JP2003144721A - 遊技機の回路基板収納装置 - Google Patents

遊技機の回路基板収納装置

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JP2003144721A
JP2003144721A JP2001346580A JP2001346580A JP2003144721A JP 2003144721 A JP2003144721 A JP 2003144721A JP 2001346580 A JP2001346580 A JP 2001346580A JP 2001346580 A JP2001346580 A JP 2001346580A JP 2003144721 A JP2003144721 A JP 2003144721A
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case
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board storage
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Toshiya Ozawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回路基板収納装置では、不正者により
回路基板収納ケースが開けられて不正行為が行われたこ
とを発見することが困難な場合が生じ、不正行為が行わ
れた後に早急な事後対策を講じることができなくなる。 【解決手段】 下ケース2と上ケース3とから成るケー
ス1内に回路基板4を収納した遊技機の回路基板収納装
置10において、上記ケース1が開けられて回路基板4
に不正行為が行われた際に物質を放出して上記回路基板
4や回路基板4上に搭載された電子部品5あるいは上記
ケース1に上記物質を付着させることにより不正行為の
痕跡を残す手段を備えたものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ット機などの遊技機の回路基板に不正行為が行われたこ
とを発見できる構成を備えた遊技機の回路基板収納装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の回路基板収納ケース1
は、図3に示すように、下ケース2と上ケース3とから
成る。回路基板4は下ケース2内の四隅に設けられた取
付けボス21を介してネジで下ケース2に取付けられ
(少なくとも一対の対角に位置する2つの取付けボス2
1,21にネジ止めすればよい)、この回路基板4の上
部を被うように上ケース3が図示しないネジなどで下ケ
ース2に取付けられ、これにより、回路基板収納ケース
1内に回路基板4が収納された回路基板収納装置とな
る。上記回路基板収納ケース1としては、下ケース2と
上ケース3とを例えばネジ止めや係合止めをして閉じた
状態に構成される。上記回路基板4上の電子部品搭載部
には種々の電子部品5が搭載され、また、コネクタ搭載
部には複数のコネクタ6が搭載されている。このコネク
タ搭載部に対応して上記上ケース3には開口部31が設
けられて、コネクタ搭載部に搭載されたコネクタ6が上
記開口部31を介して回路基板収納ケース1外に露出す
るようになっており、この回路基板収納ケース1外に露
出するコネクタに対して配線が行われる。上記回路基板
収納装置では、ネジなどを外して上ケース3を取外し、
回路基板4上に搭載されている正規の遊技内容が書き込
まれた正規ROMを不正ROM(裏ROMなどと称され
る場合がある)に交換するなどの不正行為が行われた場
合、痕跡が残らないので、不正者により回路基板収納ケ
ース1が開けられて不正行為が行われたことを発見する
ことが困難である。
【0003】そこで、特開平10−277237号公報
では、不正行為が行われた場合に痕跡を残すような回路
基板収納装置が開示されている。この回路基板収納装置
を図2の断面図に基づいて説明する。尚、図2において
図3と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。当
該回路基板収納装置10Aにおいては、図2に示すよう
