JP2003141679A - 交通信号無視車両自動記録装置及びその方法 - Google Patents

交通信号無視車両自動記録装置及びその方法

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JP2003141679A
JP2003141679A JP2001339268A JP2001339268A JP2003141679A JP 2003141679 A JP2003141679 A JP 2003141679A JP 2001339268 A JP2001339268 A JP 2001339268A JP 2001339268 A JP2001339268 A JP 2001339268A JP 2003141679 A JP2003141679 A JP 2003141679A
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博昭 松本
Hideyuki Menjiyo
秀之 面上
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茂樹 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差点で信号無視をした違反車両を自動的に
検出し、信号無視走行車両を確実に取り締まること。 【解決手段】 交差点で信号無視をした違反車両を自動
的に検出し、その車両の前面部を撮影し、その時点の時
刻を含む交通情報(信号現示状態等)を重畳することに
より、その車両自体、運転者の顔、ナンバープレートと
ともに時刻を含む交通情報が重畳表示された画像を得る
ことができる一方、その違反車両を検出した時点を含む
前後所定時間内の道路交差点の交通流の画像を、時刻を
含む交通情報が重畳された画像で得る。これら画像によ
り、信号無視走行車両を確実に取り締まることを可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通信号機の設置
された交差点及び単路の横断歩道(以下、代表して、交
差点、という。)を、交通信号を無視して走行する車両
を自動的に記録する交通信号無視車両自動記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、信号無視車両の取り締まりは、交
差点で待機する警察官が直接行うか、監視用カメラによ
る交差点の交通流画像を中央の管理センターや交差点近
傍の現場で、監視したり、また記録した画像を再生し
て、行っている。これらの方法では、現場で違反車両を
発見しても、交通量の多い交差点では違反車両の摘発が
他の車両や歩行者などの交通に支障を来したり、逃走す
る車両の追跡には危険が伴うために、取り締まりが困難
であった。また、従来の監視用カメラによる違反車両の
記録では交差点流入から流出までの記録が取られていな
いことや、ナンバープレートや運転手の特定が十分でな
く、やはり取り締まりが困難であった。
【0003】また、信号無視車両を特定するために、画
像処理技術を用いて速度、位置、ナンバープレートや、
信号灯器の表示色等を検出する方法が提案されている
(特許第2847682号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両の位置や
速度だけでは交差点を通過走行したことの証明はできな
い。また、撮影した画像に認識処理等の画像処理を施し
てプレートナンバーを抽出しても運転手を特定できない
ばかりでなく、画像自体に処理を行っているため事実と
しての証拠資料とならない。
【0005】また、停止線を越えた車両の写真撮影だけ
では、黄色信号で進入した車両である可能性もあり、ま
た、停止車両の場合もあることから、違反走行通過の証
明とはならない。
【0006】本発明はかかる状況に鑑みて問題点を解決
するためになされたものであり、信号無視走行車両の交
差点進入から流出までの違反走行通過状況を記録した画
像と、当該信号無視走行車両のナンバープレート及び運
転手を撮影した画像とを、それらの画像そのものに何ら
の加工を行うことなく取得し、かつ結びつけることによ
り、信号無視走行車両を確実に取り締まることができる
交通信号無視車両自動記録装置及びその方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】また、交差点内での信号無視走行車両によ
る事故状況を記録することができる交通信号無視車両自
動記録装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
交通信号無視車両自動記録装置は、自車線の信号灯器が
停止信号状態時に道路交差点(単路の横断歩道を含む、
以下同じ)に進入した車両を検出する車両検出手段と、
この車両検出手段が出力する検出信号に応じて写真撮影
された当該車両の前面部及びその撮影時点の時刻を含む
交通情報が重畳された静止画像を得る静止画像取得手段
と、前記検出信号の出力時点を含んで継続的に撮影され
た前記道路交差点及びそれら撮影時刻を含む交通情報が
重畳された動画像を取得する動画像取得手段と、前記静
止画像取得手段及び前記動画像取得手段の画像を出力す
る出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】本発明の請求項2に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、信号灯器群が設置された道路交差点
を、少なくともその時点の時刻を含む交通情報を重畳し
て、継続的に撮影する動画像撮影記録手段と、自車線の
信号灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に進入した
車両を検出する車両検出手段と、前記車両検出手段が出
力する検出信号に応じて当該車両の前面部を、少なくと
もその時点の時刻を含む交通情報を重畳して、写真撮影
する静止画像撮影記録手段と、前記静止画像撮影記録手
段で撮影した静止画像及びその静止画像が撮影された時
刻を含む所定時間内の前記動画像を、一連の違反車両通
過記録として出力する出力手段と、を備えることを特徴
としている。
【0010】本発明の請求項3に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、信号灯器群が設置された道路交差点を
継続的に撮影する動画像撮影記録手段と、自車線の信号
灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に進入した車両
を検出する車両検出手段と、前記車両検出手段が出力す
る検出信号に応じて当該車両の前面部を写真撮影する静
止画像撮影記録手段と、前記動画像撮影記録手段で撮影
された動画像及び前記静止画像撮影記録手段で撮影され
た静止画像に、それぞれ少なくとも撮影された時点の時
