JPH11203590A - 交通監視用テレビシステム - Google Patents

交通監視用テレビシステム

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JPH11203590A
JPH11203590A JP14426498A JP14426498A JPH11203590A JP H11203590 A JPH11203590 A JP H11203590A JP 14426498 A JP14426498 A JP 14426498A JP 14426498 A JP14426498 A JP 14426498A JP H11203590 A JPH11203590 A JP H11203590A
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JP
Japan
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traffic
signal
television
camera
monitor
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Application number
JP14426498A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Hatae
保彦 波多江
Takashi Kiyose
尚 清瀬
Hitoshi Fujisaki
仁志 藤崎
Yuichi Kuwabara
雄一 桑原
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差点付近の交通事故の原因調査や渋滞状況
の把握、その解消、あるいは信号無視等の違反車両の検
出等、高度交通管制システムの提供を目的とする。 【解決手段】 交通信号灯の信号の状況情報と交差点に
設けた監視用TVカメラからの映像の少なくとも2つの
情報を関連付けて得るようにし、交通信号灯の点灯状況
をTVカメラの画面内に表示するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像監視システムに
関するもので特に、本発明は、テレビカメラ(以下TV
カメラと称する)を用いた交差点等の交通要所の監視シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のTV映像による交差点
周辺の交通監視を目的とした、監視用TVシステムの、
交差点付近の設置状況を示したものである。図16はそ
の写真である。両図において、1′Nは交通信号機本
体、2Nは交通信号機支柱(E、W、S、Nはそれぞれ
方角を表す)、33は監視用TVカメラ3のハウジン
グ、図13の4は監視用TVカメラ3の支柱である。交
通信号機は車両の通行方向に対応して交差点の東端、西
端、南端、北端に設置されているが、図示の便宜上、東
端、西端、南端の交通信号機は、支柱2E,2W,2S
の基部だけを示す。また、図13では図示の便宜上、交
差点付近の建造物、通行車両、歩行者等は省略してあ
り、路面上の矢印は車両の通行方向を示し交通規制を表
すものではない。図14は監視TVカメラ3の構成を示
し、交差点の全方位を監視するためにTVカメラ本体3
は電動ズームレンズ31を組み合わせて、電動雲台32
に搭載されており、全天候下での監視を可能にするため
に、TVカメラ3本体と電動ズームレンズ31はカメラ
ハウジング33に収納されている。34は架台、35は
監視用TVカメラ支柱4の保持アームである。また、監
視用TVカメラ3の取り付け位置は、図16に示すよう
に、通行車両が交通信号機本体を視認する障害になら
ず、かつ至近の交通信号機に視野を妨げられず、しかも
遠方を見通せるように考慮されている。
【0003】図15は監視TVカメラで得られる映像
(図13の交通信号機1’Nの近傍に設置されたTVカ
メラ3からの映像に対応する)の代表例で、TVカメラ
の向きは対面の交通信号機1Sが視野に入るように調整
されており、交差点付近の交通流を遠隔地で監視できる
ほか、VTR(図示せず)に記録された映像に基づいて
交通事故の原因分析にも利用可能である。しかし、前記
の取り付け位置の制約下で一コーナーだけに設置するこ
とにより次の欠点を生じていた。 (1)全コーナーを見渡すために電動雲台や電動ズーム
レンズを組み合わせる結果、監視用TVカメラ3が大型
化し、監視用TVカメラ支柱4も頑強となってコスト高
を招く。 (2)TVカメラ3を交差点の北端に設置した図13に
図示の例では、南方向は図13のような視野が得られる
が、東方向や西方向は建造物や反対車線の交通流の蔭に
なり易く、特に監視用TVカメラ3の真下から後方(北
方)は全く認識できない。
【0004】(3)全方位を同時に見渡して、相互の交
通を関連づけることができない。 (4)対面する交通信号灯を視野に入れようとすると、
交差点内の足下側の視野確保が難しい。これらの欠点に
も拘わらず、監視TVカメラが交差点の一コーナーだけ
に設置されているのは、各コーナーに設置すると歩道上
