JP2753933B2 - 信号無視車両検出装置 - Google Patents
信号無視車両検出装置Info
- Publication number
- JP2753933B2 JP2753933B2 JP5062485A JP6248593A JP2753933B2 JP 2753933 B2 JP2753933 B2 JP 2753933B2 JP 5062485 A JP5062485 A JP 5062485A JP 6248593 A JP6248593 A JP 6248593A JP 2753933 B2 JP2753933 B2 JP 2753933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- signal
- image
- intersection
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、交差点等において信号
無視した車両のナンバープレートと運転者を録画して、
その車両と人物を特定できるようにした信号無視車両検
出装置に関するものである。
無視した車両のナンバープレートと運転者を録画して、
その車両と人物を特定できるようにした信号無視車両検
出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】交差点は、人と車とが交錯するようにな
るため道路上で最も危険な場所であり、従来より一部の
交差点にはこの危険を回避することを目的に、交通信号
機が整備され、交通の安全を確保している。
るため道路上で最も危険な場所であり、従来より一部の
交差点にはこの危険を回避することを目的に、交通信号
機が整備され、交通の安全を確保している。
【０００３】しかし、交通信号機が設置してある交差点
においても、運転者の信号の見落としや、強引な進入、
或は見切り発進等によって生ずる事故があとを絶たない
のが実状であり、このような運転マナーに起因する交通
事故を防止するためには、信号無視車両の違反行為の分
析及び違反者に警告を与えることが必須である。
においても、運転者の信号の見落としや、強引な進入、
或は見切り発進等によって生ずる事故があとを絶たない
のが実状であり、このような運転マナーに起因する交通
事故を防止するためには、信号無視車両の違反行為の分
析及び違反者に警告を与えることが必須である。
【０００４】従来は、信号無視車両を検出するに際し
て、交差点に複数の信号無視車両監視用員を常駐させ、
目視によって判断すると共に、信号無視車両を発見する
と、警告を行うために自動車等によって追跡しなくては
ならず、危険を伴うものであった。
て、交差点に複数の信号無視車両監視用員を常駐させ、
目視によって判断すると共に、信号無視車両を発見する
と、警告を行うために自動車等によって追跡しなくては
ならず、危険を伴うものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】また、従来の人を使っ
た目視による信号無視車両の検出では、安全性の問題だ
けでなく、検出者の個人差により信号無視車両か否かの
判断が曖昧になり、実際に目視によって信号無視車両を
検出し、交通違反として検挙した場合でも、その検出が
適当であるか否かについての客観的な判断を下すことが
できず、被検挙者との間で係争事件に発展する場合があ
った。
た目視による信号無視車両の検出では、安全性の問題だ
けでなく、検出者の個人差により信号無視車両か否かの
判断が曖昧になり、実際に目視によって信号無視車両を
検出し、交通違反として検挙した場合でも、その検出が
適当であるか否かについての客観的な判断を下すことが
できず、被検挙者との間で係争事件に発展する場合があ
った。
【０００６】また、人を使った目視による信号無視車両
の検出の場合、監視用員を信号機設置場所の近くに常駐
させる必要があり、この方法では現実的に長期的な信号
無視車両の検出が困難であるといった問題を有してい
た。
の検出の場合、監視用員を信号機設置場所の近くに常駐
させる必要があり、この方法では現実的に長期的な信号
無視車両の検出が困難であるといった問題を有してい
た。
【０００７】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、交差点等において信号無視した車両を客観的
に検出し、その車両のナンバープレートと運転者を録画
して、信号無視車両と人物を特定できるようにした信号
無視車両検出装置を提供し、交通安全を脅かす信号無視
行為を、信号交差点のシステム化によって記録すること
を目的とするものである。
のであり、交差点等において信号無視した車両を客観的
に検出し、その車両のナンバープレートと運転者を録画
して、信号無視車両と人物を特定できるようにした信号
無視車両検出装置を提供し、交通安全を脅かす信号無視
行為を、信号交差点のシステム化によって記録すること
を目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号無視車
両検出装置は、赤信号期間中に画像処理装置に対して赤
現示信号を出力する信号制御装置と、交差点の全景を写
し込むようにした交差点全景用カメラと、前記交差点に
向かって進行する車両の速度を検知し、予め設定した速
度を越えた車両を検出すると画像処理装置に対して警告
信号を出力する信号無視候補車両検出手段と、該信号無
視候補車両が前記交差点内に進入したときに、該車両又
はその一部分を撮影する車両撮影用カメラと、前記赤現
