JP2001305450A - マルチビーム光源走査装置およびマルチビーム光源走査方法 - Google Patents

マルチビーム光源走査装置およびマルチビーム光源走査方法

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JP2001305450A
JP2001305450A JP2000122611A JP2000122611A JP2001305450A JP 2001305450 A JP2001305450 A JP 2001305450A JP 2000122611 A JP2000122611 A JP 2000122611A JP 2000122611 A JP2000122611 A JP 2000122611A JP 2001305450 A JP2001305450 A JP 2001305450A
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optical system
polygon mirror
light
light beams
light source
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Yoshihiro Hama
善博 浜
Susumu Mikajiri
晋 三ヶ尻
Yasushi Suzuki
康史 鈴木
Junji Kamikubo
淳二 上窪
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリゴンミラーを小型化でき、ポリゴンミラ
ー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒音を低下さ
せ、ポリゴンミラーの製造コストを削減できるマルチビ
ーム光源走査装置およびマルチビーム光源走査方法を提
供する。 【解決手段】 光源部100から出射された各光ビーム
Lは、縮小系アナモプリズム900によって隣接する光
ビームの間隔が縮小される。各光ビームLは、ポリゴン
ミラー330の各反射面332によって偏向走査され拡
大系アナモプリズム950によって光ビームの間隔が例
えば縮小系アナモプリズム900に入射する前の間隔に
戻される。各光ビームLは、fθ第1レンズ400、f
θ第2レンズ500に入射されて収束される。fθ第2
レンズ500から出射された各光ビームLはfθ第3レ
ンズ600A乃至600Dに導かれ各感光ドラム20A
乃至20D上に点像として収束された状態で主走査方向
に走査される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の光源から出射
される光ビームを感光ドラムなどの被照射対象物に対し
て走査するマルチビーム光源走査装置およびマルチビー
ム光源走査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モノクロのレーザプリンタなどに適用さ
れる光走査装置は、画素信号により発光される半導体レ
ーザを備え、この半導体レーザから出力されるレーザビ
ーム(以下光ビームという)はコリメートレンズにより
平行光に変換された後、ポリゴンミラーにより水平方向
に走査偏向され、この光ビームをfθレンズで屈折、集
光させて感光ドラムの表面に入射し、感光ドラム表面を
画素信号の強度に応じて露光する。そして、この露光像
をトナーで現像した後、このトナー像を記録紙に転写し
定着処理を施すことにより、画像情報を記録紙に印画定
着するようになっている。
【0003】また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色に対応したトナー像を記録紙に転写すること
でカラー画像を印画するカラープリンタやカラー複写機
などの画像形成装置に適用される光走査装置として、各
色毎に独立した光源を用いたマルチビーム光源走査装置
がある。このマルチビーム光源走査装置は、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に独立した光源と
各色毎に独立したfθレンズを備え、各色毎に独立した
感光ドラムにそれぞれの色に対応した光ビームを照射し
て露光するように構成されており、各色毎に露光、現
像、転写の各プロセスが行なわれ、最後に定着装置によ
り4色同時に定着して、カラー画像が記録紙に印画定着
されるようになっている。上述したマルチビーム光源走
査装置において、ポリゴンミラーは毎分数万回転という
高速で回転されるため、その慣性質量をなるべく減らす
ことがポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振
動や騒音を低下させるために必要である。また、ポリゴ
ンミラーの製造コストを削減するためにも、ポリゴンミ
ラーの小型化が望まれている。したがって、マルチビー
ム光源走査装置が、各光源からの光ビームが互いに平行
をなしポリゴンミラーの反射面に対して偏光走査方向と
直交する方向に互いに間隔をおいて入射するように導か
れる構成であった場合、各光源から出射される各光ビー
ム間の隣接する光ビームの間隔を狭めることによって、
ポリゴンミラーの反射面の偏光走査方向と直交する方向
の寸法、すなわちポリゴンミラーの厚さを薄くすること
がポリゴンミラーの小型化を実現するために有効な対策
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな構成のマルチビーム光源走査装置では、各光源から
出射される各光ビーム間の隣接する光ビームの間隔を縮
小することには限界がある。この理由としては、レーザ
ーダイオードなどから構成される各光源が有する物理的
な大きさによって光ビームの間隔を狭めるのに限界があ
ることと、各光ビームを収束するfθレンズを含む収束
光学系も各光ビーム間の隣接する光ビームの間隔が狭く
なるほど光学的性能を確保することが難しくなることな
どがある。このため、従来はポリゴンミラーの小型化が
困難であった。本発明は前記事情に鑑み案出されたもの
であって、本発明の目的は、ポリゴンミラーの小型化を
可能として、ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑
え、振動や騒音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コス
トを削減することができるマルチビーム光源走査装置お
よびマルチビーム光源走査方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチビーム光
源走査装置は、光ビームを出射する複数の光源と、前記
各光源から出射された前記各光ビームを偏向走査するポ
リゴンミラーと、前記ポリゴンミラーによって偏向走査
された前記各光ビームをそれぞれ複数の被照射対象物に
収束させて導く収束光学系とを備え、前記各光源からの
光ビームは互いに平行をなし前記ポリゴンミラーの反射
面に対して偏光走査方向と直交する方向に互いに間隔を
おいて入射するように導かれるマルチビーム光源走査装
置において、前記各光源と前記ポリゴンミラーの反射面
との間に前記各光ビームが通過する縮小光学系が配設さ
