JP2001127880A - 携帯電話装置及び携帯電話装置の不正使用防止方法 - Google Patents

携帯電話装置及び携帯電話装置の不正使用防止方法

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JP2001127880A
JP2001127880A JP31088399A JP31088399A JP2001127880A JP 2001127880 A JP2001127880 A JP 2001127880A JP 31088399 A JP31088399 A JP 31088399A JP 31088399 A JP31088399 A JP 31088399A JP 2001127880 A JP2001127880 A JP 2001127880A
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mobile phone
telephone device
portable telephone
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JP31088399A
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English (en)
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Yoshinori Morita
美法 森田
Sadaki Futaki
貞樹 二木
Mitsuru Uesugi
充 上杉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正使用を防止することができ、例えば
紛失時には、拾得者が持ち主に拾得携帯電話装置から連
絡を取ること。 【解決手段】 検出手段101による自携帯電話装置1
00の位置登録情報の検出時に、自動着信手段102
で、他の電話装置から受信した自動着信命令に応じて自
動着信を行い、この自動着信後に、判断手段105で、
他の電話装置から受信された暗証番号と、暗証番号記憶
手段104に予め記憶された暗証番号とが一致したと判
断された場合、通信先制御手段107で、自携帯電話装
置100からの発信が、連絡先記憶手段106に予め記
憶された電話番号のみで可能なように規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける基地局装置を介して他の電話装置と通信を行
う携帯電話装置及び携帯電話装置の不正使用防止方法に
関し、特に紛失又は盗難等に遭った場合に、不正使用を
防止することが可能な携帯電話装置及び携帯電話装置の
不正使用防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯電話装置及び携帯電
話装置の不正使用防止方法としては、特開平6−188
829号公報に記載されているものがある。この公報に
開示されている携帯電話装置を図4を参照して説明す
る。
【0003】図4は、従来の携帯電話装置の構成を示す
ブロック図である。
【0004】図4に示す携帯電話装置400は、紛失又
は盗難に遭った場合、携帯電話装置400が所有者の手
元に返ってくるように、使用禁止メッセージや返却メッ
セージを発生させ表示するように構成されている。
【0005】即ち、IDコード登録手段401で登録さ
れたIDコードに基づき、通信禁止制御手段402が、
通信を禁止し、この禁止時に、警告情報告知手段403
で使用禁止メッセージや返却メッセージを発生させ表示
するようになっている。
【0006】この他に、特開平11−69447号公報
に開示されている携帯電話装置を、図5を参照して説明
する。
【0007】この図5に示す携帯電話装置500は、紛
失又は盗難時に所有者によって使用の不可が容易に設定
できる通信機器であり、着信時に相手端末装置から送信
されてくる制御コード501をコード記憶部502に記
憶し、キー操作無効手段503で、コード記憶部502
に予め記憶されている使用停止コード504と、制御コ
ード501とを照合し、双方が一致した場合に、それ以
降のキー操作を無効にするようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、例えば携帯電話装置500の紛失又は
盗難時に、その所持者が、制御コード501を送信する
ことによって携帯電話装置500のキー操作を無効にし
た場合、その携帯電話装置500を見つけた人が、その
紛失を知らせる場合に、携帯電話装置500には連絡情
報が何も表示又は発音されないので連絡をつけることが
