JP2003146580A - 無軌道式走行体の直進走行制御装置及び直進走行制御方法 - Google Patents
無軌道式走行体の直進走行制御装置及び直進走行制御方法Info
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
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Abstract
いることなく、高精度で走行ずれ量と走行方向ずれ角度
を検出して、自動直進走行制御を行うことができる無軌
道式走行体の自動直進制御装置及び自動直進制御方法を
提供する。 【解決手段】 走行方向ずれ角度θdを、左右の走行用
車輪の回転数の差(Nr−Nl)から求めると共に、左
右の走行用車輪を駆動する走行モータ8のトルクの差
(Tr−Tl)から求められる撓み修正角度で、車体の
撓みによって発生する誤差が減少するように補正し、更
に、走行基準点の通過時に検出した走行ずれ量と走行方
向ずれ角度により、走行ずれ量Ydと走行方向ずれ角度
θdの算定式を補正して、自動直進走行制御のための入
力値の検出精度を高める。
Description
で使用される自走式門型クレーン等の無軌道式走行体の
直進走行制御装置及び直進走行制御方法に関する。
装置としては、移動型タワークレーン、トランスファー
・クレーン、ストラドル・キャリヤ、ヤード・トラク
ラ、ヤード・トレーラ等があるが、その一つのトランス
ファー・クレーンは、移動能力より物上げ能力に優れた
ものが必要とされ、主として門型ラバータイヤ式クレー
ン(トランステーナ)と呼ばれる、走行用車輪にラバー
タイヤを装着してコンテナを荷役する自走式門型クレー
ンが用いられている。
167717号公報等でも紹介されているが、コンテナ
ヤード等で船からコンテナクレーンで陸揚げされてトレ
ーラで運ばれてきたコンテナを、吊り上げて運搬してヤ
ード上に積み上げる装置である。
型クレーン1は、自走方向と直角の方向に走行するトロ
リ3にコンテナ10を昇降するための吊り上げ装置2が
備えられている。このトロリ3が、自走方向xと直角の
方向yに走行するためのレール4aを設けた梁(横桁)
4とこの梁4を支える脚部5と、この脚部5を支えるト
ラック6とから構成されている。
し、脚部5のトラック6にはラバータイヤ7aが装着さ
れた走行用車輪7が配置されており、この走行用車輪7
の駆動輪を左右個別の走行モータ8で回転駆動すること
により移動し、旋回(ステアリング)操作は、両側に配
置されている走行用車輪7に走行速度差、即ち回転数の
差を与えることにより行っている。
直進走行制御を行うシステムでは、特公平7−3813
3号公報に示されている無軌道式クレーンの走行軌道修
正装置や特開2000−153988号公報の無軌道路
面走行体のように、自動運転における進行方向に対する
角度偏差である走行方向ずれ角度(機体姿勢角)を検出
するために、ジャイロコンパスを用いている。
動制御装置は、図5に例示するような構成の自動直進制
御装置20Xであり、磁気センサ列等で形成される基準
点検出手段23により、コンテナヤード内の走行コース
の路面に設けられた磁気板のような走行基準点12を検
出して、検出した磁気センサの位置である検出位置Yか
ら、走行コースとの左右のずれ量である走行ずれ量(機
体左右偏差)Ydを算出している。また、ジャイロコン
パスを用いた走行ずれ角度検出手段40により目標の走
行方向Xに対する走行方向ずれ角度θdを検出してい
る。
れ量Ydをゼロにするように左右の走行モータ8の回転
数Nr,Nlを制御し、両側の走行用車輪7に走行速度
差を与えながら、自動直進走行している。
には、左右の走行用車輪の駆動輪に対して同じ回転数の
指示を出していても、トロリが移動するため、重心が中
央に無い場合が多く、荷重が必ずしも左右のタイヤに均
等に加わらず、片方の荷重が大きくなる場合が多い。
のタイヤの一回転当たりの走行距離がタイヤのへこみ分
だけ小さくなるため、荷重の大きい側に旋回する。その
