JP2003145274A - 熱圧着端子の製造方法及び熱圧着端子 - Google Patents
熱圧着端子の製造方法及び熱圧着端子Info
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Abstract
圧着する際に、絶縁被膜の燃焼による影響を少なくでき
る熱圧着端子の製造方法及び熱圧着端子を提供する。 【解決手段】 導電性線材15は絶縁被膜16を有して
おり、絶縁被膜16を有したままの導電性線材15をか
しめ部12に挿入し、かしめ部12の外面に一対の電極
21,22を圧接するとともに、電極21,22間に通
電する際に、端子2の回りを不活性ガス雰囲気にし、絶
縁被膜16を流動させ、導電性線材15同士及びかしめ
部12内面と導電性線材15との間を電気的に導通させ
る。この熱圧着方法は、表面に耐腐食性メッキ13を有
する端子2に適用され、耐腐食性メッキ13を保存した
熱圧着端子1が得られる。
Description
め部とを有し、前記かしめ部に多数本の導電性線材を熱
圧着してなる熱圧着端子の製造方法及び熱圧着端子に関
する。
平6−31072号公報に開示されたものがある。この
熱圧着端子には、電気接続部とかしめ部とを有する端子
が用いられる。前記かしめ部に電線の導体が挿入され
る。このかしめ部を一対の電極で挟み込む。電極間に加
圧力を発生させつつ、電極間に通電する。この熱圧着に
より、電線の導体と端子のかしめ部との一体性が確保さ
れる。
的には、多数本の裸導体を共通の絶縁チューブで被覆し
たものである。前記絶縁チューブを剥がし、多数本の裸
導体を束ねて、かしめ部に挿入する。裸導体同士及びか
しめ部と裸導体との間に溶着が生じ、電気的導通が確保
される。
るのに用いられる電線は、個々の導電性線材の表面に合
成樹脂などを焼き付けて絶縁被膜とした、いわゆるエネ
メル線が多い。このようなエナメル線では、個々の導電
性線材の表面に存在する絶縁被膜を取り剥がすことが困
難である。
る絶縁被膜をそのままにして、かしめ部に挿入し、熱圧
着により絶縁被膜を流動させ、前記導電性線材同士及び
前記かしめ部内面と前記導電性線材との間を電気的に導
通させるようにすることが試みられるようになった。
線材の絶縁被膜が、熱圧着により燃焼するため、端子や
電極などに悪影響を与えるという問題点があることが判
明した。
されたものであり、絶縁被膜を有する導電性線材の束を
端子に熱圧着する際に、絶縁被膜の燃焼による影響を少
なくできる熱圧着端子の製造方法及び熱圧着端子を提供
することを目的とする。
造方法は、(1)電気接続部とかしめ部とを有する端子
であり、前記かしめ部に多数本の導電性線材を熱圧着し
てなる熱圧着端子の製造方法であって、前記導電性線材
は絶縁被膜を有しており、前記絶縁被膜を有したままの
導電性線材を前記かしめ部に挿入し、前記かしめ部の外
面に一対の電極を圧接するとともに、前記電極間に通電
する際に、前記端子回りを不活性ガス雰囲気にし、前記
絶縁被膜を流動させ、前記導電性線材同士及び前記かし
め部内面と前記導電性線材との間を電気的に導通させる
ことを特徴とする。
気であるため、かしめ部内の導電性線材の絶縁被膜の燃
焼が抑えられ、熱圧着時の炎の発生、ヤニの発生、高温
酸化の発生などを抑えることができる。
囲気は、前記端子に不活性ガスを吹き付けることにより
形成されるものが好ましい。これにより、適量の不活性
ガスの使用で済むとともに、不活性ガスの流れによる端
子の冷却も行われる。
極によるかしめ部の圧接から前記電極によるかしめ部の
開放の間を含んで、行われるものが好ましい。これによ
り、熱圧着の前から、熱圧着後までにわたる不活性ガス
雰囲気が確保される。
とかしめ部とを有する端子であり、前記かしめ部に多数
本の導電性線材を熱圧着してなる熱圧着端子であって、
前記端子のうち少なくとも電気接続部は耐腐食性メッキ
が被膜されており、前記導電性線材は絶縁被膜を有して
おり、前記絶縁被膜を有したままの導電性線材が前記か
しめ部に挿入され、熱圧着により、前記絶縁被膜の燃焼
を抑えながら前記絶縁被膜を流動させ、前記導電性線材
同士及び前記かしめ部内面と前記導電性線材との間を電
気的に導通させるように熱圧着されてなることを特徴と
する。
被膜の燃焼が抑制されているため、端子の表面の耐腐食
性メッキの変質が起こりにくく、耐腐食性メッキを温存
した状態での熱圧着端子となる。
タステータに対するコイルの端子に適用されるものが好
ましい。これにより、モータステータとつながっている
コイルの端に熱圧着端子を形成することができる。
基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の実施形態