れ、前記ポリゴンミラーと前記収束光学系との間に前記
反射面で反射された各光ビームが通過する拡大光学系が
配設され、前記縮小光学系は該縮小光学系を通過した前
記各光ビームの隣接する光ビームの間隔が縮小されるよ
うに構成され、前記拡大光学系は該拡大光学系を通過し
た前記各光ビームの隣接する光ビームの間隔が拡大され
るように構成されていることを特徴とする。
【0006】そのため、各光源から出射されポリゴンミ
ラーの反射面に導かれる各光ビームの隣接する光ビーム
の間隔を縮小することができるので、ポリゴンミラーの
反射面のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸法を削
減することでポリゴンミラーを小型化することができ
る。したがって、ポリゴンミラーが小型化できるので、
ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒
音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コストを削減する
ことができる。
【0007】また、本発明のマルチビーム光源走査装置
は、光ビームを出射する複数の光源と、前記各光源から
出射された前記各光ビームを偏向走査するポリゴンミラ
ーと、前記ポリゴンミラーによって偏向走査された前記
各光ビームをそれぞれ複数の被照射対象物に収束させて
導く収束光学系とを備え、前記各光源からの光ビームは
互いに平行をなし前記ポリゴンミラーの反射面に対して
偏光走査方向と直交する方向に互いに間隔をおいて入射
するように導かれるマルチビーム光源走査装置におい
て、前記ポリゴンミラーと前記縮小光学系の間に前記反
射面で反射された各光ビームが通過する拡大光学系が配
設され、前記拡大光学系は該拡大光学系を通過した前記
各光ビームの間隔が拡大されるように構成され、前記ポ
リゴンミーで偏光走査された前記各光ビームにより形成
される平面を主走査断面とし、前記主走査方向と直交す
る方向を副走査方向としたとき、前記収束光学系は該収
束光学系の光軸が前記主走査断面に対して前記副走査方
向に所定の傾斜角度分傾斜して設けられていることを特
徴とする。
【0008】そのため、各光源から出射されポリゴンミ
ラーの反射面に導かれる各光ビームの隣接する光ビーム
の間隔を縮小することができるので、ポリゴンミラーの
反射面のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸法を削
減することでポリゴンミラーを小型化することができ
る。したがって、ポリゴンミラーが小型化できるので、
ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒
音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コストを削減する
ことができる。また、収束光学系をその光軸が拡大光学
系の光軸に対して各光ビームが偏向走査される主走査方
向と直交する副走査方向に所定の傾斜角度分傾斜するこ
とによって、ポリゴンミラーの反射面によって偏向走査
される各光ビームの拡大光学系に対する入射角度が変化
することによって生じる各光ビームの走査湾曲を打ち消
すことが可能となる。
【0009】また、本発明のマルチビーム光源走査方法
は、複数の光源から出射された各光ビームをポリゴンミ
ラーにより偏向走査し、前記偏向走査された各光ビーム
をそれぞれ複数の被照射対象物に収束させて照射するマ
ルチビーム光源走査方法において、前記ポリゴンミラー
の反射面に前記各光ビームが照射される前に、隣接する
各光ビームの間隔を縮小し、前記ポリゴンミラーで反射
された後に、隣接する各光ビームの間隔を拡大するよう
にしたことを特徴とする。
【0010】そのため、各光源から出射されポリゴンミ
ラーの反射面に導かれる各光ビームの隣接する光ビーム
の間隔を縮小することができるので、ポリゴンミラーの
反射面のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸法を削
減することでポリゴンミラーを小型化することができ
る。したがって、ポリゴンミラーが小型化できるので、
ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒
音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コストを削減する
ことができる。
【0011】また、本発明は、前記ポリゴンミラーの反
射面は前記各光ビームを偏向走査する単一の面から構成
することができる。また、本発明は、前記収束光学系は
光ビームを収束させる複数のfθレンズからなるfθレ
ンズ群を備え、前記fθレンズ群は、前記ポリゴンミラ
ーから偏向走査された全ての光ビームが通過するfθ第
1レンズと該fθ第1レンズを通過した全ての光ビーム
が通過する第2fθレンズとを有する構成とすることが
できる。また、本発明は、前記fθ第1レンズは、主に
前記各光ビームの前記主走査方向と直交する副走査方向
の収束を行うように構成することができる。また、本発
明は、前記fθ第2レンズは、前記各光ビームの主走査
方向の収束のみを行うように構成することができる。ま
た、本発明は、前記fθレンズ群は、前記光源の数に対
応した数のfθ第3レンズをさらに有し、前記各光ビー
ムは前記fθ第2レンズを通過したのち各fθ第3レン
ズを通過するように構成することができる。また、本発
明は、前記fθ第3レンズを構成する前記複数個のfθ
レンズは、主にそれぞれ光ビームの前記主走査方向と直
交する副走査方向の収束を行うように構成することがで
きる。また、本発明は、前記複数の光源を、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応して設けるこ
とができる。また、本発明は、前記複数の被照射対象物
をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応
して設けられた感光ドラムとし、前記各光ビームが前記
走査機構によって走査される方向を各感光ドラムの長さ
方向とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、
マルチビーム光源走査装置がカラー画像形成装置に適用
された場合について説明する。また、以下ではマルチビ
ーム光源走査装置の実施の形態について説明することで
マルチビーム光源走査方法の実施の形態の説明を兼ねる
ことにする。
【0013】図1は本発明の実施の形態のマルチビーム
光源走査装置の構成を示す平面図、図2は図1をAA線
断面から見た状態を示す断面図、図3は図1をBB線断
面から見た状態を示す断面図、図4は縮小系アナモプリ
ズムの構成図、図5は拡大系アナモプリズムの構成図で
ある。図6はポリゴンミラーの反射面から被照射物まで
の光学系の構成を示す説明図、図7は走査湾曲を説明す
る図であり、図7(A)は走査湾曲が生じた状態を示す
光ビームの走査軌跡図、図7(B)は走査湾曲が打ち消
された状態を示す光ビームの走査軌跡図である。
【0014】図1乃至図3に示されているように、マル
チビーム光源走査装置1000は、筐体1の底壁10