ため、この旋回を検知して逆旋回を行う必要があり、こ
れらの小さな旋回を繰り返しながら、直進走行すること
になる。
ャイロコンパスは高価な装置であり、その上、信頼性が
低いという問題があり、特公平7−38133号公報の
装置では、走行基準点検出信号、走行速度、走行一方向
角速度から軌道ずれ量を演算し、このずれ量に応じた軌
道修正を行うと共に、走行基準点を通過する毎にジャイ
ロコンパスのドリフトをリセットして補正するようにし
ている。
て、左右の車輪回転数から角度偏差を求めることが考え
られるが、この方法は、剛体と見なせる車両の場合には
有効であるが、コンテナを扱うラバータイヤ式クレーン
ような無軌道式走行体では、左右の脚部間のスパンが約
20mにも及ぶものがあって、剛性が低く車体が撓み易
いため、車輪回転数から求めた旋回角速度だけで走行ず
れ角度を算出すると、実際の進行方向との誤差が大きく
なってしまうという問題がある。
角度である走行方向ずれ角度と、左右方向の目標位置と
走行位置との差である走行ずれ量との推定精度が悪い
と、自動直進走行制御を行った場合に大きく蛇行するこ
とになる。そのため、運転者に不快な加減速を感じさせ
ると共に、荷役中のコンテナに左右方向や旋回方向の加
速度や角加速度を与えて揺動させてしまうという問題が
生じる。
への影響は、左右の駆動輪のトルクの差、即ち、左右の
走行モータのトルク(走行モータトルク)の差に関係す
ることが分かってきた。
決するためになされたものであり、その目的は、ジャイ
ロコンパス等の特別な高価な装置を用いることなく、走
行通路の路面に設けられた基準点を検出して走行ずれ量
を算出すると共に、左右の走行用車輪の回転数と、走行
モータのトルクを計測し、これらの計測値から、目標の
進行方向に対する走行方向ずれ角度を算出及び補正し
て、走行方向ずれ角度を精度良く検出して、効率よく自
動直進走行制御を行うことができる無軌道式走行体の自
動直進制御装置及び自動直進制御方法を提供することに
ある。
成するための本発明の無軌道式走行体の自動直進制御装
置は、次のように構成される。
に回転数差を与えて旋回すると共に、左右の走行用車輪
の回転数を検出する回転数検出手段と、走行通路の路面
に配置された走行基準点を検出する基準点検出手段と、
走行ずれ量検出手段と、走行方向ずれ角度検出手段と、
前記各手段から得られる情報を入力して自動直進走行制
御を行う直進制御手段を備えた無軌道式走行体の直進走
行制御装置において、前記左右の走行用車輪を駆動する
走行モータのトルクを検出するトルク検出手段を備える
と共に、前記走行方向ずれ角度検出手段が、走行方向ず
れ角度を、前記回転数検出手段で検出された左右の回転
数の差から算出される量を、初期ずれ角度を初期値とし
て時間積分した値から、前記トルク検出手段で検出され
た左右の走行モータのトルクの差から算出される撓み修
正角度分を補正して求め、前記走行ずれ量検出手段が、
走行ずれ量を、初期ずれ量を初期値とし、走行速度と前
記走行方向ずれ角度の積を時間積分して求めるように構
成される。
数から求めるのが簡単であるが、他の方法で求めてもよ
い。
向ずれ角度を、左右の走行用車輪の回転数と走行モータ
のトルクから算定するので、ジャイロコンパス等の高価
な装置が不要となる。
て、比較的車体の剛性が低い自走式門型クレーン等の無
軌道式走行体の車体の撓みに基づく誤差を、トルク差か
ら算出される撓み修正角度により補正しているので、精
度よく走行方向ずれ角度を検出できる。
装置において、前記基準点検出手段を該無軌道式走行体
の左右方向に所定の距離離間して配置し、前記走行通路
の横断方向に対をなして配置された前記走行基準点を検
出し、前記走行ずれ量検出手段が、前記基準点検出手段
で検出した前記走行基準点の検出位置から,走行ずれ量
を算出し、前記初期走行ずれ量を補正すると共に、前記
走行方向ずれ角度検出手段が、左右の前記基準点検出手
段の検出時間差と前記回転数から算出される走行速度を
使用して走行方向ずれ角度を算出し、前記初期ずれ角度
