JP2003144379A - 外套シース付内視鏡 - Google Patents

外套シース付内視鏡

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JP2003144379A
JP2003144379A JP2001346239A JP2001346239A JP2003144379A JP 2003144379 A JP2003144379 A JP 2003144379A JP 2001346239 A JP2001346239 A JP 2001346239A JP 2001346239 A JP2001346239 A JP 2001346239A JP 2003144379 A JP2003144379 A JP 2003144379A
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endoscope
treatment tool
flexible
outer sheath
channel
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JP2001346239A
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English (en)
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Teruo Ouchi
輝雄 大内
Kazuyuki Yamamoto
和之 山本
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Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡を操作する術者と処置具を操作する補助
者とが互いに干渉しない操作性の優れた外套シース付内
視鏡を提供すること。 【解決手段】可撓性挿入部11,12,13を外部環境
から絶縁するために可撓性挿入部11,12,13に着
脱自在に被覆される外套シース20内に、一端が外套シ
ース20の先端部分に開口し、他端が、可撓性挿入部1
1,12,13内に挿通配置された案内管路17内に通
されて案内管路17の基端17bから引き出される可撓
性の処置具挿通チャンネル23が挿通配置された外套シ
ース付内視鏡において、処置具挿通チャンネル23の基
端側部分23Aを案内管路17の基端17bから自由空
間に延出させ、処置具挿通チャンネル23に連通する口
金状部材30を処置具挿通チャンネル23の基端23a
に着脱自在に取り付けられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、体内に挿入され
る可撓性挿入部が体内の汚液に直接接触しないように、
可撓性挿入部に外套シースを着脱自在に被覆して、外套
シースだけを使い捨てできるようにした外套シース付内
視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】外套シース付内視鏡において、流体や処
置具等を通すためのチャンネル(例えば処置具挿通チャ
ンネル)は体内の汚液と接触するので外套シース側に設
けなければならない。 【0003】そこで従来の外套シース付内視鏡において
は、例えば特開平1−244732号に示されるよう
に、先端に観察窓が設けられた可撓性挿入部内に、可撓
性挿入部を長手方向に貫通する案内管路を配置して、外
套シース内に挿通配置した可撓性の処置具挿通チャンネ
ルを可撓性挿入部の案内管路に通し、操作部において案
内管路の基端部分に取り付けられた口金状部材に対し
て、処置具挿通チャンネルの基端を接続、固定した構成
になっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の外
套シース付内視鏡を用い、処置具挿通チャンネルに処置
具を通して各種の内視鏡的処置を行う際には、操作部に
配置されている口金状部材から処置具挿通チャンネル内
に処置具を差し込む。 【0005】しかし、処置具の操作は内視鏡の操作を行
う術者とは別の補助者が行うことが多いので、操作部を
操作する術者と処置具を操作する補助者とが接触してお
互いが相手の操作の妨げになり、また、補助者による処
置具の挿入力が操作部にかかるとそれを術者が支えなけ
ればならないので、術者側の操作性が著しく阻害される
場合があった。 【0006】そこで本発明は、内視鏡を操作する術者と
処置具を操作する補助者とが互いに干渉しない操作性の
優れた外套シース付内視鏡を提供することを目的とす
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の外套シース付内視鏡は、先端に観察窓が設
