JP3775976B2 - 作業用車両の作業台旋回装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、作業用車両の作業台旋回装置に関し、さらに詳細には、伸縮ブームの先端に伸縮ブームの起伏角度に拘わらず垂直状態に保持される垂直ポストと、垂直ポストに水平方向に旋回動自在に取り付けられた多関節アームと、多関節アームの先端に取り付けられた作業台とを有してなる作業用車両の作業台旋回装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高所作業を行なう高所作業車には、例えば、車体後部に少なくとも起伏動自在に取り付けられた伸縮ブームと、伸縮ブームの先端に伸縮ブームの起伏角度に拘わらず垂直状態に保持される垂直ポストと、垂直ポストに水平方向に旋回動自在に取り付けられた多関節アームと、多関節アームの先端に取り付けられた作業台とを有してなるものがある。
【0003】
この高所作業車において、多関節アームの基部側にはこれを旋回動させる油圧式の旋回モータが取り付けられ、多関節アームの先端側には作業台を首振り動させる油圧式の首振りモータが取り付けられている。旋回モータ及び首振りモータの作動は旋回バルブ及び首振りバルブによる作動油の給排制御により制御され、旋回バルブ及び首振りバルブは作業台の縁部に取り付けられて伸縮ブームの作動を操作するブーム操作装置の下方の作業台側壁面に取り付けられている。
【0004】
また、垂直ポストの先端には荷物を吊り下げた状態で少なくとも上下方向に昇降動させるウィンチ機構が取り付けられている。ウィンチ機構にはこれを駆動させるウィンチモータが備えられ、ウィンチモータの作動を制御するウィンチバルブは旋回バルブ等と同様にブーム操作装置の下方の作業台側壁面に取り付けられている。更に、作業台には作業台を昇降動させる作業台昇降装置が取り付けられており、作業台昇降装置は昇降モータを有し、この昇降モータの駆動を制御する昇降バルブもブーム操作装置の下方の作業台側壁面に取り付けられている。
【0005】
ウィンチバルブ、旋回バルブ、首振りバルブ及び昇降バルブ(以下、これらをまとめて「作動制御バルブ」と記す。)は手動式であり、作業台に搭乗した作業者が作動制御バルブの各操作レバーを手動操作して、ウィンチモータ等の駆動を操作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、作動制御バルブには油圧ポンプから吐出した作動油を受け取るためのホースと、受け取った作動油をウィンチモータ等に供給するためのホースが接続されているので、作業台の側壁面には多くのホースが配設されている。このため、ホースの配設作業における組み立てコストが上昇し、また、作動制御バルブが作業台に全て取り付けられているので作業台の重量を増加させ作業台の安定性を低下させる、という問題が生じる。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、組み立てコストが安価であり、作業台を軽量化させることができる作業用車両の作業台旋回装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の作業用車両の作業台旋回装置は、車体上に少なくとも起伏動自在に設けられたブーム(例えば、実施形態における伸縮ブーム11)と、ブームの先端部にブームの起伏角度に拘わらず垂直状態に保持される垂直部材(例えば、実施形態における垂直ポスト19)と、垂直部材に水平方向に旋回動自在に取り付けられた旋回部材(例えば、実施形態における多関節アーム33)と、旋回部材の先端に取り付けられた作業台とを有してなる作業用車両(例えば、実施形態における高所作業車1)において、更に、旋回部材はこれを旋回動させる旋回アクチュエータ(例えば、実施形態における旋回モータ53)を有し、旋回アクチュエータの作動を制御する旋回バルブを旋回部材に取り付け、旋回バルブの作動を遠隔操作する操作装置(例えば、実施形態における作業台操作装置81)を作業台に取り付けて構成される。
【0009】
