JP2003139921A - 光拡散性基板およびその製造方法 - Google Patents

光拡散性基板およびその製造方法

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JP2003139921A JP2001334991A JP2001334991A JP2003139921A JP 2003139921 A JP2003139921 A JP 2003139921A JP 2001334991 A JP2001334991 A JP 2001334991A JP 2001334991 A JP2001334991 A JP 2001334991A JP 2003139921 A JP2003139921 A JP 2003139921A
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Masao Ozeki
正雄 尾関
Ichiro Takasaki
一郎 高崎
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小表示画素サイズが異なる機種を作製する
場合においても拡散性能を落とすことのない光拡散性基
板を提供する。 【解決手段】 液晶表示パネル用の透明基板上に感光性
樹脂を塗布し、露光マスクを介して上記感光性樹脂を露
光した後、現像して微細な凹凸からなる拡散パターンを
有する拡散層を形成する拡散性基板の製造方法におい
て、上記露光マスクのマスクパターンは、ビーム描画機
で所定サイズの基本パターンBPを繰り返し描画して作
製され、隣接する上記基本パターン間の境界部分に1〜
5μm幅の空間BLを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型もしくは半
透過型液晶表示パネルに用いられる内面反射用の光拡散
性基板およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】反射型もしくは半透過型の液晶表示パネ
ルには、通常、そのパネル内面に拡散層が設けられてい
るが、その拡散層を形成するにあたっては、多くの場
合、一方の透明基板上に感光性樹脂を一様に塗布し、そ
の上に露光マスクを配置して、フレネル回折およびコリ
メーションアングルによる露光光のエネルギー分布を利
用した露光機(例えば、プロキシミティーギャップ型一
括露光機)にて露光した後、現像して微細な凹凸からな
る拡散パターンを有する拡散層を形成するようにしてい
る。
【0003】この種のフォトリソ方式に用いられる露光
マスクのマスクパターンには、きわめて高い描画精度が
要求されるため、その描画機には、エレクトロンビーム
描画機やレーザービーム描画機が用いられている。
【0004】例えば、エレクトロンビーム描画機にてマ
スクパターンを形成するには、ガラス基板上に例えばク
ロム皮膜を形成したブランクスにフォトレジストを塗布
し、エレクトロンビームを例えば横方向(X軸方向)に
所定の範囲(これを描画フレーム幅と言う。)にわたっ
て走査して1行分描画した後、エレクトロンビームを縦
方向(Y軸方向)に1行ずらせて描画する。
【0005】これを描画枠内の所定行数分繰り返し、そ
れが終了すると、エレクトロンビームを隣接する次の描
画枠に移動し、同様な描画を実行する。このように、エ
レクトロンビーム描画機には、ラスタースキャン方式に
代表される周期構造が採用されているが、これはデータ
処理能力上、一度に描画可能な描画枠が制限されている
からである。
【0006】レーザービーム描画機においても、基本的
にはエレクトロンビーム描画機と同様で、一つの描画枠
を基本サイズとして、これを繰り返すことにより、マス
クパターンが形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モアレのな
い良好な反射特性を得るには、拡散層は、表示の最小単
位である1画素に対応する大きさを1ブロックとして、
その拡散パターンを設計することが好ましいとされてい
る。ここで、1画素とはR,G,Bのカラーフィルタで
言えば、その各々が1画素を構成する。
【0008】そのため、露光マスクの基本パターンサイ
ズも、表示の最小単位である1画素サイズと約数もしく
は倍数的な関係として設計されるが、従来においては、
最小表示画素サイズが異なるたびに、それに合わせて露
光マスクの基本パターンを最初から設計し直さなくては
ならず、これには多大な労力と時間を要する。
【0009】この問題を解決するため、予め大きな元パ
ターンを作成しておき、所定の画素サイズに対応する基
本パターンを切り取って、当該基本パターンを周期的に
並べるということも検討されている。しかし、この方法
では、図9に示すように、隣接する基本パターンBP、
BP間の境界部分のパターンP2、P2同士がつながっ
て一つの大きなパターンLPが発生することがある。そ
の結果、所定の拡散性能が出にくくなることがあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、最小表
示画素サイズが異なる機種に応じて、拡散層形成用露光
