JP2003145740A - プリント端末 - Google Patents
プリント端末Info
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- JP2003145740A JP2003145740A JP2001349930A JP2001349930A JP2003145740A JP 2003145740 A JP2003145740 A JP 2003145740A JP 2001349930 A JP2001349930 A JP 2001349930A JP 2001349930 A JP2001349930 A JP 2001349930A JP 2003145740 A JP2003145740 A JP 2003145740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- print terminal
- selection
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】メンテナンスコストを抑えつつも長期間使用で
き、稼働率を向上させることができるプリント端末を提
供する。 【解決手段】ヘッドの一つ(109ya)に目詰まりな
どのトラブルが生じても、画像読取部109dの検出信
号に基づいて、制御部110が、トラブルの生じたヘッ
ド109yaを含まないように選定を行うことで、ヘッ
ドのトラブルに関わらずプリント端末100を稼働させ
ることができ、しかも高画質な画像を形成することがで
きる。
き、稼働率を向上させることができるプリント端末を提
供する。 【解決手段】ヘッドの一つ(109ya)に目詰まりな
どのトラブルが生じても、画像読取部109dの検出信
号に基づいて、制御部110が、トラブルの生じたヘッ
ド109yaを含まないように選定を行うことで、ヘッ
ドのトラブルに関わらずプリント端末100を稼働させ
ることができ、しかも高画質な画像を形成することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メディアから読み
取った画像データに基づきプリントを作成するプリント
端末に関する。
取った画像データに基づきプリントを作成するプリント
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルスチルカメラに代表され
るデジタル画像データを記憶できる撮像装置は、画像処
理技術の向上により、めざましい勢いで普及している。
特に、デジタルスチルカメラは、液晶ディスプレイを装
備しているため、撮ったその場で画像を確認でき、ある
いは不要な画像は消去できるといった長所がある。又、
デジタル画像データは、ネットワークを通じて全世界に
送信できるという長所があるため、デジタルスチルカメ
ラ及びそれに類する撮像装置は、今後ますます普及する
と考えられる。
るデジタル画像データを記憶できる撮像装置は、画像処
理技術の向上により、めざましい勢いで普及している。
特に、デジタルスチルカメラは、液晶ディスプレイを装
備しているため、撮ったその場で画像を確認でき、ある
いは不要な画像は消去できるといった長所がある。又、
デジタル画像データは、ネットワークを通じて全世界に
送信できるという長所があるため、デジタルスチルカメ
ラ及びそれに類する撮像装置は、今後ますます普及する
と考えられる。
【0003】しかるに、デジタルスチルカメラで撮影し
た画像を鑑賞する場合、デジタルスチルカメラに装備さ
れた液晶ディスプレイでは、一般的に画面が小さすぎて
表示された画像を見にくいという問題がある。一方、パ
ソコンのディスプレイなどに表示させれば、大画像を鑑
賞できることにはなるが、パソコンを常に使用できると
は限らないし、画像データの読み込みなどの処理が面倒
である。
た画像を鑑賞する場合、デジタルスチルカメラに装備さ
れた液晶ディスプレイでは、一般的に画面が小さすぎて
表示された画像を見にくいという問題がある。一方、パ
ソコンのディスプレイなどに表示させれば、大画像を鑑
賞できることにはなるが、パソコンを常に使用できると
は限らないし、画像データの読み込みなどの処理が面倒
である。
【0004】これに対し、画像データに基づいて、写真
のごときプリントを形成すれば、取り扱いが容易とな
り、アルバムに整理することで、大量の画像でも短時間
で鑑賞することができるという利点がある。
のごときプリントを形成すれば、取り扱いが容易とな
り、アルバムに整理することで、大量の画像でも短時間
で鑑賞することができるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像データ
に基づいてプリントを得る場合の一つの態様は、家庭用
プリンタを用いて、ユーザ自ら画像をプリントすること