できず、また、キー操作が無効となっているため、その
携帯電話装置500の使用による連絡もできないという
問題がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、不正使用を防止することができ、例えば紛失時に
は、拾得者が持ち主に拾得携帯電話装置から連絡を取る
ことができる携帯電話装置及び携帯電話装置の不正使用
防止方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話装置
は、自携帯電話装置の位置登録情報を検出する検出手段
と、前記位置登録情報の検出時に、他の電話装置から受
信した自動着信命令に応じて自動着信を行う自動着信手
段と、暗証番号を記憶する第1記憶手段と、前記自動着
信後に、前記他の電話装置からの受信された暗証番号
と、前記記憶された暗証番号との一致/不一致を判断す
る判断手段と、複数の電話番号を記憶する第2記憶手段
と、前記暗証番号の一致が判断された際に、自携帯電話
装置からの発信が前記第2記憶手段の記憶電話番号のみ
で可能なように規制する制御手段と、を具備する構成を
採る。
【0011】この構成によれば、携帯電話装置が例えば
紛失又は盗難に遭っても、その持ち主がそれに気づいた
時点で、他の電話装置からのキー入力操作によって携帯
電話装置へ発信後に、自動着信命令及び暗証番号の送信
を行うことによって、携帯電話装置からの発信が記憶電
話番号のみで可能なように規制されるので、これによっ
て携帯電話装置の不正な使用を防止することができる。
【0012】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、制御手段は、規制時に、自携帯電話装置から何らか
の操作が行われた場合、記憶電話番号で発信されるよう
に制御する構成を採る。
【0013】この構成によれば、例えば携帯電話装置の
拾得者が、携帯電話装置の何らかのキー操作を行えば、
持ち主が指定した電話番号に電話がかかり、これによっ
て持ち主に連絡を取ることができる。
【0014】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、第2記憶手段に記憶された複数の電話番号に対し
て、発信に用いられる優先順位を指定する指定手段を具
備し、制御手段は、判断手段で暗証番号の一致が判断さ
れた際に、自携帯電話装置からの発信が、前記優先順位
に従った前記第2記憶手段の電話番号のみで可能なよう
に規制する構成を採る。
【0015】この構成によれば、携帯電話装置が例えば
紛失又は盗難に遭っても、その持ち主がそれに気づいた
時点で、他の電話装置からのキー入力操作によって携帯
電話装置へ発信後に、自動着信命令及び暗証番号の送信
を行うことによって、自携帯電話装置からの発信が、優
先順位に従った記憶電話番号のみで可能なように規制さ
れるので、これによって携帯電話装置の不正な使用を防
止することができる。
【0016】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、制御手段は、規制時に、自携帯電話装置から何らか
の操作が行われる都度、優先順位に従った記憶電話番号
で発信されるように制御する構成を採る。
【0017】この構成によれば、例えば携帯電話装置の
拾得者が、携帯電話装置の何らかのキー操作を行えば、
持ち主が指定した電話番号に電話がかかり、この発信中
又は発信による呼接続が、切断操作され、再度キー操作
が行われると、優先順位に従って次の記憶電話番号で発
信が行われ、以降同様に優先順位に従った記憶電話番号
による発信が行われるので、これによって持ち主に連絡
を取ることができる。
【0018】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、判断手段で暗証番号の一致が判断された際に、他の
電話装置から受信した解除命令に応じて、制御手段によ
る規制を解除する解除手段を、具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、持ち主が遠隔操作によ
って、制御手段による規制を解除して携帯電話装置を通
常状態に戻すことができる。
【0020】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、自携帯電話装置から操作入力された暗証番号が、判
断手段で第1記憶手段の記憶暗証番号と一致と判断され
た際に、制御手段による規制を解除する第2解除手段を
具備する構成を採る。
【0021】この構成によれば、持ち主が手動によっ
て、制御手段による規制を解除して携帯電話装置を通常
