JP2003146600A - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JP2003146600A JP2002195731A JP2002195731A JP2003146600A JP 2003146600 A JP2003146600 A JP 2003146600A JP 2002195731 A JP2002195731 A JP 2002195731A JP 2002195731 A JP2002195731 A JP 2002195731A JP 2003146600 A JP2003146600 A JP 2003146600A
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久明 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両の停止時のみならず走行時に
も作業台首振等を行って所定の高所作業を行うことがで
きるパワーテイクオフ機構を備えた高所作業車を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明の高所作業車は、車体上の複数の
作業装置を作動させる複数のアクチュエータに油圧を供
給するための油圧ポンプと、車体走行の動力源として使
用するエンジンの出力を取り出し前記油圧ポンプの作動
のために使用可能なパワーテイクオフ機構と、前記油圧
ポンプの作動のために使用可能なモータとを備えてい
る。さらに、本高所作業車は、車体が走行するときには
前記モータを使用して前記油圧ポンプを作動させ、車体
が停止するときには少なくとも前記パワーテイクオフ機
構を使用して前記油圧ポンプを作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行時と停
止時とで車体に架装された作業装置を駆動させる動力源
を替えることが可能な高所作業車に関する。詳細には本
発明は、車両の停止時においては車両のエンジンの出力
を取り出すパワーテイクオフ機構を主に使用して作業装
置を駆動させ、車両の走行時においてはバッテリーを使
用して作業装置を駆動させる高所作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】トラック車両をベースとした高所作業車
においては、車体上に架装された作業装置を作動させる
ために概ね油圧アクチュエータが使用されている。この
油圧アクチュエータは、車体に設置された油圧ポンプか
ら作動油が供給されることにより作動するものである。
【0003】従来より高所作業車においては油圧ポンプ
の駆動動力を車両のエンジンから取り出す装置、すなわ
ちパワーテイクオフ(Power Take-Off)機構(以下、
「PTO機構」という)が使用されることが一般的であ
る。また、高所作業車の作業装置を作動させて高所作業
を行うときには地面に対して車体を安定支持させるため
ジャッキにより車体を持ち上げ支持させることとしてい
る。このためPTO機構を使用する高所作業車では、P
TO機構を使用しての高所作業中には、エンジンの動力
が車輪に伝達しないように構成されている。その一方、
高所作業車の走行時にはPTO機構と油圧ポンプとの接
続を遮断して油圧アクチュエータの作動ができないよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高所作
業車における作業においては車両の走行中にも作業装置
の作動を行えるようにすることが求められる場合もあ
る。例えば、連続的に電線に沿って作業を行う架線工事
等がある。このような場合に上記従来の高所作業車同
様、車両走行時の作動を規制することとすると作業の効
率が著しく低下する。その一方、高所作業の大半では重
量の大きなブームを作動させる必要がなく比較的軽量で
ある作業台やアーム部材のみ作動させれば十分に作業を
行うことができ、このような大重量のブームを作動させ
ない場合には、車両の走行安定性の問題をあまり考慮す
る必要がない。すなわち、重量の大きなブームは格納位
置に保持した状態で作業台の首振動及び昇降運動や、ア
ーム部材の揺動のみできるようにすれば高所作業を概ね
行うことができる場合には、車両走行中に該作業台等の
作業装置の運動を許容しても差し支えない。
【0005】従って、本発明は、作業装置の動力源にP
TO機構を使用するが車両の走行中にも作業台の首振
動、アーム部材の揺動及び昇降運動を行うことができる
高所作業車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、車体上の複数の作業装置を作動
