JP2003143649A - 携帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法 - Google Patents
携帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法Info
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- JP2003143649A JP2003143649A JP2001334697A JP2001334697A JP2003143649A JP 2003143649 A JP2003143649 A JP 2003143649A JP 2001334697 A JP2001334697 A JP 2001334697A JP 2001334697 A JP2001334697 A JP 2001334697A JP 2003143649 A JP2003143649 A JP 2003143649A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話を盗難、紛失した場合でも不正使用
を防止し位置を知ることができる携帯電話システムを提
供する。 【解決手段】 携帯電話の紛失に気づいたときに、その
携帯電話の呼出番号に続いて任意のパスワードを他の電
話機から発信する。携帯電話の制御部３は、着信した番
号とメモリ４に記憶されている自己の呼出番号と一致す
るか否かを判断し、自己の着信であることを認識した制
御部３は着信番号に続くパスワードの有無をパスワード
検出手段７にて検索する。パスワードが検出されるとパ
スワード記憶手段９に記憶しているパスワードとの一致
／不一致をパスワード判定手段８にて判定する。パスワ
ードが一致すると基地局に対して異常端末となった旨の
報告を送出する。操作部６をロック状態にすると共に、
位置検出手段１０により自己位置検出を実行し、その位
置情報の報告を基地局に送出する。
を防止し位置を知ることができる携帯電話システムを提
供する。 【解決手段】 携帯電話の紛失に気づいたときに、その
携帯電話の呼出番号に続いて任意のパスワードを他の電
話機から発信する。携帯電話の制御部３は、着信した番
号とメモリ４に記憶されている自己の呼出番号と一致す
るか否かを判断し、自己の着信であることを認識した制
御部３は着信番号に続くパスワードの有無をパスワード
検出手段７にて検索する。パスワードが検出されるとパ
スワード記憶手段９に記憶しているパスワードとの一致
／不一致をパスワード判定手段８にて判定する。パスワ
ードが一致すると基地局に対して異常端末となった旨の
報告を送出する。操作部６をロック状態にすると共に、
位置検出手段１０により自己位置検出を実行し、その位
置情報の報告を基地局に送出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話システム
に関し、特に携帯電話を盗難、紛失した時に不正使用を
防止すると共にその位置を知ることができる携帯電話シ
ステムに関する。
に関し、特に携帯電話を盗難、紛失した時に不正使用を
防止すると共にその位置を知ることができる携帯電話シ
ステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯電話の所有者が携帯電話を紛
失した時に、不正使用防止のために使用を停止すること
はできるが、その現在位置は不明であったため、容易に
探すことができなかった。
失した時に、不正使用防止のために使用を停止すること
はできるが、その現在位置は不明であったため、容易に
探すことができなかった。
【０００３】また、特開平９−１９１３４２号公報で
は、携帯電話端末と位置登録端末の位置情報の差異を検
出して、保守者、加入者に携帯電話の盗難や紛失の可能
性がある旨を通知することにより、携帯電話端末の盗難
や紛失、それに伴う不正利用などを防止する携帯電話シ
ステムが開示されている。
は、携帯電話端末と位置登録端末の位置情報の差異を検
出して、保守者、加入者に携帯電話の盗難や紛失の可能
性がある旨を通知することにより、携帯電話端末の盗難
や紛失、それに伴う不正利用などを防止する携帯電話シ
ステムが開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、携帯電話端末を位置登録端末と同じエリア内
で紛失した場合、位置情報の差異が無いためシステム側
が異常と判断しないので、盗難や紛失と判断することが
できない。
来例では、携帯電話端末を位置登録端末と同じエリア内
で紛失した場合、位置情報の差異が無いためシステム側