上記構成の作業台旋回装置によれば、旋回アクチュエータの作動を制御する旋回バルブが旋回部材に取り付けられるので、旋回バルブが作業台の側壁面に取り付けられていた従来技術と比較して、バルブに接続されるホースが作業台に集中するのを防止することができ、ホースの接続作業が容易となり作業台旋回装置の組立てコストを安価にすることができ、また、作業台の重量を軽くして安定性を向上させることができる。また、旋回バルブが操作装置により遠隔操作がされることで、旋回バルブの配設位置の自由度を増加させることができる。尚、旋回バルブは電磁式のバルブを例示することができる。
【0010】
さらに上記作業台旋回装置は上記構成に加え、垂直部材の先端部上方に所定の作業を行なう作業装置(例えば、実施形態におけるウィンチ機構31)を有し、作業装置はこれを駆動させる作業アクチュエータ(例えば、実施形態におけるウィンチモータ41、ウィンチ旋回モータ47、ウィンチ起伏シリンダ49)と作業アクチュエータの作動を制御する作業バルブ(例えば、実施形態における3連バルブ51)とを有し、作業バルブは作業アクチュエータの近くに設け、旋回部材の先端に旋回部材に対して作業台を首振り動させる首振りアクチュエータ(例えば、実施形態におけるロータリアクチュエータ65)を設け、首振りアクチュエータの作動を制御する首振りバルブを首振りアクチュエータの近くに取り付け、更に、作業台は旋回部材に対して昇降動自在に設けられ、作業台はこれを昇降動させる昇降アクチュエータ(例えば、実施形態における作業台昇降シリンダ73)を有し、昇降アクチュエータの作動を制御する昇降バルブ(例えば、実施形態における作業台昇降バルブ75)を昇降アクチュエータの近くに取り付け、操作装置により作業バルブ、首振りバルブ、及び昇降バルブが遠隔操作されるように構成される。
【0011】
上記構成の作業台旋回装置によれば、作業バルブが作業アクチュエータの近くに取り付けられるので、バルブに接続されるホースが作業台に集中するのを防止することができる。ここで、作業装置とは、荷物を吊り下げた状態で昇降動させるウィンチ機構等を意味し、作業アクチュエータとは、ウィンチ機構の傾きを調整するウィンチ起伏シリンダや、ウィンチ機構を旋回動させるウィンチ旋回モータや、ウィンチ機構から繰り出されたロープを巻き上げ若しくは巻き下げするウィンチモータを含めたものを意味する。
【0012】
旋回部材の先端に設けられた首振りアクチュエータの作動を制御する首振りバルブが首振りアクチュエータの近くに取り付けられるので、作業台から離反した位置に首振りバルブが取り付けられることになり、バルブに接続されるホースが作業台に集中しないのでホースの接続作業が容易となり、作業台旋回装置の組み立てコストをより安価にすることができる。
【0013】
また、作業バルブ、首振りバルブ、及び昇降バルブは操作装置により遠隔操作ができるので、これらの配設位置の自由度を増加させることができる。尚、作業バルブ、首振りバルブ、及び昇降バルブは電磁式のバルブを例示することができる。また、作業バルブ等は電線を介して操作装置に電気的に接続されるので、電線は作業台に集中するが、電線の径はホースのそれと比較して小径であり、また、電線の扱いはホースのそれと比較して容易であるので、電線の配線作業はホースの接続作業と比較して極めて小さい労力で行なうことができる。その結果、作業台旋回装置の組み立てコストをより安価にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図1から図4に基づいて説明する。本実施の形態は車体上に起伏且つ旋回動自在な伸縮ブームと、伸縮ブームの先端に旋回動自在に設けられた作業台とを有した高所作業車の態様を示す。最初に、本発明の作業台旋回装置を説明する前に、作業台旋回装置を搭載した高所作業車を説明する。高所作業車1は、図1に示すように、車体3の前部に運転キャビン5を有し、この運転キャビン5よりも車両後方側の車体前後の各左右両側部にアウトリガジャッキ7を有している。車体後部には上方へ突出し旋回動自在な旋回台9が取り付けられ、旋回台9の下方の車体3内には旋回台9を旋回動させる旋回モータ10が取り付けられている。この旋回モータ10が駆動すると旋回台9が旋回動するように構成されている。
【0015】