マスクのマスクパターンを容易に作製することができ、
さらに、拡散性能を落とすことのない光拡散性基板を提
供することができる。
【0011】そのため、光拡散性基板に係る本発明は、
液晶表示パネル用の透明基板上に微細な凹凸からなる拡
散パターンを有する拡散層が形成された光拡散性基板に
おいて、上記拡散層には所定サイズの光散乱単位が周期
的に配設され、上記光散乱単位間の境界部分に拡散パタ
ーンが形成されない非拡散パターン帯を設けたことを特
徴としている。
【0012】この構成によれば、光散乱単位間に非拡散
パターン帯が設けられているので、拡散パターンが必要
以上に大きくなることはなく、所定の拡散性能を得るこ
とができる。また、上記非拡散パターン帯の幅は1〜5
μmとすることが好ましい。
【0013】さらに、好ましい態様によれば、微細な凹
凸からなる拡散パターンが簡便に、規則正しく得られる
ように、上記拡散層は特定の露光マスクを用いて露光さ
れた感光性樹脂からなるものとする。
【0014】また、光拡散性基板の製造方法に係る発明
は、液晶表示パネル用の透明基板上に感光性樹脂を塗布
し、露光マスクを介して上記感光性樹脂を露光した後、
現像して微細な凹凸からなる拡散パターンを有する拡散
層を形成する拡散性基板の製造方法において、上記露光
マスクのマスクパターンは、所定サイズの基本パターン
を繰り返し配列して作製され、隣接する上記基本パター
ン間の境界部分に1〜5μm幅の空間が設けられている
ことを特徴としている。
【0015】この構成によれば、所定の拡散性能を有す
る光拡散性基板を容易に作成することができる。また、
本発明の好ましい態様によれば、モアレ発生のない光拡
散性基板が得られるように、上記基本パターンを上記液
晶表示パネルの最小表示画素に対応するように形成す
る。さらに、マスクパターンの精度を向上させるため
に、上記露光マスクのマスクパターンをビーム描画機で
描画して形成する。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、図2の模式図により、露光
マスクのマスクパターン作製用の描画機10の構成を概
略的に説明する。
【0017】この描画機10は、露光マスク20となる
ブランクス21にビームを照射するビーム照射ヘッド1
1と、同ビーム照射ヘッド11を制御する描画制御手段
としてのCPU12と、描画データ(アパーチャ作成デ
ータ)が出力されるメモリ13と、操作部14とを備え
ている。この実施形態において、描画機10はエレクト
ロンビーム描画機、レーザービーム描画機のいずれであ
ってもよい。
【0018】ブランクス21は、ガラス基板22上に例
えばクロム皮膜23を形成したものからなり、クロム皮
膜23上にはフォトレジスト24が塗布されている。操
作部14により、形成すべき露光マスクの基本パターン
サイズなどの初期条件が設定されると、CPU12はメ
モリ13から描画データを読み出し、ビーム照射ヘッド
11からビームを照射させ、例えばラスタスキャン方式
にて所定のアパーチャ図形を描画する。
【0019】この描画後、ビーム照射により可溶とされ
たフォトレジスト24を現像して除去し、露出されたク
ロム皮膜22をエッチングにて除去することにより、図
3に示すように、多数のアパーチャ(光透過部)25を
有する露光マスク20が得られる。
【0020】次に、図4を参照して、液晶表示パネル1
の最小表示画素サイズと、露光マスク20の基本パター
ンサイズとの関係について説明する。図4(a)に示す
ように、液晶表示パネル1に例えばカラーフィルタのカ
ラー要素であるR,G,Bが形成されているとすると、
その一つ一つが最小表示画素1aである。
【0021】図4(b)に示すように、露光マスク20
のマスクパターンは、上記のラスタスキャン方式などに
て繰り返し形成された基本パターンBPの集合体よりな
る。もちろん、このマスクパターンは露光マスクの全面
に形成する必要はなく、パネル形成領域に相当する位置
に形成されていればよい。
【0022】また、図1に示すように、隣接する基本パ
ターンBP、BP間の境界部分には1〜5μmの空間が
設けられる。なお、この空間とは拡散パターンが形成さ
れない領域であり、光拡散性基板を作成する際に、感光
性樹脂を用いる場合、その感光性樹脂がポジ型かネガ型
かで、遮光帯とするか光透過帯とするか適宜選択でき
る。例えば、図1に示す横長の八角形パターンP2が遮
光パターンの場合は空間帯BLを光透過帯とし、横長の
八角形パターンP2が開口パターンの場合は空間帯BL
を遮光帯とする。
【0023】また、モアレのない良好な反射特性を得る
には、基本パターンサイズは最小表示画素サイズの約数
もしくは倍数的な関係にあることが好ましい。すなわ
ち、図4(a)と図4(b)を重ねたとして、一つの最
小表示画素1a内に整数個の基本パターンBPが含まれ
るか、もしくは一つの基本パターンBP内に整数個の最
小表示画素1aが含まれることが好ましい。この実施形
態において、基本パターンBPと最小表示画素1aは同
一サイズで、ともに横(X軸方向)85μm×縦(Y軸
方向)255μmサイズとされている。
【0024】本実施形態において、露光マスク20のマ