が異常と判断しないので、盗難や紛失と判断することが
できない。
【０００５】そこで本発明は、携帯電話を盗難、紛失し
た場合でも不正使用を防止し位置を知ることができる携
帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法を提供
することを目的とする。
た場合でも不正使用を防止し位置を知ることができる携
帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、携帯電話の紛失に気づいたときに、その
携帯電話の呼出番号に続いて任意のパスワードを他の電
話機から発信する。これを受けた携帯電話は、着信した
番号とメモリに記憶されている自己の呼出番号と一致す
るか否かを判断し、自己の着信であることを認識した制
御部は着信番号に続くパスワードの有無をパスワード検
出手段にて検索する。パスワードが検出されるとパスワ
ード記憶手段に記憶しているパスワードとの一致／不一
致をパスワード判定手段にて判定する。パスワードが一
致すると基地局に対して異常端末となった旨の報告を送
出する。操作部をロック状態にすると共に、位置検出手
段により自己位置検出を実行し、その位置情報の報告を
基地局に送出する。操作部ロック状態の制御動作に移行
した時間からタイマーを動作させ、一定時間毎に位置検
出手段による位置検出を再度実行し、その位置情報を送
信することを特徴とする。
め、本発明は、携帯電話の紛失に気づいたときに、その
携帯電話の呼出番号に続いて任意のパスワードを他の電
話機から発信する。これを受けた携帯電話は、着信した
番号とメモリに記憶されている自己の呼出番号と一致す
るか否かを判断し、自己の着信であることを認識した制
御部は着信番号に続くパスワードの有無をパスワード検
出手段にて検索する。パスワードが検出されるとパスワ
ード記憶手段に記憶しているパスワードとの一致／不一
致をパスワード判定手段にて判定する。パスワードが一
致すると基地局に対して異常端末となった旨の報告を送
出する。操作部をロック状態にすると共に、位置検出手
段により自己位置検出を実行し、その位置情報の報告を
基地局に送出する。操作部ロック状態の制御動作に移行
した時間からタイマーを動作させ、一定時間毎に位置検
出手段による位置検出を再度実行し、その位置情報を送
信することを特徴とする。
【０００７】以上の構成によって、携帯電話を紛失した
場合でも不正使用を防止し、その位置を知ることができ
る。
場合でも不正使用を防止し、その位置を知ることができ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００９】図１は、本発明による携帯電話端末の構成
例を示すブロック図である。携帯電話端末は、基地局と
無線通信を行うためのアンテナ１と受信部２ａ及び送信
部２ｂを含む無線通信部２と、送受信データの処理と各
部の処理を行う制御部３と、メモリ４と表示部５と操作
部６と、パスワード検出手段７とパスワード判定手段８
とパスワード記憶手段９と、位置検出手段１０とタイマ
ー１１とで構成されている。
例を示すブロック図である。携帯電話端末は、基地局と
無線通信を行うためのアンテナ１と受信部２ａ及び送信
部２ｂを含む無線通信部２と、送受信データの処理と各
部の処理を行う制御部３と、メモリ４と表示部５と操作
部６と、パスワード検出手段７とパスワード判定手段８
とパスワード記憶手段９と、位置検出手段１０とタイマ
ー１１とで構成されている。
【００１０】以上の構成で、携帯電話の所有者が携帯電
話の紛失に気づいたときに、その携帯電話の呼出番号に
続いて任意のパスワードを他の電話機から発信する。ア
ンテナ１及び無線通信部２を介して基地局との通信を実
行し、制御部３は着信した番号とメモリ４に記憶されて
いる自己の呼出番号と一致するか否かを判断し、自己の
着信であることを認識した制御部３は自己の着信番号に
続くパスワードの有無をパスワード検出手段７にて検索
する。パスワードが検出されなければ通常の着信動作に
移行する。パスワードが検出されるとパスワード記憶手
段９に記憶しているパスワードとの一致／不一致をパス
ワード判定手段８にて判定する。パスワードが一致する
と、制御部３は発信モードに制御して基地局に対して異
常端末となった旨の報告を送出する。
話の紛失に気づいたときに、その携帯電話の呼出番号に
続いて任意のパスワードを他の電話機から発信する。ア
ンテナ１及び無線通信部２を介して基地局との通信を実
行し、制御部３は着信した番号とメモリ４に記憶されて
いる自己の呼出番号と一致するか否かを判断し、自己の
着信であることを認識した制御部３は自己の着信番号に