させる複数のアクチュエータに油圧を供給するための油
圧ポンプと、車体走行の動力源として使用するエンジン
の出力を取り出し油圧ポンプの作動のために使用可能な
PTO機構と、油圧ポンプの作動のために使用可能なモ
ータとを備えて高所作業車が構成され、車体が走行する
ときにはモータを使用して油圧ポンプを作動させる。な
お、車体が停止するときには少なくともPTO機構を使
用して油圧ポンプを作動させる。
【0007】本高所作業車によれば、従来同様、車両を
停止させた際にはPTO機構によりエンジンの動力を油
圧ポンプの駆動源として作業装置を作動させることがで
きると共に、車両を走行させた際にはPTO機構の変わ
りにモータを油圧ポンプの駆動源として作業装置を作動
させることができる。換言すれば、本高所作業車によれ
ば、初期作業等の大運動量の作業においては車両を停止
させ車両の安定性を確保した高所作業ができるととも
に、車両の走行中には走行安定性を低下させることが少
ない高所作業を行うことができる。従って、本高所作業
車によれば効率の良い高所作業を行うことが可能とな
る。
【0008】上記構成の高所作業車において、前記油圧
ポンプは少なくとも前記パワーテイクオフ機構に接続可
能な第一油圧ポンプと、前記モータに接続可能な第二油
圧ポンプとを有し、車体が走行するときには前記第一油
圧ポンプと前記パワーテイクオフ機構との接続を解除し
且つ前記第二油圧ポンプと前記モータとを接続させるよ
うに構成しても良い。なお、車体が停止するときには少
なくとも前記第一油圧ポンプと前記パワーテイクオフ機
構とを接続させるように構成しても良い。
【0009】本高所作業車によれば、車両を停止させる
ときにはPTO機構によりエンジンの出力を使用して第
一油圧ポンプを駆動し作業装置の作動させることができ
ると共に、車両を走行させるときにはPTO機構と第一
油圧ポンプとの接続を遮断しエンジンの出力をタイヤに
伝達する替わりに別途設けられた電気モータにより第二
油圧ポンプを駆動して作業装置を作動させることができ
る。すなわち、本高所作業車の作業装置においては走行
時と停車時とで別個異なる油圧ポンプで作動させること
ができるため、1個の油圧ポンプの場合のように該ポン
プに伝達される動力源を切り替えるための別途の装置が
不要であり、装置全体としての製造が容易且つ信頼性の
高いものとすることができる。例えば、車両停止時には
PTO機構を動力源とし車両走行時にはモータを動力と
するための切替えクラッチの必要性がなく製造及びメン
テナンスの労力を軽減することができる。
【0010】また、上記構成において、第二油圧ポンプ
は、上記複数のアクチュエータのうちの一部にのみ油圧
を供給するように構成するのが好ましい。上述するよう
に車両の走行安定性の見地から車両走行時に行う高所作
業は、一定の作業装置に限定して行う。従って、車両走
行時に供給する油圧は車両停止時よりも小さなもので足
りる。本高所作業車によれば、車両停止時に使用するP
TO機構で駆動する油圧ポンプと、車両走行時に使用す
るモータで駆動する油圧ポンプとを別個独立のものと
し、また、車両走行時に作動装置を作動させるための第
二油圧ポンプは、一部のアクチュエータにのみ接続する
こととしているため、車両走行時の作業に必要な作動力
の油圧ポンプを駆動できるモータを準備すれば足り、1
個の油圧ポンプをPTO機構とモータとで切替えて駆動
させる場合に比して小型のモータ(及び小型のバッテリ
ー)とすることができ、大幅なコスト削減も可能とな
る。
【0011】もう一つの本発明は、車体上の複数の作業
装置のうち一部の装置を作動させる油圧式アクチュエー
タに油圧を供給するための油圧ポンプと、前記複数の作
業装置のうち他の装置を作動させる電動アクチュエータ
に電力を供給するバッテリーと、車体走行の動力源とし
て使用するエンジンの出力を取り出し前記油圧ポンプの
作動のために使用可能なパワーテイクオフ機構とを備え
た高所作業車であって、車体が走行するときには前記バ
ッテリーを使用して前記電動アクチュエータのみを作動
させ、車体が停止するときには前記パワーテイクオフ機
構を使用して前記油圧ポンプを作動させ且つ前記バッテ
リーを使用して前記電動アクチュエータを作動させるこ
とを特徴とする高所作業車を提供する。
【0012】前述するPTO機構を使用した高所作業車
によれば、車体に架装された作業装置を駆動する手段と
して油圧ポンプにより油圧式アクチュエータを作動させ
ることとし、該油圧ポンプの駆動については車両停止時
にはPTO機構を使用し、車両走行時にはモータを使用
することとしている。従って、車両走行時にも作動可能
な作業装置の運動、例えば作業台の首振動等についても
油圧ポンプから油圧が供給されて作動される油圧式アク