を補正するように構成される。
る毎に、初期走行ずれ量と初期ずれ角度を補正できるの
で、より精度良く走行ずれ量と走行方向ずれ量を検出す
ることができるようになる。そのため、より効率よく自
動直進制御を行うことができる。
行体の直進走行制御装置を備えて無軌道式走行体を構成
する。
行用車輪にラバータイヤを装着して、コンテナを荷役す
る自走式門型クレーンである場合には、特に効果を奏す
ることができる。
クレーンは、20mにも及ぶ大きな構造体を門型で形成
しているために撓み易く、走行用車輪の回転数だけで
は、走行方向ずれ角度を正確に推定できないので、特に
効果が大きい。
行制御方法は次のように構成され、上記と同様な効果を
奏することができる。
に回転数差を与えて旋回すると共に、左右の走行用車輪
の回転数を検出する回転数検出手段と、前記左右の走行
用車輪を駆動する走行モータのトルクを検出するトルク
検出手段と、走行通路の路面に配置された走行基準点を
検出する基準点検出手段と、走行ずれ量検出手段と、走
行方向ずれ角度検出手段と、前記各手段から得られる情
報を入力して自動直進走行制御を行う直進制御手段を備
えた無軌道式走行体の直進走行制御装置において、前記
走行方向ずれ角度検出手段が、走行方向ずれ角度を、前
記回転数検出手段で検出された左右の回転数の差から算
出される量を、初期ずれ角度を初期値として時間積分し
た値から、前記トルク検出手段で検出された左右の走行
モータのトルクの差から算出される撓み修正角度分を補
正して求め、走行ずれ量を、初期ずれ量を初期値とし、
走行速度と前記走行方向ずれ角度の積を時間積分して求
めるように構成される。
方法において、該無軌道式走行体の左右方向に所定の距
離離間して配置した前記基準点検出手段で、前記走行通
路の横断方向に対をなして配置された前記走行基準点を
検出し、前記基準点検出手段で検出した前記走行基準点
の検出位置から,走行ずれ量を算出し、前記初期走行ず
れ量を補正すると共に、左右の前記基準点検出手段の検
出時間差と前記回転数から算出される走行速度を使用し
て走行方向ずれ角度を算出し、前記初期ずれ角度を補正
するように構成される。
行体の直進走行制御方法を、該無軌道式走行体が、前記
走行用車輪にラバータイヤを装着して、コンテナを荷役
する自走式門型クレーンである場合に使用する。
無軌道式走行体の自動直進制御装置と自動直進制御方法
の実施の形態について、自走式門型クレーンを例にして
説明する。
門型クレーンの構成について説明する。
ン1は、梁(横桁)4と、この梁4を支える脚部5と、
この脚部5を支えるトラック6とから構成されており、
この梁4と両脚部5、5とで門型を形成している。
るためのレール4aが設けられ、トロリ3にはコンテナ
10を昇降するための吊り上げ装置2が備えられてお
り、また、脚部5のトラック6にはラバータイヤ7aが
装着された走行用車輪7が配置され、この走行用車輪7
の駆動輪を左右個別の走行モータ8で回転駆動すること
により移動し、旋回(ステアリング)操作は、両側に配
置されている走行用車輪7に走行速度差、即ち回転数の
差を与えることにより行っている。
装置は、PLC(プログラマブル・ロジック・コントロ
ーラ)等で形成されるが、図2の第1の実施の形態の自
動直進制御装置20及び図3の第2の実施の形態の自動
直進制御装置20Aに示すように、回転数検出手段2
1、トルク検出手段22、基準点検出手段23、走行方
向ずれ角度検出手段24、走行ずれ量検出手段25、及
び、直進制御手段26を備えて形成され、右走行モータ
8と左走行モータ8の回転数Nr,Nlを制御する。
車輪7の回転数Nr,Nlを検出する手段であり、左右
の走行用車輪7の回転軸、又は、走行モータ8の回転軸
に設けたロータリエンコーダ等で形成される。あるい
は、自動制御装置の制御用の数値を用いることもでき
る。
車輪7を駆動する走行モータ8のトルク(走行モータト
ルク)Tr,Tlを検出する手段であり、走行モータ8
に通常使用されるインバータモータでは、インバータ自