状態に戻すことができる。
【0022】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、判断手段で暗証番号の一致が判断された際に、他の
電話装置から受信した変更命令に応じて、第2記憶手段
の記憶電話番号の変更可能モードとなり、このモード時
に、前記記憶電話番号を前記他の電話装置から受信され
た新規の電話番号に変更する変更手段を、具備する構成
を採る。
【0023】この構成によれば、持ち主が遠隔操作によ
って、携帯電話装置に予め記憶された通信先の電話番号
を、任意に変更することができる。
【0024】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、自携帯電話装置から操作入力された暗証番号が、判
断手段で第1記憶手段の記憶暗証番号と一致と判断され
た際に、第2記憶手段の記憶電話番号の変更可能モード
となり、このモード時に、前記記憶電話番号を自携帯電
話装置から操作入力された新規の電話番号に変更する第
2変更手段を具備する構成を採る。
【0025】この構成によれば、持ち主が手動によっ
て、携帯電話装置に予め記憶された通信先の電話番号
を、任意に変更することができる。
【0026】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、判断手段で暗証番号の一致が判断された際に、他の
電話装置から受信した変更命令に応じて、指定手段によ
り指定される優先順位の変更可能モードとなり、このモ
ード時に、前記優先順位を前記他の電話装置から受信さ
れた新規の優先順位に変更する第3変更手段を具備する
構成を採る。
【0027】この構成によれば、持ち主が遠隔操作によ
って、携帯電話装置の記憶電話番号を発信に用いる優先
順位を、任意に変更することができる。
【0028】この構成によれば、持ち主が遠隔操作によ
って携帯電話装置に予め記憶された通信先の電話番号
を、任意に変更することができる。
【0029】本発明の携帯電話装置は、上記構成におい
て、自携帯電話装置から操作入力された暗証番号が、判
断手段で第1記憶手段の記憶暗証番号と一致と判断され
た際に、指定手段により指定される優先順位の変更可能
モードとなり、このモード時に、前記優先順位を自携帯
電話装置から操作入力された新規の優先順位に変更する
第4変更手段を具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、持ち主が手動によっ
て、携帯電話装置の記憶電話番号を発信に用いる優先順
位を、任意に変更することができる。
【0031】本発明の情報端末装置は、上記何れかの構
成と同様の携帯電話装置を具備する構成を採る。
【0032】この構成によれば、情報端末装置におい
て、上記何れかの構成と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0033】本発明の移動体通信システムは、上記何れ
かの構成と同様の携帯電話装置又は上記構成の情報端末
装置を具備すると共に、前記携帯電話装置の位置登録情
報を検出する第2検出手段と、前記位置登録情報の未検
出時に、他の電話装置から受信した自動着信命令及び暗
証番号を記憶する第3記憶手段と、前記携帯電話装置か
ら送信されてきた位置登録情報の検知時に、前記第3記
憶手段に記憶された自動着信命令及び暗証番号を前記携
帯電話装置へ送信する送信手段とを有する基地局装置
と、を具備する構成を採る。
【0034】この構成によれば、移動体通信システムに
おいて、上記何れかの構成と同様の作用効果を得ること
ができ、また、例えば紛失又は盗難に遭った携帯電話装
置からまだ発信が行われていない場合でも、その持ち主
が他の電話装置からのキー入力操作によって携帯電話装
置へ発信後に、自動着信命令及び暗証番号の送信を行う
ことによって、その自動着信命令及び暗証番号が基地局
装置に一旦記憶され、携帯電話装置が発信使用された時
点で、その記憶された自動着信命令及び暗証番号が携帯
電話装置へ自動的に送信されるので、これによって携帯
電話装置からの発信が記憶電話番号のみで可能なように
規制することができ、携帯電話装置の不正な使用を防止
することができる。
【0035】本発明の携帯電話装置の不正使用防止方法
は、自携帯電話装置の位置登録情報の検出時に、他の電
話装置から受信した自動着信命令に応じて自動着信を行
い、この自動着信後に、前記他の電話装置から受信され
た暗証番号と、予め記憶された暗証番号とが一致した場
合、自携帯電話装置からの発信が予め記憶された電話番
号のみで可能なように規制するようにした。
【0036】この方法によれば、携帯電話装置が例えば
