JP2003146355A - 函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具 - Google Patents

函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具

Info

Publication number
JP2003146355A
JP2003146355A JP2001343281A JP2001343281A JP2003146355A JP 2003146355 A JP2003146355 A JP 2003146355A JP 2001343281 A JP2001343281 A JP 2001343281A JP 2001343281 A JP2001343281 A JP 2001343281A JP 2003146355 A JP2003146355 A JP 2003146355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
rail
vertical
packing box
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001343281A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Yamamoto
卓 山本
Yasushi Ino
康 猪野
Toshinori Kobayashi
憲紀 小林
Tsutomu Takeuchi
勉 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA EKON KENTETSU KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
OSAKA EKON KENTETSU KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA EKON KENTETSU KK, Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical OSAKA EKON KENTETSU KK
Priority to JP2001343281A priority Critical patent/JP2003146355A/ja
Publication of JP2003146355A publication Critical patent/JP2003146355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板等の梱包函を確実にコンテナ内に固
定できる上、繰り返し使用による有効利用を図ることが
できるコンテナ用梱包函固定治具を提供する。 【解決手段】 本発明の固定治具は、コンテナ1の内部
に左右方向に沿って配置され、かつ左右両端部がコンテ
ナ1の側壁2、2に当接係止することにより、左右方向
の移動が規制される金属製の横桟11〜14と、コンテ
ナ1の内部に前後方向に沿って配置され、かつ前後両端
部がコンテナの前後壁3、4に当接係止することによ
り、前後方向の移動が規制される金属製の縦桟30とを
備える。横桟11〜14が上側の複数の梱包函5におけ
る前端、後端及び中間位置に配置されるとともに、一対
の縦桟30が、上側の各梱包函5の両側に配置された状
態で、前後横桟11〜14に着脱自在に固定される。上
側の各梱包函5が、横桟11〜14及び一対の縦桟30
を介してコンテナ1の内壁面に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば大型ガラ
ス板等を梱包した複数の梱包函等の函体を、輸送用コン
テナ等の運搬用筐体内に固定する際に用いられる函体固
定治具及びコンテナ用梱包函固定治具に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶等によって、ガラス板等を輸送する
ような場合、ガラス板を梱包した梱包函をコンテナ内に
多数積み込んで輸送するのが通例であるが、ガラス板梱
包函をコンテナ内に積み込む際、梱包函のサイズ等によ
っては、コンテナ内の積載効率を向上させるため、コン
テナ内に2段に積み重ねた状態で、前後方向に並べて積
載するような場合がある。
【0003】このようにガラス板梱包函をコンテナ内に
段積み状態に積載する場合、これらの梱包函を載置する
だけでは輸送時の振動等に対し不安定であるため、これ
らの梱包函を適当な手段によってコンテナに支持固定す
る必要があり、特に上側の梱包具については、輸送時の
振動等による揺れが激しくなるので、支持固定の必要性
が強く求められる。
【0004】従来、梱包函を固定するための方法として
は、特定の手段はなく、例えば梱包函をコンテナに積載
するごとに、長尺な木材を適当な長さに切断して多数の
固定用枠材を作製し、この枠材を、コンテナ内に縦横
(前後左右)に組み付けて、これらの枠材によって各梱
包函をコンテナの内壁面に対し固定するのが一般的であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の梱包函固定方法においては、長尺な木材を適宜切断
して、コンテナ内の積み荷に応じて組み付けるものであ
るため、枠材の寸法精度や組付精度が、作業者の経験や
勘に影響するところが大きく、場合によっては、梱包函
をコンテナ内に確実に固定することが困難であるという