刻を含む交通情報を重畳合成する交通情報記録手段と、
前記交通情報記録手段でそれぞれ前記交通情報が重畳合
成された、静止画像及びその静止画像が撮影された時刻
を含む所定時間内の前記動画像を、一連の違反車両通過
記録として出力する出力手段と、を備えることを特徴と
している。
【0011】本発明の請求項4に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、信号灯器群が設置された道路交差点
を、少なくともその時点の時刻を含む交通情報を重畳し
て、継続的に撮影する動画像撮影記録手段と、自車線の
信号灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に進入した
車両を検出する車両検出手段と、前記車両検出手段の車
両検出位置と同一位置を連続的に撮影し、前記車両検出
手段が出力する検出信号に応じてその時点の撮影画像に
少なくともその時点の時刻を含む交通情報を重畳して、
静止画像として出力する静止画像撮影記録手段と、前記
静止画像撮影記録手段で撮影した静止画像及びその静止
画像が撮影された時刻を含む所定時間内の前記動画像
を、一連の違反車両通過記録として出力する出力手段
と、を備えることを特徴としている。
【0012】本発明の請求項5に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、信号灯器群が設置された道路交差点を
継続的に撮影する動画像撮影記録手段と、自車線の信号
灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に進入した車両
を検出する車両検出手段と、前記車両検出手段の車両検
出位置と同一位置を連続的に撮影し、前記車両検出手段
が出力する検出信号に応じてその時点の撮影画像を静止
画像として出力する静止画像撮影記録手段と、前記動画
像撮影記録手段で撮影された動画像及び前記静止画像撮
影記録手段で撮影された静止画像に、それぞれ少なくと
も撮影された時点の時刻を含む交通情報を重畳合成する
交通情報記録手段と、前記交通情報記録手段でそれぞれ
前記交通情報が重畳合成された、静止画像及びその静止
画像が撮影された時刻を含む所定時間内の前記動画像
を、一連の違反車両通過記録として出力する出力手段
と、を備えることを特徴としている。
【0013】この請求項1〜5の交通信号無視車両自動
記録装置によれば、交差点(単路の横断歩道を含む)で
信号無視をした違反車両を自動的に検出する。この違反
車両を検出したときには、その車両の前面部が撮影され
た画像にその時点の時刻を含む交通情報(信号現示状態
等)を重畳することにより、その車両自体、運転者の
顔、ナンバープレートとともに時刻を含む交通情報が重
畳表示された画像を得ることができる一方、その違反車
両を検出した時点を含む前後所定時間内の道路交差点の
交通流の画像を、時刻を含む交通情報が重畳された画像
で、得ることができる。また、それらの画像そのものに
は、何らの加工も行われていない。したがって、証拠能
力に優れていることはもちろんであるが、証拠価値(証
拠力)も高い。
【0014】これにより、同一交通事象における、信号
無視走行車両の交差点進入から流出までの違反走行通過
状況を記録した動画像と、当該信号無視走行車両の車両
自体、ナンバープレート及び運転手を撮影した静止画像
とにより、信号無視走行車両を確実に取り締まることが
できる。また、交差点内での信号無視走行車両を検出し
たとき、この違反車両が事故を起こした場合の事故発生
状況を画像として自動記録する機能を同時に備えてい
る。
【0015】本発明の請求項6に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の交通
信号無視車両自動記録装置において、前記車両検出手段
は、自車線の信号灯器の表示色が、全赤終了後の赤信号
時に、停止線を越えて交差点内に進入した車両を検出す
ることを特徴としている。
【0016】この請求項6の交通信号無視車両自動記録
装置によれば、全赤終了後の赤信号時に、停止線を越え
て交差点内に進入した車両を違反車両として検出するか
ら、赤信号時に故意(重大な過失を含む)に停止線を越
えた違反車両のみをより確実に検出することができる。
赤信号時に車両が故意に交差点内に進入したか否かを判
定するには、通常は黄信号時における車両の位置と停止
線の位置および車両の走行速度から判定する必要がある
が、このような処理を行った場合、機器構成の大型化及
び処理の複雑さが増大する。このような理由から、本発
明では、自車線の信号灯器の表示色が、全赤終了後の赤
信号時(交差側は青信号時)に、停止線を越えて交差点
に進入した車両を故意に進入した車両とみなし、これを
違反車両として検出することで、簡易な処理で確実に違
反車両のみを検出することができる。また、交差点の構
造などによって必要とすれば、全赤終了後の赤信号から
さらに所定時間のオフセットを持たせても良い。
【0017】本発明の請求項7に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の交通
信号無視車両自動記録装置において、前記動画像取得手
段又は前記動画像撮影記録手段は、信号灯器群が設置さ
れた道路交差点とともに、信号灯器群の少なくとも一部
を同一画面に撮影することを特徴としている。
【0018】この請求項7の交通信号無視車両自動記録
装置によれば、カラーの動画像撮影記録手段を用いるこ
とで、道路交差点の交通流の画像にさらに信号灯器の表
示状態も得られるから、違反車両の記録画像として好適
である。
【0019】本発明の請求項8に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の交通
信号無視車両自動記録装置において、前記静止画像取得
手段又は静止画像撮影記録手段は、撮影時に撮影される
車両に向けてストロボ光を照射することを特徴としてい
る。
【0020】この請求項8の交通信号無視車両自動記録
装置によれば、ストロボ光を照射することにより昼夜に
関わらず鮮明な画像を撮影することができる。また、ス
トロボ光として近赤外線ストロボ光を用いることで、運
転者に幻惑を与えることなく、撮影されたことを気づか
せることができる。これにより、信号無視違反者に対す
る効果的な抑制と再発防止が期待できる。
【0021】本発明の請求項9に係る交通信号無視車両
自動記録装置は、請求項1〜8のいずれかに記載の交通
信号無視車両自動記録装置において、前記車両検出手段
として、レーザ距離計を用いることを特徴としている。
【0022】この請求項9の交通信号無視車両自動記録
装置によれば、車両検出手段にレーザ距離計を用いるこ
とにより、車両検出手段を安価に構成することができ
る。
【0023】本発明の請求項10に係る交通信号無視車
両自動記録装置は、請求項1〜8のいずれかに記載の交