紛失又は盗難に遭っても、その持ち主がそれに気づいた
時点で、他の電話装置からのキー入力操作によって携帯
電話装置へ発信後に、自動着信命令及び暗証番号の送信
を行うことによって、携帯電話装置からの発信が記憶電
話番号のみで可能なように規制されるので、これによっ
て携帯電話装置の不正な使用を防止することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る携帯電話装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0039】この図1に示す携帯電話装置100は、検
出手段101と、自動着信手段102と、暗証番号受信
手段103と、暗証番号記憶手段104と、判断手段1
05と、連絡先記憶手段106と、通信先制御手段10
7と、通信順位指定手段108とを備えて構成されてい
る。
【0040】検出手段101は、携帯電話装置100か
らの発信時に図示せぬ交換局に送信されて保持される自
携帯電話装置100の位置登録情報の有無を検出するも
のである。
【0041】自動着信手段102は、検出手段201で
位置登録情報有りと検出された場合に、他の電話装置か
ら携帯電話装置100への発信操作後に、同電話装置か
らキー入力される自動着信命令を検出した際に、自動で
着信を行うものである。
【0042】暗証番号受信手段103は、自動着信手段
102による自動着信後に、上記電話装置から入力され
た暗証番号を受信するものである。
【0043】暗証番号記憶手段104は、予め定められ
た暗証番号を記憶するものである。この暗証番号は、携
帯電話装置100の持ち主によって設定記憶される。
【0044】判断手段105は、暗証番号受信手段10
3で受信された暗証番号と、暗証番号記憶手段104に
記憶された暗証番号とを照合し、その一致/不一致を判
断するものである。
【0045】連絡先記憶手段106は、連絡先である他
の複数の電話装置の電話番号を記憶するものである。こ
の複数の電話番号は、携帯電話装置100の持ち主によ
って設定記憶される。
【0046】通信順位指定手段108は、連絡先記憶手
段106に記憶された複数の電話番号に対して、発信に
用いられる優先順位を指定するものである。
【0047】通信先制御手段107は、判断手段105
で暗証番号が一致すると判断された際に、携帯電話装置
100からの発信先(通信先)を、通信順位指定手段1
08で指定される優先順位に従った電話番号のみへ可能
なように制御するものである。
【0048】図2は、本発明の実施の形態1に係る携帯
電話装置100と通信を行う基地局装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0049】この図2に示す基地局装置200は、検出
手段201と、入力情報記憶手段202と、送信情報送
信手段203とを備えて構成されている。
【0050】検出手段201は、携帯電話装置100か
らの発信時に交換局に送信されて保持された自携帯電話
装置100の位置登録情報の有無を検出するものであ
る。
【0051】入力情報記憶手段202は、検出手段20
1で位置登録情報無しと検出された場合に、携帯電話装
置100以外の電話装置から携帯電話装置100への発
信時に、その電話装置からキー入力される自動着信命令
を記憶するものである。
【0052】送信情報送信手段203は、位置登録情報
が携帯電話装置100から送信されてきた場合に、入力
情報記憶手段202に記憶された自動着信命令を携帯電
話装置100へ送信するものである。
【0053】このような構成の携帯電話装置100及び
基地局装置200の動作を参照して説明する。
【0054】まず、携帯電話装置100の持ち主が、例
えば携帯電話装置100の紛失又は盗難に気づいたとす
る。この場合、持ち主は他の電話装置から自分の携帯電
話装置100に電話をかける。これによって、交換局か
ら基地局装置200を介して携帯電話装置100へ発信
が行われる。
【0055】この際、検出手段101によって、携帯電
話装置100の位置登録情報が有りと検出された場合、
他の電話装置から自動着信命令がキー入力されていれ
ば、自動着信手段102によって自動着信が行われる。
【0056】この自動着信が行われると、暗証番号受信
手段103によって、他の電話装置から自動着信命令と
共にキー入力された暗証番号が受信された後、判断手段
105によって、その受信された暗証番号と、暗証番号
記憶手段104に記憶された暗証番号とが照合され、そ
の一致/不一致が判断される。
【0057】この結果、双方の暗証番号が一致すると判
断された場合、通信先制御手段107によって、携帯電
