用可能時間を有し、かつ深部硬化性に優れた脱アルコールタイプの2液混合型オルガノポリシロキサン組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、下記一般式(6)で示されるエステル化合物と、分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物とを混合することで、ケチミン生成反応が進行することを知見した。この反応の進行速度が適度な使用可能時間を作りだし、これにより、特開2011−37968号公報における急激な硬化反応を抑制でき、かつ副生する水を利用して深部硬化性を向上させることに成功し、本発明をなすに至った。
6COCH2COOR6 (6)
(式中、R6は炭素原子数1〜5のアルキル基であり、R6は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
従って、本発明は、下記に示す2液混合型オルガノポリシロキサン組成物を提供する。
〔1〕
下記に示す第1組成物と第2組成物とからなり、第1組成物と第2組成物とを混合することにより硬化することを特徴とする、2−トリアルコキシシリルプロピオン酸エステルあるいはそれらの部分加水分解物を含有しない2液混合型オルガノポリシロキサン組成物。
第1組成物:
(A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン 50〜190質量部、
HO(SiR1 2O)nH (1)
(式中、R1は炭素原子数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、R1は互いに同一であっても異種の基であってもよい。nは10以上の整数である。)
(B)下記一般式(2)で示されるケテンシリルアセタール型化合物、下記一般式(3)で示される2−メチルジアルコキシシリルプロピオン酸エステル及びそれらの部分加水分解物から選ばれる少なくとも1種の化合物 0.1〜20質量部、
(R2O)2Si(R3)OC(OR3)CHCH3 (2)
(R2O)2Si(CH3)CH(CH3)COOR3 (3)
(式中、R2は炭素原子数1〜4のアルキル基、R3は炭素原子数1〜12の非置換又は置換のアルキル基であり、R2、R3は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
(C)分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物 0.01〜20質量部、
(D)下記一般式(4)で示されるアルコキシ基を1分子中に2個以上有するシラン化合物及び/又はその部分加水分解縮合物 0.1〜30質量部、
5 mSi(OR44-m (4)
(式中、R4は炭素原子数1〜4の非置換又はアルコキシ置換の一価炭化水素基であり、R5は炭素原子数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、mは0、1又は2である。)
を含有する組成物、
第2組成物:
(E)下記一般式(5)で示されるオルガノポリシロキサン 150〜10質量部、
HO(SiR1 2O)nH (5)
(式中、R1、nは上記と同様である。)
(F)有機スズ触媒 0.01〜10質量部、
(G)下記一般式(6)で示されるエステル化合物 0.1〜10質量部
6COCH2COOR6 (6)
(式中、R6は炭素原子数1〜5のアルキル基であり、R6は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
を含有してなる組成物、
但し、(A),(E)成分の合計が200質量部であり、第1組成物に含有する(B)〜(D)成分及び第2組成物に含有する(F),(G)成分の配合量は、それぞれ(A),(E)成分の合計200質量部に対する配合量を示す。
〔2〕
(A)成分が80〜120質量部、(E)成分が120〜80質量部(但し、(A)成分と(E)成分の合計は200質量部である。)である〔1〕記載の組成物。
〔3〕
充填剤を上記第1組成物及び/又は第2組成物に(A)成分と(E)成分の合計量200質量部に対して2〜600質量部において配合してなる〔1〕又は〔2〕記載の組成物。
〔4〕
第1組成物と第2組成物とを、湿気遮断下に混合することにより硬化することを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物。

自動車部品又は電気電子部品用シール剤である〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の組成物。
本発明の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物によれば、適度な使用可能時間を有するため接着可使時間が長く、かつ深部硬化性が良好なため優れたゴム状弾性体を短時間に得ることができる。本発明の組成物は、各種接着剤やシール剤に好適に使用することができ、特に自動車用途及び電気電子用途等のシール剤に有効である。
以下、本発明につき更に詳細に説明する。
本発明の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物は、後述する(A)〜(D)成分を含有する第1組成物と、後述する(E)〜(G)成分を含有する第2組成物とからなり、第1組成物と第2組成物とを混合することにより硬化するものである。