通信号無視車両自動記録装置において、前記車両検出手
段として、ドップラーレーダを用いることを特徴として
いる。
【0024】この請求項10の交通信号無視車両自動記
録装置によれば、車両検出手段にドップラーレーダを用
い、そのビーム幅を調整することにより、監視すべき車
線の幅いっぱいに照射することができるから、単車など
の車幅の小さい車両をも漏れなく取り締まることができ
る。また、一台のドップラーレーダで複数の車線を同時
に監視することも可能である。さらに、車両の位置に加
えて、その速度、方向のデータも同時に取得できるし、
交差点3内を走行する車両のみを記録することが可能に
なる。
【0025】本発明の請求項11に係る交通信号無視車
両自動記録装置は、請求項1〜10のいずれかに記載の
交通信号無視車両自動記録装置において、前記出力手段
は、それぞれ交通情報が重畳合成された、静止画像及び
その静止画像が撮影された時刻を含む所定時間内の動画
像を、伝送手段を介して、管理センターに伝送すること
を特徴としている。
【0026】この請求項11の交通信号無視車両自動記
録装置によれば、管理センターに前記静止画像及び動画
像が1つの交通事象の記録画像として伝送され、記録さ
れるから、それを証拠資料として、後日呼び出すなどし
て当該違反者を取り締まることができる。
【0027】本発明の請求項12に係る交通信号無視車
両自動記録装置は、請求項1〜10のいずれかに記載の
交通信号無視車両自動記録装置において、前記出力手段
は、それぞれ交通情報が重畳合成された、静止画像及び
その静止画像が撮影された時刻を含む所定時間内の動画
像のうちの少なくとも一方を、当該交差点近傍の監視装
置に、伝送手段を介して、伝送することを特徴としてい
る。
【0028】この請求項12の交通信号無視車両自動記
録装置によれば、当該交差点近傍の監視装置に、前記静
止画像及び又は動画像が1つの交通事象の記録画像とし
て伝送され、記録されるから、それを証拠資料として、
違反者を現場で逮捕することができる。
【0029】本発明の請求項13の交通信号無視車両自
動記録方法は、道路交差点において、自車線の信号状態
を検出し、道路交差点の全ての信号灯が赤信号である全
赤状態が終了し、自車線の信号状態が赤信号であること
を検出する全赤信号終了検出ステップと、この全赤信号
終了ステップの全赤信号終了を受けて、自車線から交差
点へ進入した車両を検出する動作を、開始し、前記赤信
号が終了するまで行う進入車両検出ステップと、この進
入車両検出ステップで進入車両が検出されると、検出さ
れた進入車両に対する記録番号、時刻、現示登録を行
い、再び前記進入車両検出ステップに戻る記録番号・時
刻・現示登録ステップと、前記進入車両検出ステップで
進入車両が検出されると、検出された進入車両の前面部
を撮影し、その撮影された静止画像にその時刻と現示状
態を重畳して記録し出力する静止画像記録・出力ステッ
プと、前記進入車両検出ステップで進入車両が検出され
ると、連続的に撮影されている前記道路交差点の動画像
のうちの、進入車両の検出された時刻を挟んでその前後
所定時間範囲の動画像にその時刻と現示状態を重畳して
出力する動画像出力ステップと、前記静止画像記録・出
力ステップで出力された静止画像と、前記動画像出力ス
テップで出力された所定時間範囲の動画像とに、さらに
所要の履歴を付加し、1交通事象として記録する記録処
理ステップと、この記録処理ステップで作成された前記
記録を所要の箇所に伝送する伝送ステップとを有するこ
とを特徴としている。
【0030】この請求項13の交通信号無視車両自動記
録方法によれば、交差点で信号無視をした違反車両を自
動的に検出し、その車両の前面部が撮影された画像にそ
の時点の時刻を含む交通情報(信号現示状態等)を重畳
することにより、その車両自体、運転者の顔、ナンバー
プレートとともに時刻を含む交通情報が重畳表示された
画像を得ることができる一方、その違反車両を検出した
時点を含む前後所定時間内の道路交差点の交通流の画像
を、時刻を含む交通情報が重畳された画像で、得ること
ができる。これにより、同一交通事象における、信号無
視走行車両の交差点進入から流出までの違反走行通過状
況を記録した動画像と、当該信号無視走行車両の車両自
体、ナンバープレート及び運転手を撮影した静止画像と
により、信号無視走行車両を確実に取り締まることがで
きる。また、全赤終了後の赤信号時に、停止線を越えて
交差点内に進入した車両を違反車両として検出するよう
にすれば、赤信号時に故意(重大な過失を含む)に停止
線を越えた違反車両のみをより確実に検出することがで
きる。
【0031】本発明の請求項14の交通信号無視車両自
動記録方法は、道路交差点において、自車線の信号状態
を検出し、道路交差点の全ての信号灯が赤信号である全
赤状態が終了し、自車線の信号状態が赤信号であること
を検出する全赤信号終了検出ステップと、この全赤信号
終了ステップの全赤信号終了を受けて、自車線から交差
点へ進入した車両を検出する動作を、開始し、前記赤信
号が終了するまで行う進入車両検出ステップと、この進
入車両検出ステップで進入車両が検出されると、検出さ
れた進入車両に対する記録番号、時刻、現示登録を行
い、再び前記進入車両検出ステップに戻る記録番号・時
刻・現示登録ステップと、前記進入車両検出ステップで
進入車両が検出されると、検出された進入車両の前面部
を撮影し、その撮影された静止画像を記録し出力する静
止画像記録・出力ステップと、前記進入車両検出ステッ
プで進入車両が検出されると、連続的に撮影されている
前記道路交差点の動画像から、進入車両の検出された時
刻を挟んでその前後所定時間範囲の動画像を出力する動
画像出力ステップと、前記静止画像記録・出力ステップ
で出力された静止画像と、前記動画像出力ステップで出
力された所定時間範囲の動画像とに、それぞれそれらの
画像撮影時の時刻と現示状態を重畳するとともに、記録
番号、時刻、現示状態を含む所要の履歴を付加し、1交
通事象として記録する記録処理ステップと、この記録処
理ステップで作成された前記記録を所要の箇所に伝送す
る伝送ステップとを有することを特徴とする。
【0032】この請求項14の交通信号無視車両自動記
録方法によれば、請求項13の交通信号無視車両自動記
録方法と同様の効果を得ることができるほか、静止画像
や動画像への時刻や履歴などのデータの重畳処理が容易
になる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
交通信号無視車両自動記録装置のブロック構成を示す図
であり、図2は監視すべき交差点に、本発明の交通信号
無視車両自動記録装置を配置したシステム構成を示す図
である。また、図3は、動画像記録画面の例を示す図で
ある。
【0035】図1,図2において、主道路1と従道路2
とが交差する交差点3に、信号灯器10が信号柱5に取
り付けて設けられている。この図では、信号灯器10は
