JP2003144731A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003144731A
JP2003144731A JP2001344837A JP2001344837A JP2003144731A JP 2003144731 A JP2003144731 A JP 2003144731A JP 2001344837 A JP2001344837 A JP 2001344837A JP 2001344837 A JP2001344837 A JP 2001344837A JP 2003144731 A JP2003144731 A JP 2003144731A
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Koen Yamagata
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リーチ状態にならなくとも期待値表示装置を見
ながら遊技を楽しめるパチンコ機を提供する。 【解決手段】遊技盤に設けられた特別図柄表示装置10
2下部に特別図柄が特定の表示態様になる期待値を示す
期待値表示装置2が設けられている。遊技球が始動入賞
口に入賞して、その入賞が検出されることにより第1特
別図柄3a、第2特別図柄3b、第3特別図柄3cが、
特別図柄表示装置102の左、中、右の各領域でスクロ
ール表示が開始される。前記期待値表示装置2は、特別
図柄表示装置102の変動表示の開始と共に初期化さ
れ、該特別図柄表示装置102に表示されるリーチ状態
における特別アクション図柄4に対応して前記期待値表
示装置2が変動表示され、特別図柄表示装置102に表
示される全ての特別図柄が停止する前に特別図柄が特定
の表示態様になる最終期待値が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機に関し、詳しくは、表示状態が変化可能な可変表示
装置を有し、前記可変表示装置に表示される特別図柄が
特定の表示態様になる期待値を表す期待値表示装置を前
記遊技盤内に設け、該期待値表示装置を見ながら遊技を
楽しめる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものには、例えば、数字や絵柄等から
なる複数種類の識別情報を可変表示して表示状態が変化
可能な可変表示装置が設けられ、その可変表示が開始さ
れた後、停止制御され、表示状態が予め定められた特定
の表示態様となった場合に所定の遊技価値が遊技者に付
与可能となるように構成されていたものがあった。しか
し、この種の従来の遊技機においては、可変表示装置で
可変表示される識別情報の種類が一定であり、常にワン
パターンの表示状態が可変表示されるために、遊技者が
その可変表示を見飽きてしまい、新鮮味がなくなり遊技
の興趣が低下してしまうという欠点があった。
【0003】前記問題点を解決する手段として、例えば
特開平6−190118号公報に開示されている遊技機
があり、可変表示装置で表示される表示状態を変化に富
んだ面白味のあるものとすることにより、可変表示装置
で表示される表示状態を遊技者が見飽きてしまうという
不都合を極力防止することのできる遊技機に関するもの
である。
【0004】前記遊技機では、前記可変表示装置を可変
開始させた後、該可変表示装置にリーチ状態が表示され
た場合に所定のキャラクタ及びそのキャラクタに対応す
る体力ゲージを当該可変表示装置に出現させ、体力ゲー
ジの大小で大当たり期待値を表示する表示制御を行な
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、係る遊技機で
は、前記可変表示装置にリーチ状態が表示された場合に
所定のキャラクタを可変表示装置に出現させるので、遊
技者は、リーチ状態にならなければ前記体力ゲージも見
られず、大当たり期待値も見られないという問題点があ
った。
【0006】本発明は、係る問題を解決して、遊技盤内
に期待値表示装置を設け、特別図柄の結果を見ながら前
記期待値表示装置の期待値も見て遊技を楽しむことがで
きる遊技機を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために請求項1記載の遊技機では、始動信号に基
づき内部抽選を行い、その内部抽選の結果を遊技者に伝
えるための特別図柄を含んで可変表示する図柄表示装置
を備え、前記内部抽選の結果が当りの場合に前記特別図
柄を通常変動を経て所定の表示態様で表示した後、遊技
者に有利な遊技状態とすることが可能な遊技機であっ
て、前記図柄表示装置に表示される特別図柄が特定の表
示態様になる期待値を表す期待値表示装置を、前記図柄
表示装置を含む中央役物内であって前記図柄表示装置の
周囲に設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の遊技機では、前記期待値表
示装置は、前記図柄表示装置に表示される特別図柄の変
動表示の開始と共に初期化されることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の遊技機では、前記期待値表
示装置は、前記特別図柄のリーチ状態において前記図柄
表示装置に表示される特別アクション図柄に対応して前
記特別図柄が特定の表示態様になる期待値を表示するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の遊技機では、前記期待値表
示装置は、前記図柄表示装置に表示される全ての特別図
柄が停止する前に特別図柄が特定の表示態様になる最終