と、この底壁10の上面10Aに設けられたfθ第3レ
ンズ600A乃至600Dと、この底壁10の上面10
Aと間隔をおいて平行をなすように複数個の支柱10B
で底壁10に支持された取付壁部30と、取付壁部30
の上面30Aに配設された各部、すなわち光源部100
(図1にのみ示す)、シリンダレンズ部200(図1に
のみ示す)、ポリゴンミラー部300、fθ第1レンズ
400、fθ第2レンズ500、光路屈曲手段群700
(図2にのみ示す)、水平同期検知部800(図1にの
み示す)、縮小系アナモプリズム900(特許請求の範
囲の縮小光学系)、拡大系アナモプリズム950(特許
請求の範囲の拡大光学系)などから構成されている。f
θ第1レンズ400、fθ第2レンズ500、fθ第3
レンズ600A乃至600D、光路屈曲手段群700
は、特許請求の範囲の収束光学系に相当している。
【0015】図2、図3に示されているように、底壁1
0は、水平方向に延在し、その下方には底壁10の下面
10Bと間隔をおいて、4個の感光ドラム20A、20
B、20C、20D(特許請求の範囲の被照射対象物に
相当)が互いに水平方向に間隔をおいて軸線が平行をな
した状態で回転可能に設けられている。そして、各感光
ドラム20A、20B、20C、20Dは、平面から見
てポリゴンミラー部300の一側において、ポリゴンミ
ラー部300から上記順番と逆の順番で順次離れた箇所
に位置するように配置されている。同様に各fθ第3レ
ンズ600A乃至600Dも平面から見てポリゴンミラ
ー部300の一側において、ポリゴンミラー部300か
ら上記順番と逆の順番で順次離れた箇所に位置するよう
に配置されている。なお、ポリゴンミラー部300の一
側とは、ポリゴンミラー330によって偏向走査される
光ビームLの光路が位置する側(前側)である。
【0016】また、平面から見てポリゴンミラー部30
0に最も近い位置に配置される感光ドラム20Dはポリ
ゴンミラー部300とfθ第1レンズ400との間の箇
所に位置するように配置されている。同様に、平面から
見てポリゴンミラー部300に最も近い位置に配置され
るfθ第3レンズ600Dはポリゴンミラー部300と
fθ第1レンズ400との間の箇所に位置するように配
置されている。各感光ドラム20A、20B、20C、
20Dは、カラー画像を形成するために必要な互いに異
なる色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対
応して設けられており、これらイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックのトナーを記録紙に転写するように構成
されている。
【0017】マルチビーム光源走査装置1000の概略
動作は以下の通りである。すなわち、光源部100から
シリンダレンズ部200のシリンダレンズ230を通過
した4本の光ビームLは、本発明の特徴部分である縮小
系アナモプリズム900を通過してポリゴンミラー部3
00に導かれ、このポリゴンミラー部300によって水
平方向に、すなわち主走査方向に偏向走査される。な
お、上記主走査方向と直交する方向を副走査方向とよ
び、ポリゴンミラー部300で偏光走査された各光ビー
ムLにより形成される平面を主走査断面とよぶ。走査さ
れた各光ビームLは、本発明の特徴部分である拡大系ア
ナモプリズム950を通過した後、fθ第1レンズ40
0、fθ第2レンズ500、光路屈曲手段群700、f
θ第3レンズ600を介して各感光ドラム20A、20
B、20C、20D上に収束されて主走査方向に偏向走
査されるように構成されている。ポリゴンミラー部30
0によって走査された各光ビームLは、水平同期用検知
部800に導かれ、この水平同期用検知部800の検知
動作に基いて主走査方向の書き込み開始位置のタイミン
グ同期が取られる。なお、各光ビームLの主走査方向
は、各感光ドラム20A、20B、20C、20Dの長
さ方向に沿っており、この主走査方向と直交する走査方
向が副走査方向となる。
【0018】次に各部の構成について詳細に説明する。
光源部100は、出力する光ビームLの波長が同一とな
る4個の半導体レーザ120A乃至120Dと、各半導
体レーザ120A乃至120Dから出射される各光ビー
ムLを平行光にするための4個のコリメータレンズと、
各半導体レーザを駆動するための半導体レーザ駆動回路
とを備えて構成されている。そして、光源部100は、
各半導体レーザ120A乃至120Dから各コリメータ
レンズを通過して出射される平行光となった各光ビーム
Lが、それぞれの光軸が平面からみて一致し、鉛直方向
に、すなわち光ビームLの走査方向と直交する副走査方
向に同一の間隔をおいて平行をなすように構成されてい
る。
【0019】シリンダレンズ部200は、取付壁部30
の上面30Aに取着されたベース210と、このベース
210から立設されたレンズ保持部220と、レンズ保
持部220によって保持されたシリンダレンズ230と
を有している。シリンダレンズ230は、光源部100
から出射された各光ビームLを入射する入射面230A
と、入射した各光ビームLを出射する出射面230Bと
を有している。そして、シリンダレンズ230は、光源
部100から出射された平行光となった各光ビームLを
入射してこれら各光ビームLを水平方向(主走査方向)
は収束せず、鉛直方向(副走査方向)にのみ収束して縮
小系アナモプリズム900を介してポリゴンミラー部3
00へ出射するように構成されている。そして、シリン
ダレンズ230の焦点位置、すなわち各光ビームLが最
も収束されて水平方向に延在する線像となる位置は、後
述するポリゴンミラー330の反射面332の位置とな
るように設定されている。
【0020】ポリゴンミラー部300は、ハウジング3
10と、ハウジング310内に配設されたモータ部32
0と、モータ部320の鉛直方向に向けられた回転軸3
22に取着されたポリゴンミラー330とを有してい
る。ハウジング310は、不図示の取付部材によって筐
体1の取付壁部30に取着された矩形板状の底壁311
と、該底壁311の縁部から立設された側壁312、3
13、314、315と、各側壁の上部を接続する不図
示の上壁とから構成されている。すなわち、ハウジング
310は、ポリゴンミラー330の周囲および上方を覆
うように構成されている。光源部100に望む側壁31
2には、光源部100からポリゴンミラー330の反射
面332に入射する光ビームLが通過する箇所に第1切
り欠き312Aが設けられている。
【0021】また、fθ第1レンズ400に望む側壁3
13には、ポリゴンミラー330により偏向走査された
光ビームLが通過される箇所に第2切り欠き313Aが
設けられている。縮小系アナモプリズム900は第1切
り欠き312A内に配設され、拡大系アナモプリズム9
50は第2切り欠き313A内に配設され、縮小系アナ
モプリズム900と拡大系アナモプリズム950はハウ
ジング310の一部を構成している。ここで、縮小系ア
ナモプリズム900は光源部100とポリゴンミラー3
30の反射面332との間に配設され、拡大系アナモプ
リズム950はポリゴンミラー330とfθ第1レンズ
400との間に配設されている。なお、縮小系アナモプ