である。かかる態様によれば、ユーザは、好きな時間に
好きな枚数だけプリントを行うことができ、また画像処
理を駆使することによって、自分の好みの画像を得るこ
とができる等の利点がある。しかしながら、家庭用プリ
ンタを所有していないユーザや、家庭用プリンタを有し
ていても、その使い方に習熟していないユーザも数多く
存在する。
に基づいてプリントを得る場合の一つの態様は、家庭用
プリンタを用いて、ユーザ自ら画像をプリントすること
である。かかる態様によれば、ユーザは、好きな時間に
好きな枚数だけプリントを行うことができ、また画像処
理を駆使することによって、自分の好みの画像を得るこ
とができる等の利点がある。しかしながら、家庭用プリ
ンタを所有していないユーザや、家庭用プリンタを有し
ていても、その使い方に習熟していないユーザも数多く
存在する。
【0006】そのように家庭用プリンタを駆使できない
ユーザは、画像データに基づきプリントを所望する場
合、ラボなどのプリントショップにプリントを依頼する
こととなる。しかるに、プリントショップにプリントを
依頼すると、プロの手による高画質なプリントは得られ
るものの、仕上がりまでにある程度日数を必要とするた
め、手軽にプリント注文ができないという問題がある。
近年においては、ネットワークを通じて、24時間プリ
ント注文を行えるシステムも確立されてきてはいるが、
ネットワークを通じてプリント注文を行うことを疎まし
く思うユーザも又、相当数存在すると考えられる。
ユーザは、画像データに基づきプリントを所望する場
合、ラボなどのプリントショップにプリントを依頼する
こととなる。しかるに、プリントショップにプリントを
依頼すると、プロの手による高画質なプリントは得られ
るものの、仕上がりまでにある程度日数を必要とするた
め、手軽にプリント注文ができないという問題がある。
近年においては、ネットワークを通じて、24時間プリ
ント注文を行えるシステムも確立されてきてはいるが、
ネットワークを通じてプリント注文を行うことを疎まし
く思うユーザも又、相当数存在すると考えられる。
【0007】このような背景から、コンビニエンススト
アやテーマパーク、あるいは観光地などに無人のプリン
ト装置を設置することが考えられている。かかるプリン
ト装置は、ユーザが画像データを記憶したメディアを所
定の箇所に挿入することで、自動的に且つ比較的迅速に
所望の画像プリントを容易に得ることができるというも
のである。
アやテーマパーク、あるいは観光地などに無人のプリン
ト装置を設置することが考えられている。かかるプリン
ト装置は、ユーザが画像データを記憶したメディアを所
定の箇所に挿入することで、自動的に且つ比較的迅速に
所望の画像プリントを容易に得ることができるというも
のである。
【0008】しかるに、そのようなプリント装置は、そ
のプリント装置を管理する管理者から離れた場所に設置
されることが多いため、トラブルが生じても、管理者が
直ちに対処できないという問題がある。従って、そのよ
うなプリント装置については、トラブルを未然に防ぐ機
能が必要といえる。
のプリント装置を管理する管理者から離れた場所に設置
されることが多いため、トラブルが生じても、管理者が
直ちに対処できないという問題がある。従って、そのよ
うなプリント装置については、トラブルを未然に防ぐ機
能が必要といえる。
【0009】ここで、インクジェットプリンタは、ラン
ニングコストが低いという利点を有するが、ヘッドから
インクを吐出させる構造上、ヘッドの目詰まりが生じや
すいという特性がある。しかるに、ヘッドが目詰まりす
ると高画質な画像を形成できないため、プリント装置の
稼働を停止せざるを得ず、それにより稼働率が低下する
という問題が生じる。一方、ヘッドが目詰まりしないよ
う、清掃などのメンテナンスを頻繁に行うと、メンテナ
ンスコストが増大するという問題が生じる。
ニングコストが低いという利点を有するが、ヘッドから
インクを吐出させる構造上、ヘッドの目詰まりが生じや
すいという特性がある。しかるに、ヘッドが目詰まりす
ると高画質な画像を形成できないため、プリント装置の
稼働を停止せざるを得ず、それにより稼働率が低下する
という問題が生じる。一方、ヘッドが目詰まりしないよ
う、清掃などのメンテナンスを頻繁に行うと、メンテナ
ンスコストが増大するという問題が生じる。
【0010】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、メンテナンスコストを抑えつつ
も長期間使用でき、稼働率を向上させることができるプ
リント端末を提供することを目的とする。
てなされたものであり、メンテナンスコストを抑えつつ
も長期間使用でき、稼働率を向上させることができるプ
リント端末を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明のプリント