期待値が表示されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の一例
としての遊技機の1つであるパチンコ機における正面概
観図である。本発明の実施の形態について、以下、図1
を参照して詳細に説明する。当該パチンコ機の機械構造
は、たとえば、特開平11−319252号公報に示さ
れるような従来例と同様とすることができるので、説明
は本発明に関わる構成部のみに留める。図1において、
遊技盤の遊技領域1には、始動入賞口103、特別図柄
表示装置102、その下方には遊技球の通過の邪魔にな
らないように、例えば発光ダイオード(LED)素子、
電球などのような表示素子を複数個(図1では10個)
使用した期待値表示装置2が水平方向に一列に設けられ
ている。該期待値表示装置2は、これ以外に、例えば液
晶表示装置(LCD)などで実現してもよい。
【0012】期待値表示装置2を独立に設けることによ
り特別図柄表示装置の大きさに制限されず、例えば大き
な表示装置を使用することもできる。係る場合には特別
図柄が特定の表示態様になる期待値の視認が容易にな
り、この結果、遊技者のみならず遊技場の管理者が遊技
者の後方から前記期待値の確認ができる。
【0013】図11は、前記期待値表示装置2の実施形
態を説明する図であって、図11(a)は数字表示型の
LEDを用いた場合、図11(b)は数字がなく、LE
Dの周辺、例えば下に、対応した数字が付記された場合
である。何れも10個のLED2a乃至2jから構成さ
れている。
【0014】図11(a)では、各LEDに数字が表示
され、特別図柄が特定の表示態様になる期待値に応じ
て、1個を10%としてLED2aから順次点灯され、
期待値が100%の時に全てが点灯される。図11
(b)では、各LEDの下に数字が付記され、特別図柄
が特定の表示態様になる期待値に応じて、1個を10%
としてLED2aから順次点灯され、期待値が100%
の時に全てが点灯される。
【0015】図1において、図示していないハンドルの
操作により発射制御が行われ遊技領域内1に遊技球が発
射される。その遊技球が始動入賞口103に入賞して、
図示していない特別図柄始動スイッチが、始動入賞口1
03への入賞を検出することにより特別図柄表示装置1
02の図柄(以後、特別図柄という)が変動開始され
る。該特別図柄の変動表示の開始と共に期待値表示装置
2の表示が初期化(LEDが全て消灯)され、後述する
ようにして変動表示される。特別図柄の変動中に始動入
賞口103に入賞し、図示していない特別図柄始動スイ
ッチにより、検出された分を無効にさせない措置とし
て、最大4個、始動入賞口103に入賞した分の記憶が
行われ、保留ランプ109、110、111、112が
点灯する。
【0016】特別図柄が、周知の抽選処理によって予め
定められた特定の図柄(当たり)となった場合、図示し
ていない大入賞口作動ソレノイドの作動により、可変入
賞球装置108が、予め定められた条件の間(例えば3
0秒以内、又は大入賞口スイッチが遊技球を10個検出
するまで)開放する。
【0017】また、可変入賞球装置108内には、入賞
した遊技球をカウントする、図示していない大入賞ロス
イッチが設けられている。可変入賞球装置108が開放
中、可変入賞球装置108内の特定領域100(継続ス
イッチ)を遊技球が通過することにより、可変入賞球装
置108の開放動作終了後、再び可変入賞球装置108
が開放する。上記の開放動作は、予め定められた回数
(例えば16回)、繰り返し行われる。
【0018】前記予め定められた回数(例えば16回)
開放動作が行われた後、当たり動作終了となる。当たり
動作中に前記特定領域100を遊技球が通過しない場合
は、その回の開放動作終了後、当たり動作は終了とな
る。なお、特別図柄が当たり図柄であった場合で、その
当たり図柄の中でもさらに特定の図柄(確変図柄)であ
った場合には、大当たりとなり、当たり動作終了後、予
め定められた条件の間(例えば、次回の当たり迄の問、
又は特別図柄の変動回数100回迄等)、特別図柄が当
たり図柄になる確率が高確率になるように変動する。
【0019】また、図示していないハンドルの操作によ
り発射制御が行われ遊技領域1内に遊技球が発射され、
その遊技球が普通図柄表示装置作動ゲート104、10
5を通過し、普通図柄作動スイッチが遊技球の通過を検
出することにより、普通図柄表示装置106の変動が開
始される。
【0020】なお、普通図柄の変動中に普通図柄表示装
置作動ゲート104、105を通過し、図示していない
普通図柄作動スイッチにより検出された分を無効にさせ
ない措置として、最大4個、普通図柄表示装置作動ゲー
ト104、105を通過した分の記憶が行われ、図示し
ない保留ランプが点灯する。
【0021】普通図柄表示装置106が、予め定められ
た特定の図柄となった場合(例えば、当たり、はずれの
2つのランプが設けられた普通図柄表示装置106であ
る場合、当たりが点灯したところで変動停止した場
合)、普通電動役物107が図示していない普通電動役
物作動ソレノイドの作動により予め定められた条件の間
(例えば通常時は、0.3秒又は遊技球が始動入賞口1
03に4個入賞するまで、当たり図柄を特別図柄とする
確率変動時は3秒又は遊技球が始動入賞口103に4個
人賞するまで)開放することで始動入賞口103への遊
技球の入賞を容易にしている。
【0022】図2は、本発明の実施形態のパチンコ機に
おける制御系の回路構成を示すブロック図である。な
お、図1と同様の個所には同一の符号を付し、詳細な説
明を省略する。図2において、本実施形態の遊技機の制
御回路は、期待値表示装置2、特別図柄始動スイッチ2
01、普通図柄作動スイッチ202、大入賞ロスイッチ
203、リセット回路205、電源回路206、入力ポ