に、下ケース2と上ケース3Aとにより回路基板収納ケ
ース1Aが構成され、上ケース3Aの天板33の外面3
fと回路基板4Aの裏面4bとの間に、球部71を複数
備えた鎖状のコード70を張設したものである。これに
よれば、上ケース3Aを取外すために、上ケース3Aの
天板33に形成した孔32より回路基板収納ケース1A
の外部に突出させたコード70の球部71tを切断すれ
ばコード70に切断痕跡が残り、あるいは、上ケース3
Aを無理に取外そうとすると、上記孔32やコード70
あるいは回路基板4Aの孔41やコード70の一端側大
径球部71eに痕跡が残るので、不正者により回路基板
収納ケース1Aが開けられたことを発見でき、上述した
ような不正行為が行われている場合には事後対策を講じ
ることができるようになるというものである。尚、図2
において、回路基板収納ケース1A,上ケース3A,回
路基板4Aは、孔32や孔41が形成されている以外は
図3の回路基板収納ケース1,上ケース3,回路基板4
と同様な構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平10−277237号公報の回路基板収納装置
では、不正者が球部71tを切断して上ケース3A及び
回路基板4Aを取外して不正行為を行った後に、新しい
コード70を取付けておけば痕跡は全く残らない。この
ことは、コード70として市販のコード70を使用する
場合は顕著である(上記公報には市販のコード70を使
用してもよい旨の記載がある)。このような場合は、不
正者により回路基板収納ケース1Aが開けられて不正行
為が行われたことを発見することが困難となるので、不
正行為が行われた後に早急な事後対策を講じることがで
きなくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
遊技機の回路基板収納装置は、下ケースと上ケースとか
ら成るケース内に回路基板を収納した遊技機の回路基板
収納装置において、上記ケースが開けられて回路基板に
不正行為が行われた際に物質を放出して上記回路基板や
回路基板上に搭載された電子部品あるいは上記ケースに
上記物質を付着させることにより不正行為の痕跡を残す
手段を備えたものとした。請求項2では、上記痕跡を残
す手段は、上記物質を封入していて、閉じた状態のケー
スにおける上ケース側から下ケース側あるいは回路基板
側に跨るように取付けられて、上記ケースを開けようと
する力が加わったときに破れて封入されていた上記物質
を放出することにより上記回路基板や回路基板上に搭載
された電子部品あるいは上記ケースに付着させる物質封
入袋体手段で構成した。従って、不正者によりケースが
開けられた場合に上記物質の付着による痕跡が残るの
で、不正行為が行われた場合の早期発見、及び不正行為
防止に効果のある回路基板収納装置となる。請求項3で
は、上記物質は、速乾性の色付き液体とした。これによ
り、不正行為を行った場合に不正者は痕跡を完全に消し
去ることが困難となり、上記効果をさらに高めることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の遊
技機の回路基板収納装置の実施の形態1を説明する。図
1は実施の形態1による回路基板収納装置の断面図であ
る。尚、図2,3の従来例と同一部分は同一符号を付し
て詳説を省略する。実施の形態1の回路基板収納装置1
0は、回路基板4を収納して下ケース2と上ケース3と
が組み合わされて閉じた状態の回路基板収納ケース1の
断面を示す図1に示すように、上記回路基板4や回路基
板4上に搭載された電子部品5あるいは回路基板収納ケ
ース1に付着する物質としての色付き液体を封入した物
質封入袋体手段としての環状チューブ7(タイヤのチュ
ーブのような形態)を、閉じた状態の回路基板収納ケー
ス1の内側に設けたものである。
【0007】上記回路基板収納ケース1の内側への環状
チューブ7の取付けは、例えば、上ケース3の内面3a
に環状チューブ7を予め接着剤などで取付けておき、そ
の後、環状チューブ7の環内に回路基板4を挿入した状
態で上ケース3を下ケース2に取付けて閉じればよい。
この場合、例えば、上ケース3における取付けボス21
の上方に対応する位置に孔を設けておき、この孔を介し