チュエータにより行われる。これに対して請求項4に記
載する高所作業車によれば、車両走行時にはPTO機構
が遮断され他の手段により作業装置が作動される点にお
いては請求項1〜3に記載する高所作業車と同様である
が、車両走行時にも望まれる高所作業に必要な作業装置
の作動に電動アクチュエータを使用し、油圧ポンプを介
した油圧アクチュエータを使用しないこととしている。
換言すれば、上記もう一つの発明に係る高所作業車によ
れば、車両停止時と車両走行時と共に作動を要求する作
業台等の作動装置に関しては油圧ポンプを介さず別途異
なる電動アクチュエータを使用して作動させることとし
ており、車両が停止しているか、走行しているかを問わ
ず所定の高所作業は常に電動アクチュエータを連続的に
使用して行うことができる。従って、非常に効率の良い
高所作業を可能としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1〜3を参照すれ
ば、本発明の1つの実施の形態に係る高所作業車1につ
いて示している。この高所作業車1は、車体3上に高所
作業を行うための作業装置としての作業台揺動装置20
を備え、該装置20は図1に示すように、概ねブーム2
1と、アーム部材35と、作業台51とを有している。
このうちブーム21は、車体3に対して旋回動及び起伏
動させることができ、さらにはブームの長手方向に伸縮
動させることができる。また、アーム部材35は、ブー
ム21の先端に連結され、ブーム21に対して揺動(屈
伸)させることができる。さらに、作業台51は、アー
ム部材35の先端に連結され、且つ該アーム部材35に
対して揺動させることができる。なお、作業台51は、
ブーム21とアーム部材35と協働して水平状態を保持
するように作動するが、この点に関しては後述する。
【0014】次に高所作業車1の作業台揺動装置20の
周辺装置について説明する。まず、高所作業車1の車体
3は、図1に示すように前部に運転キャビン7を有した
トラック車両をベースに構成されており、車体3の前後
に設けられた車輪5により走行可能である。この車両3
は、エンジン2(以下、「エンジン2」と言う)と、バ
ッテリ8(図4参照)とを備えている。また、作業台揺
動装置20は、ブーム21の起伏動等やアーム部材35
の揺動等を行う油圧式アクチュエータを駆動する車体3
に配設された油圧ポンプ10(図4参照)を作動動力源
としている。さらに、車体3にはエンジン2からの出力
を油圧ポンプを駆動させるために取り出し、使用するP
TO(パワーテイクオフ)機構4(図4参照)が配設さ
れている。また、車体3の各タイヤ5の近傍には、それ
ぞれ上下方向に伸縮自在なジャッキ6が設けられてお
り、車両を停止して高所作業を行うときには、ジャッキ
6を下降させることにより車体3を持ち上げて支持でき
るようにしている。さらに、車両の車体3の略中央部に
は旋回モータ(図示せず)により水平旋回可能な旋回台
9が配設されている。この旋回台9に、上記作業台揺動
装置20が取り付けられている。
【0015】ここで再び、作業台揺動装置20について
説明すれば、作業台揺動装置20は旋回台9の上端部に
上下方向に揺動自在に枢結されたブーム21を有してい
る。このブーム21は油圧駆動される起伏シリンダ23
により起伏させることができる共に、複数のブーム部材
を入れ子式に組み合わせ、内蔵の油圧駆動される伸縮シ
リンダ(図示せず)により伸縮動することができるよう
に構成されている。また、ブーム21の先端には、図2
に示すように、上下方向に揺動自在に枢結されたレベリ
ングブラケット25が取り付けられている。このレベリ
ングブラケット25は側面視において三角形状であり、
ブーム21の下側頂部において水平方向に延びるブーム
軸27に枢結されている。さらに、レべリングブラケッ
ト25は、そのアーム部材側頂部(図2の右側頂部)に
設けられたブラケット軸31の左右両端部に一対の第1
スプロケット33を固着し、ブラケット軸31の両端が
アーム部材35の基端部に枢結されている。
【0016】次にアーム部材35について説明すれば、
図2に示すようにアーム部材35は、該部材35の長手
方向に延びる頂板35aと頂板35aの左右両側から下
方へ延びる一対の側板35bとで形成され、内部に空間
部35cが形成されている。空間部35c内であってア
ーム部材35の略中央部には油圧駆動される屈伸シリン
ダ37(アーム揺動シリンダ)のボトム側端部が枢結さ
れ、ロッド側端部はアーム部材35の基端部とレベリン
グブラケット25との間に枢結されたリンク機構39に
枢結されている。このリンク機構39は図2に示す通
り、互いに枢結された直線形状の第1リンク部材39a
と、2つのリンクを枢結させた”く”の字形状の第2リ