第1組成物中の(A)成分は、下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサンである。
HO(SiR1 2O)nH (1)
上記式(1)中、R1は炭素原子数1〜10の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部が塩素、フッ素、臭素といったハロゲン原子等で置換された基、例えばトリフルオロプロピル基などであり、メチル基、フェニル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。このR1は同一の基であっても異種の基であってもよい。
また、式(1)中のnは10以上の整数であり、このオルガノポリシロキサンの25℃における粘度が25〜500,000mPa・sの範囲、特に500〜100,000mPa・sの範囲となることが好ましい。なお、本発明において、粘度は回転粘度計により測定した値である。
本発明の組成物において、(A)成分と(E)成分の合計は、200質量部であり、第1組成物の(A)成分は50〜190質量部((E)成分が150〜10質量部)、好ましくは70〜150質量部((E)成分が130〜50質量部)、より好ましくは80〜120質量部((E)成分が120〜80質量部)、特に好ましくは90〜110質量部((E)成分が110〜90質量部)である。(A)成分の量が50質量部未満((E)成分の量が150質量部を超える)でも、190質量部を超えて((E)成分が10質量部未満)も速硬化性が不十分となることがある。
次に、(B)成分の下記一般式(2)で示されるケテンシリルアセタール型化合物、下記一般式(3)で示される2−メチルジアルコキシシリルプロピオン酸エステルあるいはそれらの部分加水分解物は、本組成物において(A)成分の両末端をアルコキシ化するための必須成分である。
(R2O)2Si(R3)OC(OR3)CHCH3 (2)
(R2O)2Si(CH3)CH(CH3)COOR3 (3)
(式中、R2は炭素原子数1〜4のアルキル基、R3は炭素原子数1〜12の非置換又は置換のアルキル基であり、R2、R3は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
上記一般式(2),(3)において、R2の炭素原子数1〜4のアルキル基としては、直鎖状、分岐状のいずれでもよく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル基が挙げられる。これらの基は同一であっても異なっていてもよい。
また、R3の炭素原子数1〜12のアルキル基としては、直鎖状、環状、分岐状のいずれでもよく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等の直鎖状のアルキル基、シクロヘキシル基等の環状のアルキル基及びtert−ブチル基、2−エチルヘキシル基等の分岐状のアルキル基や、これらの基の水素原子の一部又は全部を塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子で置換したクロロメチル基、ブロモエチル基、トリフルオロプロピル基等のハロゲン置換一価炭化水素基等で置換された基等を挙げることができる。これらの基は同一であっても異なっていてもよい。
本発明において、R2は、メチル基、エチル基が好ましく、その中でもよりメチル基が好ましい。またR3は、メチル基、エチル基、n−ブチル基、2−エチルヘキシル基が好ましく、その中でもより2−エチルヘキシル基が好ましい。(B)成分は1種を単独で又は2種以上を併用して使用することができる。
ここで、式(2)で示されるケテンシリルアセタール型化合物と式(3)で示される2−メチルジアルコキシシリルプロピオン酸エステルは、異性体の関係にあり、例えばアクリル酸エステルとメチルジアルコキシシランとのヒドロシリル化反応によって混合物として得ることができる。また、市販品を用いることもでき、市販品としては、OCMS−2(信越化学工業(株)製)等を挙げることができる。
上記ケテンシリルアセタール型化合物、2−メチルジアルコキシシリルプロピオン酸エステルあるいはそれらの部分加水分解物は、(A)成分と(E)成分の合計200質量部に対して0.1〜20質量部、好ましくは1〜15質量部の範囲で使用されるものである。配合量が少なすぎると十分に(A)成分の両末端をアルコキシ化することができないため、組成物の保存性や外観が悪化したり、組成物の粘度が増粘する。また、配合量が多すぎると(B)成分が過剰となるため、硬化時間が遅延したり、得られるゴムの機械特性が劣る結果となったり、またコスト的にも不利となる。
次に、(C)成分の分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物は、上記(A)成分と(B)成分を短時間で、かつ効率的に末端修飾するための触媒として必須の成分であり、(C)成分は後述する(G)成分とケチミン生成反応するものであるが、その反応物にも触媒作用があるものである。