代表して一台のみ示している。
【0036】この信号灯器10或いは信号柱5に、動画
像用カメラ11と、レーザ距離計12と、静止画像用カ
メラ13と、検出・記録部20が収納されたボックスが
設けられている。
【0037】動画像用カメラ11は、交差点3を含めた
道路と交差点に設けられている他の信号灯器とが撮影で
きるように信号灯器11の上部に取り付けられ、動画像
撮影範囲MAを、連続的に撮影する。そのため、1台の
広角テレビカメラが用いられる。また、信号灯器の表示
色も写し込めるようにカラーカメラが良く、さらに昼間
及び夜間にも撮影できるように高感度なカメラとする。
したがって、周囲の明るさに応じて感度が調節される高
感度の広角カラーテレビカメラが、好適である。この動
画像カメラにより、動画像画面は図3に例示されるよう
に、主道路1の停止線4を越えて交差点内を違反走行す
る車両6が時間の経過とともに記録され、また信号灯器
10の表示色も写し込まれている。なお、動画像カメラ
11は、基本的には一台でよいが、交差点3の構造など
に対応して、2台以上を設けるようにしてもよい。
【0038】レーザ距離計12は、走行車線毎に設けら
れ、監視している車線の停止線4を越えて交差点3内に
進入した車両を検出する。このために検出すべき所定の
位置にレーザビームLBを照射している。進入した車両
によりレーザビームLBが遮られることにより計測され
る距離が変化するから、この距離の変化で車両の進入を
検出する。
【0039】静止画像用カメラ13は、通常は、レーザ
距離計12と同様に走行車線毎に設けられ、レーザ距離
計12が車両の進入を検出すると、その車両が違反車両
6である場合には、その検出信号に応じてレーザ距離計
12の検出位置と同一計測位置を写真撮影する。これに
より、進入した違反車両6の前面部が撮影され、その車
両自体、ナンバープレート、運転手の顔が写った静止画
像を得る。また、複数の車線を同時に撮影できる静止画
像用カメラを用いて、そのいずれかの車線での進入車両
を検出して撮影するようにしても良い。
【0040】この静止画像を鮮明な画像で得るために、
静止画像用カメラ13はストロボ装置付きのものを利用
し、ストロボ光を照射して撮影するとよい。これによ
り、昼間及び夜間にも鮮明な静止画像を得ることができ
る。さらに、このストロボ装置及び静止画像用カメラ自
体を近赤外線対応のものとし、撮影時に近赤外線のスト
ロボ光を照射して、鮮明な静止画像を得るとともに、当
該違反車両6の運転者に照射による幻惑を与えることな
く撮影されたことを気づかせることができる。これによ
り、信号無視違反者に対する効果的な抑制と再発防止が
期待できる。
【0041】検出・記録部20の構成が図1に示されて
いる。なお、レーザ距離計12,静止画像用カメラ13
は、走行車線に対応して複数設けられ、また検出・記録
部20の内部構成も複数の距離計などに対応するように
構成されている。ただ、説明を理解しやすくするため
に、以下の説明では、1つの走行車線に対する構成につ
いて説明する。
【0042】まず、動画像監視記録部21は、動画像用
カメラ11から交差点3の交通流が撮影された画像(例
えば1秒間に30コマ)が連続的に供給され、その画像
にその時点の時刻と現示状態(交差点の信号灯器の表示
状態を表したもの)を、画像を編集処理することなく、
単に重畳合成して連続して記録する。この動画像の記録
は、ディジタルデータでディスクなどの電子ファイル装
置に格納される。
【0043】この記録された動画像は、監視記録として
長期間保存できるようにしてもよく、また、所定期間
(例えば、1日)毎に上書き記録するようにしてもよ
い。この動画像監視記録部21は動画像用カメラ11と
ともに、動画像撮影記録手段を構成する。そして、違反
車両検出信号に応じて、その検出信号の時刻を含んで、
その前の所定期間及びその後の所定期間に亘る所定期間
の動画像を出力する。
【0044】車両検出部22は、レーザ距離計12と連
携して停止線4を越えて交差点3内に進入した車両を検
出し、判定部24に通知する。
【0045】信号状態検出部23は、外部から現示状態
に応じた信号灯器用出力STが信号状態として供給さ
れ、監視している車線の交通信号を判定部24に供給す
る。交差点3において、異なった方向(主道路方向及び
従道路方向)の交通流には、信号機により順番に青信号
の表示により通行権(現示)が与えられる。この一連の
交通の流れに与えられる信号機の表示状態が、現示状態
である。
【0046】判定部24は、車両検出部22からの検出
通知と信号状態検出部23からの信号状態(例えば、赤
信号時)とに基づいて、交通信号無視違反車両6が交差
点内に進入したことを判定し、動画像監視記録部21及
び静止画像記録部26に車両検出信号を供給する。
【0047】時計部/現示部25は、時計を有し、また
信号状態検出部23から判定部24を介して或いは直接
に現示状態を得て、動画像監視記録部21及び静止画像
記録部26に、時刻及び現示状態を供給する。なお、時
刻及び現示状態は、動画像監視記録部21には常時供給
されるが、静止画像記録部26には静止画像を記録する
ときのみに供給するようにしても良い。
【0048】静止画像記録部26は、判定部24からの
車両検出信号を受けて、静止画像用カメラ13に撮影指
示を出し、撮影された静止画像に時刻及び現示状態を単
に重畳させて、静止画像自体には何らの編集・加工など
を行うことなく、記録し出力する。静止画像記録部26
での画像は、動画像と同様にディジタルデータで記録さ
れる。この静止画像記録部26は、静止画像用カメラ1
3とともに、静止画像撮影記録手段を構成する。
【0049】違反車両通過記録部/履歴記録部27は、
動画像監視記録部21からの所定期間の動画像及び静止
画像記録部26からの静止画像に対して、所要の履歴を
付加し、一連の交通事象として1つのファイルに形成
し、伝送部28に出力する。ここで、付加する履歴とし
ては、「交差点の地点名」、「記録番号」、「発生日
付」、「発生時刻」、「現示サイクルの開始時刻」、
「各現示の時間」等である。これらの履歴は、各画像毎
に付加しても良いし、また、ファイルに代表して付加し
てもよい。
【0050】伝送部28は、違反車両通過記録部/履歴
記録部27からの動画像及び静止画像からなるファイル
を、管理センターなどの中央装置や交差点近傍の待機所
に、記録及び再生又は監視可能に伝送する。
【0051】次に、本発明の動作説明に先立って、信号
灯器の配置と信号の表示タイミングを、図4及び図5を
参照して説明する。
【0052】標準的な十字路交差点における信号灯器
は、図4のように、主道路1方向の現示を表示する車両
灯器1V及び歩行者灯器1Pと、従道路2方向の現示を
表示する車両灯器2V及び歩行者灯器2Pが、配置され
る。
【0053】その信号の表示タイミングを、図5の現示
階梯図に示している。この図5では、2現示10階梯
(ステップ)の一般的な例を示しており、各階梯毎にい