旋回台9の上部には伸縮ブーム11の基部が上下方向に揺動自在に枢結され、伸縮ブーム11の下面と旋回台9の中間部との間には起伏シリンダ13が枢結されている。この起伏シリンダ13が伸縮動すると伸縮ブーム11が起伏動するように構成されている。また、伸縮ブーム11の内部には伸縮シリンダ15が内蔵されており、この伸縮シリンダ15が伸縮動すると伸縮ブーム11が伸縮動するように構成されている。起伏シリンダ13よりも伸縮ブーム11の基部側の伸縮ブーム11の下面と旋回台9の上部間には下部レベリングシリンダ17が枢結されている。下部レベリングシリンダ17は伸縮ブーム11の起伏動に連動して伸縮動するように構成されている。
【0016】
伸縮ブーム11の先端部には上下方向に揺動自在に枢結された垂直ポスト19が取り付けられ、垂直ポスト19の下端と伸縮ブーム11の先端部間には上部レベリングシリンダ21が枢結されている。上部レベリングシリンダ21と下部レベリングシリンダ17は図示しない油圧管路を介して連通して閉回路を構成し、一方が伸長動すると他方が縮小動するように構成されて、伸縮ブーム11の起伏角度に拘わらず垂直ポスト19を常に垂直状態に保持している。
【0017】
次に、作業台旋回装置30を説明する。作業台旋回装置30は、図3に示すように、垂直ポスト19とウィンチ機構31と多関節アーム33と作業台35とを有して構成されている。垂直ポスト19は前述したのでその説明は省略する。ウィンチ機構31は垂直ポスト19の上端に取り付けられており、ウィンチ本体部37とウィンチターンテーブル39とを有して構成されている。ウィンチ本体部37は、図示しないロープを捲回したドラム(図示せず)を回転駆動させるウィンチモータ41と、ドラムを保持しウィンチターンテーブル39に対して上下方向に揺動自在に枢結されたドラム保持部材43とを有して構成されている。ウィンチターンテーブル39は、ウィンチ本体部37を旋回動させる旋回機構部45と旋回機構部45を駆動させるウィンチ旋回モータ47と、ウィンチ本体部37を傾動させるウィンチ起伏シリンダ49と、ウィンチモータ41・ウィンチ旋回モータ47及びウィンチ起伏シリンダ49の作動を制御する3連バルブ51と、を有して構成されている。
【0018】
ウィンチ起伏シリンダ49はドラム保持部材43の下端部と旋回機構部45間に枢結され、ウィンチ旋回モータ47は旋回機構部45の側部に取り付けられている。3連バルブ51は電磁式の方向切替弁であり、図示しない油圧ポンプから吐出する作動油をウィンチモータ41、ウィンチ旋回モータ47及びウィンチ起伏シリンダ49に給排制御する。
【0019】
垂直ポスト19の上端部には水平方向に旋回動自在に取り付けられた多関節アーム33が取り付けられ、多関節アーム33の基部側の側壁33aには旋回モータ53が取り付けられている。この旋回モータ53が駆動すると多関節アーム33が垂直ポスト19に対して水平方向に旋回動するように構成されている。多関節アーム33の先端側の底面33bには旋回モータ53の作動を制御する旋回バルブ55が取り付けられている。
【0020】
更に詳細には、図4に示すように、多関節アーム33は直方体形状であり、多関節アーム33の基部側の側壁33aに取り付けられた旋回モータ53の下部には作動油の供給を受け及び作動油を排出するための2つのポート57が設けられている。ポート57の先端部は多関節アーム33の底面33bよりも下方に延出し、その先端は底面内側へ延びている。旋回バルブ55は旋回モータ53の2つのポート57と連通する2つの作動油給排ポート59と、油圧ポンプ(図示しない)と連通するポート61とタンク(図示せず)に連通するポート63を有し、これらのポート61、63は旋回モータ53側の多関節アーム33の延出方向と同一方向に延びている。
【0021】
多関節アーム33の先端には、図3に示すように、作業台首振り装置63が取り付けられている。作業台首振り装置63には作業台35を首振り動させるロータリアクチュエータ65が内蔵されており、このロータリアクチュエータ65が駆動すると作業台昇降装置69を介して接続された作業台35が首振り動するように構成されている。作業台首振り装置63の側壁面にはロータリアクチュエータ65の作動を制御する首振りバルブ67が取り付けられている。
【0022】