問題があった。
【0006】また上記従来の固定方法は、木材を用いる
ものであるため、荷卸し時に取り外た木製枠材は、破損
や損傷が激しく、材質自体も劣化している。このため、
木製枠材は一度使用した後、そのほとんどは、再使用で
きず廃棄処分となり、材料の有効利用を図ることができ
ないという問題も抱えている。
【0007】しかも、近年においては、生態系保護の観
点から、木材製品の輸出入が厳しく制限されており、上
記のような梱包函固定用の木製枠材も例外ではない。こ
のため、諸外国の輸出入に用いられる梱包函固定用木製
枠材に対しても、殺虫等の燻蒸処理が義務付けられてお
り、これらの処理や手続に非常に手間がかかる上更に、
環境保護としての木材資源の乱用防止も相まって、木材
の使用を可及的に減少させることが切望されている、と
いうのが現状である。
【0008】以上の説明は、ガラス板用梱包函をコンテ
ナに積載する場合について説明しているが、一般に、荷
物として函体を運搬用筐体に積載するような場合には、
上記と同様の問題が発生する恐れがある。
【0009】この発明は、上記の実情に鑑みてなされた
もので、ガラス板用梱包函等の函体をコンテナ等の運搬
用筐体内に確実に固定できる上、繰り返し使用による有
効利用を図ることができるとともに、木材の使用を削減
することができる函体固定治具及びコンテナ用梱包函固
定治具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明は、少なくとも前後左右の四周が囲まれ
た運搬用筐体内に荷物としての函体を前後方向に複数並
べて積載するに際して、前記函体を前記運搬用筐体内に
固定するための函体固定治具であって、前記運搬用筐体
の内部に左右方向に沿って配置され、かつ左右両端部が
前記運搬用筐体の左右両側壁に当接係止することによ
り、左右方向の移動が規制される金属製の前部横桟及び
後部横桟と、前記運搬用筐体の内部に前後方向に沿って
配置され、かつ前後両端部が前記運搬用筐体の前後壁に
当接係止することにより、前後方向の移動が規制される
金属製の一対の縦桟とを備え、前記前部横桟が、最前列
の前記函体の前側に配置され、前記後部横桟が、最後列
の前記函体の後側に配置され、前記一対の縦桟が、各函
体の両側に配置された状態で、前記前部横桟及び前記後
部横桟に対し固定され、前記最前列の函体の前部が前記
前部横桟及び前記一対の縦桟を介して前記筐体の前壁に
支持されるとともに、前記最後列の函体の後部が前記後
部横桟及び前記一対の縦桟を介して前記筐体の後壁に支
持される一方、各函体の両側部が前記一対の縦桟、前記
前部横桟及び前記後部横桟を介して前記筐体の両側壁に
支持されるよう構成されてなるものを要旨とするもので
ある。
【0011】本第1発明の函体固定治具においては、荷
物としての函体を横桟及び縦桟を介して運搬用筐体の内
壁面に支持するものであるため、輸送中の揺動等に対
し、函体の位置ずれを確実に防止することができる。
【0012】また縦桟及び横桟は、金属製のものにより
構成しているため、破損や損傷がほとんどなく、何度で
も繰り返し使用することができ、部材の有効利用を図る
ことができる。また縦桟及び横桟等の各構成部材は、木
材製品とは異なり、輸出入時に使用する場合に、殺虫用
の燻蒸処理等の面倒な処置を行う必要はない。更に木材
を使用していないので、環境保護の面においても有益で
ある。
【0013】一方、上記第1発明は、以下に示すよう
に、コンテナにガラス板用等の梱包函等を上下に段積み
する際に、特に有効に使用することができる。
【0014】すなわち本第2発明は、輸送用コンテナ内
にガラス板等の物品が梱包された梱包函を、上下2段以
上に段積みしつつ前後方向に複数並べて積載するに際し
て、上側の梱包函を前記コンテナに固定するためのコン
テナ用梱包函固定治具であって、前記コンテナの内部に
左右方向に沿って配置され、かつ左右両端部が前記コン
テナの両側壁に当接係止することにより、左右方向の移
動が規制される金属製の前部横桟及び後部横桟と、前記
コンテナの内部に前後方向に沿って配置され、かつ前後
両端部が前記コンテナの前後壁に当接係止することによ
り、前後方向の移動が規制される金属製の一対の縦桟と
を備え、前記前部横桟が、最前列上側の梱包函の前側に
配置され、前記後部横桟が、最後列上側の梱包函の後側
に配置され、前記一対の縦桟が、上側の各梱包函の両側
に配置された状態で、前記前部横桟及び前記後部横桟に
対して固定され、最前列上側の梱包函の前部が前記前部
横桟及び前記一対の縦桟を介してコンテナの前壁に支持
されるとともに、最後列上側の梱包函の後部が前記後部
横桟及び前記一対の縦桟を介してコンテナの後壁に支持
される一方、上側の各梱包函の両側部が前記一対の縦
桟、前記前部横桟及び前記後部横桟を介してコンテナの
両側壁に支持されるよう構成されてなるものを要旨とし
ている。
【0015】この第2発明においては、特に、上側の梱
包函を横桟及び縦桟を介してコンテナの内壁面に支持す
るものであるため、上側の梱包函の位置ずれを確実に防
止することができる。
【0016】また縦桟及び横桟は、金属製のものにより
構成しているため、上記と同様、部材の有効利用を図る
ことができる上、輸出入時における殺虫用の燻蒸処理等
の面倒な処置を行う必要はなく、更に環境保護の面にお
いても有益である。
【0017】一方、本第2発明においては、前記コンテ
ナの内部に左右方向に沿って配置され、かつ左右両端部
が前記コンテナの両側壁に当接係止することにより、左