てドライバーなどで取付けボス21に対して回路基板4
をネジ止めすればよい。これにより、回路基板4の裏面
4bに沿うように位置される環状チューブ7の下側の部
分は回路基板4により規制されて上方に外れることがな
く、また、環状チューブ7の上側の部分は上ケース3の
内面3aに接着剤などで固定されているので、不正者が
ネジなどを取外して上ケース3と下ケース2を引き離そ
うとする力を加えると上ケース3と回路基板4との境目
に位置するチューブ部分に張力が加わって破れる。即
ち、回路基板収納ケース1を開けようとする力が加わっ
たときに環状チューブ7が破れる。これにより、環状チ
ューブ7内に封入されていた色付き液体が放出する。こ
の場合、環状チューブ7は、回路基板4より上方の位置
で破れる可能性が高いので、特に、回路基板4上や電子
部品5あるいは上ケース3の内面3aに飛散して付着す
る。尚、環状チューブ7は、小さな引張荷重で破れるよ
うな薄いゴム材料などで形成されたものを用いればよ
い。
【0008】本実施の形態1によれば、上記回路基板収
納ケース1が開けられて正規ROMを不正ROMに交換
するなど、回路基板4に不正行為が行われたとしても、
上記回路基板収納ケース1が開けられた際に環状チュー
ブ7が破れて回路基板4上などに色付き液体が飛散して
付着し、乾くと固まって痕跡が残るので、不正者により
回路基板収納ケース1が開けられたことを発見でき、不
正行為が行われている場合の事後対策を早急に講じるこ
とができるようになる。また、痕跡を消すことができな
いと認識した不正者に対する牽制にもなり、不正行為の
再発防止、即ち、不正行為防止効果も期待できる。
【0009】尚、本実施の形態1の場合、環状チューブ
7が回路基板収納ケース1の内側に接着剤などで固着さ
れている構造のため、回路基板収納ケース1を開けない
ことには環状チューブ7を取替えることは不可能であ
り、従って、回路基板収納ケース1を開けた場合は必ず
回路基板4上などに色付き液体が付着することになる
が、色付き液体として、濃度が薄く、かつ、遅乾性のも
のを用いると不正者に拭き取られて痕跡が残らないこと
も生じる。よって、この場合、不正者が巧妙に環状チュ
ーブ7を付け替えれば回路基板収納ケース1が開けられ
たことがわからないという事態を生じる可能性がある。
このような事態を防ぐために、色付き液体としては速乾
性のものを用いることが望ましい。このような速乾性の
色付き液体を用いることにより、回路基板4上などに付
着した液体はすぐに固化し、その後は、この固化物を不
正者が削ったりして除去するようにしても回路基板4や
電子部品5や回路基板収納ケース1に削り跡が残り、こ
の削り跡が痕跡となるので、不正者は痕跡を完全に消し
去ることが困難となり、回路基板収納ケース1が開けら
れたことを確実に発見できるようになるからである。
【0010】また、特開平10−277237号公報の
回路基板収納装置では、回路基板4の電子部品搭載部に
孔41を設けた回路基板4Aとしなければならないの
で、電子部品5の配置レイアウトに制約が生じてしまう
が、本実施の形態1では、回路基板4の電子部品搭載部
に孔41を設ける必要がないので、電子部品5の配置レ
イアウトに制約が生じることもない。
【0011】実施の形態2.実施の形態1では、閉じた
状態の回路基板収納ケース1の内側に環状チューブ7を
設けた例を示したが、環状チューブ7の上側を上ケース
3の内面3aに接着剤などで取付けて環状チューブ7の
下側を下ケース2の外面2fに沿わせて接着剤などで固
定してもよいし、環状チューブ7の上側を上ケース3の
外面3fに接着剤などで取付けて環状チューブ7の下側
を回路基板4の裏面4bに沿わせるようにしてもよい
し、環状チューブ7の上ケース3の外面3fと下ケース
2の外面2fに沿わせて接着剤などで取付けるようにし
てもよい(即ち、閉じた状態の回路基板収納ケース1の
外側を取巻くように環状チューブ7を取付けて当該環状
チューブ7を回路基板収納ケース1の外面に接着剤など
で固定する。尚、閉じた状態の回路基板収納ケース1の
外側に単純にゴム輪を掛けるように環状チューブ7を掛
け、回路基板収納ケース1の外面に当接する部分だけを
接着剤でくっつけるようにしてもよい)。
【0012】上記のように環状チューブ7の一部あるい