ンク部材39bとで構成されている。また、第1リンク
部材39aの基端側はブーム軸27に枢結され、第2リ
ンク部材39bの基端部はアーム部材35の基端側の空
間部35c内に枢結されている。さらに、屈伸シリンダ
37のロッド側端部は、第2リンク部材39bの構成部
材である2つのリンクの枢結部分に枢結されている。
【0017】また、アーム部材35の先端部には、作業
台ブラケット41が上下方向に揺動できるように取り付
けられている。詳細には、作業台ブラケット41は基端
側に水平方向に延びた作業台軸43を有し、作業台軸4
3の左右両端部に一対の第2スプロケット45を固着
し、作業台軸43の両端がアーム部材35の先端部に枢
結されている。また、第2リンク部材39bの基端部の
枢結位置39cは、アーム部材35の空間部35c内の
アーム軸31と作業台軸43とを結んだ直線上に位置し
ている。
【0018】また、作業台ブラケット41の先端部に
は、図2に示すように、上方へ突出した垂直ポスト47
が回動自在に取り付けられ、作業台ブラケット41の先
端上部には垂直ポスト47を回動させる油圧または電動
駆動される首振モータ49が取り付けられている。ま
た、垂直ポスト47の上端部には作業者が搭乗可能な上
方が開放されたバスケット状の作業台51が取り付けら
れている。作業台51にはブーム21の起伏動、旋回動
および伸縮動を操作するブーム操作装置(図示せず)
と、アーム部材35を揺動させるアーム操作装置(図示
せず)と、作業台51を首振動させる作業台首振装置
(図示せず)が取り付けられている。
【0019】このように作業台51は、ブーム21の起
伏、旋回及び伸縮動と、アーム部材35の揺動と、作業
台51自身の首振動とが連関して運動されることが理解
されるが、作業車の作業性を考慮すれば作業台51の底
部は、常に車体3に対して水平状態に保持する必要があ
る。従って、ここで作業台51を水平に保持する(以
下、「レべリング」とも言う)手段について説明する。
【0020】まず、第1スプロケット33と第2スプロ
ケット45との間にはチェーン53が掛け回されてお
り、この第1スプロケット33と、第2スプロケット4
5と、チェーン53とで作業台レベリング装置55を構
成している。作業台レベリング装置55は、屈伸シリン
ダ37によりアーム部材35を揺動させたときに、アー
ム部材35が揺動した揺動角度と同じ大きさの角度だけ
アーム部材35の揺動方向と反対方向に作業台51を揺
動させる機能を有している。従って、ブーム21に対し
て作業台51は、水平状態を保持しながら作動すること
ができる。
【0021】上述する作業台レべリング装置55によれ
ば、ブーム21に対して作業台51をレべリングするこ
とはできるが、レべリングの基準となるブーム21自体
が揺動した場合には、該装置55のみでは車体3に対す
る作業台51のレべリングを達成することができない。
従って、本高所作業車1では、ブーム21の揺動に応じ
てレべリングブラケット25を作動させることとしてい
る。具体的には、図2に示すようにロッド側端部をレべ
リングブラケット25に枢結しボトム側端部をブーム2
1内に配設けた上部レベリングシリンダ29と、ブーム
21の基部の下方に配設された下部レベリングシリンダ
56(図1参照)とを図示しない閉回路を構成する油圧
管路内に設け、一方のレベリングシリンダが伸縮動する
と、他方のレベリングシリンダが縮伸動するように構成
する。このような構成を形成すると、下部レベリングシ
リンダ56がブーム21の起伏動に連動して伸長及び縮
小されると、上部レベリングシリンダ29は逆に縮小及
び伸長されることとなる。従って、ブーム21が起伏動
をしても、レべリングブラケット25がアーム部材35
および作業台51(以下、これらをまとめて単に「先端
構造物57」と記す。)の水平状態を保持させるように
作用する。
【0022】以上を総括すると、作業台51は作業台レ
べリング装置55と、上部及び下部レべリングシリンダ
29、56とが協働することにより車体3に対するレべ
リングを達成していることが判る。
【0023】なお、下部レベリングシリンダ56の役割
を起伏シリンダ23で兼用する手段も考えられる。この
場合、上部レベリングシリンダ29と起伏シリンダ23
とが図示しない(半)閉回路を構成し、ブーム21の起
伏動に連動して起伏シリンダ23が伸長及び縮小する
と、これに連動して上部レベリングシリンダ29は逆に
縮小及び伸長する。このようにすれば、上記上部及び下
部シリンダ29、56を使用する場合と同様に作業台5
1を水平状態に保持することができる。
【0024】次に、作業台揺動装置20の作動に関し
て、ブーム21が停止状態にあるときにアーム部材35