右方向の移動が規制される金属製の中間横桟を更に備
え、前後方向に隣り合う上側の梱包函間に前記中間横桟
が配置されるとともに、その中間横桟が前記一対の縦桟
に着脱自在に固定されてなる構成を採用するのが好まし
い。
【0018】すなわちこの構成を採用する場合、中間位
置の梱包函を中間横桟を介してコンテナ内壁面に支持す
ることができるため、揺動時等における梱包函の荷重を
前後の横桟に加えて中間横桟にも分散させることがで
き、荷重の局部集中を回避でき、より安定状態に梱包函
を積載することができる。
【0019】また本第2発明においては、前記縦桟が、
前後方向に直列状に配置される複数の縦桟部材により構
成されてなるものを採用するのが良い。
【0020】すなわちこの場合、縦桟を1本の桟部材に
より構成するものと比較して、各縦桟部材の長さを短く
することができ、縦桟部材の搬入搬出等の取扱作業を容
易に行うことができ、荷積み荷卸し時の組付作業や分解
作業を容易に行うことができる。
【0021】また本第2発明において、梱包函がその下
部にフォーク差込口を有し、前記横桟に設けられたフッ
クが、前記フォーク差込口の下側板に係合されてなる構
成を採用するのが望ましい。
【0022】すなわちこの構成を採用する場合、横桟を
所定位置に確実に配置することができ、梱包函をより確
実に支持することができる。
【0023】更に本第2発明においては、前記縦桟に、
前方に向けて開放する溝型形状の連結金具が固定され、
その連結金具が前記横桟に外嵌された状態で、前記連結
金具及び前記横桟を貫通する状態にロックピンが挿着さ
れて、前記縦桟の前記横桟に対する固定が図られてなる
構成を採用するのが、より一層好ましい。
【0024】すなわちこの構成を採用する場合には、縦
桟の連結金具を横桟に嵌め込んでロックピンを挿入する
だけで、縦桟及び横桟間を連結できるとともに、ロック
ピンを引き抜いて縦桟の連結金具を横桟から抜き取るだ
けで、縦桟及び横桟を分解することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
ガラス板梱包函固定治具が適用されたコンテナ内の荷積
み状態を示す斜視図、図2は平面図、図3は背面図、図
4は梱包函固定治具を示す斜視図である。
【0026】これらの図に示すように、本実施形態の固
定治具は、コンテナ(1)に対し左右幅方向に沿って配
置される第1ないし第4の4本の横桟(11)〜(1
4)と、前後方向に沿って配置される一対の縦桟(3
0)(30)とを具備し、ガラス板(G)が梱包された
金属製梱包函(5)をコンテナ(1)内に支持固定する
ためのものである。
【0027】本実施形態の固定治具における第1横桟
(11)は、コンテナ(1)内の前端部に配置される前
部横桟(11)として構成され、第2及び第3横桟(1
2)(13)は中間部に配置される中間横桟として構成
され、第4横桟(14)は後端部に配置される後部横桟
(14)として構成されており、これらは全て同一の構
成を有している。
【0028】図5及び図6に示すように、横桟(11)
は、2つのリップ溝型鋼板を対向合致させた状態に接合
固定した部材により構成されており、コンテナ(1)内
の幅寸法、つまり両側壁(2)(2)間の寸法にほぼ対
応する長さに形成されている。
【0029】図5ないし図8に示すように、横桟(1
1)の長さ方向中間における両側2箇所には、フック装
置(20)が固定されている。フック装置(20)は、
下向きコ字型部材が2つ上下に重ね合わさるようにして
形成されたハウジング(21)を備え、ハウジング(2
1)の上部にフック(22)がスライド自在に貫通配置
されている。フック(22)は、一端側がハウジング
(21)の図6の左方向に引き出されてからハウジング
(21)の端面に沿って下方に延び、更に同図右方向に
曲成されて係合片(22a)として構成されるととも
に、他端側がハウジング(21)の同図右方向に引き出
されてから上方に曲成されて操作片(22b)として構
成されている。
【0030】更にフック装置(20)のハウジング(2
1)内には、フック(22)を同図右方向(以下「係合
方向」と称す)に付勢するコイルばね(23)が内装さ
れており、フック(22)を同図左方向(以下「解除方
向」称す)に押込操作した際には、コイルばね(23)
が蓄勢され、その操作力を解除することにより、コイル
ばね(23)の付勢力によってフック(22)が係合方
向に移動するよう構成されている。
【0031】このフック装置(20)が、横桟(11)
の一側面に溶接処理等により接合固定されている。
【0032】また横桟(11)の両側部には、その上面
板及び下面板に長さ方向に所定間隔おきに、縦桟固定用
の複数のピン挿通孔(15)が形成されている。
【0033】なお、既述したように、第2ないし第4横
桟(12)〜(14)は、上記第1横桟(11)と同一
の構成を有するものであるため、同一又は相当部分に同
一又は相当符号を付して重複説明は省略する。
【0034】図4及び図9に示すように、一対の縦桟
(30)は、前後に直列状に配置される2本の縦桟部材
(31)(32)によりそれぞれ構成され、各縦桟部材
(31)(32)は、金属製の角パイプ部材により構成
されている。
【0035】なお本実施形態において、前部縦桟部材
(31)及び後部縦桟部材(32)を直列状に配置して
縦桟(30)を形成した状態では、その縦桟(30)の
長さが、コンテナ(1)内の長さ寸法、つまり前壁
(3)及び後扉(4)間の寸法にほぼ対応するように構
成されている。