身に装備したトルク検出手段で形成される。
12の路面に配置された走行基準点13を検出する手段
であり、走行車輪7の近傍に設けた磁気センサ列11で
形成する。この磁気センサ列11は、走行通路12の走
行方向xと直角の方向y、即ち、左右方向yに、磁気セ
ンサを数十個(例えば80個程度)を、所定の間隔(例
えば5mm間隔)に並べて形成する。なお、図6に示す
ように、クレーン1における座標をx−yとし、走行通
路12の路面における座標をX−Yとする。
磁気板等を走行通路12の路面に、例えば約50mの一
定間隔をおいて埋設して形成する。この走行基準点13
を走行通路12の両側に設ける場合には走行指示方向X
に関して同じ位置にあるように、つまり、走行指示方向
Xに直角となる直線上にあるように対をなして配置す
る。
所望の走行指示方向Xとクレーン1の機体の走行方向x
とのずれ角度である走行方向ずれ角度θdを検出する手
段であり、走行ずれ量検出手段25は、所望の走行コー
スの中心線(Y=0)からのクレーン1の機体のずれ量
Yである走行ずれ量Ydを検出する手段である。
得られる情報を入力して、走行ずれ量Yd及び制御の必
要に応じて走行方向ずれ角度θdがゼロになるように、
左右の走行用車輪7を駆動する走行モータ8の回転数N
r、Nlを制御して、これにより左右の走行用車輪7の
走行速度Vr、Vlを制御する手段である。
は、走行方向ずれ角度検出手段24は、回転数Nr、N
lから算出されるずれ角度θE を、トルクTr、Tlか
ら得られる撓み修正角度θT で補正している。
角度θE は、初期ずれ角度θ0 を初期値として、回転数
Nr、Nlから算出される旋回角速度ωE を時間積分し
て得られる。
角速度ωE は、図7に示すように、回転数検出手段21
で検出された左右の回転数Nr,Nlの関数となる走行
速度Vr,Vlにより、左右車輪間隔をLとし、車体に
撓みが無いとすると、ωE (rad/s)=sin-1{(Vr
(m/s) −Vl(m/s) )/L(m) }となる。ここで、αが
小さい時に、sin-1(α)≒αであることを利用する
と、ωE (rad/s)=(Vr(m/s) −Vl(m/s) )/L
(m) となる。また、計算精度の面から走行速度Vr,V
lも回転数Nr,Nlに比例すると見なすことができ
る。
E (rad)=θ0 (rad)+∫(ωE (rad/s))dt=θ0
(rad)+∫{(Vr(m/s) −Vl(m/s) )/L(m) }d
t=θ0 (rad)+∫{A×(Nr(rpm) −Nl(rpm) )
/L(m) }dtとなる。
撓み量によって生じるずれ角度の誤差分となる撓み修正
角度θT で補正する。この撓み修正角度θT は、トルク
検出手段22で検出された左右の走行用車輪7のトルク
Tr,Tlの差(Tr−Tl)に比例する値であり、B
を比例定数として、θT (rad)=B×(Tr(kgf.m)−
Tl(kgf.m))となる。この撓み修正角度θT を、回転
数Nr,Nlから算出されるずれ角度θE から減じて補
正する。
(rad)=θ0 (rad)+θE (rad)−θT (rad)となり、
ωE を使用すると、θd(rad)=θ0 (rad)+∫ωE d
t−θT となり、θd(rad)=θ0 (rad)+∫{A×
(Nr(rpm) −Nl(rpm) )/L(m) }dt−B×(T
r(kgf.m)−Tl(kgf.m))として算出できる。
基準点12上を、磁気センサ列11が通過した時に、磁
気基準点13を検出した磁気センサの位置により、走行
方向ずれ量Y(又は、Yr、Yl)を検出する。そし
て、通過時の走行ずれ量Ypをこの値Y(又は、(Yr
+Yl)/2)とする。
1が通過し、次の磁気基準点13上を磁気センサ列11
が通過するまでの期間では、Y方向へのずれ速度Vy
は、図8に示すように、走行速度Vx(=(Vr+V
l)/2)と走行方向ずれ角度θdから、Vy=Vx×
sin(θd)≒Vx×θdとなるので、走行ずれ量Y
dを、初期ずれ量Y0を初期値とし、走行速度Vxと走