端末は、メディアに記憶された画像データに基づいて、
ヘッドから媒体に異なる色のインクを吐出することによ
りプリントを作成するプリント端末において、前記ヘッ
ドは、各色について複数個備えられており、更に、前記
ヘッドからのインク吐出状態を検出し、対応した検出信
号を出力する検出手段と、前記検出手段からの検出信号
に応じて、インクを吐出する前記ヘッドを選定する選定
手段と、を有し、前記選定手段が選定したヘッドにより
プリントが作成されるので、前記ヘッドの一つに目詰ま
りなどのトラブルが生じても、前記検出手段の検出信号
に基づいて、前記選定手段が、トラブルの生じたヘッド
を含まないように選定を行うことで、ヘッドのトラブル
に関わらず前記プリント端末を稼働させることができ、
しかも高画質な画像を形成することができる。ここで、
「ヘッド」とは、供給されたインクを制御された量で媒
体に向かって吐出するものであれば足りる。
端末は、メディアに記憶された画像データに基づいて、
ヘッドから媒体に異なる色のインクを吐出することによ
りプリントを作成するプリント端末において、前記ヘッ
ドは、各色について複数個備えられており、更に、前記
ヘッドからのインク吐出状態を検出し、対応した検出信
号を出力する検出手段と、前記検出手段からの検出信号
に応じて、インクを吐出する前記ヘッドを選定する選定
手段と、を有し、前記選定手段が選定したヘッドにより
プリントが作成されるので、前記ヘッドの一つに目詰ま
りなどのトラブルが生じても、前記検出手段の検出信号
に基づいて、前記選定手段が、トラブルの生じたヘッド
を含まないように選定を行うことで、ヘッドのトラブル
に関わらず前記プリント端末を稼働させることができ、
しかも高画質な画像を形成することができる。ここで、
「ヘッド」とは、供給されたインクを制御された量で媒
体に向かって吐出するものであれば足りる。
【0012】更に、前記選定の結果に関する情報を外部
に送信する通信手段を有すると、例えばネットワークな
どを通じて、前記選定の結果(いずれのヘッドが不良か
の情報を含むと好ましい)を外部のサーバーで受信する
ようにすれば、前記プリント端末の管理者が遠隔地にい
る場合でも、前記プリント端末の状況を逐一監視するこ
とができ、またヘッドの目詰まりのようなトラブルが生
じた場合でも、迅速に対応することができる。
に送信する通信手段を有すると、例えばネットワークな
どを通じて、前記選定の結果(いずれのヘッドが不良か
の情報を含むと好ましい)を外部のサーバーで受信する
ようにすれば、前記プリント端末の管理者が遠隔地にい
る場合でも、前記プリント端末の状況を逐一監視するこ
とができ、またヘッドの目詰まりのようなトラブルが生
じた場合でも、迅速に対応することができる。
【0013】又、前記選定手段の選定に応じて、所定の
画像を表示する液晶ディスプレイを有すると好ましい。
例えば、目詰まりしたヘッドがあった場合、使用できる
ヘッドの数は少なくなるため総プリント時間は長くな
る。そこで、液晶ディスプレイに、アニメーションが動
く様子を表示したり、クイズを表示したりして、ユーザ
すなわち顧客がプリントを待つのに退屈しないようにす
ることができる。
画像を表示する液晶ディスプレイを有すると好ましい。
例えば、目詰まりしたヘッドがあった場合、使用できる
ヘッドの数は少なくなるため総プリント時間は長くな
る。そこで、液晶ディスプレイに、アニメーションが動
く様子を表示したり、クイズを表示したりして、ユーザ
すなわち顧客がプリントを待つのに退屈しないようにす
ることができる。
【0014】更に、前記選定手段の選定に応じて、プリ
ント完成予定時間を計算する計算手段と、前記計算手段
の計算結果を表示する液晶ディスプレイとを有すると好
ましい。上述したように、目詰まりしたヘッドがあった
場合、使用できるヘッドの数は少なくなるので、総プリ
ント時間は長くなるので、前記計算手段の計算結果に応
じて、プリント完成予定時間を表示すると、その間に、
ユーザすなわち顧客が買い物など別なことを実行するこ
とができる。
ント完成予定時間を計算する計算手段と、前記計算手段
の計算結果を表示する液晶ディスプレイとを有すると好
ましい。上述したように、目詰まりしたヘッドがあった
場合、使用できるヘッドの数は少なくなるので、総プリ
ント時間は長くなるので、前記計算手段の計算結果に応
じて、プリント完成予定時間を表示すると、その間に、
ユーザすなわち顧客が買い物など別なことを実行するこ
とができる。
【0015】又、前記プリント端末は、少なくとも一部
が透明な筐体で覆われていると、ユーザすなわち顧客
が、プリントの作成される工程を見ることができ、プリ
ント作成までの待ち時間に退屈しないという効果が得ら
れる。
が透明な筐体で覆われていると、ユーザすなわち顧客
が、プリントの作成される工程を見ることができ、プリ
ント作成までの待ち時間に退屈しないという効果が得ら