【0036】図9ないし図13に示すように、前部縦桟
部材(31)は、その前端及び後端の下面に、前方に向
けて開放する溝型形状の連結金具(50)が、縦桟部材
(31)に対し直交する態様に固定されている。この連
結金具(50)は、その溝内に上記横桟(11)〜(1
4)を収容できるよう構成されている。
【0037】更に連結金具(50)の上下壁には、連結
金具(50)の長さ方向(縦桟に対し直交する方向)に
沿って所定の間隔おきに、複数のピン挿通孔(51)が
それぞれ形成されている。
【0038】また各縦桟部材(31)には、ピン挿通孔
(51)に挿入可能なL型のロックピン(52)が設け
られている。このロックピン(52)の上側折曲片には
リング(53)が固定されるとともに、縦桟部材(3
1)の連結金具周辺には、リング(54)が固定されて
おり、両リング(53)(54)が紐(55)により連
結されている。こうして、ロックピン(52)を紐(5
5)により縦桟部材(31)(41)に接続することに
より、ロックピン(52)の脱落紛失等を防止するよう
にしている。
【0039】なお、後部縦桟部材(32)は、前部縦桟
部材(31)に対し、連結金具(50)の取付位置や長
さ寸法が多少異なるのみで、主構成は同じであるため、
同一又は相当部分に同一又は相当符号を付して、重複説
明は省略する。
【0040】一方、図14に示すように、本実施形態に
採用される金属製ガラス板梱包函(5)は、背枠(7
b)に立て掛けるようにしてベース枠(6)上に載置さ
れた複数枚のガラス板(G)を、前枠(7a)によって
背枠(7b)側に押し付けた状態に梱包するよう構成さ
れている。更に前枠(7a)及び背枠(7b)の両側端
面には、両側方に突出配置されるガラス板(G)の両側
端部を保護するための保護フレーム(8)が取り付けら
れている。
【0041】またベース枠(6)の下面側前後には、そ
の両側部にフォークリフトのフォークを差し込むための
フォーク差込口(9)が形成されている。なおフォーク
差込口(9)の下側板(10)は、帯板状のいわゆるフ
ラットバーとして構成されている。
【0042】本実施形態の固定治具を用いて、ガラス板
(G)が梱包された梱包函(5)をコンテナ(1)内に
積み込む場合には、梱包函(5)を2段重ねで前後方向
に並列配置に積み込むものである。
【0043】まず図15に示すように、1列目下側の梱
包函(5)をコンテナ(1)の後端開口部からコンテナ
(1)内に収容してコンテナ床面上の前端位置に載置す
る。
【0044】次に1列目上側の梱包函(5)を、1列目
下側の梱包函(5)上に載置する。この場合、作業スペ
ースの関係上、固定治具における第1横桟(11)を1
列目の梱包函(5)の前方にあらかじめ配置しておく。
【0045】そしてこの第1横桟(11)を1列目上側
の梱包函(5)に係合状態に組み付ける。
【0046】すなわち図6ないし図8に示すように、第
1横桟(11)のフック装置(20)を、操作片(22
b)を押し込むことによりそのフック(22)をばね
(23)の付勢力に抗して解除方向に押し込んだ状態
で、梱包函(5)のフォーク差込口(9)に前方から収
容するようにして、フォーク差込口下側板(10)上に
載置した後、フック(22)の押込を解除する。これに
より、フック(22)がばね(23)の付勢力により係
合方向に移動して、係合片(22a)が、フォーク差込
口下側板(10)における後端下面側に係合する。こう
して第1横桟(11)が、1列目上側の梱包函(5)に
おけるフォーク差込口前側に、コンテナ幅方向に沿うよ
うにして組み付けられる。
【0047】なお本実施形態においては、第1横桟(1
1)を1列目上側の梱包函(5)にあらかじめ組み付け
た状態で、その梱包函(5)を1列目下側の梱包函
(5)上に載置するようにしても良い。
【0048】続いて図16に示すように、2列目以降の
梱包函(5)を順次積載していき、所定数の梱包函
(5)を積載した後、具体的には、梱包函(5)を2段
重ねで4列積載した後、4列目上側の梱包函(5)に第
2横桟(12)を組み付ける。
【0049】すなわち図6ないし図8に示すように、第
2横桟(12)のフック装置(20)を、そのフック
(22)を解除方向に押し込んだ状態で、梱包函(5)
のフォーク差込口(9)に後方から収納するようにし
て、フォーク差込口下側板(10)上に載置した後、フ
ック(22)の押込を解除する。これにより、フック
(22)の係合片(22a)をフォーク差込口下側板
(10)における前端下面側に係合する。こうして第2
横桟(12)を、4列目上側の梱包函(5)におけるフ
ォーク差込口後側に、コンテナ幅方向に沿うようにして
組み付けられる。
【0050】なお第1及び第2横桟(11)(12)
は、組付方向が異なるのみである。すなわち第1横桟
(11)はそのフック装置(20)の係合方向を前側に
向けて配置することにより、梱包函(5)の前側に組み
付けられるのに対し、第2横桟(12)はそのフック装
置(20)の係合方向を後側に向けて配置することによ
り、梱包函(5)の後側に組み付けられるものである。
【0051】次に図17に示すように、一対の前部縦桟
部材(31)(31)を、上側の各梱包函(5)におけ
る下端両側に沿って、後方から前方に向けてそれぞれ挿
入していき、図10ないし図13に示すように縦桟前端
の連結金具(50)を第1横桟(11)に外嵌するとと
もに、縦桟後端の連結金具(50)を第2横桟(12)
に外嵌する。
【0052】そして、一対の前部縦桟部材(31)(3