リズム900、拡大系アナモプリズム950については
後で詳述する。上記構成によれば、ポリゴンミラー部3
00を構成するモータ部320とポリゴンミラー330
は、ハウジング300によって密閉された空間内に配設
されている。このため、ポリゴンミラー330の回転に
よって生じる騒音がハウジング300外方に伝わること
が抑制されるとともに、ポリゴンミラー330の回転に
よって生じる空気流によって塵埃が移動して反射面33
2に付着することを防止することができる。
【0022】ポリゴンミラー330は、平面から見て6
個の反射面332が正6角形をなすように設けられてお
り、各反射面332は水平面に対して直交している。そ
して、各反射面332はそれぞれ単一の面を形成してお
り、この単一の面にシリンダレンズ230から出射され
た各光ビームLが入射するようになっている。図1にお
いて、モータ部320は、図略のモータ制御回路から入
力される駆動信号によって等速で反時計回転の方向に高
速回転されるようになっており、これにより、各光ビー
ムLは、紙面下方から上方に向かう主走査方向に偏向走
査される。
【0023】ここで、図4、図5を参照して縮小系アナ
モプリズム900、拡大系アナモプリズム950につい
て説明する。図4に示されているように、縮小系アナモ
プリズム900は、互いの軸線が水平方向にかつ平行を
なすように延在する三角柱状を呈する第1プリズム91
0、第2プリズム920の組み合わせによって構成され
ている。第1プリズム910の第1面911と第2面9
12がなす頂角θ1、第2プリズム920の第1面92
1と第2面922がなす頂角θ2、第1プリズム910
と第2プリズム920の位置関係などは周知のアナモプ
リズムの構成にしたがって設定されている。そして、こ
の縮小系アナモプリズム900は、それを通過した各光
ビームLの隣接する光ビームの間隔が縮小されるよう
に、かつ、このこの縮小系アナモプリズム900に入射
する各光ビームと、この縮小系アナモプリズム900を
通過した各光ビームとが互いに平行をなすように構成さ
れている。本例では、縮小系アナモプリズム900の倍
率を0.8倍とした。
【0024】図5に示されているように、拡大系アナモ
プリズム950は、互いの軸線が水平方向にかつ平行を
なすように延在する三角柱状を呈する第1プリズム96
0、第2プリズム970の組み合わせによって構成され
ている。第1プリズム960の第1面961と第2面9
62がなす頂角φ1、第2プリズム970の第1面97
1と第2面972がなす頂角φ2、第1プリズム960
と第2プリズム970の位置関係などは周知のアナモプ
リズムの構成にしたがって設定されている。そして、こ
の拡大系アナモプリズム950は、それを通過した各光
ビームLの隣接する光ビームの間隔が拡大されるよう
に、かつ、このこの拡大系アナモプリズム950に入射
する各光ビームと、この拡大系アナモプリズム950を
通過した各光ビームとが互いに平行をなすように構成さ
れている。本例では、拡大系アナモプリズム950の倍
率を1.25倍とした。したがって、縮小系と拡大系ア
ナモプリズムの倍率がそれぞれ0.8と1.25である
ため、両者の積が1.0となる。このため、光源部10
0から出射されたときの光ビームの間隔と、fθ第1レ
ンズ400に入射するときの光ビームの間隔とは等しく
なる。
【0025】図1、図2、図3に戻って説明を続ける。
fθ第1レンズ400は、後述するfθ第2レンズ50
0、fθ第3レンズ600A乃至600Dと共にfθレ
ンズ群を構成しており、このfθレンズ群はポリゴンミ
ラー330によって主走査方向に走査される各光ビーム
Lを各感光ドラム20A乃至20D上に収束させる作用
を果たす。fθ第1レンズ400は、ポリゴンミラー3
30によって偏向走査された各光ビームLを入射するよ
うに構成されており、取付壁部30上面30Aに図略の
保持部材を介して取着されている。fθ第1レンズ40
0は、単一の素材からなる単一の部材として構成されて
いる。
【0026】fθ第1レンズ400は、半導体レーザ1
20A乃至120Dの各光ビームLが入射される入射面
410と、入射面410に入射された各光ビームLがそ
れぞれ出射される出射面420を有している。出射面4
20は、各光ビームLに対応して4つの光軸を有した形
状を呈しており、上記各光軸が鉛直方向に等間隔をおい
て互いに平行をなすように構成されている。したがっ
て、鉛直方向に等間隔で並んで入射面410に入射され
た各光ビームLは、出射面420からそれぞれ鉛直方向
に等間隔をおいた状態で出射されるようになっている。
fθ第1レンズ400は、各光ビームLを主として鉛直
方向(副走査方向)に収束させる作用を有し、水平方向
(主走査方向)にも収束させる作用も有している。ここ
で、fθ第1レンズ400による光ビームLを水平方向
に収束させる作用は、鉛直方向に光ビームLを収束させ
る作用よりも弱くなるように構成されている。
【0027】fθ第2レンズ500は、fθ第1レンズ
400から出射された光ビームLが入射される入射面5
10と、この入射面510に入射された光ビームLが出
射される出射面520とを有し、取付壁部30の上面3
0Aに図略の保持部材を介して取着されている。fθ第
2レンズ500は、単一の素材からなる単一の部材で構
成されており、各光ビームLがこの単一の部材を通過す
るようになっている。fθ第2レンズ500は、各光ビ
ームLを水平方向(主走査方向)にのみ収束させ、鉛直
方向(副走査方向)には収束させない作用を有してい
る。
【0028】光路屈曲手段群700は、fθ第1レンズ
400とfθ第2レンズ500を通過した各光ビームL
を次述する各fθ第3レンズ600A乃至600Dに導
く第1乃至第4光路屈曲手段710、720、730、
740を備えている。これらfθ第1レンズ400、f
θ第2レンズ500、fθ第3レンズ600A乃至60
0Dからなるfθレンズ群と、第1乃至第4光路屈曲手
段710、720、730、740からなる光路屈曲手
段群700とによって特許請求の範囲の収束光学系が構
成されている。
【0029】第1光路屈曲手段710は、第1ミラー7
01から構成され、光源部100から出射された光ビー
ムLのうち、鉛直方向で最も下方に位置する光ビームL
をポリゴンミラー部300から最も遠い位置に配置され
ている感光ドラム20Aに導く光路LAを構成してい
る。
【0030】第2光路屈曲手段720は、第2、第3ミ
ラー702、703から構成され、光源部100から出
射された光ビームLのうち、鉛直方向で下方から2番目
に位置する光ビームLをポリゴンミラー部300から2
番目に遠い位置に配置されている感光ドラム20Bに導
く光路LBを構成している。
【0031】第3光路屈曲手段730は、第4、第5ミ
ラー704、705から構成され、光源部100から出
射された光ビームLのうち、鉛直方向で下方から3番目
に位置する光ビームLをポリゴンミラー部300から3
番目に遠い位置に配置されている感光ドラム20Cに導
く光路LCを構成している。
【0032】第4光路屈曲手段740は、第6、第7ミ
ラー706、707から構成され、光源部100から出
射された光ビームLのうち、鉛直方向で下方から4番目
(すなわち鉛直方向で最も上方)に位置する光ビームL
