JP2003140075A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光束を出射する複数の光源と、
前記複数の光源から出射された複数の光束を偏向する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された複数の光束を被走査部材へとそれぞれ導くように光路ごとに設けられた複数の折り返し部材と、
前記複数の折り返し部材によって折り返された複数の光束をそれぞれ異なる該被走査部材上に集光する光学結像手段と、を備え、
前記複数の光源から出射された光束は、前記回転多面鏡の回転軸を含む平面の両側に前記回転多面鏡によってそれぞれ偏向される走査光学装置であって、
前記光学結像手段は、前記回転多面鏡によって偏向された光束が入射する第1レンズと該光束が出射する第2レンズとを含みfθ特性を有したレンズ群を該光路ごとに有し、
該光路ごとにそれぞれの前記折り返し部材が前記第1レンズと前記第2レンズの間に配設されることを特徴とする走査光学装置。
【請求項2】
前記回転多面鏡は、単一のモータにより回転駆動されることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項3】
前記複数の光源から出射された光束が前記回転多面鏡へ入射する方向は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する面に対して全て斜めの方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記第1レンズは、前記第2レンズと前記回転多面鏡の間の光路上に設けられ、前記第1レンズのうち少なくとも1つについて、複数の光束が通過することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記レンズ群は、副走査方向について縮小系となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項6】
各々の光路において、前記回転多面鏡の偏向面から前記折り返し部材までの光路長は全て、前記回転多面鏡から該被走査部材の走査面までの光路長の半分より短いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項7】
一の前記回転多面鏡により偏向された複数の光束のうち少なくとも1つの光束は、該光路上に一つの折り返し部材を設けた第1の光路を通過し、該光束とは別の少なくとも1つ
の光束は前記光路上に複数の折り返し部材を設けた第2の光路を通過し、
前記第2の光路に設けられ前記回転多面鏡から該光路上で最も遠い位置にある前記折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長は、前記第1の光路に設けられた前記一つの折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長より短いことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかの項に記載の走査光学装置と、
前記被走査部材を含む電子写真方式による画像形成ステーションを備える画像形成部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記被走査部材は、前記走査光学装置から光束が出射する点の鉛直下方に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
請求項7に記載の走査光学装置と、前記被走査部材上に異なる色の画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ステーションとを有する画像形成装置であって、
イエローの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第2の光路を通過し、
ブラックの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第1の光路を通過することを特徴とする画像形成装置。
【請求項1】
光束を出射する複数の光源と、
前記複数の光源から出射された複数の光束を偏向する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された複数の光束を被走査部材へとそれぞれ導くように光路ごとに設けられた複数の折り返し部材と、
前記複数の折り返し部材によって折り返された複数の光束をそれぞれ異なる該被走査部材上に集光する光学結像手段と、を備え、
前記複数の光源から出射された光束は、前記回転多面鏡の回転軸を含む平面の両側に前記回転多面鏡によってそれぞれ偏向される走査光学装置であって、
前記光学結像手段は、前記回転多面鏡によって偏向された光束が入射する第1レンズと該光束が出射する第2レンズとを含みfθ特性を有したレンズ群を該光路ごとに有し、
該光路ごとにそれぞれの前記折り返し部材が前記第1レンズと前記第2レンズの間に配設されることを特徴とする走査光学装置。
【請求項2】
前記回転多面鏡は、単一のモータにより回転駆動されることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項3】
前記複数の光源から出射された光束が前記回転多面鏡へ入射する方向は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する面に対して全て斜めの方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記第1レンズは、前記第2レンズと前記回転多面鏡の間の光路上に設けられ、前記第1レンズのうち少なくとも1つについて、複数の光束が通過することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記レンズ群は、副走査方向について縮小系となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項6】
各々の光路において、前記回転多面鏡の偏向面から前記折り返し部材までの光路長は全て、前記回転多面鏡から該被走査部材の走査面までの光路長の半分より短いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項7】
一の前記回転多面鏡により偏向された複数の光束のうち少なくとも1つの光束は、該光路上に一つの折り返し部材を設けた第1の光路を通過し、該光束とは別の少なくとも1つ
の光束は前記光路上に複数の折り返し部材を設けた第2の光路を通過し、
前記第2の光路に設けられ前記回転多面鏡から該光路上で最も遠い位置にある前記折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長は、前記第1の光路に設けられた前記一つの折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長より短いことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの項に記載の走査光学装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかの項に記載の走査光学装置と、
前記被走査部材を含む電子写真方式による画像形成ステーションを備える画像形成部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記被走査部材は、前記走査光学装置から光束が出射する点の鉛直下方に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