1)を、上側梱包函(5)の下端両側面に係合させるよ
うに位置合わせして、連結金具(50)の適当なピン挿
通孔(51)を、第1及び第2横桟(11)(12)の
適当なピン挿通孔(15)に一致させる。続いて、縦桟
部材(31)のロックピン(52)をピン挿通孔(5
1)(15)にそれぞれ挿通配置する。これによりロッ
クピン(52)を介して横桟(11)(12)及び連結
金具(50)間をロックし、縦桟部材(31)を横桟
(11)(12)に対し前後左右方向の移動を規制した
状態に連結する。
【0053】次に図1及び図2に示すように、5列目の
梱包函(5)をコンテナ(1)に積載し、その梱包函
(5)の前側に、上記第1横桟(11)と同様にして、
第3横桟(13)を組み付ける。このとき、第3横桟
(13)は、第2横桟(12)に対向配置されて、互い
に当接係合し得るよう構成される。
【0054】続いて、6列目以降の全ての梱包函(5)
をコンテナ(1)に積載した後、最終列目(7列目)上
側の梱包函(5)の後側に、上記第2横桟(12)と同
様にして、第4横桟(14)を組み付ける。
【0055】次に、一対の後部縦桟部材(32)(3
2)を、5〜7列目上側の梱包函(5)の下端両側に沿
って、後方から前方に向けて挿入していき、前端の連結
金具(50)を第3横桟(13)に外嵌するとともに、
後側の連結金具(50)を第4横桟(14)に外嵌す
る。
【0056】そして、一対の後部縦桟部材(32)(3
2)を、上側梱包函(5)の下端両側面に係合させるよ
うに配置して、連結金具(50)及び横桟(13)(1
4)の適当なピン挿通孔(51)(15)にロックピン
(52)を挿通して、縦桟部材(32)(32)を横桟
(13)(14)に固定する。このとき、後部縦桟部材
(32)(32)の前端面が、前部縦桟(30)(3
0)の後端面に対向配置されて、互いに当接係合し得る
よう構成される。
【0057】こうして固定治具を組み付けた後、コンテ
ナ(1)の後扉(4)を閉塞した際には、一対の後部縦
桟部材(32)(32)の後端面が、後扉(4)に対向
する状態に配置される。
【0058】なお、下側の梱包函(5)は、コンテナ床
面に対し、木材片等により位置止め固定されている。
【0059】これにより本実施形態における積み荷作業
が完了する。
【0060】この積載状態においては、横桟(11)
(14)及び縦桟(30)(30)が、上側の梱包函
(5)における前後両側に配置された状態で互いに固定
されるとともに、各桟の両端部がコンテナ内壁面に対向
配置されているため、前後方向の揺れに対しては、縦桟
(30)(30)の両端部がコンテナ前壁(3)及び後
扉(4)に当接係止することにより、梱包函(5)が横
桟(11)(14)及び縦桟(30)(30)を介して
コンテナ(1)に支持固定されるので、前後方向の位置
ずれを防止することができる。また左右方向の揺れに対
しては、横桟(11)(14)の両端部がコンテナ両側
壁(2)(2)に当接係止することにより、梱包函
(5)が縦桟(30)(30)及び横桟(11)(1
4)を介してコンテナ(1)に支持固定されるので、左
右方向の位置ずれを防止することができる。このように
輸送中等の前後左右方向の揺れに対し、位置ずれを確実
に防止することができ、荷崩れ等の不具合を防止するこ
とができる。
【0061】更に本実施形態においては、前後に並んで
複数配置される梱包函(5)の中間位置に2本の中間横
桟(12)(13)を配置して、その中間横桟(12)
(13)によっても梱包函(5)の前後方向の位置ずれ
を防止するようにしているため、前後方向の揺動時にお
ける梱包函(5)の荷重を、前後の横桟(11)(1
4)に加えて、中間横桟(12)(13)にも分散させ
ることができる。このため、荷重の局部集中を回避で
き、より安定状態に梱包函(5)を支持することがで
き、より一層確実に梱包函(5)の位置ずれを防止する
ことができる。
【0062】また本実施形態においては、縦桟(30)
を、前部縦桟部材(31)及び後部縦桟部材(32)の
2本の部材により構成しているため、1本の桟部材によ
り構成する場合と比較して、各縦桟部材(31)(3
2)の長さを短くすることができる。このため、縦桟部
材(31)(32)の搬入搬出等の取扱作業を容易に行
うことができ、組付作業や分解作業を容易に行うことが
できる。
【0063】なお、縦桟部材(31)(32)は、対向
端部を係合し得る状態に配置しているため、その係合に
よって両部材(31)(32)間の連携を確実に図るこ
とができ、全ての梱包函(5)を縦桟部材(31)(3
2)及び横桟(11)〜(14)に確実に支持すること
ができる。
【0064】一方本実施形態において、輸送後、荷卸し
を行う場合には、上記と逆の手順で行えば良い。すなわ
ち第3及び第4横桟(13)(14)と後部縦桟部材
(32)とのピン結合を解除して、第4横桟(14)及
び後部縦桟部材(32)を取り出した後、後半部の梱包
函(5)及び第3横桟(13)を取り出す。次に第1及
び第2横桟(11)(12)及び前部縦桟部材(31)
とのピン結合を解除して、第2横桟(12)及び前部縦
桟部材(31)を取り出した後、残りの前半部の梱包函
(5)及び第1横桟(11)を取り出す。これにより荷
卸し作業が完了する。
【0065】こうして取り外された固定治具の各構成部
材(11)〜(14)(30)は、破損や損傷がない限
り、繰り返し使用することができ、部材の有効利用を図
ることができる。
【0066】また固定治具の各構成部材は、金属製のも
のにより構成されているため、木材製品とは異なり、輸