をポリゴンミラー部300から4番目に遠い位置(すな
わち相対的に最も近い位置)に配置されている感光ドラ
ム20Dに導く光路LDを構成している。
【0033】これら第1乃至第7ミラー701乃至70
8はそれぞれ光ビームLの主走査方向にわたって延在し
て設けられており、図略の保持部材を介して取付壁部3
0の上面30Aに取着されている。
【0034】fθ第3レンズ600A乃至600Dは、
各光ビームLを主に副走査方向に収束させる作用を有
し、水平方向(主走査方向)にも収束させる作用も有し
ている。ここで、fθ第3レンズ600A乃至600D
による光ビームLを収束させる作用は、鉛直方向に光ビ
ームLを収束させる作用よりも弱くなるように構成され
ている。
【0035】一方、底壁10には、各感光ドラム20A
乃至20Dの上部に臨む箇所に、各感光ドラム20A乃
至20Dの軸線と平行に、すなわち光ビームLの主走査
方向にわたって延在する開口12A乃至12Dが底壁1
0の厚さ方向(鉛直方向)に貫通して設けられている。
また、取付壁部30には、上記開口12A乃至12Dと
対応する箇所に開口32A乃至32Dが取付壁部30の
厚さ方向(鉛直方向)に貫通して設けられている。これ
ら開口32A乃至32Dも各感光ドラム20A乃至20
Dの軸線と平行に、すなわち光ビームLの主走査方向に
わたって延在して設けられており、各光ビームLが通過
するようになっている。底壁10の開口12A乃至12
Dの上面10A側の周縁部にそれぞれfθ第3レンズ用
の保持部材610A乃至610D(図1にのみ示す)が
設けられ、これら保持部材610A乃至610Dによっ
てfθ第3レンズ600A乃至600Dが保持されてい
る。すなわち、fθレンズ600A乃至600Dは各光
ビームLのそれぞれに対応した個別の箇所で光ビームL
の主走査方向にわたって延在している。そして、fθ第
3レンズ600A乃至600Dは、それぞれ光ビームL
が入射される入射面と、これら入射面に入射された各光
ビームLが出射される出射面とを有している。
【0036】ここで、光路屈曲手段群700によって構
成される各光路について詳細に説明する。第1光路屈曲
手段710によって構成される光路LAは、fθ第1レ
ンズ400とfθ第2レンズ500を通過した光ビーム
Lを第1ミラー701の反射面に導く第1光路部分LA
1と、第1ミラー701の反射面で反射され下方に屈曲
された光ビームLを感光ドラム20A上に導く第2光路
部分LA2とを有して構成されている。
【0037】第2光路屈曲手段720によって構成され
る光路LBは、fθ第1レンズ400とfθ第2レンズ
500を通過した光ビームLを第2ミラー702の反射
面に導く第1光路部分LB1と、第2ミラー702の反
射面で反射され上方に屈曲された光ビームLを第3ミラ
ー703の反射面に導く第2光路部分LB2と、第3ミ
ラー703の反射面で反射され下方に屈曲された光ビー
ムLを感光ドラム20B上に導く第3光路部分LB3と
を有して構成されている。
【0038】第3光路屈曲手段730によって構成され
る光路LCは、fθ第1レンズ400とfθ第2レンズ
500を通過した光ビームLを第4ミラー704の反射
面に導く第1光路部分LC1と、第4ミラー704の反
射面で反射され上方に屈曲された光ビームLを第5ミラ
ー705の反射面に導く第2光路部分LC2と、第5ミ
ラー705の反射面で反射され下方に屈曲された光ビー
ムLを感光ドラム20C上に導く第3光路部分LC3と
を有して構成されている。
【0039】第4光路屈曲手段740によって構成され
る光路LDは、fθ第1レンズ400とfθ第2レンズ
500を通過した光ビームLを第6ミラー706の反射
面に導く第1光路部分LD1と、第6ミラー706の反
射面で反射され上方に屈曲された光ビームLを第7ミラ
ー707の反射面に導く第2光路部分LD2と、第7ミ
ラー707の反射面で反射され下方に屈曲された光ビー
ムLを感光ドラム20D上に導く第3光路部分LD3と
を有して構成されている。また、上記光路LD2のう
ち、第6ミラー706によって折り返された光ビームL
が第7ミラー707に到達するまでの直線部は、fθ第
1レンズ400、fθ第2レンズ500の上方の箇所を
通過する光路部分を有している。さらに、上記光路LD
のうち、第7ミラー707によって折り返された光ビー
ムLがfθ第3レンズ600Dを通過して感光ドラム2
0Dに到達するまでの光路部分LD3は、ポリゴンミラ
ー部300とfθ第1レンズ400の間の箇所を通過す
るようになっている。
【0040】また、図2から明らかなように第1光路部
分LA1乃至LD1は互いに平行をなし、互いに鉛直方
向に等間隔をおいて配置されており、さらに詳しく説明
すれば、最も下方の位置に第1光路部分LA1が配置さ
れ、第1光路部分LAの直上に第1路部分LB1が、第
1光路部分LB1の直上に第1光路部分LC1が、第1
光路部分LC1の直上に第1光路部分LD1がそれぞれ
配置されている。さらに、第2乃至第4光路屈曲手段7
20、730、740は、第3光路部分LB3乃至LD
3が第1光路部分LB1乃至LD1に対して交叉するよ
うに構成されている。また、第2乃至第4光路屈曲手段
720、730、740は、第2光路部分LB2乃至L
D2によって導かれる光ビームLが図3で上方に向かう
ように、すなわち第1光路部分LB1乃至LD1を挟ん
で被照射対象物である感光ドラム20A乃至20Dと反
対方向(図3で上方)に向かうように構成されている。
【0041】第1、fθ第3レンズ400、600の作
用により各光ビームLを主に副走査方向に収束させ、f
θ第2レンズ500の作用により各光ビームLを主走査
方向に収束させている。この結果、ポリゴンミラー33
0の反射面332の位置で水平方向に延在する線像とな
った各光ビームLは、この反射面332によって偏向走
査された後、上記fθ第1乃至fθ第3レンズ400、
500、600A乃至600Dの作用によって各感光ド
ラム20A乃至20Dの面の位置で主走査方向および副
走査方向の両方向に収束され点像となるようになってい
る。
【0042】なお、光源部100から出射された4つの
光ビームが各感光ドラム20A乃至20Dの面の位置で
主走査方向および副走査方向の両方向に収束され点像と
なるようにするために、光源部100の各コリメートレ
ンズから各感光ドラム20A乃至20Dに至る4つの光
路の光路長は全て同一となるように、すなわちポリゴン
ミラー322から各感光ドラム20A乃至20Dに至る
4つの光路の光路長も全て同一となるように構成されて
いる。
【0043】さらに後述するように、各光ビームLに生
じる走査湾曲を打ち消すために収束光学系(fθ第1乃
至fθ第3レンズ400、500、600A乃至600
D)はその光軸が、主走査断面に対して副走査方向に所
定の傾斜角度分傾斜して設けられている。
【0044】水平同期検知部800は、ミラー810、
812と、受光センサ820とを有して構成されてい
る。ミラー810、812は、取付壁部30の上面30
Aに図略の取付部材によって取着されている。ミラー8
10は、感光ドラムのビーム主走査方向において、画像
形成に寄与する走査範囲から外れた手前の所定位置に配
設され、この所定位置に到達した光ビームLをミラー8