話装置100からの発信先が、通信順位指定手段108
で指定される優先順位に従った、連絡先記憶手段106
の記憶電話番号のみへ可能なように制御される。
【0058】一方、検出手段101によって、携帯電話
装置100の位置登録情報が無しと検出された場合、他
の電話装置からキー入力された自動着信命令及び暗証番
号は、基地局装置200の入力情報記憶手段202に記
憶される。
【0059】その後、携帯電話装置100から発信が行
われたとすると、この際、交換局へ送信される位置登録
情報が基地局装置200に送信されてくるので、送信情
報送信手段203によって、その位置登録情報が検知さ
れ、これによって入力情報記憶手段202に記憶された
自動着信命令が、携帯電話装置100へ送信される。
【0060】この送信された自動着信命令が携帯電話装
置100の検出手段101で検出されると、携帯電話装
置100は上記同様の動作を行う。
【0061】また、上記のように、通信先制御手段10
7が、携帯電話装置300からの通信先を、通信順位指
定手段108で指定される優先順位に従った記憶電話番
号のみへ可能なように制御する状態となっている場合
に、携帯電話装置100を何らかのキー操作が行われる
と、通信先制御手段107が、連絡先記憶手段106に
記憶された電話番号のみへ発信を行う。
【0062】この場合、その発信中又は発信による呼接
続が、切断操作され、再度発信操作が行われると、通信
順位指定手段108で指定される優先順位に従って次の
記憶電話番号で発信が行われる。以降同様に優先順位に
従った記憶電話番号による発信が行われる。
【0063】このように、実施の形態1の携帯電話装置
100及び基地局装置200によれば、携帯電話装置1
00が例えば紛失又は盗難に遭っても、その持ち主がそ
れに気づいた時点で、他の電話装置からのキー入力操作
によって携帯電話装置100へ発信後に、自動着信命令
及び暗証番号の送信を行うことによって、携帯電話装置
100の不正な使用を防止することができる。
【0064】また、携帯電話装置100は、持ち主が指
定した連絡先にのみに電話がかかるように規制されるの
で、携帯電話装置100の拾得者が、携帯電話装置10
0の何らかのキー操作を行えば、持ち主が指定した電話
番号に電話がかかり、これによって持ち主に連絡を取る
ことができる。
【0065】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る携帯電話装置の構成を示すブロック図であ
る。但し、この図3に示す実施の形態2において図1の
実施の形態1の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0066】この図3に示す携帯電話装置300が、実
施の形態1のものと異なる点は、実施の形態1の構成要
素に、通信先制御解除手段301及び連絡先変更手段3
02を備えて構成したことにある。
【0067】通信先制御解除手段301は、通信先制御
手段107による実施の形態1で説明した制御を解除す
るものである。
【0068】連絡先変更手段302は、連絡先記憶手段
106に記憶された電話番号と、通信順位指定手段10
8によって指定される記憶電話番号の優先順位とを変更
するものである。
【0069】このような構成の携帯電話装置300の動
作を説明する。
【0070】最初に、実施の形態1で説明したように、
通信先制御手段107が、携帯電話装置300からの通
信先を、通信順位指定手段108で指定される優先順位
に従った記憶電話番号のみへ可能なように制御する状態
となっている場合に、その制御を解除する動作を説明す
る。
【0071】この場合、持ち主が他の電話装置から発信
操作後に、通信先制御解除命令をキー入力する。この通
信先制御解除命令を携帯電話装置300が受信すると、
通信先制御解除手段301が、その通信先制御解除命令
に従って通信先制御手段107の上記制御状態を解除す
る。これによって、携帯電話装置300が通常の使用可
能状態となる。
【0072】また、連絡先記憶手段106の記憶電話番
号の変更及び、この変更後の優先順位の指定変更を行う
場合、持ち主が他の電話装置から発信操作後に、電話番
号変更命令及び通信先優先順位変更命令をキー入力した
後、新規の電話番号及び優先順位をキー入力する。
【0073】その電話番号変更命令及び通信先優先順位
変更命令を携帯電話装置300が受信すると、連絡先変
更手段302が、それら命令に従ったモードとなり、連
絡先記憶手段106の電話番号を、その後、受信される
新規の電話番号に変更し、この変更後に、通信順位指定
手段108で指定される優先順位を、新規の優先順位に