出入時に使用する場合に、殺虫用の燻蒸処理等の面倒な
処置を必要とせず、自由に制限なく使用することができ
る上、木質材料の乱用も防止でき、環境保護の面におい
ても有益である。
【0067】なお上記実施形態においては、図5及び図
6に示すように、横桟(11)〜(14)のフック装置
(20)として、梱包函(5)のフォーク差込口下側板
(10)に係合するように構成されたものを用いている
が、本発明はそれだけに限られるものではない。例えば
梱包函(5)側の所定位置にあらかじめ受金具を設けて
おくような場合には、図18に示すように、その受金具
に対応させて、横桟(111)にフック部材(120)
を溶接等により固定しておき、そのフック部材(12
0)のフック(122)を梱包函(5)の上記受金具に
係合することにより、横桟(111)を梱包函(5)に
取り付けるようにしても良い。
【0068】また上記実施形態においては、梱包函とし
てガラス板用のものを用いているが、本発明はそれだけ
に限られず、梱包函として、板状物やその他の物品を梱
包するものを用いるようにしても良く、更に荷物として
の函体を積載する場合にも同様に適用することができ
る。
【0069】また上記実施形態においては、上側の梱包
函を固定する場合について説明したが、本発明はそれだ
けに限られず、下側(一段目)の梱包函を固定する場合
にも適用することができる。
【0070】更に上記実施形態においては、梱包函を横
方向に単列に積載する場合について説明したが、本発明
はそれだけに限られず、梱包函を横方向に複数列に積載
する場合にも適用することができる。この場合には、横
方向に隣り合う梱包函間に、縦桟を配置するのが好まし
い。
【0071】また上記実施形態においては、梱包函を2
段重ねで積載する場合について説明したが、本発明はそ
れだけに限られず、梱包函を平積み(1段積み)や3段
重ね以上で積載する場合にも適用することができる。
【0072】更に上記実施形態においては、コンテナに
函体等の梱包函を積載する場合について説明したが、本
発明はそれだけに限られず、少なくとも前後左右の周囲
に壁体を有する運送用筐体に、函体を積載する場合に
も、上記と同様に適用することができる。
【0073】また上記実施形態においては、縦桟を2本
の縦桟部材により構成しているが、本発明はそれだけに
限られず、縦桟を3本以上の縦桟部材により構成しても
良い。この場合、各縦桟部材を互いに連結固定するよう
にしても良い。
【0074】更に本発明においては、横桟の使用数も4
本に限られず、2本以上であれば何本でも良い。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の函体等の梱包函
固定治具によれば、横桟及び縦桟を、コンテナ等の運搬
用筐体内に積載された梱包函の前後両側に配置した状態
で互いに固定するとともに、各桟の両端部をコンテナ内
壁面に対向配置することにより、梱包函を各桟を介して
コンテナの内壁面に支持するものであるため、輸送中の
揺動等に対し、梱包函の位置ずれを確実に防止でき、荷
崩れ等の不具合を防止することができる。更に縦桟及び
横桟等の構成部材は、金属製であるため、破損や損傷が
なく、何度でも繰り返し使用することができ、部材の有
効利用を図ることができる。また縦桟及び横桟等の各構
成部材は、木材製品とは異なり、輸出入時に使用する場
合に、殺菌、殺虫等の消毒処理等の面倒な処置を必要と
せず、自由に制限なく使用することができる上、金属製
であるため、木材の乱用も防止でき、環境保護の面にお
いても有益であるという効果を得ることができる。
【0076】本発明において、前後方向に隣り合う梱包
函間に中間横桟を配置する場合には、中間位置の梱包函
を中間横桟を介してコンテナ内壁面に支持することがで
きるため、揺動時等における梱包函の荷重を前後の横桟
に加えて中間横桟にも分散させることができ、荷重の局
部集中を回避でき、より安定状態に梱包函を積載するこ
とができ、より一層確実に梱包函の位置ずれ等を防止す
ることができるという利点がある。
【0077】また本発明において、縦桟を、複数の桟部
材により構成する場合には、1本の桟部材により構成す
る場合と比較して、各縦桟部材の長さを短くすることが
できるため、縦桟部材の搬入搬出等の取扱作業を容易に
行うことができ、荷積み荷卸し時の組付分解作業を容易
に行うことができるという利点がある。
【0078】また本発明において、横桟のフックを、梱
包函におけるフォーク差込口の下側板に係合する場合に
は、横桟を所定位置に確実に配置することができ、上記
の効果をより確実に得ることができるという利点があ
る。
【0079】更に本発明において、縦桟の連結金具を横
桟に外嵌した状態でロックピンを挿着することにより、
縦桟の横桟間を固定する場合には、ロックピンの挿脱操
作を行うだけで簡単かつ確実に、縦桟及び横桟間の連結
及び分解作業を行うことができ、ひいてはコンテナに対
する荷積み及び荷卸し作業をより一層簡単に行うことが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるガラス板梱包函固定
治具が適用されたコンテナ内の荷積み状態を示す斜視図
である。
【図2】実施形態におけるコンテナ内の荷積み状態を示
す平面図である。
【図3】実施形態におけるコンテナ内の荷積み状態を示
す背面図である。
【図4】実施形態のガラス板梱包函固定治具を示す斜視
図である。
【図5】実施形態の固定治具に適用された横桟を示す図