12へ反射させ、このミラー812は、さらに光ビーム
Lを受光センサ820へ反射させるように構成されてい
る。受光センサ820は、fθ第2レンズ500を通過
する光ビームLのうちミラー810によって導かれた画
像形成に寄与しない走査範囲の光ビームLを入射するよ
うに取付壁部30の上面30Aの上面10Aに取付部材
822によって取着されている。受光センサ820から
出力される受光信号に基いて各半導体レーザ120A乃
至120Dの駆動信号を制御することで感光ドラム20
A乃至20Dに対する主走査方向への書き込み開始位置
のタイミング同期が取られるようになっている。
【0045】上述のように構成されたマルチビーム光源
走査装置1000によれば、光源部100から出射され
シリンダレンズ230を通過した各光ビームLは、縮小
系アナモプリズム900によってそれを通過した各光ビ
ームLの隣接する光ビームの間隔が縮小される。間隔が
縮小された状態の各光ビームLは、ポリゴンミラー33
0の各反射面332によって偏向走査され拡大系アナモ
プリズム950によってそれを通過した各光ビームLの
隣接する光ビームの間隔が拡大される。各光ビームL
は、隣接する光ビームの間隔が例えば縮小系アナモプリ
ズム900に入射する前の間隔に戻される。間隔が拡大
された状態の各光ビームLは、fθ第1レンズ400、
fθ第2レンズ500に入射されて収束される。そし
て、fθ第2レンズ500から出射された各光ビームL
は前述の各光路LA乃至LDによってfθ第3レンズ6
00A乃至600Dに導かれ各感光ドラム20A乃至2
0D上に点像として収束された状態で主走査方向に走査
される。
【0046】したがって、縮小系アナモプリズム900
によってそれを通過した各光ビームLの隣接する光ビー
ムの間隔が縮小されることで、ポリゴンミラー330の
反射面332のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸
法を従来装置に比較して削減することができる。このた
め、ポリゴンミラーの反射面のうち、偏向走査方向と直
交する方向の寸法を削減することでポリゴンミラーを小
型化することができる。したがって、ポリゴンミラーが
小型化できるので、ポリゴンミラー駆動用のモータの発
熱を抑え、振動や騒音を低下させ、ポリゴンミラーの製
造コストを削減することができる。また、前述したよう
に、本例では、縮小系アナモプリズム900と拡大系ア
ナモプリズム950の倍率の積が1.0となるようした
ので、従来装置における光源部100と収束光学系の構
成を変更することなく使用できる利点もある。また、従
来は、レーザーダイオードなどから構成される各光源が
有する物理的な大きさによって光ビームの間隔を狭める
のに限界があったが、本発明では光源の構成に影響を受
けること無く光ビームの間隔を狭めることができる。ま
た、収束光学系のfθ第1レンズ400、fθ第2レン
ズ500、fθ第3レンズ600A乃至600Dは、各
光ビームの間隔が狭まると光学的性能を確保することが
難しくなるが、本発明では収束光学系に入射される光ビ
ームの間隔を狭める必要がないため、このような問題を
考慮する必要が無い。
【0047】ここで、収束光学系の光軸が、主走査断面
に対して副走査方向に所定の傾斜角度分傾斜して設けら
れていることについて説明する。ポリゴンミラー330
の反射面332で偏光走査されて拡大系アナモプリズム
950に入射する各光ビームLは、第1プリズム960
の入射面961に対する入射角度が変化する。つまり、
拡大系アナモプリズム950に対する軸外光束が拡大系
アナモプリズム950の入射面(第1プリズム960の
入射面961)に対して主走査断面内で斜めに入射する
ため、拡大系アナモプリズム950における光ビームの
出射角度が軸上光束の出射角度と異なることになり、拡
大系アナモプリズム950から出射される各光ビームL
は拡大系アナモプリズム950の出射面(第2プリズム
970の出射面972)に対して副走査方向に傾斜して
出射されることになる。すると、拡大系アナモプリズム
950を通過した各光ビームLは主走査方向の位置によ
って副走査方向に位置が変化する走査湾曲を生じる。
【0048】図7(A)は、収束光学系の光軸を主走査
断面に対して傾斜(ティルト)させていない状態、すな
わち走査湾曲が生じた状態を示しており、横軸に走査湾
曲量(単位mm)を縦軸に被照射対象物20A乃至20
D上における主走査方向の位置(単位mm)をとってい
る。図7(A)に示されているように、各光ビームLが
拡大系アナモプリズム950の光軸上に入射した場合
(Y=0)を基準とすると、各光ビームLが拡大系アナ
モプリズム950の光軸から離間するにつれてプラス方
向の湾曲が増加していることがわかる。このような走査
湾曲を打ち消すためには、収束光学系の光軸を主走査断
面に対して副走査方向に所定の傾斜角度だけ傾斜させれ
ばよい。図6は、ポリゴンミラー330の反射面322
から被照射物20A乃至20Dまでの光学系の構成を示
しており、収束光学系の光軸Kを主走査断面に対して副
走査方向に所定の傾斜角度だけ傾斜させた状態を示して
いる。
【0049】図7(B)は収束光学系の光軸を主走査断
面に対して副走査方向に所定の傾斜角度だけ傾斜(ティ
ルト)させて、走査湾曲が打ち消された状態を示してお
り、横軸と縦軸は図7(A)と同じ走査湾曲量(単位m
m)と主走査方向の位置(単位mm)である。本例で
は、fθ第1レンズ400の入射面410の面を3度傾
斜させている。図7(B)から明らかなように、収束光
学系の光軸を主走査断面に対して副走査方向に所定の傾
斜角度だけ傾斜させることによって走査湾曲を効果的に
打ち消すことが可能である。
【0050】図7の測定を行った光学系全般のデータを
以下に示す。 f=200.0mm 走査幅300mm 画角43.0deg 設計波長780nm レンズ面No R Rz 面間隔 n レンズ名称 1 ∞ 50.0 4.000 1.51072 シリンドリカルレンズ 2 ∞ ∞ 99.860 ポリゴンミラー 52.870 3 -175.567 7.000 1.48617 第1fθレンズ 4 -116.265 2.000 5 ∞ ∞ 15.000 1.76591 第2fθレンズ 6 -212.490 115.000 7 -1712.510 29.348 5.000 1.48617 第3fθレンズ 8 -3498.000 79.500 No3、4面は回転対称非球面、No5面は平面、No6、8面は球面。 各面の非球面係数 No K A4 A6 A8 3 2.80 -7.488-07 3.283-10 -2.570-15 4 0.80 -5.112-07 1.319-10 3.760-14 No7面は光軸から離れた位置でのxz面に平行な断面
の曲率半径がxy断面形状とは無関係に設定された回転
軸を持たない非球面(累進トーリック非球面)である。 定義式 x=cy2/{1+[1-(k+1)c2y2](1/2)}+A4y4+A6y6+… (1) c=1/r 1/Rz=(1/Rz0)+B1y+B2y2+B3y3+… (2) 式(1)で定義されるxy断面に式(2)で定義される
円弧が連続した形状となる。ただし、r=-1712.510,k=0.