を上下方向に揺動させる場合について説明する。図3に
示すように、ブーム21が水平方向に延びて停止状態に
あり、且つアーム部材35が垂直下方に延びた状態にあ
るときに、アーム操作装置(図示せず)を操作してアー
ム部材35を上方へ揺動させる操作を行なうと、屈伸シ
リンダ37が伸長動しリンク機構39を介してアーム軸
31を揺動中心としてアーム部材35が上方へ揺動す
る。これと同時に、作業台レベリング装置55により第
2スプロケット45が矢印A方向に回転する。この第2
スプロケット45の回転により、アーム部材35と作業
台ブラケット41とのなす角度θ2は、アーム部材35
の揺動角と同じ角度で且つ反対方向に回動し、作業台5
1を水平状態に保持するように変化する。
【0025】なお、レベリングブラケット25に枢結さ
れたアーム部材35の枢結位置Paはブーム21が水平
状態に延びている状態においてレベリングブラケット2
5に枢結されたブーム21の枢結位置Pbよりも先端側
で且つ上方位置にあるので、アーム部材35を垂直下方
と垂直上方の範囲内で揺動させてもアーム部材35がブ
ーム21に当接してアーム部材35の揺動が規制される
ことはない。このため、アーム部材35の揺動角度範囲
を広範囲にすることができる。また、アーム部材35の
形状をブーム21の当接を考慮して複雑な形状にする必
要は無く、単純な棒状にすることができる。従って、ア
ーム部材35の製造コストを削減することができる。
【0026】このように、ブーム21が停止した状態に
おいて、アーム部材35が広範囲で揺動可能であるとと
もにアーム部材35が揺動しても作業台51は常に水平
状態に保持されるので、ブーム先端周辺の作業台51の
作業範囲を広げることができ、作業全体の作業効率の向
上を図ることができる。
【0027】以上説明してきたような構成の(アーム揺
動型)高所作業車1は、例えば、造船工事等に見受けら
れるようなオーバーハング形状の外壁施工等にも用いら
れる。このような作業の場合、ブームを図1に示すよう
な格納状態で固定したまま、先端構造物57をアーム軸
31を揺動中心として上下方向に揺動させたり、作業台
51を首振作動させたりしながら、外壁に沿って高所作
業車1を走行させ、作業台51に搭乗した作業者により
高所作業が行われることとなる。すなわち、車体3を停
止した状態のみならず、走行している際にも高所作業を
行うことができる必要がある。
【0028】このような作業のとき、各アクチュエータ
の作動制御を行う高所作業車制御機構71について、図
4を参照して説明する。高所作業車制御機構71は、コ
ントローラ75と、ジャッキ6の接地・未接地を検出す
るジャッキセンサ9と、ブーム操作レバー22と、アー
ム操作レバー36と、作業台首振操作レバー50と、エ
ンジン2と、エンジン2から駆動出力を得るPTO機構
4(パワーテイクオフ機構)と、電力を供給するバッテ
リ8と、バッテリ8からの電力供給を受けて回転動を行
う電気モータMと、電気モータMとバッテリと8間に配
設されバッテリ8からの電力を制御して電気モータMに
伝える電力供給制御器12と、屈伸シリンダ37と、首
振モータ49と、ブームアクチュエータ60と、屈伸シ
リンダ37と首振モータ49とブームアクチュエータ6
0の油圧動を制御するそれぞれの制御弁V1と、V2と、
3と、制御弁V1、V2、V3に油圧力を供給する油圧ポ
ンプ10とから構成されている。
【0029】高所作業車制御機構71の作動について説
明を行う。まず、高所作業車の停止時の作動について説
明すれば、高所作業車制御機構71においてジャッキセ
ンサ9によってジャッキ6の張り出し・格納状況を検出
しジャッキ6が接地していることが検出された場合(ジ
ャッキ6により車体を持ち上げ支持している場合)に
は、コントローラ75がPTO機構4をオンにして油圧
ポンプ10をエンジン2により駆動させる(図4参
照)。なお、電力供給制御器12はバッテリ8から電気
モータMへの電力供給は遮断し、電気モータMは停止さ
れている。このとき、制御弁V1,V2,V3はコントロ
ーラ75からの制御信号を受けて作動可能であり、車体
3上の全てのアクチュエータ、(即ちブーム起伏シリン
ダ23、ブーム伸縮シリンダ、ブーム旋回モータ、屈伸
シリンダ37、(作業台)首振モータ49)を操作レバ
ー(ブーム操作レバー22やアーム操作レバー36や作
業台首振操作レバー50以外にも、図示しない操作レバ
ーをも含む)の操作に応じて作動させることが可能にな
っている。
【0030】一方、本発明の高所作業車では、ジャッキ
6が格納されてブーム21を格納して車両を走行させな
がら所定の高所作業を行うことができるように構成され
ている。このような高所作業を行う場合、作業開始時点