であって、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図で
ある。
【図6】実施形態の横桟におけるフック装置周辺を示す
側面断面図である。
【図7】実施形態の横桟におけるフック装置周辺を示す
正面図である。
【図8】実施形態の横桟に適用されたフック装置を示す
斜視図である。
【図9】実施形態の固定治具に適用された縦桟部材を示
す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は側面
図である。
【図10】実施形態の縦桟における横桟との連結部を示
す平面図である。
【図11】実施形態の縦桟における横桟との連結部を示
す正面断面図である。
【図12】実施形態の縦桟における横桟との連結部を示
す側面断面図である。
【図13】実施形態の縦桟における横桟と連結部を示す
斜視図である。
【図14】実施形態に用いられたガラス板梱包函を示す
斜視図である。
【図15】実施形態におけるコンテナ内の荷積み途中の
第1状態を示す平面図である。
【図16】実施形態におけるコンテナ内の荷積み途中の
第2状態を示す平面図である。
【図17】実施形態におけるコンテナ内の荷積み途中の
第3状態を示す平面図である。
【図18】この発明の変形例であるガラス板梱包函固定
治具の横桟を示す図であって、同図(a)は横桟の正面
図、同図(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1…コンテナ(運搬用筐体) 2…側壁 3…前壁 4…後扉(後壁) 5…梱包函(函体) 9…フォーク差込口 10…下側板 11〜14、111…横桟 22、122…フック 30…縦桟 31、32…桟部材 50…連結金具 52…ロックピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪野 康 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 小林 憲紀 大阪府堺市鳳南町三丁二百番地 大阪エコ ン建鉄株式会社内 (72)発明者 武内 勉 大阪府堺市鳳南町三丁二百番地 大阪エコ ン建鉄株式会社内 Fターム(参考) 3E068 AA29 AB04 AC05 BB06 CC01 CE11 DD40 EE01 EE11 EE40 3E085 AA03 AA10 AB03 AC07 AD02 AD06 3E096 AA04 AA15 BA24 BB03 CA09 CB03 DA11 DB04 DC02 EA06X EA06Y FA09 FA16 GA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後左右の四周が囲まれた運
    搬用筐体内に荷物としての函体を前後方向に複数並べて
    積載するに際して、前記函体を前記運搬用筐体内に固定
    するための函体固定治具であって、 前記運搬用筐体の内部に左右方向に沿って配置され、か
    つ左右両端部が前記運搬用筐体の左右両側壁に当接係止
    することにより、左右方向の移動が規制される金属製の
    前部横桟及び後部横桟と、 前記運搬用筐体の内部に前後方向に沿って配置され、か
    つ前後両端部が前記運搬用筐体の前後壁に当接係止する
    ことにより、前後方向の移動が規制される金属製の一対
    の縦桟とを備え、 前記前部横桟が、最前列の前記函体の前側に配置され、 前記後部横桟が、最後列の前記函体の後側に配置され、 前記一対の縦桟が、各函体の両側に配置された状態で、
    前記前部横桟及び前記後部横桟に対し固定され、 前記最前列の函体の前部が前記前部横桟及び前記一対の
    縦桟を介して前記筐体の前壁に支持されるとともに、前
    記最後列の函体の後部が前記後部横桟及び前記一対の縦
    桟を介して前記筐体の後壁に支持される一方、各函体の
    両側部が前記一対の縦桟、前記前部横桟及び前記後部横
    桟を介して前記筐体の両側壁に支持されるよう構成され
    てなることを特徴とする函体固定治具。
  2. 【請求項2】 輸送用コンテナ内にガラス板等の物品が
    梱包された梱包函を、上下2段以上に段積みしつつ前後
    方向に複数並べて積載するに際して、上側の梱包函を前
    記コンテナに固定するためのコンテナ用梱包函固定治具
    であって、 前記コンテナの内部に左右方向に沿って配置され、かつ
    左右両端部が前記コンテナの両側壁に当接係止すること
    により、左右方向の移動が規制される金属製の前部横桟
    及び後部横桟と、 前記コンテナの内部に前後方向に沿って配置され、かつ
    前後両端部が前記コンテナの前後壁に当接係止すること
    により、前後方向の移動が規制される金属製の一対の縦
    桟とを備え、 前記前部横桟が、最前列上側の梱包函の前側に配置さ
    れ、 前記後部横桟が、最後列上側の梱包函の後側に配置さ
    れ、 前記一対の縦桟が、上側の各梱包函の両側に配置された
    状態で、前記前部横桟及び前記後部横桟に対して固定さ
    れ、 最前列上側の梱包函の前部が前記前部横桟及び前記一対
    の縦桟を介してコンテナの前壁に支持されるとともに、
    最後列上側の梱包函の後部が前記後部横桟及び前記一対
    の縦桟を介してコンテナの後壁に支持される一方、上側
    の各梱包函の両側部が前記一対の縦桟、前記前部横桟及
    び前記後部横桟を介してコンテナの両側壁に支持される