けられた可撓性挿入部内に、可撓性挿入部の先端側と基
端側とにおいて開口する案内管路が挿通配置され、可撓
性挿入部を外部環境から絶縁するために可撓性挿入部に
着脱自在に被覆される外套シース内に、一端が外套シー
スの先端部分に開口し、他端が案内管路内に通されて案
内管路の基端から引き出される可撓性の処置具挿通チャ
ンネルが挿通配置された外套シース付内視鏡において、
処置具挿通チャンネルの基端側部分を案内管路の基端か
ら自由空間に延出させ、処置具挿通チャンネルに連通す
る口金状部材を処置具挿通チャンネルの基端に着脱自在
に取り付けられるようにしたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2において、10は内視鏡、20は、内視
鏡10の可撓性挿入部11,12,13に着脱自在に被
覆される外套シース、30は、外套シース20の処置具
挿通チャンネル23の基端23aに着脱自在に取り付け
られる接続アダプタ(口金状部材)である。 【0009】内視鏡10の可撓性挿入部11,12,1
3は、遠隔操作によって屈曲する湾曲部12が細長い可
撓管11の先端に連結され、観察窓14等が配置された
先端部本体13が湾曲部12の先端に連結されて構成さ
れている。 【0010】可撓管11の基端に連結された操作部15
には、湾曲部12を遠隔的に屈曲操作する湾曲操作ノブ
16等が配置されており、湾曲操作ノブ16を回転操作
することによって湾曲部12が二点鎖線で示されるよう
に屈曲する。 【0011】可撓管11と湾曲部12の内部には、例え
ば可撓性のポリエチレン樹脂チューブからなる案内管路
17が全長にわたって挿通配置されており、その先端開
口17aが先端部本体13に形成され、案内管路17の
基端は、操作部15に突出形成された基端側開口17b
に連通している。 【0012】外套シース20には、例えばシリコンゴム
チューブ等のような伸縮性のある材料によって薄肉円筒
状に形成されたカバー筒21が、内視鏡10の可撓管1
1と湾曲部12に着脱自在に被覆されるように設けら
れ、その先端には透明な部材により形成されて先端部本
体13部分に被嵌される先端キャップ22が水密に取り
付けられている。 【0013】カバー筒21の基端に固着された連結環2
4は操作部15と可撓管11との連結部19に対して係
脱自在になっていて、手動固定ネジ25を締め付けるこ
とにより連結部19に任意に固定することができる。 【0014】カバー筒21内には、例えば可撓性の四フ
ッ化エチレン樹脂チューブからなる処置具挿通チャンネ
ル(兼吸引チューブ)23が全長にわたって挿通配置さ
れている。 【0015】そして、処置具挿通チャンネル23の先端
は先端キャップ22の先端面において外面に開口するよ
うに先端キャップ22に接続されており、処置具挿通チ
ャンネル23の基端側部分23Aは連結環24内を通っ
て後方に長く延出している。 【0016】この処置具挿通チャンネル23は内視鏡1
0の案内管路17内に全長にわたって挿脱自在であり、
処置具挿通チャンネル23の基端側部分23Aを、案内
管路17に先端開口17a側から差し込んで反対側の基
端側開口17bから引き出すことができる。 【0017】その結果、処置具挿通チャンネル23の基
端側部分23Aは案内管路17の基端側開口17bから
自由空間に延出し、その延出長は例えば30cm〜1m
程度である。 【0018】図1は、内視鏡10の可撓性挿入部11,
12,13に外套シース20が被せられ、処置具挿通チ
ャンネル23の基端23aに接続アダプタ30が取り付
けられた状態を示しており、手動固定ネジ25が締め付
けられて連結環24が連結部19に固定されている。 【0019】その結果、外套シース20によって内視鏡
10の可撓性挿入部11,12,13が外部環境から絶
縁され、カバー筒21が軸線方向に弾力的に引き伸ばさ
れて、先端キャップ22が先端部本体13の先端面に密
着した状態になっている。 【0020】内視鏡10の操作部15に配置された案内
管路17の基端側開口17bから延出する処置具挿通チ
ャンネル23の基端側部分23Aは、前述のように案内
管路17の基端側開口17bから自由空間に30cm〜
1m程度延出している。 【0021】接続アダプタ30は、図示されていない吸
引チューブが接続される吸引口金32がアダプタ本体3
1の側面に突設され、アダプタ本体31と螺合連結され
た処置具挿入口金33の外端部に鉗子栓34が取り付け
られた構成になっている。 【0022】そして、処置具挿通チャンネル23の基端
23aは、処置具挿入口金33の軸線位置に貫通形成さ
れた処置具挿通孔33aに嵌挿されて、処置具挿入口金
33とアダプタ本体31との間に挟まれて押し潰される
シール用Oリング35によりきつく押圧され、それによ