示信号と、前記信号無視候補車両検出手段からの検出信
号を受けて、前記車両撮影用カメラの映像から車両を検
出すると、前記車両撮影用カメラの映像から複数コマの
フリーズ（静止）画面を一時記憶し、該静止画面中に、
撮影時刻、赤信号期間開始からの経過時間、検出した車
両の速度等の検知情報を合成する画像処理装置と、前記
画像処理装置にて合成した画像と前記交差点全景用カメ
ラからの画像信号を、画像切換装置により切り換えて録
画する長期画像記録媒体とから成り、前記交差点全景用
カメラによって撮影した信号無視候補車両の交差点近辺
での挙動を連続的に録画すると共に、前記車両撮影用カ
メラにより撮影した車両のナンバープレート画像と運転
者画像を前記画像処理装置の車両検出機能により検知
し、該検知情報を前記交差点全景用カメラによって撮影
した映像と一緒に録画するように構成し、その車両と人
物を特定可能にしたことを要旨とするものである。
両検出装置は、赤信号期間中に画像処理装置に対して赤
現示信号を出力する信号制御装置と、交差点の全景を写
し込むようにした交差点全景用カメラと、前記交差点に
向かって進行する車両の速度を検知し、予め設定した速
度を越えた車両を検出すると画像処理装置に対して警告
信号を出力する信号無視候補車両検出手段と、該信号無
視候補車両が前記交差点内に進入したときに、該車両又
はその一部分を撮影する車両撮影用カメラと、前記赤現
示信号と、前記信号無視候補車両検出手段からの検出信
号を受けて、前記車両撮影用カメラの映像から車両を検
出すると、前記車両撮影用カメラの映像から複数コマの
フリーズ（静止）画面を一時記憶し、該静止画面中に、
撮影時刻、赤信号期間開始からの経過時間、検出した車
両の速度等の検知情報を合成する画像処理装置と、前記
画像処理装置にて合成した画像と前記交差点全景用カメ
ラからの画像信号を、画像切換装置により切り換えて録
画する長期画像記録媒体とから成り、前記交差点全景用
カメラによって撮影した信号無視候補車両の交差点近辺
での挙動を連続的に録画すると共に、前記車両撮影用カ
メラにより撮影した車両のナンバープレート画像と運転
者画像を前記画像処理装置の車両検出機能により検知
し、該検知情報を前記交差点全景用カメラによって撮影
した映像と一緒に録画するように構成し、その車両と人
物を特定可能にしたことを要旨とするものである。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、交差点全景用カメラと車両
撮影用カメラを切り換え、信号無視車両の挙動を連続的
に撮影することができると共に、車両の速度によって、
複数のフリーズ画面を得るタイミングを変化させること
により、限られた枚数のフリーズ画面でナンバープレー
トと運転者を確実に捕捉することができる。間欠録画等
によってビデオテープの録画時間を有効に使うことがで
き、通常の撮影間隔は長く、また信号無視しそうな車両
（以降、信号無視候補車両）が進入した場合に撮影間隔
を短くすることによって確実に状況を把握することがで
きる。
撮影用カメラを切り換え、信号無視車両の挙動を連続的
に撮影することができると共に、車両の速度によって、
複数のフリーズ画面を得るタイミングを変化させること
により、限られた枚数のフリーズ画面でナンバープレー
トと運転者を確実に捕捉することができる。間欠録画等
によってビデオテープの録画時間を有効に使うことがで
き、通常の撮影間隔は長く、また信号無視しそうな車両
（以降、信号無視候補車両）が進入した場合に撮影間隔
を短くすることによって確実に状況を把握することがで
きる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係る信号無視車両検出装置の
実施例を図面に従って説明する。図１は、信号無視車両
検出装置の構成を示すブロック線図であり、図２のシス
テム概念図を参照しながら構成を説明する。尚、本実施
例は信号無視車両のナンバープレート及び運転者の画像
をＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）に記録するように構
成したものである。
実施例を図面に従って説明する。図１は、信号無視車両
検出装置の構成を示すブロック線図であり、図２のシス
テム概念図を参照しながら構成を説明する。尚、本実施
例は信号無視車両のナンバープレート及び運転者の画像
をＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）に記録するように構
成したものである。
【００１１】１は、交差点に設けた信号灯２を点滅制御
するための信号制御装置であり、信号灯２が「赤」を点
灯しているとき、該信号制御装置１から画像処理装置３
に対して赤現示信号Ｓ１を出力している。この信号灯２
の上流側には、速度感知器１１が設置してあり、通過す
る車両の速度を常時感知すると共に、予め設定した速度
を越えて通過した車両があると、画像処理装置３に対し
て警告信号Ｓ２を出力する。
するための信号制御装置であり、信号灯２が「赤」を点
灯しているとき、該信号制御装置１から画像処理装置３
に対して赤現示信号Ｓ１を出力している。この信号灯２
の上流側には、速度感知器１１が設置してあり、通過す
る車両の速度を常時感知すると共に、予め設定した速度
を越えて通過した車両があると、画像処理装置３に対し
て警告信号Ｓ２を出力する。
【００１２】また、４は交差点の全景を写し込むように
した交差点全景用カメラ、５は交差点内に進入した車両