000,A4=1.264-08,A6=4.220-13,A8=-3.000-17,A10=0.0,R
z=29.348,B1=-1.894-06,B2=-5.892-07,B3=0.0,B4=-1.11
4-12,B5=0.0,B6=1.250-15,B7=0.0,B8=-3.434-20 縮小系アナモプリズム900とポリゴンミラー330と
の距離は自由、ポリゴンミラー330と拡大系アナモプ
リズム950との距離は25.0mmである。
【0051】なお、上述した実施の形態では、各光ビー
ムの間隔を縮小する縮小光学系として縮小系アナモプリ
ズムを用い、各光ビームの間隔を拡大する拡大光学系と
して拡大系アナモプリズムを用いたが、これらアナモプ
リズム以外の光学系を用いてもよいことはもちろんであ
る。また、上述した実施の形態では、光源部100に4
つの半導体レーザ120A乃至120Dを設け、4色
(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した
4つの光ビームLを出射させ、fθ第1レンズ、fθ第
3レンズによって4つの光ビームLをそれぞれ副走査方
向に収束させる構成としたが、本発明は光源と光ビーム
Lの個数が4つである構成に限定されるものではない。
例えば、3つの光源のそれぞれによってイエロー、マゼ
ンタ、シアンの3色に対応した3つの光ビームLを出射
させ、fθ第1レンズ、fθ第3レンズによって3つの
光ビームLをそれぞれ副走査方向に収束させる構成とす
ることもできることはもちろんである。
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
マルチビーム光源走査装置において、各光源とポリゴン
ミラーの反射面との間に各光ビームが通過する縮小光学
系が配設され、ポリゴンミラーと収束光学系との間に反
射面で反射された各光ビームが通過する拡大光学系が配
設され、縮小光学系は該縮小光学系を通過した各光ビー
ムの隣接する光ビームの間隔が縮小されるように構成さ
れ、拡大光学系は該拡大光学系を通過した各光ビームの
隣接する光ビームの間隔が拡大されるように構成した。
【0053】そのため、各光源から出射されポリゴンミ
ラーの反射面に導かれる各光ビームの隣接する光ビーム
の間隔を縮小することができるので、ポリゴンミラーの
反射面のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸法を削
減することでポリゴンミラーを小型化することができ
る。したがって、ポリゴンミラーが小型化できるので、
ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒
音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コストを削減する
ことができる。
【0054】また、本発明は、マルチビーム光源走査装
置において、ポリゴンミラーと縮小光学系の間に反射面
で反射された各光ビームが通過する拡大光学系が配設さ
れ、拡大光学系は該拡大光学系を通過した各光ビームの
間隔が拡大されるように構成され、ポリゴンミラーで偏
光走査された各光ビームにより形成される平面を主走査
断面とし、各光ビームが偏光走査される方向を主走査方
向とし、該主走査方向と直交する方向を副走査方向とし
たとき、収束光学系は該収束光学系の光軸が主走査断面
に対して副走査方向に所定の傾斜角度分傾斜して設けら
れている構成とした。
【0055】そのため、各光源から出射されポリゴンミ
ラーの反射面に導かれる各光ビームの隣接する光ビーム
の間隔を縮小することができるので、ポリゴンミラーの
反射面のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸法を削
減することでポリゴンミラーを小型化することができ
る。したがって、ポリゴンミラーが小型化できるので、
ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒
音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コストを削減する
ことができる。また、収束光学系をその光軸が主走査断
面に対して副走査方向に所定の傾斜角度分傾斜すること
によって、ポリゴンミラーの反射面によって偏向走査さ
れる各光ビームの拡大光学系に対する入射角度が変化す
ることによって生じる各光ビームの走査湾曲を打ち消す
ことが可能となる。
【0056】また、本発明は、複数の光源から出射され
た各光ビームをポリゴンミラーにより偏向走査し、前記
偏向走査された各光ビームをそれぞれ複数の被照射対象
物に収束させて照射するマルチビーム光源走査方法にお
いて、前記ポリゴンミラーの反射面に前記各光ビームが
照射される前に、隣接する各光ビームの間隔を縮小し、
前記ポリゴンミラーで反射された後に、隣接する各光ビ
ームの間隔を拡大するようにした。
【0057】そのため、各光源から出射されポリゴンミ
ラーの反射面に導かれる各光ビームの隣接する光ビーム
の間隔を縮小することができるので、ポリゴンミラーの
反射面のうち、偏向走査方向と直交する方向の寸法を削
減することでポリゴンミラーを小型化することができ
る。したがって、ポリゴンミラーが小型化できるので、
ポリゴンミラー駆動用のモータの発熱を抑え、振動や騒
音を低下させ、ポリゴンミラーの製造コストを削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマルチビーム光源走査装
置の構成を示す平面図である。
【図2】図1をAA線断面から見た状態を示す断面図で
ある。
【図3】図1をBB線断面から見た状態を示す断面図で
ある。
【図4】縮小系アナモプリズムの構成図である。
【図5】拡大系アナモプリズムの構成図である。
【図6】ポリゴンミラーの反射面から被照射物までの光
学系の構成を示す説明図である。
【図7】走査湾曲を説明する図であり、図7(A)は走
査湾曲補正が生じた状態を示す光ビームの走査軌跡図、
図7(B)は走査湾曲が打ち消された状態を示す光ビー
ムの走査軌跡図である。
【符号の説明】
1000 マルチビーム光源走査装置 20A乃至20D 感光ドラム 100 光源部 330 ポリゴンミラー 400 fθ第1レンズ 500 fθ第2レンズ 600A乃至600D fθ第3レンズ 900 縮小系アナモプリズム 950 拡大系アナモプリズム L 光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康史 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 上窪 淳二 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA21 BA58 BA61 BA84 BA86 BB14 DA03 DA08 DA17 DA23 2H045 AA01 AA33 AA34 BA02 BA22 BA34 CA33 CA63 CA68 2H087 KA19 LA22 PA03 PA17 PB03 QA12 QA21 QA26 QA37 QA41 QA45 RA05 RA07 RA13 RA41 5C072 AA03 BA01 DA10 HA02 HA06 HA09 HA13 QA14 XA05 9A001 BB06 HH23 KK42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する複数の光源と、前記