行方向ずれ角度θdの積(Vx×θd)を時間積分して
算定する。つまり、Yd(m) =Y0(m) +∫Vydt=
Y0(m) +∫(Vx(m/s) ×θd(rad) )dtとなる。
2を検出する毎に、通過時の走行ずれ量Ypにリセット
して走行ずれ量Ydを補正する。
第2の実施の形態では、走行方向ずれ角度検出手段24
は、第1の実施の形態の構成に加えて、基準点検出手段
23で検出されたずれ位置Yr,Ylから磁気基準点通
過時の走行方向ずれ角度θpを検出し、その時の走行方
向ずれ角度θd及び初期ずれ角度θ0を補正するように
構成される。
磁気センサ列11をクレーン1の左右方向yにスパンL
rlの間隔で設ける。
列8が磁気基準点12を検出してから、他方(例えば左
側)の磁気センサ列8が磁気基準点12を検出するまで
の検出時間差をΔt(s) とし、磁気センサ列11の中心
間の距離をLrlとすると、図9に示すように、Δt
(s) =sin(θp(rad))×Lrl(m) /Vlmean(m
/s) から、θp(rad)=Vlmean(m/s) ×Δt(s) /L
rl(m) となる。この関係式から磁気基準点通過時の走
行方向ずれ角度θpを検出する。なお、このVlmean(m
/s) はVl(m/s) のΔt(s) 間の平均値である。
8は、走行方向(前後方向)xに直角な方向(左右方
向)yに関して同一直線上に設けるものとする。なお、
同一直線上に設けず、前後する場合には、前後距離を考
慮してVl(m/s) ×Δt(s) を補正することにより、磁
気基準点通過時の走行方向ずれ角度θpを検出すること
ができる。
無軌道式走行体の自動直進制御装置における自動直進制
御方法について説明する。なお、ここでは、第1の実施
の形態、及び、磁気センサ列8を左右両側に配置した第
2の実施の形態の場合について、図4のフローチャート
を参照しながら説明する。
御フローを示すが、第1の実施の形態の場合には、ステ
ップS31の「時間差の検出」とステップS32の「走
行方向ずれ角度の算出」と「初期ずれ角度の補正」が無
い制御フローとなる。
のデータ入力、ステップS20の基準点通過判定、ステ
ップS30の初期ずれ量等の補正、ステップS40の走
行ずれ量等の検出、ステップS50の直進制御とからな
り、この自動直進走行制御モードが選択され、自動直進
走行制御が行われている間は、メインの走行制御のフロ
ーから繰り返し呼ばれて実行されるフローとして、例示
したものである。
ーン1が、自動直進走行制御による走行を始めると、ス
テップS10のデータ入力が実行される。
S11で回転数検出手段21により左右の走行用車輪7
の回転数Nr,Nlの検出と、左右の走行速度Vr,V
l、平均走行速度Vx=(Vr+Vl)/2及び速度差
ΔVx=(Vr−Vl)の算出を行う。また、ステップ
S12で、トルク検出手段22による左右の走行用車輪
7のトルクTr,Tlの検出と、車両の撓みの修正に使
用する撓み修正角度θT =B×(TrーTl)の算出を
行う。
おいては、基準点検出手段23により、走行通路12の
路面に配置された走行基準点13の検出が行われている
か、否かを判定する。つまり、磁気センサ列11が磁気
基準点13を検出中であるか否かを判定する。
準点13の検出中であると判定すると、ステップS30
の初期ずれ量等の補正に行き、基準点検出手段23、走
行方向ずれ角度検出手段24、走行ずれ量検出手段25
により、走行基準点通過時の走行方向ずれ角度θp、走
行基準点通過時の走行ずれ量Ypを算出し、この値を用
いて、初期ずれ角度θ0 、初期ずれ量Y0をリセットし
て補正する。
検出手段23により、走行方向ずれ量Yr,Ylの検出
を行う。そして、第2の実施の形態では、更に、一方
(例えば右側)の磁気センサ列11が磁気基準点13を
検出してから、他方(例えば左側)の磁気センサ列11
が磁気基準点13を検出するまでの検出時間差Δt(s)
の検出を行う。
32で、走行方向ずれ角度検出手段24により、走行基