を撮影するようにした車両撮影用カメラであり、両カメ
ラ４，５は交差点内を視界とする位置に設置すると共
に、交差点全景用カメラ４は映像切換装置６を介して、
たとえばタイムラプスＶＴＲなどの長期画像記録媒体７
と接続したもので、該長期画像記録媒体７に接続したモ
ニタ８によって画像をみることができる。一方車両撮影
用カメラ５からの映像信号Ｓ４は該画像処理装置３によ
って加工処理された後、映像処理信号Ｓ５を映像切換装
置６を介して長期画像記録媒体７に入力する。
した交差点全景用カメラ、５は交差点内に進入した車両
を撮影するようにした車両撮影用カメラであり、両カメ
ラ４，５は交差点内を視界とする位置に設置すると共
に、交差点全景用カメラ４は映像切換装置６を介して、
たとえばタイムラプスＶＴＲなどの長期画像記録媒体７
と接続したもので、該長期画像記録媒体７に接続したモ
ニタ８によって画像をみることができる。一方車両撮影
用カメラ５からの映像信号Ｓ４は該画像処理装置３によ
って加工処理された後、映像処理信号Ｓ５を映像切換装
置６を介して長期画像記録媒体７に入力する。
【００１３】そして上記映像切換装置６は、画像処理装
置３からの切換信号Ｓ６によって交差点全景用カメラ４
と車両撮影用カメラ５からの映像を切換制御する構造に
成っている。
置３からの切換信号Ｓ６によって交差点全景用カメラ４
と車両撮影用カメラ５からの映像を切換制御する構造に
成っている。
【００１４】上記のように構成した信号無視車両検出装
置は、通常は、交差点全景用カメラ４により、交差点の
全景画像が通常モードでは毎秒１画面の間隔で画像処理
付加装置９内の長期画像記録媒体７によりコマ撮りされ
ている。
置は、通常は、交差点全景用カメラ４により、交差点の
全景画像が通常モードでは毎秒１画面の間隔で画像処理
付加装置９内の長期画像記録媒体７によりコマ撮りされ
ている。
【００１５】交差点に設定以上のスピードで進入してく
る車両（以下「信号無視候補車両」と称する）ａを、交
差点上流側の速度感知器１１により検出し、交差点下流
側に設置した画像処理装置３に警告信号Ｓ２を送る。こ
のとき信号制御装置１が赤現示信号Ｓ１出力中である
と、この両信号を受けた画像処理装置３は、画像処理付
加装置９内の長期画像記録媒体７の撮影間隔をビデオ制
御信号Ｓ３により、撮影間隔の長い通常モード（毎秒１
枚）から撮影間隔の短いアラームモード（毎秒４枚）に
切り換える。
る車両（以下「信号無視候補車両」と称する）ａを、交
差点上流側の速度感知器１１により検出し、交差点下流
側に設置した画像処理装置３に警告信号Ｓ２を送る。こ
のとき信号制御装置１が赤現示信号Ｓ１出力中である
と、この両信号を受けた画像処理装置３は、画像処理付
加装置９内の長期画像記録媒体７の撮影間隔をビデオ制
御信号Ｓ３により、撮影間隔の長い通常モード（毎秒１
枚）から撮影間隔の短いアラームモード（毎秒４枚）に
切り換える。
【００１６】次に車両撮影用カメラ５による映像を画像
処理し、この信号無視候補車両ａを検出すると、画像か
らスピードを算出し、ナンバープレートと運転者の画像
が画像処理装置３のメモリーに記憶され、これをフリー
ズ（静止）画面として長期画像記録媒体７に転送してビ
デオテープ１０に録画する。この記憶に際して、その信
号無視候補車両ａのスピード，赤信号現示から速度感知
器１１を通過するまでの時間，逆算によって求めた赤信
号点灯開始時の信号無視候補車両ａの位置及び日時が同
時に写し込まれる。
処理し、この信号無視候補車両ａを検出すると、画像か
らスピードを算出し、ナンバープレートと運転者の画像
が画像処理装置３のメモリーに記憶され、これをフリー
ズ（静止）画面として長期画像記録媒体７に転送してビ
デオテープ１０に録画する。この記憶に際して、その信
号無視候補車両ａのスピード，赤信号現示から速度感知
器１１を通過するまでの時間，逆算によって求めた赤信
号点灯開始時の信号無視候補車両ａの位置及び日時が同
時に写し込まれる。
【００１７】図３は、上記信号無視車両検出装置の作動
を示すフローチャートであり、図４乃至図１１のモニタ
映像を参照しながら説明する。 通常、交差点全景用カメラ４からの交差点流入路全
景の画面を、通常モード（毎秒１枚）の間欠撮影により
ビデオ装置に録画する。（図４参照） 信号制御装置１からの「赤現示信号Ｓ１」を受信
し、かつ速度感知器１１からの「警告信号Ｓ２」を受信
した場合、 録画時間をアラームモードに切り換え、毎秒４枚の
間欠撮影により、交差点流入路全景の画像を録画する
（図５，図６参照）。 画像処理（位置センサー機能）で信号無視候補車両
ａを検知した場合、車両撮影用カメラ５の映像を画像処
理装置３のメモリー内に車両番号部分，運転者部分及び
車両全体を撮影した５枚の静止画化した画像を一旦蓄積
する。 画像蓄積完了後、映像切換装置６により映像処理信
号Ｓ５を選択する。 次のデータと一緒に静止画化画像を長期画像記憶媒
体７にに録画する（図７乃至図１１参照）。 （ａ） 撮影時刻（年月日：ビデオ装置側機能） （ｂ） 信号赤点灯開始後の経過時間 （ｃ） 速度感知器による計測速度 また必要により、 （ｄ） 赤信号期間の信号無視車両の位置 （ｅ） 一連の車両番号 等のデータを静止画化画像と一緒に長期画像記憶媒体７
に録画することもできる。
を示すフローチャートであり、図４乃至図１１のモニタ
映像を参照しながら説明する。 通常、交差点全景用カメラ４からの交差点流入路全
景の画面を、通常モード（毎秒１枚）の間欠撮影により
ビデオ装置に録画する。（図４参照） 信号制御装置１からの「赤現示信号Ｓ１」を受信