の照明灯支柱(図示せず)や交通信号機支柱の他に監視
用TVカメラ支柱が乱立する結果、歩道領域を狭めて歩
行者の通行障害を招くばかりでなく、都市景観上でも好
ましくないためと推定される。
【0005】上記(2)の欠点を排除するために図16
の写真に示すように、交通信号機支柱より内側に監視カ
メラ支柱を設置し、アーム35を交差点中央まで伸ばす
例もあるが、逆に前記(1)や(4)の欠点が増加する
欠点があった。例えば図16に図示の例ではTVカメラ
のメンテナンスのために人が歩けるような構造となって
いる。このような場合には支柱、アーム共に更に高い強
度が要求されるので、必然的に大型化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】監視TVカメラの映像
を、高度交通管制システムの一部として多目的に利用す
る場合は、交差点周辺の全方位の交通流を最適な位置か
ら同時に把握する必要がある。それには、監視TVカメ
ラを各コーナーに設置する必要がある。このため、従来
のように交通信号機と監視用TVカメラを独立して設置
する方式では、歩行者の通行障害や都市景観上の欠点が
顕在化するので、これらの欠点を排除したカメラ設置法
が望ましい。この他、例えば、従来はスピード違反を自
動的に測定するシステムなどはあるが、信号違反につい
ては目視による現行犯検挙が主である。目視による現行
犯検挙では、違反者を摘発する人物は交通信号機の信号
表示を見て、それから違反車両が出現する予測領域を見
る、という動作を繰返して違反車両が出現するかどうか
常に監視している必要がある。このように従来は、違反
車両の捕捉を人手に頼ることにより人件費が嵩むこと。
また、すべての交通信号機について監視できないこと、
更に信号違反の証拠が残らないこと、交通信号の変化の
変り目の判断が曖昧になることや違反領域の曖昧さ等で
判断ミスを起こしやすい等の問題があった。また、従来
のように交通信号機と監視用TVカメラを独立して設置
する方式では、装置の設備費の合計が割高となり勝ちで
あり、据え付け工事や保守点検の際の交通規制の及ぼす
影響も大きかった。本発明はこのような従来の問題点を
解決し、通常の交差点から、高度交通管制システムにも
適用可能なTVカメラを用いた交通要所監視用TVシス
テムを提供することを目的とする。高度交通管制システ
ムは、画像処理技術を組み合わせて監視用TVカメラの
映像から車速、車両密度、避走、渋滞長等を自動検出し
て交通信号制御の最適化を図る他、車番認識によって旅
行時間を算出したり、不法駐停車車両を自動検知して交
通事故を未然に防ぐこと等を目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、各コーナーの
交通信号灯の情報を各監視用TVカメラの映像中に取り
込むことによって、高度交通管制システムにも利用可能
な利用価値の高い映像が得られる監視用TVシステムを
提供せんとするものである。交通信号灯と監視用TVカ
メラを接近、あるいは同一ハウジングに収納して、時々
刻々の交通信号灯の点灯色を監視用TVカメラの映像の
隅に重畳表示するように構成しておくと、各方位の時々
刻々の車両の走行状況と交通信号灯の状態を関連づけて
分析できるようになる。また、監視用TVカメラは対面
の交通信号灯を視野内に捉える必要がないので視野調整
の自由度が高まり、特に交通事故の分析に重要な交差点
内の視野が確保できるようになるなど、利用価値の高い
交通流の映像が得られるようになる。更に、本発明はテ
レビカメラ、VTRなどの画像記録装置、画像処理技術
などを用い、例えば、交通信号の変化に同期して交通信
号違反(信号無視)車の画像と交通信号を同時に自動的
に記録し、交通信号違反を効率的に立証することもでき
るようにしたものである。本発明は必要に応じて、交通
信号灯と監視用TVカメラを一体化し、交通信号機支柱
と監視用TVカメラ支柱の共用化によって、各コーナー
に監視用TVカメラを設置することを実用化して上記の
問題点を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の交通信号機の構
成の一例を示す。図1において、1は本発明の交通信号
機で、11は交通信号灯ハウジングで、この交通信号灯
ハウジング11内には緑色交通信号灯12g、黄色交通
信号灯12y、赤色交通信号灯12rが取り付けられて
おり、13wは当該ハウジングに内蔵された監視用TV
カメラ3の監視窓である。本実施例は、東西南北の各信
号ハウジングに監視用TVカメラが内蔵されることを前
提にしており、各監視用TVカメラは据付け後、または
使用中に、画角や方位を変更する必要がないので、電動
ズームレンズや電動雲台は必要としない(ただし、必要
に応じて、これらを変更できるように構成しても良
い)。したがって、TVカメラ3は小形、軽量のもので
十分であるため、交通信号灯ハウジング11内に収納可
能である。このような交通信号機を用いれば、監視用T
Vカメラ専用の支柱を設置する必要がないので、各方角
に多数のTVカメラを設置し易くなり、建造物や反対車
線の交通流の蔭の問題も解決し、TVカメラの真下から
後方等の死角は他のTVカメラで認識することができ