作業台35の作業台首振り装置63側に対向した位置の側面には作業台35を昇降動させる作業台昇降装置69が取り付けられている。作業台昇降装置69は作業台35を昇降動自在に保持する昇降機構71と、作業台35を昇降動させる作業台昇降シリンダ73と、作業台昇降シリンダ73の作動を制御する作業台昇降バルブ75とを有して構成されている。昇降機構71の上部には作業台首振り装置63側へ突出する突出部72が設けられ、この突出部72の先端が作業台首振り装置63に首振り動自在に接続されている。作業台昇降シリンダ73は昇降機構71に取り付けられており、ホース77を介して作業台昇降バルブ75に接続されている。作業台昇降バルブ75は電磁式の方向切替弁である。尚、3連バルブ51、旋回バルブ55、首振りバルブ67及び作業台昇降バルブ75をあわせて、以下、単に「作業台バルブ51,55,67,75」と記す。
【0023】
作業台35は、図2に示すように、有底角筒状であり、多関節アーム33側の作業台上部には伸縮ブーム11の駆動を操作するブーム操作装置79と、ウィンチ機構31・多関節アーム33・作業台昇降装置69の駆動を操作する作業台操作装置81が取り付けられている。ブーム操作装置79の操作レバー79aが操作されると、伸縮ブーム11が起伏動・伸縮動及び旋回動するように構成されている。作業台操作装置81は、作業台35に取り付けられたコントローラ82を介して図4に示す作業台バルブ51,55,67,75に電気的に接続されている。その結果、作業台操作装置81の操作レバー81aが操作されると、ウィンチ機構31が駆動し、作業台35が旋回動・首振り動・昇降動するように構成されている。作業台操作装置81とコントローラ82間及びコントローラ82と作業台バルブ51,55,67,75間は電線(図示せず)を介して電気的に接続されている。
【0024】
次に、本発明の作業台旋回装置30の作用を作業台バルブ51,55,67,75に作動油を流すホースを接続させる場合について説明する。図3に示すように、3連バルブ51とウィンチモータ41・ウィンチ旋回モータ47・ウィンチ起伏シリンダ49間をホース83で接続し、3連バルブ51と油圧ポンプ(図示せず)及び3連バルブ51とタンク(図示せず)間をホース84で接続する。また、図4に示すように、旋回モータ53と旋回バルブ55間をホース85で接続し、旋回バルブ55に油圧ポンプ(図示せず)若しくはタンク(図示せず)と連通するホース86を接続する。また、図3に示すように、ロータリアクチュエータ65と首振りバルブ67間をホース87で接続し、首振りバルブ67に油圧ポンプ(図示せず)若しくはタンク(図示せず)と連通するホース88を接続する。更に、作業台昇降バルブ75と作業台昇降シリンダ73間をホース77で接続し、作業台昇降バルブ75に油圧ポンプ(図示せず)及びタンク(図示せず)と連通するホース89を接続する。また、図3に示すように、作業台バルブ51,55,67,75の各々に電線(図示せず)を接続し、これらの電線を作業台側へ導き、コントローラ82に接続する。
【0025】
このように、3連バルブ51はウィンチモータ41等に近接し、旋回バルブ55は旋回モータ53に近接し、首振りバルブ67はロータリアクチュエータ65に近接し、作業台昇降バルブ75は作業台昇降シリンダ73に近接した位置に各々配設されているので、これらの間を接続させるホース83,85,87,77の長さを短くすることができ、多数のホースが集中することはなく、ホースの接続作業も容易にする。また、作業台35には作業台昇降バルブ75のみが取り付けられているので、作業台35に多数のホースが集中することはなく、ホースの接続作業を容易にする。尚、電線は作業台35に集中するが電線の径はホースのそれと比較して小径であり、扱いも容易であるので、電線の配線作業はホースの接続作業と比較して極めて小さい労力で行なうことができる。その結果、作業台旋回装置30の組み立て作業の組み立てコストを安価にすることができる。また、3連バルブ51、旋回バルブ55、首振りバルブ67は作業台35から離反した位置に取り付けられているので、作業台35を軽量化させることができ、作業台35の安定性を向上させることができる。更に、旋回バルブ55を多関節アーム33の底面33bに配設することで、多関節アーム33を覆うアームカバー(図示せず)のうち垂直ポスト19に枢結された部分のアームカバーを最小限の大きさにすることができ(旋回モータ53の部分を除く)、作業台35に搭乗した作業者(図示せず)の視界の範囲を広くすることができる。
【0026】