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を参照して本発
明を説明する。図1は、本実施の形態にかかるインクジ
ェットプリンタであるプリント端末の斜視図である。図
2は、図1のプリント端末を垂直に切断して側方から見
た図である。プリント端末100は、街中や、テーマパ
ーク、観光地などの無人ボックスに置かれると好ましい
が、コンビニエンスストアの店内等に設置されてもかま
わない。
明を説明する。図1は、本実施の形態にかかるインクジ
ェットプリンタであるプリント端末の斜視図である。図
2は、図1のプリント端末を垂直に切断して側方から見
た図である。プリント端末100は、街中や、テーマパ
ーク、観光地などの無人ボックスに置かれると好ましい
が、コンビニエンスストアの店内等に設置されてもかま
わない。
【0017】図1において、プリント端末100は、筐
体100Aによって囲われており、正面上部に液晶ディ
スプレイ101を備え、その右方にコイン投入口102
を配置し、液晶ディスプレイ101の下方に、異なるメ
ディアに対応する複数のメディア挿入口105、キー操
作部103,及びコイン返却口102aを備え、それら
の下方にプリント取り出し口104を備えている。液晶
ディスプレイ101は、タッチパネル式であり、画面上
を押すことで任意の入力を行える。
体100Aによって囲われており、正面上部に液晶ディ
スプレイ101を備え、その右方にコイン投入口102
を配置し、液晶ディスプレイ101の下方に、異なるメ
ディアに対応する複数のメディア挿入口105、キー操
作部103,及びコイン返却口102aを備え、それら
の下方にプリント取り出し口104を備えている。液晶
ディスプレイ101は、タッチパネル式であり、画面上
を押すことで任意の入力を行える。
【0018】図2において、プリント端末100の筐体
100A内部には、背面側(図2で右方)に、媒体とし
ての用紙の貯蔵部107が配置され、そこから正面側及
び下方側に、用紙を搬送するための搬送部108が延在
している。搬送部108の末端近傍には、用紙にプリン
トを行うインクジェット式のプリンタユニット109が
配置されている。図示に関わらず、ヘッドから用紙に向
かうインクの吐出方向は、重力方向であると好ましい
が、それに限定されることはない。プリンタユニット1
09に隣接して、用紙をカットするためのカッタ111
が配置されている。カッタ111によりカットされたプ
リントされた用紙は、保存部106に保存される。保存
部106は、適宜プリント取り出し口104に接近する
ことで、そこを介してユーザがプリントを取り出すこと
ができるようになっている。図に示すように、メディア
読取部105Aは、挿入口105の奥にそれぞれ配置さ
れている。
100A内部には、背面側(図2で右方)に、媒体とし
ての用紙の貯蔵部107が配置され、そこから正面側及
び下方側に、用紙を搬送するための搬送部108が延在
している。搬送部108の末端近傍には、用紙にプリン
トを行うインクジェット式のプリンタユニット109が
配置されている。図示に関わらず、ヘッドから用紙に向
かうインクの吐出方向は、重力方向であると好ましい
が、それに限定されることはない。プリンタユニット1
09に隣接して、用紙をカットするためのカッタ111
が配置されている。カッタ111によりカットされたプ
リントされた用紙は、保存部106に保存される。保存
部106は、適宜プリント取り出し口104に接近する
ことで、そこを介してユーザがプリントを取り出すこと
ができるようになっている。図に示すように、メディア
読取部105Aは、挿入口105の奥にそれぞれ配置さ
れている。
【0019】更に、プリント端末100の筐体100A
内部には、制御部110が配置されている。プリント端
末100の制御ブロック図である図3に示すように、制
御部110は、プリンタユニット109,搬送部10
8,メディア読取部105A,液晶ディスプレイ10
1,保存部106に接続され、これらを制御するように
なっている。又、制御装置である制御部110は、通信
手段であるルータRに接続されており、ネットワークW
ANを介して、管理者が管理するサーバSに情報伝達可
能に接続されている。
内部には、制御部110が配置されている。プリント端
末100の制御ブロック図である図3に示すように、制
御部110は、プリンタユニット109,搬送部10
8,メディア読取部105A,液晶ディスプレイ10
1,保存部106に接続され、これらを制御するように
なっている。又、制御装置である制御部110は、通信
手段であるルータRに接続されており、ネットワークW
ANを介して、管理者が管理するサーバSに情報伝達可
能に接続されている。
【0020】次に、本実施の形態にかかるプリント端末
100の動作について説明する。デジタルスチルカメラ