を説明するための熱圧着端子及び熱圧着装置の概略構成
図であり、図3は、熱圧着工程を示すフロー図であり、
図4及び図5は、製造された熱圧着端子の構造を示す図
である。
電線3を熱圧着して構成される。端子2は、一端に、中
央に孔が空いたリングプレート状の電気接続部11が形
成され、他端に、プレートを折り曲げて筒状にしたかし
め部12が形成されたものである。この端子1の本体
は、導電率が高い無酸素銅などで作られている。この端
子1の表面には、すず、ニッケルなどの耐腐食性のメッ
キ13(図5参照)が施されている。
照)を有する導電性線材15の多数本を束ねた、いわゆ
るエナメル線である。この導電性線材15の束ねられた
端が、端子2のかしめ部12に挿入される。導電性線材
15の本体は、導電率の高い銅合金で作られている。表
面の絶縁被膜16は、ポリウレタン、ポリエステル、エ
ポキシ、シリコーンなどの合成樹脂を焼き付けて形成さ
れる。
圧着装置5は、一対の電極21,22と、不活性ガス供
給装置23と、制御装置24と、を備えて構成される。
図2に示されるように、一方の電極21は下ホルダ31
に保持され、下ホルダ31は、フレーム34のベット3
4aに固定されている。他方の電極22は上ホルダ32
に保持され、上ホルダ32は昇降装置33に連結され、
昇降装置33は、フレーム34のヘッド34bに固定さ
れている。また、一方の電極21及び他方の電極22
は、通電のための電源装置25に接続されている。
は、一対のノズル35,36と、電磁開閉弁37と、流
量調整弁38と、ガス供給源39と、を備えて構成され
る。ガス供給源39は、窒素ガス、アルゴンガスと炭酸
ガスとの混合ガス、アルゴンガス、炭酸ガスのいずれか
からなる不活性ガスを供給する。
調整弁38で適量に絞られたあと、電磁開閉弁37の開
閉動作に連動してノズル35,36から吹き出したり、
停止したりする。ノズル35,37は、例えばフレキシ
ブルチューブの先端開口により形成される。ノズル35
は、端子2の下側の全面に不活性ガスを吹き付けること
ができる位置に配設されている。ノズル36は、端子2
の上側の全面に不活性ガスを吹き付けることができる位
置に配設されている。
33、電磁開閉弁37に接続され、これらの作動のタイ
ミングを制御する。
とを、上述した熱圧着装置5を用いて、熱圧着端子1と
する手順を、図3のフロー図により説明する。
トする(ステップS1)。このセット状態では、電線3
を構成する多数の導電性線材15は、絶縁被膜16を有
する状態のまま、かしめ部12に挿入されている。
から不活性ガスが、端子2の全体と、圧接状態の電極2
1,22とに、吹き付けられる(ステップS2)。この
吹き付けから所定時間経過後、他方の電極22が昇降装
置33で一方の電極21に向かって進出し、電極21,
22の間で、かしめ部12が圧着される(ステップS
3)。
通電される。電流がかしめ部12を流れることにより、
かしめ部12の全体が加熱される(ステップS4)。こ
の通電加熱により、導電性線材15の絶縁被膜16は流
動する。また、かしめ部12が電極21,22の間で加
圧されているため、導電性線材15同士及びかしめ部1
2の内面と導電性線材15とが絶縁被膜16を押し退け
て、導体同士が電気的導通可能に溶着する。
極21,22の回りは、不活性ガスの流れで覆われた不
活性ガス雰囲気となっている。そのため、酸素欠乏状態
となるため、導電性線材15の絶縁被膜16を構成する
樹脂成分が燃える上がることが抑えられる。また、かし
め部12の外周に沿った不活性ガスの流れによる冷却も
行われる。
れたあと、電極21,22の間の通電が停止される(ス
テップS5)。つぎに、他方の電極22が退出し、かし
め部12は圧接状態から解放される(ステップS6)。
この解放から所定時間経過後に、電磁開閉弁37が閉じ
て、不活性ガスの吹き付けが停止される(ステップS
7)。熱圧着装置5から、熱圧着後の熱圧着端子1を取
り出す(ステップS8)。
を、図4及び図5により説明する。図5は、図4のかし
め部12の断面図である。
性のメッキ13が形成されており、このメッキ13は不
活性ガス雰囲気下の熱圧着により、焦げが生じない状態
を保っている。また、導電性線材15同士、及び導電性
線材15とかしめ部12の内面とは、金属同士の溶着が
生じており、電気的導通が確保されている。絶縁被膜1
6は、流動して隙間に充填された状態になっているが、
不活性がス雰囲気での加熱により部分的に炭化している
ものの、燃焼にまで至っていない。
ータのステータに対するコイルの端子に適用される場合
を示す。
成される。そのスタータ41が図6に示される。ステー
タ41には三組のコイル42が設けられている。この三
組のコイル42の端には、それぞれ端子2が設けられ
る。三組の端子2は、共通の端子受け板43に載せら
れ、電気接続部11の孔が端子受け板43の突起43a
に嵌められる。さらに、電気接続部11が、端子受け板
43に対するクランプ44で挟み込まれる。
極21,22を矢印のように自動的に平行移動させ、三
組の電極21,22を順番に熱圧着させることができる
構成になっている。端子受け板43とクランプ44によ
り並列状態が維持される端子2を熱圧着装置5に装着す
ることにより、三組の熱圧着端子1が順番に形成され
る。一組の熱圧着端子1を形成する度に、図3のステッ
プS2〜ステップS7が繰り返される。
する。 (1)熱圧着時に、不活性ガスが端子2に吹き付けら
れ、端子2の周囲が不活性ガス雰囲気となっているた
め、かしめ部12の部分で圧着される導電性線材15の
絶縁被膜16が燃焼して炎がでるという現象が生じなく
なる。不活性ガス雰囲気でない場合、かしめ部12から
電気接続部11の側に炎が吹き出る。特に、端子2の形
状が大きい場合、吹き出る炎も大きくなるが、不活性ガ
ス雰囲気であるため、絶縁被膜16の燃焼が抑えられ、
炎が出なくなる。
不活性ガス雰囲気により、端子2の表面に被覆されてい
る耐腐食性メッキ13が、焦げることがなくなる。特
に、この耐腐食性メッキ13は厚みが1μ程度と薄いた
め、熱と酸素で変質しやすいが、不活性雰囲気により、
耐腐食性メッキ13の変質が抑えられる。これにより、
熱圧着端子1の長期間にわたる安定した電気的接続が確
保できる。
不活性ガス雰囲気となって、絶縁被膜16の燃焼が抑え
られるため、絶縁被膜16の変質から生じる煙などが少
なくなり、電極21,22、ホルダ31,32にヤニ状
のダストが溜まることが抑えられる。
ず電極21,22の周囲が不活性ガス雰囲気となるた
め、タングステンカーバイド等を主成分として形成され
る電極21,22の酸化が抑えられ、電極21,22の
寿命が長くなる。
る不活性ガスの吹き付けにより行われるため、端子2の
不活性ガスによる冷却も行われる。そのため、端子2の
電気接続部11への熱影響が軽減され、耐腐食性メッキ
13の熱による変質が更に抑制される。また、かしめ部
12内の導電性線材15の絶縁被膜16から発生する気
化物が不活性ガスの吹き付けにより吹き飛ばされ、電極
21,22やホルダ31,32に気化物がヤニとなって
固着することが阻止される。
ブルチューブの先端のノズル35,36により行われる
ため、端子2の裏表の2方向から、効果的に不活性ガス
を吹き付けることができる。また、不活性ガスの吹き付
け位置も、フレキシブルチューブの取付け位置を変更す
るだけで簡単にできる。
整弁38で自在に調停できるため、熱圧着する端子2の
大きさに合わせて、調整することができる。また、不活
性ガスの吹き付けのタイミングは、電磁開閉弁37のオ
ンオフにより自動的に行うことができる。そのため、電
極21,22の圧接の前から吹き出しを始め、電極2
1,22の解放後に吹き出しを停止させることができ
る。これにより、熱圧着の間は、不活性ガスの吹き付け
が確実に行われる。
導電性線材15の絶縁被膜16が熱で流動して押し退け
られる為、導電性線材15同士、導電性線材15とかし
め部12の内面との金属溶着部分の形成は、絶縁被膜1
6を除いて熱圧着した場合と変わらない。そのため、熱
圧着端子1の電気的導電性能が確保できる。
不活性ガス雰囲気により、導電性線材15の絶縁被膜1
6の燃焼及び変質が抑えられるため、端子2の表面に施
されたメッキ13のコゲ等の変質もなくなる。そのた
め、導電性線材15の絶縁被膜16を残したままの熱圧
着と、端子2の表面のメッキ13の変質阻止の両方が成
り立つ熱圧着端子1とすることができる。そのため、導
電性線材15の絶縁被膜16を予め剥がさないことによ
る熱圧着作業の効率化と、製造された熱圧着端子1の電
気的導電性能の確保の両方が達成できる。
れている場合、導電性線材15とコイルとなっている部
分が一体となっているため、導電性線材15の端の処理
が簡単にできない。しかし、実施形態の熱圧着端子1
は、導電性線材15の絶縁被膜16を剥がさなくてもよ
いため、熱圧着が簡単にできる。
タに対するコイルの場合、大きなモータステータと電線
3がつながっているため、電線3を構成する多数本の導
電性線材15の絶縁被膜16を剥がさなくてもよいこと
は有利である。
るものではなく、例えば、次のように変更して実施して
もよい。 (1)端子2に対する不活性雰囲気の形成は、ノズル3
5,36によるものに限らず、電極21,22の間を、
端子2の挿入口を空けて、ボックスで覆い、このボック
ス内に不活性ガスを注入するものであってもよい。この
場合、ボックス内に不活性ガスの流れを生じさせ、熱圧
着で発生する気化物を流せるようにすることが好まし
い。
で形成するものであってもよい。さらに、ノズル35,
36をチューブの開口ではなく、チューブ先端の絞りで
形成するものであってもよい。また、ノズル35,36
の数も一つにすることができる。この場合、端子2の側
面から不活性ガスを吹き付け、端子2の全体が不活性ガ
スで覆われるものとすることができる。
略することができる。この場合、ノズル35,36の開
口面積により流量調整することができる。
け開始のタイミングを、ステップS3の圧着とステップ
S4の通電加熱の間に吹き付けを開始するものであって
も良い。また、不活性ガスの吹き付け停止のタンミング
を、ステップS5の通電停止の後であって、ステップS
6の解放の前であってもよい。少なくともステップS4
の通電加熱の間を不活性雰囲気とすればよい。
ない。かしめ部12は、長手方向にスリットのあるもの
ではなく、エンドレスのリングであってもよい。例え
ば、パイプ状のものの一端を押しつぶして電気接続部1
2を形成し、継ぎ目のないパイプ状の他端をかしめ部1
2とすることができる。また、かしめ部12の形状は略
円形に限らず、楕円形又は眼鏡形であってもよい。電気
接続部11は長方形で長手方向に二つ以上の孔があるも
のであってもよい。電気接続部11は、孔付きに限ら
ず、Y型又はU型であってもよい。
は、端子2の全表面に限らず、電気接続部11の部分に
だけ、耐腐食性メッキ13が施されているものであって
もよい。
の製造方法によれば、導電性線材の絶縁被膜を残したま
まで熱圧着端子とする場合、不活性ガス雰囲気により、
絶縁被膜の燃焼が抑えられ、電気的導通が安定した熱圧
着端子が得られるとともに、加熱圧着装置の汚れを抑制
できるという効果を奏する。
表面のメッキの変性を抑えつつ、導電性線材の絶縁被膜
を残したまま熱圧着され、電気的導通を安定させること
ができるという効果を奏する。
及び熱圧着装置の構造を示す概略図である。
端子を示す斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電気接続部とかしめ部とを有する端子で
あり、前記かしめ部に多数本の導電性線材を熱圧着して
なる熱圧着端子の製造方法であって、 前記導電性線材は絶縁被膜を有しており、前記絶縁被膜
を有したままの導電性線材を前記かしめ部に挿入し、 前記かしめ部の外面に一対の電極を圧接するとともに、
前記電極間に通電する際に、前記端子回りを不活性ガス
雰囲気にし、 前記絶縁被膜を流動させ、前記導電性線材同士及び前記
かしめ部内面と前記導電性線材との間を電気的に導通さ
せる熱圧着端子の製造方法。 - 【請求項2】 前記不活性ガス雰囲気は、前記端子に不
活性ガスを吹き付けることにより形成される請求項1記
載の熱圧着端子の製造方法。 - 【請求項3】 前記吹き付けは、前記電極によるかしめ
部の圧接から前記電極によるかしめ部の開放に至る間を
含んで行われる請求項2記載の熱圧着端子の製造方法。 - 【請求項4】 電気接続部とかしめ部とを有する端子で
あり、前記かしめ部に多数本の導電性線材を熱圧着して
なる熱圧着端子であって、 前記端子のうち少なくとも電気接続部は耐腐食性メッキ
が被膜されており、 前記導電性線材は絶縁被膜を有しており、前記絶縁被膜
を有したままの導電性線材が前記かしめ部に挿入され、
熱圧着により、前記絶縁被膜の燃焼を抑えながら前記絶
縁被膜を流動させ、前記導電性線材同士及び前記かしめ
部内面と前記導電性線材との間を電気的に導通させるよ
うに熱圧着されてなる熱圧着端子。 - 【請求項5】 前記熱圧着端子は、モータステータに対
するコイルの端子に適用される請求項4記載の熱圧着端
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001348185A JP2003145274A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 熱圧着端子の製造方法及び熱圧着端子 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2003145274A (ja) |
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- 2001-11-14 JP JP2001348185A patent/JP2003145274A/ja active Pending
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