ート207、主制御部208、ROM209、RAM2
10、出力ポート211、特別図柄表示装置102、普
通図柄表示装置106、大入賞口作動ソレノイド21
2、普通電動役物作動ソレノイド213、ランプ表示装
置214、効効果音発生装置215、賞球払出装置21
6、球発射装置217およびその他スイッチ204とを
有する。
【0023】普通図柄作動スイッチ202は、遊技者に
より打ち出されて普通図柄表示装置作動ゲート104お
よび普通図柄表示装置作動ゲート105を通過した遊技
球が、普通図柄作動スイッチ202を通過する時にトリ
ガを発生し、普通図柄表示装置106の普通図柄変動の
契機を与える。普通電動役物作動ソレノイド213は、
普通図柄表示装置106が特定の図柄を停止表示した場
合に、普通電動役物107を開放し、始動入賞口103
への遊技球の入賞を容易にしている。
【0024】特別図柄始動スイッチ201は、遊技者に
より打ち出されて始動入賞口103に入賞した遊技球
が、特別図柄始動スイッチ201を通過する時にトリガ
を発生して入賞を検知する。その結果、主制御部208
により特別図柄表示装置102の特別図柄変動の契機を
与えると共に、前記入賞の検知を契機として、主制御部
208により特別図柄の当たり乱数による抽選が行われ
る。特別図柄が当たり図柄であった場合には、主制御部
208内の図示していない確率変動判定手段が作動して
確変図柄の当たり乱数の抽選を行い、確変の判定を行
う。
【0025】大入賞ロスイッチ203は、当たりになっ
た時に、可変入賞球装置108への球の入賞検知を行
う。また、リセット回路205は、主制御部208を初
期状態にする。電源回路206は図2の回路全体に電力
を供給する。更に、入力ポート207は、各部からの信
号を取り込み、主制御部208に転送する。
【0026】主制御部208は、遊技機全体の制御を行
うCPU(処理装置)であり、ROM(読み出し専用メ
モリ)209およびRAM(ランダムアクセスメモリ)
210を内蔵する1チップCPUを使用しても、ROM
209およびRAM210を外付けでバス接続したCP
Uを使用してもよい。
【0027】ROM209は、主制御部208が用いて
遊技機を制御するプログラムが記憶されている。具体的
には、主制御部208のCPUが行う本発明における実
施形態の期待値表示装置2の表示制御プログラム、及び
パチンコ機全体の遊技制御処理の内容を規定した遊技制
御プログラムを記憶している。ROM209にはさら
に、遊技機を制御するための各種パラメータが格納され
ている。
【0028】RAM210は、主制御部208に対する
入出力データや演算処理のためのデータ、遊技に関連す
る乱数カウンタを初めとする各種カウンタ等を一時記憶
し、また、各保留球の情報を記憶するランダムアクセス
メモリである。
【0029】出力ポート211は、主制御部208から
出力し、各部に対する信号を転送する。大入賞口作動ソ
レノイド212は、当たりになった時に、可変入賞球装
置108前面の大入賞口101を開放する。
【0030】ランプ表示装置214は、遊技に関連する
ランプ類の表示装置であり、主制御部208の指示で複
数のランプを選択的に点灯/消灯させる。これにより保
留ランプも、上記RAM210上の保留メモリに情報が
記録されることに伴って点灯され、保留球の保留消化に
伴って消灯される。
【0031】効果音発生装置215は、遊技に関連する
音響を発生する。賞球払出装置216は、特別図柄始動
スイッチ201、大入賞ロスイッチ203、その他スイ
ッチ204等で入賞検知がされた場合の、賞球の払出を
行う。
【0032】球発射装置217は、遊技機ハンドルで遊
技者の球発射動作を検知すると、球を遊技領域内1へ発
射する。
【0033】図3は、本発明の実施形態のパチンコ機に
おける特別図柄表示装置102の制御回路構成である。
図3において、本実施形態の特別図柄表示装置102の
制御回路は、表示指令信号受信回路301、電源回路3
02、制御部CPU303、プログラムROM304、
RAM305、画像処理用LSI(以下、VDP(Vide
o Display Processor))306、キャラクタROM3
07、ビデオRAM308、可変表示装置309とを有
する。
【0034】表示指令信号受信回路301は、主制御部
208からの表示指令信号(以下、コマンドと呼ぶ)を
受信し、制御部CPU303へ渡す。
【0035】電源回路302は、図3の回路全体に電力
を供給する。制御部CPU303は、プログラムROM
304に記憶されたプログラムにしたがって、画像処理
および画像表示制御を行う。
【0036】プログラムROM304は、制御部CPU
303が実行する画像処理のためのプログラムを記憶し
ており、具体的には、制御部CPU303が行う、後述
する特別図柄、特別アクション図柄などの変動表示を行
う画像表示制御の内容を規定した画像表示制御プログラ
ムを記憶している。さらにプログラムROM304は、
VDP306のデータ・レジスタにマッピングして書き
込む、VDP306制御用データも記憶している。
【0037】RAM305は、制御部CPU303に対
する入出力データや演算処理のためのデータを一時記憶
し、ワーク・エリアやバッファ・メモリとして機能す
る。
【0038】VDP306は、制御部CPU303から
の図柄更新の指示に従って可変表示装置309に表示す
るためのスプライト/スクロールの画像データをビデオ
RAM308に展開し、制御部CPU303からの出力
指示に従って可変表示装置309の表示領域内に画像デ
ータを出力/表示する。
【0039】キャラクタROM307は、制御部CPU
303からの図柄更新の指示を受けたVDP306がビ