続くパスワードの有無をパスワード検出手段７にて検索
する。パスワードが検出されなければ通常の着信動作に
移行する。パスワードが検出されるとパスワード記憶手
段９に記憶しているパスワードとの一致／不一致をパス
ワード判定手段８にて判定する。パスワードが一致する
と、制御部３は発信モードに制御して基地局に対して異
常端末となった旨の報告を送出する。
【００１１】さらに、以降の操作部６からの操作に対す
る規制を開始し、操作部ロック状態に移行すると共に、
ＧＰＳ(Global Positioning System)等によって自己の
位置を検出する位置検出手段１０により自己位置検出を
実行し、制御部３は自己の位置情報の報告を基地局に送
出する。なお、この位置検出手段１０による位置情報
は、基地局と通信する際の位置登録の位置情報とは異な
る。制御部３は操作部ロック状態の制御動作に移行した
時間からタイマー１１を動作させ、一定時間毎に位置検
出手段１０による位置検出を再度実行し、その位置情報
を無線通信部２を介して基地局に送信する。端末の操作
ロック中であっても位置情報を基地局に送信する制御動
作は実行する。
る規制を開始し、操作部ロック状態に移行すると共に、
ＧＰＳ(Global Positioning System)等によって自己の
位置を検出する位置検出手段１０により自己位置検出を
実行し、制御部３は自己の位置情報の報告を基地局に送
出する。なお、この位置検出手段１０による位置情報
は、基地局と通信する際の位置登録の位置情報とは異な
る。制御部３は操作部ロック状態の制御動作に移行した
時間からタイマー１１を動作させ、一定時間毎に位置検
出手段１０による位置検出を再度実行し、その位置情報
を無線通信部２を介して基地局に送信する。端末の操作
ロック中であっても位置情報を基地局に送信する制御動
作は実行する。
【００１２】図２は、本発明による基地局の構成例を示
すブロック図である。基地局２０は、携帯電話と無線通
信を行うためのアンテナ２１及び無線通信部２２と、送
受信データの処理及び各部の制御を行う制御部２３と、
端末の位置を把握する端末位置情報把握手段２４と、端
末の正常異常を認識するための端末情報記憶手段２５と
から構成されている。端末情報記憶手段２５では前述し
た携帯電話からの異常報告により該当する端末を異常機
と認識し、異常情報が解除されるまで、該当する端末と
の通信を制限する。また、端末からの位置情報報告によ
り端末位置情報把握手段２４では該当する端末がどこに
所在するか位置を常に把握する。端末からの一定時間毎
の位置情報により端末位置情報把握手段２４の情報は更
新されていく。
すブロック図である。基地局２０は、携帯電話と無線通
信を行うためのアンテナ２１及び無線通信部２２と、送
受信データの処理及び各部の制御を行う制御部２３と、
端末の位置を把握する端末位置情報把握手段２４と、端
末の正常異常を認識するための端末情報記憶手段２５と
から構成されている。端末情報記憶手段２５では前述し
た携帯電話からの異常報告により該当する端末を異常機
と認識し、異常情報が解除されるまで、該当する端末と
の通信を制限する。また、端末からの位置情報報告によ
り端末位置情報把握手段２４では該当する端末がどこに
所在するか位置を常に把握する。端末からの一定時間毎
の位置情報により端末位置情報把握手段２４の情報は更
新されていく。
【００１３】図３は、本発明の携帯電話端末の動作例を
示すフローチャートである。待ち受け状態（Ｓ１）にあ
る携帯電話に着信通知が入力される（Ｓ２）。制御部３
では予めメモリ４に記憶している自己の呼出番号と一致
するか否か判定し（Ｓ３）、自己の着信でない場合には
再び待ち受け状態に復帰する。一方、自己の着信である
と判断した場合には着信通知に続くパスワードの有無検
出を実行し（Ｓ４）、パスワードが検出されなければ通
常の着信報知を行う（Ｓ５）。パスワードが検出された
場合にはパスワード記憶手段９に予め記憶されているパ
スワードを読み出し（Ｓ６）、パスワード判定手段８に
て読み込んだパスワードと記憶しているパスワードの一
致／不一致を判定する（Ｓ７）。パスワードが一致しな
い場合は通常の着信報知を行う（Ｓ５）。パスワードが
一致した場合には異常端末となった旨の異常情報を送出
し（Ｓ８）、操作部６からの操作を受け付けないロック
状態とする（Ｓ９）。
示すフローチャートである。待ち受け状態（Ｓ１）にあ
る携帯電話に着信通知が入力される（Ｓ２）。制御部３
では予めメモリ４に記憶している自己の呼出番号と一致
するか否か判定し（Ｓ３）、自己の着信でない場合には
再び待ち受け状態に復帰する。一方、自己の着信である