等で被写体を撮影したユーザは、プリント端末100で
プリントを所望する場合、画像データを記憶したメディ
アを抜き取り、プリント端末100のメディア挿入口1
05のいずれかに装填する準備を行う。
100の動作について説明する。デジタルスチルカメラ
等で被写体を撮影したユーザは、プリント端末100で
プリントを所望する場合、画像データを記憶したメディ
アを抜き取り、プリント端末100のメディア挿入口1
05のいずれかに装填する準備を行う。
【0021】ここで、ユーザは、まず規定の料金(例え
ば500円)を投入する。すると、制御部110は、ユ
ーザがプリント注文を行おうとしていると判断する。そ
の後、メディア挿入口105にメディアが装填される
と、それに応じてメディア読取部105Aが画像データ
の読み取りを開始する。
ば500円)を投入する。すると、制御部110は、ユ
ーザがプリント注文を行おうとしていると判断する。そ
の後、メディア挿入口105にメディアが装填される
と、それに応じてメディア読取部105Aが画像データ
の読み取りを開始する。
【0022】図4に示すように、メディアから読み出さ
れた画像データは、ここでは5枚のサムネール画像G1
〜G5として、液晶ディスプレイ101に表示される。
また、デフォルト値として、「プリント枚数:1,プリ
ントサイズ:L(版)」の情報が、サムネール画像G1
〜G5の下に、それぞれ表示される。ここで、ユーザが
プリント枚数またはプリントサイズを変更したい場合、
画像選択キーK1により、いずれかの画像を指定し、且
つ変更キーK2により、所望のプリント枚数またはプリ
ントサイズに変更できる。プリントが不要であれば、プ
リント枚数をゼロとすればよい。所望のプリント枚数及
びサイズを設定した後、確定キーK3を押すことで、制
御部110は、プリント注文の受付を完了し、プリンタ
ユニット109によりプリント作成を実行する。
れた画像データは、ここでは5枚のサムネール画像G1
〜G5として、液晶ディスプレイ101に表示される。
また、デフォルト値として、「プリント枚数:1,プリ
ントサイズ:L(版)」の情報が、サムネール画像G1
〜G5の下に、それぞれ表示される。ここで、ユーザが
プリント枚数またはプリントサイズを変更したい場合、
画像選択キーK1により、いずれかの画像を指定し、且
つ変更キーK2により、所望のプリント枚数またはプリ
ントサイズに変更できる。プリントが不要であれば、プ
リント枚数をゼロとすればよい。所望のプリント枚数及
びサイズを設定した後、確定キーK3を押すことで、制
御部110は、プリント注文の受付を完了し、プリンタ
ユニット109によりプリント作成を実行する。
【0023】図5は、プリンタユニット109の概略構
成を示す図である。図5において、プリンタユニット1
09は、イエロー色のインクを吐出する2つのヘッド1
09ya、109ybと、マゼンタ色のインクを吐出す
る2つのヘッド109ma、109mbと、シアン色の
インクを吐出する2つのヘッド109ca、109cb
と、ブラック色のインクを吐出する2つのヘッド109
ka、109kbとを有している。制御部110より駆
動制御される各ヘッドは、対応する色のインクの容器
(不図示)に接続され、そこからインクの供給を受け
る。ヘッド109ka、109kbの下流に、検出手段
である画像読取部109dが配置されており、制御部1
10に検出信号を送信するようになっている。
成を示す図である。図5において、プリンタユニット1
09は、イエロー色のインクを吐出する2つのヘッド1
09ya、109ybと、マゼンタ色のインクを吐出す
る2つのヘッド109ma、109mbと、シアン色の
インクを吐出する2つのヘッド109ca、109cb
と、ブラック色のインクを吐出する2つのヘッド109
ka、109kbとを有している。制御部110より駆
動制御される各ヘッドは、対応する色のインクの容器
(不図示)に接続され、そこからインクの供給を受け
る。ヘッド109ka、109kbの下流に、検出手段
である画像読取部109dが配置されており、制御部1
10に検出信号を送信するようになっている。
【0024】次に、図7のフローチャートを参照して、
ヘッドの検査について説明する。プリント端末100の
制御部110は、内蔵タイマを有しており、もっとも稼
働が少ないと考えられる毎日早朝などの所定時刻に、以
下に述べるヘッド検査を行うようスケジュールされてい
る。まずステップS101において、所定時刻になった
と判断すれば、N=1とし(ステップS102)、制御
部110は、ステップS103でN=1番目のヘッドを
駆動させ、用紙Pに規定量のインク滴を吐出する。その
後下流側の画像読取部109dで、用紙Pに形成された
インクの点の大きさを読み取って(ステップS10
4)、それに応じた検出信号を制御部110に送信す