にコントローラ75は、ブーム21が格納状態にあるか
を図示しないブーム格納状態検出器によって確認した
後、PTO機構4をオフにし、エンジン出力を車輪側に
伝達させて車両を走行させる状態とする。さらに電力供
給制御器12を作動させてバッテリ8の電力を電気モー
タMに供給させて、これにより油圧ポンプ10を駆動さ
せる。ここでは、コントローラ75はブームアクチュエ
ータ60を制御する制御弁V3は中立のまま保持する制
御を行い、ブーム操作レバー22の作動を行ってもブー
ム21は作動されない。しかし、コントローラ75は、
アーム操作レバー36および作業台首振操作レバー50
の操作に応じて制御弁V1およびV2の作動を制御し、ア
ーム部材35の揺動および作業台51の首振作動を許容
する。このように油圧ポンプ10の駆動動力源をバッテ
リ8から得ているので、安定した油圧ポンプ10の駆動
を行って、安全で確実な油圧駆動装置の制御が可能にな
る。
【0031】なお、上記説明において車両走行時におい
てはブーム21を格納していることを前提としている。
これは、ブーム21の起伏動が最も車体の重心移動に影
響を与えるからであり、車両の走行安定性を確保するた
めである。従って、高所作業車制御機構71による作
業、例えば電柱間の架線の施工や管理等を連続的に行う
ような作業において具体的には、ブーム21を格納させ
アーム部材35を上方へ揺動させて固定した状態、又は
ブーム21を格納させ固定した状態で、電柱や柱上のト
ランス等の障害物を作業台の首振動によってよけながら
所望の高所作業を連続して行うことを想定している。
【0032】上述する図4に示す高所作業車制御機構7
1の構成の他に、図5を参照すれば本発明の第2の実施
形態に係る高所作業車制御機構81が示されている。図
4に示す機構71の場合には1つの油圧ポンプ10の駆
動動力を車両の状況によって切り替える、すなわち車両
の走行時にはPTO機構に供給させ、停止時にはモータ
から供給されることとしているが、このような切り替え
使用は、図示しない切り替え機構を備える必要があり、
コストが増加すると共に故障及び誤作動の発生を招致さ
せる大きな原因となる。また、図4に示すような油圧ポ
ンプ10のみを使用する場合には、総ての作業装置を作
動させるに足る駆動力を有する大型のポンプ10を準備
し、ブーム21を作動させない車両走行時においても大
型のポンプ10をモータで駆動させる必要があるため、
バッテリーも大型化し、製造コストが増加することのみ
ならず車体に余剰スペースが必要になってくる。従っ
て、図5に示す高所作業車制御機構81では、高所作業
車の基本構成は図1〜3に示す高所作業車と同一である
が、PTO機構4によって駆動される油圧ポンプ10以
外に、別途もう1つ電気モータMによって駆動される第
2の油圧ポンプを備えることとしている。これによっ
て、車両の走行時に必要な作業装置のみを作動しうる油
圧ポンプに応じたモータ及びバッテリー8を準備すれば
足りる。また、この場合、図5に示すように第2の油圧
ポンプは屈伸シリンダ制御弁V1および首振モータ制御
弁V2の2つの制御弁のみに油圧力を供給するようにし
ても良く、誤作動によりブーム21が作動する危険性を
回避することができる。
【0033】さらに、本発明の第3の実施形態に係る高
所作業車について以下に説明する。この高所作業車の基
本構成は図1〜図3に示すものと同一であるが、作業台
51の作動を制御する構成が上記の高所作業車と相違す
るため、この作動制御を行う高所作業車制御機構91に
ついて図6を参照して説明する。
【0034】高所作業車制御機構91は、コントローラ
95と、ジャッキ6の張り出し・格納を検出するジャッ
キセンサ9と、ブーム操作レバー22と、アーム操作レ
バー36と、作業台首振操作レバー50と、エンジン2
と、エンジン2から駆動出力を得るPTO機構4と、電
力を供給するバッテリ8と、電気駆動されて作業台51
を首振作動させる首振モータ59と、首振モータ59と
バッテリ8間に配設されバッテリ8からの電力を制御し
て首振モータ59に伝える電力供給制御器12と、油圧
駆動されるブームアクチュエータ60(ここには屈伸シ
リンダ37やその他の油圧アクチュエータも含める)
と、そのブームアクチュエータ60等を制御する制御弁
4と、その制御弁V4に油圧力を供給する油圧ポンプ1
0とから構成されている。
【0035】次に、この高所作業車制御機構91の作動
を説明する。ジャッキセンサ9によってジャッキ6の状
況を検出し、ジャッキ6が接地していることが検出され
た場合、作業開始時点にコントローラ95はPTO機構
4をオンにして油圧ポンプを駆動する動力源をエンジン
2から得るようにする。同時に作業台51の首振動を行