デオRAM308に展開する、スプライト/スクロール
の画像データを記憶している。ビデオRAM308は、
VDP306により、可変表示装置309の表示額域内
に出力する画像データが展開され、一時記憶される。可
変表示装置309は、LCD、CRTディスプレイ等で
あり、VDP306が出力する画像データを表示する。
【0040】図4は、本発明の実施形態のパチンコ遊技
機における、特別図柄表示装置102での表示状態の変
化時、および停止時の態様と、該態様に対応して表示さ
れる期待値表示装置2の表示態様の一例である。図4
(a)乃至(d)では、特別図柄表示装置102の表示
画面の下に期待値表示装置2の表示態様を示して説明す
る。該該期待値表示装置2での表示態様において、○印
は点灯、●印は消灯を示している。
【0041】前記システム構成での本実施形態の処理を
以下に説明する。特別図柄の表示制御は、特別図柄表示
装置102の制御回路である表示指令信号受信回路30
1、電源回路302、制御部CPU303、プログラム
ROM304、RAM305、画像処理用LSI(以
下、VDP(Video Display Processor))306、キ
ャラクタROM307、ビデオRAM308、可変表示
装置309とにより行われる。又、期待値表示装置2の
表示制御は、主制御部208によりROM209および
RAM210を用いて行われ、特別図柄が特定の表示態
様になる期待値が主制御部208により出力ポート21
1を介して期待値表示装置2に表示される。
【0042】始動入賞口103への始動入賞があったこ
とによって、特別図柄表示装置102には、特別図柄の
識別情報である複数種類の数値の組合せよりなる図4
(a)に示す第1特別図柄3a、第2特別図柄3b、第
3特別図柄3cが、特別図柄表示装置102の左、中、
右の各領域でスクロール表示を開始する。そして、所定
時間の経過により、第1特別図柄3aと第3特別図柄3
cとが順に停止する。
【0043】このような状態(第2特別図柄3bが変動
中を矢印で示す)で図4(a)に示されるように第1特
別図柄3aおよび第3特別図柄3cが、例えば、
「1」、「1」となった場合には、外れとなり、又、第
1特別図柄3aおよび第3特別図柄3cが、それぞれ例
えば、図4(c)、又は図4(d)のように「7」、
「7」となった場合には、リーチ状態が発生する。係る
場合には、その後、図4(b)に示すように第2特別図
柄3bが[7」となれば大当りが発生することとなる。
【0044】前記期待値表示装置2は、ゲームの進行に
伴なって、その表示態様が変動し、前記スクロール表示
されている特別図柄が特定の表示態様になる期待値を示
す期待値表示装置である。
【0045】前記期待値表示装置2は、遊技機の電源が
投入された初期状態において、初期化(全てのLEDが
消灯する)されている。そして、特別図柄が特定の表示
態様になる期待値が100%、即ち、その後、特別図柄
が停止表示され、その表示図柄が特定の表示態様である
「大当たり」になる時には図4(b)に示すように、全
てのLEDが点灯される。係る部分は例えば点滅表示す
るようにしてもよく、又はカラーLEDを用いて点灯さ
れる色を変化するようにしてもよい。
【0046】前記期待値表示装置2は、次に第1特別図
柄3a、第2特別図柄3b、第3特別図柄3c全てがス
クロール表示を開始することにより初期化(全てのLE
Dが消灯する)される。前記期待値表示装置2の初期化
は、これ以外に例えばカラーLEDを用いて点灯される
全てのLEDの色を変化するようにしてもよい。
【0047】又、図4(c)、又は図4(d)のように
「7」、「7」となった場合には、リーチ状態が発生す
る。係る場合、特別アクション図柄4が特別図柄表示装
置102の特別図柄3a、3b、3cの後に表示され
る。係る特別アクション図柄4は、リーチ状態が発生し
てから、特別図柄の当たり、又は外れが確定されるま
で、リーチアクションとして変動表示される。
【0048】そして、前記期待値表示装置2は、前記特
別アクション図柄の変動表示に伴なって、例えば図4
(c)、又は図4(d)に例示するように変動表示され
る。前記期待値表示装置2の表示レベルと前記特別アク
ション図柄4とは、後述するように互いに関連付けられ
ていて、係る関連はRAM210に格納されていて、主
制御部208によりROM209に格納されているプロ
グラムによりなされる。又、主制御部208と制御部C
PU303とは、前記特別図柄及び特別アクション図柄
4の変動表示と前記期待値表示装置2の特別図柄が特定
の表示態様になる期待値との表示の同期を取り、プログ
ラムの実行がされている。
【0049】図5は、前記期待値表示装置2の表示レベ
ルと前記特別アクション図柄4と特別図柄と該特別図柄
の変動表示の状態を説明する図である。以下、図5につ
いて説明をする。図5において、図5(a)、(b)、
(c)、(e)に示す流れは特別図柄がリーチ後に外れ
となった場合、図5(a)、(b)、(d)、(f)に
示す流れは特別図柄がリーチ後に当たりとなった場合で
ある。
【0050】図5に戻り説明すると、遊技球が始動入賞
口103に入賞して、図示していない特別図柄始動スイ
ッチが、始動入賞口103への入賞を検出することによ
り第1特別図柄3a、第2特別図柄3b、第3特別図柄
3cが、特別図柄表示装置102の左、中、右の各領域
でスクロール表示が開始される。そして、所定時間の経
過により、第1特別図柄3aが図5(a)に示すように
停止する。ここで、符号イ及びロで示す矢印は、第2特
別図柄3b、第3特別図柄3cが変動表示中であること
を示す。
【0051】前記図5(a)に示す状態では、第1特別
図柄3aが「7」で停止表示されているので、リーチ、