る。制御部110は、ステップS105で、受信した制
御信号に基づいて、インクの点の径が許容範囲内か否か
検出し、許容範囲内であると判断すれば、そのインク滴
が吐出されたヘッドは正常と判断する(ステップS10
7)。正常と判断されたヘッドは、プリント作成に用い
られることとなる。
ヘッドの検査について説明する。プリント端末100の
制御部110は、内蔵タイマを有しており、もっとも稼
働が少ないと考えられる毎日早朝などの所定時刻に、以
下に述べるヘッド検査を行うようスケジュールされてい
る。まずステップS101において、所定時刻になった
と判断すれば、N=1とし(ステップS102)、制御
部110は、ステップS103でN=1番目のヘッドを
駆動させ、用紙Pに規定量のインク滴を吐出する。その
後下流側の画像読取部109dで、用紙Pに形成された
インクの点の大きさを読み取って(ステップS10
4)、それに応じた検出信号を制御部110に送信す
る。制御部110は、ステップS105で、受信した制
御信号に基づいて、インクの点の径が許容範囲内か否か
検出し、許容範囲内であると判断すれば、そのインク滴
が吐出されたヘッドは正常と判断する(ステップS10
7)。正常と判断されたヘッドは、プリント作成に用い
られることとなる。
【0025】一方、制御部110は、受信した制御信号
に基づいて、インクの点の径が許容範囲外であると判断
すれば、そのインク滴が吐出されたヘッドは不良と判断
する(ステップS106)。不良と判断されたヘッド
は、プリント作成に用いられない。ステップS108
で、検査が最後のヘッドでないと判断すれば、ステップ
S109でNを一つ増分し、すなわち次のヘッドについ
て、ステップS103から同じ手順で検査を行う。この
ようにして順次ヘッドの検査を行い、ステップS108
で、最後のヘッドの検査が終わったと判断すれば、制御
部110は、ステップS110で不良ヘッドのデータを
記憶し、ヘッド検査を終了する。以上述べたように、選
択手段である制御部110は、正常と判断されたヘッド
のみを選択して、プリント作成を行うようになっている
ので、ヘッドの一つにトラブルが生じても、それを除外
してプリント作成を続行することで、プリント端末10
0の稼働を停止させずに済み、また画質を高く維持する
ことも可能となる。
に基づいて、インクの点の径が許容範囲外であると判断
すれば、そのインク滴が吐出されたヘッドは不良と判断
する(ステップS106)。不良と判断されたヘッド
は、プリント作成に用いられない。ステップS108
で、検査が最後のヘッドでないと判断すれば、ステップ
S109でNを一つ増分し、すなわち次のヘッドについ
て、ステップS103から同じ手順で検査を行う。この
ようにして順次ヘッドの検査を行い、ステップS108
で、最後のヘッドの検査が終わったと判断すれば、制御
部110は、ステップS110で不良ヘッドのデータを
記憶し、ヘッド検査を終了する。以上述べたように、選
択手段である制御部110は、正常と判断されたヘッド
のみを選択して、プリント作成を行うようになっている
ので、ヘッドの一つにトラブルが生じても、それを除外
してプリント作成を続行することで、プリント端末10
0の稼働を停止させずに済み、また画質を高く維持する
ことも可能となる。
【0026】ところで、制御部110が、例えばヘッド
109yaを不良と判断した場合、イエロー色のインク
は、ヘッド109ybのみから吐出されることとなるた
め、その分だけ、プリント作成時間が延びる。従って、
ユーザは、プリントが完了するまで、通常より待たされ
ることとなり、その対策が必要となる。
109yaを不良と判断した場合、イエロー色のインク
は、ヘッド109ybのみから吐出されることとなるた
め、その分だけ、プリント作成時間が延びる。従って、
ユーザは、プリントが完了するまで、通常より待たされ
ることとなり、その対策が必要となる。
【0027】図6は、ユーザのプリント待ち対策のため
に、液晶ディスプレイ101に表示される画面の例であ
る。図6(a)においては、所定の画像としてのアニメ
の熊G1が画面を縦横無尽に動き回るものであり、例え
ば、熊G1が舌を出したときに画面を押すと、右下に表
示される点が上がるようにすることで、ユーザがゲーム
を楽しめるようになっている。ここで、ヘッド選定によ
りプリント時間が長くなる場合、熊G1の動きを早くし
て(すなわち異なる状態で画像を表示するようにし
て)、ゲームをより難しくすることにより、ユーザを熱
中させプリンタ待ちの時間を短く感じられるようにする
ことができる。
に、液晶ディスプレイ101に表示される画面の例であ
る。図6(a)においては、所定の画像としてのアニメ
の熊G1が画面を縦横無尽に動き回るものであり、例え
ば、熊G1が舌を出したときに画面を押すと、右下に表
示される点が上がるようにすることで、ユーザがゲーム
を楽しめるようになっている。ここで、ヘッド選定によ