と判断した場合には着信通知に続くパスワードの有無検
出を実行し（Ｓ４）、パスワードが検出されなければ通
常の着信報知を行う（Ｓ５）。パスワードが検出された
場合にはパスワード記憶手段９に予め記憶されているパ
スワードを読み出し（Ｓ６）、パスワード判定手段８に
て読み込んだパスワードと記憶しているパスワードの一
致／不一致を判定する（Ｓ７）。パスワードが一致しな
い場合は通常の着信報知を行う（Ｓ５）。パスワードが
一致した場合には異常端末となった旨の異常情報を送出
し（Ｓ８）、操作部６からの操作を受け付けないロック
状態とする（Ｓ９）。
【００１４】さらに位置検出手段１０により自己の位置
を検出し、位置情報を送出する（Ｓ１０）。制御部３は
タイマー１１による時間計測を開始し（Ｓ１１）、計測
開始からの一定時間経過を判定する（Ｓ１２）。一定時
間経過するまではタイマー１１による時間計測を継続す
る（Ｓ１１）。一定時間経過したときは位置検出手段１
０により再度自己の位置を検出し、位置情報を送出する
（Ｓ１０）。
を検出し、位置情報を送出する（Ｓ１０）。制御部３は
タイマー１１による時間計測を開始し（Ｓ１１）、計測
開始からの一定時間経過を判定する（Ｓ１２）。一定時
間経過するまではタイマー１１による時間計測を継続す
る（Ｓ１１）。一定時間経過したときは位置検出手段１
０により再度自己の位置を検出し、位置情報を送出する
（Ｓ１０）。
【００１５】図４は、本発明の基地局の動作例を示すフ
ローチャートである。無線通信部２２を介して携帯電話
と通信が可能な状態（Ｓ２１）となっている制御部２３
に携帯電話より異常情報を受信すると（Ｓ２２）、制御
部２３は該当する端末を異常端末として端末情報記憶手
段２５に記憶する（Ｓ２３）。続いてその端末より位置
情報を受信したか否かを判定し（Ｓ２４）、位置情報を
受信しない場合には端末との通信を継続する。位置情報
を受信した場合には、端末位置情報把握手段２４に位置
情報を記憶し、２回目以降は位置情報を更新記憶する
（Ｓ２５）。
ローチャートである。無線通信部２２を介して携帯電話
と通信が可能な状態（Ｓ２１）となっている制御部２３
に携帯電話より異常情報を受信すると（Ｓ２２）、制御
部２３は該当する端末を異常端末として端末情報記憶手
段２５に記憶する（Ｓ２３）。続いてその端末より位置
情報を受信したか否かを判定し（Ｓ２４）、位置情報を
受信しない場合には端末との通信を継続する。位置情報
を受信した場合には、端末位置情報把握手段２４に位置
情報を記憶し、２回目以降は位置情報を更新記憶する
（Ｓ２５）。
【００１６】他の電話機から着信情報を受信すると（Ｓ
２６）、制御部２３は端末情報記憶手段２５に異常端末
として記憶登録されているか否かを判定し（Ｓ２７）、
異常端末登録されていなければ無線通信部２２を介して
通常の通信制御を実行する（Ｓ２８）。異常端末である
と判断したときは着信情報に続いてパスワードの有無を
判定し（Ｓ２９）、パスワードが無いときは端末との通
信を拒否する応答を返す（Ｓ３０）。パスワードがある
ときは、そのパスワードを端末に送出し（Ｓ３１）、電
話をかけてきた相手には端末の位置情報を応答する（Ｓ
３２）。
２６）、制御部２３は端末情報記憶手段２５に異常端末
として記憶登録されているか否かを判定し（Ｓ２７）、
異常端末登録されていなければ無線通信部２２を介して
通常の通信制御を実行する（Ｓ２８）。異常端末である
と判断したときは着信情報に続いてパスワードの有無を
判定し（Ｓ２９）、パスワードが無いときは端末との通
信を拒否する応答を返す（Ｓ３０）。パスワードがある
ときは、そのパスワードを端末に送出し（Ｓ３１）、電
話をかけてきた相手には端末の位置情報を応答する（Ｓ
３２）。
【００１７】図５は、本発明の端末の操作ロック解除動
作を示すフローチャートである。操作部ロック状態（Ｓ
９）にある端末が、別の電話機から基地局２０を介しパ
スワードを受信する（Ｓ４１）。制御部３はタイマー１
１の動作を開始する（Ｓ４２）と共に、操作部６のロッ
ク状態を一旦暫定解除する（Ｓ４３）。タイマー１１に
よる一定時間の経過を判定し（Ｓ４４）、一定時間が経
過する前に操作部６からパスワードが入力される（Ｓ４
５）と記憶しているパスワードとの一致／不一致を判定
する（Ｓ４６）。パスワードが一致した場合には操作部
６のロック状態を解除する（Ｓ４７）。操作部６からの
パスワードの入力前に一定時間が経過する（Ｓ４４）と
再び操作部６のロック状態に復帰する。
作を示すフローチャートである。操作部ロック状態（Ｓ
９）にある端末が、別の電話機から基地局２０を介しパ
スワードを受信する（Ｓ４１）。制御部３はタイマー１