スクパターンは、各サイズの基本パターンBPに対応で
きる元パターンデータが用いられ、その元パターンデー
タの模式図を図5(a)に示す。
【0025】元パターンデータOPは、現行機種で存在
する最小表示画素サイズ(もしくは将来開発されるであ
ろう機種での最小表示画素サイズ)中の最大サイズより
も大きなサイズとして作成される。
【0026】この実施形態において、元パターンデータ
OPは横175μm×縦525μmの大きさとして作成
される。そして、図5(b)に示すように、この元パタ
ーンデータOPから、例えば横85μm×縦255μm
の基本パターンBPのデータを切り取り、周期的に配列
する。
【0027】また、元パターンデータOPには、視野方
向を異にしても均一な拡散特性が得られるように、図示
しない内面拡散層に異なる拡散特性を付与するための複
数種類のアパーチャ作成データが含まれている。
【0028】この実施形態において、アパーチャ作成デ
ータは2種類であって、その一つは図6(a)に示すよ
うに、横短軸8μm×縦長軸16μmとする縦長の八角
形パターンP1で、もう一つは図6(b)に示すよう
に、横長軸16μm×縦短軸8μmとする横長の八角形
パターンP2である。
【0029】この実施形態によると、図5(a)に示す
ように、元パターンデータOPの原点を(0,0)とし
て、同図上下方向にそって1:2に仮想的に分割され、
原点(0,0)より上の第1領域M1に縦長の八角形パ
ターンP1が配列されており、原点(0,0)より下側
の第2領域に横長の八角形パターンP2が配列されてい
る。
【0030】図5(a)の元パターンデータOPから、
図5(b)の基本パターンBPを切り取る場合、基本パ
ターンBP内で、縦長の八角形パターンP1が占める部
分と、横長の八角形パターンP2が占める部分との比率
を任意に選択することができ、この実施形態では、その
比率を1:2としている。
【0031】また、透明基板上に感光性樹脂を一様に塗
布し、その上に前記露光マスク20を配置し、プロキシ
ミティー型一括露光機にて露光した後、アルカリ溶液の
現像液で現像し、微細な凹凸からなる拡散パターンを有
する拡散層を形成して光拡散性基板を作成する。
【0032】また、本実施形態で用いた感光性樹脂はポ
ジ型であり、光照射部分が、その光エネルギーの強度に
応じて、現像液に可溶となり、所定の形状、例えば緩や
か傾斜面を有するお椀形の凹部を形成することができ
る。なお、露光マスク20に形成された基本パターンB
Pと基本パターンBPの境界部分には、拡散パターンが
形成できないように、光を遮る遮光帯が1〜5μmの幅
で形成されている。また、感光性樹脂がネガ型の場合、
この境界部分を光透過帯とする。
【0033】光拡散性基板の拡散層には、露光マスク2
0に形成された基本パターンBPに相当する光散乱単位
が周期的に形成されており、この光散乱単位間の境界部
分には1〜5μmの拡散パターンが形成されていない非
拡散パターン帯が配設されている。
【0034】
【実施例】図5(a)に示す横175μm×縦525μ
mの元パターンデータOPから、図5(b)に示す横8
5μm×縦255μmの基本パターンBPを横方向(8
5μm方向)に360個、縦方向(255μm方向)に
160個並べて露光マスクA、Bを作製した。
【0035】露光マスクパターンAには基本パターンB
P、BP間に3μm幅の空間帯BLを設け(実施例)、
露光マスクパターンBは空間帯なし(比較例)とした。
なお、露光マスクパターンA、Bともに、縦長の八角形
パターンP1が占める部分と、横長の八角形パターンP
2が占める部分の比率は1:2で、長八角形パターンの
部分はクロムを開口するように開口パターンとした。そ
して、この露光マスクパターンA、Bを用い、次のよう
にして拡散層付き光拡散性基板を作製した。
【0036】厚さ0.5μmのガラス基板に拡散層用の
感光性樹脂として、JSR社製ポジ型アクリル系レジス
トPC−411Bを3.0μm厚に塗布し、90℃、2
分間プリベイクした。
【0037】次に、露光マスクパターンA、Bを用いて
露光した。露光機は日立DECO社製のプロキシミティ
ギャップ型一括露光機LE−4050で、プロキシミテ
ィギャップ230μm、露光量60mjとした。露光
後、アルカリ性の現像液で約60秒現像してから、24
0℃で1時間焼成した。
【0038】この拡散層上に、透過率が1%以下となる
ようにアルミニウムをスパッタで90nm厚に成膜し、
その上に保護膜としてSiOを20nm厚に成膜し
て、光拡散性基板を得た。
【0039】そして、この光拡散性基板に光学オイルを
塗布してから、厚さ0.5mmのガラス基板でカバーし
て反射特性を測定した。測定方法は、図7に示すよう
に、光源からの光を光拡散性基板に対して−30°の方
向から照射し、ディテクタを0〜60°まで移動させて
反射率(%)を測定した。参照基板には、BaSO
白色標準板を使用した。
【0040】表1に、露光マスクパターンAによる光拡
散性基板と、露光マスクパターンBによる光拡散性基板
の各反射特性を示し、また、図8にそのグラフを示す。
【0041】
【表1】
【0042】これによれば、境界部分に空間帯を有する