(C)成分の分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物としては、アミン化合物を好適に使用することができ、具体例としては、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、オクチルアミン等の1級アミン類、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン等の2級アミン類、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン等の3級アミン類が例示される。(C)成分の分子内に少なくとも1個の窒素原子を有するシラン化合物としては、3−アミノプロピルジエトキシメチルシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルジメトキシメチルシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノメチルトリエトキシシラン、3−アミノメチルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノプロピル)ジメトキシメチルシラン、3−(2−アミノエチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、2−アミノエチルアミノメチルジメトキシメチルシラン、2−アミノエチルアミノメチルトリメトキシシラン、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジンなどのアルコキシシラン類が例示される。分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物あるいはシラン化合物は、空気中にて塩基性を示す物質であれば特に制限されない。この中でも3−アミノプロピルトリエトキシシラン、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジンが好ましく、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジンを使用することがより好ましい。(C)成分は1種に限定されず、2種以上を使用してもよい。
上記の分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物は、(A)成分と(E)成分の合計200質量部に対して0.01〜20質量部、好ましくは0.1〜10質量部の範囲で使用されるものであり、配合量が少なすぎると十分に(A)成分の両末端を(B)成分でアルコキシ化することができず、配合量が多すぎると臭気や保存性が悪化する。
次に、(D)成分の下記一般式(4)で示されるアルコキシ基を1分子中に2個以上、好ましくは3個以上有するシラン化合物及び/又はその部分加水分解縮合物は、本組成物に適度な硬化性を与えるための成分である。
5 mSi(OR44-m (4)
(式中、R4は炭素原子数1〜4の非置換又はアルコキシ置換の一価炭化水素基であり、R5は炭素原子数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、mは0、1又は2である。)
上記式(4)中、R4は炭素原子数1〜4の非置換又はアルコキシ置換の一価炭化水素基であり、一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素原子数1〜4のアルキル基が例示され、アルコキシ置換アルキル基としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、ブトキシメチル基、ペンチロキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル基、ブトキシエチル基、メトキシプロピル基、エトキシプロピル基、プロポキシプロピル基、メトキシブチル基、エトキシブチル基、メトキシペンチル基等が挙げられる。これらの中でもメチル基、エチル基が好ましい。
5は炭素原子数1〜10の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部が塩素、フッ素、臭素といったハロゲン原子等で置換された基、例えばトリフルオロプロピル基などであり、メチル基、フェニル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。このR5は同一の基であっても異種の基であってもよい。
上記(D)成分の具体例としては、テトラメトキシシラン、エチルシリケート、プロピルシリケート、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、メチルトリス(メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシラン等のアルコキシシラン、又はその部分加水分解縮合物が例示され、該部分加水分解縮合物は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよい。該部分加水分解縮合物は、通常重合度2〜8程度のオリゴマーである。(D)成分は1種に限定されず、2種以上を使用してもよい。
上記アルコキシ基を1分子中に2個以上有するシラン化合物あるいはそれらの部分加水分解縮合物は、(A)成分と(E)成分の合計200質量部に対して0.1〜30質量部、好ましくは1〜15質量部の範囲で使用されるものであり、配合量が少なすぎると速硬化すぎて作業性が悪くなり、配合量が多すぎると得られるゴムの機械特性に劣るものとなる。
次に、第2組成物中の(E)成分は、下記一般式(5)で示されるオルガノポリシロキサンである。
HO(SiR1 2O)nH (5)