１の動作を開始する（Ｓ４２）と共に、操作部６のロッ
ク状態を一旦暫定解除する（Ｓ４３）。タイマー１１に
よる一定時間の経過を判定し（Ｓ４４）、一定時間が経
過する前に操作部６からパスワードが入力される（Ｓ４
５）と記憶しているパスワードとの一致／不一致を判定
する（Ｓ４６）。パスワードが一致した場合には操作部
６のロック状態を解除する（Ｓ４７）。操作部６からの
パスワードの入力前に一定時間が経過する（Ｓ４４）と
再び操作部６のロック状態に復帰する。
【００１８】図６は、本発明による携帯電話端末の他の
構成例を示すブロック図である。本構成例では、図１の
構成に加えて自動着信手段１２を備えている。他の電話
からのパスワードにより操作部ロック状態となった携帯
電話に、呼出番号と共にパスワードを送出する。第１の
実施形態では位置情報の応答が返ってくるが、本実施形
態では呼び出した電話番号に自動着信手段１２が機能し
て、操作部６のロック状態を一旦暫定解除して着信を実
行する。一定時間内に応答がなかった場合には第１の実
施形態と同様に位置情報応答を実行する。拾得者が応答
すれば紛失した携帯電話の現在位置を把握でき返却の可
能性も高くなる。
構成例を示すブロック図である。本構成例では、図１の
構成に加えて自動着信手段１２を備えている。他の電話
からのパスワードにより操作部ロック状態となった携帯
電話に、呼出番号と共にパスワードを送出する。第１の
実施形態では位置情報の応答が返ってくるが、本実施形
態では呼び出した電話番号に自動着信手段１２が機能し
て、操作部６のロック状態を一旦暫定解除して着信を実
行する。一定時間内に応答がなかった場合には第１の実
施形態と同様に位置情報応答を実行する。拾得者が応答
すれば紛失した携帯電話の現在位置を把握でき返却の可
能性も高くなる。
【００１９】図７は、上記他の構成例による携帯電話端
末の動作例を示すフローチャートである。操作部ロック
状態（Ｓ９）にある端末は、別の電話機から基地局２０
を介しパスワードを受信すると（Ｓ５１）、制御部３は
タイマー１１の動作を開始する（Ｓ５２）と共に、自動
着信のモードに入り、操作部６のロック状態を一旦暫定
解除する（Ｓ５３）。タイマー１１による一定時間の経
過を判定し（Ｓ５４）、一定時間が経過する前に着信応
答が有るか否かを判定し（Ｓ５５）、操作部６から着信
応答がある場合には通信を開始する（Ｓ５６）。着信応
答が無い場合には、操作部ロック状態（Ｓ５７）に戻
り、位置情報応答モードに移行する（Ｓ５８）。
末の動作例を示すフローチャートである。操作部ロック
状態（Ｓ９）にある端末は、別の電話機から基地局２０
を介しパスワードを受信すると（Ｓ５１）、制御部３は
タイマー１１の動作を開始する（Ｓ５２）と共に、自動
着信のモードに入り、操作部６のロック状態を一旦暫定
解除する（Ｓ５３）。タイマー１１による一定時間の経
過を判定し（Ｓ５４）、一定時間が経過する前に着信応
答が有るか否かを判定し（Ｓ５５）、操作部６から着信
応答がある場合には通信を開始する（Ｓ５６）。着信応
答が無い場合には、操作部ロック状態（Ｓ５７）に戻
り、位置情報応答モードに移行する（Ｓ５８）。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば携
帯電話の不正使用を防止することができ、紛失時にも携
帯電話の位置を的確に知ることができるので、位置情報
を元に容易に取り戻すことができる。
帯電話の不正使用を防止することができ、紛失時にも携
帯電話の位置を的確に知ることができるので、位置情報
を元に容易に取り戻すことができる。
【図１】本発明による携帯電話端末の構成例を示すブロ
ック図
ック図
【図２】本発明による基地局の構成例を示すブロック図
【図３】本発明の携帯電話端末の動作例を示すフローチ
ャート
ャート
【図４】本発明の基地局の動作例を示すフローチャート
【図５】本発明の端末の操作ロック解除動作を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図６】本発明による携帯電話端末の他の構成例を示す
ブロック図
ブロック図
【図７】本発明による携帯電話端末の他の動作例を示す
フローチャート
フローチャート
１ アンテナ
２ 無線通信部
３ 制御部
４ メモリ
５ 表示部
６ 操作部
７ パスワード検出手段
８ パスワード判定手段
９ パスワード記憶手段
１０ 位置検出手段
１１ タイマー
１２ 自動着信手段
２０ 基地局
２１ アンテナ
２２ 無線通信部
２３ 制御部
２４ 端末位置情報把握手段
２５ 端末情報記憶手段
Claims (6)
- 【請求項１】 携帯電話端末と、基地局とを備え、 前記携帯電話端末は、前記基地局と通信を行う無線通信