露光マスクパターンAの方が、境界部分に空間帯のない
露光マスクパターンBによるものよりも、全体的に反射
特性がなめらかであることが分かる。また、グレア角よ
り±10°以上の広角側では、露光マスクパターンA、
即ち、光散乱単位間の境界部分に拡散パターンのない非
拡散パターン帯を設けた光拡散性基板の方が、非拡散パ
ターン帯を設けない光拡散性基板よりも1.3倍以上の
反射率が得られた。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光拡散性
基板によれば、光散乱単位間に非拡散パターン帯が設け
られているので、拡散パターンが必要以上に大きくなる
ことはなく、所定の拡散性能を得ることができる。ま
た、上記非拡散パターン帯の幅を1〜5μmとすること
で、さらに優れた拡散性能を有することができる。
【0044】また、本発明の光拡散性基板の製造方法に
よれば、所定の拡散性能を有する光拡散性基板を容易に
作成することができる。また、上記基本パターンを上記
液晶表示パネルの最小表示画素に対応するように形成す
ることで、モアレ発生のない光拡散性基板が容易に作製
することができる。また、露光マスクのマスクパターン
は元パターンデータから基本パターンデータを切り取っ
て、その基本パターンを周期的に繰り返すことで形成し
ているので、配設最小表示画素サイズが異なる機種でも
簡単に光拡散性基板を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる露光マスクの基本パターン間の
境界部分を示す拡大図。
【図2】本発明で用いるマスクパターン作製用の描画機
を示す模式図。
【図3】上記描画機により作製された露光マスクを模式
的に示す断面図。
【図4】液晶表示パネルの最小表示画素サイズと露光マ
スクの基本パターンサイズとの関係を示す説明図。
【図5】元パターンデータと、元パターンデータから切
り取られた基本パターンとを示す模式図。
【図6】上記元パターンデータに含まれるパターン形状
を示す図。
【図7】実施例での反射率測定法の説明図。
【図8】実施例で作製した光拡散性基板の反射特性を示
すグラフ。
【図9】従来の露光マスクの基本パターン間の境界部分
を示す拡大図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 1a 最小表示画素 10 露光機 11 ビーム照射ヘッド 12 CPU 13 メモリ 14 操作部 20 露光マスク BP 基本パターン BL 空間帯 OP 元パターンデータ
フロントページの続き (72)発明者 高崎 一郎 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 Fターム(参考) 2H042 BA04 BA15 BA20 2H091 FA31X FA31Z FC10 GA01 LA12 LA16 LA18 LA19 2H095 BA01 BB10 BC05 BC09 2H097 AA20 JA02 LA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネル用の透明基板上に微細な
    凹凸からなる拡散パターンを有する拡散層が形成された
    光拡散性基板において、上記拡散層には所定サイズの光
    散乱単位が周期的に配設され、隣接する上記光散乱単位
    間の境界部分に拡散パターンが形成されない非拡散パタ
    ーン帯を設けたことを特徴とする光拡散性基板。
  2. 【請求項2】 上記非拡散パターン帯の幅が1〜5μm
    である請求項1に記載の光拡散性基板。
  3. 【請求項3】 上記拡散層が特定の露光マスクを用いて
    露光された感光性樹脂からなる請求項1または2に記載
    の光拡散性基板。
  4. 【請求項4】 液晶表示パネル用の透明基板上に感光性
    樹脂を塗布し、露光マスクを介して上記感光性樹脂を露
    光した後、現像して微細な凹凸からなる拡散パターンを
    有する拡散層を形成する拡散性基板の製造方法におい
    て、上記露光マスクのマスクパターンは、所定サイズの
    基本パターンを繰り返し配列して作製され、隣接する上
    記基本パターン間の境界部分に1〜5μm幅の空間が設
    けられていることを特徴とする光拡散性基板の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 上記基本パターンは、上記液晶表示パネ
    ルの最小表示画素に対応するように形成する請求項4に
    記載の光拡散性基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記露光マスクのマスクパターンは、ビ
    ーム描画機で描画して作製される請求項4または5に記
    載の光拡散性基板の製造方法。
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Cited By (3)

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