う首振モータ59へ電力供給制御器12を介してバッテ
リ8からの電力を供給する制御が行われる。これによ
り、車体3上の全ての油圧および電動アクチュエータ、
即ちブーム起伏シリンダ23、ブーム伸縮シリンダ、ブ
ーム旋回モータ、屈伸シリンダ37、(電動)首振モー
タ59を、操作レバー(ブーム操作レバー22やアーム
操作レバー36や作業台首振操作レバー50以外にも、
図示しない操作レバーをも含む)の操作に応じて作動さ
せることができる。
【0036】他方、ジャッキ6が格納されている状態で
走行作業を行う場合、作業開始時点でコントローラ95
はPTO機構4をオフにし、油圧ポンプ10を駆動する
動力源を遮断する。このため油圧ポンプ10からの作動
油圧を受けて作動されるブーム21やアーム35の作動
は禁止される。しかし、コントローラ95は作業台首振
操作レバー50の操作に応じて電力供給制御器12によ
りバッテリ8から首振モータ59への電気力供給制御を
行なわせ、首振モータ59を作動させて作業台51の首
振作動を行わせることができるようになっている。この
ように走行させながらの高所作業では、ブーム操作レバ
ー22やアーム操作レバー36等の作動は禁止される
が、作業台首振操作レバー50の作動のみが許容され
る。
【0037】なお、ここでは作業台51の首振動を行う
(電動)首振モータ59の通電をコントローラ95が行
っているが運転キャビン7内等に手動スイッチを配設
し、この手動スイッチの操作により作業台51の首振作
動を行わせることができるようにしてもよい。
【0038】また、図1〜3を基本構成とする高所作業
車1においてはアーム部材35を必須の構成要素として
いるが、アーム部材35が存在せずブーム21の先端に
直接作業台51が枢結される場合も考えられる。この場
合、作業台51のレべリングの伸長及び縮小と逆に縮小
及び伸長する油圧シリンダにより作業台51を揺動させ
ることにより達成される(図示せず)。さらに、作業台
制御装置の構成については図4〜6に示す装置において
アーム部材35に関する要素が存在しない他、同様であ
る。
【0039】さらに、図1〜3を基本構成とする高所作
業車1(上記アーム部材35が存在しない高所作業車も
含む)において作業台51は首振動のみ行うことができ
るが、実際には首振動のみならず他の動作も可能な高所
作業車も考えられる。
【0040】図7を参照すれば、作業台51を首振動
(図7(A)中の矢印X参照)のみならず、昇降動(図
7(A)中の矢印Y参照)可能な機構を示している。こ
の作業台51の昇降動Yは、図7(B)に示すようにネ
ジシリンダ等の電動の昇降シリンダ100により達成さ
れたものであり、図示しないが上述する高所作業車の構
成に作業台51を昇降動させ得る電動シリンダ100を
追加したものである。従って、作業制御装置101の構
成については図8に示すように電力供給制御器12から
の電力を首振モータ59のみならず、作業台51を昇降
させるための昇降シリンダ100にも供給できるように
している。
【0041】さらに、図9を参照すれば図7に示す作業
台51の昇降動を行う機構の変形例を示している。図7
に示す機構においては電動シリンダ100により作業台
51を昇降動させていたが、本機構では平行に配設され
た上部クランク110と下部クランク112とを使用し
て作業台51を昇降動させることとしている。換言すれ
ば、いわゆる揺動クランク機構を用いることにより作業
台51をレベリングしながら昇降させることを可能とし
ている。このクランク110、112の揺動は、上部ク
ランク110を揺動させるための電動シリンダ114に
より達成される。なお、作業台制御装置の構成は、図8
に示す場合と略同様である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高所作業車
によれば、車両の停止時にはPTO機構によりエンジン
の出力を使用して油圧ポンプを駆動しブーム等の作業装
置を作動させるアクチュエータを作動させ、車両の走行
時にはPTO機構と油圧ポンプとの接続を遮断しエンジ
ン出力を車輪に伝達してエンジン出力を走行駆動用とし
て使用し且つ別途設けられた電気モータにより油圧ポン
プを駆動して作業台の首振動用のアクチュエータ又はア
ーム部材の揺動用のアクチュエータを駆動させることが
できる。この結果、車両を走行させながら、走行安定性
を低下させることの少ない作業台の首振作動等を行わせ
て所定の高所作業を行うことができ、効率の良い作業が
可能となる。
【0043】また、前記以外の本発明の高所作業車によ
れば、車両の停止時にはPTO機構によりエンジンの出
力を使用して油圧ポンプを駆動し作業装置を作動させる
アクチュエータを作動させ、車両の走行時にはPTO機