又は大当たりになる期待が発生するので、期待値表示装
置2には、特別図柄が特定の表示態様になる期待値が例
えば10%(1個のLEDが点灯)が表示される。
【0052】次に、特別図柄表示装置102の第3特別
図柄3cの変動が停止し、図5(b)に示すように、そ
の図柄が「7」の場合リーチ状態になる。リーチ状態が
発生すると特別アクション図柄4が特別図柄表示装置1
02の第1特別図柄3a、第2特別図柄3b、第3特別
図柄3cの後に表示される。但し、第2特別図柄3b
は、矢印イで示すように変動表示されている。
【0053】前記図5(b)に示す状態では、第1特別
図柄3aと第3特別図柄3cが、それぞれ「7」、
「7」で停止表示されているので、リーチ、又は大当た
りになる期待が更に増した場合には、期待値表示装置2
には、特別図柄が特定の表示態様になる期待値が更に増
加するように例えば30%(3個のLEDが点灯)が表
示される。
【0054】又、前記図5(b)に示す状態と同一(第
1特別図柄3aと第3特別図柄3cが、それぞれ
「7」、「7」で停止表示されている)であっても、第
2特別図柄3bが停止表示された時に最終的に大当たり
にならない場合には、その期待値を低下して、例えば、
図5(c)に示すような特別アクション図柄4を表示
し、期待値表示装置2には、特別図柄が特定の表示態様
になる期待値が減少するように例えば20%(2個のL
EDが点灯)が表示される。
【0055】更に又、前記図5(b)に示す状態と同一
(第1特別図柄3aと第3特別図柄3cが、それぞれ
「7」、「7」で停止表示されている)であっても、第
2特別図柄3bが停止表示された時に最終的に大当たり
になる場合には、その期待値を増加して、例えば、図5
(d)に示すような特別アクション図柄4を表示し、期
待値表示装置2には、特別図柄が特定の表示態様になる
期待値として例えば100%(10個のLEDが点灯)
が表示される。
【0056】次に、特別図柄表示装置102の第2特別
図柄3bの変動が停止し、図5(e)に示すように、そ
の図柄が「6」の場合、外れになる。係る場合には、例
えば、図5(e)に示すような特別アクション図柄4を
表示し、第2特別図柄3bの変動が停止する前に特別図
柄が特定の表示態様になる最終期待値0%を表示して停
止する。その後、第2特別図柄3bの変動が停止され
る。
【0057】又、特別図柄表示装置102の第2特別図
柄3bの変動が停止し、図5(f)に示すように、その
図柄が「7」の場合、大当たりになる。係る場合には、
例えば、図5(f)に示すような特別アクション図柄4
を表示し、第2特別図柄3bの変動が停止する前に特別
図柄が特定の表示態様になる最終期待値を表示して停止
する。即ち、期待値表示装置2には、図5(d)で表示
したと同様な、特別図柄が特定の表示態様になる期待値
100%が変動表示される。その後、第2特別図柄3b
の変動が停止される。
【0058】前記から明らかなように、期待値表示装置
2には、第1特別図柄3a、第3特別図柄3c、第2特
別図柄3b、が順次停止して特別図柄が特定の表示態様
「大当たり」になる期待値が先行して表示されている。
【0059】係る状態において、更に遊技球が始動入賞
口103に入賞して、特別図柄始動スイッチ201が、
始動入賞口103への入賞を検出することにより特別図
柄表示装置102の特別図柄が変動開始されと期待値表
示装置2は、初期化(全てのLEDが消灯)されて表示
される。
【0060】前記期待値表示装置2の初期化は、特別図
柄始動スイッチ201により、検出された分を無効にさ
せない措置として、最大4個、始動入賞口103に入賞
した分記憶された保留球の消化にともなって実行される
遊技球に対してもなされる。
【0061】図6は、本発明の実施形態における前記期
待値表示装置2と前記特別アクション図柄4との処理を
説明するフローチャートであってステップS1乃至S9
で実行される。図6において特別図柄は、第1特別図柄
3a、第3特別図柄3c、第2特別図柄3b、の順で順
次停止される。又、特別図柄の抽選処理は、周知の方法
によってなされるが、本実施形態においては、特別図柄
の変動が開始され、第1特別図柄3aが停止されるまで
になされていて、特別図柄が特定の表示態様になる最終
結果が得られている。
【0062】図7は、前記期待値表示装置2の表示レベ
ルと前記特別アクション図柄4との関連を示す実施形態
の例であり、RAM210に格納されていて、主制御部
208により実行される。
【0063】図7において、特別アクション図柄4と期
待値表示装置2の表示レベルは、特別図柄が当たりの時
(欄C1)と、外れの時(欄C2)とに分けられてい
る。そして、それぞれに応じて、特別アクション図柄4
の変化の仕方(欄C3、欄C5)と、それに対応した期
待値表示装置2の表示レベル(欄C4、欄C6)が定め
られている。又、特別アクション図柄4が表示されてい
ない時での期待値表示装置2の表示レベル(欄C7、欄
C8)も、特別図柄が当たりの時(欄C1)と、外れの
時(欄C2)とに分けて、それぞれ定められている。
【0064】なお、図7における特別アクション図柄4
は、3種類としてあるが、これ以外の数であってもよ
く、係る場合には、各特別アクション図柄4に応じた期
待値表示装置2の表示レベルが予め定められている。
又、特別アクション図柄4の数は、予めRAM210に
格納されていて、主制御部208により判断され、実行
される。
【0065】図8は、図6におけるリーチアクション処
理S9を説明するフローチャートである。以下、図6、
図7、図8を用いて、前記期待値表示装置2と前記特別
アクション図柄4との処理を説明する。
【0066】図6に戻り、ステップS1において、期待
値表示装置2は、例えばパチンコ機の電源投入時などに