る。また、全方位を同時に見渡して、相互の交通を関連
づけることもできる。さらに、TVカメラ専用支柱がな
いため、歩道領域を広めて、歩行者の通行範囲を広げ、
車両からの死角を減らすばかりでなく、景観上でも好ま
しいものとなる。
【0009】第1の実施例 次に本発明の第1の実施例について、図2を用いて説明
する。なお、この実施例では交通信号機として図1で示
した交通信号灯ハウジング11にTVカメラ3を収納し
た交通信号機を用いて説明する。また、通常の交差点で
は4つの交通信号機を有するが、図は説明簡略化のた
め、この内の一つを示す。同図は、交通監視システムに
おける本発明の一実施例を示すシステムブロック図であ
り、同図において、5は交通管制センタ、6はケーブ
ル、光ファイバ等で構成する交通管制ネットワーク、1
1は前述の交通信号機のハウジングである。交通管制セ
ンタ5は、全体を制御するセンタ制御装置57、各信号
機のTVカメラからの映像情報を入力する入力回路5
5、ネットワーク制御のための同期情報、交通信号の制
御信号を含む制御信号を送出する出力回路56、交差点
状況を撮像したTVカメラ3からの画像を表示するモニ
タ51、TVカメラ3の画像から渋滞状況等を把握し、
信号制御情報を作成する画像処理装置53、この画像処
理装置53からの情報により交通信号灯12を制御する
信号を発生する交通信号制御装置54より成る。一方、
交通信号機ハウジング11内には交通信号灯12のほ
か、監視TVカメラ3、映像信号の同期分離回路11
1、交通信号灯パターン発生回路112、交通信号灯1
2の制御を行う交通信号灯制御回路113、交通信号灯
制御回路113からの信号を信号灯パターン発生回路1
12に供給するためのインターフェース回路114、T
Vカメラ3からの映像信号と交通信号灯パターン発生回
路114からの交通信号灯パターン信号とを混合し、交
通管制センタ5からの同期情報より得たネットワーク同
期信号にしたがって混合信号116sをターミナル61
を介して出力する混合回路116を有する。さらに、交
通管制センタ5からの制御信号54sから混合回路11
6に供給するためのネットワーク同期信号得る一方、交
通信号灯制御回路113に供給する交通信号灯制御信号
を得るインターフェース115を有する。次にこの動作
を説明する。図2において、交通信号灯ハウジング11
内の監視用TVカメラ3から送出される映像信号3sは
同期分離回路111に供給され、同期分離回路111で
得られた映像同期信号111sは、交通信号灯パターン
発生回路112に供給される。交通信号灯制御回路11
3の113r,113y,113gは、赤色交通信号灯
12r、黄色交通信号灯12y、緑色交通信号灯12g
を切り換えて点灯させる交通信号灯制御スイッチで、図
では赤色交通信号灯12rが点灯している状態を示して
いる。交通信号灯制御回路113は交通管制センタ5内
の信号制御装置54から送出される交通信号制御信号5
4sを交通管制ネットワーク6経由で受信して動作す
る。次に、交通信号制御信号を作成する信号制御回路5
4の動作について説明する。画像処理装置53で受信さ
れた映像7sは装置内で画像認識等の処理がされ、渋滞
長等の情報11sとして交通信号制御装置54に送出さ
れる。交通信号の制御装置54ではこの情報に基づい
て、渋滞を解消できるような信号切換えタイミングを求
め、交通信号制御信号を出力する。なお、渋滞長を画像
情報からももとめることは、周知の技術で簡単に実現す
ることができる。また、交通信号制御信号の送受信、映
像信号の送受信等も周知の技術で可能であることは言う
までもない。更に、この画像処理装置を画像処理により
交通事故の発生検出のセンサとして利用することもでき
る。この画像処理装置からの事故検出信号をVTRに重
畳記録しておくこともできる。なお、記録装置の制御に
ついては、後に詳細に説明する。なお、ネットワーク6
における画像伝送、映像信号送受信については本件出願
人の出願に関わる特願平8−11097等を応用するこ
ともできる。
【0010】次に、交通管制センタ5のモニタ51につ
いて説明する。赤色交通信号灯12r、黄色交通信号灯
12y、緑色交通信号灯12gの点灯信号12rs、1
2ys、12gsはインターフェース114を介して交
通信号灯パターン発生回路112に供給される。ここ
で、映像同期信号111sにより、映像信号3sに同期
したパターン信号112sが出力される。混合回路11
6では映像信号3sと交通信号灯パターン信号112S
が混合される。インタフェース115から供給されるネ
ットワークの同期信号に同期して、交通信号灯パターン
入りの映像信号116sとして交通管制ネットワーク6
に出力される。この信号は入力回路55を経由して、交
通管制ネットワーク6経由で交通管制センタ5内のビデ
オモニタ51、VTR52に供給され、交通状況の目視
確認に利用される。モニタ51には交通信号の状態がパ
ターン化され表示される。これを、図3に示す。つま
り、各交通信号灯の相対位置を小さな円で表し、点灯し
ている交通信号灯に対応する円だけが当該交通信号灯の
点灯色で塗りつぶされ、同図に示すように、点灯してい