(式中、R1、nは上記式(1)のR1、nと同じである。)
上記式(5)中、R1は炭素原子数1〜10の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基、あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全部が塩素、フッ素、臭素といったハロゲン原子等で置換された基、例えばトリフルオロプロピル基などであり、メチル基、フェニル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。このR1は同一の基であっても異種の基であってもよい。
また、式(5)中のnは10以上の整数であり、このオルガノポリシロキサンの25℃における粘度が25〜500,000mPa・sの範囲、特に500〜100,000mPa・sの範囲となることが好ましい。
(E)成分は、(A)成分と置換基や重合度が異なったものでもよいが、(A)成分と同じものが好ましい。
また、(E)成分の配合量については上述した通りである。
(F)成分の有機スズ触媒は、本組成物を良好に硬化させるための必須成分である。
(F)成分の有機スズ触媒の具体例としては、ジメチルジメトキシスズ、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオクトエート、ジブチルスズジベンジルマレート、ジオクチルスズジアセテート、ジオクチルスズジバーサテート等の有機スズ化合物が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
(F)成分の配合量は、(A)成分と(E)成分の合計200質量部に対して0.01〜10質量部、特に0.05〜1質量部配合することが好ましい。0.01質量部未満では表面硬化が遅くなり、10質量部を超える量では、硬化が速すぎて製造困難になるほか、得られる組成物の伸びが低下し、ゴムの機械特性が悪化する。
(G)成分の下記一般式(6)で示されるエステル化合物は、前記(C)成分の分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物と混合することでケチミン生成反応を起こし、該反応により副生する水を利用して本組成物に速硬化性及び深部硬化性を与えるための必須成分である。
6COCH2COOR6 (6)
(式中、R6は炭素原子数1〜5のアルキル基であり、R6は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
上記式(6)中、R6は炭素原子数1〜5のアルキル基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基などであり、メチル基、エチル基、ブチル基が好ましく、メチル基、エチル基が特に好ましい。このR6は同一の基であっても異種の基であってもよい。
上記(G)成分の具体例としては、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸プロピル、アセト酢酸イソプロピル、アセト酢酸ブチル、アセト酢酸sec−ブチル、アセト酢酸tert−ブチル、アセト酢酸アミル、アセト酢酸イソアミル等が例示される。その中でも、アセト酢酸エチル、アセト酢酸プロピルが好ましく、アセト酢酸エチルがより好ましい。(G)成分は1種に限定されず、2種以上を使用してもよい。
(G)成分の配合量は、(A)成分と(E)成分の合計200質量部に対して0.1〜10質量部、特に0.5〜4質量部配合することが好ましい。0.1質量部未満では本組成物の硬化が遅くなり速硬化性が低下してしまい、10質量部を超える量では、第2組成物の粘度が低くなりすぎたり、接着性に悪影響を与えてしまう。
本発明の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物は、前記した(A)〜(G)成分の他に、更に必要に応じて、硬化前の流れ特性を改善し、硬化後のゴム状弾性体に必要な機械的性質を付与するために、少なくとも1種の充填剤を添加することがより好ましい。
添加する充填剤の具体例としては、シラン、シラザン、シロキサン等の有機ケイ素化合物で処理された又は無処理の煙霧質シリカ、湿式シリカ等のシリカ、カーボン粉、タルク、ベントナイト、表面が脂肪酸や樹脂酸等で処理された又は無処理の炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、炭酸マグネシウム、表面処理、無処理の酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム等が例示され、充填剤の表面が処理され、かつ水分量の少ない充填剤が好ましい。
上記充填剤の添加量は、(A)成分と(E)成分の合計200質量部に対して2〜600質量部配合することが好ましい。充填剤は、第1組成物及び/又は第2組成物に配合することができる。
本発明の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物は、上記(A)〜(D)成分を第1組成物とし、上記(E)〜(G)成分を第2組成物とし、必要に応じて各種添加剤を、湿気を遮断した状態で混合することにより得られる。
第1組成物は上記(A)〜(D)成分を、また第2組成物は上記(E)〜(G)成分を、必要に応じて各種添加剤と共に公知の方法に準じて混合することにより調製できる。