ずれかの信号灯器の表示が切り替えられる。階梯1〜階
梯5が主道路方向に通行権を与える第1現示であり、こ
の期間が従道路2に対する違反車両監視期間となる。ま
た、階梯6〜階梯10が従道路方向に通行権を与える第
2現示であり、この期間が主道路1に対する違反車両監
視期間となる。各階梯の時間は図5に例示されるように
設定され、階梯1〜階梯10で1現示サイクルを形成し
ている。
【0054】さて、本発明の交通信号無視車両自動記録
装置の動作を、図6のフローチャート及び図7の記録動
作タイミング図を参照して説明する。以下の動作説明で
は、主道路1における自動記録動作を例として説明す
る。
【0055】スタートすると、ステップ101で主道路
1方向の信号状態を検出する。現示階梯1〜3の青信
号、現示階梯4の黄信号に引き続いて、交差点の全ての
信号灯器が赤信号である現示階梯5の全赤信号になる
と、ステップ102でこの全赤信号が終了したか否かを
判定する。この全赤信号は、交差点3内に滞留している
右折車両などがつぎの現示階梯になるまでに交差点から
出ることができるような時間に設定されている。この全
赤信号期間は、図7(a)の主道路赤となってから、図
7(b)の従道路青となるまでの期間である。
【0056】つぎに、全赤信号期間が終了すると、ステ
ップ103でオフセットタイマーにオフセットタイムを
設定する。このオフセットタイムToffは、図7
(d)に示されるように、全赤信号の終了後に停止線4
を越えて交差点内に進入した車両を確実に検出するため
に設定される時間であり、交差点の規模や形状あるいは
停止線の位置などに応じて予め決められている。ステッ
プ104でこのオフセットタイムが終了したか否かを判
定する。
【0057】オフセットタイムが終了すると、図7
(b)に示されるように、その時点から主道路赤信号の
間、即ちほぼ図5の現示階梯6〜現示階梯10の期間
が、違反車両監視期間となる。この違反車両監視期間の
間、即ちステップ105の進入車両検出動作開始からス
テップ114の赤信号が終了するまでステップ106で
違反車両検出を行う。この違反車両6の検出は、レーザ
距離計12と車両検出部22からの進入車両の検出通知
と、信号状態検出部23からの信号灯器用出力STの信
号状態(現示階梯6〜現示階梯10)に基づいて判定部
24により行われる。
【0058】違反車両6が検出されると、記録番号・時
刻・現示登録を行うステップ107と、静止画像記録・
出力を行うステップ108と、動画像出力開始/出力タ
イマー起動を行うステップ109に同時に進み、それぞ
れの処理を並行して行う。
【0059】まず、ステップ107では、検出された違
反車両に対する記録番号、その発生した時刻、及びその
ときの現示状態を登録する。そして、ステップ114で
赤信号終了でないことを確認して、再びステップ106
の車両検出に戻り、新たな違反車両の検出に備える。
【0060】一方、ステップ108で並行して、違反車
両の静止画像を記録し出力する。そのために、レーザ距
離計12の進入車両検出位置と同一計測位置をストロボ
光を照射して進入した違反車両6の前面部を写真撮影
し、違反車両6の車両自体、ナンバープレート、運転手
の顔が写った静止画像を得る。この静止画像に、ステッ
プ107で取得された記録番号、その時点の時刻及び現
示状態を重畳して記録し、出力する。
【0061】さらに、並行して、ステップ109で違反
車両の検出に応じて、常時連続して動画像監視記録部に
記録されている動画像記録の出力を開始し、出力タイマ
ーを起動する。この動画像記録の出力時間範囲は、図7
(f)に示されるように、違反車両検出時点、即ち静止
画像を記録した時点を含みその前後「−N秒〜+M秒」
である。この動画像には、撮影された時点の時刻と現示
状態が重畳して記録されている。ステップ110で、動
画像出力時間の終了を監視し、ステップ111でそのタ
イマ時間の開始から終了までの出力時間範囲内の動画像
を出力する。
【0062】つぎに、ステップ112で、これら静止画
像及び一定時間範囲の動画像に、所要の履歴(「交差点
の地点名」、「記録番号」、「発生日付」、「発生時
刻」、「現示サイクルの開始時刻」、「各現示の時間」
等)を付加し、ステップ113で違反走行通過記録とし
て1つのファイルに1交通事象として形成する。なお、
付加としては、各画像や代表画像(例えば、静止画像)
に重畳合成してもよいし、或いは、タイトル画像を形成
して、その画像に合成してもよい。この形成された交通
信号無視車両の画像を記録したファイルを、伝送部28
から、管理センターなどの中央装置や交差点近傍の待機
所に、有線或いは無線の伝送手段により、記録及び再生
又は監視可能に伝送する。
【0063】管理センターなどの中央装置や交差点近傍
の待機所では、伝送された交通信号無視車両の記録ファ
イルの画像は、モニタ表示又はプリント出力するととも
に、光磁気ディスクなどの記憶装置に信頼性のある永久
的なディジタルデータとして格納される。そして、その
データファイルを必要に応じて再生することによってモ
ニタで表示するとともにプリンタ出力して、違反車両と
その車両ナンバープレート及び運転手を割り出して、取
り締まりを行うことになる。
【0064】なお、検出・記録装置20にもモニタ表示
手段を設け、違反車両通過記録部/履歴記録部27によ
って形成されたファイルを、そのモニタ表示手段に出力
することによって、検出・記録装置20自体で監視する
ように構成することもできる。
【0065】さらに、ステップ114で、赤信号が終了
したかどうかを判断し、まだ赤信号であれば車両検出の
ステップ106に戻って、車両検出以下の処理を繰り返
す。赤信号の終了後に、フローは終了する。
【0066】以上は、主道路の1車線についての動作フ
ローについて示したが、主道路の他の車線、及び従道路
の他の車線についても同様に行われる。
【0067】又、第1の実施の形態では、静止画像用カ
メラ13と静止画像記録部26から構成される静止画像
記録手段について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。例えば、動画像用カメラを用い、静止
画像記録部26に動画像監視記録部21と同様に連続し
て撮影する機能を持たせた静止画像撮影記録手段によっ
ても実現できる。
【0068】この場合、動画像用カメラは、レーザ距離
計12の車両検出位置と同一計測位置を連続的に撮影
し、動画像監視記録機能を持った静止画像記録部は動画
像用カメラから撮像された画像(例えば1秒間に30コ
マ)が連続的に供給され、その画像にその時点の時刻
を、画像を編集処理することなく、単に重畳合成して連
続的に記録する。この動画像の記録は、ディジタルデー
タでディスクなどの電子ファイル装置に格納される。判
定部24からの車両検出信号を受けると、動画像記録か
ら違反車両検出時点におけるコマ画像を写真撮影画像と
して抽出し記録・出力する。
【0069】他の第2の実施の形態として、静止画像及
び動画像への時刻、現示状態などの交通情報の重畳を、
履歴の記録とともに行うように構成することができる。
前述の第1の実施の形態では、静止画像記録部26及び
動画像監視記録部21に時計/現示部25から時刻と現
示状態を供給して各画像に重畳している。
【0070】本第2の実施の形態では、時計/現示部2
5から時刻と現示状態を違反車両通過記録部/履歴記録
部27に供給する。そして、違反車両通過記録部/履歴
記録部27にて、動画像監視記録部21からの所定期間
の動画像及び静止画像記録部26からの静止画像に対し
て、時刻、現示状態などの交通情報を所要の履歴ととも
に付加し、1つのファイルとして伝送部28に出力す
る。
【0071】この第2の実施の形態では、各画像へのデ
ータ(履歴や時刻など)の重畳処理が1回ですむため、
処理が容易になる。
【0072】他の第3の実施の形態として、違反車両検
出のための距離計として、ドップラーレーダを用いて、
構成する。第1の実施の形態では、レーザ距離計12を
用いているため、装置を安価に構成することができる
が、ビームスポットが絞られるため車線の中央部に照準
を合わせることになる。
【0073】本第3の実施の形態のように、ドップラー
レーダを距離計として用いることにより、車線幅に合わ
せてレーダビーム幅を設定することができる。これによ
り、例えば単車などのように車幅の小さい車両に対して
も違反走行を見逃すことが少なくなる。また、レーダビ
ーム幅を複数の車線幅に設定することにより、一台のド
ップラーレーダで複数の車線を同時に監視することも可
能であり、この場合には、検出車線幅に対応して、静止
画像用カメラ13の撮影領域も広くすることになるか
ら、距離計12及び静止画像用カメラ13の必要数を低
減することができる。
【0074】さらに、車両の位置に加えて、その速度、
方向のデータも同時に取得できるから、これらのデータ
も、時刻や現示状態などとともに静止画像データに重畳
することができる。また、交差点3内を走行する車両の
みを記録することが可能になる。したがって、交通違反
取り締まり用のデータを充実できる。
【0075】なお、車両検出手段としては、第1の実施
の形態のレーザ距離計、第2の実施の形態のドップラー
レーダの外、他の検出手段、例えば、車両感知器として
よく用いられている超音波式車両感知器やループ式車両
感知器、を用いることもできる。
【0076】なお、本発明の交通信号無視車両自動記録
装置の交差点3への設置と並行して、当該交差点の前方
所定の距離の地点に、交通信号無視車両自動記録装置を
設置していること、及び自動記録動作を行っていること
を、告知する警告表示板を併せて設置することにより、
信号無視走行を抑制し、事故発生を減少させることがで
きる。
【0077】
【発明の効果】本発明の交通信号無視車両自動記録装置
によれば、交差点(単路の横断歩道を含む)で信号無視
をした違反車両を自動的に検出する。この違反車両を検
出したときには、その車両の前面部を撮影し、その時点
の時刻を含む交通情報(信号現示状態等)を重畳するこ
とにより、その車両自体、運転者の顔、ナンバープレー
トとともに時刻を含む交通情報が重畳表示された画像を
得ることができる一方、その違反車両を検出した時点を
含む前後所定時間内の道路交差点の交通流の画像を、時
刻を含む交通情報が重畳された画像で、得ることができ
る。また、それらの画像そのものには、何らの加工も行
われていない。したがって、証拠能力に優れていること
はもちろんであるが、証拠価値(証拠力)も高い。
【0078】これにより、同一交通事象における、信号
無視走行車両の交差点進入から流出までの違反走行通過
状況を記録した動画像と、当該信号無視走行車両の車両
自体、ナンバープレート及び運転手を撮影した静止画像
とにより、信号無視走行車両を確実に取り締まることが
できる。また、交差点内での信号無視走行車両を検出し
たとき、この違反車両が事故を起こしたときの事故発生
状況を画像として自動記録する機能を同時に備える。
【0079】また、全赤終了後の赤信号時に、停止線を
越えて交差点内に進入した車両を違反車両として検出す
るから、違反車両のみをより確実に検出することができ
る。また、交差点の構造などによって必要とすれば、全
赤終了後の赤信号からさらに所定時間のオフセットを持
たせても良い。
【0080】また、カラーの動画像撮影記録手段を用い
ることで、道路交差点の交通流の画像にさらに信号灯器
の表示状態も得られるから、違反車両の記録画像として
好適である。
【0081】また、ストロボ光を照射することにより昼
夜に関わらず鮮明な画像を撮影することができる。ま
た、ストロボ光として近赤外線を用いることで、運転者
に幻惑を与えることなく、撮影されたことを気づかせる
ことができる。これにより、信号無視違反者に対する効
果的な抑制と再発防止が期待できる。
【0082】また、車両検出手段にレーザ距離計を用い
ることにより、車両検出手段を安価に構成することがで
きる。
【0083】また、車両検出手段にドップラーレーダを
用い、そのビーム幅を調整することにより、監視すべき
車線の幅いっぱいに照射することができるから、単車な
どの車幅の小さい車両をも漏れなく取り締まることがで
きる。また、一台のドップラーレーダで複数の車線を同
時に監視することも可能である。さらに、車両の位置に
加えて、その速度、方向のデータも同時に取得できる
し、交差点3内を走行する車両のみを記録することが可
能になる。
【0084】また、管理センターに、それぞれ時刻を含
む交通情報が重畳された静止画像及び動画像が1つの交
通事象の記録画像として伝送され、記録されるから、そ
れを証拠資料として、後日呼び出すなどして当該違反者
を取り締まることができる。
【0085】また、当該交差点近傍の監視装置に、それ
ぞれ時刻を含む交通情報が重畳された静止画像及び動画
像が1つの交通事象の記録画像として伝送され、記録さ
れるから、それを証拠資料として、違反者を現場で逮捕
することができる。
【0086】本発明の交通信号無視車両自動記録方法に
よれば、交差点で信号無視をした違反車両を自動的に検
出し、その車両の前面部が撮影された画像にその時点の
時刻を含む交通情報(信号現示状態等)を重畳すること
により、その車両自体、運転者の顔、ナンバープレート
とともに時刻を含む交通情報が重畳表示された画像を得
ることができる一方、その違反車両を検出した時点を含
む前後所定時間内の道路交差点の交通流の画像を、時刻
を含む交通情報が重畳された画像で、得ることができ
る。これにより、同一交通事象における、信号無視走行
車両の交差点進入から流出までの違反走行通過状況を記
録した動画像と、当該信号無視走行車両の車両自体、ナ
ンバープレート及び運転手を撮影した静止画像とによ
り、信号無視走行車両を確実に取り締まることができ
る。また、全赤終了後の赤信号時に、停止線を越えて交