る赤色交通信号灯12rに対応したパターン512rが
赤色で表示され、点灯していない交通信号灯12g,1
2yに対応したパターン512g,512yは、位置を
示す円だけが表示される。この交通信号パターン512
r,512g,512yの表示位置は、交通流映像に支
障のない任意の位置に移動することができる。また、画
面の左側には、年、月、日、時刻511を表示する。
【0011】このようなモニタを東西南北4方向に対し
て設ければ、各方位のモニタの表示を対比することによ
り、時々刻々の各方位の車両の走行状況と交通信号灯の
切り替わりを関連づけて分析することができる。本実施
例では、便宜上、パターン512r,512g,512
yは映像信号に重畳されるように説明したが、必ずしも
合成重畳する必要はなく、別信号として送出し画面の片
隅の小窓に表示するように構成ても良い。また、交通管
制ネットワーク6は同一交差点の他の交通信号機(図示
せず)やTVカメラ(図示せず)の他、他の交差点や警
察署なども接続されるようにしてもよい。
【0012】第2の実施例 本発明の第2の実施例を図4のブロック図に示す。他図
と同一のものには同一の参照符号を付してある。この実
施例は監視用TVカメラ3の光路にハーフミラー120
を挿入して画面の一部に交通信号表示ユニット118を
設けこの交通信号表示ユニット118が交差点の映像と
共に写り込むように構成したもので、119は焦点位置
補正用レンズである。この表示ユニット118は点灯信
号12rs,12ys,12gsに従って各交通信号表
示灯に対応した小型表示灯118r,118y,118
gが点灯するように構成されており、第1の実施例と同
様の作用効果を得ることができる。117は小型表示灯
のドライバである。なお、この小型表示灯118r,1
18y,118gには、小形ランプやLEDなどが用い
られる。この実施例では、このような構成により、映像
信号と交通信号灯信号を電気的に合成するための混合回
路を不要にし、光学的に交通信号灯の情報を交差点の映
像の中に重畳するようにしている。このため、信号機ハ
ウジング内の回路構成を簡単にすることができる。
【0013】第3の実施例 図5は第3の実施例を示すブロック図で、他の図と同一
のものには同一の参照符号を付してある。同図におい
て、光ファイバー12Fg,12Fy,12Frの一端
は緑色交通信号灯12g,黄色交通信号灯12y、赤色
交通信号灯12rの一部を受光し、他端は表示ユニット
118に図示のように配列されている。監視用TVカメ
ラ3の光路にはハーフミラー120を挿入して画面の一
部に表示ユニット118が写り込むように構成した。ま
た、ドライバ117が不要となる。この構成により、第
2の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0014】以上の実施例の説明では、交通管制センタ
5で、全ての交差点の制御を行う例について説明した
が、信号の制御に関しては分散形制御としてもよい。例
えば、モニタは、交通管制センタにあり、信号灯の制御
装置は各交差点ごと、あるいは複数の交差点を含む地域
毎に設けてもよい。また、以上の実施例では交通管制ネ
ットワークとし、同期情報を用いた時分割のディジタル
情報伝送装置を用いたが、これに限らず周波数多重伝
送、光ケーブルによる多重電送を用いてもよい。
【0015】第4の実施例 第4の実施例は、特に交差点の信号に従わない違反車を
検出するための交通要所監視用TVシステムである。こ
の実施例は交通信号を撮像するための第一のTVカメラ
と、違反車を撮像する第二のTVカメラと、交通信号に
同期したパルス信号を発生する信号処理回路と、このパ
ルス信号によりコントロールされるVTR等の録画装置
と、第一のテレビカメラと第二のテレビカメラの出力信
号を合成し上記録画装置に接続されるミキシング回路と
によって構成される。図6は本発明の第4の実施例の概
略のブロック図である。同図において、他の図と同一参
照符号は同一物を示す。3−1は第1のテレビカメラ、
3−1Sは映像出力信号、41は信号処理回路、41S
は同期パルス信号、3−2は第2のテレビカメラ、3−
2Sは映像出力信号、42は映像ミキシング回路、42
Sは映像出力信号、43は違反車両である。同図におい
て、交通信号機1は定期的にその指示する交通信号を変
化させて表示する。第1のテレビカメラ3−1は該交通
信号機1が表示する交通信号を撮像する。該第1のテレ
ビカメラ3−1はその映像出力信号3−1Sを映像ミキ
シング回路42と信号処理回路41に送り、該信号処理
回路41は入力した映像出力信号3−1Sから交通信号
の変化を検出して交通信号に同期した同期パルス信号4
1Sを発生しVTR52に送る。一方、第2のテレビカ
メラ3−2は少なくとも前記交通信号機1と関連した交
通違反車でなければその領域に検出物体がない領域を撮
影している。違反車両43を撮像した前記第2のテレビ
カメラ3−2の映像出力信号3−2Sは映像ミキシング
回路42にて、交通信号を撮像した前記第1のテレビカ
メラ3−1の映像出力信号3−1Sとミックスされる。
前記映像ミキシング回路42の映像出力信号42Sは前