おいて、初期化されている。そして、ステップS2にお
いて図示していない特別図柄始動スイッチが、始動入賞
口103への入賞を検出することにより特別図柄表示装
置102の左、中、右の各領域で第1特別図柄3a、第
2特別図柄3b、第3特別図柄3cのスクロール表示が
開始されるとステップS3に進む。
【0067】ステップS3において、前記期待値表示装
置2は、前記特別図柄表示装置102のスクロール表示
が開始されると共に初期化される。即ち、前記期待値表
示装置2には、前記特別図柄表示装置102のスクロー
ル表示が開始されまでは前回の期待値表示装置2の表示
態様が保存されている。従って次の遊技者は、遊技開始
前に遊技盤の遊技釘の状態と共に、保存されている期待
値表示装置の表示態様を参考にすることができる。
【0068】前記期待値表示装置2の初期化が済むとス
テップS4に進み、第1特別図柄3aのスクロール表示
が停止表示されるまで待ち、次のステップS5に進む。
ステップS5において、前記第1特別図柄3aが例えば
図5(a)に示すような当たり図柄「7」で停止すると
ステップS6に進む。又、前記第1特別図柄3aが外れ
図柄で停止すると処理を終了してステップS2に戻る。
【0069】ステップS6では、前記したように特別図
柄の変動が開始され、第1特別図柄3aが停止されるま
でに特別図柄が特定の表示態様になる最終結果が得られ
ているので、最終的に当たりになるか、外れになるかが
分っている。主制御部208は、RAM210に格納さ
れている、図7に示すような期待値表示装置2の表示レ
ベルと特別アクション図柄4との関連を示すデータを参
照して以下のようにして期待値表示装置2を表示する。
【0070】第1特別図柄3aが停止された時点では、
例えば図5(a)に示すような当たり図柄「7」のみの
表示であり、特別アクション図柄4は表示されていな
い。しかし、特別図柄が特定の表示態様になる最終結果
は決定されていて、図5(a)に示す場合は当たりの場
合である。係る場合、図7より特別図柄が当たりの時
(欄C1)の特別アクション図柄4が表示されていない
時での期待値表示装置2の表示レベル(欄C7)から表
示レベルとして10%が決定されて、期待値表示装置2
には特別図柄が特定の表示態様になる期待値が10%ま
で点灯表示されて次のステップS7に進む。
【0071】ステップS7において、第3特別図柄3c
のスクロール表示が停止表示されるまで待ち、該図柄が
停止表示されるとステップS8に進み、周知の方法によ
ってリーチが発生しているか判別し、リーチが発生して
いる場合にはステップS9のリーチアクション処理に進
む。又、リーチが発生していない場合には処理を終了し
てステップS2に戻る。
【0072】ステップS9の処理は図8に示すようにな
っている。リーチが発生してステップS9に進んだ場合
であっても、特別図柄が全て停止して最終的に当たりに
なる場合と、外れになる場合とがある。ステップS90
において、当該結果を周知の方法によって判別して、当
たりになる場合にはステップS91に、外れになる場合
にはステップS95に、それぞれ進む。
【0073】当たりの場合ステップS91では図7の特
別図柄が当たりの時(欄C1)の特別アクション図柄4
(欄C3)と、それに対応した期待値表示装置2の表示
レベル(欄C4)のうち、図5(b)に対応したデータ
(行L1)がRAM210から読み出され、期待値表示
装置2には表示レベル30%が図5(b)の如く表示さ
れて、ステップS92に進む。なお、前記行L1の選択
は、主制御部208内にある図示していないポインタが
示している。
【0074】ステップS92では、前記したようにして
RAM210から読み出された行L1に対応した特別ア
クション図柄4として図5(b)の如く表示されてステ
ップS93に進む。
【0075】ステップS93では、第2特別図柄3bの
スクロール表示が停止表示されるまで待ち、該図柄が停
止表示されると処理を終了して図6のステップS2に戻
る。又、第2特別図柄3bのスクロール表示が停止され
ていない場合には特別アクション図柄4の変動表示処理
を継続するためにステップS94に進む。
【0076】ステップS94では、次に表示される特別
アクション図柄4を選択する為の処理として、前記主制
御部208内にある図示していない前記ポインタを更新
し、次の行L2の選択が可能にしてステップS91に戻
る。
【0077】前記同様にしてステップS91乃至ステッ
プS94の処理を第2特別図柄3bのスクロール表示が
停止表示されるまで繰り返す。次のステップS91の処
理において、前記ポインタは更新されていて、次の行L
2が読み出され、図5(d)に対応したデータ(行L
2)がRAM305から読み出される。期待値表示装置
2の表示レベル100%が図5(d)の如く期待値表示
装置2に表示されると共に、ステップS92の処理にお
いて行L2に対応した特別アクション図柄4が図5
(d)の如く表示される。前記期待値表示装置2の表示
レベルは、特別図柄が当たりとなることが決定されてい
る場合、第2特別図柄3bのスクロール表示が停止表示
される以前に特定の表示態様になる最終期待値として1
00%が表示される。
【0078】更に処理が繰り返されてステップS91の
処理において、前記ポインタは更新されていて、次の行
L3が読み出され、図5(f)に対応したデータ(行L
3)がRAM210から読み出され、期待値表示装置2
の表示レベル100%が図5(f)の如く期待値表示装
置2に表示されると共に、ステップS92の処理におい
て行L3に対応した特別アクション図柄4が図5(f)
の如く表示される。
【0079】又、外れの場合ステップS95に進み、図
7の特別図柄が外れの時(欄C2)の特別アクション図
柄4(欄C5)と、それに対応した期待値表示装置2の
表示レベル(欄C6)のうち、図5(b)に対応したデ
ータ(行L1)がRAM210から読み出され、期待値
表示装置2の表示レベル30%が図5(b)の如く期待
値表示装置2に表示されて、ステップS96に進む。な
お、前記行L1の選択は、主制御部208内にある図示
していないポインタが示している。
【0080】ステップS96では、前記したようにして
RAM305から読み出された行L1に対応した特別ア
クション図柄4として図5(b)の如く表示されてステ
ップS97に進む。
【0081】ステップS97では、第2特別図柄3bの
スクロール表示が停止表示されるまで待ち、該図柄が停
止表示されると処理を終了して図6のステップS2に戻
る。又、第2特別図柄3bのスクロール表示が停止され
ていない場合には特別アクション図柄4の変動表示処理
を継続するためにステップS98に進む。
【0082】ステップS98では、次に表示される特別
アクション図柄4を選択する為の処理として、前記主制
御部208内にある図示していない前記ポインタを更新
し、次の行L2の選択が可能にしてステップS95に戻
る。
【0083】前記同様にしてステップS95乃至ステッ
プS98の処理を第2特別図柄3bのスクロール表示が
停止表示されるまで繰り返す。次のステップS95の処
理において、ポインタは更新されていて、次の行L2が
読み出され、図5(c)に対応したデータ(行L2)が
RAM305から読み出され、期待値表示装置2の表示
レベル20%が図5(c)の如く期待値表示装置2に表
示されると共に、ステップS96の処理において行L2
に対応した特別アクション図柄4が図5(c)の如く表
示される。
【0084】更に処理が繰り返されてステップS95の
処理において、ポインタは更新されていて、次の行L3
が読み出され、図5(e)に対応したデータ(行L3)
がRAM305から読み出され、期待値表示装置2の表
示レベル0%が図5(e)の如く期待値表示装置2に表
示されると共に、ステップS96の処理において行L3
に対応した特別アクション図柄4が図5(e)の如く表
示される。
【0085】図9は、本発明の実施形態のパチンコ機に
おける、他の実施形態の正面概観図である。図9と図1
との違いは、遊技盤の遊技領域1に設けられた期待値表
示装置2を前記複数のLEDで構成したのではなく、例
えばLCD等のような表示装置で構成したものである。
前記LEDは遊技球の通過の邪魔にならないように、特
別図柄表示装置102の下方に水平方向に設けられてい
る。
【0086】期待値表示装置2は、LCDの表示部分全
体を100%として、その端からの表示割合をもって特
別図柄が特定の表示態様になる期待値がLCDの表示部
分に、符号2aで示すように変動表示される。
【0087】図10は、図9における実施形態の期待値
表示装置2での他の表示形態の説明図であって、LCD
の表示部分全体を100%として、その中央からの表示
割合をもって特別図柄が特定の表示態様になる期待値が
LCDの表示部分に、符号2aで示すように変動表示さ
れる。図10a(a)で示すような表示割合が増加する
と、図10(b)に示すように符号2aで示す部分が左
右に広がって期待値が増加したことが表せられる。
【0088】図12は、期待値表示装置2における、更
に他の表示形態の説明図である。図9と図12との違い
は、遊技盤の遊技領域1に設けられた期待値表示装置2
を前記1個のLCDで構成したのではなく、遊技者が期
待値表示装置2を更に見やすくなるように、又、遊技球
の通過の邪魔にならないように特別図柄表示装置102
の横にそれぞれ1個づつ、垂直方向に設けられている。
【0089】そして、期待値表示装置2の各LCDは、
LCDの表示部分全体を100%として、その下端から
の表示割合をもって特別図柄が特定の表示態様になる期
待値がLCDの表示部分に、符号2aで示すように変動
表示される。
【0090】以上の実施形態を有する遊技機によれば、
図柄表示装置に表示される特別図柄が特定の表示態様に
なる期待値を表す期待値表示装置を、図柄表示装置を含
む中央役物であって、その図柄表示装置の周囲に設けた
ことにより、特別図柄が特定の表示態様になる期待値の
視認が容易になり、この結果、遊技者は特別図柄を目視
により確認しながら期待値表示装置を見ることが可能に
なり、より一層その遊技の当り期待を込めて遊技を楽し
むことができる。
【0091】又、ホール内に遊技状態を確認する為の従
業員をおいているホールにおいては、ホールの従業員に
とっても遊技の期待値や当りの期待の確認を容易に行う
ことができるので、遊技場の管理への活用にも役立つ。
更に、期待値表示装置を特別図柄の図柄表示装置とは別
に設けることより、期待値表示により特別図柄や他のア
クション図柄等の表示装置上での表示が制約を受けるこ
とがなくなるので、図柄表示装置の表示画面を有効に利
用することができる。
【0092】又、期待値表示装置を特別図柄の図柄表示
装置とは別に設けることより、各表示のためのプログラ
ムおよび、その開発を独立に行うことも可能となり、独
立開発させた場合には開発効率を向上させることができ
る。
【0093】又、期待値表示装置を図柄表示装置に表示
される特別図柄の変動表示の開始と共に初期化されるよ
うに構成することにより、図柄表示装置の次の可変表示
が開始されるまでは前回の期待値表示装置の表示態様が
保存される。そのため、遊技者は前回の期待値表示装置
の表示態様を次の遊技を行うための参考にすることがで
きる。
【0094】又、期待値表示装置を特別図柄のリーチ状
態において図柄表示装置に表示される特別アクション図
柄に対応して上記特別図柄が特定の表示態様になる期待