差点内に進入した車両を違反車両として検出するように
すれば、赤信号時に故意(重大な過失を含む)に停止線
を越えた違反車両のみをより確実に検出することができ
る。また、静止画像や動画像への時刻や履歴などのデー
タの重畳処理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る交通信号無視車両自動
記録装置のブロック構成図。
【図2】交通信号無視車両自動記録装置を交差点に配置
したシステム構成図。
【図3】動画像記録画面の例を示す図。
【図4】標準的な十字路交差点における信号灯器の配置
例を示す図。
【図5】信号の表示タイミングを示す現示状態図。
【図6】第1の実施の形態に係る交通信号無視車両自動
記録装置の動作フローチャート。
【図7】図6のフローチャートにおける記録動作タイミ
ング図。
【符号の説明】
1 主道路 2 従道路 3 交差点 4 停止線 5 信号柱 6 違反車両 10 信号灯器 11 動画像用カメラ 12 レーザ距離計 13 静止画像用カメラ 20 検出・記録部 21 動画像監視記録部 22 車両検出部 23 信号状態検出部 24 判定部 25 時計部/現示部 26 静止画像記録部 27 違反車両通過記録部/履歴記録部 28 伝送部 MA 動画像撮影範囲 SA 静止画像撮影範囲 LB レーザビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/04 G08G 1/04 C H04N 7/18 H04N 7/18 D U (72)発明者 松本 博昭 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 面上 秀之 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 徳永 茂樹 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日本 無線株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA16 CA01 CA08 CB01 CB08 CE08 CH01 CH11 5C054 AA01 CA04 CA06 DA01 EA03 EA07 FE12 FF03 GB05 GB11 HA18 5C087 AA02 AA03 AA08 AA09 AA10 AA24 BB11 BB65 BB74 DD01 DD14 EE05 EE14 FF01 FF02 FF04 FF19 GG02 5H180 AA01 BB04 BB15 CC03 CC04 DD02 DD10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車線の信号灯器が停止信号状態時に道
    路交差点(単路の横断歩道を含む、以下同じ)に進入し
    た車両を検出する車両検出手段と、 この車両検出手段が出力する検出信号に応じて写真撮影
    された当該車両の前面部及びその撮影時点の時刻を含む
    交通情報が重畳された静止画像を得る静止画像取得手段
    と、 前記検出信号の出力時点を含んで継続的に撮影された前
    記道路交差点及びそれら撮影時刻を含む交通情報が重畳
    された動画像を取得する動画像取得手段と、 前記静止画像取得手段及び前記動画像取得手段の画像を
    出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする交通信号無視車両自動記録装
    置。
  2. 【請求項2】 信号灯器群が設置された道路交差点を、
    少なくともその時点の時刻を含む交通情報を重畳して、
    継続的に撮影する動画像撮影記録手段と、 自車線の信号灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に
    進入した車両を検出する車両検出手段と、 前記車両検出手段が出力する検出信号に応じて当該車両
    の前面部を、少なくともその時点の時刻を含む交通情報
    を重畳して、写真撮影する静止画像撮影記録手段と、 前記静止画像撮影記録手段で撮影した静止画像及びその
    静止画像が撮影された時刻を含む所定時間内の前記動画
    像を、一連の違反車両通過記録として出力する出力手段
    と、 を備えることを特徴とする交通信号無視車両自動記録装
    置。
  3. 【請求項3】 信号灯器群が設置された道路交差点を継
    続的に撮影する動画像撮影記録手段と、 自車線の信号灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に
    進入した車両を検出する車両検出手段と、 前記車両検出手段が出力する検出信号に応じて当該車両
    の前面部を写真撮影する静止画像撮影記録手段と、 前記動画像撮影記録手段で撮影された動画像及び前記静
    止画像撮影記録手段で撮影された静止画像に、それぞれ
    少なくとも撮影された時点の時刻を含む交通情報を重畳
    合成する交通情報記録手段と、 前記交通情報記録手段でそれぞれ前記交通情報が重畳合
    成された、静止画像及びその静止画像が撮影された時刻
    を含む所定時間内の前記動画像を、一連の違反車両通過
    記録として出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする交通信号無視車両自動記録装
    置。
  4. 【請求項4】 信号灯器群が設置された道路交差点を、
    少なくともその時点の時刻を含む交通情報を重畳して、
    継続的に撮影する動画像撮影記録手段と、 自車線の信号灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に
    進入した車両を検出する車両検出手段と、 前記車両検出手段の車両検出位置と同一位置を連続的に
    撮影し、前記車両検出手段が出力する検出信号に応じて
    その時点の撮影画像に少なくともその時点の時刻を含む
    交通情報を重畳して、静止画像として出力する静止画像
    撮影記録手段と、 前記静止画像撮影記録手段で撮影した静止画像及びその
    静止画像が撮影された時刻を含む所定時間内の前記動画
    像を、一連の違反車両通過記録として出力する出力手段
    と、 を備えることを特徴とする交通信号無視車両自動記録装
    置。
  5. 【請求項5】 信号灯器群が設置された道路交差点を継
    続的に撮影する動画像撮影記録手段と、 自車線の信号灯器が停止信号状態時に前記道路交差点に
    進入した車両を検出する車両検出手段と、 前記車両検出手段の車両検出位置と同一位置を連続的に
    撮影し、前記車両検出手段が出力する検出信号に応じて
    その時点の撮影画像を静止画像として出力する静止画像