得られたこれらの組成物は、それぞれ別々の密閉容器中でそのまま保存し、使用時に混合することによりゴム状弾性体に硬化する、いわゆる2包装型オルガノポリシロキサン組成物として用いることができる。
本発明の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物は、(A),(E)成分が合計で200質量部となるように混合し、第1組成物中に含まれる(C)成分の分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物と、第2組成物中に含まれる(G)成分のエステル化合物とを混合することでケチミン生成反応を起こし、該反応により副生する水を利用して硬化したり、空気中の水分の存在により硬化すると共に、(A)成分、(B)成分と(D)成分が(E)成分と空気中、(C)成分存在下で反応することにより、表面からの硬化のみならず、その内部からも硬化を生じるため、速硬化性及び深部硬化性が向上する。また、ベースポリマーである(A)成分及び(E)成分の粘度や添加量を変化させることで、速硬化性を制御することが可能であると共に、得られた硬化物は優れた機械的性質を有するため、優れた性質のシール剤を提供することができる。
本発明の組成物は、シール剤や接着剤等に好適に使用されるが、特に自動車用途及び電気電子用途等に有効である。
なお、本発明の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物の硬化条件等は制限されず、公知の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物では成し得なかった低温・低湿度条件においても良好に硬化することができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1]
25℃における粘度が20,000mPa・sの末端がシラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン100質量部に、アクリル酸2−エチルヘキシルとジメトキシメチルシランとの反応物(商品名;OCMS−2,信越化学工業(株)製)3質量部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.6質量部を加え、混合機で混合し、反応させた後、メチルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物(商品名;KC−89E,信越化学工業(株)製)1質量部、ビニルトリメトキシシラン1質量部を加えて、減圧下で完全に混合し、第1組成物を得た。
また、25℃における粘度が20,000mPa・sの末端がシラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン100質量部に、アセト酢酸エチル2質量部、ジオクチルスズジバーサテート0.2質量部を添加し、混合機で混合させて第2組成物を得た。
上記第1組成物と第2組成物を体積比で約1:1の割合で混合し、サンプル1を得た。
[実施例2]
25℃における粘度が20,000mPa・sの末端がシラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン100質量部に、アクリル酸2−エチルヘキシルとジメトキシメチルシランとの反応物(商品名;OCMS−2,信越化学工業(株)製)3質量部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.6質量部を加え、混合機で混合し、反応させた後、メチルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物(商品名;KC−89E,信越化学工業(株)製)1質量部、ビニルトリメトキシシラン1質量部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン5質量部を加えて、減圧下で完全に混合し、第1組成物を得た。
また、25℃における粘度が20,000mPa・sの末端がシラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン100質量部に、アセト酢酸エチル1質量部、ジオクチルスズジバーサテート0.2質量部を添加し、混合機で混合させて第2組成物を得た。
上記第1組成物と第2組成物を体積比で約1:1の割合で混合し、サンプル2を得た。
[比較例1]
実施例1において、第1組成物中のアクリル酸2−エチルヘキシルとジメトキシメチルシランとの反応物を除いた他は同様の条件にて調製し、サンプル3を得た。
[比較例2]
実施例1において、第2組成物中のアセト酢酸エチルを除いた他は同様の条件にて調製し、サンプル4を得た。
[比較例3]
実施例1において、第1組成物中の1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジンを除いた他は同様の条件にて調製し、サンプル5を得た。
[比較例4]
実施例1において、第2組成物中のジオクチルスズジバーサテートを除いた他は同様の条件にて調製し、サンプル6を得た。
[比較例5]
実施例1において、第2組成物中のアセト酢酸エチルの変わりに水2質量部を用いた他は同様の条件にて調製し、サンプル7を得た。
[比較例6]
実施例1において、第2組成物中のアセト酢酸エチルの変わりにアセチルアセトン2質量部を用いた他は同様の条件にて調製し、サンプル8を得た。