し、かつ速度感知器１１からの「警告信号Ｓ２」を受信
した場合、 録画時間をアラームモードに切り換え、毎秒４枚の
間欠撮影により、交差点流入路全景の画像を録画する
（図５，図６参照）。 画像処理（位置センサー機能）で信号無視候補車両
ａを検知した場合、車両撮影用カメラ５の映像を画像処
理装置３のメモリー内に車両番号部分，運転者部分及び
車両全体を撮影した５枚の静止画化した画像を一旦蓄積
する。 画像蓄積完了後、映像切換装置６により映像処理信
号Ｓ５を選択する。 次のデータと一緒に静止画化画像を長期画像記憶媒
体７にに録画する（図７乃至図１１参照）。 （ａ） 撮影時刻（年月日：ビデオ装置側機能） （ｂ） 信号赤点灯開始後の経過時間 （ｃ） 速度感知器による計測速度 また必要により、 （ｄ） 赤信号期間の信号無視車両の位置 （ｅ） 一連の車両番号 等のデータを静止画化画像と一緒に長期画像記憶媒体７
に録画することもできる。
【００１８】上記構成によれば、 （１） 交差点全景用カメラ４と車両撮影用カメラ５を
切り換えるため、信号無視候補車両ａの挙動が連続的に
撮影され、更に車両ナンバープレートと運転者が撮影さ
れる。 （２） 信号無視候補車両検出手段より得た速度によ
り、複数のフリーズ画面を得るタイミングを変化させる
ことによって画像処理により信号無視候補車両ａが検知
されてから限られた枚数のフリーズ画面で、ナンバープ
レートと運転者を確実に捉えられるようにした。 （３） ビデオテープ１０の限られた録画時間を有効に
使うため、間欠録画を行っている。通常の撮影間隔は長
く（実施例は毎秒１コマ）、信号無視候補車両ａが進入
した場合は、アラームモードに入り撮影間隔を短く（実
施例は毎秒４コマ）する構造になっており、充分に発明
の目的を達成するようになる。
切り換えるため、信号無視候補車両ａの挙動が連続的に
撮影され、更に車両ナンバープレートと運転者が撮影さ
れる。 （２） 信号無視候補車両検出手段より得た速度によ
り、複数のフリーズ画面を得るタイミングを変化させる
ことによって画像処理により信号無視候補車両ａが検知
されてから限られた枚数のフリーズ画面で、ナンバープ
レートと運転者を確実に捉えられるようにした。 （３） ビデオテープ１０の限られた録画時間を有効に
使うため、間欠録画を行っている。通常の撮影間隔は長
く（実施例は毎秒１コマ）、信号無視候補車両ａが進入
した場合は、アラームモードに入り撮影間隔を短く（実
施例は毎秒４コマ）する構造になっており、充分に発明
の目的を達成するようになる。
【００１９】
【発明の効果】本発明に係る信号無視車両検出装置は、
以上のように構成したから、長期画像記録媒体により長
時間記録されるため、交差点に検出監視用員を常駐させ
ることなく信号無視候補車両を検出することができる。
また、交差点下流側に情報板等を設置することによっ
て、信号無視候補車両に警告を与えることができる。更
に、長期画像記録媒体の蓄積画像データに基づいて取締
計画をたてたり、或は違反行為や事故状況の分析が可能
になる等の特徴を有するものであり、本発明の実施によ
って得られる効果は極めて大きい。
以上のように構成したから、長期画像記録媒体により長
時間記録されるため、交差点に検出監視用員を常駐させ
ることなく信号無視候補車両を検出することができる。
また、交差点下流側に情報板等を設置することによっ
て、信号無視候補車両に警告を与えることができる。更
に、長期画像記録媒体の蓄積画像データに基づいて取締
計画をたてたり、或は違反行為や事故状況の分析が可能
になる等の特徴を有するものであり、本発明の実施によ
って得られる効果は極めて大きい。
【図１】本発明に係る信号無視車両検出装置の構成を示
すブロック線図である。
すブロック線図である。
【図２】同装置を設置した交差点のシステム概念図であ
る。
る。
【図３】同装置の作動を示すフローチャートである。
【図４】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説明
図である。
図である。
【図５】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説明
図である。
図である。
【図６】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説明
図である。
図である。
【図７】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説明
図である。
図である。
【図８】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説明
図である。
図である。
【図９】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説明
図である。
図である。
【図１０】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説
明図である。
明図である。
【図１１】
同フローチャートと対応するモニタ画面の説
明図である。
明図である。