変更する。
【0074】この他、通信先制御解除手段301は、携
帯電話装置300から暗証番号がキー入力され、この入
力された暗証番号と、暗証番号記憶手段104に記憶さ
れた暗証番号とが判断手段105によって一致と判断さ
れた場合、通信先制御手段107の上記制御状態を解除
するようになっている。これによって、携帯電話装置3
00が通常の使用可能状態となる。
【0075】また、連絡先変更手段302は、携帯電話
装置300から暗証番号がキー入力され、この入力され
た暗証番号と、暗証番号記憶手段104に記憶された暗
証番号とが判断手段105によって一致と判断された場
合、記憶電話番号の変更及び、この変更後の優先順位の
指定変更を行うモードとなり、この状態において、携帯
電話装置300からのキー操作によって、連絡先記憶手
段106の電話番号を新規の電話番号に変更すると共
に、その優先順位を新規の優先順位に変更することがで
きるようになっている。
【0076】このように、実施の形態2の携帯電話装置
300によれば、持ち主が遠隔操作又は手動によって携
帯電話装置300に予め記憶された通信先の電話番号
を、任意に変更したり、通信先制御手段107による通
信規制を解除して携帯電話装置300を通常状態に戻す
ことができる。
【0077】以上説明した実施の形態1又は2の携帯電
話装置100,300の機能は、移動体通信システムで
用いられる携帯電話及びコンピュータ機能を備えた情報
端末装置等にも適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不正使用を防止することができ、例えば紛失時には、拾
得者が持ち主に拾得携帯電話装置から連絡を取ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯電話装置の構
成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態1に係る携帯電話装置と通信を
行う基地局装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2に係る携帯電話装置の構
成を示すブロック図
【図4】従来の携帯電話装置の構成を示すブロック図
【図5】従来の他の携帯電話装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
100,300 実施の形態の携帯電話装置 101,201 検出手段 102 自動着信手段 104 暗証番号記憶手段 105 判断手段 106 連絡先記憶手段 107 通信先制御手段 108 通信順位指定手段 200 基地局装置 202 入力情報記憶手段 203 送信情報送信手段 301 通信先制御解除手段 302 連絡先変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 充 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB09 EE04 EE13 FF12 FF22 HH11 HH23 KK03 MM17 5K067 AA32 BB04 EE23 FF03 JJ61 JJ69 KK13 KK15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自携帯電話装置の位置登録情報を検出す
    る検出手段と、前記位置登録情報の検出時に、他の電話
    装置から受信した自動着信命令に応じて自動着信を行う
    自動着信手段と、暗証番号を記憶する第1記憶手段と、
    前記自動着信後に、前記他の電話装置からの受信された
    暗証番号と、前記記憶された暗証番号との一致/不一致
    を判断する判断手段と、複数の電話番号を記憶する第2
    記憶手段と、前記暗証番号の一致が判断された際に、自
    携帯電話装置からの発信が前記第2記憶手段の記憶電話
    番号のみで可能なように規制する制御手段と、を具備す
    ることを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、規制時に、自携帯電話装置
    から何らかの操作が行われた場合、記憶電話番号で発信
    されるように制御することを特徴とする請求項1記載の
    携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 第2記憶手段に記憶された複数の電話番
    号に対して、発信に用いられる優先順位を指定する指定
    手段を具備し、制御手段は、判断手段で暗証番号の一致
    が判断された際に、自携帯電話装置からの発信が、前記