準点通過時の走行方向ずれ角度θp(rad)の算出を、θ
p(rad)=Vl(m/s) ×Δt(s) /Lrl(m) で行い、
初期ずれ角度θ0 を、この値θdにリセットする。
手段25により、走行基準点通過時の走行ずれ量Ypの
算出を、Yp=(Yr+Yl)/2で行い、初期ずれ量
Y0をこの値Ypにリセットする。
点13の検出中ではないと判定すると、ステップS40
の走行ずれ量等の検出に行き、走行方向ずれ角度検出手
段24、走行ずれ量検出手段25により、初期ずれ角度
θ0 、初期ずれ量Y0を用いて、走行基準点12通過後
の走行方向ずれ角度θd、走行ずれ量Ydを算出する。
向ずれ角度検出手段24により、走行方向ずれ角度θd
(rad)の算出を、θd(rad)=θ0 (rad)+∫{A×
(Nr(rpm) −Nl(rpm) )/L(m) }dt(=θE
(rad))により行う。
誤差の補正を行う。この補正は車体の撓みによる撓み修
正角度θT を差し引くことで行う。つまり、θd(rad)
=θE −θT =θd(rad)−B×(Tr(kgf.m)−Tl
(kgf.m))により行う。
手段25により、走行ずれ量Ydの算出を、Yd(m) =
Y0(m) +∫(V(m/s) ×θd(rad) )dtで行う。
0を終了したら、ステップ40に行き、直進制御手段2
6により、走行方向ずれ角度θdや走行ずれ量Ydがゼ
ロになるように、左右の走行用車輪7の走行速度Vr、
Vl、即ち、左右の走行用車輪7を駆動する走行モータ
8の回転数Nr、Nlを制御する。この制御は、走行方
向ずれ角度θdと走行ずれ量Ydを制御値とし、走行モ
ータ8の回転数Nr,Nlを操作量とするフィードバッ
ク制御等で行うことができる。
図示しないメインの走行制御フローに戻っては、呼び出
されることにより、自動直進走行モードが選定されてい
る間、繰り返しステップS10〜S40を実行すること
により、自動直進走行制御が行われる。
式走行体)とその自動直進制御方法によれば、ジャイロ
コンパス等の高価な装置を使用することなく、精度良
く、走行ずれ量Yd及び走行方向ずれ角度θdを検出す
ることができるので、高精度で自動直進走行することが
できる。特に、クレーンの機体の撓みによる撓み修正角
度θT を走行用車輪7のトルクTr,Tlから推定して
補正するので、より精度を高めることができる。
点13を通過する時に、初期ずれ角度θ0 も補正するの
で、より高精度で走行方向ずれ角度θdを推定すること
ができる。
に係る無軌道式無軌道式走行体の自動直進制御装置及び
自動直進制御方法によれば、次のような効果を奏するこ
とができる。
の走行用車輪の回転数と左右の走行用車輪を駆動する走
行モータのトルクから算定するので、ジャイロコンパス
等の高価な装置が不要となる。
トルクを用いて、比較的車体の剛性が低い自走式門型ク
レーン等の無軌道式走行体の車体の撓みを計算し、この
撓みに基づく誤差を補正しているので、精度よく走行方
向ずれ角度を検出できる。
行ずれ量と初期ずれ角度を補正するので、より精度良く
走行ずれ量と走行方向ずれ量を検出することができ、よ
り精度よく自動直進制御を行うことができる。
れらの走行ずれ量と走行方向ずれ角度の検出精度が向上
するので、より好適な自動直進制御を行うことができ
る。そのため、運転者の乗り心地性を向上でき、また、
荷役中のコンテナに加わる加速度が小さくなるので、よ
り安全な荷役ができる。
式門型クレーンを示す模式的な図であり、(a)は斜視
図で、(b)は正面図である。
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
装置における自動直線制御方法の制御フローを示す図で
ある。
装置の構成を示す図である。
めの無軌道式走行体固定座標系と走行通路の路面固定座
標系との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
を示す図である。