記VTR52に入力する。このVTR52は、前記交通
信号機1の変化に同期した前記同期パルス信号41Sに
制御され、交通違反車両でなければ存在していないタイ
ミング毎に違反車両43とそのときの交通信号を同時に
録画することができる。つまり、例えば信号灯が赤で、
本来車両が存在してはならないようなタイミングの時に
存在する車両を記録することができる。これをより具体
的に説明する。例えば、幹線道路に設けた歩行者用の押
しボタン応答式の横断歩道では、往々にして、車両は相
手が歩行者であることから、信号の変わり目から赤信号
となり、十分に停止できるタイミングであっても、この
赤信号を無視して、通過することがある。これは幹線道
路同士の交差点でないため、車両同士の衝突は発生しな
いため、わが身は安全と判断するためと考えられる。し
かし、歩行者にとっては非常に危険な行為である。本実
施例では、例えば前記押しボタンの操作による信号を同
期パルス41SとしてVTR52の録画開始を制御し、
このときの道路の状況を第2のテレビカメラにより撮像
する。もし、このとき違反車両43があれば、第2のテ
レビカメラ3−2により撮像され、かつ、第1のテレビ
カメラ3−1により撮像された信号機1の映像と共に、
VTR52に記録される。なお、VTRの録画制御につ
いては後に詳細に説明する。また、通常の交差点の場
合、同期パルス号41Sは信号が黄色の時に発生し、通
過車両の進行方向に第2のテレビカメラ3−2の撮像方
向を向けておけば、信号の変わり目の車両の動きを撮像
することができる。このとき、交通信号機1の状態も、
撮像されているため、車両が写っている位置により、そ
れが交差点のなかであれば、違反車両であることがわか
る。これらの映像はすべてVTR52に記録されるた
め、後にこれを再生することにより、違反車両を探しだ
すことができる。
【0016】この実施例において、図1のように第2の
テレビカメラ3−2を交通号機ハウジング11内に設
け、第1のテレビカメラ3−1の代わりに図4、図5に
示した実施例のように第2のテレビカメラに信号機の状
況を写し込むように構成すれば第1のテレビカメラを省
略することができる。この場合、この実施例のコストを
低減することができる。
【0017】第5の実施例 図7は本発明の第5の実施例で交通信号に同期した信号
として、交通信号機の制御信号を用いた場合の信号違反
者監視システムの一例を説明するための概略のブロック
図である。図7において、44は波形整形器で、その他
に使用する参照符号は他の図と同じである。信号制御装
置54は、交通信号機1の信号灯を変化させて表示する
交通信号をコトンロールする制御信号54Sを送る。更
にこの信号制御装置54は制御信号54Sを同時に波形
整形器44にも供給する。波形整形器44は送られてき
た前記制御信号54Sの波形を整形し、交通信号に同期
した同期パルス信号41S′としてVTR52に送る。
以下の動作は第4の実施例と同じである。第5の実施例
では交通信号の制御信号に同期して動作する際、制御信
号より、信号の色別情報を記録しておけば第1のカメラ
3−1と該第1のカメラ3−1からの映像は省略しても
よい。この場合、例えば、交通信号機は図1に示すよう
なハウジングをもち、第2のテレビカメラ3−2をこの
中に納めてもよい。また、信号機1の構成を図2に示す
ような構成とし、混合回路116の出力をVTR52に
録画するようにしてもよい。更に、この実施例において
は、信号灯の制御、記録を、各信号機、交差点で独立し
て行う分散制御システムで説明したが、図2で示した第
1の実施例の交通管制センタ5内に信号制御装置54を
設け、交通管制ネットワークを介して各交通信号機とT
Vカメラを結ぶことにより、高度交通管制、取り締りシ
ステムを構築することができる。
【0018】第6の実施例 図8は本発明の第6の実施例で、画像認識により違反車
両を検出した場合にその違反車両を追尾して、より正確
な違反車両の情報を得ようとするものである。同図にお
いて、45は画像処理装置、45Sは録画指示パルスで
ある。その他の参照符号は他の図と同一物を示す。同図
において、違反車両43を撮像した第2のテレビカメラ
3−2の映像出力信号3−2Sは映像ミキシング回路4
2と同時に画像処理装置45に供給される。一方、交通
信号機1の交通信号に同期した同期パルス信号41Sも
前記画像処理装置45に供給される。該画像処理装置4
5は供給される上記2つの信号により違反車両43があ
ると判定した場合は、リモート雲台32及びパワーズー
ムレンズを31に制御信号45S1及び45S2をそれ
ぞれ供給し自動追尾を行い、更に、前記VTR52に同
期パルス信号45Sを送り、効果的に録画を行う。な
お、このような自動追尾は周知の技術で可能であるが、
より優れた自動追尾技術は本件出願人の出願に係わる特
願平10−130540、特願平9−226153等が
ある。ここで、VTR52は必ずしもVTRである必要
はなく、ビデオディスクレコーダ等、画像を記録できる
ものであればこれに限定されるものではない。また、第
4、第5、第6の違反車両検出取り締りシステムに適し
たVTRは例えば外部トリガ信号でフレーム録画、間欠
動作制御が可能な周知のタイムラプスVTRがより有効
で効率的であるが、もちろんこれに限定されるものでは
ない。
【0019】以上のように、第4、第5、第6の実施例
のように交通信号機の信号に同期してその内容を録画
し、また、違反車の有無を検出して録画することによ
り、効率的な録画と、録画された画像を見ることによっ
て、交通信号違反車の摘発が容易に実現できる。したが
って、自動的に交通信号違反車の証拠画像を記録でき、
また、交通信号違反車の摘発精度の向上、摘発効率の向
上ができ、人手を省略することにより経済性が高まる。
【0020】次に、VTRへの記録方法の二つの例につ
いて説明する。始めに、事故、交通違反等の異常を検出
したときのみ、記録を行う方法につて図9、図10を参
照し、説明する。実時間Tに対するVTR52の動作タ
イミングは図10の52cに示す通りであり、RECは
録画状態で、STOPは停止状態を示す。同図の実時間
0秒が事故発生点×である。52CはVTRの動作を概
念的に示したもので、○で囲んだ数値は時刻Tを示す。
図の中のT(sec)に示す数値は事故が発生したとき
の実時間T(=0秒)に対応した時刻を±で示す。異常
検出センサ119または画像認識装置53の画像認識測
定部531のどちらか、または両方が異常(事故)を自
動認識し、検出信号10tをVTR制御部532に送出
し、この信号はスイッチブロック533を経由して、V
TR52に記録開始信号10aとし送出される。8は一
時記憶装置であり、VTR52に遅延した映像信号を供
給する。これらの制御はMPU115が行う。一時記憶
装置が必要なのは、通常VTRは停止状態から録画を開
始しても実際には数秒遅れて録画が始まる。したがっ
て、事故等の異常を検出した時にVTRの録画を開始さ
せるべく記録開始信号を発生しても、交通事故では最も
重要な、事故直前とその瞬間を録画することができなく
なる。これを防止するために、一時記憶装置8によりT
1時間、例えば10秒遅延した映像信号をVTR52に
供給する。このT1時間の10秒は、事故の前8秒とV
TR52の応答時間T3、例えば2秒として決めたもの
で、この時間は必要に応じて変更することができる。こ
の記録開始信号により記録を開始したVTR52は、記
録開始のT2秒後(例えば、図10の実施例では応答時
間T3を含め60秒後)に画像認識装置53から送出さ
れる記録休止信号10bにより、停止状態に復帰する。
このT2秒は計時ブロック534により計測するが、こ
の間(すなわちT2秒の間)に再び異常を検出すれば計
時ブロック534はリセットされ再度記録を開始する。
その後の動作も同様である。なお、操作器535は、V
TR52に記録開始信号10aと記録休止信号10bを
手動で送出する機能を有し、監視者が臨時に記録操作を
行う場合に使用する。異常検出センサ119は例えばマ
イクロホンによる音響検出器であり、交通事故により発
生する通常とは異なる音響、例えば、大きな音圧レベル
の衝撃音を検出すると検出信号10tを発生する。以上
説明した実施例は、ビデオテープには異常があったとき
のみ状況が記録されるので、テープをむだなく使用がで
きる。また、再生検索時にも再生時間の節約を図ること
ができる。
【0021】また、連続的に、VTRを動作させる場合
には、ビデオテープに画像とともに検出信号10tを重
畳記録することにより、後に容易にその部分を検出し、
事故原因等を解析することが出来る。この事故検出のト
リガ信号は周知のいわゆる「頭出し信号」としてVTR
52のVISS(VHS Index Search System)回路(ある
いはディジタルインデックスアンドスキップサーチ機
能)に送出され、VISS信号としてビデオテープに記
録される。この場合、VTR52は連続的に映像信号を
記録しているので、この映像信号を遅延させる必要はな
く、VISS信号と同時にビデオテープに記録される。
周知のVTR52内のVISS回路(図示せず)は「早
送り」または「巻き戻し」モードでテープ上のVISS
信号を高速で自動検索して、VISS信号を検知すると
自動的に「再生」モードに切り替わる機能を果たす。し
たがって、VISS信号はこの信号をビデオテープに記
録しておくことにより、再生時にテープを早送り、もし
くは高速再生していても、VTRがこれを検出するとそ
の部分から再生を開始することができるため、検索作業
を効率的に行うことができる。このとき、特に「早送
り」の場合、再生が開始される箇所はVTRの機種、あ
るいは応答、によっては、事故発生位置を多少過ぎるこ
ともあるが、僅かな「再生巻き戻し」で十分対処するこ
とが可能で、スキップバックを併用してもよい。本実施
例によれば、記録済みテープを再生しながらビデオモニ
タの画面上で事故の状況を確認する際は、再生用VTR
を前記のVISS機能で繰り返して動作させることによ
り確認できる。更に「再生」モードで表示される事故状
況の映像だけをスロー再生、スチル機能等を併用すれば
事故状況を精査することもできる。また、不要箇所は
「早送り」または「巻き戻し」モードで自動的にテープ
が送られるので極めて短時間で確認作業を終えることが
できる。
【0022】第7の実施例 本発明の第7の実施例を図11の外観図に示す。図11
において、36は内部TVカメラ3を有する小型のカメ
ラハウジングで、信号灯ハウジング11の下面に取り付
けられ、図2と同様に交通信号灯ハウジング内の交通信
号灯制御回路113と接続されて、第1の実施例と同様
の作用効果を得ることができる。この実施例は、既設の
交通信号機に監視用TVカメラを増設する場合に適して
いる。第1、第2、第3の実施例では、説明の便宜上、
監視用TVカメラを内蔵した交通信号機を東西南北の各
コーナーに独立して設置する例について述べたが、図1
2に示すようなワイヤ100で吊るされた交差点中央設
置用集合型交通信号機10にも適用できることは言うま
でもない。図において、記号に付されたハイフンに続く
アルファベットは、監視用TVカメラの方位(W:西、
N:北)を示している。図11や図12の実施例によれ
ば交通信号機支柱と監視用TVカメラ支柱の共通化によ
って、歩道の通行障害や、都市景観上の難点を解決する
と共に、各コーナーへの監視用TVカメラ導入が可能と
なり、交通信号灯の情報を監視用TVカメラの映像中に
取り込むことによって、高度交通管制システムにも利用
可能な利用価値の高い映像が得られる。また、交通信号
機と監視用TVカメラを独立して設置する方式よりも装
置の合計が割安となり、交通信号機と監視用TVカメラ
の据え付け工事や保守点検作業も同時に行われ得るの
で、費用や交通規制の影響も少ない。一方、図1、図1
1、図12ではテレビカメラの位置は交通信号機近傍、
もしくは内部に設けたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく。例えば交通信号機の支柱を更に高くし、例
えば、交通信号機の2mから3m上方にテレビカメラを
設けてもよいし、カメラ専用の支柱を立てもよい。この
場合には図2の実施例等のように、信号状態の検出を、
直接信号灯の光を用いないで交通信号の制御信号により
検出を行うときに適用することが出る。この場合にはよ
り広範囲に交通状況を撮像することができる。また、説
明の便宜上、図3は交差点内を重点的に捉える例につい
て説明したが、交差点外を捉えたり、2台のカメラで交
差点内と交差点外を捉える場合も、本発明の範囲内であ
る。また、監視用TVカメラの向きは交差点に対し、後
向であっても良い。交通管制ネットワークは電線または
光ケーブルでなく、無線であっても良い。必ずしも、制
御回路等は交通信号機ハウジング内に設けなくともよ
い。 また、交通信号違反が生じる場合のみに記録する
ことにより、記録媒体の効率的な利用が可能であるた
め、安価な運用コストが実現する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば交
通信号と一体化された映像情報を得ることができるた
め、これを基にした交通信号制御、交通事故発生の原因
調査、交通違反車両の検出、交通事故防止のための基礎
資料の収集、旅行時間の算出、渋滞情報や旅行時間の表
示や放送サービス等、種々の高度交通管システムを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための構成外観図
【図2】本発明の一実施例のブロック図
【図3】本発明の一実施例のモニタ画面の説明図
【図4】本発明の一実施例のブロック図
【図5】本発明の一実施例のブロック図
【図6】本発明の一実施例のブロック図
【図7】本発明の一実施例のブロック図
【図8】本発明の一実施例のブロック図
【図9】本発明の一実施例のブロック図
【図10】本発明の一実施例のタイミングチャート
【図11】本発明の一実施例の構成外観図
【図12】本発明の一実施例の構成外観図
【図13】従来例における交差点付近の説明構成図
【図14】従来例における監視用TVカメラの説明構成
【図15】従来例における監視用TVモニタの映像説明
【図16】従来例における交差点の写真による説明図
【符号の説明】
1:交通信号機、3:監視用TVカメラ、4:監視用T
Vカメラ支柱、5:交通管制センタ、6:交通管制ネッ
トワーク、12:交通信号灯、51:モニタ、52:V
TR、53:画像処理装置、54:交通信号制御装置、
113:交通信号灯制御回路、111:同期分離回路、
112:交通信号灯パターン発生回路、114、11
5:インターフェース回路、116:混合回路、
フロントページの続き (72)発明者 桑原 雄一 東京都小平市御幸町32番地 日立電子株式 会社小金井工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラとモニタテレビを備え、交
    差点等の交通要所の映像を前記モニタテレビに表示して
    交通流を監視するようにした交通監視用テレビシステム
    において、 交通信号灯の点灯状態を示す情報と、前記テレビカメラ
    からの情報とを合体したことを特徴とする交通監視用テ
    レビシステム。
  2. 【請求項2】 テレビカメラとモニタテレビを備え、交
    差点等の交通信号機を有する交通要所の映像を前記モニ
    タテレビに表示して交通の状況を監視するようにした交
    通監視用テレビシステムにおいて、 前記交通信号機の交通信号灯の点灯情報と、前記テレビ
    カメラからの映像信号を合成し、前記モニタテレビに表
    示したことを特徴とする交通監視用テレビシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、交通要所の映像を表
    示するモニタテレビは、画面中央に交通要所の映像を表
    示し、画面の辺近傍に、交通信号の点灯情報を表示する
    ようにしたことを特徴とする交通監視用テレビシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記交通信号機の交
    通信号灯の点灯情報は、該交通信号機の交通信号灯の制
    御信号であることを特徴とする交通監視用テレビシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記交通信号機の交
    通信号灯の点灯情報は、前記交通信号機の信号灯光源の
    一部を前記テレビカメラの視野内に導き交通信号灯を撮
    像合成することを特徴とする交通監視用テレビシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記テレビカメラを
    前記交通信号機と同一ハウジングに収納したことを特徴
    とする交通要所監視用テレビシステム。
  7. 【請求項7】 交通信号機の近傍に設けたテレビカメラ
    と、少なくともモニタテレビと交通信号の制御装置を備
    えた交通管制センタと、これらを交通管制ネットワーク
    で結び、交差点等の交通信号機を制御すると共に、交差
    点等の交通信号機を有する交通要所の映像を前記モニタ
    テレビに表示して交通の状況を監視するようにした交通
    監視用テレビシステムにおいて、 前記交通管制センタには交通信号制御装置を有し、該交
    通信号制御装置から前記交通管制ネットワークを介して
    交通制御信号を前記交通信号機に出力し、これを受信し
    た前記交通信号機ではこの交通信号制御信号の制御に応
    じて交通信号制御回路により信号灯を点灯すると共に該
    交通信号制御信号を前記テレビカメラからの映像信号と
    合成し前記交通管制ネットワークを介して前記モニタテ
    レビに表示するように構成したことを特徴とする交通監
    視用テレビシステム。
  8. 【請求項8】 少なくとも、テレビカメラと録画手段と
    を有し、交差点等の交通要所の映像を前記モニタテレビ
    に表示、記録して交通流を監視するようにした交通監視
    用テレビシステムにおいて、 前記テレビカメラと前記録画手段により路上の車と交通
    信号とを同時に撮像して録画し、信号違反車を監視する
    ことを特徴とする交通監視用テレビシステム。
  9. 【請求項9】 交通信号機の信号表示を撮像する第1の
    テレビカメラと、信号違反車または該違反車の一部を撮
    像する第2のテレビカメラと、前記交通信号表示と同期
    して少なくとも前記第2のテレビカメラの画像を録画す
    る手段とを有することを特徴とする交通監視用テレビシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 交通信号機の信号表示を撮像する第1
    のテレビカメラと、該第1のテレビカメラの撮像信号出
    力から前記信号表示の変化と同期した同期パルス信号を
    抽出する信号処理回路と、違反車が出現する予測領域を
    撮像する第2のテレビカメラと、該第2のテレビカメラ
    の映像信号出力と、前記第1のテレビカメラの映像信号
    出力とをミキシングするミキシング回路と、録画装置と
    を有し、該録画装置が、前記同期パルス信号の制御によ
    り、前記ミキシング回路から出力される映像信号を録画
    することを特徴とする交通監視用テレビシステム。
  11. 【請求項11】 テレビカメラとモニタテレビを備え、
    交通信号機を有する交通要所の映像を前記モニタテレビ
    に表示して交通流を監視するようにした交通監視用テレ
    ビシステムにおいて、 交差点を中心にその近傍を撮像するテレビカメラと、前
    記交差点の交通信号灯の制御信号に基づく点灯信号情報
    を前記テレビカメラより得た映像信号に合成する映像信
    号合成部と、 該映像合成部により合成された交差点映像と交通信号灯
    点灯情報を表示するモニタテレビと、前記合成された交
    差点映像と前記交通信号灯点灯情報とを記録する記録装
    置と、交差点での異状を検出し、前記記録装置により前
    記交通信号灯点灯情報に重畳記録または、前記記録装置
    を制御する異状検出センサとを有することを特徴とする
    交通監視用テレビシステム。
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JP31190197 1997-11-13
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