    よう構成されてなること特徴とするコンテナ用梱包函固
    定治具。
  3. 【請求項3】 前記コンテナの内部に左右方向に沿って
    配置され、かつ左右両端部が前記コンテナの両側壁に当
    接係止することにより、左右方向の移動が規制される金
    属製の中間横桟を更に備え、 前後方向に隣り合う上側の梱包函間に前記中間横桟が配
    置されるとともに、その中間横桟が前記一対の縦桟に着
    脱自在に固定されてなる請求項2記載のコンテナ用梱包
    函固定治具。
  4. 【請求項4】 前記縦桟が、前後方向に直列状に配置さ
    れる複数の縦桟部材により構成されてなる請求項2又は
    3記載のコンテナ用梱包函固定治具。
  5. 【請求項5】 梱包函がその下部にフォーク差込口を有
    し、前記横桟に設けられたフックが、前記フォーク差込
    口の下側板に係合されてなる請求項2ないし4のいずれ
    かに記載のコンテナ用梱包函固定治具。
  6. 【請求項6】 前記縦桟に、前方に向けて開放する溝型
    形状の連結金具が固定され、その連結金具が前記横桟に
    外嵌された状態で、前記連結金具及び前記横桟を貫通す
    る状態にロックピンが挿着されて、前記縦桟の前記横桟
    に対する固定が図られてなる請求項2ないし5のいずれ
    かに記載のコンテナ用梱包函固定治具。
JP2001343281A 2001-11-08 2001-11-08 函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具 Pending JP2003146355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001343281A JP2003146355A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001343281A JP2003146355A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003146355A true JP2003146355A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19156994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001343281A Pending JP2003146355A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003146355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101000598B1 (ko) 2010-04-28 2010-12-10 김한곤 박판유리 강화열처리장치에 사용되는 유리 적재 카세트용 랙장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101000598B1 (ko) 2010-04-28 2010-12-10 김한곤 박판유리 강화열처리장치에 사용되는 유리 적재 카세트용 랙장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006032182A1 (fr) Conteneur de palettes
KR101947940B1 (ko) 콘테이너
WO2020129637A1 (ja) ワークピース収納装置及びワークピースのローディング方法
JP2003146355A (ja) 函体固定治具及びコンテナ用梱包函固定治具
JP7265252B2 (ja) パレットサポータ
JP2007308169A (ja) 板運搬用パレット
JP2002337923A (ja) 建築用複合パネルの搬送装置
KR101768495B1 (ko) 판재 고정장치
JP4659470B2 (ja) 自動倉庫の格納庫
KR20180133653A (ko) 개폐 가능한 원목 운반용 랙 구조체
JP2001002072A (ja) コイル搬送用パレット
JP6603735B2 (ja) パレット機能を有するラック及び保管システム
JP2007106442A (ja) パレット
JP4423080B2 (ja) 重量物運搬用金属パレット
JP2001048169A (ja) 収納容器
JP3239950U (ja) 搬送台車
JP2018131132A (ja) 運搬台車の連結構造及び連結部材
JP2001171664A (ja) 輸送用コンテナ
JP3242970U (ja) ネスティングラック
JP2010036965A (ja) 荷物搬送用ケース
KR100789301B1 (ko) 장척물 운반용 파렛트
JP2019147597A (ja) 物品運搬装置
JP2008001407A (ja) 作業車両用梱包体
JP3971054B2 (ja) パレット
KR20170002410U (ko) 원목 운반용 랙 구조체

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040618

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040629

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070626