    各光源から出射された前記各光ビームを偏向走査するポ
    リゴンミラーと、前記ポリゴンミラーによって偏向走査
    された前記各光ビームをそれぞれ複数の被照射対象物に
    収束させて導く収束光学系とを備え、前記各光源からの
    光ビームは互いに平行をなし前記ポリゴンミラーの反射
    面に対して偏光走査方向と直交する方向に互いに間隔を
    おいて入射するように導かれるマルチビーム光源走査装
    置において、 前記各光源と前記ポリゴンミラーの反射面との間に前記
    各光ビームが通過する縮小光学系が配設され、 前記ポリゴンミラーと前記収束光学系との間に前記反射
    面で反射された各光ビームが通過する拡大光学系が配設
    され、 前記縮小光学系は該縮小光学系を通過した前記各光ビー
    ムの隣接する光ビームの間隔が縮小されるように構成さ
    れ、 前記拡大光学系は該拡大光学系を通過した前記各光ビー
    ムの隣接する光ビームの間隔が拡大されるように構成さ
    れている、 ことを特徴とするマルチビーム光源走査装置。
  2. 【請求項2】 前記縮小光学系はこの縮小光学系に入射
    する前記各光ビームとこの縮小光学系を通過した前記各
    光ビームとが互いに平行をなすように構成され、前記拡
    大光学系はこの拡大光学系に入射する前記各光ビームと
    この拡大光学系を通過した前記各光ビームとが互いに平
    行をなすように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のマルチビーム光源走査装置。
  3. 【請求項3】 前記縮小光学系は縮小系アナモプリズム
    により構成され、前記拡大光学系は拡大系アナモプリズ
    ムにより構成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のマルチビーム光源走査装置。
  4. 【請求項4】 前記ポリゴンミラーの周囲および上方を
    覆うハウジングが設けられ、前記ハウジングのうち、前
    記光源から前記ポリゴンミラーの反射面に入射する光ビ
    ームが通過する箇所に前記縮小光学系が設けられるとと
    もに、前記ポリゴンミラーにより偏向走査された前記光
    ビームが通過される箇所に前記拡大光学系が設けられて
    いることを特徴とする請求項1、2または3記載のマル
    チビーム光源走査装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングのうち、前記光源から前
    記ポリゴンミラーの反射面に入射する光ビームが通過す
    る箇所に第1切り欠きが設けられると共に、前記ポリゴ
    ンミラーにより偏向走査された前記光ビームが通過され
    る箇所に第2切り欠きが設けられ、前記縮小光学系は第
    1切り欠き内に配設され、前記拡大光学系は第2切り欠
    き内に配設され、前記縮小光学系と前記拡大光学系はハ
    ウジングの一部を構成していることを特徴とする請求項
    4記載のマルチビーム光源走査装置。
  6. 【請求項6】 前記ポリゴンミラーで偏光走査された前
    記各光ビームにより形成される平面を主走査断面とし、
    前記各光ビームが偏光走査される方向を主走査方向と
    し、該主走査方向と直交する方向を副走査方向としたと
    き、前記収束光学系は該収束光学系の光軸が前記主走査
    断面に対して前記副走査方向に所定の傾斜角度分傾斜し
    て設けられていることを特徴とする請求項1乃至5に何
    れか1項記載のマルチビーム光源走査装置。
  7. 【請求項7】 光ビームを出射する複数の光源と、前記
    各光源から出射された前記各光ビームを偏向走査するポ
    リゴンミラーと、前記ポリゴンミラーによって偏向走査
    された前記各光ビームをそれぞれ複数の被照射対象物に
    収束させて導く光学系とを備え、前記各光源からの光ビ
    ームは互いに平行をなし前記ポリゴンミラーの反射面に
    対して偏光走査方向と直交する方向に互いに間隔をおい
    て入射するように導かれるマルチビーム光源走査装置に
    おいて、 前記ポリゴンミラーと前記収束光学系の間に前記反射面
    で反射された各光ビームが通過する拡大光学系が配設さ
    れ、 前記拡大光学系は該拡大光学系を通過した前記各光ビー
    ムの間隔が拡大されるように構成され、 前記ポリゴンミラーで偏光走査された前記各光ビームに
    より形成される平面を主走査断面とし、前記各光ビーム
    が偏光走査される方向を主走査方向とし、該主走査方向
    と直交する方向を副走査方向としたとき、前記収束光学
    系は該収束光学系の光軸が前記主走査断面に対して前記
    副走査方向に所定の傾斜角度分傾斜して設けられてい
    る、 ことを特徴とするマルチビーム光源走査装置。
  8. 【請求項8】 前記拡大光学系は、この拡大光学系に入
    射する前記各光ビームと、この拡大光学系を通過した前
    記各光ビームとが互いに平行をなすように構成されてい
    ることを特徴とする請求項7記載のマルチビーム光源走
    査装置。
  9. 【請求項9】 前記傾斜角度は、前記拡大光学系を通過
    する前記各光ビームが前記主走査方向に対して湾曲する
    走査湾曲を打ち消すような角度であることを特徴とする
    請求項6、7または8記載のマルチビーム光源走査装
    置。
  10. 【請求項10】 複数の光源から出射された各光ビーム
    をポリゴンミラーにより偏向走査し、前記偏向走査され
    た各光ビームをそれぞれ複数の被照射対象物に収束させ
    て照射するマルチビーム光源走査方法において、 前記ポリゴンミラーの反射面に前記各光ビームが照射さ
    れる前に、隣接する各光ビームの間隔を縮小し、 前記ポリゴンミラーで反射された後に、隣接する各光ビ
    ームの間隔を拡大するようにした、 ことを特徴とするマルチビーム光源走査方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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