は全部を回路基板収納ケース1の外面に位置させる場合
でも実施の形態1と同様な効果が得られる。ただし、こ
れらの場合、不正者が回路基板収納ケース1の外面に接
着された環状チューブ7を破れないようにうまく剥がし
て上ケース3を取外したり、下ケース2を引き抜いた
り、あるいは環状チューブ7を取外すことができないよ
うに、環状チューブ7を回路基板収納ケース1の外面に
接着剤で固めて固着するなどして環状チューブ7が簡単
に剥がれないように強力に固着しておくことが望まし
い。
【0013】実施の形態3.尚、必ずしも環状のチュー
ブ7を用いる必要はなく、直線状のチューブを用いても
構わない。即ち、閉じた状態の回路基板収納ケース1に
おける上ケース3側から下ケース2側に跨るように上記
直線状のチューブを接着剤などで取付けておけばよい。
あるいは、閉じた状態の回路基板収納ケース1における
上ケース3側から回路基板4側に跨るように上記直線状
のチューブを接着剤などで取付けておけばよい。
【0014】この場合の直線状のチューブの取付けは、
例えば、下ケース2の内面2a側あるいは回路基板4側
(裏面4b側の方が望ましい)に予め直線状のチューブ
の一端側を接着剤などで取付けておいてから(下ケース
2の内面2a側に取付ける場合は、側壁2sの内面2a
だけに取付けるようにしてもよいし、底2eの内面2a
まで延長するように取付けてもよい)、当該チューブの
他端側を下ケース2の側壁2sの内面2aに沿わせて回
路基板4の上方側に引き出しておき、当該チューブの他
端側を接着などする直前にこの他端側に接着剤などを付
けてから上ケース3を被せ、下ケース2と上ケース3の
隙間から専用の押し当て治具などを挿入して当該チュー
ブの他端側を上ケース3の側壁3sの内面3aに押し当
てて当該側壁3sの内面3aに固着する。その後、上記
押し当て治具を引き抜いて、上ケース3を下ケース2に
ネジ止めなどして取付ける。
【0015】尚、本実施の形態3においては、直線状の
チューブを上ケース3側から下ケース2側あるいは回路
基板4側に跨るように取付けるにあたっては、実施の形
態2のように、回路基板収納ケース1の内面と外面ある
いは外面に取付けるようにしてもよい。本実施の形態3
においても、直線状のチューブの一端側を下ケース2側
(あるいは回路基板4側)に固着し、他端側を上ケース
3側に固着した構成のため、回路基板収納ケース1が開
けられた場合には直線状のチューブに引張荷重が加わり
当該チューブが破れるので、実施の形態1と同様な効果
が得られる。
【0016】また、実施の形態2,3においては、上ケ
ース3における取付けボス21の上方に対応する位置に
回路基板4のネジ止め作業のための孔を設けなくとも良
い場合もある。この場合は、図3のような既存の回路基
板収納ケース1をそのまま使用できる。
【0017】実施の形態4.また、上記では物質封入袋
体手段としてチューブを用いる例を示したが、例えば、
閉じた状態の回路基板収納ケース1における上ケース3
の側壁3sの下端に対応する位置において下ケース2の
側壁2sの内面2aあるいは回路基板4上に上記物質と
しての速乾性色付き液体などを封入した小さな球袋を接
着しておき、上ケース3を取付ける際に、上記球袋の位
置に対応する上ケース3の側壁3sの下端に接着剤を付
けておいて、上記球袋の上側と上ケース3の側壁3sの
下端とを固着させるようにしてもよい。この場合、球袋
は、上部が上ケース3に、下部あるいは側部が下ケース
2あるいは回路基板4に固着されているので(即ち、上
ケース3側から下ケース2側あるいは回路基板4側に跨
るように取付けられているので)、張力が加わった場合
に簡単に破れる球袋を用いることにより、上記回路基板
収納ケース1を開けることで球袋が破れて実施の形態1
と同様な効果が得られる。尚、この場合、上記球袋の代
わりに上記チューブを用いてもよいことは言うまでもな
い。即ち、回路基板4の外周囲に沿ってチューブを配置
して上ケース3と下ケース2(あるいは回路基板4)と
に固着するようにすればよい。
【0018】実施の形態5.また、上記では、上ケース
3側から下ケース2側あるいは回路基板4側に跨るよう
に物質封入袋体手段を取付ける態様について説明した
が、例えば、回路基板4の周辺側の裏面4bの適当な箇