構と油圧ポンプとの接続を遮断しエンジン出力を車輪に
伝達して車両を走行させながら、別途設けられた電気駆
動される首振モータにより作業台の首振作動等を行うこ
とができる。この場合にも、車両を走行させながら、走
行安定性を低下させることの少ない作業台の首振作動等
を行わせて所定の高所作業を行うことができ、効率の良
い作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高所作業車の斜視図である。
【図2】上記高所作業車における作業台揺動装置の正面
図である。
【図3】上記作業台揺動装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る高所作業車制御
機構の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る高所作業車制御
機構の構成を示す図4の変形ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る高所作業車制御
機構の構成を示すブロック図である。
【図7】(A)は、作業台の昇降動が可能な機構を示し
ており、(B)は(A)の作業台の背面図を示してい
る。
【図8】図7に示す高所作業車に高所作業車制御機構の
構成を示す図6の変形ブロック図である。
【図9】昇降動可能な図7に示す作業台の変形例を示す
略図である。
【符号の説明】 1…高所作業車 4…PTO機構(パワーテイクオフ機構) 10、11…油圧ポンプ 21…ブーム 35…アーム部材 49,59…首振モータ 51…作業台 71、81、91、101…高所作業車制御機構 M…電気モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 久明 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 (72)発明者 北條 努 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)発明者 鈴木 剛弘 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 Fターム(参考) 3F333 AA08 AA15 AB02 AB04 AC01 AC08 BA12 BB03 BB08 BB23 BB26 BD02 BE02 CA04 CA09 CA15 DB07 FA20 FA22 FA34 FA38 FE03 FE09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上の複数の作業装置を作動させる複
    数のアクチュエータに油圧を供給するための油圧ポンプ
    と、車体走行の動力源として使用するエンジンの出力を
    取り出し前記油圧ポンプの作動のために使用可能なパワ
    ーテイクオフ機構と、 前記油圧ポンプの作動のために使用可能なモータとを備
    えた高所作業車であって、 車体が走行するときには前記モータを使用して前記油圧
    ポンプを作動させることを特徴とする高所作業車。
  2. 【請求項2】 前記油圧ポンプは少なくとも前記パワー
    テイクオフ機構に接続可能な第一油圧ポンプと、前記モ
    ータに接続可能な第二油圧ポンプとを有し、 車体が走行するときには前記第一油圧ポンプと前記パワ
    ーテイクオフ機構との接続を解除し且つ前記第二油圧ポ
    ンプと前記モータとを接続させることを特徴とする請求
    項1に記載の高所作業車。
  3. 【請求項3】 前記第二油圧ポンプは、前記複数のアク
    チュエータのうちの一部にのみ油圧を供給することを特
    徴とする請求項2に記載の高所作業車。
  4. 【請求項4】 車体上の複数の作業装置のうち一部の装
    置を作動させる油圧式アクチュエータに油圧を供給する
    ための油圧ポンプと、前記複数の作業装置のうち他の装
    置を作動させる電動アクチュエータに電力を供給するバ
    ッテリーと、 車体走行の動力源として使用するエンジンの出力を取り
    出し前記油圧ポンプの作動のために使用可能なパワーテ
    イクオフ機構とを備えた高所作業車であって、 車体が走行するときには前記バッテリーを使用して前記
    電動アクチュエータのみを作動させ、車体が停止すると
    きには前記パワーテイクオフ機構を使用して前記油圧ポ
    ンプを作動させ且つ前記バッテリーを使用して前記電動
    アクチュエータを作動させることを特徴とする高所作業
    車。
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