って接続アダプタ30に接続固定されている。 【0023】そして、アダプタ本体31に対する処置具
挿入口金33の螺合状態を少し緩めれば、Oリング35
の押し潰し量が小さくなって、処置具挿通チャンネル2
3の基端23aを接続アダプタ30に対して任意に着脱
することができる。 【0024】そのような構成により、鉗子栓34から処
置具挿通孔33aを経由して処置具挿通チャンネル23
に処置具を挿脱することができ、必要に応じて吸引口金
32に吸引チューブを取り付け、処置具挿通チャンネル
23を経由して吸引を行うことができる。 【0025】そして、内視鏡使用後に可撓性挿入部1
1,12,13から外套シース20を取り外す際には、
それに先立って接続アダプタ30を処置具挿通チャンネ
ル23から外しておけばよい。 【0026】図3は上記実施例の外套シース付内視鏡の
使用状態を示しており、可撓管11に外套シース20が
装着されると共に、術者Aによって保持される操作部1
5に操作部カバー50が被せられて、内視鏡10全体が
患者側からの汚液等により汚染されない状態になってい
る。 【0027】自由空間に延出する処置具挿通チャンネル
23の基端に取り付けられた接続アダプタ30は補助者
Bによって保持され、処置具挿通チャンネル23への処
置具100の挿脱操作やその処置具100の操作は補助
者Bによって行われる。 【0028】したがって、補助者Bは、内視鏡10を操
作する術者Aと干渉することなく処置具100の操作を
行うことができ、また術者Aも、処置具100を操作す
る補助者Bに何ら煩わされることなく内視鏡10の操作
を行うことができる。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、処置具挿通チャンネル
の基端側部分を案内管路の基端から自由空間に延出さ
せ、処置具挿通チャンネルの基端に着脱自在に取り付け
られる口金状部材を設けたことにより、内視鏡を操作す
る術者と処置具を操作する補助者とが、互いに干渉する
ことなく各々の操作をストレスなく容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の外套シース付内視鏡の側面断
面図である。 【図2】本発明の実施例の外套シース付内視鏡の使用準
備状態の側面一部断面図である。 【図3】本発明の実施例の外套シース付内視鏡の使用状
態の略示図である。 【符号の説明】 10 内視鏡 11 可撓管(可撓性挿入部) 12 湾曲部(可撓性挿入部) 13 先端部本体(可撓性挿入部) 14 観察窓 15 操作部 17 案内管路 17a 先端開口 17b 基端側開口 20 外套シース 21 カバー筒 23 処置具挿通チャンネル 23A 基端側部分 23a 基端 30 接続アダプタ(口金状部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】先端に観察窓が設けられた可撓性挿入部内
    に、上記可撓性挿入部の先端側と基端側とにおいて開口
    する案内管路が挿通配置され、上記可撓性挿入部を外部
    環境から絶縁するために上記可撓性挿入部に着脱自在に
    被覆される外套シース内に、一端が上記外套シースの先
    端部分に開口し、他端が上記案内管路内に通されて上記
    案内管路の基端から引き出される可撓性の処置具挿通チ
    ャンネルが挿通配置された外套シース付内視鏡におい
    て、 上記処置具挿通チャンネルの基端側部分を上記案内管路
    の基端から自由空間に延出させ、上記処置具挿通チャン
    ネルに連通する口金状部材を上記処置具挿通チャンネル
    の基端に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特
    徴とする外套シース付内視鏡。
JP2001346239A 2001-11-12 2001-11-12 外套シース付内視鏡 Pending JP2003144379A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5668501U (ja) * 1979-10-30 1981-06-06
JPS6230801U (ja) * 1986-07-12 1987-02-24
JPH01244732A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Asahi Optical Co Ltd シース付内視鏡
JPH10295630A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置

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