間差の関係を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 左右両側に配置されている走行用車輪に
回転数差を与えて旋回すると共に、左右の走行用車輪の
回転数を検出する回転数検出手段と、走行通路の路面に
配置された走行基準点を検出する基準点検出手段と、走
行ずれ量検出手段と、走行方向ずれ角度検出手段と、前
記各手段から得られる情報を入力して自動直進走行制御
を行う直進制御手段を備えた無軌道式走行体の直進走行
制御装置において、 前記左右の走行用車輪を駆動する走行モータのトルクを
検出するトルク検出手段を備えると共に、 前記走行方向ずれ角度検出手段が、走行方向ずれ角度
を、前記回転数検出手段で検出された左右の回転数の差
から算出される量を、初期ずれ角度を初期値として時間
積分した値から、前記トルク検出手段で検出された左右
の走行モータのトルクの差から算出される撓み修正角度
分を補正して求め、 前記走行ずれ量検出手段が、走行ずれ量を、初期ずれ量
を初期値とし、走行速度と前記走行方向ずれ角度の積を
時間積分して求めることを特徴とする無軌道式走行体の
直進走行制御装置。 - 【請求項2】 前記基準点検出手段を該無軌道式走行体
の左右方向に所定の距離離間して配置し、前記走行通路
の横断方向に対をなして配置された前記走行基準点を検
出し、 前記走行ずれ量検出手段が、前記基準点検出手段で検出
した前記走行基準点の検出位置から,走行ずれ量を算出
し、前記初期走行ずれ量を補正すると共に、 前記走行方向ずれ角度検出手段が、左右の前記基準点検
出手段の検出時間差と前記回転数から算出される走行速
度を使用して走行方向ずれ角度を算出し、前記初期ずれ
角度を補正することを特徴とする請求項1記載の無軌道
式走行体の直進走行制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の無軌道式
走行体の直進走行制御装置を備えたことを特徴とする無
軌道式走行体。 - 【請求項4】 前記無軌道式走行体が、前記走行用車輪
にラバータイヤを装着して、コンテナを荷役する自走式
門型クレーンであることを特徴とする請求項3記載の無
軌道式走行体。 - 【請求項5】 左右両側に配置されている走行用車輪に
回転数差を与えて旋回すると共に、左右の走行用車輪の
回転数を検出する回転数検出手段と、前記左右の走行用
車輪を駆動する走行モータのトルクを検出するトルク検
出手段と、走行通路の路面に配置された走行基準点を検
出する基準点検出手段と、走行ずれ量検出手段と、走行
方向ずれ角度検出手段と、前記各手段から得られる情報
を入力して自動直進走行制御を行う直進制御手段を備え
た無軌道式走行体の直進走行制御装置において、 走行方向ずれ角度を、前記回転数検出手段で検出された
左右の回転数の差から算出される量を、初期ずれ角度を
初期値として時間積分した値から、前記トルク検出手段
で検出された左右の走行モータのトルクの差から算出さ
れる撓み修正角度分を補正して求め、 走行ずれ量を、初期ずれ量を初期値とし、走行速度と前
記走行方向ずれ角度の積を時間積分して求めることを特
徴とする無軌道式走行体の直進走行制御方法。 - 【請求項6】 該無軌道式走行体の左右方向に所定の距
離離間して配置した前記基準点検出手段で、前記走行通
路の横断方向に対をなして配置された前記走行基準点を
検出し、 前記基準点検出手段で検出した前記走行基準点の検出位
置から,走行ずれ量を算出し、前記初期走行ずれ量を補
正すると共に、 左右の前記基準点検出手段の検出時間差と前記回転数か
ら算出される走行速度を使用して走行方向ずれ角度を算
出し、前記初期ずれ角度を補正することを特徴とする請
求項5記載の無軌道式走行体の直進走行制御方法。 - 【請求項7】 該無軌道式走行体が、前記走行用車輪に
ラバータイヤを装着して、コンテナを荷役する自走式門
型クレーンであることを特徴とする請求項5又は6に記
載の無軌道式走行体の直進走行制御方法。
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