１ 信号制御装置 ２ 信号灯 ３ 画像処理装置 ４ 交差点全景用カメラ ５ 車両撮影用カメラ ６ 映像切換装置 ７ 長期画像記録媒体（タイムラプスＶＴＲ） ８ モニタ ９ 画像処理付加装置 １０ ビデオテープ １１ 速度感知器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−142898（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−35299（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−93597（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−67897（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−137390（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−150188（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−143892（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−150531（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 赤信号期間中に画像処理装置に対して赤
現示信号を出力する信号制御装置と、 交差点の全景を写し込むようにした交差点全景用カメラ
と、前記 交差点に向かって進行する車両の速度を検知し、予
め設定した速度を越えた車両を検出すると画像処理装置
に対して警告信号を出力する信号無視候補車両検出手段
と、 該信号無視候補車両が前記交差点内に進入したときに、
該車両又はその一部分を撮影する車両撮影用カメラと、 前記赤現示信号と、前記信号無視候補車両検出手段から
の検出信号を受けて、前記車両撮影用カメラの映像から
車両を検出すると、前記車両撮影用カメラの映像から複
数コマのフリーズ（静止）画面を一時記憶し、該静止画
面中に、撮影時刻、赤信号期間開始からの経過時間、検
出した車両の速度等の検知情報を合成する画像処理装置
と、 前記画像処理装置にて合成した画像と前記交差点全景用
カメラからの画像信号を、画像切換装置により切り換え
て録画する長期画像記録媒体とから成り、 前記交差点全景用カメラによって撮影した信号無視候補
車両の交差点近辺での挙動を連続的に録画すると共に、
前記車両撮影用カメラにより撮影した車両のナンバープ
レート画像と運転者画像を前記画像処理装置の車両検出
機能により検知し、該検知情報を前記交差点全景用カメ
ラによって撮影した映像と一緒に録画するように構成し
た ことを特徴とする信号無視車両検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5062485A JP2753933B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 信号無視車両検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5062485A JP2753933B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 信号無視車両検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06251285A JPH06251285A (ja) | 1994-09-09 |
| JP2753933B2 true JP2753933B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13201534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5062485A Expired - Fee Related JP2753933B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 信号無視車両検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2753933B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004062564A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 信号無視車両取締装置 |
| JP4026644B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2007-12-26 | 住友電気工業株式会社 | 緊急車両優先制御システム |
| KR100825669B1 (ko) * | 2006-07-18 | 2008-04-29 | 주식회사 비츠로시스 | 교차로통합관리시스템 |
| JP2008027325A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Oriental Consultants:Kk | 交通監視情報提供システム |
| WO2011043350A1 (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-14 | 国立大学法人東京工業大学 | 撮像システム |
| KR101536642B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2015-07-14 | (주)큐센텍 | 꼬리물기 차량 감지 시스템 |
| JP2015062106A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-04-02 | 土田 庄吾 | ブレーキポイント最終ライン |