値を表示するように構成する特別図柄の変動に合わせて
期待値表示装置の変化も楽しむことができる。
【0095】又、期待値表示装置を図柄表示装置に表示
される全ての特別図柄が停止する前に特別図柄が特定の
表示態様になる最終期待値が表示されるように構成する
ことにより、最終的な当たりが確定する前に当たりを知
ることができ、その後の遊技に対する興趣を高めること
ができる。
【0096】なお、本発明の実施の形態では、パチンコ
機を例にして説明したが、本発明はパチンコ機に限ら
ず、アレパチ機、スロットマシン、ビデオポーカーゲー
ム等、始動信号に基づき内部抽選を行い、その内部抽選
に従って図柄を変動、停止させるタイプの遊技機に適応
することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技機の図柄表示装置に表示される特別図柄が特定の表示
態様になる期待値を表す期待値表示装置を、図柄表示装
置を含む役物であってその図柄表示装置の周囲に設けた
ことにより、特別図柄が特定の表示態様になる期待値の
視認が容易になり、この結果、遊技者は特別図柄を目視
により確認しながら期待値表示装置を見ることが可能に
なり、より一層その遊技の当りへの期待を込めて遊技を
楽しむことができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のパチンコ機における正面概
観図である。
【図2】本発明の実施形態のパチンコ機における制御系
の回路構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態のパチンコ機における特別図
柄表示装置の制御回路構成である。
【図4】本発明の実施形態のパチンコ遊技機における、
特別図柄表示装置での表示状態の変化時、および停止時
の態様であって、図4(a)は特別図柄表示装置102
の左、中、右の各領域でスクロール表示の、図4(b)
は特別図柄が当たりの時の、図4(c)と図4(d)は
特別図柄が外れの時の、それぞれの説明図である。
【図5】期待値表示装置の表示レベルと前記特別アクシ
ョン図柄と特別図柄と該特別図柄の変動表示の状態を説
明する図であって、図5(a)、(b)、(c)、
(e)に示す流れは特別図柄がリーチ後に外れとなった
場合、図5(a)、(b)、(d)、(f)に示す流れ
は特別図柄がリーチ後に当たりとなった場合である。
【図6】本発明の実施形態における前記期待値表示装置
と前記特別アクション図柄との処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】期待値表示装置の表示レベルと前記特別アクシ
ョン図柄との関連を示す実施形態の例である。
【図8】図6におけるリーチアクション処理を説明する
フローチャートである。
【図9】本発明の実施形態のパチンコ機における他の実
施形態の正面概観図である。
【図10】図9における実施形態の期待値表示装置2で
の他の表示形態の説明図である。
【図11】図1における実施形態の期待値表示装置での
表示形態の説明図であって、図11(a)は数字表示型
のLEDを用いた場合、図11(b)は数字がなく、L
EDの下に対応した数字が付記された場合である。
【図12】期待値表示装置における更に他の表示形態の
説明図である。
【符号の説明】
1 遊技領域 2 期待値表示装置 3a、3b、3c 特別図柄 4 特別アクション図柄 102 特別図柄表示装置 103 始動入賞口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動信号に基づき内部抽選を行い、その内
    部抽選の結果を遊技者に伝えるための特別図柄を含んで
    可変表示する図柄表示装置を備え、前記内部抽選の結果
    が当りの場合に前記特別図柄を通常変動を経て所定の表
    示態様で表示した後、遊技者に有利な遊技状態とするこ
    とが可能な遊技機であって、前記図柄表示装置に表示さ
    れる特別図柄が特定の表示態様になる期待値を表す期待
    値表示装置を、前記図柄表示装置を含む中央役物内であ
    って前記図柄表示装置の周囲に設けたことを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】前記期待値表示装置は、前記図柄表示装置
    に表示される特別図柄の変動表示の開始と共に初期化さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記期待値表示装置は、前記特別図柄のリ
    ーチ状態において前記図柄表示装置に表示される特別ア
    クション図柄に対応して前記特別図柄が特定の表示態様
    になる期待値を表示することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記期待値表示装置は、前記図柄表示装置
    に表示される全ての特別図柄が停止する前に特別図柄が
    特定の表示態様になる最終期待値が表示されることを特
    徴とする請求項1から3の何れかに記載の遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269190A (ja) * 2010-09-08 2010-12-02 Sammy Corp 弾球遊技機

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JP2010269190A (ja) * 2010-09-08 2010-12-02 Sammy Corp 弾球遊技機

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