りプリント時間が長くなる場合、熊G1の動きを早くし
て(すなわち異なる状態で画像を表示するようにし
て)、ゲームをより難しくすることにより、ユーザを熱
中させプリンタ待ちの時間を短く感じられるようにする
ことができる。
【0028】図6(b)においては、プリント進行状況
を示すバーG2が表示され、その進捗度合いに応じて着
色部が長くなるようになっている。バーG2の下方に
は、制御部110によって計算された計算結果すなわち
仕上がり予定時刻(10:35)が表示され、ユーザの
便宜を図っている。この場合、液晶ディスプレイ101
が、ヘッドの選定に応じて所定の画像を表示する表示手
段を構成し、制御部110が、ヘッドの選定に応じてプ
リント完成予定時間を計算する計算手段を構成する。
尚、液晶ディスプレイ101にクイズなどを表示させて
もよい。また、クイズやゲームの得点が高ければ、プリ
ント料金を割り引いたり、無料で焼き増しできるような
サービスも考えられる。
を示すバーG2が表示され、その進捗度合いに応じて着
色部が長くなるようになっている。バーG2の下方に
は、制御部110によって計算された計算結果すなわち
仕上がり予定時刻(10:35)が表示され、ユーザの
便宜を図っている。この場合、液晶ディスプレイ101
が、ヘッドの選定に応じて所定の画像を表示する表示手
段を構成し、制御部110が、ヘッドの選定に応じてプ
リント完成予定時間を計算する計算手段を構成する。
尚、液晶ディスプレイ101にクイズなどを表示させて
もよい。また、クイズやゲームの得点が高ければ、プリ
ント料金を割り引いたり、無料で焼き増しできるような
サービスも考えられる。
【0029】以上述べた実施の形態では、ヘッドを4色
×2セットとしたが、4色×3セット以上としても良
く、或いは8色×2セット以上用いることもできる。特
に、8色×256ヘッド、8色×512ヘッドなど多数
ヘッド化することが、高速化のために好ましい。更に、
筐体100Aの一部もしくは全部を透明とすれば、プリ
ンタユニット109の動作などを、外部からユーザが見
ることができ、それにより待ち時間の間、ユーザの退屈
を紛らわせることができる。
×2セットとしたが、4色×3セット以上としても良
く、或いは8色×2セット以上用いることもできる。特
に、8色×256ヘッド、8色×512ヘッドなど多数
ヘッド化することが、高速化のために好ましい。更に、
筐体100Aの一部もしくは全部を透明とすれば、プリ
ンタユニット109の動作などを、外部からユーザが見
ることができ、それにより待ち時間の間、ユーザの退屈
を紛らわせることができる。
【0030】又、プリント端末100の動作状況に関す
る情報(ヘッドが正常か不良かの選択結果に関する情報
を含む)が、制御部110からルータRを介してサーバ
Sに送信され、サーバS側では、プリント端末100の
動作状況を逐次監視できるようになっているので、例え
ばヘッド不良が生じた場合、メンテナンスのため直ちに
サービスマンを派遣するなどの処置がとれる。
る情報(ヘッドが正常か不良かの選択結果に関する情報
を含む)が、制御部110からルータRを介してサーバ
Sに送信され、サーバS側では、プリント端末100の
動作状況を逐次監視できるようになっているので、例え
ばヘッド不良が生じた場合、メンテナンスのため直ちに
サービスマンを派遣するなどの処置がとれる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、メンテナンスコストを
抑えつつも長期間使用でき、稼働率を向上させることが
できるプリント端末を提供することができる。
抑えつつも長期間使用でき、稼働率を向上させることが
できるプリント端末を提供することができる。
【図1】本実施の形態にかかるプリント端末の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のプリント端末を垂直に切断して側方から
見た図である。
見た図である。
【図3】プリント端末100の制御ブロック図である。
【図4】液晶ディスプレイ101によるプリント注文画
面の表示例である。
面の表示例である。
【図5】プリンタユニットのヘッド周辺を示す概略図で
ある。
ある。
【図6】液晶ディスプレイ101によるプリント待ち画
面の表示例である。
面の表示例である。
【図7】ヘッド検査にかかるフローチャートである。
100 プリント端末
100A 筐体
101 液晶ディスプレイ
102 コイン投入口
103 キー操作部
104 プリント取り出し口
105 メディア挿入口
105A メディア読取部
106 保存部
107 貯蔵部
108 搬送部
109 プリンタユニット
110 制御部
Claims (5)
- 【請求項1】 メディアに記憶された画像データに基づ
いて、ヘッドから媒体に異なる色のインクを吐出するこ