| JP6447424B2 (ja) * | 2015-09-03 | 2019-01-09 | オムロン株式会社 | 違反抑止装置およびこれを備えた違反抑止システム |
| JP6670072B2 (ja) * | 2015-10-08 | 2020-03-18 | 株式会社京三製作所 | 交通信号システム |
| JP6619620B2 (ja) * | 2015-11-11 | 2019-12-11 | 株式会社京三製作所 | 交通信号システム |
| CN108597240A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-09-28 | 王赞恩 | 自动交通控制系统及方法 |
| JPWO2023286463A1 (ja) * | 2021-07-14 | 2023-01-19 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5935299A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-25 | 三菱電機株式会社 | 速度違反取締システム |
| JPS60150531U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-05 | 京セラ株式会社 | 信号無視車両撮影カメラ |
| JPH01142898A (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-05 | Nec Eng Ltd | 信号無視自動車取締装置 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP5062485A patent/JP2753933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06251285A (ja) | 1994-09-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2847682B2 (ja) | 交通信号無視取締り装置 | |
| JP2753933B2 (ja) | 信号無視車両検出装置 | |
| US7812711B2 (en) | Passenger vehicle safety and monitoring system and method | |
| JP3711518B2 (ja) | 交通信号無視車両自動記録装置及びその方法 | |
| KR100934187B1 (ko) | 스쿨존 내의 횡단보도 감시 시스템 및 방법 | |
| JP2004127162A (ja) | 駐車場管理システムおよび駐車場管理方法 | |
| CN103886755B (zh) | 具有闯红灯拍照功能的路口异常停车快速报警系统及方法 | |
| KR101101860B1 (ko) | 실시간 교통상황 검지 시스템 | |
| JP2005234774A (ja) | 交通信号無視車両警告装置、及び交通信号無視車両警告・記録装置 | |
| KR100825669B1 (ko) | 교차로통합관리시스템 | |
| JPH11203590A (ja) | 交通監視用テレビシステム | |
| KR100374945B1 (ko) | 복합 교통단속 장치와 제어 방법 | |
| CA2680464A1 (en) | System and method for monitoring and supervising potential traffic infractions | |
| JPH09207783A (ja) | 踏切道監視装置 | |
| JPH06150188A (ja) | 車両撮影装置 | |
| JP3835868B2 (ja) | 交差点通過車両監視システム | |
| DE19700793A1 (de) | Vorrichtung zur Überwachung des nachfolgenden Straßenverkehrs | |
| JP3962592B2 (ja) | 駐車車両特定システム | |
| WO1999040554A2 (en) | Portable motor vehicle speed awareness and surveillance system | |
| JP4064745B2 (ja) | Ｅｔｃ動作分析システム | |
| JP2007188476A (ja) | 運転指導装置 | |
| JP2004227256A (ja) | 違反車両検出装置 | |
| JP2003036496A (ja) | 車両の避難誘導システム | |
| RU2527537C2 (ru) | Система и способ идентификации транспортных средств, противоправно вторгшихся на выделенную полосу | |
| KR940002008Y1 (ko) | 교통 감시 시스템 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100306 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110306 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |