JP2003140372A - 電子写真用感光体およびその製造方法 - Google Patents

電子写真用感光体およびその製造方法

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JP2003140372A JP2001337832A JP2001337832A JP2003140372A JP 2003140372 A JP2003140372 A JP 2003140372A JP 2001337832 A JP2001337832 A JP 2001337832A JP 2001337832 A JP2001337832 A JP 2001337832A JP 2003140372 A JP2003140372 A JP 2003140372A
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resin
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Naomoto Ito
直基 伊東
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Fuji Electric Imaging Device Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真用感光体の下引き層塗布液における
金属酸化物微粒子の分散安定性を向上させることによ
り、ムラのない下引き層を実現し、ひいては、電子写真
特性、特には画像特性および外観特性の均一な電子写真
用感光体およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 導電性基体上に、下引き層および感光層
を備える電子写真用感光体において、前記下引き層が金
属酸化物微粒子を含有し、該下引き層が下引き層塗布液
により形成されてなり、該下引き層塗布液が、1×10
5Paにおける沸点が160℃以下で、かつ、20℃に
おける粘度が3.0mPa・s以上である有機溶媒を含
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用感光体
(以下、単に「感光体」とも称する)およびその製造方
法に関し、詳しくは、有機材料を含む感光層を有し、電
子写真方式のプリンター、複写機などに用いられる、積
層型または単層型の電子写真用感光体およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体は、導電性基体上に光
導電性を有する感光層を積層した構造を有し、単一の感
光層で電荷発生や電荷輸送の機能を併せ持った単層型感
光体と、電荷発生に寄与する層と表面電荷保持および電
荷輸送に寄与する層とに機能分離した感光層を有する機
能分離積層型感光体が一般的である。また近年、熱安定
性、成膜性などの利点により、有機材料を用いた電子写
真用感光体が実用化されてきているが、これらの電子写
真用感光体は電荷発生および電荷輸送を担う機能材料の
みでは機械的に安定した感光層を形成することが困難で
あるため、通常は樹脂バインダーを共に用いて感光層を
形成することで、電子写真用感光体を実現している。
【0003】最近では、感光層として、電荷発生物質を
含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送
層との積層型を用いる機能分離積層型感光体が主流とな
っており、中でも、電荷発生物質としての有機顔料を蒸
着または樹脂バインダー中に分散させて成膜した層を電
荷発生層とし、電荷輸送機能を有する有機低分子化合物
を電荷輸送物質として樹脂バインダー中に分散させた層
を電荷輸送層として用いた負帯電型感光体が数多く提案
されている。また、電荷発生物質と電荷輸送物質とを樹
脂バインダー中に分散させた単層の感光層を用いた正帯
電型感光体も提案されている。
【0004】さらに、印字画像品質の向上のために、導
電性基体と電荷発生層または感光層との間に下引き層を
設けることも一般に行われており、特に、電子写真用感
光体をカールソンプロセスの電子写真装置に適用する場
合には、印字画像上の黒点や白点などの欠陥の発生を抑
制する観点からも、電荷発生層または感光層の下に下引
き層を導入した構造が採られることが多い。
【0005】この場合の下引き層の材料としては、カゼ
イン、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル
樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルホ
ルマール樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェ
ノキシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、シリコ
ーン樹脂等が知られている。
【0006】また、レーザー露光光の干渉防止や下引き
層への導電性の付与等を目的として、金属酸化物微粒子
や、下引き層塗布液(以下、単に「塗布液」とも称す
る)溶媒に不溶な樹脂粒子、または、これらの粒子に表
面処理を施したものを、下引き層樹脂に分散したものも
実用化されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属酸
化物微粒子は下引き層に使用される樹脂バインダーと比
較して比重が大きいため、下引き層塗布液中で沈降もし
くは分離を生じやすく、下引き層を成膜した際に下引き
層の特性ムラや外観ムラを発生させやすい傾向がある。
そのため、下引き層塗布液自体の均一性を得るために、
金属酸化物微粒子の塗布液中での分散安定性が求められ
ている。
【0008】この問題に対して、これまでに、例えば、
塗布液に特定の沸点と粘度を有する溶剤を用いた電子写
真感光体の浸漬塗布法(特開平4−352159号公
報)や、特定のカップリング剤にて表面処理された金属
酸化物粒子と、バインダー樹脂と、特定の有機溶媒を含
有する下引き層用の塗布液を用いた電子写真感光体の製
造方法(特開平10−148959号公報)、特定のバ
インダー樹脂、酸化チタン粒子および溶剤の組合せを用
いた電子写真感光体製造用塗布液(特開2000−25
8941号公報)などが提案されているが、いずれも十
分に現在の要求水準を満たしているものとはいえず、よ
り下引き層塗布液の均一性に優れ、塗布液に起因する画
像不良の生じない電子写真用感光体が求められていた。
【0009】そこで本発明の目的は、電子写真用感光体
の下引き層塗布液における金属酸化物微粒子の分散安定
性を向上させることにより、ムラのない下引き層を実現
し、ひいては、電子写真特性、特には画像特性および外
観特性の均一な電子写真用感光体およびその製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、下引き層塗布液に用
いる下引き層塗布液用有機溶媒について、沸点および粘
度を特定の範囲とすることにより、塗布液の分散安定性
を向上するとともに、得られる感光体において感光特性
および外観特性のムラをなくし、均一な諸性能を有する
優れた感光体を得ることができることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0011】即ち、上記課題を解決するために、本発明
の電子写真用感光体は、導電性基体上に、下引き層およ
び感光層を備える電子写真用感光体において、前記下引
き層が金属酸化物微粒子を含有し、該下引き層が下引き
層塗布液により形成されてなり、該下引き層塗布液が、
1×105Paにおける沸点が160℃以下で、かつ、
20℃における粘度が3.0mPa・s以上である有機
溶媒を含有することを特徴とするものである。
【0012】本発明の感光体においては、前記感光層
が、電荷発生層と電荷輸送層とを積層してなる積層型で
あっても、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する単
一の層からなる単層型であってもよい。
【0013】本発明の感光体においては、また、前記有
機溶媒が炭素数4以上のアルコール系溶媒であることが
好ましく、特には分岐構造を有するアルコール系溶媒で
あることがより好ましい。
【0014】また、本発明の電子写真用感光体の製造方
法は、導電性基体上に、下引き層塗布液を塗布して下引
き層を形成する工程を含む電子写真用感光体の製造方法
であって、前記下引き層塗布液が金属酸化物微粒子と有
機溶媒とを含有し、該有機溶媒の、1×105Paにお
ける沸点が160℃以下であり、かつ、20℃における
粘度が3.0mPa・s以上であることを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面に基づき詳細に説明する。図1および図
2は夫々本発明に係る積層型感光体および単層型感光体
を示す模式的断面図であり、1は導電性基体、2は下引
き層、3は電荷発生層、4は電荷輸送層、5は単層型の
感光層を夫々表す。また、図示はしないが、電荷輸送層
4または感光層5の上に、保護の目的でさらに被覆層を
設けてもよい。以下、本発明の感光体を、図1に示す積
層型感光体を例に取って具体的に説明する。
【0016】導電性基体1は、感光体の電極としての役
目を担うと同時に他の各層の支持体となっており、円筒
状、板状、フィルム状のいずれでもよく、アルミニウ
ム、ステンレス鋼、ニッケルなどの金属、あるいはガラ
ス、樹脂等に導電処理を施したものでもよい。
【0017】下引き層2は、導電性基体から感光層への
不要な電荷の注入防止、基体表面の欠陥被覆、感光層の
接着性の向上等の目的で設けられるものであり、本発明
においては、樹脂バインダーに加えて、金属酸化物微粒
子を含有する。樹脂バインダーとしては、カゼイン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル
樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルホ
ルマール樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェ
ノキシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリブチラール樹脂、ポリアミド樹脂および
これらの共重合体などを適宜組み合わせて使用すること
が可能である。本発明に係る、塗布液の分散安定性に寄
与する溶媒の粘度効果は、樹脂バインダーとの組合せの
いかんによらず期待できるため、使用溶媒に対する樹脂
の溶解度が十分であれば特に樹脂バインダーを限定する
必要はない。
【0018】樹脂バインダー中に分散させる金属酸化物
微粒子としては、それ自体に導電性のないものとしてS
iO2、TiO2、In23、ZrO2、Al23等を用
いることが可能である。かかる金属酸化物微粒子の一次
粒子径は、通常1μm以下、好ましくは0.02〜0.
4μmの範囲とする。また、これら金属酸化物微粒子
は、分散安定性や感光特性向上のためにシランカップリ
ング剤で表面処理を行って使用することもできる。
【0019】下引き層塗布液に用いる有機溶媒として
は、分散液の長期放置時における、フィラーとして用い
ている金属酸化物微粒子等の分散安定性の観点から、高
粘度溶媒を選定することが好ましい。しかしながら、あ
る程度以上の高粘度溶媒は一般的に常圧下での沸点が高
いことから、下引き層塗布液の溶媒として使用した場合
には、乾燥後の下引き層塗布膜中に残留して感光特性に
悪影響を与えたり、塗工後の乾燥装置が制約されるなど
の難点がある。従って、本発明においては、下引き層塗
布液用有機溶媒の1×105Pa(=1atm(760
mmHg))における沸点が、160℃以下、好ましく
は60℃〜150℃である。沸点が160℃を超える
と、上記悪影響が大きくなって感光体が実用に供し得な
くなる。
【0020】また、溶媒粘度としては、従来より一般に
溶媒として使用されているメタノール、エタノール、1
−プロパノールやテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
オキソラン等の環状エーテル類、シクロへキサン、トル
エン、キシレン等の炭化水素系溶媒、また、これらの溶
媒に対する混合溶媒として使用されるクロロホルム、ジ
クロロメタン、ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒より
も粘度が高いもの、特には、炭素数4以上のアルコール
系溶媒、更には分岐構造をもつアルコール系溶媒等を使
用することが好ましい。20℃における粘度が3.0m
Pa・s以上、好ましくは3.5mPa・s〜10mP
a・s、さらに好ましくは3.9mPa・s〜7.2m
Pa・sを確保でき、かつ、上記した1×105Paに
おける沸点160℃以下を有する有機溶媒を用いること
で、下引き層塗布液の分散安定性を向上し、かつ、良好
な感光特性を維持することができる。また、下引き層塗
布時の乾燥速度を制御するために、低沸点溶媒をこれら
の高粘度溶媒と混合して用いることも可能である。な
お、下引き層の乾燥は、大気圧雰囲気(1atm)中
で、温度60〜160℃、時間15分〜1時間の条件下
で行うことが好ましい。
【0021】電荷発生層3は、有機光導電性物質を真空
蒸着するか、または、有機光導電性物質の粒子を樹脂バ
インダー中に分散させた塗液を塗布して形成され、光を
受容して電荷を発生する。電荷発生層3については、電
荷発生効率が高いことと同時に、発生した電荷の電荷輸
送層4への注入性に電界依存性が少なく、低電界でも注
入効率のよいことが望まれるため、有機光導電性物質と
しては、電荷発生物質を主体として、これに電荷輸送物
質などを添加して使用してもよい。電荷発生物質として
は、無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、
スズフタロシアニン等のフタロシアニン系顔料、アゾ顔
料、アントアントロン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔
料、スクアリリウム顔料、チアピリリウム顔料、キナク
リドン顔料などを用いることができ、また、これらの顔
料を組み合わせて用いてもよい。
【0022】電荷発生層3の樹脂バインダーとしては、
ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、塩化ビニル
系樹脂、フェノキシ樹脂、シリコーン樹脂、メタクリル
酸エステル樹脂およびこれらの共重合体などを適宜組み
合わせて使用することが可能である。
【0023】電荷輸送層4は、電荷輸送物質と樹脂バイ
ンダーとを溶剤に溶解させた塗布液をシールコート法も
しくはDip(ディップ)法により成膜することで形成
される。電荷輸送物質の一例としては、ヒドラゾン化合
物、スチリル化合物、ピラゾリン化合物、ピラゾロン化
合物、オキサジアゾール化合物、アリールアミン化合
物、ベンジジン化合物、スチルベン化合物、ブタジエン
化合物およびポリビニルカルバゾールなどの電荷輸送性
ポリマーおよび樹脂バインダーと電荷輸送物質との共重
合体ポリマー等を使用することが可能である。また、樹
脂バインダーとしては、ポリカーボネート樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル酸エステル
の重合体および共重合体などを用いることができ、電荷
輸送物質との相溶性が良くなる組み合わせとし、かつ、
機械的、化学的および電気的安定性、密着性が確保され
るように電荷輸送層を形成することが重要である。電荷
輸送層の膜厚は、実用的に有効な表面電位を維持するた
めに、10〜50μmの範囲が好ましい。
【0024】なお、図2に示す単層型感光体の場合も、
下引き層2につき上述の本発明に係る要件を満たしてい
ればよく、単層型の感光層5については特に制限されな
い。感光層5については、上記の積層型の場合と同様の
電荷発生物質、電荷輸送物質および樹脂バインダー等を
適宜用いて形成することが可能である。
【0025】また、積層型および単層型感光体の感光層
中にはいずれも、熱、オゾン等に対する安定性を向上さ
せる目的で、酸化防止剤を適宜含有させることができ
る。このような目的に用いられる化合物としては、トコ
フェロールなどのクロマノール誘導体またはエーテル化
化合物もしくはエステル化化合物、ポリアリールアルカ
ン化合物、ハイドロキノン誘導体およびそのモノエーテ
ル化化合物またはジエーテル化化合物、ベンゾフェノン
誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、チオエーテル化合
物、フェニレンジアミン誘導体、ホスホン酸エステル、
亜リン酸エステル、フェノール化合物、ヒンダードフェ
ノール化合物、直鎖アミン化合物、環状アミン化合物、
ヒンダードアミン化合物などが挙げられる。
【0026】さらに、積層型および単層型感光体の感光
層中には、感度の向上や残留電位の減少、繰り返し使用
時の特性変動等を低減する目的のために、必要に応じて
電子受容物質を含有させることができる。電子受容物質
としては、無水コハク酸、無水マレイン酸、ジブロム無
水コハク酸、無水フタル酸、3−ニトロ無水フタル酸、
4−ニトロ無水フタル酸、無水ピロメリット酸、ピロメ
リット酸、トリメリット酸、無水トリメリット酸、フタ
ルイミド、4−ニトロフタルイミド、テトラシアノエチ
レン、テトラシアノキノジメタン、クロラニル、ブロマ
ニル、o−ニトロ安息香酸などの電子親和力の大きな化
合物を挙げることができる。
【0027】また、本発明の電子写真用感光体の製造方
法は、導電性基体上に下引き層塗布液を塗布して下引き
層を形成する際に、この下引き層塗布液中に、金属酸化
物微粒子と、1×105Pa(=1atm(760mm
Hg))における沸点が160℃以下で、かつ、20℃
における粘度が3.0mPa・s以上である有機溶媒と
を含有させるものであればよく、他の各層の構成、形成
手順等は特に制限されない。
【0028】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をより詳細に説
明する。実施例1 樹脂バインダーとしてのヒドロキシスチレン樹脂10重
量部およびイソブチル化メラミン樹脂10重量部を、溶
媒としてのイソブチルアルコール100重量部に溶解さ
せた溶液に、あらかじめ表面をメチルハイドロジェンポ
リシロキサンにて処理した1次粒径0.03〜0.05
μmの超微粒子酸化チタン80重量部を混合して、ビー
ズミル分散装置にて1時間分散させ、下引き層塗布液を
作製した。使用した溶媒の粘度は20℃において3.9
5mPa・sであり、沸点は1×105Pa(=1at
m(760mmHg))において107.9℃(但し、
760mmHgにおける文献値である。以下、実施例中
において同じ)であった。
【0029】この下引き層塗布液を、アルミ円筒基板上
にディップ法にて10μm塗工した後、150℃で30
分間乾燥して、下引き層を形成した。次いで、その上層
に、電荷発生物質としてのY型チタニルフタロシアニン
と樹脂バインダーとしての塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体とをジクロロエタンに分散せしめた電荷発生層塗布
液を、ディップ法にて約0.1μm塗工して、80℃で
30分間乾燥して、電荷発生層を形成した。さらに、
N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−N,N’−ジ
フェニル−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン
5重量部と、N,N,N’,N’−テトラキス(4−メ
チルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジ
アミン5重量部と、粘度平均分子量50,000のポリ
カーボネートZ樹脂とをジクロロメタン溶媒80重量部
により溶解させて、ディップ法にて膜厚28μmに塗工
形成した後、100℃で60分間乾燥して、電子写真用
感光体を作製した。
【0030】実施例2 樹脂バインダーとしてのヒドロキシスチレン樹脂10重
量部およびイソブチル化メラミン樹脂10重量部を、溶
媒としての2−メチル−1−ブタノール100重量部に
溶解させた溶液に、あらかじめ表面をメチルハイドロジ
ェンポリシロキサンで処理した1次粒径0.03〜0.
05μmの超微粒子酸化チタン80重量部を混合して、
ビーズミル分散装置にて1時間分散させ、下引き層溶液
を作製した。使用した溶媒の粘度は20℃において5.
09mPa・sであり、沸点は1×105Paにおいて
128℃であった。それ以外は実施例1と同様にして、
下引き層、電荷発生層および電荷輸送層を順次成膜し
て、電子写真用感光体を作製した。
【0031】実施例3 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに3−メチル−1−ブタノール100重量部
を用いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の
粘度は20℃において4.2mPa・sであり、沸点は
1×105Paにおいて130.8℃であった。それ以
外は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層およ
び電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製
した。
【0032】実施例4 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに1−ヘキサノール100重量部を用いて、
下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度は20
℃において5.2mPa・sであり、沸点は1×105
Paにおいて157.1℃であった。さらに、下引き層
の乾燥温度および時間を160℃および30分間とした
以外は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層お
よび電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作
製した。
【0033】実施例5 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに4−メチル−2−ペンタノール100重量
部を用いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒
の粘度は20℃において4.59mPa・sであり、沸
点は1×105Paにおいて131.8℃であった。そ
れ以外は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層
および電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を
作製した。
【0034】実施例6 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに2−エチル−1−ブタノール100重量部
を用いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の
粘度は20℃において5.63mPa・sであり、沸点
は1×105Paにおいて147.0℃であった。それ
以外は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層お
よび電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作
製した。
【0035】実施例7 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに3−ヘプタノール100重量部を用いて、
下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度は20
℃において7.1mPa・sであり、沸点は1×105
Paにおいて156.2℃であった。さらに、下引き層
の乾燥温度および時間を160℃および30分間とした
以外は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層お
よび電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作
製した。
【0036】実施例8 樹脂バインダーとしてのヒドロキシスチレン樹脂10重
量部およびイソブチル化メラミン樹脂10重量部を、溶
媒としてのイソブチルアルコール100重量部に溶解さ
せた溶液に、あらかじめ表面をメチルハイドロジェンポ
リシロキサンで処理した平均1次粒径0.27μmの高
純度酸化チタン80重量部を混合して、ビーズミル分散
装置にて1時間分散させ、下引き層塗布液を作製した。
それ以外は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生
層および電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体
を作製した。
【0037】実施例9 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりにイソブチルアルコール50重量部とテトラ
ヒドロフラン50重量部との混合溶媒を用いて、下引き
層塗布液を作製した。それ以外は実施例1と同様にし
て、下引き層、電荷発生層および電荷輸送層を順次成膜
して、電子写真用感光体を作製した。
【0038】実施例10 実施例1の下引き層塗布液を用いて下引き層を形成した
後、電荷発生物質としてのY型チタニルフタロシアニン
1重量部と、電子輸送物質としての4−オキソ−3,5
−ジターシャリ−ブチル−2,5−シクロヘキサジエン
−1−イリデン−(4−クロロフェニルアゾ)−メチレ
ン20重量部と、正孔輸送物質としてのN,N’−ビス
(3−メチルフェニル)−N,N’−ジフェニル−1,
1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン30重量部と、
粘度平均分子量50,000のポリカーボネートZ樹脂
40重量部とを、テトラヒドロフラン溶媒300重量部
により溶解させて、ディップ法にて膜厚30μmの感光
層を塗工形成した後、100℃で60分間乾燥すること
により、電子写真用感光体を作製した。
【0039】実施例11 実施例1において樹脂バインダーとして用いたヒドロキ
シスチレン樹脂およびイソブチル化メラミン樹脂の代わ
りに、アルコール可溶性ナイロン(CM8000)10
重量部を、溶媒として、イソブチルアルコールの代わり
にジクロロメタン100重量部およびイソブチルアルコ
ール100重量部を用いて溶解させた溶液に、あらかじ
め表面をメチルハイドロジェンポリシロキサンで処理し
た1次粒径0.03〜0.05μmの超微粒子酸化チタ
ン40重量部を混合して、実施例1と同様にしてビーズ
ミル分散装置にて1時間分散させ、下引き層溶液を作製
した。溶媒に使用したジクロロメタンの粘度は20℃に
おいて0.425mPa・sであり、沸点は1×105
Paにおいて39.75℃であった。それ以外は実施例
1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電荷輸送
層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製した。
【0040】比較例1 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりにメチルアルコール100重量部の溶媒を用
いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度
は20℃において0.59mPa・sであり、沸点は1
×105Paにおいて64.5℃であった。それ以外は
実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電
荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製し
た。
【0041】比較例2 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりにイソプロピルアルコール100重量部を用
いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度
は20℃において2.41mPa・sであり、沸点は1
×105Paにおいて82.3℃であった。それ以外は
実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電
荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製し
た。
【0042】比較例3 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに1−ブタノール100重量部を用いて、下
引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度は20℃
において2.95mPa・sであり、沸点は1×105
Paにおいて117.7℃であった。それ以外は実施例
1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電荷輸送
層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製した。
【0043】比較例4 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに1,4−ジオキサン100重量部を用い
て、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度は
20℃において1.31mPa・sであり、沸点は1×
105Paにおいて101.3℃であった。それ以外は
実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電
荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製し
た。
【0044】比較例5 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりにテトラヒドロフラン100重量部を用い
て、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度は
20℃において0.55mPa・sであり、沸点は1×
105Paにおいて66℃であった。それ以外は実施例
1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電荷輸送
層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製した。
【0045】比較例6 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりにメチルイソブチルケトン100重量部を用
いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度
は20℃において0.59mPa・sであり、沸点は1
×105Paにおいて115.9℃であった。それ以外
は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層および
電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製し
た。
【0046】比較例7 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりにジエチルケトン100重量部を用いて、下
引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度は20℃
において0.48mPa・sであり、沸点は1×105
Paにおいて102.0℃であった。それ以外は実施例
1と同様にして、下引き層、電荷発生層および電荷輸送
層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製した。
【0047】比較例8 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに2−メトキシエタノール100重量部を用
いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度
は20℃において1.72mPa・sであり、沸点は1
×105Paにおいて124.6℃であった。それ以外
は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層および
電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製し
た。
【0048】比較例9 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに2−エトキシエタノール100重量部を用
いて、下引き層塗布液を作製した。使用した溶媒の粘度
は20℃において2.05mPa・sであり、沸点は1
×105Paにおいて135.6℃であった。それ以外
は実施例1と同様にして、下引き層、電荷発生層および
電荷輸送層を順次成膜して、電子写真用感光体を作製し
た。
【0049】比較例10 実施例11において溶媒として用いたイソブチルアルコ
ールの代わりにジクロロメタン100重量部とメチルア
ルコール60重量部と1−ブタノール40重量部との混
合溶媒を用いた以外は実施例11と同様にして、電子写
真用感光体を作製した。
【0050】比較例11 実施例1において溶媒として用いたイソブチルアルコー
ルの代わりに2−ヘプタノール100重量部を用いて下
引き層溶液を作製した。使用した溶媒の粘度は20℃に
おいて6.53mPa・sであり、沸点は1×105
aにおいて160.4℃であった。それ以外は実施例1
と同様にして、下引き層、電荷発生層および電荷輸送層
を順次成膜して、電子写真用感光体を作製した。
【0051】上記実施例1〜11および比較例1〜11
で使用した有機溶媒、各溶媒の沸点および粘度につき、
下記の表1中にまとめて示す。また、各実施例および比
較例において得られた感光体について、常温雰囲気にお
ける静置フィラー沈降評価および印字評価を行った結果
を下記の表2に示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、金属酸化物微粒子の分散性の向上した下引き層塗布
液を得ることができ、これにより、均一でムラのない下
引き層を有し、ひいては電子写真特性、特には画像特性
および外観特性に優れた電子写真用感光体およびその製
造方法を提供することができた。また、下引き層用有機
溶媒として、分岐構造を有するアルコール系溶媒を用い
た場合には、より低沸点の溶媒で分散性を向上させた下
引き層塗布液を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型電子写真用感光体を示す模
式的断面図である。
【図2】本発明に係る単層型電子写真用感光体を示す模
式的断面図である。
【符号の説明】
1 導電性基体 2 下引き層 3 電荷発生層 4 電荷輸送層 5 単層型の感光層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上に、下引き層および感光層
    を備える電子写真用感光体において、前記下引き層が金
    属酸化物微粒子を含有し、該下引き層が下引き層塗布液
    により形成されてなり、該下引き層塗布液が、1×10
    5Paにおける沸点が160℃以下で、かつ、20℃に
    おける粘度が3.0mPa・s以上である有機溶媒を含
    有することを特徴とする電子写真用感光体。
  2. 【請求項2】 前記感光層が、電荷発生層と電荷輸送層
    とを積層してなる積層型である請求項1記載の電子写真
    用感光体。
  3. 【請求項3】 前記感光層が、電荷発生物質と電荷輸送
    物質とを含有する単一の層からなる単層型である請求項
    1記載の電子写真用感光体。
  4. 【請求項4】 前記有機溶媒が炭素数4以上のアルコー
    ル系溶媒である請求項1〜3のうちいずれか一項記載の
    電子写真用感光体。
  5. 【請求項5】 前記有機溶媒が分岐構造を有するアルコ
    ール系溶媒である請求項4記載の電子写真用感光体。
  6. 【請求項6】 導電性基体上に、下引き層塗布液を塗布
    して下引き層を形成する工程を含む電子写真用感光体の
    製造方法であって、前記下引き層塗布液が金属酸化物微
    粒子と有機溶媒とを含有し、該有機溶媒の、1×105
    Paにおける沸点が160℃以下であり、かつ、20℃
    における粘度が3.0mPa・s以上であることを特徴
    とする電子写真用感光体の製造方法。
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