とによりプリントを作成するプリント端末において、 前記ヘッドは、各色について複数個備えられており、 更に、前記ヘッドからのインク吐出状態を検出し、対応
した検出信号を出力する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号に応じて、インクを吐出す
る前記ヘッドを選定する選定手段と、を有し、 前記選定手段が選定したヘッドによりプリントが作成さ
れることを特徴とするプリント端末。 - 【請求項2】 前記選定の結果に関する情報を外部に送
信する通信手段を有することを特徴とする請求項1に記
載のプリント端末。 - 【請求項3】 前記選定手段の選定に応じて、所定の画
像を表示する液晶ディスプレイを有することを特徴とす
る請求項1又は2に記載のプリント端末。 - 【請求項4】 前記選定手段の選定に応じて、プリント
完成予定時間を計算する計算手段と、 前記計算手段の計算結果を表示する液晶ディスプレイと
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリ
ント端末。 - 【請求項5】 前記プリント端末は、少なくとも一部が
透明な筐体で覆われていることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載のプリント端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001349930A JP2003145740A (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | プリント端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001349930A JP2003145740A (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | プリント端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003145740A true JP2003145740A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19162529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001349930A Pending JP2003145740A (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | プリント端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003145740A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007058006A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Tatsumi Denshi Kogyo Kk | 自動写真作成装置 |
JP2010155384A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Fujifilm Corp | 画像形成装置及び方法並びに遠隔監視システム |
-
2001
- 2001-11-15 JP JP2001349930A patent/JP2003145740A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007058006A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Tatsumi Denshi Kogyo Kk | 自動写真作成装置 |
JP4508985B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2010-07-21 | 辰巳電子工業株式会社 | 自動写真作成装置 |
JP2010155384A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Fujifilm Corp | 画像形成装置及び方法並びに遠隔監視システム |
US8317283B2 (en) | 2008-12-26 | 2012-11-27 | Fujifilm Corporation | Image forming apparatus, image forming method, remote monitoring system, and method of providing maintenance service |
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