    撮影記録手段と、 前記動画像撮影記録手段で撮影された動画像及び前記静
    止画像撮影記録手段で撮影された静止画像に、それぞれ
    少なくとも撮影された時点の時刻を含む交通情報を重畳
    合成する交通情報記録手段と、 前記交通情報記録手段でそれぞれ前記交通情報が重畳合
    成された、静止画像及びその静止画像が撮影された時刻
    を含む所定時間内の前記動画像を、一連の違反車両通過
    記録として出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする交通信号無視車両自動記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記車両検出手段は、自車線の信号灯器
    の表示色が、全赤終了後の赤信号時に、停止線を越えて
    交差点内に進入した車両を検出することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の交通信号無視車両自動記
    録装置。
  7. 【請求項7】 前記動画像取得手段又は前記動画像撮影
    記録手段は、信号灯器群が設置された道路交差点ととも
    に、信号灯器群の少なくとも一部を同一画面に撮影する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の交通
    信号無視車両自動記録装置。
  8. 【請求項8】 前記静止画像取得手段又は静止画像撮影
    記録手段は、撮影時に撮影される車両に向けてストロボ
    光を照射することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の交通信号無視車両自動記録装置。
  9. 【請求項9】 前記車両検出手段として、レーザ距離計
    を用いることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記
    載の交通信号無視車両自動記録装置。
  10. 【請求項10】 前記車両検出手段として、ドップラー
    レーダを用いることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載の交通信号無視車両自動記録装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、それぞれ交通情報が
    重畳合成された、静止画像及びその静止画像が撮影され
    た時刻を含む所定時間内の動画像を、伝送手段を介し
    て、管理センターに伝送することを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の交通信号無視車両自動記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記出力手段は、それぞれ交通情報が
    重畳合成された、静止画像及びその静止画像が撮影され
    た時刻を含む所定時間内の動画像のうちの少なくとも一
    方を、当該交差点近傍の監視装置に、伝送手段を介し
    て、伝送することを特徴とする請求項1〜10のいずれ
    かに記載の交通信号無視車両自動記録装置。
  13. 【請求項13】 道路交差点において、自車線の信号状
    態を検出し、道路交差点の全ての信号灯が赤信号である
    全赤状態が終了し、自車線の信号状態が赤信号であるこ
    とを検出する全赤信号終了検出ステップと、 この全赤信号終了ステップの全赤信号終了を受けて、自
    車線から交差点へ進入した車両を検出する動作を、開始
    し、前記赤信号が終了するまで行う進入車両検出ステッ
    プと、 この進入車両検出ステップで進入車両が検出されると、
    検出された進入車両に対する記録番号、時刻、現示登録
    を行い、再び前記進入車両検出ステップに戻る記録番号
    ・時刻・現示登録ステップと、 前記進入車両検出ステップで進入車両が検出されると、
    検出された進入車両の前面部を撮影し、その撮影された
    静止画像にその時刻と現示状態を重畳して記録し出力す
    る静止画像記録・出力ステップと、 前記進入車両検出ステップで進入車両が検出されると、
    連続的に撮影されている前記道路交差点の動画像のうち
    の、進入車両の検出された時刻を挟んでその前後所定時
    間範囲の動画像にその時刻と現示状態を重畳して出力す
    る動画像出力ステップと、 前記静止画像記録・出力ステップで出力された静止画像
    と、前記動画像出力ステップで出力された所定時間範囲
    の動画像とに、さらに所要の履歴を付加し、1交通事象
    として記録する記録処理ステップと、 この記録処理ステップで作成された前記記録を所要の箇
    所に伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする
    交通信号無視車両自動記録方法。
  14. 【請求項14】 道路交差点において、自車線の信号状
    態を検出し、道路交差点の全ての信号灯が赤信号である
    全赤状態が終了し、自車線の信号状態が赤信号であるこ
    とを検出する全赤信号終了検出ステップと、 この全赤信号終了ステップの全赤信号終了を受けて、自
    車線から交差点へ進入した車両を検出する動作を、開始
    し、前記赤信号が終了するまで行う進入車両検出ステッ
    プと、 この進入車両検出ステップで進入車両が検出されると、
    検出された進入車両に対する記録番号、時刻、現示登録
    を行い、再び前記進入車両検出ステップに戻る記録番号
    ・時刻・現示登録ステップと、 前記進入車両検出ステップで進入車両が検出されると、
    検出された進入車両の前面部を撮影し、その撮影された
    静止画像を記録し出力する静止画像記録・出力ステップ
    と、 前記進入車両検出ステップで進入車両が検出されると、
    連続的に撮影されている前記道路交差点の動画像から、
    進入車両の検出された時刻を挟んでその前後所定時間範
    囲の動画像を出力する動画像出力ステップと、 前記静止画像記録・出力ステップで出力された静止画像
    と、前記動画像出力ステップで出力された所定時間範囲
    の動画像とに、それぞれそれらの画像撮影時の時刻と現
    示状態を重畳するとともに、記録番号、時刻、現示状態
    を含む所要の履歴を付加し、1交通事象として記録する
    記録処理ステップと、 この記録処理ステップで作成された前記記録を所要の箇
    所に伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする
    交通信号無視車両自動記録方法。
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