部と、送受信データの処理と各部の処理を行う制御部
と、自己の呼出番号を記憶するメモリと、データの入力
操作を行う操作部と、自己の着信信号に続くパスワード
を検出するパスワード検出手段と、任意のパスワードを
予め記憶するパスワード記憶手段と、検出されたパスワ
ードと記憶しているパスワードの一致／不一致を判定す
るパスワード判定手段とを有し、 自己の着信信号に続いて検出したパスワードと予め記憶
したパスワードが一致した場合、異常情報を送出すると
共に前記操作部をロック状態とすることを特徴とする携
帯電話システム。 - 【請求項２】 前記携帯電話端末は、自己の位置を検出
する位置検出手段と、タイマーとを有し、 パスワードが一致して異常を検出すると、自己の位置検
出を実行して、その位置情報を基地局に通知し、時間を
計測して一定時間経過毎に再度自己の位置を検出して位
置情報を送出することを特徴とする請求項１記載の携帯
電話システム。 - 【請求項３】 前記携帯電話端末は、他の電話機からパ
スワードを受信すると、操作部ロックを一時的に解除
し、一定時間内に前記操作部からのパスワード入力を受
けて、そのパスワードが前記受信したパスワードと一致
した場合、操作部ロック状態を解除することを特徴とす
る請求項２記載の携帯電話システム。 - 【請求項４】 前記携帯電話端末は、自動着信手段をさ
らに有し、 操作部ロック状態で、他の電話機からパスワードを受信
すると、操作部のロック状態を一旦暫定解除して、一定
時間が経過する前に操作部から着信応答が有るか否かを
判定して、着信応答がある場合には通信を開始すること
を特徴とする請求項３記載の携帯電話システム。 - 【請求項５】 前記基地局は、前記携帯電話端末と通信
を行う無線通信部と、送受信データの処理及び各部の制
御を行う制御部と、前記携帯電話端末の位置を把握する
端末位置情報把握手段と、前記携帯電話端末の異常を認
識するための端末情報記憶手段とを有し、 前記携帯電話端末から異常情報を受信すると、異常端末
と認識して一定時間毎に位置情報を更新記憶することを
特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の携帯電話シ
ステム。 - 【請求項６】 紛失した携帯電話端末の呼出番号に続い
て任意のパスワードを、他の電話機から発信するステッ
プと、 紛失した携帯電話端末が、着信した番号とメモリに記憶
されている自己の呼出番号とが一致するかを判断するス
テップと、 番号が一致して自己の着信であることを認識した場合、
着信信号に続くパスワードの有無を検索するステップ
と、 パスワードが検出されると、予め記憶しているパスワー
ドとの一致／不一致を判定するステップと、 パスワードが一致すると、基地局に対して異常端末とな
った旨の報告を送出するステップと、 携帯電話端末の操作部をロック状態とするステップと、 自己の位置検出を実行し、その位置情報を基地局に送出
するステップとを含むことを特徴とする携帯電話の不正
使用防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334697A JP2003143649A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 携帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334697A JP2003143649A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 携帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003143649A true JP2003143649A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19149789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001334697A Pending JP2003143649A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 携帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003143649A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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