請求項7に記載の走査光学装置と、前記被走査部材上に異なる色の画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ステーションとを有する画像形成装置であって、
イエローの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第2の光路を通過し、
ブラックの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第1の光路を通過することを特徴とする画像形成装置。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る走査光学装置にあっては、
光束を出射する複数の光源と、
前記複数の光源から出射された複数の光束を偏向する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された複数の光束を被走査部材へとそれぞれ導くように光路ごとに設けられた複数の折り返し部材と、
前記複数の折り返し部材によって折り返された複数の光束をそれぞれ異なる該被走査部材上に集光する光学結像手段と、を備え、
前記複数の光源から出射された光束は、前記回転多面鏡の回転軸を含む平面の両側に前記回転多面鏡によってそれぞれ偏向される走査光学装置であって、
前記光学結像手段は、前記回転多面鏡によって偏向された光束が入射する第1レンズと該光束が出射する第2レンズとを含みfθ特性を有したレンズ群を該光路ごとに有し、
該光路ごとにそれぞれの前記折り返し部材が前記第1レンズと前記第2レンズの間に配設されることを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る走査光学装置にあっては、
光束を出射する複数の光源と、
前記複数の光源から出射された複数の光束を偏向する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された複数の光束を被走査部材へとそれぞれ導くように光路ごとに設けられた複数の折り返し部材と、
前記複数の折り返し部材によって折り返された複数の光束をそれぞれ異なる該被走査部材上に集光する光学結像手段と、を備え、
前記複数の光源から出射された光束は、前記回転多面鏡の回転軸を含む平面の両側に前記回転多面鏡によってそれぞれ偏向される走査光学装置であって、
前記光学結像手段は、前記回転多面鏡によって偏向された光束が入射する第1レンズと該光束が出射する第2レンズとを含みfθ特性を有したレンズ群を該光路ごとに有し、
該光路ごとにそれぞれの前記折り返し部材が前記第1レンズと前記第2レンズの間に配設されることを特徴とする。
前記複数の光源から出射された光束が前記回転多面鏡へ入射する方向は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する面に対して全て斜めの方向であるとよい。
各々の光路において、前記回転多面鏡の偏向面から前記折り返し部材までの光路長は全て、前記回転多面鏡から該被走査部材の走査面までの光路長の半分より短いとよい。
一の前記回転多面鏡により偏向された複数の光束のうち少なくとも1つの光束は、該光路上に一つの折り返し部材を設けた第1の光路を通過し、該光束とは別の少なくとも1つ
の光束は前記光路上に複数の折り返し部材を設けた第2の光路を通過し、
前記第2の光路に設けられ前記回転多面鏡から該光路上で最も遠い位置にある前記折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長は、前記第1の光路に設けられた前記一つの折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長より短いとよい。
の光束は前記光路上に複数の折り返し部材を設けた第2の光路を通過し、
前記第2の光路に設けられ前記回転多面鏡から該光路上で最も遠い位置にある前記折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長は、前記第1の光路に設けられた前記一つの折り返し部材と前記回転多面鏡の偏向面との光路長より短いとよい。
前記被走査部材は、前記走査光学装置から光束が出射する点の鉛直下方に設けられているとよい。
また、本発明に係る画像形成装置にあっては、上記記載の走査光学装置と、前記被走査部材上に異なる色の画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ステーションとを有する画像形成装置であって、
イエローの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第2の光路を通過し、
ブラックの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第1の光路を通過することを特徴とする。
イエローの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第2の光路を通過し、
ブラックの画像を形成する前記被走査部材を露光する光束は、前記第1の光路を通過することを特徴とする。
fθレンズ23(光学結像手段)は、各光路に対して偏向された光束が入射する第1レンズ23aと該光束が出射する第2レンズ23bの2枚1組で構成されるものである。
従って、折り返しミラーの位置をポリゴンミラーの偏向面に近づけるに従って、折り返しミラーのミラー面の使用幅が狭くなる。この様子を示したものが図9であり、図9の2つの幅において、ポリゴンミラーの偏向面に近い位置に配置した折り返しミラーにおけるレーザ光の走査範囲が11で、遠い位置に配置した折り返しミラーの走査範囲が12である。
図9からも明らかなようにΔX1の方がΔX2よりも変位が小さく、結果的に走査線曲がりの発生も小さく抑えることができる。従って理想的にはポリゴンミラーの偏向面から感光ドラムの被走査面までの光路長の中点よりもポリゴン側に折り返しミラーを配置することが好適である。
また、本出願に係る他の発明によれば、斜入射光学系を用いた、より小型の走査光学装置を提供することができる。
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JP2001334767A JP4181765B2 (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 画像形成装置 |
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JP4181765B2 JP4181765B2 (ja) | 2008-11-19 |
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Family Applications (1)
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KR101329743B1 (ko) * | 2007-06-27 | 2013-11-14 | 삼성전자주식회사 | 광 주사 장치 및 화상 형성 장치 |
JP5072613B2 (ja) | 2008-01-18 | 2012-11-14 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
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2001
- 2001-10-31 JP JP2001334767A patent/JP4181765B2/ja not_active Expired - Fee Related
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