所に上記物質封入袋体手段を接着剤で取付け、この物質
封入袋体手段が取付けられている位置に対応する上ケー
ス3の周縁側より鈎針を設けておくようにして、不正者
が上ケース3を開けた場合に、上記鈎針で物質封入袋体
手段が破れるような構成としてもよい。また、回路基板
4上の適当な箇所に台座を介して上記物質封入袋体手段
を回路基板4より浮いた状態に接着剤で取付けておき、
不正者が上ケース3を開けた場合に、上記物質封入袋体
手段の底に刺さって当該物質封入袋体手段を破くような
鈎針を上ケース3に設けるようにしてもよい。
【0019】実施の形態4,5においても実施の形態1
と同様な効果が得られるし、また、図3のような既存の
回路基板収納ケース1をそのまま使用できるようにな
る。また、実施の形態1〜3のように、物質封入袋体手
段を上ケース3側から下ケース2側あるいは回路基板4
側に跨るように取付ける場合に比べて、回路基板収納ケ
ース1を閉じた状態に取付ける際の物質封入袋体手段の
取付け作業が簡単になる。
【0020】尚、上記物質は、色付き液体でなくともよ
く、要は上記回路基板4や電子部品5あるいは上記回路
基板収納ケース1に付着可能で付着による痕跡を残せる
ような物質であればよい。
【0021】また、遊技機の前面側の隙間や開口などか
ら針金やピアノ線などを用いて不正行為が行われること
があるが、上記遊技機の前面側の隙間や開口の内部側に
上述したような物質封入手段を設けるようにすれば、上
記針金やピアノ線などを用いて不正行為が行われたこと
を発見できるようになる。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1,2によれば、不正者
により回路基板収納ケースが開けられたことを発見で
き、回路基板に不正行為が行われている場合の事後対策
を早急に講じることができるようになり、また、不正行
為防止効果も期待できる。請求項3によれば、速乾性の
色付き液体を使用したので、回路基板収納ケースを開け
て不正行為を行った場合に不正者は痕跡を完全に消し去
ることが困難となるので、上記効果をさらに高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による遊技機の回路基
板収納装置の断面を示す図である。
【図2】 従来の回路基板収納装置の断面を示す図であ
る。
【図3】 従来の回路基板収納装置の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 回路基板収納ケース、2 下ケース、3 上ケー
ス、4 回路基板、5 電子部品、7 環状チューブ
(物質封入袋体手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ケースと上ケースとから成るケース内
    に回路基板を収納した遊技機の回路基板収納装置におい
    て、 上記ケースが開けられて回路基板に不正行為が行われた
    際に物質を放出して上記回路基板や回路基板上に搭載さ
    れた電子部品あるいは上記ケースに上記物質を付着させ
    ることにより不正行為の痕跡を残す手段を備えたことを
    特徴とする遊技機の回路基板収納装置。
  2. 【請求項2】 上記痕跡を残す手段は、上記物質を封入
    していて、閉じた状態のケースにおける上ケース側から
    下ケース側あるいは回路基板側に跨るように取付けられ
    て、上記ケースを開けようとする力が加わったときに破
    れて封入されていた上記物質を放出することにより上記
    回路基板や回路基板上に搭載された電子部品あるいは上
    記ケースに付着させる物質封入袋体手段で構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機の回路基板収納装
    置。
  3. 【請求項3】 上記物質は、速乾性の色付き液体とした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機
    の回路基板収納装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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