    優先順位に従った前記第2記憶手段の電話番号のみで可
    能なように規制することを特徴とする請求項1記載の携
    帯電話装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、規制時に、自携帯電話装置
    から何らかの操作が行われる都度、優先順位に従った記
    憶電話番号で発信されるように制御することを特徴とす
    る請求項3記載の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 判断手段で暗証番号の一致が判断された
    際に、他の電話装置から受信した解除命令に応じて、制
    御手段による規制を解除する解除手段を、具備すること
    を特徴とする請求項1から請求項4いずれかに記載の携
    帯電話装置。
  6. 【請求項6】 自携帯電話装置から操作入力された暗証
    番号が、判断手段で第1記憶手段の記憶暗証番号と一致
    と判断された際に、制御手段による規制を解除する第2
    解除手段を具備することを特徴とする請求項1から請求
    項5いずれかに記載の携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 判断手段で暗証番号の一致が判断された
    際に、他の電話装置から受信した変更命令に応じて、第
    2記憶手段の記憶電話番号の変更可能モードとなり、こ
    のモード時に、前記記憶電話番号を前記他の電話装置か
    ら受信された新規の電話番号に変更する変更手段を、具
    備することを特徴とする請求項1から請求項6いずれか
    に記載の携帯電話装置。
  8. 【請求項8】 自携帯電話装置から操作入力された暗証
    番号が、判断手段で第1記憶手段の記憶暗証番号と一致
    と判断された際に、第2記憶手段の記憶電話番号の変更
    可能モードとなり、このモード時に、前記記憶電話番号
    を自携帯電話装置から操作入力された新規の電話番号に
    変更する第2変更手段を具備することを特徴とする請求
    項1から請求項7いずれかに記載の携帯電話装置。
  9. 【請求項9】 判断手段で暗証番号の一致が判断された
    際に、他の電話装置から受信した変更命令に応じて、指
    定手段により指定される優先順位の変更可能モードとな
    り、このモード時に、前記優先順位を前記他の電話装置
    から受信された新規の優先順位に変更する第3変更手段
    を具備することを特徴とする請求項3から請求項8いず
    れかに記載の携帯電話装置。
  10. 【請求項10】 自携帯電話装置から操作入力された暗
    証番号が、判断手段で第1記憶手段の記憶暗証番号と一
    致と判断された際に、指定手段により指定される優先順
    位の変更可能モードとなり、このモード時に、前記優先
    順位を自携帯電話装置から操作入力された新規の優先順
    位に変更する第4変更手段を具備することを特徴とする
    請求項3から請求項9いずれかに記載の携帯電話装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10いずれかに記
    載の携帯電話装置を具備することを特徴とする情報端末
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項10いずれかに記
    載の携帯電話装置又は請求項11記載の情報端末装置を
    具備すると共に、前記携帯電話装置の位置登録情報を検
    出する第2検出手段と、前記位置登録情報の未検出時
    に、他の電話装置から受信した自動着信命令及び暗証番
    号を記憶する第3記憶手段と、前記携帯電話装置から送
    信されてきた位置登録情報の検知時に、前記第3記憶手
    段に記憶された自動着信命令及び暗証番号を前記携帯電
    話装置へ送信する送信手段とを有する基地局装置と、を
    具備することを特徴とする移動体通信システム。
  13. 【請求項13】 自携帯電話装置の位置登録情報の検出
    時に、他の電話装置から受信した自動着信命令に応じて
    自動着信を行い、この自動着信後に、前記他の電話装置
    から受信された暗証番号と、予め記憶された暗証番号と
    が一致した場合、自携帯電話装置からの発信が予め記憶
    された電話番号のみで可能なように規制することを特徴
    とする携帯電話装置の不正使用防止方法。
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