[比較例7]
実施例1において、第2組成物中のアセト酢酸エチルの変わりにアセトン2質量部を用いた他は同様の条件にて調製し、サンプル9を得た。
[比較例8]
実施例1において、第2組成物中のアセト酢酸エチルの変わりにエタノール2質量部を用いた他は同様の条件にて調製し、サンプル10を得た。
上記実施例及び比較例で得られたサンプルを用いて、下記に示す方法により各種試験を行った。
試験方法
上記実施例、比較例の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物は、第1組成物及び第2組成物を体積比で約1:1になるよう、密封容器に充填し、混合させ、目的のサンプルを得た。上記の方法で混合させた組成物(各サンプル)を2mmの型枠に流し込み、23℃、50%RHで3日間養生して2mm厚のゴムシートを得た。また、混合後にゴムになる時間をゴム化時間とし、その測定方法は上記の方法にて混合させた組成物が密封条件下でゴムとなる時間を測定することで確認した。良好な作業性が得られる指標としてゴム化時間が60分以上であるもの、また良好な硬化性の指標としてゴム化時間が360分未満であるものを合格とした。JIS A5758に規定する方法に準じてタックフリータイム(指触乾燥時間)を測定し、JIS K6249に準じて2mm厚シートよりゴム物性を測定した。
また、得られた実施例、比較例の各第1組成物及び第2組成物を常温にて6ヶ月間保存した後、上記と同様にして各種試験を行った。
実施例1,2及び比較例1〜8の結果を下記表1に示す。
Figure 0005644800

Claims (5)

  1. 下記に示す第1組成物と第2組成物とからなり、第1組成物と第2組成物とを混合することにより硬化することを特徴とする、2−トリアルコキシシリルプロピオン酸エステルあるいはそれらの部分加水分解物を含有しない2液混合型オルガノポリシロキサン組成物。
    第1組成物:
    (A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン 50〜190質量部、
    HO(SiR1 2O)nH (1)
    (式中、R1は炭素原子数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、R1は互いに同一であっても異種の基であってもよい。nは10以上の整数である。)
    (B)下記一般式(2)で示されるケテンシリルアセタール型化合物、下記一般式(3)で示される2−メチルジアルコキシシリルプロピオン酸エステル及びそれらの部分加水分解物から選ばれる少なくとも1種の化合物 0.1〜20質量部、
    (R2O)2Si(R3)OC(OR3)CHCH3 (2)
    (R2O)2Si(CH3)CH(CH3)COOR3 (3)
    (式中、R2は炭素原子数1〜4のアルキル基、R3は炭素原子数1〜12の非置換又は置換のアルキル基であり、R2、R3は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
    (C)分子内に少なくとも1個の窒素原子を有する有機化合物及び/又はシラン化合物 0.01〜20質量部、
    (D)下記一般式(4)で示されるアルコキシ基を1分子中に2個以上有するシラン化合物及び/又はその部分加水分解縮合物 0.1〜30質量部、
    5 mSi(OR44-m (4)
    (式中、R4は炭素原子数1〜4の非置換又はアルコキシ置換の一価炭化水素基であり、R5は炭素原子数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、mは0、1又は2である。)
    を含有する組成物、
    第2組成物:
    (E)下記一般式(5)で示されるオルガノポリシロキサン 150〜10質量部、
    HO(SiR1 2O)nH (5)
    (式中、R1、nは上記と同様である。)
    (F)有機スズ触媒 0.01〜10質量部、
    (G)下記一般式(6)で示されるエステル化合物 0.1〜10質量部
    6COCH2COOR6 (6)
    (式中、R6は炭素原子数1〜5のアルキル基であり、R6は互いに同一であっても異種の基であってもよい。)
    を含有してなる組成物、
    但し、(A),(E)成分の合計が200質量部であり、第1組成物に含有する(B)〜(D)成分及び第2組成物に含有する(F),(G)成分の配合量は、それぞれ(A),(E)成分の合計200質量部に対する配合量を示す。
  2. (A)成分が80〜120質量部、(E)成分が120〜80質量部(但し、(A)成分と(E)成分の合計は200質量部である。)である請求項1記載の組成物。
  3. 充填剤を上記第1組成物及び/又は第2組成物に(A)成分と(E)成分の合計量200質量部に対して2〜600質量部において配合してなる請求項1又は2記載の組成物。
  4. 第1組成物と第2組成物とを、湿気遮断下に混合することにより硬化することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の2液混合型オルガノポリシロキサン組成物。
  5. 自動車部品又は電気電子部品用シール剤である請求項1〜4のいずれか1項記載の組成物。
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