尚、前述した実施の形態では、旋回バルブ55を多関節アーム33の底面33bに取り付けた例を示したがこれに限るものではなく、多関節アーム33の側面33aに取り付けることもできる。
【0027】
【発明の効果】
本発明による作業車の作業台旋回装置によれば、旋回アクチュエータの作動を制御する旋回バルブを旋回部材に取り付けることで、旋回バルブが作業台の側壁面に取り付けられていた従来技術と比較して、バルブに接続されるホースが作業台に集中するのを防止することができ、ホースの接続作業が容易となり作業台旋回装置の組立てコストを安価にすることができ、また、作業台の重量を軽くして安定性を向上させることができる。また、旋回バルブが操作装置により遠隔操作がされることで、旋回バルブの配設位置の自由度を増加させることができる。
【0028】
また、垂直部材の先端部に設けられた作業装置の作業アクチュエータの作動を制御する作業バルブを作業アクチュエータの近くに取り付け、旋回部材の先端に設けられた首振りアクチュエータの作動を制御する首振りバルブを首振りアクチュエータの近くに取り付ける場合には、作業台に集まるホースの数が少なくなり、ホースの接続作業が容易となって作業台旋回装置の組み立てコストを安価にすることができ、作業台の重量を軽くして安定性を向上させることができる。また、作業バルブ、首振りバルブ、及び昇降バルブは操作装置により遠隔操作ができる場合には、これらの配設位置の自由度を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における作業台旋回装置を搭載したを高所作業車の正面図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態における作業台旋回装置を搭載したを高所作業車の平面図を示す。
【図3】本発明の一実施の形態における作業台旋回装置の正面図を示す。
【図4】本発明の一実施の形態における作業台旋回装置の多関節アームの斜視図である。
【符号の説明】
1 高所作業車(作業用車両)
3 車体
11 伸縮ブーム(ブーム)
19 垂直ポスト(垂直部材)
30 作業台旋回装置
31 ウィンチ機構(作業装置)
33 多関節アーム(旋回部材)
35 作業台
41 ウィンチモータ(作業アクチュエータ)
47 ウィンチ旋回モータ(作業アクチュエータ)
49 ウィンチ起伏シリンダ(作業アクチュエータ)
51 3連バルブ(作業バルブ)
53 旋回モータ(旋回アクチュエータ)
55 旋回バルブ
65 ロータリアクチュエータ(首振りアクチュエータ)
67 首振りバルブ
73 作業台昇降シリンダ(昇降アクチュエータ)
75 作業台昇降バルブ(昇降バルブ)
81 作業台操作装置(操作装置)

Claims (1)

  1. 車体上に少なくとも起伏動自在に設けられたブームと、前記ブームの先端部に前記ブームの起伏角度に拘わらず垂直状態に保持される垂直部材と、前記垂直部材に水平方向に旋回動自在に取り付けられた旋回部材と、前記旋回部材の先端に取り付けられた作業台とを有してなる作業用車両の作業台旋回装置であって、
    前記旋回部材はこれを旋回動させる旋回アクチュエータを有し、前記旋回アクチュエータの作動を制御する旋回バルブを前記旋回部材に取り付け、
    前記旋回バルブの作動を遠隔操作する操作装置を前記作業台に取り付け、
    前記垂直部材の先端部上方に所定の作業を行なう作業装置を有し、前記作業装置はこれを駆動させる作業アクチュエータと前記作業アクチュエータの作動を制御する作業バルブとを有し、該作業バルブは前記作業アクチュエータの近くに設け、
    前記旋回部材の先端に前記旋回部材に対して前記作業台を首振り動させる首振りアクチュエータを有し、前記首振りアクチュエータの作動を制御する首振りバルブを前記首振りアクチュエータの近くに取り付け、前記作業台は前記旋回部材に対して昇降動自在に設けられ、前記作業台はこれを昇降動させる昇降アクチュエータを有し、前記昇降アクチュエータの作動を制御する昇降バルブを前記昇降アクチュエータの近くに取り付け、前記操作装置により前記作業バルブ、前記首振りバルブ、及び前記昇降バルブが遠隔操作されるように構成されている、
    ことを特徴とする作業用車両の作業台旋回装置。
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